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2019-05-31

響け!ユーフォニアム見て吹奏楽に興味を持ちました

最近映画やってるということで、仲のいいオタクがこれを機に全部見ろと言ってくれて、今更全部履修しました。

映画も行きました。最高だった。

で、なにか楽器をやってみたい。

そう思い立って、近所の一般吹奏楽バンドがいくつかあるので、見学に行ってみた。

いろんな楽器を吹かせてもらった。楽しかった。どうだったかは以下に。

フルート 鳴らない。どんだけ吹いても鳴らない。スコー!!!っていうだけ。のぞみが好きだったのでつらかった。のぞみすごい。

クラリネット ドレミファソラシドはできた。指覚えられる気がしない。

アルトサックス ドレミファソラシドはできた。思ってたよりでかいし重い!

オーボエ 鳴りはした。みぞれのすごさをいまいちど痛感した。

ファゴット 鳴りはした。

コンバス やらなかった

トランペット ドレミファソラシドはできた。れいなみたいな綺麗な音とか高い音だすのどんだけ大変なの?

トロンボーン 鳴はした。スライドむずいし腕が短いから遠くキツイ

ホルン ドレミファソラシドはできた。なんか吹いてて疲れる。

ユーフォ  ドレミファソラシドはできた。思ったよりでかいし重い。

チューバ  ドレミファソラシドはできた。はづきちゃん毎日こんなの吹いてんの?マウスピースでかすぎてびっくり。

打楽器 タンバリンしかった。

とにかく楽器吹くのって見てるよりずっと大変なんだね。なんつーか、リコーダーみたいに吹けば鳴るってもんではない!

やっぱ何年も吹いてる人と今初めて楽器触った!って人との音色の差が歴然すぎる。

響け!みたいに美しい音楽をするのはすんごく大変なんだなあ。

やっぱり学生時代部活動でやってないとキツいなあ。この年で始めるのしんどいかもしれない。

ヤマハ大人のレッスン教室とかあるけど…。ああいうのの利用者で実際に楽器演奏をモノにした人ってどのくらいいるんだろう。そういう統計とか見てみたい。

でも響け!で見た憧れの吹奏楽ちょっと触れられて感動。

楽器マジで始めてみようと思うけどどれやってみようかな。

トランペットとか一番簡単そうだったけど、目立つよね…。三日月の舞吹けるようになるのにどれだけの時間がかかるだろう。

2019-04-10

雨かと思ったらめっちゃ雪?みぞれ?になってる。

今日は昼にピザ頼んで映画見よう!と心に決めていたのだが…

こんな日の注文はひんしゅくを買うだろうか…

ピザも買ってひんしゅくも買うのは、ちょっと気が引けるぜ。

2019-02-01

気付いたら二時増田問題団も出すマジに裸体月(回文

最近気付いたらもう2時問題

というか午前中は怒濤なんやかんやであっと言う間に過ぎてしまったわ。

お昼ご飯

節分の日前倒しで恵方巻きを黙って囓って食べるという、

本当はニューヨークの街の人たちがやるように、

まるでホットドッグをかじりながら街を闊歩する感じの

ニューヨークスタイルでキメたかったんだけど、

大人しくほうじ茶と一緒に食べたことを報じちゃうわ。

エビプリプリで美味しかったです。

やっぱりこういうのは出来たて作り立て巻き立てが一番なのよね!

すぐ作って食べるって言うのが職人さんへの礼儀よっ!

わかる?

それはさておき、

私が行きたくていけなかったヴァイオリニストリサイタル

昨日スマホいじってたら、

下に出てくる広告でその人のチケットあるよ!って出てきてたので、

即ゲットよ。

ソルトレイクシティ公演はソールドアウトだっただけに嬉しいわ!

こんな都合の良すぎる広告ってあるかしら?

今までで一番私にハマった広告だわ。

ちなみにチケットぴあの広告で、

アカウントいかイープラスで買うという、

ハマカーンさんでいうなら鬼の所業ってところかしら。

せっかく頑張ってチケットぴあはチケットあるよーって言ってくれたのに、

よそのチケット屋さんで買っちゃうんだから

なんだかチケットぴあさんがちょっと可愛そうに思ったわ。

棚ボタなのはイーチケットよね。

まったく世の中擦ったもんだわ。

でさ、

宮沢りえちゃんすったもんだがありましたって言ってたCM

ミカンの酎ハイとかだったけ?

ミカンとか果物は揉んで搾った方が美味しい果汁がとれるから

美味しい缶酎ハイが出来ました!って意味かと思ってたけど、

そもそもとして「すったもんだ」って言葉があるのね。

もう私間違えて、

この大根すったもんだしといて!って言いそうになっちゃったわよ。

この冬はみぞれおすすめです!どーーーん!

喪黒福造さんのイメージでやってみたわ。

この勢いだけは認めて欲しい。

もうみぞれ鍋するのにどんだけ大根すり下ろさなくちゃいけないのよ!って

すったもんだだわっ!

うふふ。


今日朝ご飯

タマサンドミックスサンド

なんだかツナがパサついてたけど、

まあ許容範囲よね。

知ってた?ツナで思い出したんだけど、

賞味期限の切れてるツナ缶の方が熟成されて美味しくて、

ネットオークションとかでは

バカみたいに高くて取引されてるんだって

ツナ缶作ってる所の人も熟成した方が出来たてより美味しいって言うもんだから

説得力あるじゃない?

いろいろな世界があるものね!

デトックスウォーター

リンゴもいい加減食べきりたいけど皮を剥くのが面倒くさいんだけど、

仕方ないかスライスして

アップルウォーラーよ。

アイハバアポー、アイハバボトル

ピコ太郎さんのようには行かないわよ!


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2018-12-29

anond:20181229164850

「嘘つくな!雪なんか降ったことないだろ!」

積雪1センチ?そんなの雪じゃねあよ!」

「お前が雪だと思ってるのはみぞれだ!雪とは別物だ!!」

『言われてみたら雪降ったことなかったかもしれない(このクソ上司めんどくせーなー)』

2018-05-22

吹部出身者がリズと青い鳥が見て(ネタバレ有)

ネタバレ有なのでそれでも構わない方のみご覧下さい。






昨日レイトショーに駆け込んで観てきました。

まず初めに、私は吹奏楽におおよそ10青春を捧げた男です。担当楽器ユーフォニアムトロンボーンでした。

映画感想一言、素晴らしかった。

久しぶりにパンフレットを買いました。

吹奏楽出身者として映画を観ながら思ったことを書いてみたいと思います

まず、冒頭のシーンからずっと希美さんとみぞれさんは少しずつ演奏がズレています

音程(ピッチ)が悪いと希美さんは言っていましたが

二人で吹いていればそれとなく寄せて合わせていこうとするのが普通です。

冒頭の演奏ではそういった様子が2人からは感じられませんでしたし、

からだけでも2人は、ほんの少しだけずれた

平行線を辿っているような、

そんな印象を受けました。

吹奏楽部において人間関係不和が音に影響する、というのは良くあることでして、

ある程度歳を重ねると人間関係音楽に持ち込まない、ということが出来るようになったりもするのですが、

高校生というのはその辺りむき出しです。

感情がそのまま音に出ますし、

技量的にも不和による練習不足から

すぐにアンサンブルに支障をきたすようになります

しかし、だからこそ面白いという部分もあります

良い演奏を聴いて耳が肥えてきても

お世辞にも上手とは言えない高校生演奏に胸を打たれることがあるのは

の子たちがどういった高校生活を送って来たのか、それが演奏から透けて見えるような気がするからです。

まり上の話とは関係がないですが

冒頭のシーンを見たときに、

みぞれさんは、美人だなと思いました。

オーボエファゴットなどのダブルリードという楽器アンブシュア(吹く際の口の形)がやや特殊でどう頑張っても横顔が若干不細工になってしまうんですよね

アニメ表現ですから現実とは違う部分もあります

みぞれさんが楽器を吹く姿は美しかった。

話が逸れました。映画の話に戻ります

吹奏楽出身者として、

新山先生の件はちょっとないなと思いました。

いくら他に目にかけている生徒がいるとはいえ、

3年生の、しかフルートという花形楽器の中心人物で、コンクール自由曲でソロがあるような子の名前トレーナー先生うろ覚えだということは、まずあり得ません。

しかし逆に、あり得ない状況だからこそ、

希美さんの挫折感を更に煽る結果になったとも言えるかもしれません。

あそこまでの状況はないにせよ、

他人の才能に嫉妬する瞬間、というのは吹奏楽をやっていると感じたことがある人は多い気がします。

先輩、同級生、後輩、講師先生指揮者

この人には敵わないなと思わされた経験

私自身何度もあります

もちろん、他人との差に愕然としたとしても

その後、諦めず努力して、上手くなってやろうという気持ちはとても大事ですし、

高校生であれば追いつき、追い抜くということも不可能ではないでしょう

しかし、高3のコンクール、これで最後だというタイミングでそれを見せつけられることは

絶望です。

そして決定打になったあのオーボエソロのシーン。

希美さんの心情を考えると胸がしめつけられるような気持ちにはなりましたが、

あのシーンはただ、ただ素晴らしかった。

アニメにさほど詳しい訳ではありませんが、

後世に残る映像なのではないでしょうか。

京アニ楽器演奏シーンというとやはり思い出すのは涼宮ハルヒの憂鬱God knows…のギターソロですが、あれから10年が経ち、ここまで表現進化したのかと、圧倒されました。

みぞれさんや希美さん、その他の部員の表情だけでなく、

被写体深度が次々と移り変わり、映像がボヤけ、直接希美さんの視界を映している訳ではないのにまるで泣いているかのような表現

そして涙を堪え切れなくなった希美さんのフルートが息絶え絶えになってしまって音がかすれ、抜けてしま表現

そして何より、あのオーボエ

上手なオーボエは、

音が飛ぶんです。浮くんです。

それこそまるで鳥が飛び立ち、自由に空を舞っているような、本当にそんな音がします。

あのシーンはそれまでのみぞれさんの音にはなかったオーボエの独特な浮遊感が表現されていました。

名演としか言いようがないです。

音響の良い映画館であればオーボエの音が上から降って来るような感覚に襲われた人もいるかもしれません。正直、あの演奏聴くだけでも映画館に行く価値があると思います

あのシーンを見たとき

「音だけで、こんなにも繊細にものを語ることが出来るんだ」と、

そう思いました。

エンドロールに奏者の名前がありませんでしたが、あれはどなたが吹かれたものなんでしょうか。

あの演奏は、音で、芝居をしていました。演技をしていました。ブラボーと言わせて下さい。

最後に、

この映画ラスト差し掛かった辺りで

劇場版けいおん!!が公開された後に、宇多丸さんがラジオ評論していたのを思い出しました。

宇多丸さんは映画を観るにあたってTV版も全て視聴されたらしいです。

概ね絶賛されていましたが、一つだけ、

軽音部の面々が同じ大学に進学するという選択したことに苦言を呈していました。

というのも、軽音部は本来高校だけの期間限定、終わりがあるからこそ、儚いのだと

まぁそんなようなことをおっしゃっていたような気がします。(記憶曖昧なので大分脚色が入ってる気がします)

私も当時その通りだと思いました。

高校部活動には終わりがある。

からこそ楽しくて仕方ない一瞬一瞬が

一種の切なさを纏うのだと。

リズと青い鳥の終盤、希美さんとみぞれさんは各々別の進路選択します。

そのことがハッピーエンドなのかどうなのかというのは微妙なところだと思いますが、

この選択によって

リズと青い鳥という映画の切なさ、儚さ、美しさ、そういったものは際立ったのではないかなと

また、平行線だった2人が別々の方向を向くことで、コンクールに向けて1つに交わることが出来たんじゃないかな、と、そう思いました。

以上です。

とにかく、映画館で観ることが出来て良かった。機会があればもう一回観たい。

とりあえずサントラを買おうと思います

2018-05-21

二度あることは三度あった

anond:20180513231931

↑に書いたリズと青い鳥感想については、まだまだ読みが足りないという趣旨ツッコミを、読者諸兄からいただいた。

これは確かにその通りで、ダイレクト感情移入できたのはみぞれだったので、最初見た時はそれだけで胸がいっぱいになったからかも知れない(言い訳)

あと、ハープ普通の中高吹奏楽部にあるというご指摘にも、自身不見識を恥じるばかり。

でもハープはそれだけでかなり難しいと思うので、打楽器パートの中の誰かが担当になったらそれ専任というか、他の楽器との掛け持ちなんて不可能だろうし、かと言ってコンクールアンコンで必ず使うわけでもなさそうだし、そこらへんどうマネージメントしてるのかは気になる所。


というわけで、またまた作品を観に行ってきた。

それも2日連続で2回。初回と合わせて通算3回観たことになる。

どちらも、努めて希美立場に立って、あるいは希美キャラに入り込んで観るよう心がけたつもりだ。

以下ネタバレ込の、自分語りも含めた再レビュー

自分で書いといてなんだけど、物凄く独りよがりしかも長いです。それでも読みたい人はどうぞ。


まず、希美能天気というのは撤回させていただく。

これはもう、自分の読みの浅さの最たるもので、今はむしろ難しい子」というのは彼女みたいなタイプではと思うに至った。

しろみぞれの方がある意味では非常に単純というか、超不器用かつ裏表が無さ過ぎなだけとも言えるのだ。

なんというか、希美コミュ力とか社会性はリア充グループでも充分通用するレベルなのに、本人自身はそういうのにあんまり乗り気じゃないタイプなのだろう。

しろ、そういうコミュニケーションは程々に、リア充とは別のベクトルの本気で、何かに打ち込み、なおかつグイグイ進んでいきたい人物なのだと思わされた。


そしてこれが多分、彼女のとても難しい部分の核心というか、どうにもままならない所の最たるものだと感じた。

ぶっちゃけ中学1年の時にみぞれに声を掛けたのも、高校1年の時に泣く泣く退部という事態に追い込まれたのも、多分根っこは一緒。

というか退部の一件を、優子や夏紀と話しているときも、みぞれにツッコまれた時も「昔の話」という前置きないし返答している所とか、逆にそのままならなさや、彼女性格を端的に表しているとも言える。

更に、同学年の優子や夏紀よりもみぞれといる時間がずっと長いのに、優子から「どこまでみぞれを振り回せば…」と言わせてしまうほど、みぞれと噛み合わなかったり(少なくともちょっとしたやり取りレベルでは、優子や夏紀のほうが遥かに上手くコミュニケートできている)、入部当時の3年生との関係において、結果的に香織先輩に守ってもらえた優子や、「何も知らない新入りポジション」として日和れた夏紀と明暗を分けた事にも繋がっていると思われる。

本人の意志気持ちとは裏腹に、いや、その意志気持ち故にままならないのはなんとも皮肉というか、本当に不憫である


そんなふうに感じた自分にとって、物語クライマックスは、みぞれハグされた希美が笑い出す所だったりする。

いやもうあれ、自分希美立場でも笑うしかないわ。あるいは笑い泣きかな。

あのシーンで、ようやく希美はそれまでの出来事と、みぞれ吐露と、自分の気持を総合的に整理して、そこから自身立ち位置というか、自身の在るべき様を理解したのだろう。

そしてみぞれとの向き合い方も。

まあその意味ハッピーエンドではあるが…。


それで思い出したのは、自身の知り合い2人のことだった。

両方共リア充レベルコミュ力の持ち主の既婚者で、しか自分とは10年を優に超える付き合いだ。

片や去年まで頻繁にやり取りしていたのだが、付き合いが長くなるにつれ、お互いの見えている世界が違い過ぎることからだんだん噛み合わなさが露呈し、とうとう自分のほうが耐えきれなくなって一方的チャンネルを閉じてしまった。

もう一方は月イチくらいで会う程度だが、正直言って「血の繋がっていない姉」のような存在として、時に励まされ、時に叱られる関係だったりする。

同じような社会性を持ち、似たような文化圏(?)にいる2人だが、決定的に違うのは結婚相手性格

疎遠になった知り合いは要するにリア充カップルなのに対し、「姉」の旦那さんはリア充コミュニケーションが元来苦手な人で、しかも今の旦那と知り合う前に付き合っていた彼氏もそういう人だったと聞いた。

まり「姉」の方はそもそもそういう不器用人間が超好みのタイプで、色々苦労した結果、通じ合う・噛み合う「プロトコル」を獲得し、今も楽しくやっていると。


結局の所、通じ合う事の難しさや面倒くささは誰にでも、誰と誰の間にもあるが、「プロトコル」が合えば色々解決するのだと思う。そう、問題の大半はプロトコルなのだ

あるいはそんな難しい言い方しなくても「ちょっとしたコツ」という話である

尤も、そのコツはその人が見えている世界によって形作られていることが多いので、中々気づけないし、気づくのが難しいわけだが…。

そこまで考えると、自分が長く付き合っていた知り合いと一方的に疎遠になったのは、今更ではあるがちょっとあんまりだった気がしている。

そんな話を、今度「姉」に会った時に相談してみようと思う。


ということで話を戻すと、本作の希美も、どうやらそういう「プロトコル」を体得できたようであるみぞれは…まあ今は音大受験に集中するのでいいと思う。

二人の未来に幸多からんことを。

ハッピーアイスクリーム

2018-05-13

なんて辛気臭いアニメなんだ(注: 褒めてます)

anond:20180509183810

↑を書いた元増田です。


結局、リズと青い鳥を観に行った。

名作名作と言われていても、正直、本当に観る気になれなかったのだが、そんな気持ちを押し殺して行った結果は、予想を裏切る満足感だった。

再販後再売り切れのパンフレット目当てに、もう一回くらい観に行きたくなる程度に心惹かれた。

そして、優れた京アニ作品はもう一回もう一回と、「観たくなる」というより「味わいたくなる」んだっけ…と、TV版の響けユーフォ以来、久しぶりに思い出した。


それにしても辛口作品だった。それも半端ない辛さだ。

しかミントワサビの辛さというより、お酒の辛さに近い。

辛い結果、冷ややかに感じるみたいな。そう、マティーニのように。

よく辛いお酒人生辛酸舐めるほどに美味くなると言われるが、その感覚に近い。

まあ10代はお酒飲めない(ことになっている)けど、お酒飲めなくても、辛口の酒が美味しく感じる程度に辛酸はある。

そんなことを思わずにいられなかった。

自分希美よりもみぞれの方が遥かに近いタイプから、尚更そう感じたのかも知れない。

それ以上に、宇宙よりも遠い場所の報瀬に近いわけだが(笑)


とにかく観ている間、全編に漂うみぞれの危うさと、希美の良くも悪くも深く考えない能天気さが引き起こす、眉間が痛くなるようなすれ違いにハラハラし通しだった。

からこそ、最後は心底ホッとしたというか、これ以上ないくらほっこりさせられた。なんというか、余韻漂う後味まで美味しく頂いてしまった。

見事なくらい青春の1ページを切り取ってくれたもんだと感心させられた。

そんなことが出来たのは、業界最高レベルの絵の上手さが前提にあることは言うまでもない。

から京アニは、その美麗な絵が表現している物語がつまらないものにならないようマネージメントしていれば、良作をどんどん量産できるスタジオだと、本作を観て確信した。


声優については、主演の種崎敦美氏がパーフェクトなのは勿論だが、相方東山奈央氏の、芸の懐の深さにも驚かされた。

似たようなポジションの役としてはゆるキャン△に続く、素晴らしい仕事ぶりだ。

この、メロディに対して、オブリガードをはじめあの手この手合いの手を入れる「女房役」は、ある意味では主役以上に難しい上に、その負担に比べて報われにくいポジションだ。

からそれをやってのける人は、主演よりも芸達者な所を必ず内包しているし、どんどん労いたい。

脇役の「なかよし川」も、ちょい役出演だった「北宇治カルテット」も、絶妙スパイスとして素晴らしい存在感を見せていた。


ともかく、このアニメテンプレキャッキャウフフを期待すると、その口当たりの辛さに閉口するだろう。

まあそんな人いないだろうというか、youtubeで流れているPVでそういうのを期待させないようにしているのは、良い広告戦略だと思う。

問題は、淡麗辛口が美味しいことをどう予告するか、かな。自分が鈍くて感じ取れなかっただけかも知れないけど。


ああそうそう瑣末な話だけど、いくら強豪校であっても、高校吹奏楽部コントラファゴットハープなんてねーよ!音大付属のガッコじゃあるまいし。

敢えてツッコむとすればそこら辺?


そして肝心のロスについては、夏アニメが始まる時期までは、この作品がもたらしてくれた感動で乗り切れそうな心持ちになった。

それからトラバで紹介してくれた作品も、時間が出来たらチェックしようと思います

2018-05-11

リズと青い鳥ってさ

観たんだけどさ特にネタバレ要素ってないよね? みぞれ希美関係性の機微が描かれてるだけだし感想読んでから観ても問題ない。

2018-05-09

リズと青い鳥 個人用メモ

気付いた事とか順不同で色々書いていく

・劇中作について

青い鳥人間形態

動きが取りっぽいよね

例えば、初めてパン屋に行った時に、ピョンピョンと跳ねて動くシーンとか

リズが作ったジャムを指から舐めるシーンで、上半身を前に倒すシーンとか

希美みぞれのことをどこまで好きなのか

これは原作未読の自分には難しい問いであ

理科室での最後のシーン、自分とは行ける場所が違う事に気付いたがために「みぞれオーボエが好き」としか言わなかったのか

みぞれが初めて話しかけてもらった時の事を話した際「ごめん、覚えてないんだよね」と返すが

その後のモノローグでは、それをハッキリ否定される

希美が抱いているのは、嫉妬と羨望と絶望か、それとも愛ゆえの決断なのか

理科室でそれ以上言葉が出てこなかったのは、何故なのか

心やから

通じる事も繋がることもないけど

それでも、何か一つ伝われば

それで生きていかれるのかも知らへんね

たった一つのそれで

伝わったん?

引用:EERR「水底深き箱庭の」


ポリリズム

冒頭の音楽「wind,glass,bluebird」、ラストシーンでの音楽「wind,glass,girls,」はどちらも「噛み合わなさ」が印象的な曲だ

この感想では、それを「ポリリズムである表現した

二人の「disjoint」が見ている側としては印象的であった

2コマに一度かみあわない

5秒に一度強烈な勘違い

引用MOSAIC.WAB「片道きゃっちぼーる」

disjointといえば、ネット感想では「ハッピーアイスクリーム!」の意図希美が気付かないシーンがある

繋がったり離れたりを繰り返すこの二人なのであった

個人的には、その時にのぞみが見せた笑顔が「もうしょうがないなあ」「これでも幸せ」みたいな感じで好き

もう善いよ そんな恋なんだ

sasakure.UKコイサイテハナ*



フルートから映る光で遊ぶシーン

少女少女が無邪気にじゃれ合う様子と、思いの一方通行さが印象的なシーン

流れる音楽は「reflexion,allegretto,you

公式このPVで使われている曲だ

reflexionは勿論「反射」という意味だろう

allegretto(アレグレット)が何か分からなかったので調べると、「やや急速に」という意味で、音楽の速度標語の一つという意味だった

鼓動が早くなるという意味でもあるのだろうか

・剣崎梨々花との関係について

みぞれが剣崎梨々花と仲良くなり、それに希美言葉を失うシーンがある

希美がもみぞれに対して、一種独占欲とかがあったのだろうかと下衆の勘繰り

さらに言えば、みぞれ希美嫉妬煽りたかったのではという妄想

いや、単純に後輩を可愛がってるだけなのかも知れないけど

図書室で岩波文庫リズ青い鳥を取り出すシーン

何か、他の本のタイトルおかしくないですかねえ

「ほんとにあるの?」みたいな、ネタ的なタイトルがあった気がする

・「山田監督が考えた渾身のダブルリードギャグ」とは?

パンフにはダブルリードギャグがあるとのこと

どのシーン化は明言しないとのことだが、実際どこなんだろうか

希美の笑いの理由

理科室でのシーンでは、いきなり希美が笑う

みぞれはその理由が分からない

自分理由いまいち掴めない

思ったのが、希美

「私は“みぞれオーボエが好き”以外に好きな所を何一つ言えない。私はみぞれことなんて好きじゃなかったんだなあ」

自分には何もないこれだけの愛情を向けられる理由なんて一つも」

と、自分の醜さや空虚さに気付き、自己嫌悪馬鹿らしさから笑ってしまったのではと感じた

・青い羽

希美が冒頭でみぞれにくれた青い羽

この羽根を手で包み込んでキスをするシーン

希美への「好き」と「独占」を綯い交ぜにした、何とも官能的で危うげなシーン

劇中でのリズが同じポーズを取った時にシンクロするのが良い

リズ希美

リズは冬になったらどこに行くの?」

「どこにも行かないわ、ここにいる」

このシーンで、うるっとくる

希美もどこにもいけないんだろうなあと

劇中作でのリズの家は柵に囲われている

家やドア自体もそうだが、まさに鳥籠

ただ、そういう物質的な物よりも何よりも

「置いて行かないで、ずっとここにいて」という言葉のほうが、ずっとずっと強固な檻になるんだろうなあと見ていて感じた

中川夏紀と吉川優子

1・2期も見たけれども

この二人の百合度、子の映画で高すぎない?

何だかんだ言ってお互いのこと心配してる百合すき

監督

山田監督、かわいくない?

きれいな人だよね

・足の動き

また理科室でのシーン

みぞれが思いをぶつけるのに対して、足が下がっていく希美

足だけで表現する凄いシーン

ありがとうありがとうありがとう

これは、やっぱり拒絶や失望言葉なんだよね

告白されて「ありがとう」ってのが肯定言葉でないのが普通であるように

フルート褒められたかったのよねえ、希美

でも、みぞれはその気持を分かってるのかなあ

・鑑賞者の視点

「理科室のビーカーかシャーレか壁になりたい」という感想を書く方もいた

そもそも少女のぞき見している気分で作ったと製作者サイドが言っているんだよねえ

百合鑑賞に置いて頻繁に「見守るだけの観賞植物になりたい」とかい感想が挙げられるのを思い出した

2018-05-06

リズと青い鳥を2回見たよ

明確な解答みたいなもんを提示しないタイプ作品なので、人々は勝手に感じたことを勝手に感じればいいと思う

映像演出がすごくて音がとてもすごいっていうのは全員の共通認識でいいと思う

ストーリーについて、というかのぞみはお前何を考えて何をしとんねんという点についてですが

みぞれが好きでみぞれオーボエが好きなので、みぞれを突き放すことによってみぞれ自分から独立を促した(リズをやった)のだと思った

みぞれが好き、というのは、みぞれダブルリードの後輩と打ち解けてたのを見てすごい微妙な表情をしてたこから

ただの鈍感糞ポニテではないと感じたし、依存されて嬉しいタイプ結構危ないやつであるとすら感じた

リズをやったという点について、

ぱっと見のぞみなんもしてない、最後に「青い鳥自分じゃなくてみぞれ」だと気づいただけ、に見えるのにみぞれ勝手に飛んでってんじゃん、というのが結末として気持ち悪く感じられるところだと思う

でも、やっています

「飛んでった青い鳥、また戻ってくればいいのに」みたいな台詞はやっていないと出てこないです

全体練習覚醒みぞれ演奏を聞いたのぞみは泣きます

自分のやっていきが功を奏したってことは、みぞれは飛んでっちゃうので

もう一押しだと感じたのぞみは、理科室で最後の一芝居を打ちます

このやりとりでみぞれはもう大丈夫だと察し、リズから降り、リズから解放されたのぞみみぞれを抱き返しま

「ずっと手加減してたんだね」の突き放しが芝居であることのネタバラシは、直後の「あんまり覚えてないんだよ〜」を引くほどバッチリ覚えていたことがそれです

のぞみは嘘つきです しかも全部が嘘ってわけじゃないので、神から目線の観客にも何を考えてんのか全然わかりません

いつからやってたんですかね

先述のなつきとの会話の時点ではもうやっています

まりみぞれハグ拒否する時点ではもうバリバリやっています

バリバリやっている時の表情がアレです

劇中であの表情を初めてしたのは、多分音大パンフを見てからのやりとりです

そんな感じです

物語ハッピーエンドがいいよね

俺は気持ち悪いけど、ストーリーとしての気持ち悪さは小さいと思います

それじゃあバイバイ深田恭子でした

2018-04-29

リズと青い鳥普通だった(ネタバレあり)

ポニテハグしよ的なこと言うし、相手の将来のために無理矢理送り出すし、これもう実質ラブライブだろ。

それはともかく、悪くはないけど映画でやるほどの話か?という感想

TVでやってたら良回と評価してたと思う。

まず「依存されてる方が実は依存してました」って展開はいい加減見飽きた。

この前も宇宙よりも遠い場所で見たばかりだぞ。

そしてめぐっちゃんが見事なオチ提示したのに対して、こちらは受験勉強始めただけ…普通っすね…。

やはり良い時の花田吉田玲子だな。

百合的にも、みぞれの重いレズ希美がどう思ってるのかさっぱり分からない。

満更でもないの?

辟易してるの?

スルーを決め込んでるの?

TV2期なら鈍感な奴めハハハで済んだが、今回はそうもいかんだろう。

百合としてはみぞれ一方通行のまま才能の話に移ってしまった感。

んで才能の理不尽なまでの差が云々…って、既にTV1期でやったじゃん…。

親友と後輩の両方の才能に追い詰められ、それでも必死で立ち向かい、潔く負けを認めた香織先輩はマジ天使だったし俺も泣いた。

あの時はあれだけのドラマを見せてくれたのに、希美普通にショック受けて普通愚痴言って普通妥協しただけって…。

映画なのにTVより内容薄いってどうなの。

まあ、たまラブも話自体はよくある少女漫画しかなかったので、山田作品はそういうものなのかなとも思う。

一新鮮味があったのは青い鳥気持ちのところかな。

とにかく空飛べやオラ!というリズ大きなお世話に対して、それがリズの望みで変えることもできないなら叶えようっていう。

リズとしても束縛してるって負い目抱えたまま生きてくのも不幸やしなあ…。

つの愛の形ではあるね。

ラブライブサンシャインの果南と鞠莉の話は率直な感想としては駄目な時の花田で、そのすれ違い方は無理があるやろという感じだったけど、こういう話なら良かったのかもなあ。

みぞれは今後もオーボエ自体は大して好きでもないけど、希美が望んでるから音大行くのかな。

それも切ない話やね。

2018-04-28

リズと青い鳥よかったところさがし

ブチ切れ増田を書いて邪気が抜けたので良かったところさがし箇条書き

・むかついたらすぐラッパ吹きたがる高坂さんw

  ・リズ鳥のソロパートなのはみぞれの煮え切らなさがあーもう! みたいな(普通な絶対しないチョイスだけど空気読まない人なのでやっちゃうw 悪意ナシw)

  ・久美子はおそらく強引に誘われた側で「あー」(麗奈がそうなるのはわかるけど、吹いちゃうとまずいんじゃないかなーでもまいっかあ)的なw

  ・匂い立つ久美子のキングオブモブ

なかよし川の安定感パナイ

  ・作中もっとも強固な絆を持ってるんじゃないかというぐらいのケンカップルぶり

  ・慮りつつ言うべきときは言っちゃう優子と彼女の強すぎる正論フォローする夏紀

  ・同じ大学よかったですね最高かよ!

・ひと目でも見れてよかったサファイア葉月の掛け合い!

  ・微妙にいい伏線になってるのも味があって好き

・作中の良心を一手に引き受ける剣崎ちゃん! 梨々花ですぅ! とは言わない

  ・号泣ちゃうのは実は唐突感あるんだけど、あーこの子これだけ本気だったんだなあというのがすっと伝わってくる間のとり方すき。演出ゲロうまですわ

映像に関しては、見ている側が一意的な感想を抱かないように(見ているひとそれぞれの解釈を許すような)ゆらぎを敢えて残してある感じがよかった。演出家としての山田尚子はすなおにすげーなと思う

・音もすごかった。特に冒頭。あの違和感すら覚える過剰に作られた足音否が応でも見ている側を作品に引きずり込む。あそこは違和感と心地よさでこれから始まる物語への期待がわきおこってときめいた

2018-04-27

anond:20180426183140

だが音大進学をやめたことを伝える描写はないし、おそらくみぞれもそれに気づいていない(それぐらいノーリアクション)。

映画内に描写がないのは描写する必要が無いから。君は映画内で食事トイレに行かなかったか希美みぞれ人間ではなくロボットなのだと主張するつもりか?

つの「濡れ場」(音楽室と水槽の前)で物語主題となる問題解決している。だからそれ以降は問題はなくなったものとして話は進む。希美がどの大学に行くかは、もはや希美みぞれ関係根底から揺るがすような問題ではない。

二人のリズはそれぞれの青い鳥を逃してやることにしたのだし、二人の青い鳥は帰ってきたくなればいつでもそれぞれのリズのもとに帰ってこられることに気がついたのだ。

頭の中で小難しい理屈をこねるのをやめて、素直な気持ち感情を揺さぶられるがままにして観れば、これくらいのことはすんなりと納得できるはずだ。

2018-04-26

リズと青い鳥があまりスッキリしなくて気持ち悪い

あー気持ち気持ち気持ち悪。

なんだこれなんだこれなんだこれ。

まりスッキリしなくて映画館でてからも身震いのような気持ち悪さが引かず肩を縮こまらせてみたり腕を拭ったりぴょんこぴょんこ跳ねてみたけどそれでも気持ち悪い感覚が引かず最寄りの喫茶店に駆け込んでカフェラテを飲みながらこれを書いてる少し落ち着いてきた。

 

観客を楽しませる気ねーだろ山田尚子ちょっと失望したぞオイ。

アニメ映画に限らずエンタメであることが求められるこのご時世にこれだけ監督気持ちいいもの垂れ流しました的な物語劇場公開できてかつ絶賛されてるのをみると世の中健全だなあというか捨てたもんじゃないなあと思うけどやっぱ許せそーにねーわっていうか辛い(言えたじゃねえか)。

 

こっからネタバレ

 

でまあ何が気持ちいかっていうと希美なんなのアイツってことなんだけど。

本音言わないにもほどがない? ずっと嘘くせー笑顔うかべてるしさあ。一番「あ、こいつキチガイだな」って思ったのは優子がキレてるところでもニヘラヘラしてたところだな。あそこは普通な申し訳ない顔をするなり逆ギレするなり何なりリアクションがあったはずなんだよそれを普段と変わらない笑顔でやりすごすとかさすがに何なのコイツってなるわ。

そういう本音を一切語らない希美が描かれた末にみぞれが羽ばたいてあーこっから変化きますわ変化って思ってたら何も起きずむしろ語らなさが強化温存されてENDってさすがにねーわ音大行くのやめたのみぞれにけっきょく言ってねーだろ何だコイツ

それでもメタ的にそれを指摘するパースペクティブが用意されてるならいいんだけど(嫌だけど)でも作品として「disjoint→joint」ってやっちゃうわけじゃん。いやこれで解決されてるとか主張するのはさすがにソシオパシス疑うわwww

 

もう少し話を整理する。

 

この話はTVシリーズからずっと続いていたみぞれ希美に対する一方通行的な気持ちにどう決着をつけるかって話だ。

みぞれ希美に対してオンリーワンだけど、逆はワンオブゼムにすぎない。お互いがお互いに抱いている感情等価ではないという問題はこのふたりにずっと横たわっていて、TVシリーズ2期の序盤でこれを取り上げることによって一定解決をみた(が、実はTVシリーズ視聴者を慮ってか原作に比べてかなり手加減したつくりになっている。原作ではこの落差を青春が持つ残酷さとしてストレートに描いており、解決がつくどころか希美無理解さが強調されるエグみを持っていた)。

さて『リズと青い鳥』においては同名の架空海外小説とそれを原作とした吹奏楽曲を補助線とすることでふたり距離に改めてスポットを当てている。

リズと青い鳥』はひとりぼっちリズのところに彼女を哀れんで青い鳥少女となってやってくるという話である最初ふたり幸せに暮らすが、リズはやがて少女青い鳥だと気づき彼女は大空を自由に羽ばたくべきだと主張する。ひとりぼっちからといって己が鳥かごになって大空を自由に飛べる青い鳥を閉じ込めることは許されないというわけだ。それはリズの愛である青い鳥はそれを悲しむが、リズ気持ちに応える形で大空へと旅立つ。

当初みぞれリズ自分を重ね合わせる。闊達で皆の中心にいる自由希美を遠くから眺め、自分なら青い鳥を手放しはしないのに、リズ気持ちはわからないと言う。だが臨時コーチ新山との対話の中で、青い鳥リズの愛に応える形で飛翔することへは理解を示す。良かれとおもって彼女の元に来たことが却って彼女を苦しめるなら大空へと羽ばたく姿を見せることをもって彼女幸せにするのだ、という解だ。だがそれは現実みぞれ希美関係にはそのままオーバーラップしない。

吹奏楽リズと青い鳥』においてみぞれオーボエ希美フルートはそれぞれソロパート担当する。曲の成否を決める重要パートだ。だが希美クオリティが低く、みぞれ無意識的にそれへ合わせることで滝も麗奈も納得しない出来になっていた。それをみぞれが「羽ばたく」ことで解消する。しか希美リズじゃない。覚悟を決めて申し出たリズと違って、希美にとってみぞれの「羽ばたき」は寝耳に水で目をそらしていたみぞれ自分との力の違いをまざまざと見せられることになってしまう。希美みぞれに「手加減してたんだね」「みぞれはすごい。自分のような凡人とは違う」と醜い感情をぶつける。ここまでは理解できる。が、ここから先がないことは理解できない。事件は起きた。が、解決とまでは言わないまでも変化がないことは理解できない。みぞれ希美関係は、あのなんか表面だけを取り繕っている妙な関係に戻ってしまうのである。本当に理解できない。

希美音大進学を諦めたことは参考書を借りている描写からもわかる。くどいほどに強調されていた希美が一歩先を行きながらみぞれといっしょに音楽室に向かっていた今までから希美図書室に勉強へ、みぞれ音楽室に練習へ行っていることからも道が分かたれたことは明確に描写されている。

だが音大進学をやめたことを伝える描写はないし、おそらくみぞれもそれに気づいていない(それぐらいノーリアクション)。希美みぞれの目の前で参考書を借りているし、練習したみぞれ図書室で勉強していた希美と落ち合ってお茶して帰る描写があるので、現象として「希美音大進学あきらめた」はみぞれの目の前で展開しているのであるが、みぞれはノーリアクションなのでやはり気づいていないと考えるべきだろう。気づいてなお普段を演じているのだとしたら、希美以上にみぞれがぶっ壊れている(付言しておくと図書館が普通科大学音楽室が音大暗喩し、それぞれを出て合流してお茶するところが、道が別れても一緒にやっていけることを暗喩してはいる(映画けいおんセルフオマージュ感はあった)。しかしそれは言葉だけでそう表現されているに過ぎず、何も解決されていないことから額面通りに受け取ることはできない)。

事件は起きた。が、変化が起きないどころかお互いの距離無理解が強化温存されてしまった。それなのに「disjoint→joint」とやってしまうのは、さすがに気持ち悪いとしか言いようがない。

 

ちなみに音と映像ちょっとヤバイぐらい良かった。

ただ歩いてるだけであんな音はぜってーしねえと冒頭からツッコミ待ちな辺りそうとう振るっている。音がもたらす強烈な違和感によって、アニメーションからこそ描き得る「体温」とでもいうべき何かが嫌でも強調され、作品表現したい内容がプリミティブな形で視聴者の前に突き出される。

映像にしてもそうである。潤む瞳や流れる髪などアニメーション的誇張を重ねて表現された絵は、アニメーションであることの自覚ぬきに成しえない。アニメーションからこそようやく可能表現に挑戦した意欲作だと言える(アニメめぞん一刻』において、五代が「なんで泣くんだよ。なんで……」と言った響子さんの涙を思い出した。あれもアニメでなくては表現できないし、成立しない映像表現である)。

 

結論:「みぞ先輩」呼びしてくれる後輩ちゃん天使

 

 

■2018/4/28追記

https://anond.hatelabo.jp/20180427225401

いやいや。

希美内面を表情に出さな本心を語らない(いつも嘘くさい笑顔をはりつけている)キャラクタとして設定されていて、その強調として彼女を中心とするクラスタが表面的な付き合いに見えるような描写は繰り返しされている(むろん希美にはみぞれ以外の友人が沢山いる、希美しかいないみぞれとは違って、というためのものでもあるが)。

みぞれの後輩である剣崎梨々花が「先輩といっしょにコンクールに出たかった」と号泣するのはそれとの対比であり、畢竟、希美みぞれ及びそれぞれのキャラクタの周りにいる誰が本心を語っているのかということを浮き彫りにするためにほかならない。

優子に詰められた時の対応などを見ても、希美が(本心を語らないという意味で)信頼できない語り手登場人物として描かれていることは疑いようがない。そこから彼女が「変化」したと捉えうる描写もないため、増田が「濡れ場」と称する場面でも彼女の表情や言葉額面通りに受け取ることはできない。

そもそも原作ユーフォは、みぞれ希美がそれぞれ相手に寄せる好意の量の差異を赤裸々に露わにし、青春とはかくも残酷なのだ描写した物語だ。物語がその残酷さに直面したとき原作においては久美子が「うわこれキッツ」というようなリアクションを密かにすることで、それをどう物語として扱うかというパースペクティブが用意されている。が、リズと青い鳥にはそれがない。

希美相談なく吹部をやめたことでみぞれはショックを受けた。相談がなかった、知らされなかった、自分はその程度の友人でしかないのだという事実彼女を傷つけた。希美音大やっぱやんぴはそれの繰り返しであり二度目だからこそ余計につらいわけ。だから優子はキレた(なのにニヘラヘラしてやりすごす希美!)。じゃあ実際みぞれがそれを知ったとき彼女はそれをどう感じるのか、ということは「食事トイレに行」く描写があるかどうかとかとはまったくもって次元の違う、映画において回避すべきではない描写にもかかわらず映画はそれ回避してしまう。ずいぶんと不誠実ではないか

みぞれ最後オーボエを続ける選択をする。それをどう解釈すべきか。

みぞれ希美といっしょにいるためにオーボエを吹いていた。一歩下がってついていくようなみぞれ希美に嫌われたくない。だからオーボエも、希美に合うようにもっと言うなら彼女を超えないように抑えられていた。鳥が自由に羽ばたくところを見れば、地べたを這いずり回るしかない人間はあるいは鳥を嫌いになってしまうかもしれない。そういう恐れを鳥が抱いても不思議ではない。だが青い鳥は、リズに励まされ、大空を舞う。翼はもともと持っていたものだが、リズの励ましによって青い鳥はもういちど空を自由に舞うことを選択する。それこそが、あなたわたしに望んでくれたことだから。だからこそ大事にしたい、続けたい。

という読みが妥当だろうが、納得してそう受け取るには希美音大に行くことをやめたと知ったみぞれ描写なくしては無理だし、リズ青い鳥を支えたように希美みぞれオーボエを支えると口にされても、希美への信頼がゼロなのでそれは難しい。そういった明らかな構造的不足を映画無視したまま終わってしまうので、信頼もへったくれもない。

ところでこういった感想は、映画を見て心で感じたことを言語化して初めてでてくるものであって、「小難しい理屈」などでは決して無い。ということぐらい最低限理解してからコメントをつけるべきだろう。

2018-01-13

anond:20180113163358

今までとても大変だったんだね。エントリからすべてはわからないけれど…。

あったかくしてごはん食べようね。まずは風邪気味な体調を回復させましょう。

とりあえずパブロン愛情レシピ貼っとくわ。

www.taisho.co.jp/pabron/recipe/shokuzai/

私のオススメ料理みぞれ粥だけどここには載ってない。すまん。

仲の良い同性の友達はいる?

男性のことが気になるのはとてもわかるのだけれど、人間一般とはどういう風に接しているの?

増田に書いたように、自分の今までの生い立ちや内面価値観気持ち出会ってすぐの相手何気なく伝えてしまっていない??

重い話でなくて軽い内容の話でも。

たとえば、「今朝○○さんとニュースに出てたチョコレートの話になって、自分はこう思ったんですよね〜」とか。

相手距離感を測れない人だとこれだけでも引っかかってくるからメタ認知した自分の話は控えた方が良いよ。

誰にでも「きゃー!あの猫かわいー!!たーかーまーるぅー!!」みたいな感じの方が、とりあえず無難距離が保てるぞ。

別にこんなテンションじゃなくていいから、日常会話はmurmurレベルの話をしときな。今日寒いですねだと暖めてあげようという脳が溶けた連中が寄ってくるから、今流行りのシャンシャンとか。

すごい無難ネタを選んだのにもかかわらず相手自分のことをぐいぐい訊いてきたら、逆に聞き返して、そこで話を切れ。

あとね、ナンパ目的じゃなくても「アイツとろそう!」って思われて犯罪に巻き込まれると危ないから、早歩きの練習をした方がいいよ。早歩きができなければ、歩幅を大きめにするの。

で、何も再生しなくて良いかイヤホンつけて、昼間だったらサングラスして。夜でもサングラス持ち歩くといいよ。視界はアレだが便利だ。

あと可能ならヒール6cmね。

で、めっちゃ姿勢良くする。猫背NG。胸を張れ。

経験則だが、けっこう綺麗な顔の場合は、変に地味な格好をしていると清楚認定したナンパが寄ってきたり宗教アムウェイ怪しい芸能事務所エトセトラエトセトラなので、色々な意味で舐められない雰囲気を出した方が安全です。

めちゃくちゃ赤文字!みたいな格好してた方が中途半端な奴は寄ってこない。どーせガチなやつは何着てても声掛けてくるから、好きな服を着ようよ。

そして趣味を作れ。できれば生産するやつ。

料理でも同人誌でも手芸でも花でも良いから。

恋愛のことは一旦忘れろ。

友達恋人を作るのにサークルに参加すると、近づいてくるのもそういうのばっかりになるし、揉め事の種。

ガチ趣味作って集まりに行くとガチ勢ガチな会話しかしなくなるから、そこで信頼できる相手を作れるはず。

できれば同性ね。元増田は線引きが下手だし、異性はどっちかが好きになって揉めて面倒になる可能性がある。

線引きが下手だと思ったのは、「私も他の人と同じように接して欲しいです」と相手に言ったという行から

相手理解力がなければ、これは何も言っていないのと同じです。

「もし私の勘違いだったらごめんなんだけど、Aくんさぁ…私のこと、好き?もしそうだったらごめんね、私は貴方のことを恋愛対象としては見ていないの。私の勘違いだったら不快にさせてほんっっっっっっとごめん!!でも、一応言っておきたくて…」くらい言わなきゃ伝わんないよ。

半笑いで白黒はっきりしない態度を取っていたら、「判んないけど、一応トライしておくか…?」という三下が増える。

押せばいけると思わせるな。

ここで面倒だけど気をつけたいのが相手を貶めないこと。

そこまで気を遣って尚相手がブチ切れたら、そんなヤツが存在しているコミュニティごと切れ。

あなたにふさわしくない。

中学の奴らは私が呪っておくから過去とは戦うな。

過去自分と戦うのはアリだが、でも、できれば過去自分も抱きしめてあげて。

最後に、ブコメトラバも、その全て(私の増田も含め)を真面目に読まないでね。

完璧な答えは存在しないし、自分で折り合いをつけなきゃいけないのはどの人でも同じ。

日付超えるまでもんもんと考えず、寝よう。睡眠は百薬の長だ。オフトゥン!!!

気が向いたら都内で飲もうぜ。私今お酒飲めないけど。

好きなブランドどこ? 私はアプかスウィングル。

以上、近い年齢のOLからおせっかいでした!!!!!!

2017-10-13

https://anond.hatelabo.jp/20171013123306

武田はいつもそうだ。

久美子と麗奈も、なんか久美子は秀一とくっつくし

梓とあみかも、なんか最後は梓と芹菜の話で終わるし。

希美みぞれも、希美は実は嫉妬していたとか、大学は別のところに行くとか、みぞれ希美がいなくても頑張るとか。

いつもいつもちょっと百合っぽい雰囲気を漂わせて、そっちには持っていかない。

そういう「意外性」が大好きなんだろう、武田は。

https://anond.hatelabo.jp/20171013121308

そんなに生きてない。年内が限界

梓とあみかの時同様、希美みぞれも、なんかみぞれが、希美がいなくても頑張るみたいな展開で、武田の展開はことごとく俺とは合わない。

アニメ4話までは良かった。

先を描けば描くほど、俺の求めるのぞみから遠ざかっていく。

なんであそこで、希美みぞれ嫉妬していたみたいな展開になるかなぁ……。

2017-10-12

https://anond.hatelabo.jp/20171012143635

TVは4話までが最高に良かったのに、その希美みぞれの話が大幅にカットされていると聞いた。

ユーフォはむしろ薦められない。

2017-07-14

実際、自動車免許なんて自動運転自動車自転車活用が進む時代ゴミになる未来しか無い。

https://anond.hatelabo.jp/20170713211145

身分証としてしか使ってない」なんて人がなんと多いことか!

30万円以上ものカネ、そして取得に要した時間無駄にしただけだ。馬鹿馬鹿しい。

そんなら最初から写真付きのマイナンバーカードやらパスポートやらのほうがよほど低コストで短時間で取得できるので賢い。

更に言えば健康保険しか持ってない一般人も実は多いので、それの対応の為にも健康保険証が身分証明書として通用する場合が実はほとんどの場合ある。

自動車はもう自動運転時代が光の速さで着実に迫ってきてる。

自動車免許なんて取るやつはアホで馬鹿マヌケ脳みそスカスカゴミだ。

教習所に出入りしてるアホの面を今のうちに見てみるといい。

それに、今はもう免許クルマなんつうお荷物も要らない都市部への移住を全国の人々、特に若者積極的に進めている。

都市部では先進諸国共通自転車交通分担率が高い=自転車が便利なので、自動車なんざ見向きもされなくなって自転車活用が増えてる。

自転車健康にもいいし環境にもいいし自動車からの乗り換えを進めれば事故公害渋滞も減るので各国の政府自動車減らして自転車を増やす政策を進めているほどだ。

国内駐車場ガラガラ自転車駐輪場はいっぱい。都市部マンション住人の移動手段自動車から自転車シフト

https://web.archive.org/web/20150617110848/http://ovo.kyodo.co.jp/ch/mame/a-595239

近所の買い物や子供の送り迎えに使うママチャリ子供自転車から通勤休日の遠出に使うロードバイクまで、自転車に乗る人が明らかに増えている昨今。

そういえば、マンション駐輪場はいっぱいだ。一昔前の集合住宅では、駐車場抽選必死になっていたけれど、今や駐輪場争い。仕方なく部屋に一台持って上げる、という人も多い。

マンション駐輪場に関するアンケート調査でも(つなぐネットコミュニケーションズ東京)、マンション駐輪場を利用している居住者の半数が、駐輪場に不満を感じているという結果が出た。

 そもそも自転車の所有台数が多い。マンション居住者の76.8%が自転車を持っていて、そのうち約60%が複数台を所有(2台が35.4%、3台が16.9%、4台以上が8.6%)。

94.5%の人は、マンション敷地内の駐輪場を利用しており、「スペースが狭くて出し入れしにくい」「2段式のため出し入れしにくい」「重くて上段へ上げられない」など、自転車の出し入れに関する不満が目立った。

 電動自転車など自転車の大型化や、1世帯あたりの台数増加に関する問題が主流。

自転車は「申し込み多数で順番待ちだが、逆に駐車場が余っている」など、駐輪場が設置された当時と現状の自転車利用状況にギャップがあり、ライフスタイルの変化が如実に現れているようだ。

都市部への移住が進むなか、移動手段自動車から自転車

http://www.weekly-net.co.jp/logistics/post-11318.php

運転免許受験者数は2004年の387万人から2013年には290万人へ減少している。

20―24歳男性自動車の利用率は26.3%(平成12年)から20.4%(同22年)に減少。

反対に自転車の利用率は18.9%から31%増加している。40歳までの男性自動車の利用率はすべて減少しており、自転車の利用率が大幅に上昇している。

現在若者は「クルマから自転車」に交通手段を変化させているようだ。

テスラ最高経営責任者「人々は人間運転する自動車運転法律禁止するかもしれない、なぜなら(自動車運転は)危険すぎるから

http://jp.techcrunch.com/2015/08/12/20150811driving-your-car-will-soon-be-illegal/

(自動車の)運転違法になるであろう、そしてそうなるべき理由は、今われわれが交通事故死という世界最大の早期死亡原因のひとつを未然に防ぐテクノロジーを手にしているからだ。

毎年全世界で120万以上の人たちが交通事故で亡くなっている(朝鮮戦争の双方で発生した犠牲者数よりも多い)。

昨年、27万5000人以上の中国人288000人以上のインド人、および3万3000人のアメリカ人が、回避可能交通事故で死亡した。

ラルフ・ネーダーがこの産業を「どんなスピードでも自動車危険」と1965年に初めて指摘して以来、自動車メーカーは車の安全性信頼性を飛躍的に改善してきた。

シートベルトエアバッグアンチロックブレーキタイヤ空気監視システムはいずれも交通事故死を減少させた。

しかしこれまで、自動車メーカー交通事故死の唯一最大の原因に対処できていない……『人的過誤』だ。

今われわれは数百万の命を救うテクノロジーを手にしているが、社会としてその利用を義務化する意志力を、果たしてわれわれは持っているだろうか?

Google無人運転車は、人間運転車が支配する路上で既に100万マイル以上を走行している。

儚き命のわれわれ人間と同じ現実世界道路条件のもとで、自動走行車は雨やみぞれや雪の中を走ってきた。

これらの無人車両は、地球40周分に相当する距離を走った…… 事故を起こすことなく。

実際には、無人運転車は人間運転車に11回衝突されているが、事故の原因になったことは一度もない。

データによると、地球上の衝突事故の94%は人間ドライバーの過誤が原因だ。

そして教育や訓練にどれほど時間をかけても、ハンドルを持った人間の行動は改善されない。

今やアルコールは、世界交通事故関連死全体の1/3以上の原である

合衆国では、事故の4件に1件が、ながらスマホ運転によって起きている(飲酒運転による事故の6倍以上)。

人間の手にテクノロジーを持たせれば持たせるほど、運転習慣は悪くなる。そしてロボットと異なり、人間には休息が必要だ。

国立睡眠財団によると、成人ドライバーの69%が月に一度以上運転中に眠気を感じている。

無人走行車は、飲酒運転も、わき見運転も、運転席で居眠りをすることもない。

車両には、カメラ、赤外線センサー、ネットワーク接続された地図、その他様々なソフトウェアが装備され、人間には成し得ない方法で正確に危険回避することができる。

早めにブレーキをかけ、素早く方向を変え、人間の目には認識されない道路条件の変化(例えば、ヘッドライト可視範囲外の障害物)を予測することができる。

ロボットは、人間が操縦する車よりも効率的かつ効果的に、互いに情報交換することもできる。

無人走行車は、飲酒運転も、わき見運転も、運転席で居眠りをすることもない。』

自動車運転が完全に自動化されると貴重な時間節約になる上、交通事故が90%以上減少する

http://jp.reuters.com/article/uber-column-idJPKCN10U0AV

自動運転人間運転より安全」という事実世間常識になりつつある。

http://tsukuruiroiro.hatenablog.com/entry/2030car

自動運転の精度は人間運転より何百倍も精度が高い。

加えて、自動運転カーが制限速度以上のスピードで走ることはない。

国際機関からは「人間が車を運転すれば毎年世界で100万人以上の死亡者が出る。

一方で(信頼できる企業による)自動運転100%普及すれば、その数は1,000人以下に減る」という試算が発表された。

「車を運転する楽しみが無くなる」という理由自動運転に反対する人の声はみるみるうちに弱まった。

個人の楽しみのために、人の命を犠牲にできるのか」そういった声に誰一人反論できなかった。

自動運転全盛になると自動車の車線が削られて自転車歩行者の為のスペースが充実する。

http://www.gizmodo.jp/2016/05/these-visions-of-a-self-drivin.html

ーーー

普段からニュースに目を通してその分野の知識を吸収していれば、自動車免許界隈は教習所も含めて、未来は無いことはすぐにわかる。

2016-12-24

今日摂取カロリー

昼食(外食

パニーニ 300kcal想定

野菜スープ

サラダ

ワッフルアイスクリームチョコレートクリームラズベリーソース)450kcal想定

紅茶

夕食(大戸屋

すけそう鱈の生姜みぞれ定食(しそひじきごはん)700kcal

ばくだん小鉢 178kcal

1600kcal程度、達成

体重 8月中旬開始時期から-7kg 前回計測時(1週間前)から-2kg

体調を崩していたためカロリー制限よりも栄養のあるものを食べることを優先したが、意外と制限カロリー内だった

夕食は注文時にはもう少し食べたいと小皿別に注文したのだが、食べ終わる頃には苦しいくらいで余計だったなと反省

体重は目に見えて落ちた

今週の食生活もほぼ普段通りだったので、いきなり-2kgで驚いた

効果の出る時期なのかもしれない、ここしばらくずっと停滞していたので

それともう1つ、先週と同じ曜日・同じ時間帯の計測ではあったが、今日連休中日ということもあると思う

土日は食生活が かさの少ない高カロリーのものお菓子だけ等)に偏るので、重さだけ見ると日曜の体重は軽いのではないか

冷静に考えてみつつも、やっぱり効果が目に見えると嬉しい

これからも少しずつがんばろう

2016-12-11

田中あすか謝罪が足りない - TVアニメ響け!ユーフォニアム2』#10

#10見たけど……、1期から通じて初めて明確に不満の残る回だった。理由タイトルの通りでそれ以上でも以下でもないのだが一応こまかく書きつける。

 

あすか回に見せかけた久美子覚醒

#10は表面上あすかの復帰回だった。晴香や香織に「コンクールへは出ない」と言い続けていたあすかは久美子の強い説得を受け、そして全国模試で好成績を残したことからそれを盾に母親を説得し吹部への復帰を果たす。事実ベースで書くとそうなるのだが、実際は久美子と姉である麻美子とのわだかまりが解消され、そのやり取りがあすかへの説得につながるという久美子の変化がピックアップされた回だった。

「まああんたもさ、後悔のないようにしなさいよ」

下宿先へと戻る前に姉がかけてくれた一言。それに背中を押され久美子は、鉄仮面と極論で説得を煙に巻こうとするあすかに敢然と挑みかかる。

親にいい顔をして本当は続けたかったトロンボーンを辞めた姉。

母親の言いなりになり本当は出たいはずの全国大会を諦めようとしている先輩。

幼い久美子は大好きな姉といっしょに吹けなくなって悔しい想いをしただろう。そして今またいっしょに吹きたい先輩が、本心を曲げてユーフォニアムを置こうとしている。姉の言う通り、もう後悔したくない。だから久美子は子供じみた説得を涙ながらに続けたのだ。それは1期#12の「うまくなりたい……!」に比肩する、久美子の体の奥からとめどなく溢れる“本心”だったろう。

このシーンは本当に良かった。“本音”はうっかりこぼすくせに、“本心”はなかなか言えない久美子(入部時にトロンボーンをやりたいとあすかに言い切れなかった)が、「私はあすか先輩に本番に立ってほしい! あのホールで先輩といっしょに吹きたい! 先輩のユーフォが聴きたいんです!」と剥き出しの“本心”であすか鉄仮面に殴りかかっていく。それは圧巻の一言に尽きる。

ここで終わればさすが京アニだね神回だったねで済むのだが、そうは問屋がおろさない。

 

なぜ京アニあすかにケジメをつけさせなかったのか

ほんとタイトル通りなんだが、戻ってきたあすかはなぜ部員に対して謝罪しないんだろうか?

練習も出ない、本番も来られるか判らないひとなんて迷惑以外の何物でもない。私だったらぜったい嫌だな~」

「先輩には事情があります

事情あるコなんて他にいくらでもいるよ? しかも私は希美の復帰に反対しちゃったしね~。それが自分とき例外ですなんて、言えると思う?」

からコンクールには出ない」ってキッパリ言ってたわけで。

晴香や香織がなんど説得しても翻意せず、久美子には悪意をぶつけるような言い方までした。(吹部における)Bパート練習してた(はずの)夏紀に急な代役を押しつけ、部には混乱と不安感を与え。

なのに特に謝罪もなく戻ってくるとかありえなくね? ふつう部員全員の前で頭を下げ、詫びを入れてケジメつけるところじゃないのん

そりゃこれが放課後ティータイムならそんなのいらないと思うけど、数十人規模の部活でそういうのナァナァにしたら組織としての体が保てないし、『ユーフォ』はそういう部のいざこざとかマネジメント描写してきたし、特に1期であれだけ“責任”について描いてきた物語なのになぜ急にそこの手を抜くのか本当に判らない。部長はいえ晴香は一日休んだだけでちゃんと謝ったのに(1期#7)。

いやそりゃあすかのは母親が悪いとか、模試の件を伏せてたのは期待を持たせたくなかったとか、裏で滝や晴香は香織には謝罪してるんじゃないかとか、夏紀先輩にはいちおう謝ってるとか、みんな望んでるんだからいいじゃんとか擁護はできるんだが、それでも必要だと思うんだよね、ケジメってやつは。

なぜなら特段あすか事情を知らされてない一般部員(≒視聴者だって振り回されたことに違いはないのであって、その感情に向き合わないと「なんだあすか特別からそういう横暴をしても許されるのか」って空気が出来ちゃうでしょ。そんなのさすがに描かないと思うけど、そういった負の心理描写も掘り下げてきた『ユーフォ』だからこそ大切にしないといけない感情だと思うんだ。

あすかが部全員に対して真摯謝罪する、それを晴香がみんなを代表して赦せば丸く収まりつつついでに部長としての成長も描けて一挙両得な気がするのに……。

なぜやらなかったのかマジで謎。つーか、あすかがもう嫌いになるレベル不快

 

こだわるのは全国大会あすかのターンだから

で、ここまで謝罪にこだわるのは全国大会あすかのターンだからってのも大きい。

ユーフォ』のコンクールが盛り上がるのはコンテクストをちゃんと踏まえてるからだ。府大会ペットソロオーディションを巡る軋轢の解消、関西大会みぞれ希美和解

全国大会は間違いなくあすかの音は父親に届くのかというところに焦点が当たる。本来なら心から応援できるシーンが、このままじゃ「でもあすかって……」と急ブレーキがかかってしまう。本当に勘弁してほしい。

 

料理つくるシーンは本当に良かったんだけどな~

今回は黒沢ともよ無双ということで、AパートBパートともに久美子の泣くところが最高だったんだけど、シーン的には料理つくってるところが好み。

お姉ちゃん料理がまったくできず、久美子はそれなりにこなせる。これって、母親が出来の良かった姉にはご飯の支度を手伝わせずに勉強を優先させ、出来がいまいちな久美子には勉強より家事手伝いを優先させた結果だ(1期#1でも姉がいるにもかかわらず久美子にだけ夕飯の支度を手伝わそうとする母の姿が描かれている)。

そして姉はそんな妹を羨み、妹はそんな姉を羨んでいた。姉妹がそれぞれ親からどういう扱いを受けてきたかが、姉は焦がした鍋を洗い、妹が料理をつくるという光景象徴されている。

正直なところ、こんな繊細なシーンはなかなか描けるもんじゃないと思う。そんなことを軽くやってのける京アニあすかの件に気づかないはずはないので、なぜ謝罪がなかったのか本当に判らない。

来週早々にこの不満が解消されることを期待したいというか解消してくれって気持ちでいっぱいなんでマジで頼む……!

 

追記

ブコメにいくつか反論(?)が来てるけどまったく論理的ではなく、お前らほんと本編見たのかと思わずはいられないほど低レベルものばかりでクソワロタしょうがいからチンパン脳死のお前らを俺が教え諭してやる。

yoshi1207 僕はあすか派だけど、テスト明けで戻った時点で安心するし、「ケジメとして皆に謝って」って言い出す人に「心底どうでもいい。練習させろ」って言える非凡に皆憧れてんだから、もし謝ったら部長がっかりと思う。

はいボケー。あすか非凡さは「心底どうでもいい。練習させろ」ってスタンスにあるんじゃありませーん。どこにそんな描写あるんだ? 例あげてみろよ。みんながあすかに憧れてるのは、リーダーシップが取れて、練習熱心で、ユーフォが上手く、しか勉強と両立できるところでーす。それにもうあすか特別じゃないってみんな判ってるのでがっかりしませーん。そんなことも判らん脳死野郎が口開くなー。

 

wdnsdy 謝らないほうが田中あすからしいじゃん。お前は「謝ったほうが自分好みのキャラだったのに!」を正当化したいだけ。自分がこの手のキャラが嫌いなだけなのに、そういうキャラがいることを勝手作品瑕疵にするなよ

「お前は「謝ったほうが自分好みのキャラだったのに!」を正当化したいだけ」はい勝手に決めつけー。俺は例えば、ユーフォがこれまで積み上げてきた“組織的部活モノ”を崩すから今回のことに文句つけてまーす。お前こそ印象論で他人を批難してないで作品にもとづいて口開けボケナース。また謝らないほうがあすからしいってのこそお前の脳内でーす。夏紀には謝ってまーす。

 

cocoonP あすか先輩ははっきり「出ない」とかそれに類することを"部員全員には"言っていないと思うのだけども。「事情があって練習を休んでいた」だけなので別に全員に謝る必要はないんじゃないかな。謝られてもウザいし。

「"部員全員には"言っていない」ことの方が問題だろうがボケ副部長かつ低音パートリーダーかつ主要な奏者が何の説明もなく連日休んで部に動揺が広がらないと思うか? 実際それで音が悪くなって、滝に叱責された描写があっただろうがお前何処見てんの脳死なのボケなの死ねよ。そしてだからこそ滝は期限を区切ってあすかが戻ってこないときのことを部員覚悟させたんだろうが。ホントお前らちゃんと本編見てから口開けよカス

 

kyuusyuuzinn この増田みたいな奴って、辞めたら辞めたで「こんな大事な時期に士気を下げるな」とか言って来るし、希美や葵が辞めた事にもネチネチ言ってそうで、なんかもう心の底から面倒臭いよな。

で、でた~www本文には一切触れずに人格批判だけする奴~www

お前さあ、俺の感想のどこにそんなことが書いてあるの? 勝手忖度してそれでいっちょ前に反論したつもりなの? ほんとゴミ野郎だな。お前のそのしょうもないゴミみたいな感想かきつけてるカスブログにみっちり反論文書いてみろよ、見に行ってやるよwww

 

higashinanchara 怖っ。けじめけじめってヤクザかよ。高校生子どもだって言ってたでしょ。

高校生にもなって他人迷惑かけたとき謝れないって頭おかしくね? 『けいおん!』ならまだしもこれ『響け!ユーフォニアム』だぞ? ってことは本文中に書いた通りなんだがそんなことも読めないなら半年ROMってろよチンパン野郎

 

あーやっぱゴミみたいな反論しかなかったな。アニメ本編を読み解き、俺の感想も読み解いて反論できてるやつ皆無ってはてブにはチンパンしかいないんだなあ、けっきょく。

 

追記2

あすか謝罪するのは変とか頓珍漢なことブコメばかりだったが次話早々に謝罪があったな。これでいいんだよ、これで。

そしてはてブゴミもの見る目のなさが明らかになってしまったな。

2016-12-01

久美子に憧れるあすかと“ユーフォっぽさ” - TVアニメ響け!ユーフォニアム2』#9

#9観た。一期から伏線である田中あすかの瞳に世界はどう映ってるのか、彼女本音は何なのかというところに一応の決着がつく回だった。手放しで絶賛するほどではないものの、けっこう興味深いところもあったので書く。

 

田中あすかとは何だったのか

一言でいうと嘘つき。もうちょっと言うと過干渉を嫌い、それを笑顔ジョークによって躱す処世術は身につけたもの本音が外に漏れるぐらいまで一杯一杯になってる普通女の子だった。

「あの人のこと嫌いってわけじゃないの」

(中略)

「嫌いじゃないって言いましたけど、嫌いなんですよね、お母さんのこと」

あすかと久美子のやり取り。嘘を即座に看破され、その後もっともらしい言い訳を述べるが、内心は母親をそうとう嫌悪しており、それを体のいい言葉で取り繕っている――ということは直前の香織とのやり取りを見ても明らかだ。

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この過干渉に対する露骨嫌悪は、パターナリスティック母親を想起してのものだろう。しかし香織が顔を上げるや笑顔になり、別れを見送りつつ「カワイイでしょ、香織って」と久美子に語りかける。直前の表情からすれば「ウザいでしょ、香織って」とでも言いそうなものなのにそう口にすることはない(みぞのぞの結末を目撃した我々は、一見すると仲の良い友人であってもそこに温度差があることはすでに承知しているはずだ)。

こういった本心とは裏腹なことを言う姿は他でも確認できる。

「もしかしたらあたし、あの曲を黄前ちゃんに否定してほしいのかもしれないな……。コテパンにしてほしいのかも……」

父親から贈られた曲を否定してほしいのかもと言いつつ、実際に思ってるのはその逆だ。ということは吹く前に「……本当に聴きたいと思ってる?」と不安げに確かめるところから察することができる。

そもそも久美子を家に呼んだのは、私利私欲に走った自分の苦しい胸の裡を誰かに話したかたからだ。そこからあすか特別なんかじゃなく、弱いところも持った普通少女だということが判る。

しろ特別なのはそんなあすかがハッとすることを折に触れて言う久美子のほうだ。

 

黄前久美子という特異点

特別あすか麗奈に比べれば普通といっていい久美子は、しかし実際のところ作中における特異点だ。それは1期から麗奈によってしばしば語られてきており、今話でも強く指摘された。

「久美子ってなんか引っかかるの。普通のフリしてどっか見透かされてるような、気づいてなさそうで気づいてるような……」

「なにそれ……」

「そして、いちばん痛いときポロッと言葉になって出てくる。……『本気で、全国行けると思ってたの?』」

「あれは……、あの時は……」

「だからなんか引っかかる。ギュッと捕まえてその皮はがしてやるって」

あすか先輩も……?」

「判らないけど」

あすかにも府大会の直前に「今日最後じゃないですよ。わたしたちは全国に行くんですから」と言って意味深笑顔を浮かべさせたり、「嫌いじゃないって言いましたけど、嫌いなんですよね、お母さんのこと」とか「あすか先輩がいつもと違うんですよ」などと言ってハッとさせる。

これは久美子の失言王(http://dic.nicovideo.jp/a/%E5%A4%B1%E8%A8%80%E7%8E%8B)というキャラと密接に結びついている。1期の開幕では「本気で、全国行けると思ってたの?」と言って麗奈に睨まれ、吹部の新歓を聴いては「ダメだこりゃ……」と零し葉月に聞き咎められる。いずれも“失言キャラ”というキャラ立ての一環であると同時に、本人の意図によらないところであっても本質を思わず突いてしまうという側面にもなっている。そしてそれは1期#8で結実し、今話においてより大きな伏線の回収という形を描いた。思わず「おおう」と唸るところだ。

 

久美子に対するあすかの憧れ

「……本当に聴きたいと思ってる?」

はい!」

「ふふっ。黄前ちゃんはほんと、ユーフォっぽいね

「?」

「私、自分のことユーフォっぽくないってずっと思ってたんだ。だから黄前ちゃん見たときびっくりしたの。こんな……こんなにユーフォっぽい子がいるんだって

「……褒めてます?」

「褒めてるよ。だからからな、話きいてほしいって思ったのは」

ここであすかが吹いたのは父親から贈られたユーフォソロ曲だ。ユーフォだけで構成された、独りで吹ける、あすかのためだけの曲。ただ本質的ユーフォソロ向きの楽器ではないし、吹奏楽においてもペットのような花形にはなりえない。オーケストラにおけるチェロになぞらえられるように、オブリガードや伴奏などで曲に深みを与えるところで活躍する。ユーフォ集団の中でこそ輝ける楽器なのだ

久美子は楽器を習い始めた当初からユーフォ吹奏楽の一部分として捉え、楽しんできた。集団の中にあることを疑わず、まっすぐ素直に受け容れてきた。

あすかにとってユーフォ父親自分をつなぐ唯一の存在だ。みぞれにとってのオーボエのように大切な誰かとつながる唯一無二の手段。だから「私は遊びでやってるわけじゃない。独りで吹ければそれでいい」とさえ言う。そんなあすかにとって父親から贈られた曲は心の支えだったろう。だけどそれは同時に、父親に囚われているということでもある。あすか母親だけじゃなく父親からも囚われている。そんなずっと独りで吹いてきたあすかが久美子に聴いてもらうために吹くということは、大げさな言い方をすれば初めて誰かに聴いてもらうために吹いたと言えるのかもしれない。

https://i.gyazo.com/d7feee576db6903d3c5c9e15d8b3f22f.png

卒業するときあすかは久美子に父親ノートを託す(2期#1冒頭)。それは父親審査員を務める全国大会を経て完全にその呪縛から解き放たれたことを意味するのだろう。残る4話のうちにそこに至るまでのあれやこれやが画面いっぱいに描かれるはず。そう思うと終局に向けて動き出した『ユーフォ2』からますます目が離せない。

 

ユーフォ感想一覧

2016-11-25

《雪を心の底から憎んでるんだが》

雪を無邪気に綺麗といえる自由があるのなら、雪を心の底から憎んでいるといえる自由も欲しい。

何故って寒いから

クッソ寒いから

北海道に生まれていたら、サラサラとしたパウダースノウ暖房が部屋に行き届いていて、全てが豪雪使用になっているのだから

「そういんもんだ」って覚悟しながら生きてこれたと思うんですよ。

ここまで魂の底から憎まなかったと思う。

だがしかし

日本でも本州屈指の温暖な土地で生まれ育った軟弱な静岡県民に、東京の底冷えのする寒さはキツイ。きっつい。マジきっつい。

大体静岡県の中でも我が家がある地域は、5年にいっぺん雪が降ればいいほう。

子供の頃から雪遊びが嫌いだった。寒すぎて。

ソリをすれば手がかじかんだりするし、お尻冷えるし、スケートすると足がかじかんで足痛くなる。寒すぎて。

小学校2年の時に、人生でありえないほどの大雪静岡に降って、翌日授業を急遽変更して先生雪合戦しよう!!と、

学校裏の八幡様クラス全員で雪合戦をしたんですけど、

クラス全員がきゃっきゃやってる中で、自分は五分とテンションが持たなかった。寒すぎて。

もう残りの時間は死相を宿しながら、石を入れた雪玉をもくもくと孤独に作ってるよーな小学二年生だった。

要するに、極度に新陳代謝が悪い寒がりってことなんですけど、

じゃあジムでも行って運動して新陳代謝あげろとかいうヤツは全員ぶん殴りたい。

なんでクッソ嫌いな雪に対して、こっちが折れて努力せにゃならんのだ。

今回の雪で、事務所の同僚がやんちゃな顔して

「雪ってなーんかワクワクするよなあ」とか、

乙女マインド友達と一緒に飲んでる時に

「雪ってずっと見ていたくなるよね〜」とか

無邪気に言ってくるんですけど、

こっちもそれを大人から波風たたせないでニコニコしながら頷いてんですけど、

東京の雪なんてボタボタしてて道路でぐしゃぐしゃしてて、全然キレイじゃねえし、すぐ交通乱れてイライラするし、

みぞれ混じりの雪など、もはや降ってくる凶器狂気しか思えん。

販売仕事やってた時には絶望的に客足が引いてものすごいマイナスだし(こんな日にきてくれる奇特お客様は本物の神様しか見えない)

とにかく百害あって一利なしだ。

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