はてなキーワード: SEXとは
先日,吉原に行って童貞を捨ててきた。誰かの参考になればと書く。
人間は3大欲求を持っている。食欲,睡眠欲,そして性欲。物心がついた頃から誰しも少なからず持っている。
睡眠欲,食欲,これらはたやすく満たすことができるだろう。しかし,性欲は違う。したいと思っても簡単には満足するまで満たせない。
ラーメン屋のようにパット入ってサクって抜いてもらうこともなければ,毎日家にあるわけでもない。
コミュ障非モテ童貞こじらせオタクな俺は,"本物"を夢見て自分で自分を慰めて気休めとするのだ。
ある日,友人らに冗談半分で「金くれたらソープ行ってレポート書いてやるよwwww」と言ったら,本当に誕生日に2000円ずつカンファが来て,計22000円集まってしまった。言ってしまったらあとには引けない。というわけでこのレポートを書いているというわけだ。
風俗の代名詞であるデリヘルは基本的に本番(挿入)ができない。これは,法律上の問題である。
しかし,ソープは風呂屋である。店舗側が性的行為を管理してないため,本番行為も問題ないというわけだ。
そのためか,ソープには"入浴料"と"サービス料"の2つがある。入浴料は店舗側に渡す金,サービス料は個人事業主である嬢に渡す金というわけだ。
HPや情報誌には入浴料のみが掲載されている事があるので注意が必要だ。ネットで総額とggればたいてい出てくる。まぁ総額一括支払いの店も多いわけだが...
ソープといえども,種類がある。大衆店,中級点,高級店,超高級店...
大衆店は2万円~時間も60分程度である。もちろんコンドームの着用は必需だ。
中級店は4万円~時間も90分~と少し高くなってくる。このくらいになると非着用が可能な嬢も出てくる。またマットプレイというのも可能らしい。
高級店はピンきりだ。ここぐらいになるとほぼ中出しできるらしい。
今回は2万円もらったため大衆店に行くというわけだ。大衆店だからと言って,嬢のレベルが地に落ちるレベルでひどいというわけでもないので問題ないだろう。
店の選定には苦労した。自宅の近所という縛りもないため店がふんだんにある。ソープのメッカ,吉原だけでも数十と店がある。
某無料クーポン券を発行しているサイトや,予約システムを構築しているサイトなどを見たがさっぱりわからん。
友人のすすめもあってか,吉原にあるランキングサイト1位の店にすることにした。1位ならハズレもないだろう。
次は嬢の予約だ。ソープは予約しないとだれがいるかわからない。2日前からネット予約できるようだったので,童貞らしく童顔で小柄でかわいくて優しそうな子を狙った。が,お目当ての子は予約バトルに敗れて予約できなかった。まぁほかにもかわいい子が空いていたので予約した。よく嬢選びは日記を見ろというが,日記見てもわからんかったので感覚で決めた。
予約は11時。朝のほうが安いし行動もしやすいのでこの時間にした。
風俗と言ったらどういうイメージを持つだろうか。行ったことのない多くの同士は,ホストみたいな見た目をした柄の悪そうな男や,小太りで無愛想な中年男性がタバコを吹かしながら受付をしているというイメージだろう。個室ビデオ店の店員風といえばわかりやすいだろうか。そんな想像をしていた。
しかし現実は違った。ホテルを思わせるような丁寧な接客とビシッと決まったスーツ。髪も変に固めておらず自然な感じとイメージを覆す丁寧な接客だ。
そんな受付で名前を言い,コロナ対策の検温,爪のチェック(伸びてないかの確認)を終わらせる。すると,希望シートというものを受け取る。これは,予め希望するプレイを書き込むシートだ。攻めがいいか受けがいいか。着衣がいいか脱衣がいいのか。タメ口がいいのか敬語がいいのか...。こじらせた童貞オタクである俺は迷わず,受け,着衣,タメ口を選んだ。ほかにもコメント欄があり書き込めるようだったが,"イチャラブどろどろのとろけ合うようなsexがしたい"と書くのも童貞匂がキツすぎるので結局書かずに提出した。そのあと待合室に案内される。待合室はソフトドリンクの飲み放題と大画面でテレビが流れていた。喫煙室が設置されており,ここにまで分煙の流れが来ているのかと感じつつ,お茶を飲みながらそよそよしながら待つのであった。
"6番様〜"男に番号を呼ばれる。
嬢とのご対面だ。カーテンのかかってる階段に案内される。下に映る足を見ながら期待と不安をつのらせてカーテンをめくる。
そこには,"写真通りの超絶美少女がいた"わけではなく,写真とは若干違う少し年上の女がいた。とはいえ顔は整っており,かわいい。中の上といったところだろうか。まぁ風俗ではよくある話で,まぁそのとおりであると感じた。手をつなぎながら階段を登り部屋に入る。そこは,まさにプレイのための部屋であった。
部屋は6畳ほど,手前左にベット,手前右に服を置く棚,奥右に風呂,奥左に洗体場とすべてが詰まっている。部屋は薄暗くそれっぽい雰囲気がある。まさにヤリ部屋。まぁそうなんだけど...。
大学生かとか童貞かとか適当な話をしながら,いわれるがままに服を脱がされる。彼女の服も脱がす。憧れの女体というのになぜかドキドキしない。俺はこの時点でイケるか不安になった。
どうでもいい話を繰り返す。彼女はたわいない話を積極的にしてくれるが正直疲れた。
「同窓会行った?」と聞かれた。別に嘘つく理由もないのに"行った"と言った。適当に辻褄合わせの会話をする。彼女も俺が嘘をついていることはわかったかもしれない。彼女の頑張ってる感と,素直に会話できない自分に嫌気が差した。
まずは凹字型の椅子,通称スケベイスに座らされる。手で泡を作り,股間を中心に丁寧にあらわれる。そのあと隣の風呂に入る。その間に歯磨きとイソジンうがいをする。
するとおまちかね,潜望鏡だ。潜望鏡とは,男性のまたの間に入り湯船から顔だけをだしてフェラすることだ。フェラは気持ちい・よくないの段階に入る前にあっさりと終わってしまった。もう少しやっていただきたかったが,内気な俺は流されるまま次のフェーズへと写った。
ベットに移ったらキス,それもDキスだ。ベットに横になるように言われ横になる。
そしたらなぜかうまいDキス講座になった。別にそんなの求めていないが勝手に始めた。
彼女いわくうまいDキスとは普通のキスから,舌を出して舌と舌をチロチロ舐め回すことらしい。AVで見るような口をあんぐりあけてやるものは魅せるためのもので気持ちい物では無いという。こちとら経験がないに等しいためわかるはずもなく,言われるがまま行う。気持ちい・心高ぶるという感情も抱かず素直にDキスをする。あぁこんなもんかと。
そのまま徐々に下に行く,乳首もなめられる。同時にペニスもいじられる。ペニスを弄られるのはやはり気持ちいい。これは本能だろう。カリ首をいじられたときはきたねぇオス声も出てしまった。単純に敏感だからだが...
そろそろ入れたい?と聞かれたから二つ返事で入れたいという。やってみたい体位をきかれたので,童貞らしく素直に騎乗位を選んだ。腰の振り方なんてわからない。彼女に任せるのが一番だと思ったからだ。事前に責められ俺のペニスはビンビンだ。ペニスにコンドームをつけられ,彼女のマンコに俺のペニスを当てる。彼女は喘ぎ声をだしながらゆっくりと腰を落としていく。ペニスはマンコを切り裂くように入っていくわけでもなく,どちらかというと障害のないゆるふわオナホにペニスを突っ込むような感覚だ。自分の感覚と,彼女の喘ぎ声が釣り合わず,下手な演技にさえ聞こえてくる。人の体温同士なのだから,当然マンコが温かいと感じることもない。何一つ特別な感情を抱かなかった。
彼女はパンッパンッと喘ぎ声を出しながら腰を振り続ける。彼女の裸体には興奮しないどころか,喘ぎ声で萎えすら感じる。「本当にイケるか?」などと考えながらゆるふわオナホのようなマンコの感触を味わう。
ものの数十秒で体位を変えるか聞かれたので正常位をする。彼女の又の前に膝をつき,ヘコヘコと腰をふる。噂に聞く通り正常位は疲れる。
こちらも,ものの数十秒でバックを提案されたのでバックをする。膝立ちになり彼女の尻を持って,おもうがままにペニスを打ち付ける。これこそまさにオナホを扱ってるような気分だ。彼女に対して興奮できないのだから...
もう一度騎乗位をしてもらう,おかずがない中でゆるふわオナホにしごかれているのだから,イケるか不安になってくる。実際ペニスも完全フルボッキから少し萎えてきていた。
相手も察しが付いたのか「緊張し過ぎでしょ~(笑)」とか言ってくる。別に緊張なんてしていない,興奮できていないだけなのだ...。
カリ首を手コキされもう一度立たせる。イきやすそうな体位を聞かれたので,バックと答える。自分の好きなように腰を打ち付けられるからだ。
ついでにコンドームをLサイズに変えて再び腰を打ち付ける。正直さっさと射精して終わらせようかと考えていた。足ピンをしたようにペニスに力をいれ無理やり自分をイカせる。彼女のことなど考えずに自分がイクことだけを考え生オナホに腰を打ち付けた。彼女に「イキそう」と伝える。彼女はそのまま「イッていいよ」という。何も考えずに射精をした。べつに気持ち良いわけではない。ある意味作業のような射精だった。
終えたあとはまたもや謎のSEX講座を聞かされ,適当に相槌を打って過ごした。ピピッとタイマーが鳴り体を洗浄する。洗浄はあっさり,泡で体やペニスを洗われ風呂に浸かる。
服を着替え彼女と部屋を出る。最後にソープにはまらないようにと謎の忠告をされた。本当に心配してくれたのかもしれないが,俺には俺への拒絶に聞こえた。
階段下のカーテン手前でお別れをし,待合室で飲み物をがぶ飲みしアンケートを記入する。そして,複雑な心境を抱えながら店を出るのだった。
今回の体験でSEXが良いものだったかと聞かれても,二つ返事でyesとは言えないだろう。
しかし,いい経験になったのは確かだ。いいも悪いも小学校高学年から憧れたSEXを味わえたのは幸せである。
しかし普段のオナニーを超える気持ちよさかと言えばそれは偽である。
そもそも普段同人音声で抜く,シチュエーションを大事にする俺にはSEXそのものが向いていないのかもしれない。
これは正しいと思う。童貞だからこそ女体に強い憧れを抱き,強い妄想を得る。童貞だからこそ夢を抱き,思いを馳せることができる。
強い妄想をし,思いを馳せ続けている。
実際には無いかもしれない"本物"を夢見て...
性的消費という単語の意味はよく分かりません。この言葉は、あまり英語圏では見ないため(日本語訳と原語がかけ離れているのかもしれません)、性的搾取以上によくわかりません。もしかしたら日本生まれの言葉なのかもしれません。
一応、性的販促/Sex sells (女性、たまに男性、の性的魅力による商品ないしメッセージ等の販促)あるいはそれを是として推進する性的消費主義/Sexual consumerismなんて言葉もありますが、それでしょうかね?
せっかくなので、同じようによく使われる上、ある程度定義も見つかる性的搾取という言葉についても解説したいと思います。
性的搾取/Sexual exploitationという言葉は、特に近年の乱用により様々な意味が付与され、具体的な定義をすることは難しいです。
性的搾取の基本的な意味(基本形)は「他者の性を利用して(不当に)利益を得ること」です。ここでいう利益は金銭のみを指すのではなく、性的満足なども含まれます。
具体例を挙げますと、
・強制的(騙したり、地位を利用したりすることも含まれる)に売春に従事させる
・強制的にポルノに従事させる、あるいは演者の許可を得ずにそれを流通させる
・児童売春、およびそれを保護者/監督者が看過、許可、ないし奨励する
などです。
基本形に対して搾取者の地位/立場の濫用を加味する場合も多いです。「自身の地位/立場の濫用であって、他者の性を利用して利益を得ること」
多くの場合、児童の性的搾取/Child sexual exploitationにおいて地位や立場が意識されます。多くは保護者、少なくとも大人という、子供よりパワーのある存在によって、それが為されるからです。
その性質上、児童の性的搾取は児童虐待/Child abuseの一形態として扱われます。
法的、国際的な議論において性的搾取という場合、これを指すことが多いです。
具体例を挙げますと、
・児童売春、およびそれを保護者/監督者が看過、許可、ないし奨励する
などです。
国連の定義:性的目的での(相手の)弱い立場、力の格差あるいは信頼の濫用行為またはその試みである。他者の性的搾取から金銭的、社会的または政治的な利益を得ることも含まれるがこれに限定されるものではない。Any actual or attempted abuse of a position of vulnerability, differential power, or trust, for sexual purposes, including, but not limited to, threatening or profiting monetarily, socially or politically from the sexual exploitation of another.
後段は分かりにくいかもしれませんが、例えば児童売春の場合、あっせん行為もまた性的搾取になるということです。
上記の3つはかなり似通っていることがわかると思います。これらはある程度明文化された領域(法令や国際条例等)で用いられる定義なので、差が少ないのですね。
これらは主に実在の人間に対して使われますが、児童ポルノ(二次)等も児童への性的搾取を推奨する物として規制されることがあります。
ちなみに、話は変わりますがアメリカにはExploitation fiction/filmという言葉があり、エログロドラッグ背徳系のB級作品に使われていました。
さて、上記の定義は日本のネット界隈でカジュアルに使われている性的搾取とは、どうも違うような印象を受けます。
考えてみましょう。基本ラインはおそらく通底しています。「他者の性を利用して利益を得ること」でしょう。
などです。
さらに付け加えるなら、アンチポルノフェミニスト的な観点も悪魔合体しているように思われます。
・性的表現により女性蔑視を助長することで、家父長制というイデオロギーを存続させるという利益を得ている
・性産業従事者はすべて強制されている(本人が自分の意志で従事していると考えている場合でも)
・"性的"という言葉のレンジが非常に広い(例えば、キャサリンマッキノンは女性が抑圧されている描写があればそれはポルノであると述べました)
まとめると、性的搾取の定義の基本ラインを踏襲しつつ、被搾取者を非実在の存在にまで拡張させ、さらに"性的"および"強制"という言葉を非常に広くとったものが、日本のネット界隈でよく使われる"性的搾取"と言えるのではないでしょうか。
「性的、社会的あるいは政治的な利益を得るための創作物(フィクション)中の表現であって、視聴者あるいは読者の主観に基づき"性的"であると判断されたもの、およびそのような表現を含む一連の創作物」
普段あんだけ、ジェンダーは多様で〜グラデーショナルで〜とか言ってるのにやで。トランスジェンダーは「男or女」の二元論に押し込もうとするよな。トランス女性はトランス女性であって、生物学的に女性である人とは立場が違う。
これは差別ではなく、多様性のはずだったのでは?男女二元論になぜ戻る?なぜ生物学的性別は実在する(Sex is real)から、トランス女性と、生物学的な女性は違った立場に置かれていると主張するJKローリングは叩かれるのか?トランス女性と生物学的女性がボディビルディングの競争をすれば、生物学的女性は圧倒的に多い不利であるよね。
ボディビル大会の女性枠でで優勝したトランス女性が奨学金をゲットしたらやはり不公平だろう。なぜなのか。フェミの考えることはわからん。
https://note.com/komatsuna777/n/n1d69e89f8c59
こっから始まってちょっと言及したくなったことが出たけどその前に
https://tkrtht.hatenadiary.com/entry/2019/06/04/195908
このへんとかを合わせて読んでポルノとしてのR18BLと性的消費が主題でないBLは分けて考えた方がいいんじゃないかと思った話をします。
(不可分って言ったのに分けて考えるというのもなんか変な話なんですが)
そもそもBLになぜハマるかについては人それぞれ理由があるので全部ひとまとめにはできないわけですが、それでもやっぱり大まかな傾向っていうのはあります。
ありますが、その大まかな傾向も当然ながら一つにまとまるようなものではなくて何種類かに分かれるはずです。
そういう中でBL=ポルノとかBL=性的消費とか言い出すと、いや確かにそういう部分があることは否定しませんけどそれ言い出したら恋愛小説は全部性的消費かっつったらんなことねぇだルルォ?ってなるじゃないですか。
ポルノとしてのBLについての考察は個人的にはかなり当たってるところはあるんじゃないかとは思いますし、そのあたりを否定するつもりはないんですけど。(受けが女体化したりするのはまさにそういうとこだと思ってるしなんなら自分も受けに投影してポルノ的な消費の仕方をするBLもある)
普通に男女の恋愛ものとかも少女漫画もガンガン読むし、少年漫画とかで主人公×ヒロインを推しまくって恋愛フラグのないサブキャラをくっつけてキャッキャしたり主人公攻め、主人公受けの場合も主人公に明確な恋愛フラグが立ってないからこそ男とくっつける時もあるので「それだけじゃないよ!」っていうのは声を大にして言いたいわけです。
例えば自分はマジモンの「性癖」として悪堕ちモノとか洗脳モノとか催眠モノとか好きでして、リアルの世界でそういうことをされたいかと言えば絶対にノゥ!なんですけど、安全が保障された妄想の世界であれば征服される側になってみたいというM志向があって、かと言って自分自身の容姿やら何やらには割とコンプレックスがあって自分がそういう目にあってもまあ興奮するどころか萎えるので、美形同士のMC系コンテンツはガチでポルノ消費してます。(キモオタとかモブおじがかわいい子をあれこれしちゃうのは好みでない)
「犯される」ことがかなりウェイトが高いみたいで、レズものでもふたなりだったり触手とか使ってまあつまりインする類のものであればとてもにっこりして読めます。増田じゃないとこんなこと書けねぇわ。
じゃあBLは全部ポルノとして消費しているかと言えばそうでもなくて、そもそもR18じゃないBLとかも普通に読むし好きなCPでもそこまで積極的にエロ妄想しないCPとかもあるんですよね。
あとこれは本題とは無関係ですが「必ずしもポルノ消費するのが目的ではないけどポルノ消費もできるCP」についてはABの場合BAもCBもNGですがBC(恋愛感情はないけどいわゆる連鎖堕ち、快楽堕ち要員としての攻めのBと落とされるC)はアリです。ポルノ消費しない場合のBCはやっぱり無理です。おまけにポルノ消費を目的としていない部分の自分がたとえポルノ消費であろうとAとBの間に必ず愛情を求めてきます。(歪んだ愛情は可)
何かの参考になるかと思って書いたけど業が深いなこれ。
それで「じゃあポルノ消費を求めないBL」について何を求めているのかという話ですが、多分突き詰めると本当は愛や情ではあっても恋愛である必要はない、互いに求めあう心だとか、こころのふれあいって奴を求めているんだろうなあとは思っています。
それは別に恋愛でなくとも家族や親友といった間柄でももちろん表現できるものではあるんですが、そこでなぜ恋愛関係にもっていくのかについては自分の中の固定観念として「結婚とかは基本的に面倒臭いことだし誰かと一緒に生活するのって何かとしんどいけどそのしんどさを許容してでも一緒にいたいと思える相手は本当に想っている相手だ」みたいな感覚があるんですね。
それが必ずしも正しいものではないことも理解はしていますし、常に一緒にいることだけが愛ではありません。
ですが一つのモデルケースとしてとても分かりやすく、「いいことばっかりじゃないけどそれでも一緒にいたい相手と一緒にいることを選ぶ二人の話」はあれこれ考えずにするっと頭の中に入れられるので気楽に人と人との心の触れ合いを楽しみたい時は恋愛に行くのだろうなあと思います。
それ以外でも家族の絆とか友情とかももちろん好きですが、なんだかんだ恋愛ものってやっぱりコンテンツとして大きいしその分洗練されてて安定した品質を確保しやすいのはあるよなあと。
だから自分は別にBLに限らず男女でも百合でもなんでも自分の感覚に会えば見ます。その時に必要としているのはSEXではなくて心のふれあいなので。
そのような背景を前提に、二次創作で同性CPを妄想する時になぜそこをくっつけたのかという自分の思考の流れを追います。
まず最初に既存のコンテンツや公式CPではなくて二次創作による捏造CPを生み出す理由として、自分が考察厨で妄想癖があることが原因かと思います。
受け取ったコンテンツを消費する時に、そのまま受け取っておしまい、ではなくてなぜそうなったのかの裏を考えたり、間の空白をそれっぽい何かで埋める遊びが大好きなんですね。だから二次創作CPも無から有を生み出すのではなく作中の描写を元にそれを拡大解釈して捏造するのが好きです。これは好みの問題ですのでもちろんそれが正しいとか言うつもりはないです。二次創作なんて全部捏造。
この、考察厨亜種としてのBL好きの存在は実は結構いると思っています。特に二次創作をやってる人は考察勢と言うか、CPとして成立する根拠を持ち出す人が多く、顔カプと言われるような原作で接点のないキャラをくっつけるのを嫌う傾向にある人が多いと思うので。
そしてそれが男同士になる場合、一つは「恋愛が主題ではない作品の場合、主人公とヒロインのフラグが薄い、あるいは明確なヒロインが存在しない場合がある」ことにあります。
先程も言いましたが、自分は恋愛要素があるコンテンツは(複数ヒロインの際にどのヒロインを推すか問題を抱えることはあれど)ファイナルファンタジー(最終回発情期)やら連載途中で後付けでフラグが立ったりとか作品に入る順番を間違えた(うっかり終盤のネタバレを踏んでそこから入ったとか二次創作から入った場合)といった事故を除けばそもそも主人公×ヒロイン推しの人間です。FFシリーズ(PS以降)とかテイルズシリーズなんかは主人公の同性CPは考えたことないです。
ところがそういった関係性が明示されていない場合、「この作品好きだけど心のふれあい要素が少ないんだよなあ。あれ、そういえばこの主人公このキャラと仲がいいよなあ、ふむふむ…」といったあたりから始まって妄想が始まっていきます。
もう一つは「恋愛フラグが立っていないメインキャラ同士のCP」であるケースです。
この場合、性的思考は割と異性寄りなので男女で見ることの方が多いですが、最終的にときめいた関係性のキャラをCP視するので、メインキャラに男性が多い作品だったりすると軽率にBLに走ります。
また、主人公が無個性であり主人公と自信を同一視するようなタイプのゲームだと自分とキャラの恋愛は「そもそもこのキャラが自分を好きになるはずがない」と解釈違いを起こすので主人公とのCPは除外されます。
とは言えCPの女性側や受け側に自己投影をしていないとは思いません。(二次含めて創作する場合)登場人物全てある意味では自分のペルソナだと思っているので自己投影を全くしていないキャラなどいないという意味で。
ですが「そのCPが互いに心惹かれるに至った動機」だとか「相手のどういった部分を好きなのか」といったこころのふれあい部分に自分のパーソナリティなんぞが入ってきたら邪魔というか異物でしかないので、キャラに自分の一部を重ねることはあっても自分のパーソナリティを重ねることはないです。
そういう意味では攻め視点・モブおじ視点は自分のようなタイプの腐女子とは相容れないですね。(もちろんそれが悪いとは言ってません。分類が違うということです)
ところで書いていて思ったのですが、腐女子が受けに対しての「自己投影」を否定するのは、人によりけりですが「私は受けと自分のパーソナリティを同一視したりはしていない」の意味が強い思ってます。
単に共感するかどうかではなくてそれこそ自分自身が作中に入り込んだのかのような、それこそ同一視というやつになるんでしょうか。それはやってないよという意味だと思ってます。
昔からアイドルに対しての「ガチ恋勢」とかキモイってよく言われるじゃないですか。住む世界が違う相手に本気で恋い焦がれる、まではまだしも彼女かなにかのように振舞うとかキモイ、ってやつです。
それと似たような感じで、住む世界どころか実在しない相手に対して本気で恋い焦がれて彼女面するとかキモイ、妄想乙、って話だと思うんですね。
つまり「ヒロインに自己投影=ヒロインと自分のパーソナリティを同一視するような奴」は「架空のキャラに対して本気で恋愛感情を抱いており」「架空のキャラをまるで現実の人間であるかのように扱い、恋愛感情を抱くなんてキモイ」というという三段論法なんじゃないかと。
誤解されないように言っておきますが、私個人がガチ恋勢をキモイと言ってるのではないし、ヒロインとパーソナリティを同一視することが必ずしもキャラとの恋愛にイコールで繋がるわけでもないし、夢女子がガチ恋勢とイコールで繋がるわけでもないし、自己投影を理由に相手をバカにするような行為は本来許されてはいけないものです。
物語が誰の視点で語られるか、の問題ではないと思われます。受け視点のBL二次なんて腐るほどありますが、なら受け視点の物語であれば自己投影を疑われるかと言ったらそんなことないです。
なぜ架空のキャラに対して恋愛感情を抱くことをキモイと感じるのか、あるいはキモイと言われてバカにされるのかについての根源的な部分についえは残念ながらよく分からないのですが(現実と架空の世界を混同していると思われているのかな)、実際に夢女子に対して「キャラと恋愛する妄想とかキッモww」というたぐいの罵倒は見たことがありますし、自分にもバカにするとまでは言わずとも昔になんとなくガチ恋勢を下に見ていた時期はあったなあという黒歴史があるので。
で、二次で受けのキャラ崩壊が激しいと、もうそれこそポルノ目的で快楽に弱いえっちな子にされるのは逆にそういうものだと納得?できるのですが(キャラ崩壊そのものが嫌な人もいるが、それはそれとして理由が明確である)、明らかな性的消費というわけでもなさそうなのにこのキャラがこんなことやるかよみたいなことをしたりすると、キャラの性格を改変した理由に自分の中で何かしら説明をつけるために「この人は受けに自分のパーソナリティを反映させているのでは?」という仮定が出てくる、と。
更に他ジャンルの二次創作でもどんなキャラであろうとも常に受けの性格が一定のテンプレに押し込まれていて原型がなかったりすると倍率ドンですね。
そして原作と性格がかけ離れてしまった(と読者が感じた)キャラが優遇されていると、そのキャラが好きで優遇したと言うより改変後のキャラが好きで優遇されたと判断され、改変されたキャラは作者のパーソナリティ的な分身だと認識される、と。
当然ながらその仮定は仮定でしかないし(単純に二次作者の力量の問題であるパターン、実はむしろ原作に忠実であり読者の方がむしろ受けを美化しているパターン、性癖ではあるがパーソナリティを反映しているわけではないパターンなど色々あり)、仮に事実であったとしてもそれを理由に相手をバカにしたりするのは言語道断なのですが、思考の流れとしてはそう特別なものではない気がしています。
要は「飛影はそんなこと言わない」なんですよ。もはやそのキャラはそのキャラではなくニセモノとみられているのです。
壁になりたい、空気になりたい腐女子については単なる第三者というだけではなくて第三者かつ彼らを至近距離からのぞき見したい現れなのではないかと思っています。
というか物語を楽しむ視点の話ではなくて「そのCPの私生活やら何やらをあますところなく全部至近距離でじっくり拝見したい」んですよ。
だから「空気になって24時間推しCPに密着したい」になるんですね。空気視点で作品を楽しみたい、とはちょっと違う気がします。
これまで人を好きになったことがない。二次元とか三次元とか関係なく。
もうアラサーのいい年した女がsexの一回もしたことないとか笑いを通り越して寒い。自分でもわかるわ。いつまでもオナニーだけとか無理すぎる。sexがしたい。
どこかに定期的に、一緒に飯行ってくれてsexしてくれる男いないかな。恋人とか結婚とか考えてないけど、飯食ってsexしてくれる妻帯者以外の相手がほしい。レンタル彼氏でも使う?怖い無理。