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はてなキーワード: 普通選挙とは

2014-10-28

早く消費税20%にしてくれ

低所得層や女に金をむしり取られるのが我慢できないんだ

本当は普通選挙とか廃止してほしいけど今一級市民ゾンビどもを一番効率よく切り分けられるのは消費税だと思うから

下半分の世界の連中とこれ以上同じ処遇受けるのは我慢できないんだよ

2014-05-16

http://anond.hatelabo.jp/20140516121117

社会システムほぼ全てが文系創造物だと思うけど

普通選挙にも法制度にもかかわりなく生きてんの?理系って。

2014-02-23

http://anond.hatelabo.jp/20140223140809

日本自力民主化できずってお前歴史知らないバカなの?

戦前から立憲君主制民主主義でしたけど?

普通選挙フランスと同年だったけどフランス民主主義じゃなっかったって言いたいの?

歴史も知らない無知がしゃべるなアホが

2013-11-20

これが民主主義の基本理念である


547 :ソーゾー君:2013/11/19(火) 19:08:51 ID:vE4S6Trk

1,行政決定を管理する選挙された官吏

2,自由で公正な選挙

3,普通選挙

4,行政職に対する公開性

5,表現の自由

6,代替情報(反対意見)へのアクセス

7,市民社会組織の自治


↑これが民主主義の基本理念である

殆ど守られてねーな・・4は殆ど機能してなかったけど新たに悪法設立して

1~7全て破棄するんですか・・





中央銀行・発行権】黒幕銀行家3【信用創造

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/10043/1378650618/l50

中央銀行・発行権】黒幕銀行家37【信用創造

http://uni.2ch.net/test/read.cgi/kokusai/1343051395/

2013-09-23

なぜフランス革命は分かりにくいのか

フランス革命は、平民(第三身分)が旧体制を打破した革命である

のように説明されることがあります。この説明は間違っているわけではありませんが、「平民」という均質な集団一丸となって何かをしたかのような誤解を与える点で、フランス革命の内容を分かりにくくもしています

平民(第三身分)は、農民都市の下層住民を総称した民衆と、民衆よりも裕福な中間層であるブルジョワからなります(職人を雇わず家族だけで仕事をしている親方や店主ぐらいが下層のブルジョワ民衆との境界層です)。しかブルジョワ民衆意識の上でも利害的にもあまり仲がよくありません。

ブルジョワ民衆は協力関係にあるよりもむしろ敵対しており、それぞれ自律的に行動していたととらえる方が、フランス革命の動向が分かりやすくなります

実際にフランス革命の流れを追ってみます

革命が始まるまで

普通フランス革命の期間は、バスティーユが襲撃される1789年7月からロベスピエールが処刑され恐怖政治が終わる1794年7月までの5年間、またはナポレオン総裁政府軍事クーデターで倒す1799年11月までの10年間とされます

しかしその当時フランス社会構造がどのようなものフランス革命が始まるまでどのような進展があったを知っていた方が、フランス革命の推移もわかりやすくなります

わかりやすくなるのですが、ここではバッサリはぶきますブルジョワ民衆がそれぞれ自律的な勢力であるという複合革命論の考え方を前提にして書かれた

などを読んでみてください。

またもっと伝統的な、革命の精神を称揚するタイプの解説として

があります。こちらのタイプの説明の方が分かりやすいという人もいるでしょう。

革命の始まり(1789年 5月~10月)

(ヴェルサイユで開かれた全国三部会は、第三身分強硬姿勢により憲法制定の議会に変身し、バスティーユ襲撃後の国内混乱を利用し封建的特権の廃止に至ります)

1789年5月5日ヴェルサイユ(パリから約25キロ)で始まった全国三部会は、採決形式でもめ審議に入らないまま紛糾します。第三身分強硬姿勢を崩さず、特権身分の中にも第三身分への同調者が出たこともあり、7月9日に憲法制定国民会議として再出発します。

しか7月11日に第三身分に融和的な財務長官ネッケルが罷免され、これがパリが伝わるとパリ市民は王の軍事行動が近いと恐れ、自衛のための食料調達武器調達に動き、焼き討ちや略奪が発生します。富裕市民政府軍隊への対抗と秩序維持のため常設委員会を設置し民兵組織します。

7月14日にはバスティーユの要塞に武器の引き渡しを求めて民衆殺到し、バスティーユ内で交渉が続くさなか襲撃が始まりバスティーユは陥落します。市庁舎まで連行された司令官ドローネーは群集に引き込まれて殺され、市長フレッセルも射殺されます

新たに組織されたパリ市当局ブルジョワ民兵(国民衛兵)を国王政府は追認せざるをえず、他のほとんどの都市でもブルジョワが市政の実権を握ることになります

一方バスティーユ占拠の報を受けた農村では、貴族が浮浪者を雇って報復をおこなうという噂が広がり、その恐怖から各地で領主の館の襲撃が行われ、「大恐怖」と呼ばれるパニック状態になります

自由主義貴族だけでなくブルジョワ議員の多くも地主であるため民衆の騒乱は早急に鎮める必要がありますが、正規の軍隊に頼ることは王や保守貴族の立場を強めることになるのでできません。そうしたなか8月4日の決議が行われます

8月4日閉会後の夜に抜き打ち的に再開された議会で、自由派貴族によって領主特権の廃止が提案され、熱狂的興奮のなか課税特権の廃止など諸特権の廃止が次々と宣言されます。大恐怖の圧力を利用して封建的特権の廃止に成功し、農民の騒乱も沈静化していきます

これで憲法の議論が進むようになり、8月26日には人権宣言が採択されます

しかし王は特権廃止の法令人権宣言批准せず、9月末には治安維持名目ヴェルサイユ軍隊を集結させます

10月5日食糧危機を訴えるパリ民衆ヴェルサイユに行進し国民衛兵がそれに続き、民衆は窮状を訴え国民衛兵は王に圧力を加えます。王は法令人権宣言批准、翌日には王一家はパリのテュイルリ宮に移されます。続いて議会パリに移り、ここから憲法と法令の議論が本格化していきます。一方で亡命する貴族が増えていき、国内政治分裂も本格化していきます

91年憲法の制定まで(89年末~91年9月) (革命勃発後1年目、2年目)

(91年半ばまではフランス革命期としては平穏な時期ですが、この時期に国内の対立が進んでいきます。また国王の逃亡未遂が発覚するヴァレンヌ逃亡事件(91年6月)によって王の威信が失墜し戦争を望む声が高まります)

議会パリに移り、諸特権廃止の内容や具体的な法律が決められていきます。ヴァレンヌ事件が起こるまで比較平穏とされる時期ですが、国内にさまざまな対立が生じていきます

1789年後半から91年にかけて、議会外に政治組織が形成されていき対立の構図ができていきます

また各地で反領主騒乱が発生していますが、そうした騒乱は徐々に革命反革命かという政治的な枠組みで解釈されていくようになります

さらに聖職者民事基本法をめぐって宣誓拒否問題が起こりますカトリック聖職者の多くは革命には好意的でしたが、叙任式における宣誓義務に対して大多数が拒否をします。議会からの警告が出されますが、地方によって大きくバラツキがあるものフランス全体で約半数の司祭が拒否します。教皇ピウス6世が民事基本法を否認したこともあってカトリックは内部分裂する事態になります。宣誓拒否司祭とそのもとにあるカトリック民衆は「反革命」に押しやられ、のちのヴァンデの反乱(ヴァンデ戦争 1793年3月~)の原因の一つになります

91年6月に国王一家がパリから逃亡し途中で発見されるというヴァレンヌ逃亡事件が起こります

これを受けて、外国支援された亡命貴族が攻めてくる、外国侵略が始まるという考えが広がり、国王救出を目的とした外国人が侵入してくるという予想から国民衛兵による警戒体制しかます

7月には主要な政治組織であるジャコバンクラブが、王の廃位共和制要求する請願書をめぐって分裂し、多数派の穏健グループはフイヤン・クラブとして分離します。

8月にオーストリアプロイセンが、フランス国王のために武力介入もありえるとするピルニッツ宣言を出したため、亡命貴族陰謀説にさらに拍車がかかり、外国との戦争を望む声が高まっていきます

そうしたなか9月3日立憲君主制にもとづく1791年憲法が制定され、9月30日に憲法制定国民議会は解散します。

開戦、王権停止(1791年10月~1792年8月) (革命勃発後3年目)

(インフレ物価上昇により食料問題が悪化し民衆の不満は増大していきます国内の多数が開戦を支持するなかオーストリア宣戦布告し(92年4月)、続いてプロイセンとも戦争状態になりますが、フランス軍の劣勢となります軍事的危機と国王への不満が積み重なり、パリに集結していた連盟兵やパリ民衆恐慌的な敵意が王に向けられ、王の廃位要求され、8月10日テュイルリ宮が武力制圧されます(8月10日事件)。これを受けて議会王権の停止を宣言し、新たな憲法制定のための国民公会召集を決議します)

憲法制定議会が解散した翌日91年10月1日に、9月までの選挙で選ばれた議員達による立法議会が開会します。再選が禁止されたため全て新人議員で、貴族がほとんど選挙に立たなかったため議員ほとんどは裕福なブルジョワです。立憲君主制を守りたい穏健派フイヤン派議会の最大勢力、共和制を主張するジロンド派(ジャコバンクラブのこの頃の多数派)がそれに続きます

なお同業組合や団結を禁止したル・シャプリエ法(91年6月)に抵触する恐れがあるため、政党存在しません。そのため、どの派でもない、審議内容ごとに立場を変える中間派(平原派)が、この時期に限らず常に議員の多数を占めます。そのため派閥議員数だけでなく、中間派の動向(またその動きに影響を与える議会外の動向)が重要になります

また議会内の各派の勢力数自体も確定したものではなく常に流動的で、各勢力をどう呼ぶかにかんしても文章によって違うことがあります

議会の中心的課題は、周辺諸国からの脅威にどう対処するかです。(それと穀物価格の上昇に対する価格統制の要求に対して、革命後の基本原則である自由主義あくまで守るのか、民衆要求を受け入れるのかも問題になっていきます)

これに対してジロンド派は、国内の不満をそらして(インフレにより物価が上昇し各地で食料暴動が発生していた)政治イニシアティブを獲得するために「自由の十字軍」などの言葉対外戦争あおります民衆の多くも「外国と共謀する亡命貴族」への脅威と愛国感情の高揚から戦争を望んでいました。

92年3月、フイヤン派大臣が王によって解任されジロンド派内閣が成立し、4月にオーストリア宣戦布告、数週間後にはプロイセンとも戦争に入ります(戦争ナポレオンが二度目の失脚をする1815年まで中断もありつつ続くことになります)。

しかし緒戦から敗戦が続き、「反革命」者へのより強力な措置を求める声や宮廷への不信から共和制を求める声が高まっていきます。またセクション(区)の政治活動を通じて民衆政治的組織化されていきます

そうした流れが最終的に民衆と連盟兵による8月10日のテュイルリ宮の襲撃に行き着くのですが、この事件偶発的に起こったバスティーユ襲撃とは異なり王の廃位を求めての組織された行動だったにもかかわらず、そこに至る決定的な原因があるわけではないので要約しづらく、フランス革命の大きな転換点の一つのわりに説明しにくい事件です。

ここでは事件の結果だけ述べると、立法議会は蜂起側の勝利がはっきりした後、王権の停止を宣言し、新たな憲法を制定するための国民公会召集を決議します。これでフランス共和制に向かうことが確定します。また国王一家はタンプル塔に幽閉されることになります

王の処刑、戦争の拡大、ジロンド派の没落(1792年8月~1793年6月) (革命勃発後4年目)

(戦争フランス軍の劣勢から優勢に変わり周辺領土占領します。93年1月には国民公会裁判結果により国王が処刑されます。周辺領土占領国王の処刑を原因として周辺諸国の多くと戦争突入し、さらに国内ではヴァンデ地方を中心に大規模な反乱が起こります議会ではジロンド派山岳派の対立が深まっていき、国内外の諸問題への対応のまずさからジロンド派民衆の支持を失い、93年6月ジロンド派逮捕議会から追放されます)

8月10日王権が停止しますがフランス軍が劣勢の状況にあることは変わりません。義勇兵がつどわれ前線への準備がなされる一方、反革命裏切り者排除する空気が広がり、家宅捜索がなされ多くの反革命容疑者逮捕されます。さらにパリへの侵攻の脅威が高まり義勇兵が出発したあと反革命者がパリ住民を虐殺するという噂も流れ出します。

そうした不穏な情勢のなかヴェルダン要塞陥落のニュースパリに届きます。これをきっかけとして、囚人の多くが殺されるいわゆる九月虐殺が発生します。

この事件の結果、内の脅威が消えたと民衆が大挙して義勇兵に参加し兵数万を増やすことになります

一方、この事件国外からの印象を非常に悪いものします。宥和政策を取っていた隣国スペイン首相宥和政策撤回せざるをえなくなり、またフランス革命開始時には革命好意的だった知識人たちも国王一家の幽閉と九月虐殺で決定的に革命嫌悪に転じます

戦況にも変化が生じますフランス軍はヴァルミーの戦いで勝利し、戦況が優勢に転じていきます。なお多くの本でこの勝利はフランス兵の志気の高さによるものと説明されていますが、志気が影響するような戦いではなく兵と砲台の数の差によるものといった指摘もあります(たとえば『近代ヨーロッパ情熱と苦悩』)。

そのヴァルミーの戦いと同日、国民公会が開会します。

普通選挙でしたが投票率は悪く、ほぼブルジョワ議員で占められていますフイヤン派出馬していないので議会におらず、共和制穏健派ジロンド派共和制急進派の山岳派、それに中間派という構図です。(ジロンド派ジャコバンクラブを脱退していくので、山岳派=ジャコバン派とも呼ばれます)

ジロンド派経済的政治的自由主義を維持し議会主導で政治をおこなうという近代的な原則あくまで重視し、山岳派革命の推進と防衛のためには民衆要求も受け入れ民衆運動の利用もありと考える現実路線です。

……とまだまだフランス革命の時期は続いていくわけですが、予想外に長くなったので中途はんぱなところですがここまでとします。

93年1月に国王が処刑され、6月ジロンド派の追放で山岳派一党独裁(ただし基盤の脆弱独裁)になり、恐怖政治の時代が翌94年7月まで続き、ここで一区切りとなります

2013-09-05

左右関係なく、割と視野が広くて、体系的思考のできる人からも、普通選挙批判が聞こえてくるのはどうしたもんか…

うまく機能しないなら区割りや制度を調整するとか、教育に熱を入れるとか、他の方法をまず試すべきだと思うんだけど

左右が喧嘩してあまり対話しないのもあれだが、手を組んでもまともな方向に行くとは歴史的に見ても限らんし…

2013-07-27

http://anond.hatelabo.jp/20130727210952

フリーライド云々言い出したら普通選挙の否定になるんじゃないの?

投票行くだけが社会貢献なんだっていうこと前提にしないと成り立たない話だろ

選挙行かない奴も仕事してたり税金おさめてたりするんだからちょっとくらいサボってもいいだろ

お前はずっと社会のためになる行動だけしろやとか思ってんのかもしれんが

鼓腹撃壌できる世の中になったのも先人のおかげだと思うよ

そもそも間接民主制での秘密選挙してるのが現実なのに意見を言う言わないの話にするのもおかし

ある候補者投票たからと言ってその候補の政策全部に賛成してるわけでもないか選挙行くのは意見表明でもなんでもない

秘密投票憲法で保障されるほど重要なのも無理やり意見言わすことに弊害があるからだよ

間接民主制やるのだってあらゆる政治問題有権者個々人に判断させられないからだろうし

社会の決定に参加しないのはフリーライダーなら議会廃止して全部国民投票にしないと

2013-07-22

参院選投票率が52%と聞いて

有権者の1/2が投票に行かなかったということになりますね。100人組織だったら、48人は投票に行っていない。それってどうなんでしょう。

当然投票率世代差、地域差というのはあるものと思う。特段の事情があり、投票所に行けないというケースもあるかもしれない。上京した学生住民票実家に残したままで投票できないことがあるかもしれない。

しかしながら、二人に一人が投票しない状況というのはいかがなものでしょう。いくらなんでも変じゃないですか?道行く人10人とすれ違ったらそのうち5人は投票していない。

世の中に対する関心が極端に欠如しているのか。特定の候補者擁立しているような組織所属していないので投票先が決められないのか。それとも選挙という制度を理解していないのか。

いずれにしても初等教育の段階で、現代普通選挙権利であると散々刷り込まれてきたことだろうに、どうして投票しないのでしょう。

共感できる政策がないのだったら一番ましなところに投票すればいいじゃない。共感できない人が当選しないように違う人に投票して抗うのもいいじゃない。

今回の選挙特に気になる候補者がいて、動向を見ていたのですが、結局知名度が勝る候補者に敗れてしまった。

結局のところ全体の利益というものを理解できない人が多い(利益は人それぞれでしょうけど)。投票しないのは論外として泡沫候補面白半分で入れたり、知名度で選んでどうするの?そういう無思考状態の輩が跋扈する状況ってどうなんでしょう。

想像以上に何も考えずに生きている層がいるんだなと感じた。もう制限選挙にしてもいいよ。

職業、居住地、学歴などのセグメント情報投票状況を紐づけたらおもしろい結果が出そうで気になる。結局政治しろ経済しろ大部分はフリーライダーなんでしょうね。

ともあれネット選挙が解禁されたりと少しだけ情報オープン化されておもしろかった。

普通選挙を獲得するためにどれだけの血が流されたか」と勝ち誇るなら、

それが不当なものとなったとき、その誤った権利暴走を止めるために同量の血が流されるだけだろう。

2013-07-21

http://anond.hatelabo.jp/20130721171441

投票率低下で普通選挙やめた国なんか聞いたこともないんだが

普通選挙守りたいのはわかるが妄想じみた根拠をもとにすると説得力なくなるぞ

http://anond.hatelabo.jp/20130721164548

「そうだ、選挙行こう」派の最終目標ってなんなんだ。

普通選挙制の維持だよ。

もし、「選挙行こう」運動がなくて投票率が下がって行った場合、どうなると思う?

投票率ついに5%かー、もはや選挙意味なくね?」

「そうだな。金も手間もかかるし、不正選挙だなんだうるさいし。

これから税金を○○円以上納めてる奴だけに制限してもいいだろ。数字的にも同じくらいだし」



国民から普通選挙に戻せと不満があがってます・・・

無視無視。5%のマイノリティが騒いでるだけだ」

「それよりも選挙権を制限したら、固定的なメンバーしか当選しなくなった。もはや選挙意味いから、指名制にしようぜ」



・・・

2013-07-03

憲法ブームにのっかって最初から読んでみる・10から19条まで

10条。7月3日

日本国民たる要件は、法律でこれを定める。

日本国民」とは誰かを定めないことには国民主権もクソもないのだから、当然といえば当然か。

それを法律で定めていいのか、とは思わないでもないが。

11条。7月5日

国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久権利として、現在及び将来の国民に与へられる。

有名な「国民主権」「平和主義」「基本的人権の尊重」のうち唯一前文で明示的には出てこなかった「基本的人権の尊重」がここで出てきたか

この「侵すことのできない永久権利」を憲法改正で奪うことができるのかどうか気になるな。似たような疑問を前文でももったが。

12条。7月6日

この憲法国民に保障する自由及び権利は、国民不断努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。

自民党草案で、この「公共の福祉」が削られ「公益及び公の秩序」に変えられたとネットで話題になってたな。なんでも人権制約の原理が「公共の福祉から公益及び公の秩序」に変わることで制約が容易になるんだとか。

正直、大きな違いがあるとは思えないが。

13条。7月7日

すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

表現の自由みたいなのと比べると、「生命、自由及び幸福追求に対する国民権利」ってえらく抽象的・包括的だな。

一つ一つあげてられないのでとりあえず「あらゆる権利を尊重すべき」的なことが言いたかったんだと理解していいんだろうか。

14条。7月9日

すべて国民は、法の下に平等であつて、人種信条性別社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係おいて、差別されない。

2項  華族その他の貴族制度は、これを認めない。

3項  栄誉、勲章その他の栄典の授与は、いかなる特権も伴はない。栄典の授与は、現にこれを有し、又は将来これを受ける者の一代に限り、その効力を有する。

法の下の平等についての規定だが、「人種信条性別社会的身分又は門地」以外の差別についてはどう考えるのか。

例えば最近話題になっている1票の格差も法の下の平等関係する問題であるように思えるが、「人種信条性別社会的身分又は門地」のいずれにも該当しない気がする。

15条。7月11日

公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である

2項  すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない。

3項  公務員選挙については、成年者による普通選挙を保障する。

4項  すべて選挙における投票秘密は、これを侵してはならない。選挙人は、その選択に関し公的にも私的にも責任を問はれない。

公務員の選定や罷免は国政に関係するのだから、これも国政の決定権は国民にあるという国民主権の一つの現れというふうに考えてよいのだろうか。

普通選挙とは、狭義では財力を選挙権の要件としない選挙のことをいうらしい。広義では教育性別なんかも含まれてくるようだ。

そういえば歴史で、昔は一定額以上の納税者しか選挙権がなかったとかやったな。そのことか。

16条。7月13日

何人も、損害の救済、公務員罷免法律、命令又は規則の制定、廃止又は改正その他の事項に関し、平穏に請願する権利を有し、何人も、かかる請願をしたためにいかなる差別待遇も受けない。

ふーんという感じ。

少し気になるのは、これまで「国民」の権利等に関する規定という体裁をとってきたのがここにきて「何人も」となっている点。何らかの意図を読みとるべきなのか。

17条。7月15日

何人も、公務員不法行為により、損害を受けたときは、法律の定めるところにより、国又は公共団体に、その賠償を求めることができる。

公務員の不始末はこれを管理監督すべき立場にある国や公共団体責任とりますよ、という話だろう。

気になるのは、公務員が公務とはまったく関係なく個人的な怨恨から他人にけがを負わせたような場合でも国などが治療費等の賠償責任を負うのか、という点。

国による賠償というのは結局税金なわけだから、もしもそんな責任まで国が負わねばならないのだとしたら、ちょっと勘弁してくれ、という気持ちになる。

18条。7月18日

何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。又、犯罪に因る処罰場合を除いては、その意に反する苦役に服させられない。

もっともな規定だと思うが、「奴隷的拘束」「意に反する苦役」をどう捉えるかでかなり意味合いが変わってきそうでもある。

たとえば徴兵制は「意に反する苦役」なのか。あるいは、無理筋だとは思うがワタミのようなのを「奴隷的拘束」とする余地は全くないのか。

19条7月19日

思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。

思想・良心の自由を侵すということの意味をどう考えるべきか。たとえば廃仏毀釈よろしく仏教施設を破壊し、ただし内心で信仰するのは自由だから思想・良心の自由は侵していない、という論法は可能なのか。

そもそも思想・良心のような内心の問題はいかなる権力によっても強制できないとも言い得るのだから(表面上は従いつつ心の中で舌を出すことが可能)、その意味の捉え方次第ではこんなものをわざわざ保障する必要はないとも言えるのではないか

2013-06-24

http://anond.hatelabo.jp/20130624142154

そういう層に阿呆が多いのはその通りだけど、

そういう層にも阿呆じゃないのがけっこういて、

そいつらは選挙権が無いと暴力革命を起こそうとしたり、社会不安定にするわけ。

から社会の安定のために、普通選挙ってのが意味を持つ。

阿呆選挙権を持ってるのに選挙に行かないのは、いいことなのだと思っておきなさい。

かつて制限選挙だったころ、税金一定以上支払うことが選挙権を持つための条件だった。

そうした人たちは勿論資本を持っている人々だ。ただし、たんなる資本を持っているだけではなかった。

産業教育要職歴任したり、地域役員だったりする。学校つくったりとか、舟運を整備したりとか、産業組合を結成したりとか。

そしてそうした役割に耐えうるだけの知識や教養を持っていたし、あるいは持ちうる環境にあった。

そうした人が、政治的判断力を持つとみなされ、投票に及んだ。

ひるがえって現代ではどうだろうか。現代では長い間の闘争によって成人の普通選挙が実現している。

だが、人々の政治への関心や政治的な判断力はどうだろうか。

かつての選挙権を持つ人は、社会の様々な動向に携わるからこそ政治への関心を持っていた。自分の活動と政治が近いところにあったのだと思う。

だが凡百の私たちは。

投票率が上がらないのはなぜだろうか。人々の政治的関心が薄い(と言われる)のはなぜだろうか。

政治について判断できない、あるいは判断する必要のない層ってのが選挙権を持っているからではないか

2012-12-07

http://anond.hatelabo.jp/20121207173755

そういう話じゃなくて、「じゃあ日本人は向こうの国で参政権もらえるの?」って話だと思う。

たとえば、

アメリカ…ほぼ×(例外的に認めている地方都市がいくつかある)

中国…×(そもそも普通選挙制度がない)

EU諸国…×(認められるのは基本的にEU圏内の国民だけ)

韓国…△(各種要件を満たす必要あり。実際にこれを満たしている在韓邦人は実質数百名前後とされる)

ロシア…×

北朝鮮…笑

さら日本人からしてみれば、一票の価値は下がることはあっても上がることは絶対にない。

で、そんな状況で日本だけ積極的に導入するメリットって何?と。

2012-09-04

若者参政権を与えるな。老人にも参政権を与えるな。

大人になって初めて、子供の頃に考えたほど大人は大人でないと痛感した人は多いと思うのだが、

政治思想についても同じように思う。

昨今、若者右傾化していると言われるが、

もし、彼らが自分意志タカ派になったのなら、それは仕方がない。

けれどもその多くは、単にネットなりなんなりの扇動に乗せられているだけではないか

同様に、かつての学生運動だって、右も左も分からない若者が熱に浮かされただけのことだ。

からこそ、あまり若い人間選挙権を与えるのは危険なことであると思う。

20歳から18歳にするなんてもってのほかだ。

戦前普通選挙法は、女性参政権を与えなかった点で批判されるべきだが、

25歳からという落とし所は現実的だったと思う。

それくらいの年令になってはじめて、考え方も生活も、落ち着いてくるものだ。

だが、かといって政治を老人だけのものにしても仕方がない。

老人への人気取りは国の活力をそぐ。

同時に、60歳か70歳かは分からないが、上限年齢も設定するべきだ。

自民党でさえ定年制を導入しているのだから

2012-02-13

ニートのための必勝理論武装

前提条件:親が裕福で生活に余裕があり、お金があるのになんで働かなくちゃいけないの?という高等遊民タイプニート向けです。

年老いた両親が生活を切り詰めながら一生懸命パートで働いて生活を支えてるような家庭の場合は、つべこべ言わずに働いて両親を支えられるようになりましょう。

ニートは悪!

→遊んで食べて寝てるだけで、殺しも盗みもやってないよ?遊んで食べて寝てるだけで悪だと言うのなら休日日曜日ゴロゴロしてるお父さんも悪になってしまます

勤労の義務を果たせ!

憲法解釈の問題になるので詳しくは割愛しますが、勤労の義務は国家労働環境提供する義務と捉えることが出来ます

また、憲法には「全て国民は~」と記載されているので、定年退職たから、或いは主婦から労働の義務は関係無いというわけではありません。

なので、これは会社勤めで働かなくては行けないと言う意味では無いのですが、若干の後ろめたさがある場合は家の家事でも手伝えば十分です。

納税の義務を果たせ!

日本累進課税の国なので所得に応じた納税をすれば義務を果たしていると言えます所得が0円のニート場合は当然課される税額も0円で問題無く納税の義務果たしてます

働いてもいないくせに選挙権があるなんておこがましい!

現在普通選挙へ移行して来た流れを考えれば、低所得者・低額納税者から政治的な意見を言う資格が無いということはありません。

これを否定することは昭和時代普通選挙の普及のために尽力した先人達侮辱することになってしまますね。

親が面倒を見るのは20歳までだろ、常考

→親が子供の面倒を見ることの法的根拠は、教育の義務と扶養の義務が考えられますが、扶養の義務は未成年に限定などされていません。肉親である限り扶養の義務があります

まぁ、一般的には年老いた親を成人した子供が支える義務ですけどね。

もちろん、親がもう義務を果たしたと考えてニートを放り出すのは自由ですが、それは他人が口を挟むことではありません。

と、言うものを考えてみました。

ネット上でニートを指摘されて苦境に立たされそうな時に役立ててください。

2011-12-31

http://anond.hatelabo.jp/20111231173519

実際彼はある種独裁的で、現状の問題に対して民主主義的解決をする気は(あまり)ないというのを理解した上で

民主主義ルール」に抵触しない形でやっていると自分は評価している。

民主主義ルールとは以下を認めるという事だ。


本人は公正かつ自由な選挙で選ばれ政治している人物である

橋本氏は「"市民"社会組織の自治」も「反対意見へのアクセス権」も認めている

発言に矛盾はない

2011-06-19

普通選挙なんかやめてしま

たかだか月2万程度収入が変わるだけで売国奴に票を売るような奴らには投票権を与えるなと最近本気で思ってるのだが、

Wikipedia見ると支持する政治家(舛添要一)もいるのか。

口には出さないけど本音は同じこと思っている人もっといるのかも?

2011-05-31

治外法権や制限選挙とか最初知ったときはなんでこんなことやってたのと思ってたけど、

今の日本見てると不平等条約されても仕方ないほど酷いし、普通選挙なんかやめるべきだと強く思う。

2010-10-30

プロに文句を言っていい条件は何?

友人とテレビを見てたら某アイドルグループがあまりに歌もダンスも下手なので

いつまでも上手く踊れないなこいつら」って言ったら

「じゃあオマエはこいつらみたいに上手にお宅共踊らせれるのかよ?」って言われた

「だってこいつらはプロじゃん?プロで金取ってるのに下手だなって意味だよ」って言い返したら

テレビにも出れない奴が文句言ってんじゃねえよ」って言われた

「いや別に俺は芸能界興味ないし」って言ったら

CDとか買ってないくせに文句言うなって意味だよ」ってわけわかんないこと言い出した

その後むかつきながらラーメン食べてたら

そいつが「このラーメン不味いよな」って言ってきたから

「そういう文句は行列のできるラーメン屋作ってから言えよ」って言ってやったら

「は?頭悪いの?お前はテレビに金払ってないけど、俺はラーメンに払った」

とか言われて、どう言い返そうか考えてたら

その後ニュースが始まってそいつが「やっぱ民主党はだめだな」って言ったから

「そういう文句は政権とって総理になってから言えよ。税金も払えんニートのくせに」って言ってやったら

「は?何言ってんの?お前は言論の自由認めないの?普通選挙って知ってる?」とか言われた

2010-07-18

http://anond.hatelabo.jp/20100718142136

けど経済成長による税収増があれば、公共事業なりなんなりで雇用しちゃえばいいと思うんですよね。

その雇用ももっぱら外国人供給したりしてな(笑)。

個人的には、外国人労働者が、「産む機械」ならぬ「物言わぬ納税する機械」という位置づけであり続けるのであれば賛成のしようはある。

ただ日本場合外国人労働者中国人労働者という事情があり、彼らの祖国独裁国家で、政治システム日本とは全く違う(普通選挙制度すら無い)。

そういう国の人々を多く受け入れるリスクが全然議論されないまま、もしくは議論の必要性を感じていない人々だけで事態が進行するのがとても怖い。

2009-12-30

暴力はある種の鍵穴に対する鍵であり、よいものでありうる

ランチェス子がヌルいのは、「被害者は十分自衛している」という主張だ。寝込みを襲われた時に、携帯していたナイフで、強姦魔である知り合いを刺すことができてこそ自衛というものだ。それは明らかに現実にできることだが(だって外国はそうだからね)、そこまで覚悟完了している人がどれだけいるだろうか。その結果犯罪になろうとも、それが自衛なら断固やるべきだし、断固法改正すべきなのだ。被害を受けたくない者が暴力をもって対抗することが、明らかに一つの解決策なのだ。


そもそもフェミニズム歴史普通選挙運動公民運動と同じく破壊工作の歴史だ。暴動、不法占拠、無賃での資源奪取、サボタージュ、そして本当に警察への暴行

暴力は停滞した人間関係社会を粉砕し、非常時に物事をなせるよいものでありうる。その認識フェミニズムには当然備わっているはずだ。フランチェス子にも備わっているだろう。いないとしたら呆れる。彼女暴力を論じながら、暴力に全く太刀打ちできまい。口先だけということになる。


男が暴力を誇るのは、停滞した人間関係社会を粉砕できて、非常時に物事をなせて、あるいは不当な暴力に対抗できるからだ。暴力能力がないことは鍵穴の鍵を一つ欠いているということに他ならない。鍵穴に合う鍵を持っている/欠いていることは基本的に誇る/悔しがるべきことだ。

勉強ができないけどスポーツができるからといって、スポーツを通じて勉強が出来るか? 勉強を捨ててスポーツだけで身を立てるという約束事の上に、初めてそれは正当化される。逆にスポーツができないけど勉強ができる人は、勉強で身を立てるという約束事の上でしか自分正当化できない。


私は怠惰だから、警察が守らないいざという時に戦えずにただ攻撃を甘受することになるだろうし、それを悔しいと思っている。その感覚がないことはおぞましいことだ。

「鍵穴に合う鍵を持たないことが素晴らしい」という世の中は基本的に何らかの欺瞞に支えられている。普通は「鍵を持つべきではない」という倫理観に支えられていたり、あるいは鍵を他の誰か(軍や警察)に委任していて分業を円滑に行うためだったり、何らかの意味で鍵が必要ない場が形成されている場合に限られる。そういう場が成り立たない局面に備えるには、やはり鍵は持つべきなのだ。備えないなら不運に対処できなくなり、その時にものすごく悔しい目に遭う。

そういう人に「何で鍵を持たなかったの」と言って悔しがらせないことは倫理として大いに是認されるだろうが、「だったら鍵を持てば対処できるんじゃないの」という主張を非難することはただの欺瞞にすぎない。

実際、そういう非難をする人は、鍵を持っていないし、「鍵を持ちたくない」という自分の主張の正しさをまともに考えたことがない。正当化できるなら「これこれこういう理由で私たちは鍵を持ちたくないし、鍵が必要とされる局面に遭遇したくない、それは社会的に是認される」と言えるはずだからだ。言えないから「お前たちがとにかく間違っているから私たちは正しい」としか言えていない。それは全く説得ではない。正当化としても極めて稚拙で欺瞞的としか言えない。

要するに鍵を持ちたくないし、鍵を持たなくてもいい場を保ちたいし、それが社会的に是認されるならいい訳だ。たったそれだけの正当化ができればいいということになる。

それでも場が成り立たなくなることは常に起こりうる。その時は鍵がないから対処できない。それはそういうものだ。コストリスクトレードオフということだ。鍵を持ちたくないのならば、場が成り立ち続けるために何か努力するしかない。例えば、暴力が全く必要ない場と社会を維持し続けるにはどうするか、という命題に立ち向かうことになるだろう。それが暴力を捨てた代償となる。(普通はそれは軍事力警察力に委任するということになるはずだ)


善良な市民が善良に生きていても、犯罪者犯罪を犯すし、その時すぐに警察が出動して迅速な対応ができるとは限らないのだから、私は日本に武装権が必要だと思っている。一から導入するので、軍事力警察力との調整も容易なんじゃないかな。

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