はてなキーワード: コッペパンとは
保育園での記憶がまだのこってる。おいしくないコッペパン、自分だけ外で遊べない。ひとりで(たまに一人、二人と増える)食べ終わるまで昼食が終わらない。終わらないから無意識にポケットにおかずを入れてた。母からするといじめにあってるんじゃないかと思ったかもしれない。かばんにおかずを隠すというライフハックも取得した。
小学校では給食が美味しかったせいか問題なく。中学も同じく。でもたまに友達と食事に行ったときにやっぱり遅くなる。ポケットに入れるわけにもいかず無理やり流し込む。
食べてるときになんか遅れていると焦る。そうすると食欲もなくなるし、吐き気みたいなものもでる。小さい頃からいっしょ。一人では問題にならない。いくら時間をかけようが関係ないから。
待たせてるというプレッシャーかもしれない。食べやすいものを選んだりして工夫すれば良かったのかもしれない。
今日も俺だけ遅くなった。普段は仲良くないのに食事のときだけ家族と一緒になる。はやくここから離れたい。でもいつまでもごはんは減らない。
全然成長してないんだなあと思った。
俺はたべるのがおそい。外食は基本しない。ここ数年家族以外の他人と食事してない。
どこでも寝れたり、どこでもささっと食事できるような丈夫なひとに、俺はなりたい。
兄はフランスパンなのですが、硬すぎる性格と芸術家という職業のせいか、モテません。
姉はクリームパンなのですが、甘い性格と甘い声で毎日新しい人を連れて歩いています。
弟はカレーパンなのですが、誰に似たのか毒舌がすごいです。3日くらいに一度顔に白色の苔みたいのが生えます。たぶんカビです。
妹はアンパンなのですが、母に似たのか、幼稚園では大人気で子供のくせに男の子を周りにはべらせています。最近は大学生くらいの男の人と交流があるようです。
祖母は乾パンなのですが、昔から乾いた性格で今も変わらず、ケラケラ楽しい毎日を送っています。
ちょっとざわついてるわよ。
いや本当に出落ちじゃなきゃいいんだけどと思うわ。
あのさ、
事務所の棚の配置をちょっただけ変えたら
もの凄く空調が効くようになって、
今までなんだったの?って思うぐらいよ。
早くっからそうしておけば良かったんじゃない。
室温がもうこの時期空調をマックスにしても30℃下回ることが無く、
逆に言うと外よりも暑い室内で身を焦がしていたんだけど、
今気温をみたら27℃とかなかなかいい冷えっぷりよ。
外に出た瞬間に溶けてしまいそう気を付けなくちゃ。
気を付けようがないんだけどさ。
それくらい気合い入れて外に出なくちゃいけないのよね。
もう外すでに暑し35℃を超えてたわ。
やっぱり暑いみたい。
昨日さ珍しく帰り道ルービーでも飲んで帰ろうかと思ったのよね。
結局はいつも行くみかんの花咲く丘公園駅前の焼き鳥屋さんにしちゃいました。
相変わらずらっしゃいって座ったら頼まなくてもルービーと焼き鳥串盛り合わせね!って目配せしてくれて
うんと頷くとまずすぐさま出てくる気合いの入った氷ついて冷えたグラスで出てくるルービー!
付きだしの小鉢もおしゃれで美味しいのよ。
いちいち美味しいの!毎回!
そんなには長居はしないので、
ちょっと2~3杯飲んで、
夏ゴーヤ食べなきゃって思ったので、
まずはゴーヤをハントしてこなくっちゃ!
でもやっぱり夏の疲れはこうやってルービーで流し込むのが最高よね!
うふふ。
ふわっとタマゴと一緒になって口の中で溶けていく感じ。
赤紫蘇ジュースを頂いたのでそれを炭酸で割ってミントを乗せたら
甘さ控えめなのが嬉しいわ。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
ピーナッツクリームどら焼きというものを店で目にして少し驚いた。
買って食べると美味しい。餡子の変りに薄めのピーナッツクリームが入っている。
ピーナッツクリームはパンに付けるものとばかり思っていたがどら焼きにも合うのか。
そう思えば、クリームどら焼き、サラダどら焼き、イチゴジャムどら焼きなども合うのではないだろうか。
ケーキスポンジの代わりまでにはならないかもしれないが、ジャムなどを塗った食パンやサンドイッチ系の代わりにはなる気がする。
食パンやコッペパンは大体どら焼きに変えて良いのではないだろうか?
ドラえもんズはどら焼きを色々付けて食べていた。あの食べ方が合うかどうかは別にして、どら焼きに何かを付けるというのは良い考えだと思う。
ドラえもんズは偉大だった。
ネットで給食について調べると美味しかったという声が多くあって、正直羨ましい。
個人的には、不味かったと思う。
美味しいと思えるメニューはさほど多くなかった。
周囲は美味しいと言って食べてたから、私の味覚がずれていた可能性はある。
「お前らよくこんな不味い飯に何も言わずに食べてられるなあ」と言っていて
好きだったと思い出せるのは全部パン。
一番は黒糖パン。ふわふわ柔らかくてしっとり甘かった。(コッペパンはとにかくパサパサで硬くて水分が奪われた。)
その次はセサミトースト。大人になってからもレシピを調べて作ったほど。
それからキャロットパン。コッペパンがベースだったけど、にんじんの水分と甘みがものすごく仕事をしていた。
カレーとビーフシチューはほとんど一緒で区別がつかなかった。どっちも牛で具も一緒。スープ感の強いほうがビーフシチュー。
エビは背ワタの処理が甘いのかやってないのかジャリジャリ。
肉はかたくて灰のような味しかしなかった。
麺類は極限までのびてるし、謎のおかずも多かった。
こんな給食に黙っていられなかったのか、担任はすぐ校長に訴えた。
でも校長も不味いとは思っていなかったようで、いまいち反応はよくなかったらしい。
終業式の日、担任が一年を振り返って話していたときに給食の話題になった。
「何回も何回も言ったから、最初のよりは食べられるものになったけど、まだまだ不味い」と言っていた。
今思い出しても到底美味しいと言える給食じゃなかったと思う。
一方で、美味しいと食べてたクラスメイトも少なくなかった。
不思議だ。
年度初めからフルパワーで仕事して、くたくたになった。だからスパイスの効いたカレーを食べたくなったんだ。ランチにインドカレー屋さんを見つけて、思わず入った。サラリーマンと暇を持て余した大学生、笑顔のインド人と山盛りのナン、汗を流して食べるカレー。そんなものを期待していた。しかし、それは裏切られた。
間違えて、主婦たちの集会場へ入ってしまったようだった。みなオバサンが2〜6人で連れ立って食事していた。駅のホームでダッシュしたら女性専用車両へ乗り込んでしまったときのような気まずさがある。よく見るとおじさんもいるが、ファミリーか同僚で女性を伴っているぞ。結構盛況みたいで意外だった。一度足を踏み入れたなら仕方がない。毒食らうなら皿まで、カレー食うならナンおかわりまで。
インド人のお兄さんに片言の日本語でメニューを聞かれるのだと思っていた、しかし店員サンは20代後半〜30代と思われる日本人のキレイなお姉さんでした。よく見るとホールの店員さんはみんな女の子だった。なんか気まずい、なんだろうこれ。カレーを食いに来ただけなのに。適当にセットを注文した。カレーが何種類か乗っていて、ライスとナンがセットで、タンドリーチキン込だった。ちょっと欲張りな注文だ。
秒でカレーが運ばれてきた。これは☓☓のカレー、こちらは○○の野菜カレーなどと能書きを説明してくれた。早速食べてみた。
うーん、味が薄い。
カレーというよりスープカレー、ああもともとインドカレーは水分多めだけどスパイスの刺激を圧倒的に欠いていた。なんか、お上品すぎるんだよ。カレーはもっと刺激的であってほしいんだよ。おまけに、スープカレーが冷めてやがる。
ナンが、ふかふかしている。いや、もっとナンはガサガサしてハードな食べごたえのはずだ。コッペパンじゃねえんだぞ。
タンドリーチキンてきなやつをたべた。これつくね、スパイシーのかけらもないつくね。もう一つはかろうじてタンドリーチキン風。しかし、もうこれインド料理である必要あるの??
セットドリンクのチャイが一向こないので、ランチサービスのコーヒーをマグカップいっぱいに注いでがぶ飲みして帰った。
肉はそれっぽく切っておく。(コッペパンみたいな形状)
砂糖:1掴み けっこう入れる
塩:スプーン半分くらい
玫瑰露酒:スプーン1杯くらい ないだろうから焼酎でも酒でもいい
紅腐乳:スプーン1杯くらい ないだろうからまあ入れなくてもいい
食紅(赤)はいれても入れなくてもいい。
オーブンか魚焼きで焼く。アルミホイル敷け。じゃないと後で掃除が大変だぞ。煮るな焼くんだぞ。
周りはちょっと焦げたくらいでいい。結構焦げたらその部分削ればいい。
本当は水あめを酢で溶いて刷毛で塗りながら焼くんだけど、面倒だろうからやらんでもいい。
「何でこんなことをしたんだ! 盗みが犯罪だなんて分かっているはずだ。それともバレなきゃいいとでも思っていたのか?」
この事件で危うく犯人にされかけたこともあって、表情からは怒りが滲み出ていた。
しかし従業員の怒りは収まらず、余計に火に油を注いだようにみえる。
従業員はかなり感情的になっており、今にも掴みかかりそうな勢いだ。
「しかもこんなにたくさん盗んで、持って帰る気マンマンじゃないか」
「えーと、家族にも食べさせようと……」
「盗んだパンを家族に食べさせるって? そんなので腹を満たせて家族は喜ぶか?」
従業員の詰問は高圧的であったが、言っていること自体は正論だったので間に入りにくい。
おかげでコッペパンを食べ損ねたのだから、文句の一つくらい言ってやりたくもなる。
ただ、怒りに割くエネルギーすら惜しい状態だったので静観していた。
「ごめんなさい、許してください!」
「ちょっと待ちな!」
従業員の怒りがいよいよピークに達そうとしたとき、それを静止する言葉が食堂内に轟く。
その声の主はオバチャンだった。
「事情はよーく分かった。今回は勘弁してやろう」
「ええ!? どんな事情があれ、盗みは盗みだろ。それを許すってのか?」
「そうするしかない理由があったんだから、大目に見てやろうじゃないか。『盗みは盗み』だからと冷たくあしらう、“罪即罰”なんて世の中は寂しいだろう」
犯人探しを血気盛んに始めた張本人にも関わらず、この場においてオバチャンは慈愛の心に溢れていた。
「ちっ……分かったよ」
「ありがとうございます、ありがとうございます……」
なんだか酷い茶番を見せられている気がするが、とりあえずこれで一件落着ってところか。
この場にいる人間が許すというのなら、水を差すようなことを言うつもりはなかった。
その様子を静観していた俺に、カジマが話しかけてくる。
「ほら、マスダ。待望のコッペパンっすよ」
そう言って犯人のバッグに入っていたパンを手渡してくるが、もはやそれは俺の望むものではない。
無造作に詰められていたものだから拉げていて、ジャムのせいで全体的にベトベトしている。
とてもじゃないが俺のコッペパン欲を満たせるものではなく、すぐに突き返した。
「いや……いらない。ジャムでグチャグチャになってるし、食う気しねえよ」
「ジャム……?」
そんな俺たちの何気ないやり取りを聞き、オバチャンが妙な反応を示す。
「まさか、アンタ……このコッペパンにジャムをつけたのかい?」
さっきまでの態度が嘘のようなドスのきいた声色で犯人に尋ねた。
「え……は、はい」
そして犯人の返答を聞いた瞬間、オバチャンの仏のような表情がみるみる内に鬼のように変貌していく。
「どうやら、アンタを許すべきじゃないようだね」
「ええ?」
オバチャンの心境の変化に、俺たちまで戸惑った。
一体、何が逆鱗に触れたんだ。
「え、さっきパンを盗んだの許してくれるって……」
「アタシが許せないのはね、“パンを盗んだこと”じゃないんだよ。その“盗んだパンにジャムをつけた”ことだ!」
そう言ってオバチャンは犯人の首根っこを引っ捕まえ、食堂の奥へ消えていってしまった。
取り残された俺たちは、その場に呆然と立ち尽くす。
「ね、ねえマスダ。オバチャンはパンを盗んだことは許したのに、何でジャムをつけた途端に怒り出したの?」
そんなの、こっちが聞きたい。
「多分だけど……“盗んだパンにジャムをつける”のは、“味を楽しむ程度の余裕がある”ってことになるから……じゃないか?」
なるほど、そういうことか。
飢えて心身共に余裕がないとか、或いは誰かのためにやったとかならオバチャンは許すつもりだった。
だけどジャムをつけるという、余計な欲やエゴを認めるほど寛容ではなかったようだ。
「はえ~、ジャムをつけただけで、そこまで話がややこしくなるなんて変な話っすねえ……そうだ、これを『パンジャム理論』って呼ぶのはどうっすか?」
「何言ってんだ、お前」
この出来事が俺の期末レポートにどのような影響を及ぼしたかというと、結論からいえば何も関係ない。
腹を満たしたわけでも、代わりに何かを得たわけでもなく、結局はBのマイナスだったので全くもって無駄な時間を過ごした。
だがカジマは学び取れるものがあったらしく、『パンジャム理論』を考案。
レポートにまとめて提出し、見事D評価を貰って補習が決定したらしい。
俺はそう言いながら、彼に鋭い視線を向ける。
「……なにか不自然なことが? 僕は正解のタイムに一番近いのに」
「俺は『最も誤差のある人間が犯人』だと言っただけだ。その誤差が『正解タイム』だとは言ってないぞ」
「……え?」
「まだ気づかないのか。他の三人は正解タイムから30秒近くも離れている。なのに“お前だけ正解に近い”んだ」
「……ああっ!」
俺の罠にやっと気づいたらしいが、もはや手遅れだ。
勘付かれてもおかしくなかったし、見当外れの可能性も大いにあったが、目論見は上手くいった。
「オバチャン、もう一度聞くぞ。俺が注文する数分前、まだコッペパンの残りはあったんだよな。今もそう言い切れる自信があるかい?」
「うーん……でも、ここまで数え間違えるなんて、自分でも信じられないよ」
この事件のポイントは犯行推定時刻、アリバイをどう崩すかに尽きる。
オバチャンは「超能力を使えばアリバイなんぞ関係ない」として、アポートが使える従業員を犯人と推理したが、超能力の制約もあって難しいと結論付けられた。
実はこの推理、かなり核心に迫っていたんだ。
だけど、それは他の超能力者によってだ。
そしてその超能力は直接パンを盗める類ではなく、犯行推定時刻を誤魔化せるものだと俺は予想した。
だから時間当てゲームを提案し、その結果から手がかりを得ようとしたわけだ。
「超能力は、そんな大層なことはできない。恐らく限定的な暗示能力とかで、俺たちの体内時計をズラしたんだろう」
意識して数えてもここまでズレるのだから、そうじゃなかった場合は尚更だろう。
こうなると、オバチャンの言っていた犯行推定時刻はアテにならなくなり、必然的にアリバイも崩れる。
俺は、彼にそう言って詰め寄った。
他三人も、どう答えるのかと注目している。
超能力を使ったことは暴けたが、こいつが言い逃れできる余地はなくもない。
さて、どう取り繕ってくる?
「……証拠は?」
俺は溜め息を吐きつつ、従業員に目配せをした。
「ん?……ああ、そうか」
その視界内には彼の学生バッグもあった。
「……あっ、ちょ、ちょっとやめて!」
彼も何をするか分かったようだが、問答無用。
二つのバッグは一瞬だけ消え、すぐさま姿を現す。
「今、俺が持っているのはお前のバッグだ。さて、中に入っているのは教材だけか?」
みんなにも見えるよう、バッグを大きく開いてみせる。
「というか、最初から持ち物検査すれば解決していた気がするっす」
カジマの言う通りで、俺はもっと早くそのことに気づくべきだった。
数個のパンを短時間で食べきるのは難しいのだから、いくつかは隠し持っていると考えるべきなんだ。
仮に食べきったとしても、口の中を確認すれば痕跡が見つかるはず。
そんな簡単なことに気づかず、随分と迂遠な真似をしてしまった。
空腹で冷静ではないという自覚はあったが、俺の脳は思っていた以上に栄養が不足していたらしい。
「ちょ、ちょっと待って!? 自分も従業員ですよ。パンを盗める時間なんて無い!」
「でもアンタには、“アレ”があるだろう? ちょくちょく使ってるのを見たから知ってるんだよ」
オバチャン曰く、犯行推定時刻中は皆が目に見える場所にいたらしい。
犯人がこの中にいるにも関わらず、全員にアリバイがあるという状況。
大掛かりなトリックでも使えばアリバイは崩せるかもしれないが、パンを盗むためにそこまでやるとも思えない。
となると、もっと“手軽かつ特殊な方法”が使われたと考えるべきだろう。
そして、この従業員は『アポート』という、物体を瞬間移動させる力があった。
俺もこの従業員とは別件で関わったことがあるので、それが事実であることは知っている。
アポートをつかえば、アリバイを成立させつつパンを盗むことは可能かもしれない。
だが、この推理には一つ誤解がある。
俺は少し横槍を入れることにした。
「オバチャン、その従業員が犯人と決め付けるのは気が早いと思うよ」
「え、何でだい?」
「超能力は万能じゃないんだ……そうだろ?」
俺がそう言いながら目配せすると、従業員はバツが悪そうに説明を始めた。
「信じてもらえるかは分かりませんが……自分のアポートは『二つの非生物の位置を入れ替える』ことしかできないんです。そして、入れ替える対象は同じ大きさじゃなきゃダメだし、視界に両方収める必要もある」
そう、この従業員のアポートは、無条件に何でも移動させられるようにはなっていない。
アリバイを成立させつつ、パンを盗めるような超能力ではないんだ。
「もちろん、この従業員が全て本当のことを言っている保証はない。だけど、超能力にリミッターがあるのは確かなんだ」
「え、何それ?」
何となくそんな気はしたが、オバチャンは超能力のことは知っていても“リミッター”の概念は知らなかったようだ。
超能力は人によって性質こそ様々だが、いずれも何らかの制限がついている。
例えば弟のクラスメートにタオナケっていう超能力者がいて、そいつは裸眼で捉えた物質を破壊することができる。
ただし、そのためには数秒間、対象を睨み続ける必要があるんだ。
更には体調によって成功確率が変動し、普段はせいぜい5回に1回といったところ。
これはタオナケが超能力者としてポンコツだからではなく、身体的メカニズムとしてリミッターがかかっているからだ。
超能力はそのままだと強すぎるので、リミッターがないと人という器は耐えられないのである。
時を止めて自分だけ動くとか、人を生き返らせるといった規格外な超能力は存在し得ないのさ。
「……というわけでアポートには制約が多いので、誰にも気づかれないようパンを盗むのは常識的に考えて難しいかと」
「ええ~、ほんとにぃ~?」
「義務教育で覚える話ですよ」
「それ言われると、弱っちゃうなあ……」
「オバチャンの気のせいってことは? パンは本当に残っていなかったの?」
その後も、皆であーだこーだ言い合うが、話は平行線のまま進まない。
みんな疲弊するばかりであり、俺もこの状況にはかなり参っていた。
もちろん、俺は犯人じゃないことが確定しているから、このまま帰ってしまってもよかった。
帰りに適当な店でコッペパンを買ってもいいし、違うパンでも構わないとも思っている。
このまま何食わぬ顔で何かを食べても、表面上は腹を満たせるだろう。
だが、『食べようと思っていたものが食べられなかったという体験』が問題なんだ。
そんな心理的負荷を抱えたままレポートに取り組める図太さは俺にはない。
この事件を明らかにしない限り、俺の心にはポッカリと穴が空いたままになる。
……まあ、とどのつまりは意固地になってるだけなんだが。
待ち続けること数分―――
「遅いな……」
いや、実際は1分と経っていなかったかもしれない。
なにせ、その時の俺は期末レポートを抱え、空腹とコッペパン欲も併発していた。
焦燥感によって地球の自転速度は狂いまくり、うるう秒による調整は困難を極める。
そんな無限にも思えた時間の中、ようやくオバチャンが戻ってきた。
だけど、何も携えていない。
「ねえ、ちょっと……」
会話の内容は聞き取れないが、表情の険しさからタダ事ではないのが伝わってくる。
そして突然、オバチャンは食堂全体にダミ声を響き渡らせた。
「どういうことだ、オバチャン」
「持っていかれてる」
「え、まさか……盗み?」
「そう」
「何が盗まれたんだ?」
状況から考えて、返ってくる答えは明白だったろうに。
「コッペパンだよ。残りが全部なくなってる」
言葉として理解できても、あまりにも予想外な展開に心が追いつかなかった。
こうして俺はレポートも空腹も宙ぶらりんのまま、事件に巻き込まれることになった。
まったく、何でこんな目に合わなくちゃいけないんだ。
「盗みが起きたのは分かったけど、何でオイラたちは食堂から出ちゃいけないんすか?」
その中にはクラスメートのカジマもおり、ぶつくさと文句をたれている。
「ええ!? どういうこと?」
オバチャンによると、コッペパンの残りは数分前まであったらしく、盗みはその時間内に起きたことになる。
そして、食堂は人が少ない時間帯で、20分ほどの間に出入りをしたのは俺だけ。
「本当にこの中に犯人が? そこまで言い切れる?」
「出入り口はカウンターから一望できるし、今の時間帯は出入りが少ないから、数え間違いは絶対ないよ」
人の出入りがあれば記憶に残るだろう。
「この中にいるのは分かったけど、どうやって犯人を見つけるつもりっすか?」
「ふふん、実は既に見当がついているんだよ」
オバチャンの自信満々な物言いに、皆がザワつく。
俺も多少は絞れているが確信には至っていないので、これには驚いた。
「まず消去法で候補を外していくよ。アタシはもちろん違う。基本的にみんなの目に見える場所で働いているから、パンを盗んだり処理したりするのは無理だからね」
「え~? でもオバチャンは従業員で、しかも第一発見者じゃん。パンがなくなった時間を誤魔化せば、いくらでもアリバイは作れるっすよ」
「やだねえ。もしアタシが盗んだのなら、ここまで大ごとにせず黙ってればいいだけじゃないか」
そんな感じでオバチャンは雄弁に語りながら、推理を披露し始めた。
その様子は少し楽しげにすら見える。
場を仕切りたがるのといい、刑事ドラマでも観て感化されたのだろうか。
「コッペパンを注文した兄ちゃんは、食堂に入ってきた時刻と事件発覚にほとんど間がない。犯行は物理的に不可能だ」
とはいえ、オバチャンの推理はそこまでデタラメというわけではない。
一応の筋は通っているし、憶測の動機から犯人を決め付けたりもしない。
無意味な深読みをして俺を犯人だとか言い出さないだけマトモな方である。
そうしてオバチャンは回りくどい説明を挟みながら、満を持して犯人を指差した。
何を持って普通と言うべきかなんて知らないが、ともかく普通なんだ。
不衛生というわけではないが、綺麗と評するのには無理がある内観。
カウンターに貼り出されるメニューは、ちょっと離れた場所から見るだけで全部読める。
そして料理の見た目は精彩さを欠き、味に至っては繊細さの欠片もない。
そんなの“自己責任”さ。
食堂を利用する生徒の半分はそう答えるだろう。
1位は唐揚げ
2位はハムカツ
3位は細切りフライドポテト
4位は素ラーメン
5位がカレー
例えば4位の素ラーメンに放り込めば、若者の飽食に応える「揚げ物が入ったラーメン」が完成する。
衣から滲み出た油はスープに溶け込み、そのスープを衣が吸うという循環システム。
コショウをかけて麺と一緒にすすれば、別々に食べるより何倍も美味いという幻覚をもたらす。
或いは、5位のカレーに乗せてもいい。
具があるのかないのか良く分からないカレーは、「明らかに具のあるカレー」に生まれ変わる。
飯とルゥの配分に苦戦しながら頬張れば、「1+1=2」という真理に辿り付けることだろう。
生徒の間ではあまり評価されていないが、このコッペパンは割とちゃんとしている。
甘さも塩気もないが、ほのかに感じる小麦の香りは食欲をかき立て、素朴な味は期待を裏切らない。
バターが塗られていないため艶はないが、しっかりと保たれた楕円形によってパンは輝いているように見える。
トッピングは多くないものの、マーガリンや生クリーム、チョコに粒あん、いくつかの惣菜があったりと要所は抑えていた。
更にはサイドメニューで応用が利くので、その可能性は数倍に膨れ上がる。
そんなわけでコッペパンは人気こそ上位ではないが、安定した需要のある公務員だ。
時々、無性に食べたくなってしまう人もおり、かくいう俺もその一人だった。
特に、その日は月に一度あるかないかというコッペパンモードに突入しており、加えて空腹にも襲われている。
頭への栄養が不足しているせいもあり、わずかな理性で押さえつけているのが現状だ。
俺は焦りを表に出さないよう意識しつつ、平均速度で歩行しながらカウンターに向かう。
とりあえず、たんぱく質が欲しいからハムカツとタマゴは外せない。
それに糖分も欲しいから、シンプルに砂糖だけまぶしたやつを……小豆マーガリンもいっておくか。
それを口当たりのよい牛乳で流し込めば申し分ない。
近々訪れる未来をシミュレートし、自分の口内に唾液が分泌されていく。
「はい、ご注文どうぞ~」
唾液が溢れないよう気をつけながら、俺は注文を口にした。
「オバチャン、コッペパンください」
金曜病院
会社までの通勤ルートを往復して体力つけることになったのでさっそく金曜病院から帰ってから一度会社へ行って帰る
土曜
はやめに家を出て会社へ
顔洗って引き出しのなかの少しだけ片付けて会社を出た
本が2割引だったからうさぎドロップ買うかちょっと迷ったけど、もう3,4回読んだからいいかなと思って買わなかった
マンガ倉庫ではゲームボーイミクロが7000円くらいであって迷ったけど買わない
帰る途中で、できたばかりのドラッグストアに寄ってフルグラとアルフォート大袋とナイススティックとコッペパンジャムマガを買う
また帰る途中で昔からある家の蕎麦のドラッグストアによってポテチをたくさん買う
夜はそりてぃ馬したりvitaで俺働酉を買ってDLしたりザンキゼロの体験版をDLしたりした
日曜
朝方になって寝て昼過ぎまでずっと寝てる
途中で何度か声かけられるけどずっと寝てる
かなりシュレッダーにかけた
仕事全然できてないイメージだったけど書類の残骸見てると意外と仕事してた感があって不思議だった
いろんな書類作ってたりして
もう会社でると真っ暗
帰りにまた家の近くのドラッグストアによる
あずきバーと1りっとるコーヒー雪印と5袋はいったインスタント焼きそばとニッスイの豚肉2割増しチャーハンを買う
かえって風呂はいってごはんたべて録画してたエイリアン2013を早送りで見る
んでこの時間
まだ夜おきてて朝がたに寝て日中寝ちゃうパターンから抜け出せてない
朝会社いって家かえって夜も会社いって家帰ってくらいしないとなあ
日中起きてた上で