はてなキーワード: ビニール傘とは
大抵は
・とっくに実行してる人も多いけどそれだけじゃ被害を防げないのにどや顔で言うクソバイス
だから怒られるんだと思うが
セカンドレイプとは、
レイプなどの性的暴行を受けた者に対して、第三者が、性被害の苦痛を思い出させるような言葉を投げたり、被害を受けた原因の一端が被害者自身にもあったというような中傷めいた発言をしたりして、精神的な苦痛を与えること。
タイトルに「セカンドレイプ」が何故悪いのか、説明してほしい と書いたが、私はこれ自体が何故悪いのかは理解することが出来る。
私も子供の頃に風邪を引くと「お前に落ち度がある」みたいな事を親に言われ、心底腹が立ったのを思い出す。
完全に防げる事のなく、何処で遭ってしまうかも分からず、かつ遭ってしまいやすい属性(この場合免疫の低い子供)なのに、そんな事を言われても……。
というか実の子供がつらい目に遭ってる時ですら「人を責めるのきもちいいwww」なのかコイツ。人間性を疑った。
幸い痴漢というものに一度も遭った事はないが、痴漢の場合は、性に関わるしそもそも犯罪であるということもあって、この比ではないことも察する。
つまり、セカンドレイプが何故悪いのかは「被害者に対して追い打ちを行うことが道徳的によろしくない」である。
しかし、セカンドレイプという言葉がここを離れて使われる事がネットではしばしばある。
例えば、
「傘を盗まれにくくするテクニック!まずビニール傘は本当に盗られやすいから避けるのが無難じゃないかな。他にはこんなアイディアがあって、傘にこんな印をつけておくと盗まれにくくなるみたい!よかったら試してみて!」
という投稿があったとする。
テーマが傘の盗難なら「試してみよう!」「おもしろい」などと言われる事の方がまだ多いが、これが痴漢になると
「なんで傘に印なんかつけなきゃいけないの?つけなくないんですけど」
「そもそも、傘を盗む方が100%悪いのに、どうしてこちらが対策する必要があるの?」
「セカンドレイプですよ!」
ん、「セカンドレイプ」ですよ……?
投稿者は、誰か特定の被害者に対して直接中傷したわけでもないし、ましてや落ち度を指摘したわけではない。
単に嫌なことを回避するライフハック的なものを紹介してくれただけではないのか。
というかこのような投稿をしようと思う時点で、投稿者本人も少なからず悩んでいた可能性が高くないだろうか。
悪の所在はそれほど大事だろうか?正確には、悪の所在と被害の大きさに関連はあるだろうか?
自分に一切非はなくても、痴漢に遭いたくないし、傘も盗まれたくないし、なんなら風邪も引きたくない。
「殺人は100%した方が悪いわ!だから大丈夫よ!あなたは何も悪くないわ!」と言ってもらえるからといって殺されたくはない。
普通はそう思わないだろうか。だからこのようなライフハックは共有され、実践されるのではないだろうか。
それですら「セカンドレイプ」の一言で封じようとするのを、私は理解することが出来ない。
ある雨の日、それはそれはもう見慣れた風景でいつも通りの道を歩いていたら、通りすがりに雨にうたれて歩く〇バートデニー〇と肩がぶつかったわけ。
え?と思って二度見したんだけどどうみても〇バートデニー〇。なぜこんな場所に?傘も差さずに一体なぜ?全身ずぶ濡れじゃないか。
と色々思考が巡ったがまぁいいかと前を向くとなんと目の前に〇バートデニー〇がいるではないか。
しかも良く見ると女である。〇バートデニー〇なのに女なのである。もうわけがわからない。
「ねえ、肩がぶつかったわよ、気を付けてよね」
と、英語で言われたのだが、英語なんてまったくわからないのに何故かそう言われたとわかった。意味がわからん。
すると後ろからトントンと指で肩を突付かれて振り向くと、何故か〇バートデニー〇がいて
と紙パックのカフェオレを渡されて、それを飲んでるうちにトラックに轢かれて死ぬという夢を今朝見ました。
それはさておき、こういう心理テストがあるのはご存知だろうか。
「雨の日に女性が歩いています。その人の傘の色は何色でしょうか?」
先に答えを言ってしまうが、そこで答えた色は「その女性が穿いている下着の色」なんだそうだ。
成る程成る程、その心理テストの話を聞いてから俺は雨の日に女性の傘を気にして見るようになったんだけど、ビニール傘ばかりに目が行くわけだ。
見る人見る人ビニール傘なのである。いや、そうではない。普通の布傘の人だっていっぱいいる。むしろビニール傘の人よりも断然数が多いはずだ。
つまり俺が単に見たい物を見てるだけだ。そう。ビニール傘は透明だ。ということは・・・・もしかしてあの人たちは「おけけ」がスケスケ状態になっているということか?ごほんっ。いや今のは気にしないでくれ。
そういや「おけけ」ってどういう漢字になるんだろう?「お毛々」なのか?まぁそれも今はどうでもいい。
そんなことよりもだ。俺はハッとしたわけだ。そう今朝見た夢の話のことだ。
今ハッキリと思いだした。穿いてなかったなと。
またみてきたので書く。
歌舞伎町:
本作の主要な舞台であり、水商売の一大拠点でもある。また隣接する地域には、コリアンタウンである新大久保があり、本作とのコラボキャンペーン商品を出しているロッテの本社もこの地区にある。スペシャルスポンサーである日清の東京本社もある。
代々木:
代々木駅のあたりは北参道と言われていて、明治神宮の敷地まですぐそこだ。神宮野球場といえばヤクルトスワローズだ。ビニール傘をふる観戦ファンの応援の動きは、本作でてるてる坊主のついた傘を振る動きの元ネタだろう。
また、明治神宮の広い敷地を超えた先には代々木公園があり、そこにはNHKの社屋がある。
銀座:
廃ビルのモデルは代々木会館だが、屋上の神社は銀座の朝日稲荷神社といわれている。
また、隣接する汐留には、日本テレビの本社がある。さらには、電通、朝日新聞の本社もあり、本作のスペシャルスポンサーのソフトバンクの本社もある。
お台場:
最初の依頼の舞台となるお台場といえばフジテレビの社屋だ。天然水でタイアップCMを出しているサントリーのビルもある。
六本木:
花火の依頼で浴衣で登場したシーンが六本木ヒルズだ。テレビ朝日の本社がある。バイトルを運営する株式会社dipの本社もこの地域だ。
高級クラブをはじめとする夜の街でもある。
芝公園:
須賀が娘と面会した公園だ。ところで新海作品には東京タワーがあまり出てこない、という指摘が以前からあった。今作で珍しく描かれているのは、放送の象徴という意味合いがあるのではないか。
さて、ここで確認しておきたいのは、話題になっているこの指摘だ
https://twitter.com/gentledog/status/1156039018594750465
“スポンサー企業は色々登場するんだけど、ヤフー知恵袋はゴミみたいな回答しか返ってこないし、バイトルはろくに仕事を紹介してくれないし、バニラトラックが走る街で未成年が無理やりホテルに連れ込まれそうになるしで「金は貰ったがそれはそれだ!」という作り手の強い意志が伝わってくる。”
まず、特にテレビ放送において、スポンサーを不利にするような表現ができない現状がある。
競合製品を写すことができず、不自然なボカシがかけられる場面をご覧になったことがあるだろう。
そしてそれを端的に示すような、こんな出来事がリークされている
歌舞伎町近くのスタジオアルタでの放送内容であり、お天気お姉さんが発言した内容でもある
このような現状に一石を投じるべく、先鋒となって、スポンサー製品の失礼にあたるようなことをあえて盛り込んでいったのではないか。
ところで、田端が何を意図しているのかなかなかこじつけられなかったのだが、やや強引なのを承知で進めていく。
田端には『株式会社ジェイアール貨物・不動産開発』の本社がある。注目してほしいのはこの不動産の部分だ。
フジテレビが赤字転落、もはや不動産会社がテレビ局を経営している状態
https://biz-journal.jp/2017/12/post_21616.html
放送事業は急速に儲からない事業となってきているのだ。インフルエンサーとしての力は絶大であるにもかかわらずだ。
作中依頼が多くなりすぎて引き受けるのを止めた端緒として「テレビに出ちゃって」というセリフとともに描かれてもいる。
(うろ覚えなのだけど、陽菜のアパートと須賀の事務所にテレビが無かった気がしていて、もしそうだったら現在の生活ではiPadはあってもテレビは..
みたいな方向でも書こうと思っていたのですがやめときます。もう一回観ようと思いますが、いやテレビあったわという方はコメント等で教えてください。)
愛の情動が肥大し、同一化を強いる時、その欲望は一時的に鎮静する。
拡張を禁じられたそれは行き場を無くす。ただし、その状況においてのみ、幻想と共に永遠を享受できるのかもしれない。
あるいは、僕はもはや幻想と共に生きるしかないのかもしれない。
真夜中の中でも特に25時は、ひどく孤独にさせる魔力を帯びていると思う。そんな時、僕はiPhoneを手にとって、LINEの友達リストを繰り返し眺めるのだけど、目的もなく連絡を取ることが苦手な僕は、ただ彼らのアイコン画像から今の状態を推察して、理解に努めようとすることしかできなかった。
それではいけないと思って、ほんの少し勇気を絞り、旧友をご飯に誘った。一緒に地元で浪人をしていた同級生は、4月から福岡に転勤になったから、LINEでのやり取りだけだったけれど。
彼は今クレーンを売る会社で営業をやっている。向いていない仕事も数年もすれば、彼の人格に少なくない影響を与えているようで、当時からは想像もつかない調子で言った。
「本当に連絡をくれて嬉しいよ。いきなり電話をかけてごめんね。でも本当に嬉しかったんだ。リュウも元気にしてるのか?仕事は順調か?きっとお前は今も活躍に活躍を重ねていて、回りに感謝されて仕方ないんだろうな。お前は昔から、誰よりも頑張ってたもんな。」
意外な反応だった。僕はきっと妬ましく思われているのだろうと思っていたけど、そうは思っていない人もいたのだ。彼は僕の孤独がただの思い込みだったと教えてくれた。
今の僕は周りに感謝されるというよりも、文字通りお荷物のような存在だと思うけれど、彼が力強く伝えてくれた「嬉しい」という言葉は僕を前に進めてくれた。残すのはきっと、あと一人。
「本当にごめんね。今仕事の方が炎上していて、ずっと会議だったの。トイレに行かせてくださいって言って、ようやく連絡できる状態だったから、待ち合わせのギリギリの時間にかけることになっちゃったけど・・」
2年ぶりだった。彼女が待ち合わせに遅れると言ったので、僕は新宿の紀伊国屋で小説を買って、それから近くのスタバでアイスコーヒーを買って時間を潰していた。
「実はこの本、ずっと読みたかったんだけど、なかなか読む時間が作れなくて。ちょうどよかったよ。冒頭からすごい面白いんだ」
「誰の本?」
「村上龍だよ。五分後の世界っていうんだ。パラレルワールドの日本の話。」
「そう言ってくれてよかった」
「予約してたお店、さっきキャンセルしちゃったんだけど、行ってみようか。」
そう言って僕は氷が溶けきった残りのアイスコーヒーを流して、不燃物ボックスに捨てた。
予約をキャンセルしてしまったワインのお店は新宿3丁目にあった。幸い、予約をしていなくても入れるくらい穴場だったから、僕はホッとした。
「今職場は新宿からは近いんだよね?仕事はどんなことしてるの?」僕は聞いた。
「営業だよ。営業って言っても、クライアントにヒアリングに言った内容を社内各所で調整するだけだけど。これできる人いませんか〜?って。そのアサインで今難航しててね。」
「かけまくりだよ!もうはわはわしてる笑 まあ、だいぶ慣れてきたけどね」
「私は仕事楽しいとかそういうの、全くわからないからね、早く帰りたいよ笑」
仕事に楽しさを見出そうとすることはもしかしたら部分的な偏りで起きていることなんだろうなと僕は思った。
24時を回った。大学時代の話から、社会人になってからの話、趣味の話や最近聴く音楽の話、好きな小説の話。そういう話をひとしきりしていたと思う。
彼女は僕が誕生日プレゼントに買った香水を、毎晩寝る前に部屋に振りまくようになって、そこから香水が好きになったと言っていた。
「この前ドライブに行った時に、こんなことがあってね」
「あいちゃんはもう少したわいもない話とかできないの?笑」
「全く、手応えを感じたくなるとダメだね。議論始めちゃうから笑。そういえば俺たちってドライブしたことあったっけ?」
「あ、そうかあの時か。あの時は楽しかったな。なんの目的も決めなかったけど」
「そうだね」
「・・・他にもさ、実は特に印象に残ってて、こびりついて離れないことがいくつかあってさ。」
「どんな?」
「うん、誕生日か何かを祝ってくれた時、俺なんでか覚えてないんだけど、怒って帰るって言い出しちゃってね。会計して、改札でお別れする時に、今日はあいちゃんと一緒に居たかったって言われて」
「・・そんなこと言ったね」
「うん」
「他にもね、ゴムが破けて一緒に朝一で病院行ったじゃん。あの後ガストでさ。今でも鮮明に覚えてるよ。俺はメロンソーダを飲んでた。もうあいちゃんとはエッチしないって。どうして?って言ったら、だって、責任取れないでしょう?って。なんであの時、何も言わなかったんだろうって。」
「うん。じゃあ、ずっと居てくれない?」
「いいよ。とりあえず、飲もう!」
「ええ、まだ飲むの?笑」
「そうだよ?グラスワイン、オススメってついてるやつ、下まで全部飲むの!」
「ええ、もう結構、無理なんだけど笑」
僕はきっと、あの時の後悔をずっと引きずって生きてきた。大学2年生の冬だったと思う。
なぜずっと会えずにいたか、そしてなぜ今会いたいと思ったのか。
その答えは、いまだ僕にもまだわかっていない。
その日の会計は2万円を超えた。最高新記録だった。
25時を過ぎた新宿は、僕たちを阻むように雨を降らしている。
彼女が行こうと言って立ち上がった。傘を持っていなかった僕は、彼女の小さな折りたたみ傘に入れてもらいながら、近くのコンビニでビニール傘を買うと、彼女の折りたたみ傘を畳み、それをバッグにしまった。そうして左手で彼女の左肩を寄せて、互いに小さくなりながら歩き出した。
新宿通りの3丁目の交差点を渡る途中、僕は込み上げてきた何かをぶちまけるように、ごめんねと言った。
「あの時、好きって言えなくてごめん。」
「好きだよ」
「どうしてそういうことを言うの?どうして・・・」
「どうしても、言いたかったんだ。」
「どうして今になって言うの?」
「どうしても、今伝えたかったんだ。」
「私どうしたらいいの」
「どうもしなくていい。ただわかってくれていさえすればいい」
「ねぇ、チューして。」
僕は傘を放り投げると彼女の頬を両手でそっと包み込んで、顔をほんの少し上向きにした。僕は少しだけ前かがみになって、少しだけ顔を右に傾けて、優しく目を閉じた。
25時を過ぎた新宿の雨は、僕らを包みこむように汚していった。
金曜日。外はもう白んでいる。
彼女の首筋から指をつたっていると、胸元に消えかかった痣を見つけた。
僕はクスっと笑って、その痣をふわりと撫でると、彼女が言った。
その鋭い一言は全てを見透かしているように感じられた。僕はおもわず閉口してしまった。
「う〜ん。複雑な気持ちがするね」
「なにそれ笑。複雑な気持ちかあ」
「うん。複雑な気持ち」
僕はその跡を見て見ぬフリをすることもできた。でも、その時に僕が彼女に発見したことを示唆したことは、確かに不可解な行動に映ったと思う。
「さっき俺は複雑な気持ちがするって答えたじゃない?その時のことを思い返していたんだけど」
「うん」
「今までは、自分のことを無条件で受け入れてくれる存在を必要とした。その時は、相手の意思に関係なく、自分が受け入れてもらえていると感じられさえすれば良いと思った。でもそうではなくて。自分が無条件で受け入れられる存在さえいれば良いんだって。思えた」
「なんだか急に哲学的だね」
「うん。だから、今のは忘れていいよ。」
でも僕があのとき伝えたかったのはそういうことじゃない。少なくとも僕が失礼な事をしたわけではないことだけでもわかってほしかったのだと思う。
僕がその時伝えたことは、僕がじっくりと時間をかけて大切にしなければならないことだと思った。
新宿の雨はすっかり止んでいた。歌舞伎町を抜けて東口に向かう道すがらは、以前よりも静寂だった。
信号が青になるのを待つ。僕の左手は彼女の右手を握り、寂しそうに爪を撫でている。綿よりも軽く、だらんとした右手をそれ以上強く引くことはしない。きっと、これからも。
改札を抜けた僕たちは「じゃあね」と言ってそれぞれのホームに向かおうとする。僕が中央線の方を向こうとするも、それができなくてほんの一瞬立ち往生したのを逃さなかった彼女は、まるで子供をあやすような表情で、手を振ってきた。
「そういうところだよ」と思った。相変わらず、君は僕のことを知っている。
僕は仕方なく手を挙げて、力なく振り返した。彼女がホームに向かうのを確認してから、背中を向けて、ゆっくりと歩き出した。
コンビニで菓子パンをお金払わずに持ち帰ったら万引きじゃん、なのに傘立てに置いてある他人の傘はどうしてフランクに持って帰っちゃうんだろう。
「人の物を取ったら泥棒」ってみんなわかってるはずなのに傘に関しては各個人ごとの正義がある。
汚い傘ならまあOKとか。
おめえの傘じゃない限りは勝手に持って帰っちゃだめだろっていつも思うんだけど。
「仕方ないじゃん、傘ないんだもん」
傘忘れたおまえの不手際を、そこにある誰かの傘で繕ってんじゃねえよ。
そのせいで濡れて帰る羽目になる人のことを想像できない自己中心的なやつが多すぎる。
昨日のちびまることサザエさんもそんな感じの話だったけど
教室には誰もいない(本当はまるこがウンコ中だったから学校にまだいた)から残されてるまるこの傘を勝手に持って帰った藤木も
サザエが雨降るから傘持ってけっつったのをシカトしたにもかかわらず、会社にあったマスオの傘そっくりの傘を間違えて持ってきやがったマスオも
見ていて非常に不愉快だった。
マスオに至っては、傘は実は役員さんの物だったんだけど後日役員さんが「ここに忘れてたのか」と取りにきたとき、持ち主がわかってよかったと喜びはせど、肝心の雨の日に持ち帰ったことを詫びる様子はなかった。
役員さん、傘がなくてあの日困ってたかもしれないのにそこまで想像に至ってなかった。藤木はガキだけどおまえ大人だろと。
みんな自分勝手だ。
お互い様という人もいるかもしれないけど、持ち主が「貸してあげるよ」「持って帰っていいよ」って言ってはじめて助け合いだと思う。勝手な持って帰るのは違う。
この時期はイライラさせられてばかりだ。
25年ほど前、私が小学校6年生のころ陰湿ないじめにあっていた。
上履きはしょっちゅう無くなり、机には毎日のようにゴミを入れられた。
体育の授業で私と組になると、嫌すぎて泣いた子もいた。
当時の私は酷いアレルギー持ちで、鼻水はずっとぐすぐすしていて、
一日中なんども鼻をかんでいた。
その噛んだ鼻紙を爆弾のようにして、投げ合い押し付け合い遊ばれていた。
当時は今よりもまだ、いじめ問題の対処がしっかりしていなくて、
親はあんたが怒るから楽しがって、またからかうんだから無視しなさいといった。
なんでこんなに酷い目に毎日合うのだろうか。
なんで、なんで、なんで。
そのうち、自分の中の自殺願望が苛めた奴らを殺してから私も死のうと
なんどもなんども殺すシミュレーションをしていた。
ある雨の日、クラスに入るところを男子に後ろから飛び蹴りをされた。
私は前にふっとび転んだ。
その瞬間、頭の中の何かがプチんと切れる音がして、
起き上がり、手に持っていたビニール傘をその蹴った男子に向けて突進した。
相手の男子を押し倒すような形で、私は馬乗りになり傘を使って滅多刺しにした。
3〜4回刺したところで回りの人に止められ、私は動けなくなった。
男子は痛い痛いと大泣きしていた。
私は職員室の隣の応接室に入れられた。
とにかく、やってやったという爽快感と
あー、このあとどうなるんだろうという漠然とした感覚だったように思う。
親が呼ばれ事態の説明をうけると、母親は真っ青な顔で泣いていた。
私が傘で刺した男子は軽傷で、数針縫ったものの後遺症も残らなかった。
新しい学校は嘘のように平和で、誰も私を汚物あつかいしなかった。
今は結婚もして中学生の娘もいて、大切な夫と仲良く過ごせている。
おそらく一生忘れることがないだろう。
最寄駅に住み着いているホームレス
いつも通る道の脇に寝床があって、よく昼間そこで寝ているのを見た
寝床と言っても、ダンボールハウスのような立派なものじゃなくて、
地面にダンボールを敷いて、安っぽいビニール傘を屋根側に固定したような代物だ
最近近くを通りかかると、その寝床に花束が添えてあり、家主を見かけなくなった
あぁそうか、と俺は思った
それとも事故だろうか?
人生の最後を路上で終えるなんて、何がきっかけでそうなってしまったのだろうか?
それとも案外気楽で楽しかったのかもしれない。
いつも仲間と駅の隅っこに固まってタバコを吸いながら談笑していたっけ。
なんとなく、そこを通る度にそんなことをつらつら考えるようになった。
今日そこを通ったら、何事もなくそこにあのホームレスが寝ていた
なんだよ!生きてんのかよ!