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はてなキーワード: 千万とは

2023-01-03

anond:20230103183503

骨折しても何も生まれんけど妊娠したらガキが生まれんじゃん

骨折して千万貰えるなら骨折するかもな

ガキに価値より負担を感じるならしらん

anond:20230103100657

面倒がって誰も言わんし俺も仁藤がそれだとは言わんけど、女性人権関係者攻撃的振る舞い、まさにこの自称恩知らず少女が克服した振る舞いなんだよな。

支援してくれる人たちについて当時思っていたこと】

本当に申し訳ないけど、当時は支援者の方々に感謝気持ちなど1mmもなかった。「本当に助けなきゃいけない人は助けたくなるような人ではない」と言われてるけど、そう言う感じだったと思う(辛いことだけど、助けたくなるような弱々しい子は助けられる前に亡くなっているとか再起不能になってるとかもあると思う)

・助けてくれてありがとうとかではなく「金持ちの家に生まれて愛されて何不自由なく生きてこれた人もいるのになんで自分だけ」としか思ってなかった

・「見下してんじゃねえよ」と思い常にイライラしていた

もちろん今思えば見下されると感じるような態度を取られていたわけではない。こちら側の受け止め方の問題

・何をしてもらってもとにかくムカついてた

今思えば十分すぎる環境だったけど常に不満しかなかった。あれ以上ご飯が豪華だろうとめちゃくちゃいい部屋だろうといつまでも文句を言ってたと思う。その感情の底には過去親に大切にされなかった悲しみや怒りがあったんだろうなと思う。

・なんか、本当は甘えたいとか泣きたいとかありがとうと言いたいと思うタイミングもあったんだけど

そうすると自分が今までの自分否定することになるような気がしてできなかったんだと今思う。

説明しづらいけど、恵まれて育った子の与えられた愛情+余裕が100だとすると私は3くらいしか持ってなかったか

大人服従(と当時は思っていた)するとそれが0.1とかになりそうでできなかった

いやこれ読んだ人全然理解できないと思う、すみません

この「大人」とか「環境」とかを暇空とかインターネットとか他の補助金事業とか適当に読み替えると、今燃えてる界隈の行動とメチャクチャれいに複合すると思わないか?

例えば「支援ぶって千万寄付したくらいでいい気になるんじゃねえよ、たかだか公金何千万がなんだよ、インターネットオタクが見下してんじゃねえよ、社会服従したら私の愛情が擦り減って0.1に減っちゃうんだよ」みたいな。

そういう人が猿山ボスやっちゃいかんと思うし、毒抜きと支援必要なのはこいつら団体トップじゃねえのと思うんだよな。

あと私が飲食店バイトしてた時、私の事情を知ってたキッチンの方がシフト被るたびに「明日の朝食べなさい」とご飯とおかずを持たせてくれてたのだけど

お礼を言ったことが一度もない

普通の人は意味がわからないし非常識すぎると怒って当然だろうけど、おそらく当時の私の頭では「なんか押し付けられたけどあるから食っとくか」みたいな感じだった

優しさを受けた経験がないから優しさの意味、人に優しくするための労力の尊さが分からない

ところで直接は関係ないんだが、こういう雑な善意押し付ける側に立つと「礼を言われるよりお前が腹ペコでやってきてキレ散らかしてるのを見ると俺の手間が増えて悲しい」くらいの感情だったりするんだよな。だから感謝の念を持つの自分自身の改善として大切かもしれないが、「過去に犯してしまった消せない過ち」レベルではないんだなあと思う。ある意味では意志があって判断できる一個人として見ていないからこそ勝手に「こいつは明日飯を食う必要がある」という勝手判断押し付けることが出来る。

からこういう行動の渦中にある人は無理に今すぐ感謝の念!とか考えず、言われるがままで良いんだと思う。もらえるもんはもらっとけ、気持ち悪かったら捨てとけ。

2023-01-02

anond:20230102104157

海外シェルターボランティアしてるけどほんとこれ「正直いくらもらってもやりたくない人はやりたくない仕事だと思う」不正会計で儲けたいならシェルター運営なんて最悪の手段だよ。というか不可能。数千万しか公的援助が出てないって知って驚いた、ますます不可能赤十字キリスト教チャリティ団体運営してるうちの組織運営費は億円単位なので。オーウェルも言ってるとおり「自分に恵んでくれる慈善家を憎まない乞食はいない」んだよ。つかそーいう認識じゃないととてもボランティアなんて出来ねぇのよ、感謝してほしくてボランティア始める人間はすぐ辞める。感謝してほしいなら別のことするよ、だからシェルター利用者は恩知らずでいい、現在ちゃんと望んだ生活を送れているならそれでいい。

2023-01-01

カーテンの向こう」という名前ゲットー

フェミニスト寄りのオタクの人たちや、腐女子の人たちが、よく「カーテンの向こうに行けばいい」みたいなことをおっしゃるんですが、なんでこれに賛成できないかっていうのがイマイチ伝わっていないので、簡単説明したい。

この問題は、一言で言えば、金の問題

この間話題になった、大阪駅の咲の広告は、ソシャゲ広告なんですよね。ソシャゲの開発費用はどんなに安くても数千万普通は億単位かかりますし、咲とのコラボのための開発費やライセンス料もかなりの金額がかかっているはずです。

ここでコストを回収して利益を出すためには、わりとガッツリ広告しないとできない。

「宇崎ちゃんは遊びたい」とか「月曜日のたわわ」もそうで、出版社を背負って立つ、とは言わないまでも、バンバン一般に売れて利益を出してくれるから、当たるかどうかもわからない新人発掘や、赤字垂れ流しの人文系仕事ができるわけですよね。

同人作家も、今やプロ同人みたいな人が多いので、売れるか売れないか生活に直結している。

助成金貰って大赤字出版する大学先生とか、子供部屋おばさんが趣味のお仲間の交流でやってる同人誌と違って、彼ら(彼女ら)は商売でやってるんですよ。だから、がんばって広告しなきゃならない。

ぶっちゃけて言えば、山本直樹は、印税の入ってくる大御所で、低コスト制作体制で、一部の趣味人に刺さればいいってビジネスをやってるからカーテンの奥に引っ込めばいいぐらいのことを言っているだけ。

この基準ソシャゲ屋に適用すれば、どんだけの人数の首切らなきゃならないか、という想像力ゼロの、ゲージツ家の先生たわごとにすぎないわけです。

金の問題なんだから我慢しろ? そういう意味じゃ、ナチの作ったゲットーだってゾーニングと金問題に過ぎない。まあ、金が無さ過ぎて餓死者と病人が続出したわけだけどね。

ま、そういう前提があって、もう一つの問題として、そもそもその広告表現が「カーテンの向こう」に引っ込まなければならないほど実害があるのか、って問題がある。

もちろん、その表現で傷つく人や、精神的ショックを受ける人がいることは認める。しかし、そのレベルで言うならば、ハングル表記精神的な打撃を受けるネトウヨだって珍しくない。

感情に貴賤はない以上、「内心の静穏の権利」を守るために規制するとなると、ハングルにショックを受けるネトウヨの主張も飲まなければならなくなる。

もちろん、現実にそんな規制はできないから、そのくらい我慢しろって話にしかならないわけなんだけど。

これが、廃人を続出させるシャブであれば、たとえシャブビジネスやってる人がいたとしても規制するのは妥当だと思いますよ。でも、萌え絵は、規制薬物や公害物質のようなものじゃないわけですよね。

そういう比較衡量を全くせずに、自分が興味ないからって雑にゲットー送りにしてしまえ、みたいなことを言うのは、控えめにって恥知らず愚か者なわけです。

2022-12-31

anond:20221231132007

使い果たして生活に支障がない金が5千万円あっても、5千円を外食に使うことに拒絶反応を覚える人生の方がある意味辛い

anond:20221231084200

そのなんでも嫉妬に括ってくるのもいつもの過ぎて辛い

キミは極端に職業経験薄そうだからその属性の成りすましは無理だといってる

親父を刺したと犯罪自慢で年収千万ブクマカIDせとかいうが自分はされたら嫌な方(b:Id:lady_joker)と同じ

2022-12-24

猫飼いが見るねこホーダイ

めちゃめちゃ燃えてるアレ。

まぁ、燃えるのはわかるんだ。

猫のことなんて何も考えてない、猫の命をかるんじたシステムだと。

ただ、あれに怒り狂ってる人たちは「自分たちは猫のことを大事に思っている」「自分たちは猫を最後まで看取る自信も健康経済力ある」「自分たちはなにか起きたら親戚や友人がなんとか猫の面倒を見てくれる」と、とにかく自分だけは猫の飼育環境はパーフェクトなんだと自信満々。

なんだかなぁ、と思う。

大事に思う気持ちは完全な主観なので、それはまぁ本人がそう思ってればご自由案件なのだが、

健康経済力なんてなにか一つのボタンのかけ違いでかんたんに吹っ飛ぶし、

なにか起きたとき他人フォローしてくれるなんてそんなのなんの保証もない。

自分自身2匹の元野良猫を飼っているが、そんなに自信は持ちきれない。

健康経済力なんて、病気会社倒産なんかが起きれば吹っ飛ぶし、

なにか起きれば助けてくれる親戚や友人なんていない。そんな人間関係なんて持ってない。

そもそも「猫のためにはすべてをなげうって猫の寿命を伸ばしまくる」という考え方自体賛同できない。

野良猫は3年から5年生きたら長生き、外飼いの猫ならだいたい10年、と言われている中、完全室内飼いだと15年とか生きるのが多くなっている。

人間の飼い方でやたら寿命が伸びているけれど、保護されなければうちの猫もそろそろ死んでいる年齢だ。(3歳と2歳の猫がいます

個人的には外の世界にいたら長くても5年で死んでたんだから、この子だって5年生きられたらもう良くね?と思っている部分があって、自分の心の冷たさに愕然とする。

もちろん完全室内飼いで餌もそこそこ良いやつをあげて、ワクチンも接種しているが、病気になったときにうん十万もかけて治療する気はない。

外にいたらもっと早く死んでいた命なのだ

多分、あのねこホーダイを考えだした人たちの根底にある考えは「野良猫で生きてたらあと半年後の命もないかもしれない、とりあえず2年か3年くらいでも飼えるような高齢者単身者対象に含めて、譲渡可能先の母数を増やしたい」という部分なんだと思っている。

2年か3年しか飼えないなら飼うな!その後どうするんだ!と言うことで多くの猫好きが怒っているんだろうが、実際に2年か3年後も今と変わらず飼える保証がある人間なんてこの世に一人もいない。

そして、野良猫でい続ければ2年生きられただけでラッキーレベルなのだ

あのサービスは、文章配慮がなくてめちゃくちゃ燃えたけれども、譲渡基準をあまりに厳しくしすぎて※譲渡可能先を自主的に減らしまくった保護団体が作り出した末路だと思っている。

※世の中には「共働き不可(お留守番時間10時間以上不可)」「と言いつつ世帯収入千万レベル収入を求める」「子供がいたらだめ」「かと言って高齢者不可」「独身?そんな精神異常者はお引き取りください、男性ならなおさら」というような、そんな人間世の中に何割いるんですか??みたいな譲渡条件を突きつけてくる団体がそれなりにある。いま猫を探してる方はそういう団体は避けて、譲渡条件厳しすぎないところを探してみてください。なお、トライアルや自宅訪問の上引き渡しとかは受け入れてあげてください。それは必要だと思うので。

2022-12-23

キズナアイオタク相手に積み上げた技術

ワンピという超メジャー特大IPに受け継がれ、CDTVMステという数千万人が見る場で一般人に驚きを与えた。

Activ8の迷走した5年間も無駄じゃなかったんだな。

にじやホロの集金力にも驚かされるばかりだが、金以外にも一般人に影響を与えるものを残してほしいものだ。

2022-12-22

anond:20221222161353

片っ端から訴えて匿名リベラリスト実名晒し上げの嫌がらせをしつつ

訴訟が一通り終わる数年後に勝てませんでした。でカンパの余りとnoteやらで稼いだ金もってネットからとんずら。

千万くらいは稼げるんじゃない

40代終盤の独身男性年収1千万円を達成した

国立大理系卒業し、同じ会社で勤務し二十数年。

所属部門撤退で畑違いの部署に移ったり、大病してバックヤードに回ったりで、昇進のペースは同期の標準から5年は遅れ、出世階段からとっくに脱落して消化試合モードサラリーマン人生だけれど、今年ようやく年収1千万円を超えた。

(同世代が行きたがらない不人気な地域の出先勤務に手を挙げて異動した結果、それなりに多忙だが、僻地手当や職務手当などが大きく効いて、年収が跳ね上がった感じだ)

もっとこう、大台に乗った喜びというか充実感みたいなものが有るかと思ったけど、意外と淡々とした気分。

祝杯で美味いモノを食べに行くでもなく、有り合わせの食材適当なツマミを作って、買い置きの缶ビールを飲んでいる。

2022-12-20

anond:20221220180347

サラ金に手を出す前に、銀行からフリーローンというのを1回借りられるらしい。

1千万まで(俺はいくらまで借りられるのだ?)

条件1日本国内居住する、申込時年齢が満20歳以上で、完済時満70歳未満のかた

やっぱ、奴らも俺の死に逃げを恐れているわけだ。

(今のところ、特にお金に困ってはないです)。

結婚しない奴はゲーミングPCでも高級時計でも高級車でも好きに買えばいいのに

別に1億2億の高級マンション買うわけじゃないし

既婚者が住宅購入とか子育てに使う分の金額考えたら数千万くらい遊ぶ金に使えるだろ。

2022-12-18

anond:20221218102036

月数千万広告費が貰える仕事っぷりだが

単なるレイオフで消えたってことは金貰ってたわけじゃないんだろうな

2022-12-17

憲法第9条道徳的優位性を誇示しつつ、強かに自国軍事力を維持し、同盟による防壁で身を守る

結局は今の状態比較的賢いということになる

見映え(国体?)さえ気にしなければ、後は周辺国に見合った軍事力バランスを保つ、天秤的思考OK

バランスを保つためのコスト果たしてどの程度であるか、合理的説明をせずに(もしくは不要不安感だけを煽って)増税だけしようとするとおかしなことになる

コラボ?の数千万円(の可能性)に目くじらを立て、防衛費43兆円の内訳を気にしないとしたら、訳がわからないよ。きゅっぷい。

えっ、自分奨学金を返しながらフルタイムで働いて給料上がらないのに税金ばかり増えていく世の中で相手見つけて恋愛して結婚して子供2人以上つくって働きながら家事して子供育てながらキャリアアップの為に努力して子供学費を払いながら定年までに二千万貯めないといけなくて貯まってなければまだ働かないといけないんですか?

2022-12-16

元中小企業長官、使い込み1千万円超 コンパニオン混浴

まだこんな野蛮な土人日本に残ってるのか?中国ではなく?

と思ったら77歳か

年齢的に価値観的にしょうがいか

50代とかだったら土人叩きがひどかっただろう

2022-12-15

anond:20221215114007

あと10年もすれば性欲なんて劇的に減衰するのに欲に負けて数百万〜数千万の隠れ負債を背負い込むとは

anond:20221214110105

>仁藤が「何千万単位会計ごまかして横領していた巨悪」とかじゃないのはもう全員分かってるだろ

お仲間含めて2億ほぼ実態のない活動に公金が流れて政治活動資金になってるんですがどこが巨悪じゃないと?

仁藤が下っ端なのはそうだろうけど

anond:20221214110105

>仁藤が「何千万単位会計ごまかして横領していた巨悪」とかじゃないのはもう全員分かってるだろ

お仲間含めて2億ほぼ実態のない活動に公金が流れて政治活動資金になってるんですがどこが巨悪じゃないと?

仁藤が下っ端なのはそうだろうけど

2022-12-14

anond:20221214215838

1億値下げ?8億じゃなくて?

その前に籠池が立て替えてた1億数千万があったから、その支払いとトントンになるよう計算された結果が、8億の値引きってことだね。

無断リンク禁止からリンクフリーへの足跡

最近はてな内でインターネット老人会やおい腐女子部の方が過去を振り返っていたので、それに関連して無断リンク禁止からリンクフリーへ至った足跡記憶を振り返りながら記そうと思う。
ただし、当該エントリリアクションでも触れられている通り、まだまだ規模が小さかったとは言え個人視点で見れば広大なインターネットの全てを捕捉するのは難しく微妙個人間で差異があるものと思われる。
違いがあれば私はこうだったと教えてもらえると更におもしろくなるかも知れない。

さて、若者の皆さんはインターネットオンラインコミュニティではその当初「実名文化」であったことをご存知だろうか?
実名文化となった要因は様々あると考えられるけど、大きく影響を示した要因の1つは「JUNET」であると言われれば、まぁ納得はするのではないだろうか。少なくとも影響ゼロではないだろうなと。

JUNETは学術ネットワークで、その主要コンテンツ今日における電子掲示板群と非常に似通ったものがあり、つまり話題カテゴリごとに整理されたページが存在したのだ。
建前上、JUNETはごく真面目な学術ネットワークだったので書き込み責任は個々人にあり、書き込み責任持ってもらうため実名制が取られていたとされる。
電子掲示板群で「である」調の文体もJUNETで使われていた文体であり、由来は論文に使われていた文体なのだ

まぁ実名であっても責任?なにそれ?みたいな感じで至るところへ噛み付いたり、唐突にまったく脈絡なく関係のない話をはじめ、それを指摘され叱られたら逆ギレして大暴れする抜き身のナイフみたいな方が居たんだが・・・そのことについては別の機会に。
えっソイツどうなったかって?今でもTwitterで元気に至るところへ噛み付いてレスバしてるけど?
私の年甲斐もなく落ち着かない性分はなかなかだと自覚してるが彼女には負ける。私はそろそろ落ち着かないとと思ってるがキミはそのままで良いと思うよ。

まぁそんなこんなで日本インターネットはその当初実名文化であり、TCP/IPWWWデファクトスタンダードとなりWindows 95社会現象になるほど売れた時代ホームページ開設ブームなんてものがあった。
まぁブームと言っても現在に比べればまだまだ小規模のものではあったが、個人が自宅からウェブアクセスし、何ならウェブサイトを公開するというのは中々に特別感があったのだ。

そのホームページ開設ブーム期のホームページ実名文化の影響下にあり、住所から氏名、電話番号家族構成、勤め先などなどを載せているホームページが数多く存在した。現代個人情報保護の感覚からすると実におおらかと言える。
言ってみれば、その当時のホームページは後の時代に登場する「前略プロフィール」みたいなものだったのである
書いてある内容も個人日記帳しか実像へかなり近い個人日記帳のようなものであった。実名で交友関係がわかったし、ホームページ管理者学生であれば甘酸っぱい恋の悩みとかを隠すこともなく実名で書いていた。
この当時のホームページはあまりにもリアルすぎる個人情報の塊であり「ホームページ管理者が広く公開していないURLを無断で他所転載することはネチケットに反していた」という古の文言現代で記すこととなる。

現代感覚からしてみると「広く公開していないURLって何なんだよ」と言いたくなるし、情報技術から見れば「ローカルDNSサーバでも立てたのかな?プライベートIPアドレスならば個人利用だと事実上無限みたいなもんだ」と広く公開していないプライベートURL可能性を探り始めるが、当時の人の感覚からするとインターネットなんてドマイナーなのでインターネットを使ってる時点で隠しているつもりだったのだ。
実にバカバカしいと現代人は感じるかも知れないが当時の大半のインターネットユーザは至って真面目に本気でそう考えていた。

例えば過去時代NTTハローページという個人電話番号を膨大に載せていた冊子を発行していた。
この個人情報公開情報であるが、電話番号所有者に無断で何ら関係しない他所へ公開した場合倫理的問題いか?と言われれば現代人でも問題と感じるはずだ。現代では特殊詐欺とかあるしね。
じゃあ何でNTTはそんなもん発行していたのか?と言えば、当時の電話番号を取得するには加入権というもの必要であり、加入権は金融商品としての側面を持っていたこからハローページへ記載されているということはNTTがその個人の信用をある意味担保しているという判定が得られることがあったのだ。
まぁつまり電話番号すら持ってないヤツは信用ならんから取引しないという考え方がマジで存在したんだ。

現代の、それこそ若者感覚からするとNVNOで気軽に電話番号を入手できてしまう今では考えられない価値観だ。
ちなみに加入権の反動からか約20年前に契約書すら必要のないプリペイド携帯電話詐欺が横行するっていう失敗があったので約20年前が最も電話番号価値は低かった。

まぁそんなこんなで、URL公開情報であっても勝手に使うのはダメなんだ、URL無断転載禁止なんだ、無断リンク禁止なんだという価値観時代存在したが、それが急速に失われて「リンクフリー」が台頭する時代が来る。
リンクフリーが何故一気に広まったのか?と言えば「Yahoo!」が日本国内で営業開始したからであった。

当時のYahoo!ディレクトリ型と呼ばれるウェブ検索エンジン方式で、これはハローページなどと同様に人力でURL情報収集して掲載するという形のウェブ検索エンジンだった。
掲載されるには審査必要で、Yahoo!掲載されるということはウェブサイト一定価値と信用を与えてくれるものだった。まるで本当にハローページみたいだ。
この価値が失われるのは「Google」がロボット型と呼ばれるウェブ検索エンジンを開発したからであったが、リンクフリーGoogleが登場する前から使われ始めている。

リンクフリーYahoo!が登場したからだけでは実は説明しきれず、Yahoo!が人気サイトランキング形式掲載するようになったからというのが実際の答えである
人気ランキング存在するようになると競争が生まれる、当時のウェブサイトにおいてはアクセス数(≠ユニークユーザ数)こそが人気の指標であり、URL無断転載禁止無断リンク禁止スローガンはこの人気争いの中で邪魔になっていった。

そして同時にインターネット芸人みたいな人たちも続々と登場するようになり、個人の赤裸々な情報が詰まった日記帳のようなホームページは段々と廃れていき、匿名インターネット芸人が笑い話やお涙話で人気を集めるようになった。
うつまりテキストサイトブーム」の到来である

テキストサイトの思い出についてはこのエントリを読むインターネットユニークユーザ諸氏の方が詳しいしバラエイティに富んでいると思われるので任せた。

ディレクトリウェブ検索Yahoo!の登場は別にテキストサイトだけへ影響を及ぼしたわけでなく、2ちゃんねるの元になった電子掲示板群「あめぞう」の前身であるあめぞうリンク」は「リンクサイト」と呼ばれる種別ウェブサイトであった。
そのほか後年にはリンクサイトの発展型であるランキングサイト」も登場しており、ここまで来るともはや牧歌的インターネットなど想像も付かないような喧騒が起きるようになり、更に現代では当時を喧騒表現しても良いのか迷う程度に現代インターネット闘争本能が強すぎる人たちが多く生息している。
アーマードコアの新作発表されたしそっちでやれよ。

URL無断転載禁止無断リンク禁止派の最後抵抗はやはりGoogleによるクローリングだろう。
前述したロボット型と呼ばれるウェブ検索エンジンウェブページからウェブページへのページリンク自動的収集するというもので、人力で登録していたYahoo!よりも収集効率が物凄く高かった。
しか自動収集するからこそウェブサイト管理者からすると謎のアクセスが急激に増え、何なら当時「Google」という単語など知る由もなかったので特にリンクを多く持っていたウェブサイト管理者からするとDDoSアタックか?と疑念を抱かせる程度には迷惑千万だった。

もちろん静かに間内だけで楽しんでいるようなウェブサイト管理者としても急にアクセスが増えることは不快感しかなく、Googleの人気が増えていくに連れてリンクされない権利を求めるユーザもまた増えていったのだ。
この件であまりにも叩かれすぎたGoogleウェブ検索エンジン検索結果に記載されない「noindex」という施策を取ることとなり現代でも運用されている。
ただしこのnoindex、性善説運用されておりウェブクローリングする側がnoindexを無視すりゃ普通にクローリングできるので完璧解決手段ではない。

まぁこんな感じでテキストサイトあたりから日本インターネット匿名文化へ傾倒するようになりリンクフリー一般的になっていったのだ。何ならリンクフリーって言葉すら見なくなる程度にはリンクフリーが当たり前の価値観であるインターネットになった。

そう言えば、はてなブックマークでも無断リンク禁止勝手ウェブブックマークするなという意見が取り沙汰されたこともあったが、その辺の思い出話はブクマカのほうがよく記憶しているだろうし任せた。

いやはやインターネットというのはここ数十年で大きく変容したものだと懐かしんで私の昔話を終えよう。

anond:20221214110105

仁藤が「何千万単位会計ごまかして横領していた巨悪」とかじゃないのはもう全員分かってるだろ

勝手矮小化して不正はなかったってことにするなよ

まだ明らかになってないだろ

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