保育園での記憶がまだのこってる。おいしくないコッペパン、自分だけ外で遊べない。ひとりで(たまに一人、二人と増える)食べ終わるまで昼食が終わらない。終わらないから無意識にポケットにおかずを入れてた。母からするといじめにあってるんじゃないかと思ったかもしれない。かばんにおかずを隠すというライフハックも取得した。
小学校では給食が美味しかったせいか問題なく。中学も同じく。でもたまに友達と食事に行ったときにやっぱり遅くなる。ポケットに入れるわけにもいかず無理やり流し込む。
食べてるときになんか遅れていると焦る。そうすると食欲もなくなるし、吐き気みたいなものもでる。小さい頃からいっしょ。一人では問題にならない。いくら時間をかけようが関係ないから。
待たせてるというプレッシャーかもしれない。食べやすいものを選んだりして工夫すれば良かったのかもしれない。
今日も俺だけ遅くなった。普段は仲良くないのに食事のときだけ家族と一緒になる。はやくここから離れたい。でもいつまでもごはんは減らない。
全然成長してないんだなあと思った。
俺はたべるのがおそい。外食は基本しない。ここ数年家族以外の他人と食事してない。
どこでも寝れたり、どこでもささっと食事できるような丈夫なひとに、俺はなりたい。