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2024-03-31

オッペンハイマーのわかりづらいところと、もう1人の主人公

ネタバレあり。

オッペンハイマーみた。解説感想かきたくなった

以下ネタバレありまくり














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オッペンハイマー、まず理解するのにアメリカ人の伝記物なので当時のアメリカ歴史を知っておく必要がある。さらノーランのあまり説明せず、時間軸をぶった切るスタイルがすごいのでよりわかりづらくなっている。

話の流れとしては、1954年カラー)と、1959年(白黒)の話の二軸になっている。

1954年、当時のマッカーシー赤狩りオッペンハイマーソ連スパイ容疑かけられて狭い部屋の公聴会で責められて、最終的に公職追放されるまでのところがメイン。その中でオッペンハイマー自分過去を回想するという形で原爆開発の流れが示される。

そして、ややこしいのは白黒で示されるストローズの話。あの白黒の場面は1959年のことで、オッペンハイマーは出てこない。当時ストローズが商務長官に任命されそうになり、公開の公聴会がひらかれている。アメリカでは長官に任命されるときに公開の公聴会が開かれてどうするか決めるというのを知っていないとあのシーン自体が何をやってるか全然わかんないんだよな。そしてその公聴会ストローズはオッペンハイマーを陥れたことを追求され、反対が多く長官になれなかったということが表現される。

このオッペンハイマーストローズ2人が一番絡まるシーン、湖の畔でストローズがアインシュタイン無視されるところってのは映画では一番最初に出てくるが、戦後の話だってのもまぁわかりづらい。

それで、そういうことを知った上で見直すと、映画オッペンハイマーオッペンハイマー自身と、ストローズという二人のキャラの話を混ぜているとわかる。

オッペンハイマー天才破天荒女性関係が滅茶苦茶なのかとか、自分がどういう立場なのかわかっていながら共産主義関係者を積極的に絡ませたり…それこそ弟誘うの駄目だと思うんだけど…とか、そういうの。自分大学院のころに世話になった教授が似たような超天才型で、それに振り回された経験があり、あー天才ってこういうところあるよね…自分勝手に好きにやるよね…って思った。そういうのもあって、本人に感情移入しづらかった。

そして、オッペンハイマー原爆への後悔は、確かに後悔しているんだけど、後悔している自分に酔ってる、可哀想自分可哀想てのを表現している感を感じてしまった。これは愛人が死んだときの態度で表現されているようで、あそこも自分のせいで人が死んだこと自体は後悔してるけど、こんなに後悔してます自分が悲しくて泣いちゃってます!慰めて欲しい!っていうオーラがすごい。

でも、自分かわいそう感の強さにうーんって思ってたら、作中でもトルーマンには馬鹿にされて、ストローズには後悔なんてしてないっていわれて、奥さんから殉教者になる自分に酔ってるだろみたいなこと言われてるから意識的表現してるんじゃないかな…と深読みした。

それで、正直、オッペンハイマー自身よりも、ストローズの方がすごく魅力的に感じた。RDJの演技がすごい。まぁ政治家って時点で普通人間ではないのだけど、人間性がずれてる天才と比べる形で一人の人間表現していた。小物さ、狡猾さ、天才とは違う尊大さ、そういうところを会話や態度で表現していて、とても魅力的だった。もう一人の主人公…というか主人公が2人いると思ったし、この映画オッペンハイマー舞台装置にしたストローズの話なんじゃないのかって思った。

とにかく、すごい作品だった。見て良かった。

映画って楽しい

2024-03-07

フェイドキュメンタリー好きは絶対見た方がいい、非フェイドキュメンタリー作品見つけた

「女は子孫繁栄のために男の不倫を許していくべき」ってyoutube動画は凄すぎた。

フェイドキュメンタリーではない、ガチ番組

だけど、フェイドキュメンタリー好きが見たい全てが詰まっている。

  

軽薄な感じの討論番組

タイトルからして、軽薄だな〜って感じで。これもフェイドキュメンタリーでよくある感じ。

しかし、この番組ガチなのだ

  

夫婦が出てきて、ご主人が自分の主張を捲し立てる。いわく、「男はみんな不倫したいんだ、女は不倫したら子供からなくなるけど、男は不倫したら子孫繁栄だ!」と。

男の妻も出ていて、「子供のことをまず考えてくれ」と主張。周りのコメンテーターたちも妻のことを考えろと夫の主張をたしなめる

  

〜〜以下ネタバレあるから注意!!!!!〜〜

  

討論が進んでいくと、妻がいきなり、「そもそもあなたの子供じゃないから、不倫してできた子供から」と言い出す。

夫は顔面蒼白になりながら、言葉に詰まっていく。

コメンテーターたちも、「夫の方は、不倫するって言ってたけど、こう言うことじゃん」と言い出す。

そして、どんどん議論は拡大していって、被害が拡大していく。

最後の方は、インテリ木取りっぽいコメンテーターも、平静を失って唖然としてしまう。

  

いやあ。全てが面白い

こっからの混迷ぶりも、フェイドキュメンタリーみたいなノリ。

まさかガチ番組でこんなフェイドキュメンタリーみたいなノリが発生するんだとびっくりした。

出来の悪いフェイドキュメンタリーは、フェイク的なことが起こってからは、安いノリでどんどん被害拡大してシラけるが、この番組ガチなので、これがガチでそう言う感じ。

  

ついでに、「親友パパ活をやめさせたい まともな生活をしてほしい」もやばい

親友パパ活やめてくれって内容の、同番組相談だが、中盤、衝撃の事実がわかって、議論がどんどん混迷していく。

  

[追記]

この動画概要欄に、「フェイクを含む」と書いてあるので、まあ、フェイクっぽい。

2024-02-09

映画かがみの孤城感想ネタバレあり)

原作未読。

以下ネタバレあり注意。










とりあえずこれ。

スマホは?」

なんでスマホ持ってないの?

中学生でしょ?

原作が古いから?

いや、スマホなくても携帯は持ってるんじゃないの?

携帯ゲーム機は持ち込んでるのに。

スマホあったらおかしくなるからオミットしたのかな。

あと、半年以上みんなで過ごしたら、話噛み合わなくて気付くんじゃないの?

テレビとかYouTubeとかTikTokの話とかするだろう普通

学校の話もせず、家庭の話もせず、何話してたんだ?

謎すぎる。

あと、狼の少女

芦田愛菜の演技がキツいのもあるけど、なんであん上から目線なの?

どういう立場なの?偉いの?

どうやってそんな能力手に入れたの?

時間が過ぎたら狼に食われることになってる」とか、狼少女の上に誰かいるの?神?

原作読めばわかるの?

いきなりバツ印が墓標とか言われたり、手に集まったり階段出てきたりするのも、意味不明

狼に食われない限り、謎解き不可能だったのでは?

友達の家にある絵がヒントになるのとか、無理ゲーすぎない?

途中で大きなカブみたいに女の子引っ張るのもよく分からん

なんで君らいるの?狼に食われたんじゃなかったの?

音楽演出で誤魔化しても感動しないよ。

とにかくあらゆる設定がガバガバで、感動が薄れた。

ルーズソックス時代ってポケベルなの?携帯じゃないの?とか。知らんけど。


よかったところ。

フリースクール先生が実はってのはエモかった。

あれをよく乗り超えたよなって思うし、泣きそうになった。

現代的な問題を扱ってるし、学生過去にそういうトラウマ持ってる人には刺さるだろうなって感じた。

学校でみんなで観てもよさそうな映画だ。

ただ、なんか全体的に古くない?

絵とか、演出とか。

構図も単調だし、動きもぎこちない。

他のアニメと比べちゃダメだな。

前半がだるく、終盤に謎解き集め過ぎて、ちょっとバランスが悪い。

特に後半の情報が多過ぎて訳わからなくなる。

他のキャラ事情あんな一気に消化できないって。

それならもう少し前半スピード上げてほしい。飽きる。

でも伏線はそれなりに回収してて、そういう細かい部分を気にしなければ良作だと思う。

原作読んでみるのもいいのかな。

100点満点の82点。惜しい。リメイクしてほしい。

2023-11-06

ゴジラみた。

感想

面白かった。

でもシナリオ違和感

もし自分アメリカ人なら素直に楽しめたかもしれない。

戦中戦後をほどほどに知っているからか、各人のセリフ舞台、話の展開に違和感がすごいあった。

以下ネタバレを含む。)

だって当時の日本人玉砕せずに逃げたときの負い目は本当に壮絶なものだったし、特攻に子をやる両親が「生きて帰ってこい」などというはずがないし、45年12月東京瓦礫の山ではないし(東京大空襲から半年以上経っている)、

米ソ対立がまだそんなでもなかった47年に米軍軍事行動を避けたいっていうの変だしそれを理由軍艦を返すのは無茶苦茶だし、てかまだ東京裁判中だし誰がその船動かすんだって話だし、

朝鮮戦争前の碌な産業がなかった当時に女性銀座事務で働けるわけないし。

まあその辺りは枝葉末節なのでいいんだけど。

 

やっぱメンタリティの部分だよね一番の違和感は。

戦後間もない人たちが「いのちだいじに」が基本指針なわけないじゃん。

戦後復興のためにどれだけの人間が命を賭して頑張ってきたと思ってるんだ。

東海道新幹線首都高速黒部ダム、その他数多くの現代社会を支えるインフラ戦後の人たち、戦争を生き残った昭和の人たちの犠牲の上にある。

というかほんとつい最近まで命より仕事の方が大事だったじゃん、KAROSHIは戦前言葉じゃないよ?

戦争が終わったからって人間が入れ替わるわけじゃないんだよ。

メンタル戦前戦中のままに武力に費やしてたリソース経済活動に全ツッパして走り抜けたのが昭和という時代だよ。

なのにゴジラをまえに全員助かるつもりで戦おう!みたいな?おまえらみんな令和からタイムスリップしてきたのかよ、ってくらい現代的な価値観物事がすすんでいくので現実日本とのギャップをどうしてもすごく感じてしまった。

 

でもその違和感を感じない状態、つまり自分日本のことをうっすらとしか知らないアメリカ人にでもなったつもりでこの映画を見たとしたらかなり楽しめたと思う。

映像頑張ってるし、歴代最高レベルゴジラカッコいいし、音楽タイミング最高だったし、展開はベタベタだけど綺麗に終わったし。

典型的エンタメハリウッド映画って感じでとてもよかった。

2023-09-26

Xのトレンドが「推しの死」で、何が起きたか察してしまった

これは大変だと思って、夫にジャンプ買って帰ってあげた。

以下ネタバレあるから気をつけてね

夫はSNSやらないからまだ何も知らない可能性が高い。

普段は月曜すぐには読んでないみたいだけど、

You Tube結構見てるし、日を跨ぐとどこかで目にしてしまうかもしれない。

流石にこれは読む前に知りたくないだろ、と思って一目散にコンビニに寄った。

玄関に置いておいたら帰宅した瞬間に「何かある!」とテンション上がってた。

ご飯のあとに「録画見る?」というから「せっかく買ってきたしジャンプ読んでいいよ」と勧めたら素直に読んだ。

読み終えて、「たいへんなことになった」と言った。でしょうね。

「前回、「五条先生の勝ちだ」で終わったんだよ…!」といってソファに伸びてた(正確なセリフちょっと違うっぽい)。

しばらくして、ぱら…と開き直して「グロい…グロいよ…」と悲しい声を出していた。

風呂から上がってもごじょうせんせえ…と唸ってた。

良いことをしたのか悪いことをしたのかよくわかんない感じになっちゃった

2023-07-14

君たちはどう生きるか」が完全に失敗作だった件

初日に見たのでネタバレ感想

未見の人や面白かったって人に水差すのもアレなので増田で。

以下ネタバレ

吉野源三郎の「君たちはどう生きるか」は未読なので、そこから引用があったらごめんなさい)

いやね、まったくダメってわけじゃないのよ?最終的には得意の異世界冒険活劇に着地させるし。そこは熟練の技。

ただ、セルフオマージュをしたいがための意味不明な設定や展開が多すぎて、全然ストーリーに乗れないの。

意味をなさない設定の多さ

父親が(多分)軍用機のキャノピーを作る工場経営してて、主人公はいいとこの子、って設定、なにかに生かされた?

あ〜「風立ちぬ」っぽい!ってシーン以外、ストーリーに絡んでなくない?

主人公が引っ越す旧家も延々歩く描写があるわりに、結局主人公が暮らすのは離れの洋館だし、舞台はほぼ塔の建物異世界

結果、和の旧家はばあやがたくさんいる、という描写のためだけにでてきた形。

■謎展開

冒険活劇にしたいわりにはパートナーコロコロ変わる。

アオサギキリコ→ヒミ

そのたび

「ついてこい」「わかった。ついていく」で状況説明するもんだから主人公主体性isどこ?ってなる

この辺もうちょっと整理できたんじゃないか・・・

■伝わらない主人公動機

亡くなった母を探す・一緒に冒険する、の動機はわかるけど

最近会ったばかりの父の再婚相手しか距離感微妙)を救うために冒険しなくない?

助けるモチベーションを問われて、何度も「父が好きな人だ」って説明する羽目になってる。謎動機

父も別に魅力的な人物に描かれてないので、謎は深まるばかり。

後妻も一度は主人公の助けを拒否するのに、

あれ、いつの間にか救われてる。じゃああの描写いらないじゃん。

そもそも後妻はなんで異世界子供産もうとしたのかも語られない。

かにも「母親病院火事だと聞いて家を飛び出すも、一旦家に帰って着替えるシークエンス」「弓矢を作るシークエンス」など

無駄なシーンが多い。その時間主人公動機もっと作ってあげればいいのに。

ヴィランの不在

宮崎アニメの魅力はやっぱり悪役だと思うんですよ。カリオストロ伯爵しかり、ムスカしかり、カーチスしかり。

インコ大王は悪役ってほどもなかったし。アオサギ?彼は何がしたかったの?

■作劇のセオリー無視

ばあやたちの人形に触るな、と釘を刺される主人公

物語セオリーとして、タブーは破られるので主人公は触る。

で、なにか代償が起きるかというと「なにも起きない」。えーーーーー!?じゃあなんで「触るな」って言ったの?

にも関わらず「産屋に入ったのが禁忌だった」ってまさか後出しタブー!聞いたことねえよそんな作劇!

結論

「塔状の建物を上に逃げる悪役を追う展開はカリオストロ!」「森のトンネルトトロ!」「崩壊シーンはラピュタ!」「幻の船団は紅の豚!」

みたいな楽しみ方はできるけど、それだけなんだよなあ。

まるでシナリオ第1稿をそのまま映像化してしまったような、すごくもったいない作品

改稿でいくらでも面白くなったはずなのに。

宮崎御大脚本に誰も口を出せなかったのか、

出したけど聞き入れなかったのかは分からないが、

これが宮崎駿の遺作になるとしたら残念でならない。

2023-06-23

[][] 青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない



2023-06-18

リトルマーメイド見てきた

小3の娘が見たい見たい言うので連れて行った

どんなポリコレ映画なんだろうと身構えて見てたけど、ポリコレ的な部分が意外なほど気にならなかった

というのはこの映画ポリコレ要素はアリエルの肌の色だけに限らず、ありとあらゆる物に世界中のものを持ってきている、文化ごった煮映画だったからだ

ここまで振り切れると真面目にポリコレについて語るのもアホらしい気持ちになった


以下ネタバレも含む

人魚の王は、7つの海を統べる海の王なので、7つの海にそれぞれ娘がいる設定みたいだった

娘をそれぞれの海に派遣してるのか、それぞれの地域の女に子を産ませてるのかは知らん

が、とにかく7つの海をイメージするような人種人魚7姉妹が出てきて、幹部会議閣僚会議?みたいな会議をしていた

その構成員の1人がポリネシア代表?のアリエルだった

あー、そういう感じで人種たくさん盛った意味説明すんのね、なるほどね、とは思ったけど、白人の父が各地の人魚人種に子を産ませてるとしたらポリコレ的にはなかなかな事態だし、しかし娘たちはハーフ顔やなくてもろに中国人インド人などだし、なんかそういうわけでもないんだろうなと解釈した

じゃあきっと、人魚には人種とかなく、色んなバリエーションの子が同じ親からまれ人間からするとそれが人種に見えるみたいな?感じなんかなと思った

いや、知らんわ

まあこれはつまりファンタジーなんだ


アリエル王子デートするシーンも、アジア市場のような?ヨーロッパ市場のような?南米のような?とにかく文化をモリモリに盛った架空市場が出てくる

最初なんやこれもポリコレか?と思ったけどこれは違った

とにかくごった煮なんだよ

文化図鑑?のような

真面目に考えてないこれ!

とにかく色々、なんでも、雰囲気で詰め込めるものは詰め込んだよ!ファンタジーからね!くらいしか思ってないな!!

なので、真面目にポリコレについて語る作品ではないですこれ

解散


しかし、娘の感想が、思ったよりアリエルの顔が汚かった、だったので、なんて説明というか教育というか、すべきかわからなくなったよ

明らかに指導必要だよなあ

2023-06-04

ティアキンやったけどまあまあつまらなかった

ブレワイで感じてた不満点があまり解消されてなかったな

もちろん、面白いところもある

でも結局同じことの繰り返しで作業ゲーになって飽きてくる

攻略情報見ない派なので無知なところがあるかもしれない

以下ネタバレ注意

面白いと感じたこ

マップが広い

地上と同じ広さのマップが空と地下に追加されてめっちゃクワクした

あとマップ使いまわしてるのに探索したい欲が溢れてくるのはとてもよくできてると感じた

過去作由来の服が手に入る

最近ゼル伝始めた人には伝わらないか

過去作で着てた服とか過去作のキャラ由来の防具が手に入る

あの服が手に入るんだ!って一人で興奮してた

賢者が出てきた

時オカじゃん!って一人で興奮してた

クラフトするスキル有用

謎解き面倒な祠はゴリ押しできるからよかった

・上に移動するスキル有用

場所は限られるけど、上に移動するときマジで重宝した

強いて言えば、崖登りめんどくさいから壁の中を自由に移動できたらよかったなあ

・矢がたくさん手に入る

矢の節約から解放されたのが嬉しかった

・キュルンキュルンが観測所にいてくれた

早い段階からポーチ拡張できてよかった

・ゾナウギアロケット

上移動でめっちゃ便利

・各地の神殿に向かうまでの道中

炎の神殿微妙だったけど、各神殿に行くまでの道中が楽しかった

特に風の神殿に向かうまでが楽しかった

ボスデザインがgood

前作はマジで魅力ゼロだったけど、今作はちゃんデザインしてくれてよかった

ゲルドのイベント

個人的感想

カラカラバザールで「街は問題なさそう」みたいな会話を聞いてたから初めて街入った時のあの廃墟な感じがかなりグッとき

ヨナさんがかわいい

人外好きな性癖はないんだけど、なんかゾーラ族ってかわいく見えるんだよな

なんでだろ

◆つまらないと感じたこ

・ゾナウギア関連

クラフトセンスがないから一番きつかった

しかもパーツはガチャってなんなん?

戦闘ゴーレムそんなに見つけらんないし武器節約したいから戦いたくないしでガチャの素材全然まらない

あと操縦棍の操作性悪くない?

Googleオススメ記事みたいなやつでティアキンのクラフトがすごいみたいなやつが流れてきたから見たけど、確かにすごかった

よく作ったと感心したし、そういう遊び方ができる人がうらやましい

リンクができるようになることがチュートリアルでほぼ揃う

ブレワイのときから感じてたこ

カメラブループリントは除外する

あるダンジョンで手に入るアイテム(スキル)を使用してゲーム攻略する要素がない

例えば、過去作では弓や爆弾はもちろん、フックショットハンマー、ヘビィブーツなど後半でなければ手に入らないアイテムもあった

それらのアイテムを用いてダンジョン攻略したり、各地の「今は取れない」アイテム物欲しそうに眺めていたはずだ

そういうリンクができることを増やす要素がブレワイ以降ないように思える

そうなると謎解きがほぼ同じでつまらない

料理がめんどくさい

ブレワイのときから感じてたこ

①火が付いた料理鍋を用意する

メニューを開いて素材タブへ遷移

③数ある素材の中からカーソルを動かしていくつか選択

メニューを閉じたら料理鍋の前へ移動して「料理する」のアイコンが出たらAボタン料理開始

料理ムービースキップ

回復アイテム作るのにこれ繰り返してたんだけど俺が知らん効率いい方法あるの?

最終的にめんどくさくなって低体力になったらこまめにセーブしてデスループしてた

武器が壊れる

ブレワイのときから感じてたこ

武器集めめんどくさい

今作はそれに加えてクラフトしないと弱い

何が強いのかよくわからんかったから敵が落とした強そうな武器を貯めておいてボス戦で使ってた

・雨

ブレワイのときから感じてたこ

カワズ装備揃わなかったし、薬つくるの面倒だよね

みんなどうしてんだろ

・広大なマップの中でコログの実集めをやらされる

ブレワイのときから感じてたこ

強制ではないんだけどなんかやらなきゃいけない使命感に駆られるんだよ

マップが広すぎてイベントとか用意しきれないからとりあえずヤハハア置いとけばいいと思ってんだろ

しかも今作から友達のところに行きたいと遠回しに言ってくるヤハハアが各地に出没してイライラした

・馬

ブレワイのときから感じてたこ

リンクで走るよりは速いけど操作性悪いしちょっと段差あると登れないし乗ってるとき物拾えない

笛吹いたら遠くても来てくれるようになったけど、マジで走ってくるんだよな

近くまでワープすればいいのに

・服

ブレワイのときから感じてたこ

着替えが面倒

暑い寒いところ以外では虫とか捕まえやすい&夜間スピードアップの忍びセットしか使わなかった

・祠

ブレワイのときから感じてたこ

各地にハートのかけらが落ちてると思えばありなんだけど、毎回謎解きやらされるのが面倒

あと宝箱の中身にいらないものしか入ってない

・敵が固いだけ

ブレワイのときから感じてたこ

敵の種類が少ないのを色違いで補うのは100歩譲っていいけどさ、ただ固いだけで武器無駄に消費させるのはやめてほしい

・眺望台

移動が面倒なので眺望台とか目的地近くの空の祠にワープして落下移動が多かった

ゲルドのイベント

結局犠牲者ゼロ萎え

ルージュ以外全滅でもよかったのに

・龍が湧かない

ブレワイだと決まった時間に決まった場所にいなかったっけ?

今作はいつ出てくるのかよくわからなくて龍の素材集めがめんどくさかった

ユン坊が邪魔

アイテム拾おうとして何度吹っ飛ばされたことか

あと乗り物乗ると必ず前にセットされるのも邪魔

消せることに気づいて速攻消した

ゼルダ

え?せっかく救ったのにどこ行っちゃうんですか?

またあなたを助けるんですか?

2023-05-26

犬王見た

以下ネタバレ

(名前確認しにwiki読みに行ったらがっつり書いてあってワロタ、ええんか)

谷一が刺殺されたショックが全てを上回ってしまった…

歌声良かった

2023-05-11

anond:20230511095001

もちろんガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3だよ!

今思い出しても泣いたり笑ったりできるくらい最高だった

あのロケットがさ(以下ネタバレに気を使って口で話しています

2023-03-19

シン仮面ライダー観てきたのでネタバレ考察

以下ネタバレあり。

==== =====

ぶっちゃけこの映画の本編は、スピンオフ漫画の『真の安らぎはこの世になく -シン・仮面ライダー SHOCKER SIDE-』だと思う。

「あの謎設定なんだったの?」と消化不良を起こした人は、この漫画を読めば腑に落ちると思う。たぶん。

で、ここから先は自分なりの解釈

この映画登場人物の多くに共通する特徴は、自分で考えることを放棄していること。

主人公は「自分は持ってる力をちゃん行使したいんだ!」という点を除けば、るり子の意思で行動してる。

穿った見方をすれば大義名分他人に考えてもらい、暴力を振るうことが目的化しているとも言えるやべーやつ。

そしてもう一人の男も、結局は主人公意思を継いでいる。

主人公サイドは『意思バトン』が引き継がれてる。

一方黒幕サイドも「他人に考えて貰う」という点では似てるけど、逆に『力のバトン』が引き継がれてる。

ショッカー創設者AIに「世の中を良くしてくれ」と判断を丸投げして退場し、

AI一部の人間をピックアップして力を与え、どのような行動を取るか観察している。

思うにAIがやってるのは、人間を使った強化学習なんだと思う。

この作品に出てくる怪人は、ゴジラウルトラマンと違って結構弱い。

自衛隊が本気出せば倒せるレベル

まりショッカーは本気で世界征服する気はなく、

「こういう思想を持った怪人がいるけど、人類の皆さん、どう思います?」と観測気球を揚げている。

それが受け入れられなければ「やっぱり違うか~」と別の極端な思想の怪人を繰り出す。

AIの目論見としては、何体か怪人を世に放った末に「この怪人は良いやつなんじゃない?」と受け入れられる怪人が出てくるのを待ってるんだと思う。

そう考えると、仮面ライダーは「代わりに守ってくれる存在がいるのは幸福」という価値観を試すための怪人とも言える。

映画の作中では人類仮面ライダーをうまく利用しつつ自らの武力放棄してなかったけど、そのうち「仮面ライダーいるか自分たちは戦わなくていいや」と思うようになるんじゃないかな。

2023-03-05

ドラえもん映画が酷かった

毎年この時期になると「ドラえもん映画が酷い」というブログなり増田なりが流行るんだが

それにしても今回のは酷かった

個人的には南極が9点とすると、宝島が2点、月面探査機は8点、新恐竜は7点、宇宙戦争は9点ぐらい

そして今回の理想郷は3点ぐらいだろうか

宝島悪夢再び、といった感じだった

以下ネタバレを含むので別に興味ない人はどうぞ

序盤・設定は名作の予感

いつも通りタイムパトロール無能っぷりからスタートして

史実の織り交ぜや散りばめられた伏線などなかなか良作の期待感が抜群にあった

特に史実に出てくる理想郷として竜宮城なんかも出てきて

「これは良い感じで本編に絡んでくるのでは?」

という感じにも見えたし凄く良かった

ただ一切関係無かったわけだが

中盤は傑作の予感を残しつつ眠い

割と早々に理想郷に辿り着いてしまったので「あれ、これヤバイかも」とは思ったが

理想郷から宗教的香りがプンプンしていて

「これは統一教会批判みたいな社会風刺が来るのか!?

と思って期待してしまった

ただ中盤がダラダラしていたせいでめちゃくちゃ眠かった

後で聞いたら妻はその辺りから寝てしまったらしい

周りの未就学児童とかもこのあたりでザワついていた

後半で一気に失速

結局、宗教的批判だとかはなく、伏線は回収されたけれど史実介入的なのは無し

22世紀科学者小学生説教されてぶち切れて全部ぶっ壊すとかいうどうしようもない展開

というかボスの野望はなんだったの?

日本誕生ギガゾンビは分かりやす人類支配しようとしてたけど、のび太の街を支配してどうするつもりだったの?

そんなこんなで理想郷が崩れていくけれど、バトルシーンも脱出シーンも特に見所は無しで、もうひたすら眠い

宇宙戦争にあったようなカタルシスも無いし、伏線回収も「まぁそうだろうね」というぐらいでしかない

おまけに最後アルマゲドンオチでのお涙頂戴で、もうどうしようもなくダメダメだった

前半の期待からの落差が激しいので評価はガタ落ちといった感じ

キンプリファンのせいでグッズ買えず

映画はアレだったけれど子供達はそこそこ満足してた(過去2番目ぐらいらしい。いつもは1番と言うのに。)

まぁ推しのグッズは買えるときに買っとけということでグッズ売り場行ったらメインキャラのソーニャのグッズが全く無い

どうやらソーニャ役はジャニーズキンプリの誰かが演じていたらしく

ファンどもがグッズをイナゴのごとく買い漁って売り切れてしまってるとか

ことなイケメン風のキャラ設定、序盤の中途半端役回り、中盤での空気的扱いを経てからのやっつけ的なアルマゲドンはそういうことか、と

完全に想像だけど最初ソーニャドラえもん映画ありがちな普通役回りだったのに

それだと見せ場が全然無いってことでジャニーズ横槍が入って最後アルマゲドン適当にくっつけたんじゃなかろうか

いやぁ、そんなことないと思うけどね

ちなみに声優としては普通に良かったと思うんだけどね

アルマゲドン否定するわけではないけど死ぬなよ

最後意味不明自己犠牲で話を終わらせるのは罰金刑にすべきだと思うんだよね

まぁやるとしても、生死不明ぐらいの演出にしてほしいわけですよ

絶対死んだじゃんっていう確定演出はちょっと冷めます

そんでもっと冷めるのは確定演出なのに生きてる場合

ソーニャ!お前のことだからな!

あいうのが許されるのは

  • 生き残る算段はあるんだけど確率が低い
  • 生き残る算段はあるんだけど死んだことにして欲しい

のどっちかの場合だけなのよ

分かったか、ペル?お前もな?

念のためミスチルHERO歌詞貼っときます

ダメ映画を盛り上げるために

簡単に命が捨てられていく

違う僕らが

見ていたいのは

希望に満ちた光だ

せめてこうしてくれたら良かったのに一覧

2023-02-18

BABYLON

日見に行って来た。

封切りから間もないのにもう上映回数が日に2回だけ。人気無いにも程がある。

映画CMにも出てきたパーティー馬鹿騒ぎから始まる。

トーキーが生まれる前、映画館がニコロデオンと呼ばれた時代業界の好況に浮かれる映画スター業界人を土台に、その時代イチのスターとしてブラッド・ピット演じるジャック、そのスターの座に駆け上がろうとする新星女優マーゴット・ロビー演じるネリーが登場する。でも本当の主役は気の優しいメキシコ移民青年マヌエル。彼ら3人と映画業界の移り変わりを軸に話は展開して行く。

映画の作りはララランド雰囲気踏襲しつつサイケドラッグセックス、そして暴力的なシーンと絵作りを加えた感じ。

騒音と静寂。光と影。栄華と失墜。堕落。退廃。二度と戻れない転換点。

映画音楽への溢れんばかりの愛情を描きつつ、嫌な面の描写が続くので見ていて結構辛い。これが3時間以上続く。

最後以下ネタバレ、3つ数えるぞ。

1つ、

2つ、

3つ。

ではネタバレの話。

最後は全員幸せは訪れない。ジャックトーキー時代の観客に受け入れられず自殺ネリー時代の波から溢れ落ち、這い上がろうとするも失敗続きで失踪挙句に死亡。心優しい青年マヌエルも愛するネリーを助けようと奮闘するも自らの身を滅ぼす事になり、遂にはギャングに命を狙われる。

最後のシーンはLAを命からガラ逃げ出したマヌエルが20年近く経った後に家族と訪れる場面。彼は家族と離れ、1人映画館へと足を運ぶ。スクリーンに映し出される歌と踊り。そこから過去から現在までの様々な映画のシーンが登場する。そして涙するマヌエル。光の三元色の激しい点滅(映画鑑賞前に「てんかんに注意」の説明必要なんじゃないの?これってほど)。そして終劇。

見終わっての感想としては「最後は何じゃこりゃ」。悪いとは言わない。人間模様の描写は悪く無い。業界の退廃具合もこうだったんだろう。でも最後への持って来かたとラストシーンサイケへの振り具合、酷すぎない?

地上波で流せる内容と尺じゃないのでTVで見る事は無いだろうけど、もう一度サブスクか何かで見るかと言われれば自分は見ない。一度でお腹いっぱい。

2022-12-30

映画かがみの孤城」の感想ネタバレあり)

原作未読。

主題歌が優里くんなので観ることにした。

以下ネタバレあり注意。










とりあえずこれ。

スマホは?」

なんでスマホ持ってないの?

中学生でしょ?

原作が古いから?

いや、スマホなくても携帯は持ってるんじゃないの?

携帯ゲーム機は持ち込んでるのに。

スマホあったらおかしくなるからオミットしたのかな。

あと、半年以上みんなで過ごしたら、話噛み合わなくて気付くんじゃないの?

テレビとかYouTubeとかTikTokの話とかするだろう普通

学校の話もせず、家庭の話もせず、何話してたんだ?

謎すぎる。

あと、狼の少女

芦田愛菜の演技がキツいのもあるけど、なんであん上から目線なの?

どういう立場なの?偉いの?

どうやってそんな能力手に入れたの?

時間が過ぎたら狼に食われることになってる」とか、狼少女の上に誰かいるの?神?

原作読めばわかるの?

いきなりバツ印が墓標とか言われたり、手に集まったり階段出てきたりするのも、意味不明

狼に食われない限り、謎解き不可能だったのでは?

友達の家にある絵がヒントになるのとか、無理ゲーすぎない?

途中で大きなカブみたいに女の子引っ張るのもよく分からん

なんで君らいるの?狼に食われたんじゃなかったの?

音楽演出で誤魔化しても感動しないよ。

とにかくあらゆる設定がガバガバで、感動が薄れた。

ルーズソックス時代ってポケベルなの?携帯じゃないの?とか。知らんけど。


よかったところ。

フリースクール先生が実はってのはエモかった。

あれをよく乗り超えたよなって思うし、泣きそうになった。

現代的な問題を扱ってるし、学生過去にそういうトラウマ持ってる人には刺さるだろうなって感じた。

学校でみんなで観てもよさそうな映画だ。

ただ、なんか全体的に古くない?

絵とか、演出とか。

構図も単調だし、動きもぎこちない。

他のアニメと比べちゃダメだな。

前半がだるく、終盤に謎解き集め過ぎて、ちょっとバランスが悪い。

特に後半の情報が多過ぎて訳わからなくなる。

他のキャラ事情あんな一気に消化できないって。

それならもう少し前半スピード上げてほしい。飽きる。

でも伏線はそれなりに回収してて、そういう細かい部分を気にしなければ良作だと思う。

原作読んでみるのもいいのかな。

あとはやっぱり優里くんの歌が最高だった。これだけはファン目線申し訳ないが、映画エンディングに合っててよかった。

100点満点の82点。惜しい。リメイクしてほしい。

2022-12-20

映画 THE FIRST SLAM DUNK 感想

中学高校バスケ部、下手くそ全然試合出れずずっとベンチ、スラダン全巻保有人間感想

以下ネタバレ

オープニングの湘北が1人ずつ歩いてくるやつ、かっけ〜!!テンション爆上がり。音楽もよい!

山王メンバーもかっけ〜!!

試合臨場感やべ〜!!

山王応援めっちゃいたことあるやつ〜〜!!

めっちゃテンション上がる〜〜!!

(一本、そーぉれ一本!ピッピー!とか、ディーフェンス!ディーフェンス!とかそういうやつ)

試合の合間にコートの隅にいるモッパー(モップ係。選手の汗が落ちてると踏んで滑るから拭きます)の猛ダッシュ懐かっし〜!!リアリティがやべ〜

オフィシャルも懐かしいよ〜ファウル数えたりタイマー止めたりタイムアウト言われて試合止めたりすんだよ〜あれ他のチームが順番にやってんのよ、試合出ない人が。(全国大会は違うかもしれぬが)

審判の「オフェンスチャージング!」の身振りの大げささとか、「バスケットカウントワンスロー!」の力の入れ具合とか懐かし〜!あのグレーの審判服も懐かし〜!審判、人によっては動きがコミカルだったり、やたら力入ってたりとか面白いんだ。

冒頭の湘北のアリウープ漫画だと結構ギャグシーンだけど映画だとサラッとやっててよかった。

桜木ゴリカンチョーして殴られるのとかはやるけど、魚住大根桂剥きは無かった。別に無くていいけど。

途中の桜木の成長振り返りシーンで一瞬牧とか仙道とか出てくるのもテンション上がるわ〜

リョーちんの生い立ち、プライベートシーンは普通に泣いた。

絵が上手すぎるんだよ。絵の演技がすげぇよ。

台詞じゃなくて絵で語ってた。

ちゃんのカラッとした感じがよかった。

やさぐれる前のミッチーキラキラ感やさぐれ後との落差で笑えるほどだった。

ミッチーとリョーちん、こんな関係性だったのか。よかった。

見終わった感想としてはめちゃくちゃ良かったけど原作未読の人は多分意味分かんないんじゃない?と思ったんですが、原作読んでないけどよかったと言っている人がいたのでそんなことないのかもしれない。

原作読んでなかったらあのキラキラボーイがミッチーだとは分からない気がするが、どうだろう。

ミッチーがかつてもたらした混乱も映画だけだと分からんしな。

映画本も買った。

単行本未収録のリョーちんの沖縄時代エピソードが載っているというやつ。

全然映画と違う話だった。

もっと映画元ネタみたいな話かと思ってた。

チラッとは映画エピソード出てくるけどさ。

井上雄彦インタビューが載っててよかった。

映画を作るのがどれだけ大変だったかという話。

漫画自分一人のフィーリングで描けるけど、映画を作るには大量のスタッフ意図を伝えるために言語化をせざるを得なかった話とか、

漫画なら小さいコマでチラッと載せられるエピソードも、映画は全コマ見開きみたいな感じで難しい話とか。

苦労が伝わった。

マジで映画作ってくれてありがとうだよ!

ありがとう!!!

2022-12-15

anond:20221215152844

単行本派なら4巻までしか読んでないだろうから最近の展開分からないだろうけど、個人的には最近どんどんつまらなくなってる

父親破門→その真相を知るまで、と言う所で話が一旦まとまってしまった感じ

多分連載前はそこまでしか話を考えてなかったんだろう

以下ネタバレだけど

その後は主人公目的あやふやだし(可楽杯までは「破門真相」や「どうやって寿限無で勝つのか」って所が読むモチベになってたんだが今は何もない)

主人公子供の頃から落語大好きで師匠について修行してきたはずなのに、展開の都合で何も知らない事にされてるし

(何で半年前まで素人だった格下のからしか落語界の常識教えられる立場になってんだよ)

師匠も(入門半年元素人が知ってるレベルの事すら主人公に何も教えてない、ネタも5個しか教えてないとか)指導力なさすぎで

ひょっとして父親落語挫折したのは師匠のせいだったんじゃ…と思えて主人公師匠の格が下がりまくり

地味な下積みやって先輩に嫌がらせされてやり返したら自分立場がまずくなってという胸糞展開はリアルではあるがジャンプらしくはないし

じゃあずっとリアル路線で行くのか?と思いきや、「有名落語家のすごい落語」の表現領域展開(派手な絵の見開きで周りにスゲーと言わせる力押し)で

初期はちゃん理屈で良しあしを描けてたのにそのネタが尽きたのか?結局漫画落語はこれでしか表現できなかったのか?状態

(こういうの一度やると今後はどんどん絵の派手さをエスカレートさせるしかなくなるんだよね、

あと今は同じジャンプ芸能系でPPPPPPという領域展開漫画があるから飽きてるんだよな、単行本派には関係ないが)

可楽杯までがピークの漫画だったか、って感じ

少し前まではジャンプ開いて真っ先に読む漫画だったんだけど、今は最後らへんでそういや読んでなかったなで読む漫画になってる

それでも今のジャンプ他の作品レベル低いし、最初貯金である程度までは続くんだろうけど

2022-12-04

スラムダンク声優云々言ってたやつ~!

見た??!!

最高だったんだけど!!!

以下ネタバレあります


















マンガは大ファンで、スラムダンクきっかけでスポ少入ってたし、

夏休みスラムダンク再放送ずっと見てたし、

ガチスラムダンク勢だったんですが、


結論、最高だったんだけど!!!



声優は正直気になったけど、こんなの子もの頃に見たもの刷り込みとの差分から、あって当然。保留。

それを置いておいて最高だった。

3Dを使うところもよく考えられてたし(違和感はあったけど、必然性は感じた)

何より、内容に適した演出が極まっててヤバかった。汗、時間感覚、細かい動き。すばらしかった。


内容も良かった。

自分の家も親が早くに逝ったり、離婚してたりで、弟が辛そうにしてた時、バスケを支えにしてた。

そのせいか感情移入度高かった。

そう、バスケって人を支えてくれるんだよな…!って思い出した。

バスケにかける理由は様々だけど、それらがきちんと解像度たかたかで描かれてて震えた。

解像度が旧スラムダンクアニメよりも高かったので、

それぞれの名台詞が、まぁ色鮮やかに再生されること。

マンガ読んだときよりも、実感強く理解できた。




言いたいことは山ほどあるけど、

とりあえず

炎上で引いてしまった人よ、見に行ってほしい。

感想もっと読みたい。

2022-11-27

「すずめの戸締まり」における、セカイ系問題解決方法驚愕した

ここでの「セカイ系問題」とは、二人の関係性を選択した場合社会が甚大な被害を被る場合に、関係性と社会のどちらを選択するのかといった意味造語である

その問題に対する「すずめの戸締まり」での解決方法は、ちょっと驚きだった。

前作「天気の子」の鮮やかな選択を知っているだけあって、今作での本問題に対する結論は、かなり驚愕であった。

以下ネタバレになるが、今作ではファンタジカルな第三者が現れて、その問題解決するという解決方法だった。

いや、第三者が現れて「セカイ系問題」を解決すること自体は、根本的に正しい。

多くの作品子供として存在する主人公が、その対立問題を一手に引き受ける必要などみじんもない。

そこを例えば、大人である私たちが導くなりカウンセリングするなりして、問題の糸を解いていくのは、本当に根本的に正しい。

しかし、それは解決者が実在する人間であった場合だ。

「すずめの戸締まり」では、その役割ファンタジカルな存在に投げてしまった。

ファンタジカルな存在解決するということは、社会が何も手助けしないというのと同義だ。

新海誠は、本作を多くの人に届く作品にしたい旨の発言インタビューでしているが、そうすると、こういう展開が社会の多くの人々が望む展開なのだろう。

すなわち、「セカイ系問題」みたいな個人的かつ社会への影響が大きな問題には、社会コミットしないけれども、

社会が甚大な被害を被るのも許容しない。ファンタジカルな第三者が現れて、その問題解決されることを期待する。

という、ふざけた解決方法社会の人々はきっと望んでいるのだ。

いや、これは作品を描いた作者が悪い訳ではない。

それを、社会に受け入れられる展開として描かせる社会の器量の狭さこそが悪いのだ。

逆説的に言えば、「すずめの戸締まり」のあの解決方法は、社会の本当の宿痾みたいなものを暗示している。

前半は、人々の寛容みたいなものをひたすら示すロードムービー的展開だっただけに、その隠された社会の人々の不寛容がかなり心に突き刺さり、驚愕の声が出てしまった。

2022-11-13

すずめの戸締まりがわからない

「すずめの戸締まり」観ましたけど、わからないところがたくさんあるので教えてほしい。筆者は難癖増田ではなく、不明点を解消したい増田です。こんなこと記名で書いたら叩かれるから増田しか書けないのです。


<<以下ネタバレ注意>>


要石がネコになったり、男の人がイスになったりするのは、さっぱりわからない。ほんとうにわからない……。

和魂として長年信仰されていた神が、信仰を忘れたことにより荒魂と転じた? 巫覡(シャーマン)のすずめを気に入り、邪魔者である男を祟った? そもそもなんでネコのかたちを取るのだろう?

人身御供として捧げられたものが神と転じた可能性あり? ネコ神様マイナーなだけで先行事例がないわけじゃないし。

こんなカギで大丈夫なの?

あんな自宅のカギ以下のペラペラなカギで、タタリ(みみずのことです)が漏れ出すようなヤバい扉閉められるの? 神器でもなんでもなさそうなのに。カギの救急車あたりに大金積んで、もっと立派なやつをつくってもらったほうがマシでは? カギの救急車がイヤなら伊勢神宮でもいいよ! あそこなら建物だけじゃなく道具も定期更新を行っているから、ノウハウ貯まってるよ!

扉の元ネタもまるでわからない。

チェンソーマンかなとも思ったけど、ゼッタイ違うよね……。

そもそも草太はあんペラペラ装備で大丈夫なの?

あの白衣はりかけいのおことである証なの? 神主資格が取れる國學院大學皇學館大学であたりで修行して、もっと装備を調えたほうがよくない? 劇中でもケガしてたし、腕にシルバーでも巻いてみたらどう?

主人公名前の由来がわからない。

主人公のすずめは天の岩屋戸説話に登場するアメノウズメから名前を取られたらしいけど、やってることは天手力男のほうでは? センシティブまりない踊りをするほうではなく、力ずくで天の岩屋戸の戸をこじ開けた天手力男のほうが主人公の名の由来にピッタリとあてはまるんじゃないかしら。

⇒このことは企画会議中に指摘がなきゃおかしいけど、そのまま通った理由がわからないし、知りたい。タイトルわっちゃうけど。

常世の設定大丈夫なの?

・すずめは映画ラスト常世に行く。常世といえば大国主神国造りを行ったスクナヒコナがお隠れになった場所でもあるけど、あんなに燃えててOKなの? スクナヒコナ死んじゃうよ?

常世映画独自解釈かも。地名(?)が同じだけで、Apple Store 銀座があるほうの銀座戸越銀座ぐらい違うとか。燃えてる銀座はヤダなあ。

とりあえずこんなところです。また思いついたら追記するかもです。映画自体はとてもよかったです。

2022-06-19

トップガンマーヴェリックを観てきた(ネタバレあり)

「おじさんのためのお子様ランチ」っていう評がTwitterで流れてるけどまさにそのとおりだった。以下ネタバレあり。

かいリアリティとかはどうでもいいんだ。

全部乗ってて満足した

トップガンマーヴェリックを観てきた(ネタバレあり)

「おじさんのためのお子様ランチ」っていう評がTwitterで流れてるけどまさにそのとおりだった。以下ネタバレあり。

かいリアリティとかはどうでもいいんだ。

全部乗ってて満足した

2022-05-26

呪術廻戦はハンタじゃなくてBLEACHだよやっぱ

呪術廻戦が話題にされる時によくHUNTER×HUNTERが持ち出される事あるが

自分呪術廻戦読んでる時に近さの話で言うならBLEACHの方をどうしても思い浮かべてしまうよ

以下ネタバレ話)

象徴的なのが禪院直哉の死に方だった

呪術廻戦で直哉パワーアップした相手に一撃でKOされるんだがハンタだったらそのKOされた攻撃で死んでる

でも呪術廻戦はわざわざ直哉がこれで死んでたとはやらずに次の話で本人の物語に絡めた死に方をする

ハンタなら前の話でサクッと殺してるわって思いながら読んでたよ

他にも呪術廻戦は物語性を絡めて死ぬキャラが脇役の脇役でも多いが、それは長くなるから省略する

ハンタ死ぬキャラはあっさり死んで済まされるのが特徴でそれもまた良いと思ってるから呪術廻戦をハンタ扱いされるのは我慢ならん

死ぬ話を丁寧にやったのなんてメルエムくらいだろ。そういう例外的な扱いだからメルエムお話は良かったんだが…

呪術廻戦で特徴的な死に方をした直哉メルエムクラスキャラでも何でもないからな

から入れるなら単眼猫の大好きなBLEACHの枠に入れてくれ

もしくはイイ言い方をするなら色んな作品ハイブリッドですかね

映画作品とか節操なくハイブリッドしまくってるチェンソーマンみたいなもん

ハイブリッド具合で言えば鬼滅の刃もそのレベルだったな

2022-05-22

今更すぎるがアニメCLANNADを観た

実はCLANNADは、ゲームアニメもモロに増田の直撃世代

とはいえ自分は当時どちらもスルー

ゲーム版については、オタク男子エロゲに最も興味を示す学生時代自分Linux一辺倒で、就職後はWindowsを入手したものゲームを遊ぶ時間がなく…という流れによる。

(CLANNADエロゲじゃないのは知っててPCゲーに手を出すきっかけがなかったという意味)

アニメの方は、ストーリーのペースが当時の自分にはダルかったこともあり、1期の3話くらいで切ってしまっていた。

とはいえCLANNAD人生」というミームが長らく語られてきたこともあり、ずっと気になってはいたんだよね。

(今となってはインターネット老人会しか通じなくなりつつあるけど)

そこへ、今年になって某人気VTuberが同時視聴するというではないか

このVTuber陽キャしかもお育ち良さそうというか普通にいいとこのお嬢様っぽい上に、実家とのつながりを活用して役者の道を志していた模様。

(女性声優実家金持ちばっかりみたいな話)

それもあってか、アニメゲームシナリオに対する考察キャラ解釈における、頭の冴えが半端ない人だったりする。

まりアニメゲームを並走する相手としては適役すぎて申し分ないので、これは乗ってみるかということで、本放送から実に15年くらい経ってから、ようやくきちんとチェックできた。

というわけで、以下ネタバレ有りの感想

結論から言えば

「確かに紛れもなく名作で、面白さも感動ポイントもいっぱいあったけど、自分には合わないかな」

という感じ。

何が合わないと思ったかというと、やっぱりラストの展開。

ゲームプレイなうえにアニメのまとめ方が端折りすぎなきらいもあって、今でも正直なにがなにやらではあるんだけど、要するにこれって

主人公岡崎が周りの人物との交流を通じて善行を重ね、関わった人達人生好転させた結果、バッドエンドからタイムリープして救われる」

ってことでしょ?

まあ、シナリオとか作者の思想としては否定しないけど、正直個人的全然感動しなかったというか…。

なので、ここまでおよそ4クール50話近くもあって、しかも「トゥルーエンド」に入るのが2期14話からというのに「なげーよ!」と脱力したのも事実

途中メインの登場人物たちのエピソードで感動したときは「ここまでじっくり話を積み重ねてきたからこその感動なんだろうな」と思ってたけど。

一応、総集編のラストシーンのお陰で、なんとも余情あふれる幕切れになったので、終わりよければということで名作みたいな。

2期のOPEDが、最後まで見ると感動的な歌に化けるのも良かった。

あと、ゲームではアニメ比較してもっと主体的に動かざるをえないというか、プレイヤーとしてここに至るまで何度もいろんなキャラエンディングを迎えた後でのトゥルーエンドだろうから、感じ方は相当違うんだろうけど。

でもそのためだけに今から100時間以上かけてゲームフルコンプするかというと、ちょっと躊躇する。

ちなみに「途中メインの登場人物たちのエピソードで感動した」と書いたけど、一番のお気に入りことみ

最後は感動を通り越して美しさすら味わってしまったし、この美しさはおそらくアニメじゃないと表現できないと感じた次第。

キャラエピソードの中でも、とびきりに優れていたと思う。

あとは1期で、ただテニスを観戦しているだけなのに、智代・杏・椋が朋也を諦めるシーンも、わずか4分で各キャラの心情が、語らずして手にとるように分かるのがあまりにも凄すぎて痺れた。

そういうの含め、流石は在りし日の京アニ作品だけあって、全体的にシナリオも絵も安定していたのはgood。

そのうえで異常に作画が優れていた回がいくつかあって作監作画スタッフ確認したら、後年けいおん!で名を馳せた堀口悠紀子氏の名前があり、ちょっと感動してしまった。

あと、ロケハンもこの頃からしっかりしていたようで、主人公たちが通う学校の施設学校までのアプローチ公園と、印象的な場所がいくつも実在するのは流石。

ということで、京アニの復活を祈って筆を置くことにする。

2022-05-18

シン・ウルトラマン、そんなに面白いか?

以下ネタバレを含む。

タイトルに反しているようだが、基本的には面白かった。制作陣のウルトラマンに対する愛情もよくわかった。途中の展開も興味深い。

とんでもない労力と手間をかけたB級作品。あるいはウルトラマンのもの再構成した物語という印象で、観て損したという気持ちにはまったくならないし、好きな人がハマるのもよくわかる。

ただ、ウルトラマンあいはいったいなんなんだ、という想いがどうしてもぬぐえない。特にラスト

味方の行動原理も、敵の行動原理もよく分かるし、ある程度は納得できる中で、ウルトラマン一人だけが理解を拒むような行動原理を貫いているように見えた。

それは人類にとっては非常にありがたく、この先の糧となるものだが、そこまでする理屈理由果たしてウルトラマンにあっただろうか。

この辺、かなり説明不足だと思う。

無理に予想を飛躍させるのであれば、物語の冒頭、神永が子供を助けた衝動が、そのまま人間と融合したウルトラマンにも引き継がれた。神永がほとんど反射的に、無条件かつ命がけで子供を助けに向かったように、神永と融合したウルトラマンも無条件かつ命がけで人類を助けようとした、と考えることもできる。

ただこれ、ウルトラマン視点人類は「助けるべき無力な子供」だったということになる。

どうも自分の中でしっくりこない。

この辺りの違和感を補強するのが、ウルトラマン以外の知性ある禍威獣、登場人物たちで、彼らの心情や行動原理はわかりやすいし納得もできる。別の言い方をすれば、非常に俗っぽいし、人間味のあるキャラクターだ。

からこそ、ウルトラマン最後決断が、己の命を捨てても人間一人を助ける高潔さが、どうにも浮き上がっているように見えた。

繰り返すが、基本的には面白かったし楽しめた。

ただ、最後ウルトラマン献身理解できなかったし、あの世界の人類がその献身を受け止められるかどうかも疑問だった。

いまだにウルトラマン依存から抜け出しているかどうかも怪しい。禍威獣特設対策室の面々は脱却できていても、政府レベルではグダグダで、頼るべきものがあれば縋りつく形は変わっていないのではないか

まり、形だけはハッピーエンドに見せかけて、実は直近の破滅回避しただけの、バッドエンドへの舗装が引かれているように見えた。

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