はてなキーワード: パチンコとは
同意。
たまにこんなの見るけど、さっさと辞めればいいのに。
戦うコストもばかにならないと思うんだ。時間(時給換算した金額)、精神負担。
新卒ならなおさら、取り戻せてせいぜい3ヶ月分の残業代。ペイするとは思えない。
この先定年までその会社にしがみつくつもりはないんだろ?
嫌なら さっさと辞めて 別の仕事に行ったらいい。
雇われで働く最大のメリットはサクッと辞められることなんだから。
パチンコで負けたのに、ちょっとでも取り返そうとか甘い夢見てカネ突っ込み続けるような素性の悪さ。
まぁそんな奴がいっぱいいてパチンコ業界を潤してる現実を考えると、
その程度の損得勘定もできないのが大半なのかね…。
猫をパチンコに置きかえても成立しそう
今、増田で大人気の新しい概念「マイルドヤンキー」とは、多分僕のことだろう。
基本情報。
・
①.上京思考がない。
田舎なので、誰かが老人の面倒を見ないといけない。姉妹と無言の押し付け合い(チキンレースとも言う)の末、結局長男なので、と言う理由で負けた。現在、祖父祖母、両親と妻、子供と同居。30になって今更上京もないだろう。
②.年収が低い
③.学歴が低い
④.強い地縁の中にいる
自治会、消防団、その他活動団体には当然の様に所属しているし、役員も務めている。
⑤.車を所有している
個人的には車に興味がないのだけど、田舎は車が必須なのでフィットを持っている。
・
ただし、田舎も過ぎてイオンがないのでイオンには行かない。酒はやめた。タバコはひねくれものなので逆に吸っていない。
パチンコは、賭け事をするなと言う一族の家訓で忌避してしまう。
・
だが、まあ些末な要素だ。
僕こそがマイルドヤンキーなんだろう。
今日のちら裏。
さっきまでバイトだったけど、辞めた二人が出てきて、
信号待ちの間、隣でくっちゃべってた。
なんでそこまで分かるかというと
あからさまなまでの二人の会話が原因。
となり駅のパチンコ屋でうまくやっていこうな」
パワーアップ改装中にしては閉店期間長いし
どうしたんだろう・・・と思ってたら。
【すき家 184店が営業できず】
いつのまにかそんなことになってたのね。
大人の建前が色々渦巻いてて面白かった。
『すき家の 労働環境改善に関る第三者委員会設置について』より】
本音は歯車が全部逃げ出して自転車がこけそうなのってところかな。
これは以前、店長やってた知り合いから聞いたから間違いはないと思うけど。
ゼンショーグループは「世界から飢餓と貧困を撲滅する」ために、
何をおっしゃってるんですかこのハゲチャビン。
ということでチラ裏おわり。
おやすみなさい。
いや、実は久々でもない。今でも月に数回は来る。
とにかく僕はウルトラストリートファイター4をプレイしに来た。
まだ稼働したばかりだからだろう。対戦台の周りは賑わっている。
なんとなく、もうあそこに自分の居場所は無いように感じて、隅の練習台に座った。
だんだん対戦台に座ることは減ってきていた。
3rdの時は、ユンにはどう足掻いても勝てなかったし、
それでも、僕の真・昇竜拳は通じると信じていた。
結局、仕事に追われる中で時間と労力をそこに割けなくなってしまっていたのだろう。
ゲームの優先順位が下がって、そこまで時間と労力を割かなくなってしまったのだろう。
たまーにCPU戦を、コツコツとこなしていた。
ただただ練習して、強くなることが楽しかった。
頭を、使いたくなかったのだと思う。
筐体に座る。CPUと闘う。ウルトラコンボが二つも使えるようになっている。
僕のリュウは、なんとかかんとか勝ち進む。
ブランクは大きい。
思い通りに動かせない。だから、闘いを組み立てられない。
あの一瞬に感じる高揚感はまだ、忘れてはいなかった。
久々にさくらも使ってみる。
リュウは闘い続けているし、さくらもリュウの背中を追い続けている。
しゃがみ強パンチからの咲桜拳が気持ち良い。
ま、こーんなとこだね、とのセリフに、確かにな、と妙に納得する。
楽しさ、悔しさ、残念さ。それらを一息で吐き出して、僕は席を立つ。
帰りに対戦台を覗く。みんな上手くて、何より楽しそうだ。
勝ってる方はもちろん、負けた方も楽しそうだ。
20連勝している人も居た。
圧倒的な強さで挑戦者を寄せ付けない。
それでも、負けた方も笑顔だ。
その理由が知りたくて、僕も一回だけ挑戦する。
そりゃもう負ける。圧倒的に負ける。
どうにかパーフェクトで負けないレベル。
でも、この格上に挑戦して、コテンパンに負ける感じは気持ちのいいものだ。
楽しいな、と素直に感じる。
家庭用でも買って練習するかな、と思い、僕はゲーセンを後にした。
よく都会の方が田舎を批判、見下すブログを書いたりしてますが、「田舎暮らし」そんなに悪くないですよ。
(ここに書いてあることは私の住んでいる田舎限定の話です。ちなみに東京神奈川で10年程の生活経験ありです。)
確かに少ないですが大抵の人に必要なものは揃ってるのであまり困りません。
近場にお店が無い時は地方都市(車で一時間程度)と言われるようなところに買い出しに行きます。
田舎人がよく使うお店はこんな感じです。
イオンや地域密着型のスーパー、農協などいろいろあるので困りません。
あまり変わった食材や調味料などを売っているお店はありません。
車で一時間程遠出すれば、カルディ(スーパーではない?)などありますがめったに行きません。
個人的に困ったことと言えば、「少しいい果物」をプレゼントしようと思った時に、売っているところが無くてあきらめました。
スタバやドトールなどはありませんが、田舎の人は出かけついでにコーヒーを飲むというような習慣がないので困りません。
コーヒー飲みたければあまり頻度は高くないですが、個人経営の喫茶店に行きます。
おしゃれなカフェなども数店舗ありますが、10代後半~20代前半独身の人たちは
近場でデートしようとしたら行く場所かなり限られるので不満があるかなと思います。
選択肢が少ないので不満ではありますが、いつものところに行く安心感はあります。
選択肢としては創作料理、洋食、中華、定食系、鉄板系、若者向け居酒屋、バーのような居酒屋のようなよくわからないお店、スナックなど
いろいろ?ありますが子供がいるとだいたい決まったところにしかいきません。
種類も店舗数も少ないですが外食についての不満はあまり聞きません。
外食するお店がありたまーに外食できればそれで満足です、私は。
壊滅的です。私は購入できるお店がありません。パンツすら満足するものを買えません。
地方都市的なところに行っても、男向けの服はまともなものがありません。小さいお店など多少ありますが品ぞろえも悪く割高です。
ユナイテットアローズ的なデザインも品質も値段も普通なものがないんです・・・
女性向けの服の場合は、田舎では安いパチものみたいな服は買えますが、地方都市的なところまで行けば多少選択肢が増えます。
靴やバッグなども同様で壊滅的ですね。
ではどうするかというと、県庁所在地的な都市(ファッションビルがある)に行くか、東京などの大都会に行くかです。
私は遠出するのが面倒なので、服や靴なども通販が多くなってきました。
家具はないです。大抵はニトリ系のお店で済ませます。私は嫌いなので通販か都市まで遠出します。
雑貨は個人経営のお店が多少ありますが高いですしフラッと立ち寄れる感じでもないので行きません。
なにがあるかな。
田舎の味方ホームセンターは沢山あります。毎週のように遊びに行きます。
もちろんです。
都会だと電車、バス、タクシーがないとどこにも行けないように田舎では車がなければどこにも行けません。
個人的には電車が嫌いなので車のほうが好きです。
気に入らない人もいれば気の合う人もいます。
だれだれの家がどうした、あの家の息子がほにゃららなど、地域に人間の話の回転は速いです。
監視されていると感じる人もいるかもしれませんが狭い地域の話なのでそんなもんかという感じです。
私は興味がないので近所の話はいまいちわかりません。
あとは掃除や廃品回収、かっぱらいなどいろいろありますがそこに住んでいる以上しょうがないです。
都会でも団地などでは月一度の掃除などがある場所もあるみたいですね。
一つの地域で20人くらい必要らしいですが若手の頭数が減っているので人集めが大変そうです。
私も入っていますが団員たちは大体20~40歳の働き盛り、これから地域をまとめるようになる人たちです。
付き合いがあればなにかと有利ですが、活動に参加しない幽霊団員になったりすると冷たい目が向けられます。
少ないです。
そして土方は給料いいのでいい生活してます。うらやましいです。
私は意識高いことに興味もないし低学歴なので、土方でも工場勤務でも収入さえあればそれで満足です。
最近都会ではランニングが流行ってますね。田舎では目立つのでできません。できなくはないですが、、
ちなみに私は夜にこっそり走ってます。
私は人の趣味にけちを付けてる人を見たことがありません。
10代くらいだといろいろあるのかもしれませんが30、40代以降になるとみんな自由ですよ。
よく田舎は選択肢が少ないから嫌だ、可哀想という話を聞きますが
そんなに選択肢って必要ですか?選択できないことって可哀想なことですか?
あなたはいろいろと自分で選択したいのかもしれませんがそれって本当にみんなが必要としていることですか?
小さいころからの友達とつるんで、選択肢のない仕事をして、いつものラーメンを食べて、
家族と夕飯を食べに行ったり、だれかが死ねば親戚と酒を飲み、家族の誕生日にはいつものケーキ屋のいつものケーキを食べて、
休みの日は畑仕事して、今の時期は山菜取りに行ったりして、それを毎年繰り返して。
この生活に不満のない人間はたくさんいると思いますが可哀想ですか?
今目の前にある道路や水道などのインフラはいつまでこの状態を保てるんだろうか。
子供が出来るころに田舎を見てみると10代のころとは少し違った田舎が見れるかもしれないよ。
=追記=================
すみません。「かっぱらい」です。
草刈り機を使って地域の川などにある草、薮などを刈り取ることです。
いいところなんてたいしてないですよ。
盗みなんてやり放題だと思います。
鍵をかけない家も多いですし車の鍵も付けっぱなしなので
おもしろいですよね。育った場所や適正でまったく逆になるなんて。
ちなみに私の兄弟は東京にいますが田舎なんて無理、東京から離れる気は一切ない、だそうです。
近くにはないです。車で1時間程度走ればなんとか。
たまーに文化会館的なところに有名な人来たりするようですがどんな状態でライブが行われているのか不明です。
みんな座ってるんだろうか…
都会にいてもマンション買ったり子供の学校のPTAやったりすれば同じような状況になるんじゃないですか。
…マンション買ったこともないしPTAやったこともないのでわかりません。
あとランニングの件、単純に人に見られたくないんですよ。見られたってランニングにけち付ける人はいません。たぶんね。
何処かの家で「あの家の父ちゃんはランニングしてるな」くらいの話題にはなるかもしれませんが。
受け入れるも何も退屈にならないように好きなようにすればいいとしか思いませんよ。
誰かを田舎に押さえつけておこうとも都会の人を田舎に呼びつけようとも思いません。
田舎で満足している選択肢を求めていない人間もいるんですよと書いただけです。
影響ないかと。大会の練習でポンプの使い方は覚えるかもしれませんが
規律訓練、通常点検などもなんのためにやってるのやら…
まぁ年に一度団員を集めて結束を高めるという意味ではいいのかもしれませんが。
都会の人は冷たいなんて言ってる人見たことありますか?私はないです。
体型が最高に貧弱なのでジーンズショップ的な量販店の服はサイズが合いません。
田舎は基本的にゆったりしたM,Lサイズしかないんです。私には致命傷。
その上昇志向ってなんですか?偉くなろう!稼ごう!みたいなものですか?
今ある仕事をまじめにこなして、仕事に必要な技術があれば習得して、
家族を養える給料をもらってほどほど?なんとか?ぎりぎり?の生活をする。
仕事を定年までがんばってそれ以降はシルバーで働いたり畑をやってみたり。
私はこれを貧しいとは思いません。
限界集落でもない限り野球好きな青年9人くらい集まるでしょう。
ずっとスウェットでも問題ないですよ。っとスウェットなのはヤンキーくらいですが。
田舎話の時はいつも病院を気にする人いますが私のいる田舎は病院の心配はないです。
なにを見てそう感じるんですか?
なにを見て釣りだと思ったんですか?
釣りは私はやらないので書いたリストに入ってなかったですがやってる人はたくさんいますよ。
渓流も大きめの川も海も池も。
【追加】
ここ半年くらいでどこから来たのか新たなホームレスが複数人いる。
すぐ側の大ガード下の車道側には10年以上前から生きてるのか死んでるのかわからない、
その周囲は「外を歩いているのになぜか公衆便所の臭いに包まれる」こともあまりなく、
居るのかどうかもわからないレベルなので、声を掛けてきたり、大声をあげたりもしない。
要は気にならないのだが、
喫煙所付近の最低4人と大ガード下のパチンコ屋側の1人は、他の人の動線を曲げてしまうのだ。
公衆便所臭と声掛け?で。
だから是非生活スペースを移動して欲しいのだが、こういうのは警察に言えばいいのか、区役所に言えばいいのか。
昨今は明日は我が身なのに、弱者を排除するのか。とか差別主義者の見本などと言われがちだが、
それでも困っているので知りたいのだ。
ストリートファイター4のパチンコが打ちたかったからだ。
カプコンも業績があんまり良くないので、モンハンと一緒に出稼ぎに来ているのだろう。
台に座る。懐かしい顔ぶれが、まだ、闘っていた。
ブランカの強キック(バク転みたいなやつ)を連発されると何もできないまま負けたものだった。
そこから、ジャンプ強キック→しゃがみ強キックっというコンボを覚え、
立ちガードからしゃがみガードに切り替えられない友達を倒しまくったものだ。
それから、親指の腹の痛さと引き換えに波動拳を覚え(同時に竜巻旋風脚も)
そこから「前に歩きながら波動拳を出す」という友達のアドバイスを信じ、
そして波動拳で飛ばし、昇竜拳で落とし、ソニックブームには竜巻旋風脚という、
いわゆる波動昇竜という基本の闘い方を覚えた。
そこから、中段攻撃と投げ、弱中強の使い分け、めくりという概念、
とにかく、僕はリュウと一緒に、もう20年近く闘ってきている。
そんなところにずっと、ずっと惹かれている。
懐かしい顔も、見たことがない顔も居る。
とにかく、彼らの闘いはまだ続いているし、
リュウは20年経った今でも、真の格闘家を目指して闘っている。
手持ちのお金が半分くらいになったところで大当たりを引いた。
そのまま確変に突入した。確変中はリュウがライバルと闘うのだ。
僕のリュウは強い。並み居るライバル達を波動拳でKOしていく。
大当たり中、確変中は意外と退屈なので、僕はスマホを弄っている。
ダンは相変わらずダンだった。
どうしようもなく格好悪くて格好良くて、愛すべき男だった。
僕のリュウはどんどん勝ち進む。
僕が小学生の頃、必死で覚えた波動拳を繰り出し、ライバルを倒す。
闘う。波動拳。KO。増える出玉。
僕は退屈な顔をしてケータイを弄る。
当然勝つと思っていた僕のリュウは、3ラウンド目で相手の必殺技を喰らい、
呆気なくやられてしまった。
ずっと続くと思っていたリュウの快進撃は意外と呆気なく終わった。
それでもリュウは「俺より強いやつに会いに行く」のだろう。
彼の闘いはまだまだ続く。
僕の元には出玉だけが残された。
なんとなく、なんとなくだけど、
リュウがあのラスボスみたいなヤツを倒せなくてよかったと思う。
どうにも説明できない、個人的な感情だけど。
僕は勝つリュウの背中も好きだけど、挑み続けるリュウがひどく好きだったんだなぁと思った。
もう当分、パチンコ屋には来ないなと、思った。
やっと都会の生活にも慣れて、似たような文化レベルの人たちとつながりが持てたのに、
ここにきて田舎のヤンキーどもがfacebookに参入してきて本当にウザい。
昔は大して話もしなかったのに、いまさら友だち面してこられても困る。
私は昔からチンピラみたいな話しばっかりのあんた達が大嫌いだったんだよ。
そもそもfaceboookなんて仕事関係の情報収集や繋がりのためにやってるのに、
パチンコ、車、子供がどうとかこうとか。つまらないし全くタメにならない。
そのくせ田舎の狭いコミュニティのせいでリクエストを拒否するのも難しい。
http://anond.hatelabo.jp/20130901220935
のポストを見て書く気になった。
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うちは両親が高卒で、親戚には中卒も多い。
貧しいくせに父方も母方も兄弟が多く、受け継ぐ畑がなかったとかで、
県内どころか隣接県にまで跨って親戚一同散り散りになっている。
みんな鳶職、土方、ライン工、その他低学歴っぽい職業の見本市。
同じ仕事でも大都市に出ればもうちょっと収入良いと思うんだけど、そういう発想はないらしい。
通ってた小学校では援助交際で子供を作った女子もぽつぽついたし、
親にネグレクトされててパン泥棒で糊口をしのいでる同級生もいた。
酒やタバコが悪いことだという発想なんてそもそもなく、
不良グループっていうのは女子を輪姦して新聞沙汰になったとかそういうレベルの話。
授業なんて半分以上成立してなかった。
僕はそんな場所に馴染めず孤立し、図書館で本ばかり読んでいた。
ネットもなかったし。
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歳の離れた従兄を東京の大学にやって、有名な電機メーカーに内定した。
みんな名の通った大学に進学していった。
僕は好きだった文学を楽しむためとある国立大の文学部に入った。
親も満足気だった。
親たちはみんな低収入だったけど、おかげで国公立なら学費免除も寮住まい余裕だった。
物価は高いけど、実家から野菜の仕送り+バイトで人並みの生活は送れてた。
だいたい都市のバイト代は高くて、頑張ったら親父の月収を抜きそうだった。
バイトとサークルの掛け持ちをしながらだったけど、そんな苦労をしたと思ったことはない。
幼稚舎から有名私立に通ってて月何十万も仕送りされてるのに「親から自立した」と豪語するボンボン、
親が教師で勉強一筋で鍛えられたという秀才君、17歳で酒を飲んだと悪ぶってる自称不良。
地元にいた「本物の不良」みたいな人も一人いた。
どいつもこいつもが馬鹿に見えた。
漢字を知らない、ことわざを知らない、日本の観光名所を知らない、ヨーロッパの国の位置を知らない。
なんで昭和初期の文豪の一人も読まずにこいつらは大学に来てるんだ。
なんだ、高い金払って塾でお勉強してきた連中ってのはこの程度なのか。
僕の中でどんどん歪んだ自尊心が形成されていった。
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ちょうどその頃、日本経済はリーマンショックの後遺症を抱えていた。
そして言われた。「君が学んできた文学とやらは我が社で何の役に立ちますか」
青天の霹靂だった。
成績も優秀だったし、表彰もされた。
「君が受けてるところは総合職じゃなくて、工場のラインじゃないか?」
それすら受からなかった。
工学部なら大学院まで行くのが「普通」なんだけど、もう勉強するのは嫌らしい。
秀才君は大学院からアメリカに留学した。数百万円の留学費は親がポンと出したらしい。
自称不良は大学院に進学した。後から聞いた話ではこれまた有名なメーカーの研究部門に入ったそうだ。
本物の不良は保険の営業に決まった。体当たり営業出来るタフさが受けたらしい。
「秀」の字が並ぶ成績表を見ながら僕は頭を抱えた。
年が明け、僕は卒論を提出するか悩んでいた。
新卒でないと就活は厳しい。しかし留年すると学費免除は厳しい。
卒論は我ながら酷い出来だった。もっと資料を読んでいれば、もっと深く有意義な考察が出来たはずだった。
しかし就活に忙殺され、一時は精神科にも通っていた僕に、そんな時間も体力もなかった。
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大都市にある、名前だけはどこかで聞いたことのあるような企業の事務所だ。
そこで見たのはよく見知った光景だった。
管理といえば聞こえは良いが、要するにサポート、補助、下働きだ。
大卒も高卒も関係なく採用されているポジションで、実際同期の過半数は高卒。
職場で交わされるのは、地元の祭で親父たちが交わしていた、パチンコと競馬と風俗の話。
僕は一度壁を超えて、そしてここに帰ってきた。
僕は壁のこちら側で生まれ、あちら側に行き、そして帰ってきたんだ。
いったいあの四年間は何だったのだろう。
夢だったのか、幻だったのか。
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地元の連中の中には地元で教師になり、警察官になった人間だっていた。
彼らは僕より学歴が低いけど、僕よりよっぽど良い地位と収入を得ている。
着の身着のまま上京して劇団に入って、苦労しながら生活してる奴のちらしももらった。
もう僕には彼らも壁の向こうの住人のように見える。
僕は、僕の親たちは、壁が学歴の間にあると思っていた。
大都市には夢があると思っていた。
夢はあった。でも掴み方を知らなかった。
同僚と飲み?ナイナイ(^_^;)
あるけど行かない。
付き合いが悪い?
この歳になるともーそんなこと気にしないよ。
定時に上がってパチンコだね。
そんで4千円負けて帰ってくる。
なんかなー。
金曜夜のパチンコ屋が好きなんだねー。
わっかるかなーわっかんねーだろーなー。
周りが華やいでる中で一人くすんでるってかさ。
中二病?
そうかもね。
そんなん俺の自由じゃん。
お前もパチンコ行ってんじゃん。
なんであんなに強打するのかと不思議だったのですがやっと謎が解けました。
それはパチンコに行った時のことです。
回転が始まるとボタン強打するやつ。
ボタンを押すことで当たり外れが変わると思っている奴がいっぱいいました。
これか。
エンターキーをリズムよく押したり、強打の具合によっていい企画書になったり契約がとれたりすると思ってるのだ。
エンターキーのところだけ何度も壊れるからマジでやめて欲しい。
やめろと言ってもやめないのはやはりバカだからだな。
同情が欲しいんだよな。
「頑張ったのに見返りがそれに見合わない」なんてことが続くと、「何でこんなに頑張ってるのに見返りが無いんだろう」って思うようになる。
だからといって「見返りが少ないんです!」なんて堂々と要求すると叩かれる。
だから「今までより更に見返りを求めずに頑張る」ことで、周りが「あの人だけ損してる。かわいそう」という空気が流れるのをひたすら待ってるんだよな。
でもなあ、そうはならないんだよなあ。
ただ単に搾取されるだけなんだよなあ。
下手すりゃ、頑張った結果体壊したら逆に「自己管理能力がない」って言われるんだよ。
そういう時、マンガでは主人公が一発逆転のアイデアを授けるんだよな。
そうしてそれが成功して、真面目にやる人がそれなりの見返りを貰う世界へと変貌する…
ところがねえ、マンガでは「真面目にやってるのに報われない人」ってのは間違いなくいい人と『読者』から認定されるけど、
現実の読者である『他人』はそうは思わない事が多く、逆に「真面目にやってるからこそむしろタチが悪い」などと批判される格好の的になるんだよなあ。
何故格好の的になるかって、そりゃあ…
例えば、あなたが「お前が悪い」って言ってとある人間を殴ったとしよう。
そしたら「お前のほうが悪い」と殴り返してくる奴と「そうだ俺が悪いんだ」と自分を殴る奴、戦うならどっちのほうが勝ちやすい?
って聞いたら、間違いなく後者を選ぶだろう。
「真面目」と「自傷的」は違うってのは、はい、そのとおりです。
「真面目な人」の中にも、理不尽な行為をされたら断固として抗戦する人間もおります。
それは間違いなく正しいと思います。
正しいと思います、が
が、しかし、
ここ日本では「和」を重んじるが故なのか、何かと「争い」に対して非常に厳しい目が向けられておりまして。
などと、「争う人間は愚か」という風潮が、未だになのか、むしろ今まで以上になのか、はびこっています。
見知らぬ相手が突然殴りかかっても、争いを避ける事が「賢」。
無理ですよ。
かつて孔子が「城壁は必要ない」と言ったのと同じような気がしますね。
ではなぜ理想論が「風潮」としてはびこっているのかというと、日本問題でよくある「体裁・暗黙の了解」ってやつですね。
刑事裁判は「疑わしきは罰せず」の「体」であるが、現実においてはどうかといえば…
パチンコはギャンブルでは無いという「体」、ヤクザは日本社会にとって悪だという「体」、などなど
これを上記の「争い」で言えば、争いは避ける事こそ最上の「賢」である、という風潮は、実は「体」なんですよ。
実際はいろんなところで争いは同時多発してますし、上記の風潮が守られてるのかどうかといえば、間違いなく守られてはないでしょうと言えます。
じゃあ、ガンガンあらそえ!なんて言っていいのか思うと、それもちょっと気がひけるというか。
タイトルほっぽり出して変なこと語っていましたが、
要するに「自分が損をすればいいんだ」と思ってる奴(俺含)は、多分恐らく自信はないが、「体」に縛られてる気がすると思うんですよ。
自分が損してる原因である理不尽な行為をしている奴に「お前が悪い」と言えば、そいつは「『お前が悪い』とは何だ!」と言い返してくるやもしれません。
そして、俺を無下に扱うための都合の良い「体」を並べて、反論してきます。「先輩に逆らうな」とか「理解しないお前が悪だ」とか。
でもそれ、ほとんどが現実に即してないウソの可能性が高いと思います。
そのウソを突いて、論理の破綻を見つけ、相手の悪事をばらせば、それ以降理不尽な行為はなくなってうまくいく…
はずがない。はずがない。
人間の歴史上、こんな問題はあまたの人間が考えてきて、その結果真の答えは出てないんだもん。
俺ごときに分かるはず無いさ。
あ、これも「体」か。
耳だけではなく、鼻もおかしくなりそう。