はてなキーワード: ハンモックとは
ハンモック買ったんすけど、これがすこぶる良い
頗るって漢字で書くとややキモいんだよな 皮がついてんのがイヤ
それはとにかく、ハンモックは良いですよ
なんつうか、俗世から解放されるような感覚がある 本質的にオルタナティブじゃないですか 寝具として
せんべい布団だ、スノコベッドだ、吸湿シートだ、スプリングの効いた良いベッドだ、高級マットレスだ、低反発だ、高反発だ、ウォーターベッドだ
そういうのを全部置き去りにできる
寝心地はそりゃ違う まだ3日だし、正直慣れねえ感じはする
でも、寝付きは明らかにいいんだ
スッと寝られる 布団の中で煩悶・苦悩するあの時間がない ハンモックなのにw!
俺は寝ながらちょっとイヤなことを考えたりすると背中がじっとり汗ばみ、超不快な感じで布団が湿るタイプの人間だったんだが、ハンモックは湿りようがない
いいですよハンモック 揺れるのもいい
・街に「ヤバい勢力」が攻めてきた想定でいかにして生き残るかの妄想
・「ヤバい勢力」のせいで世界人口が極端に減少した世界でいかにサバイブするかの妄想
・知人や親戚が集まる場でクイズ番組を見て自分がことごとく正解し称賛される妄想
・災害に遭ったらどうするかのイメトレ
・その場でポッと生まれた名前もないキャラ達のコメディを何度もリピートする
・カッコいい人名を考える
・荒唐無稽な嘘を考える[例:冬の白い息を集めて作った綿は暖かくて快適ですよ]
・歌が上手くなる妄想
・ハリウッド映画に一癖ある脇役として出演し一躍注目を浴びるがほとんど素性を明かさずミステリアスな存在のままでいる妄想
・たいめいけんみたいなすごいふわとろのオムライスを作る妄想(実際に何度か試みて失敗した)
・世界中の犬が狂犬になって人を襲い始めたらどうやって逃げるかの妄想
・モンスター的な存在を処理する機関の飄々としたベテラン隊員が跳ね返りの強い新人のピンチを余裕で救う妄想
・いない妹に慕われる妄想
・いない妹を見舞う妄想
・いない妹を看取る妄想
・閉鎖的な集落で行われる残酷な儀式から逃げ延びた子が大人になって復讐に戻る妄想
・いない妹に慰められる妄想
2階に3部屋あったって、年を取れば使わなくなるから、2階は二部屋で充分、1階に個室が2部屋欲しい。
ここまで当たり前の希望しかないのに、条件の合う建売が一切ないからやむなく注文住宅。
収納は部屋の中にあるより、外の方がいいから1畳分増やして外に出したい。
据付の200Vオーブンで予熱時間の短縮とオーブン置き場を解決したい。
妻と子供2人が寝る部屋は6畳より8畳がいい。
低収入なのに株高で資産が増えて歯止めが利かない。細かい話してないのにもう250万ぐらい増えてる。
ちなみに妻に希望の設備を聞いたら、部屋の中でこどもに雲梯させたいとハンモック用のフックが欲しいとのこと。ふざけてるよね。
一言でいえばウチの猫の飼い方に文句をつけられたことにカチンと来たのだ。
ウチは夫婦二人暮らしの共働き。縁あって保護猫を2匹、昨年5月から飼い始めてる。まだ4月生まれっぽいのでまだ1歳にも満たない。
前々から猫は買いたかったので、2年以上前からペット飼育可のマンションを探し、ようやく見つけてコロナ禍初期に引っ越して飼い始めた。保護猫は引っ越してから探し始めたのだが、運よく直ぐに出会うことができた。
で、普段の飼い方だが、どうしても子猫時は悪戯をしてしまうので、平日働いてる時間はケージ(そこそこ広い3階建て)に入れ、帰ってきてから出す、土日は終日出してリビングを開放するという生活を続けてきた。数か月もすると昼間のケージ生活も慣れたのか、気持ちよさそうに寝てる(webカメラで見たりしてホッコリする)。
んで、昨日妻が仕事休みだったので実家で家族に会ってきたときに言われた義姉の言葉がこれだ。
「ケージに入れっぱなしなんて信じられない。そんな飼い方をする人に猫好きを名乗って欲しくない」
何故かこの言葉に異様にイラつき、一晩経った今でもムカついてしまっている。その理由を整理し以下に箇条書きする。
まぁ俺も猫の正確な気持ちは判らんのだが。ただ、まぁまぁ機嫌よく寝てるのをみるとそこまで不満というわけでもないのではないか?とは思ってる。
そりゃ猫からしたらすこしでも拾い方が良かろうだけど、外にまで放し飼いにするつもりもない(義姉もそう)ので、猫からしたら程度の問題では?常時、ケージ内でガチャガチャとやってて如何にも出してほしそうならともかく、ハンモックで気持ちよさそうに寝てる状況はそんなに悪いものではなさそうにみえる。
実際のところ海外の猫飼ってる人の動画をみると、広い戸建てに猫専用扉までつけてて、それはそれで羨ましいと思う反面、猫の交通事故死とかないんかね?とは思う(子供の頃、何度か引かれてる猫をみた)。
これは保護猫業界(?)ではよく言われる。保護猫を譲っていただけるのには資格が必要だ、と。
駄目なのは、
小さいお子さんが居る家庭(猫の世話が後回しになるかもしれないので)
などなど。当然、いろんな保護猫の会があるので場所によっては違うのでしょうが。その中に、共働きが×ってところもあった。俺が保護猫を頂いたところは少なくとも共働きは駄目ではなかったけど、保護猫にかかわってる人(実は義姉もちょっとだけ保護猫の世話をしたりして関与してる)は猫第一主義すぎる感じはある。理屈は判らんでもないが、なんかモヤモヤするものがある。
いや、猫は可愛いので優先はしますけどね。程度ってもんがあるでしょ。
俺らは運よく資格をクリアしてたからよかったけど、いくら何でも厳しすぎると感じたし、結果保護猫をもらえなかった人の何割かはペットショップで買う訳で、それはそれでOKなのか?とも思う。
これは「宿題やったの!?」「今ちょうどやろうとしてた!(ファミコンで遊びながら)」みたいな感じでダサいのだが、事実である。1歳半~2歳くらいになるとある程度落ち着いてくると聞いてたので、それ以降はケージから開放する予定ではあった。
だいたいこんなもんか。なんかどの理由もいまいちな感じ。単に、俺らが出来ない平日昼間に猫を可愛がってる無職の義姉が小賢しいことを言ったのでカチンときただけかもしれん。
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
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00 | 75 | 10939 | 145.9 | 85 |
01 | 44 | 6157 | 139.9 | 57.5 |
02 | 36 | 5263 | 146.2 | 60 |
03 | 65 | 5810 | 89.4 | 65 |
04 | 22 | 3923 | 178.3 | 31 |
05 | 18 | 2835 | 157.5 | 91 |
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08 | 45 | 3372 | 74.9 | 48 |
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10 | 120 | 9144 | 76.2 | 39 |
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15 | 126 | 12732 | 101.0 | 33.5 |
16 | 134 | 9542 | 71.2 | 34.5 |
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22 | 121 | 12408 | 102.5 | 27 |
23 | 179 | 18521 | 103.5 | 32 |
1日 | 2469 | 246187 | 99.7 | 39 |
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今住んでいるところには海も丘もあります。
私が子供の頃住んでいた場所には、そのどちらもありませんでした。
悲しいときに砂浜にしゃがみこんでじっとしていると、いつの間にか凪いだ気持ちになります。むしゃくしゃしているときに丘に登って街を見下ろすと、胸がすく思いがします。今はそうやって心を落ち着かせることができるのですが、昔このような環境を享受できていればどんなに良かったかと思わずにはいられません。
私の故郷の町は平べったくて、田んぼがどこまでもどこまでも続いていて、海ははるか遠く、電車に乗って数時間かかるところにありました。案内板を見ても、図書館で詳しい地図を調べてみても、この町には目立った起伏はないようでした。
犬を飼いたかったのですがそれは叶わなかったので、隣の家の犬とこっそり仲良くしていたら、その家のおじさんのご厚意で自由に散歩させてもらえることになり、起伏を探すための現地調査によく連れ立って出かけたものでした。しかし、長い時間をかけて町を隅から隅まで歩いて調べても、やはり小高い場所は存在しないようでした。
今ではそんなことをしなくても、グーグルマップを使えば半日もかからず調べ終わってしまいます。そのくらい小さな町です。今調べても、ほとんど起伏は認められません。
なぜ、地図にないとわかっているのにわざわざ歩いて探していたのか疑問に思う人もいるかもしれません。私が執念深く町を歩き回って高い場所を探すようになったのは、ある出来事がきっかけになっています。もちろん、高いところから自分が住んでいる町を見下ろしてみたいという願望は物心ついた頃からずっと持っていたのですが。
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犬のことや、高い場所を探し回ったことはよくおぼえているのですが、その他のことはほとんどぼんやりしていて断片的にしか思い出せないのです。
だから、具体的にその女の子がいつ転校してきて、どのくらいこの町に住んでいたのかはよくわかりません。ただ、クラスメイトがランドセルを背負っていたような気がするので、おそらく小学生の頃だったのだと思います。
その女の子をAと呼ぶことにします。Aのお父さんはトウモロコシの研究をしていて、私の町にはトウモロコシの国立研究所の一拠点があったらしく、それで一家で引っ越してきたようでした。
私は幼い頃誰かと遊んだり、仲良くさせてもらったことはなかったように思います。
だから、どういう展開でAの家に遊びにいくことになったのかよくわかりません。Aは新参者でこの町のことをよく知らなかったので、ある意味暗黙の了解のようなものを認識しておらず、それで私のことも誘ってくれたのかもしれません。あるいは、Aが他のクラスメイトを誘い次いで私にも声をかけてくれたとき、その場には新卒の若い担任の先生が居合わせていて、クラスメイトの多くはその先生に好かれたがっていたので、何となくそのままの流れでAの家に向かうことになったのかもしれません。
先ほども書いたように、子供の頃の記憶はじつに曖昧なのですが、その日のことは犬との思い出と同じくらい今でもくっきりと残っています。
Aの家は学校からかなり離れたところにあるようで、自転車に乗って登校することを許可されていました。私の住む家がある地域を越えて、線路を越えて、さらにどんどん歩いていって、… そうしているうちに少しずつ夕暮れの気配が近づいてきました。
クラスメイト達は最初の方こそお喋りに花を咲かせていましたが、歩き疲れたせいか徐々に口数が少なくなってきました。ずっと喋っているのはAだけで、家に友達を呼ぶのが初めてではしゃいでいるようでした。私はAの隣を歩いていたので黙っている訳にもいかず、ただひたすら相槌をうっていました。辺りはすっかり薄闇に包まれていて、お喋りをするAの大きな口だけが際立って見えました。
ふいにAが立ち止まり、この坂を登ったら私の家だよと言いました。
私たちの目の前には急勾配の広い道がまっすぐ伸びていて、Aが指差すその先は暗くて目を凝らしてもよく見えませんでした。こんな場所がこの町にあったのだなと私は思いました。ここまで来るのにかなりの距離を歩いてきたようでふくらはぎが痛かったのですが、ともかく登らなければAの家に着かないので、私たちは坂を登り始めました。
Aは学校を出発してからずっと自転車を押してきて疲れているだろうと考えて、私がAの家まで自転車を押して歩くことにしました。ただの親切心というよりは、ここまでの道のりでAは私にたくさん話しかけてくれたので、そのお返しのつもりでした。
恐ろしく急な坂でした。
急な坂がやたら多いNという街がありますが、そこと同じくらい険しかったように思えます。自転車を押していると何度も後ろにひっくり返りそうになり、しょっちゅう立ち止まらなくてはいけませんでした。後に、授業中三角定規を使っていて、あの坂は60°くらいはあったなと思ってしまったほどです。
Aの家に漸く辿り着いた時にはもう日が暮れていました。いつの間にか他のクラスメイトはいなくなっていました。坂があまりにきつかったので途中で帰ったのだろうと思いました。
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坂の上にはAの家だけがありました。
Aの家は平屋で、縁側がついていました。縁側の先には広い庭があり、両腕を広げた大きな木にブランコとハンモックがぶら下がっていました。私はすぐにでもブランコやハンモックに乗ってみたかったのですが、いきなりそれで遊ぼうとするのはお行儀が悪いだろうと思ったので黙っていました。Aは、お母さんが晩御飯を作って待っているから、食べ終わったら一緒に遊ぼうとにっこり笑って言いました。私は心の中を見透かされたようで少し恥ずかしくなりました。
Aの家族は私を暖かく迎えてくれました。
Aのお母さんはAとよく似ていて口が大きく、笑うと顔のほとんどが口であるかのような印象を受けました。テーブルにはお母さんの作った料理が湯気を立ててずらりと並び、張り切って作ったのと笑いました。トウモロコシの研究をしているというAのお父さんも食卓についていました。
オレンジ色の電燈の下で、Aとその両親と色々な話をしながら、Aのお母さんが作ってくれた晩御飯を食べました。私もAも半袖を着ていたのでおそらくそのときの季節は夏だったと思うのですが、私の町では夏でも夕方になるとひんやりとしてくるので、温かい食事は沁み入るように美味しかったことを覚えています。
こうやって談笑しながらみんなで食事をとるのは初めてでした。普段は話そうとすると喉がつっかえたようになってしまうのに、そのときはすらすらと言葉が出てきました。ハンモックとブランコのことを聞くと、ここは借家で、ハンモックとブランコは前の住人が残してくれたのだとAのお父さんが教えてくれました。
ブランコもハンモックも私とAが二人で乗れるくらい巨大でした。
ハンモックはバランスを取って乗らないとすぐに転げ落ちてしまうことを初めて知りました。何度も転げ落ちてしまうので笑いが止まりませんでした。仰向けに横たわって見上げると、いつもは見えない暗い星まで見ることができたので、ここらあたりには街灯が少ないのかもしれないと考えました。
あまりに楽しかったので、この時間がずっと続けばいいと思いました。こんなに夜遅くまで人の家にお邪魔したので、きっと母は機嫌を悪くして私をひどく叱りつけるだろうということは容易に想像がつきました。それでもやはり帰る時間はやってきて、また来てねとAとお母さんとお父さんに玄関口で見送られて、Aの家を後にしました。
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その後のことはあまりよく覚えていません。
Aのお父さんは別の拠点に行かなければいけなくなって、Aはすぐにまたどこかの町に転校していきました。私は犬と一緒にAの家があった場所を探すようになりましたが、とうとう見つかりませんでした。それから何年も経って私も町を出て、今は海も丘もある街で暮らしています。
私には恋人がいて、その人はずっとこの街で暮らしています。ある日、海も丘もあるところで生まれ育ったことを羨んだら、そうですかね?と言いつつも誇らしげでした。
恋人は街のことを隅から隅まで知っていて、美味しい料理を出す店や景色が良いところへよく連れていってくれます。無口な人ですが、そうした場所にまつわる思い出について尋ねると、比較的饒舌に、嬉しそうに話してくれます。私の隣でぽつぽつと語る横顔をこっそりと眺めながら、恋人がそのような良い環境の中で子供時代を過ごしていたことにいつも安堵するのでした。私の住んでいた町ですか?いきなり聞かれたのでびっくりしてしまいました。特に何もない平べったいただの田舎町で、冬にはたくさん雪が降ります。ここはとても素敵ですよね。海と山が近いなんてなかなかありません。食べ物も美味しいし。そんな風にして、いつも話題をこの街のことに戻すのでした。
隣の犬もずっと昔に死んでしまったので、帰る理由がなくなってしまいました。でも、結局Aの家を見つけられなかったことだけが心残りです。
町の人は、ここには見てわかるように丘なんてないし、線路の向こうにはそもそも家がないと言っていました。トウモロコシの研究をしているお父さんを持つAという子は確かに一時期この町に滞在していたけれど、遊びに行ったというのは君の夢か空想なのではないのかい?そう言って、人々はAの家を探すことに何年もずっと執着している私を気味悪がっているようでした。そう言われると、そうなのかもしれないと思います。
でも、Aの家まで自転車を押して坂を登ったときのふくらはぎの痛みや、Aのお母さんが何度もすすめてくれた不思議な味のする温かいスープが喉を伝う感覚や、ハンモックにうまくバランスをとって横たわることができたときの浮遊感と体に網目が少し食い込む感触は私の体にまだ残っていて、それらはリアリティをもって私をあの日に引き戻してくれるのです。
いつか自分たちの家を建てることになったら、それは坂を登ったところにあったらいいなと思います。庭もあったらいい。そこには両腕を広げた大きな木があったらもっといい。そうしたら、その木に大きなブランコとハンモックをぶら下げて、私の子供が淋しそうにしている友達を連れてきたら、温かい食事をご馳走したいなと思うのです。
前半、一般人が適当理論捏ねてるだけなので、方法だけ見たい人は飛ばしてください。なんでこの方法が集中する方法として挙げられているかわからない場合は読んでもらえると嬉しいです。
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いろいろ考えたんだけど、集中している状態というのは頭の中でその作業が最も刺激的である状態だと思うんだよね。
めちゃくちゃお腹痛い時ってお腹痛いことしか考えられないじゃん? これだと腹痛という刺激に集中してしまっている。けどそこで何か音楽を聴くとか別のことを考えるとかして、刺激を分散すると、少し楽になったりする。相対的な刺激の程度を下げることができてると言えない?
逆に集中できない状態というのは、いろいろな刺激が並立的に入ってきている状態だと言える。
で、刺激というものには、いわゆる五感で受けるものがある。これを受け取る感覚器は年中無休24時間営業で働いている。そうしないと危険が身に迫った時対処できないからね。
けど集中するにはぶっちゃけ邪魔。これをいかに鈍くするかということがポイント。みんながコンビニ本社だとして、客が入ってくるたびに「お客さんですー!」って各店舗から報告されたらうざいだろ? それくらいはあー来てるなあで受け流してくれればいい。報告するのは強盗くらいで良い。
コンビニの例えを続けるなら、報告が来ない間、みんなは特定の店の経営戦略会議(やりたいこと)を続けることができる。報告が来れば中断。そして感覚器というコンビニは来店が少なすぎると店の前を通った人さえ報告してくるクソまじめなやつら。
つまり集中するためには、このコンビニからの報告をある程度コントロールすることが大事なんだよ。
一つ目は、欲しい一部の情報以外拒否するというやり方。すごく集中している時は限りなくこれに近いんだと思う。ただ、万引きとか強盗とか、クリティカルな情報も届かなくなってしまう危険性があるので、意識的にやるのは難しい。
だから集中するのは難しいんだろうね。生き物として危険だから。
二つ目は、コンビニを無害な客でそこそこ忙しくさせることだ。低い刺激を与え続けることで、客は来てるけど報告するほどではないな〜という状態を作り出す。ペットボトル一本とおにぎり買うくらいの客がずっと来ている、暇ではないが大変ではない状態にするのだ。
いわゆる、音楽を聴くと集中できる、いや洋楽だ、いや歌詞なしが良いというような話のことだね。
三つ目は、店員を疲れさせる方法だ。客が来ようが来まいが、気づかなければ報告できない。
ちょっと疲れてる時の方が集中できる、ちょっと酒飲むといいみたいなアイデアのこと。
個別の方法はもう発想の領域だし、採用できるときとできないときがあるし、個体差で向き不向きあるので、いろいろ試すうちに良い方法を見つけてください。
過度な空腹ではないかつそこそこ疲れている状態を作るのは難しい。個人的には2時間とか歩かないとダメだと思う。しかもあんまりやると眠い。
②運動しながら
動画や暗記系の勉強なら可能な方法。踏み台昇降がおすすめ。その場足踏みもいいけど大体だるくなってしまう。
③編み物
同じく動画や暗記なら可能。手先が器用じゃないと厳しいし頭のリソースもわりと持っていかれるが、下のおもちゃより飽きにくい。棒針は抜けやすいのでかぎ針の方がいい。(逆に編み物に集中できない時に動画流すのも可)
④おもちゃ系
雑なくくりだが、主にフィジットキューブをイメージしている。あと無限プチプチ、何もなければ折り紙でも可。足元にボールを置いて転がしたりするのも効果ある。
⑤電車に乗る
適度な揺れと無意味な騒音が読書に最適。車内がうるさいとか座れないとかだとよろしくないので空いてる時に。大回りで房総半島一周とかおすすめ。酔い止めは欲しい。
これは試したことないんだけど、電車が良いならこの辺りも良い気はしている。子どもに迷惑でなければブランコもアリか。
⑦何か食べる
程々にしないと太る。飴ならこの飴舐め終わるまでは頑張るとか決めれて良い。
⑧音を聞く
ベタベタメソッドだけど、好きな曲・洋楽・イージーリスニング・環境音・アルファ波・ホワイトノイズなど刺激の程度に幅を持たせるのが簡単なのが良い
⑨酒を飲む
量の調整が難しいけど、酒でちょっとぼんやりしながら読書するのは気持ちいい。タバコは吸わんのでわからないけど、シーシャ屋で読書する人もいるらしいし、わりと楽しくはあると思う。未成年はダメだよ。
こんなもんか。
五感で言うと嗅覚に関するものは出なかったけど、嗅覚は難しいなと思います。アロマで〜みたいなのもあるけど、あれはどちらかと言えば環境変えてスイッチ入れるタイプのtipsかなと。
視覚も出てないけど視覚は概ねメイン作業に利用されてると思うので外した。視覚聴覚触覚が日常三大働いてる感覚器だと思うので、特に触覚と聴覚のコントロールが大事だと思う。
ちょっと話が変わるけど、どうしても心の中に何かモヤモヤがあるとき、不安なときは編み物とかペンシルパズルとかテトリスとか写経とかすると気が紛れることが多いよ。若干頭を使うくらいがちょうど良い。