はてなキーワード: 出生率とは
確かにぱっと聞いただけだとそんな気もするが、実際のところそうだろうか。
中小企業が月100時間の残業しているとする。一方の大企業は行儀よく月20時間しか残業していないだろうか?そんなことはない。大企業でも相変わらず100時間残業がある。だからこそ残業が問題になっている。長時間仕事をすることではそれほど差は縮まらない。
残業をなくすと障碍がありスローペースな人は健常者に追いつけないかもしれない。しかし、こと「仕事時間」に関しては日本人の大多数は「障碍持ち」レベルの能力しかない。「皆が残業してるのに私だけ帰るなんて無理病」なんだ。そこで無理やり縛る。
この弱者のみんなをどうにかして助けようというルールを作ろうとしているわけだ。
何より残業して行う仕事は「その場しのぎ」で終わる。そこに「効率を改善する時間」は入っていないから。その場をしのいで、それが終わればまた同じだけの時間を使って、同じ効率で、当然同じだけ残業が出る。
しかしもし残業がなければ、残業に使っていた2時間を効率改善のためだけに使える。そして従来9時間かかっていた仕事を8時間で終えられるようになるかもしれない。9時間かけないと113億円儲けられなかったところを8時間で同じだけ儲けられるようになる(1.13倍)がそこを目標にしては元の木阿弥だ。8時間で終えていた仕事を7時間で終わらせ帰って休む、を目指そう。
仕事ができない人が抹殺される世界なんか望まない。そういう人を助けられる世界にするために全体のゆとりを上げたいんだ。繰り返すが多くの人が病気なんだ。せっかく効率を上げたのに残業規制がないばかりに「お、今日はいつもより仕事が進んだな。じゃあ……もう少し頑張るか!」という病気だ。
あまりにも多くの病人がいるので「仕事ができない人がクビになる」という負の面を上回る正の面を得られるだろう。
現在多くの人々には他者を助ける時間的余裕がない。自分の残業をこなしているからだ。残業がなくなれば他者や弱者を助ける余裕ができるかもしれない。
採用の現場に居たことがあるけど、採用計画は「時間的余裕」から始まることが多い。余裕があるからこそ全体を見まわせ、助けが必要な部署・人が分かり、また採用計画を立てるだけの時間も生まれる。
時間がないと「とりあえずもうちょっと余裕ができてからね」となっちゃうんだよ。採用する人が優秀かそうでないか以前の段階で止まっちゃう。
新入社員を助ける時間、仕事が苦手な人をフォローする時間、すべて時間があってこそだ。
自分はできない人だから追い出されてしまう、と心配しているが、実際のところはまったく逆で、今周りに時間的余裕がなく、誰もフォローができないからこそ「できない人は追い出される」んだよ。
皆の時間的余裕が増えた方が、「できない人」が働ける場、助けてもらいやすい職場が必ず増えるって。
「時間がないから俺は助けてあげられないけど、できない奴には残業時間を与えるからそこでなんとかしてもらおうよ」ってのは優しさじゃないよ。
「俺は働きたいんだー」という人には悪いが、やはり大枠のルールとしては「残業禁止」を目指すべきだ。
自分で会社を作って一人で法律無視して幾らでも働くのは勝手だ。しかし「会社」という組織で働きたいなら、多数が幸せになる方策に自身が縛られるのも仕方ない面があるだろう。当然あなたが会社を作って"人を雇う"なら社会のルールに従う必要がある。
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なにより、皆「自分で好きに決めたい」と言うくせに「自分では決められない」のだ。
社員は「今日は早く終わった…でも周りが残ってるから…」と流される。
管理者は、部署には能力のある人・ない人どちらもいる。それを管理し全体としてうまく回すという役割を放棄し「できない奴が悪い」と社員に責任を転嫁する。または権限があるのに「でも社員が頑張りたそうだから…強く言って嫌われるの嫌だし」と流される。
会社役員は「社員を過労死なんてさせず、文化的な生活が可能な給与を与える」という基本的なことができない。「社員のことを考えたいが、ある程度もうけを出さないと株主に面子が立たない」と株主のせいにする。
能力がないなら自分の意志で辞めることができる。なのに「辞任するなんて社員に申し訳ない。責任は取りたいが社員のためを思って"社員のために"残るのだ」とあたかも自分の意志ではない、本意ではないのだ、と言い訳する。
ほとんどの人が「自分は責任を負っている。高給をもらえるだけのリスクを取っている」と思っているが、実際には責任なんて背負っちゃいないのだ。なぜなら「自分は最善を尽くした…だが"今回の出来事"の前ではどうにもしようがなかったのだ」と幾らでも"起こってしまった出来事"のせいにできるからだ。何も本当の天変地異の責任を取れと言っているのではない。事故にしろ過労死にしろ、会社のトップであれば、自身の権限でできること、やらなければならないことがあったはすなのだ。だができなかった。
これは仕方のない面もある。人は「社会」というものが存在する世に生まれたがゆえに、乳飲み子のころからあらゆるルールに縛られて成長してきた。あれやっちゃダメ。これやっちゃダメ。だからいざ「自由にしていいですよ」と言われても困ってしまうのだ。日本人は特に。
「残業禁止は強者のルール」と考えてしまえば楽だ。自分は頑張って仕事して定時で帰るようになりたいんだが、そうすると俺だけじゃなく「俺と同じように弱い人が困るよね」「中小企業が困っちゃうよね」となれば自分だけの責任ではないから。
「仕事が遅い」ということに責任を持てばよいのだ。でも「その責任は取れないけどその分遅くまで仕事すればいいよね」と考えている。ここでいう「責任」とは仕事ができないことそのものではない。仕事ができないならやるべきことは「遅くまで残って仕事をする」ではなく「同僚、上長に助けを求める」ことだ。でもそれはしないのだ。助けてもらうなんてなんか悪いから。
だから「ルールで決めてしまう」のが多数の幸福に繋がると思う。
「でもこれから衰退していく日本を支えるためには」「現在の生産性を維持するためには」とか「中小企業だから」とか言う?そりゃ口だけならなんとでも言えるよ。結局「私はそれもいいなと思うけど…でも〇〇ちゃんはどう思うかな……」じゃねーか。
GDPが伸びなくなってから何年経ってるんだよ。生産性,給与総額指数もずーっと横ばいじゃねーか。出生率はいつになったら上がるんだよ。なんでパートタイム比率が増え続けて可処分所得が減り続けてるんだよ。働いて働いて、子供を作る気力がなくなって少子化になったからじゃないの?家に帰ってゆっくりする暇がないからじゃないの?疲れてるんでしょ?なに?うちの残業はぼーっとしてるだけだから大丈夫?私にとっては「会社に拘束されてる時間」は気力体力が休まる時間にはなりえないんだけどな。
さんざん色々やってきてダメだったんだから、一度残業なしの方向を試してみればいいじゃないか。国を挙げてやったことないだろ?
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追記:「中小企業はそれじゃあ負けてしまう」っていう言葉が相変わらず多いので、じゃあ最初は大企業と余裕のある企業のみ規制かけたらいいよ。
そうすると「待遇格差がどんどん開いていく」というだろうけど、中小企業が残業しなくちゃいけないので、それに合わせて大企業も残業しなさいなんて理屈通らないだろ。
給与の話じゃないんだぞ。貧困層と富裕層の所得格差が広がりすぎるとまずいのは分かるが、「貧困層は毎日12時間働いてるから、大企業も8時間ではなく10時間は働くようにしなさい」となるか?おかしいだろ。
むしろ大企業が長時間働けば働くほど、中小企業はさらに頑張らないといけなくなるだろ。あんたら最初にそう言ってるよね。
そして「効率だけを考えるとひずみが~」というが、何も一日3時間で帰れるように効率化しろなんて言っちゃいないんだよ。毎日12時間13時間じゃなく、せめて8時間で帰れるようにしようぜって言ってるだけじゃない。
頑固に反対してる人たちはどうしてそこまで人の自由時間を奪おうとするの?何度も言われてるけど、自身が働きたければ個人で開業届でも出せばいいじゃない。書類作成から税務署提出まで1時間もあればできるよ。
個人事業主として、または中小企業の社長として、自分のところは現状「残業ダメは厳しいなー」と思うのは仕方がないけど、だから国全体も一緒に不幸なままでいてよってのはないでしょ。
確かに、一律で決めるのは難しいのは分かるんだよ。でもそうせざるをえないくらい現状がダメダメなんだよ。「優良企業」「大企業」が本当に優良で社員のことを考える社会だったらここまで仕事時間に批判は出ていなかっただろう。
でもそうじゃなかったんだよ。結局規制をしない限り会社は社員が過労死しようが意に介さず、日本のそうそうたる企業が「できる社員」を次々潰していく。
中小企業は社員の命を奪っても「会社が潰れたら社員も困るだろ?職がなくて自殺するよりいいだろ?」が通る。社員自身も自分の意志より周りの空気、自身の健康より会社の健康を優先する。怒られたって仕方ないでしょ。
少子化になった原因の主要な部分も「働きすぎ」が占めてると思う。それがなくなったら今よりは子供が増えて、時間はかかるだろうけど消費も増えて、国全体が少しは良い方向に向くって。
逆に「今どうしようもないから、これからも改善は考えず残業残業で緩慢な死を迎えます」ってのはそれこそ個人だけの話にしてよ。
もう20年以上「がんばれば日本はなんとかなります」って、聞き飽きたんだよ。それよりも「数千万人の余暇時間を毎日1時間増やしますのでがんばってください」の方がよほどやる気になるよ。
もしそんな事態になっても中共だって馬鹿じゃないのでそんなことはしない。
もし出生率を来年から急に2.1超える水準に引き上げるような政策をやったら、
ただでさえ、従属人口比率が半分超えてヤバイことになる2060年代、2070年代の
生産年齢人口比率がこのまま行くより悪化して更にやばいことになる。
人口には慣性があるので急に切り替えても改善には半世紀以上かかる。
40年にわたって人口構造が毀損してる以上、今から少子化対策をやると
かえってヤバイ。(22世紀のためにやるならいいが)
「少子化対策が手遅れ」と言われるのはそういうことだ。
子供を作っても良い環境が与えられないから作らない説、アレって嘘だよね?
正確には「子供を作ると、良い環境を与えられない自分の無能が露呈するので作らない」だよね?
自分の虚栄心が大切だから、その幻想を現実で壊されたくないだけだよね。
クズ親の子供は礼儀知らずで勉強出来なくて字も下手くそで服は毛玉だらけ(特に今の季節は目立つ)
家庭環境も、勉強も、学費も、まともな親なら共働きで貯金もして捻出するんだよ。
なぜなら、子供がかわいいから。自分の人生が終わる時、引き継いでくれる存在だから。
自分勝手で楽しい時期なんて、80~90年の人生の前半くらいだよ。そして前半でキリギリスだったお前らに、人生の後半の寒さが突き刺さる事になる。
共働きはイヤ、同居はイヤ、残業はイヤ、家事は分担しろ、自分へのご褒美、結婚記念日、1年に1回は旅行とか、自分の欲望のままに生きたりはしないんだ。
収入が下がって大変とか言うバカは、自分が1年に使った無駄金を数えてみろよ。鬱で働けませんとかいうカスは死んどけ。
コンビニやスーパーでメシ買って自炊しない、月に1冊もまともな本を読まない、仕事に関係ない出費が収入の1割以上有る、1ヶ月の労働時間が150時間切ってる、家や部屋が散らかってあらゆる行動の効率が悪い、収入が下がるバカはこんなのばかりだ。
結婚しない、子供作らないって言ってもね、人口の約半数は結婚してる(あるいはする)し、結婚したカップルの出生率は2を超えている。
要するに結婚しない、子供作らない人たちは人間の下位50%以下の負け組って事だよ。
子供を作れないならそれは仕方ない事だけどね。
負け組が口をきけるのがネットの良い所(なにせ、現実社会では誰も話を聞いてくれない)だけどね、負け組って自覚は持とうよ。
負け組でもいい、子供なんていらない、死んだら死んだ時、金がなくなっても生きていけるって。
これが50代、60代になって生物的に子供を作れなくなり、体が衰えて、働く場所も無くなった時、必ず意見が変わるんだ。
自由を謳歌したアラフィフのバリキャリは、今更子供が欲しいと言って貯金全部とマンション売り払ってを不妊治療につぎ込んだ。当然だが子供は出来ない。
暴飲暴食してて心筋梗塞食らったジジイは、いきなり健康に気をつけて言動が変わった。塩分1日4グラム生活でヒィヒィ言ってる。
親から5000万ほど遺産もらったババアは周囲が散々止めても聞かず、70手前で使い果たして日雇い生活。払わなくてもいい金を使いまくって男に貢いで文無し。
57歳ニートは親が死んで年金止まって、最近家が差し押さえ食らってた。その後どこに行ったのか知らん。
人生の前半をキリギリスとして生きた人間には、必ず報いが来るんだよ。
まぁ負け組はキリギリスというほど今も楽しめていないのだから、これは関係無いな。
負け組のみなさん、君らが子供作らないのは勝手だけど、生まれても居ない子供が可哀想だから作らないという虚勢を張るのはやめて下さい。
君たちは子供を作るほどの甲斐性が無く、教育を与えて責任を持つ気概も無く、厳しい時代の中で生きていく知恵や人脈を作ってやる事も出来ない無能です。
私は無能で責任を持つ気概も無いので子供を作れませんと、正直に告白して下さい。
そして老後に後悔して下さい。これは間違いなく後悔しますから。
俺の、私の人生はこんなはずじゃなかったと、6畳一間のボロアパートで、毎日後悔して数十年お過ごしください。
その程度の後悔では終わらんよ。体がそれなりに動く間の後悔なんて知れてる。
どこかで「宝くじが当たればやりなおせる」とか思ってるだろ?体が動かなくなると金でも解決できないという絶望が襲ってくる。
子無しの設定として「無能なので子供を持てない」のと「能力はあるが自らの選択で子供を持たない事にしている」のとまぜこぜにしてるから
滅茶苦茶悪趣味なことを言っているように見える。
あえて持たないという主張は、人生の後半で後悔すると書いている。混ぜてるようにしか読めないなら、君が「能力がある」方に入らないのは確定だね。
若い間は調子に乗っていても、いざ自分の身に降りかかれば醜く無様に泣きわめくのが人間。
実体験まで書いてやってるのに妄想としか判断出来ないほど頭が残念な子か?
お前は1つも具体例出さず脳内妄想だけで生きてるのだね。負け組は大変だな。
無能だから産まない=生まれてくる子供の環境がかわいそうになるから作らないだろ。この程度の論理展開もできない親を持つ子供って負け組なんだよなぁ。
つーか独身でもおまえごときより仕事ができて年収も高くて幸福な人生を歩んでる人は山ほどいるわけだが、そうあってほしくないと願わずにはいられないほど不幸な結婚生活を送ってる負け組の発狂したコメントってクソ笑えるわ。
生まれてくる子供がかわいそう=生まれても居ない他人の心配をするフリをして虚栄心を隠しているだろ。
じゃあこれは何だよ。
たとえばこのへん。
4つほどあげてるが、数も数えられないのか?
後半は論理が破綻しまくってるので放置。IQが20違うと会話が成り立たんって本当だな。
ブコメ大体読んだ。
人気コメトップが面白いな。反論できずに図星刺された人の数としか思えないんだがw
スターと図星をかけてるのかねw
1 景気が~ 世の中が~ 心理学が~ 貧しい家庭が~ 女の人生が~
上でも書いてるが、外部要因に自分の人生を任せたいなら禁治産者どうぞ。
自己決定の積み重ねで出来ている人生を否定して、自己責任を放棄しているから君は無能なんだよ。
2 私は無能です
そうだ、それでいい。
かわいそうな子供を作らないなどという美辞麗句で自分を騙すことをしない君は、嘘つき無能からただの無能にランクアップだ。
上に書いてる無能の特徴を消していけば、一般人にランクアップ出来るかもしれん頑張れ。引用しとくわ。
コンビニやスーパーでメシ買って自炊しない、月に1冊もまともな本を読まない、仕事に関係ない出費が収入の1割以上有る、1ヶ月の労働時間が150時間切ってる、家や部屋が散らかってあらゆる行動の効率が悪い、収入が下がるバカはこんなのばかりだ。
3 真の無能はパコパコ~
いや、お前はパコパコすら出来てないだろw
子供を作らない俺有能から、パコパコしない俺有能まで堕ちるのかw
どんだけ自虐好きなんだよww
4 発達障害
断ち切るんじゃなくて、断ち切らざるをえないんじゃないの?
子供が出来ない人は仕方ないって書いてるの読んでないぽいので、文盲なのかな?
5 鳩山首相の~
弟である鳩山郁夫氏の追悼文読んでこいよ。育ちの良さ、教育の重要さがよくわかる名文だぞ。
お前みたいに揶揄する事しか出来ない無能とは違うね。超金持ちだしなww
100以上ついてるので全部は返信できんが、本分読んでないバカ多すぎなのでちゃんと読め。
http://anond.hatelabo.jp/20161223141706
昨日見事に保育園落ちたわ。どうすんだよ私活躍出来ねーじゃねーか。子供を産んで子育てして社会に出て働いて税金納めてやるって言ってるのに日本は何が不満なんだ?何が少子化だよクソ。
それは日本のことですか? それは1億人の社会が活動しているわけではありません。
昨日、私は保育園を驚くほど倒しました。 あなたは何をしていますか私は積極的な役割を果たしませんか? 私は子供を産み、子供を育て、社会に出て、税金を払って税金を払うという日本人の不満は何ですか? 出生率の低下とは何なの?
赤ちゃんがいるのはうれしかったですが、あなたが望むように保育園に預けることはほとんど不可能です。子供がいることを心配しないでください。
それは日本についてですか? 活動していない1億の社会があります。
昨日私は保育園に驚いた。 何をしていますか私は積極的な役割を演じませんか? 子供を育て、子供を育て、社会に出向き、税金を払い、税金を払うという日本の不満は何ですか? 出生率の低下はどうですか?
赤ちゃんがいるのは楽しいことですが、あなたが望むようにお子様を保育園に放置することはほとんど不可能です。 子供を持つことを心配しないでください。
この文章が Google翻訳不動点のようだ。これ以上翻訳を繰り返しても文章が変わらない。
http://anond.hatelabo.jp/20151017231411
がそこそこ好評だったので、改めてタイトルを追加してみようと思って書いてみます。
http://morning.moae.jp/lineup/121
主人公・テツローはフィギュアの造形師を目指す主夫だが、数年間くすぶっている。
ほぼ作者の実体験にもとづいて描かれており、自分の夢に向かいながら生きることの難しさや不安と真摯に向き合った作品だと思います。
テツローと嫁の掛け合いがたまらなくいいです。というか嫁がかわいくて強い。
初めて父親になるシーンはとても美しいです。
http://shonengahosha.net/works/baransupor_001.html
『EAT-MAN』『地球の放課後』の吉富昭仁による、トランスセクシャルフィクション。
女性の出生率の減少した世界で、国の要請で子供を産むために性転換した少年と周囲の関係性を描く。
・HaHa(1巻完結)
『ハイスコアガール』の押切先生が騒動の最中に始めた、自分のルーツと向き合う物語。
裏表紙にある
目の前にいる母の歴史は何も知らない。
母の事をもっと聞いておけばと
後悔の念で涙するのは嫌だ。
僕は思う。
親の半生に関心を持ち敬意を持って
自分のルーツとしての母親の半生をたどるという試みを面白く、感動的に描いている作品です。
・雲出づるところ(2巻完結)
http://kc.kodansha.co.jp/product?isbn=9784063002416
駅で拾った子供を育てながら幸せに暮らし、やがて出水は妊娠する。
癌を患いながら出産を決意した出水と十一の、闘いの日々を描く。
生きていくことの不条理さを詰め込んだ作品で、希望があるのかどうかすらわかりませんが、
それが著者が人間の生死というものに徹底的に向き合った結果なのだと思います。
・名づけそむ(1巻完結)
http://shodensha.tameshiyo.me/9784396766740
誰もが持つ、「名前」にまつわるエピソードを集めたオムニバス。
日常の意外な瞬間に、ありふれた名前を通して、ささやかな喜びや希望、そして胸が締め付けられるような切なさや痛みを感じる人々の姿を全10編で描く。
上にある試し読みのように、短編でこれだけ描写の重さを乗せられるのはすごいなと思いました。
・闇夜に遊ぶな子供たち(1巻完結)
http://renta.papy.co.jp/renta/sc/frm/item/6274/
『死人の声をきくがよい』のひよどり祥子の、うぐいす祥子名義の作品。
霊感が強く、よからぬものが近づくと体調を崩す少女・マコとその兄・トシオに降りかかる災難の数々。
私の中では『度胸星』『預言者ピッピ』に並んで続きが出て欲しい作品。誰か。
・木版漫画集 或る押入れ頭男の話(1巻完結)
(試し読みがありませんでした)
あとがきで「私は、二冊の木版漫画集を刊行する為だけに、私の人生、10年間をそっくり使い果してしまった。
それが良かったのか、わるかったのか、今は判らない。」というぐらい寡作な藤宮史先生の作品。
人間不信から内向的になり、大学にも通わずアパートの一室に引きこもった青年が、何もかも捨てていっそのこと押入で暮らしたい、いや押入そのものになってしまいたいと思っていたら、
ある日男の顔は本当に小さな押入れ然となっていた。家を追い出されその日暮らしをする中で、彼はどこに辿り着くのか。
木版ならではの重厚さとストーリーの重苦しさがマッチしていて、これまで味わったことのないような読み口の作品でした。
・こども・おとな(1巻完結)
http://www.s-manga.net/omf/omf_978-4-08-890409-2.html
http://sokuyomi.jp/product/ningyoouzi_002/CO/1/
なども良かったです。
最近漫画の読み方が保守的になってきているので、自分にムチを入れる意味も込めて書いてみました。
みなさんのオススメも教えてください。