かつて制限選挙だったころ、税金を一定以上支払うことが選挙権を持つための条件だった。
そうした人たちは勿論資本を持っている人々だ。ただし、たんなる資本を持っているだけではなかった。
産業や教育に要職を歴任したり、地域の役員だったりする。学校つくったりとか、舟運を整備したりとか、産業組合を結成したりとか。
そしてそうした役割に耐えうるだけの知識や教養を持っていたし、あるいは持ちうる環境にあった。
ひるがえって現代ではどうだろうか。現代では長い間の闘争によって成人の普通選挙が実現している。
かつての選挙権を持つ人は、社会の様々な動向に携わるからこそ政治への関心を持っていた。自分の活動と政治が近いところにあったのだと思う。
だが凡百の私たちは。
そういう層に阿呆が多いのはその通りだけど、 そういう層にも阿呆じゃないのがけっこういて、 そいつらは選挙権が無いと暴力革命を起こそうとしたり、社会を不安定にするわけ。 だ...
昼間に見かけた文章。 http://anond.hatelabo.jp/20130624142154