はてなキーワード: 紙飛行機とは
することがない時間ができて、パソコンもなかったので、スマホで見れるオンデマンドのやつでけものフレンズを見てみた。
一時期ネットでイラストはよく見かけて流行ってるのは認識してたけど、内容はあまり予備知識がなくて、
幼児向けの、悪人が出てこなくてひたすらほのぼのとした時間が流れていくアニメなのだろう、というぐらいの先入観だった。
か弱い人間が自然界に放り出されて、当然野生動物に比べて何をやってもだめなのだけど、
それでもサーバルさんに「かばんちゃんは頑張り屋さんだからすぐに得意なことが見つかるよ!」と言われたり、
紙飛行機をサーバルさんに「すごい!すごい!」と褒められるところとかで涙腺が崩壊。人がいないところでよかった。
そういうアニメだったのか…表現しづらいけど悪意がない圧倒的な癒しというか赦しというか。
今のメンタルでは2話以降とても見れそうにない。
ジャパリパークは個性を認め合う社会だ。人間と違って野生動物はできることよりもできないことのほうが多い。大抵の動物は泳げないし空も飛べないし足も大して早くない。だからこそ、擬態がうまいとかジャンプ力が高いとかとか、できることが光る。できないことはできなくてあたりまえ。でも、できることはすっごーいと褒め合う。この多様性を認め合う姿勢こそがジャパリパークの素晴らしさだ。
中学生の時、勉強の大変さからやる気を無くして不登校になった俺は、そこしか行けるところがなかったから偏差値30の高校に通った。今思うと、偏差値30の高校は、間違いなくジャパリパークだった。周りは不良や元不登校ばかりだった。俺も含めて皆親が貧乏だったし、勉強も進学校と比べるとおままごとのようなレベルだった。でも、だからこそできることが光った。皆個性が強かった。
アルファベット26文字すべて書ける人はすごい、分数の割り算ができる人はすごい、アルバイトで月15万稼ぐ人はすごい、学校の近所の卵が安いスーパーを知っている人はすごい、いけすかない先生をぶん殴って退学になった人はすごい、休まないで学校に来る人はすごい、宝石職人の息子で文化祭の時ものすごい精巧なお化け屋敷を作った人はすごい、現在形の英文を過去形に直せる人はすごい、二次関数の頂点の位置がわかる人はすごい、大学に受かった人はすごい、就職できた人はすごい、ちゃんと卒業した人はすごい。偏差値30の3年間は、肯定の言葉にあふれていた。アルファベット26文字を書くなんて下手したら小学生でもできることだ。でもそれができることは、傷の舐め合いでもなんでもなく、心からすごかった。できないからって馬鹿にするやつなんて居なかった。
現在、俺は偏差値が高校の倍くらいある大学で工学を学んでいる。高校で科学の面白さを知って大学で科学の勉強がしたいと思ったからだ。教育環境は間違いなく向上した。ちゃんと大学レベルの講義を聞けるし、私語をする人はいないし、講義中に紙飛行機を飛ばす人も居ない。でも時々、大学の「できて当たり前」という環境が少し嫌になる。お前はテイラー展開が出来ない。お前はTOEICで500点すら取れない。お前はルジャンドル変換が出来ない。お前はシュレディンガー方程式が解けない。多少のできることよりも、できないことで評価される。それがダメだとは言わない。競争する環境では当然のことだ。競争が悪いことだとは決して思わない。仮に今中学3年生に戻れるとして、俺はきちんと勉強をして進学校を受験し、競争する道を選ぶだろう。減点方式の評価は悪いことではない。でも、なんだか時々、ジャパリパークのようだった偏差値30の母校がどうしようもなく懐かしくなる。
あれは、手先が不器用で火を怖がってたサーバルちゃんの成長を意味してたんだって
あのさ、冗談じゃなくてマジで聞くんだけど、みんなそういうことどうして理解できるの?
おいらそういう機敏みたいなのがよくわからない
なんかこう「ふわあああ」みたいなのを感じるだけでうまく言葉にできない
ブリーチソウルソサエティ編ラストの「雨が止んだ、気がした」ってどういう意味?
スパイラル推理の絆の「あなたを悲しませずにすんだ」ってどういう意味?
クロボンゴーストの「その時はまたわたしが指をさすよ」ってどういう意味?
くいっくすたーとのラストでどうしてフミは泣いたの?
ワタモテのうっちはーなんでキモいって言いながらウンコ食べたの?
めしばな刑事タチバナの代々木さんは本当は村中ちゃんのことが好きなの?
せんせいのお時間のミカ先生は北川の好意にどれだけ自覚的なの?
ううき版パトレイバーの最終話のサブタイトルって何がどう意味深なの?
メカ音痴はなんでそれでもーいったいこの僕に何ができるっていうんだー憂鬱な箱庭の現実を変えるために何ができるのー人生の半分もまだ僕は生きてないの?
メカ音痴の同僚の病気のときへその緒ばくばく食べ色黒レゴブロック大好きアニメ監督が選ぶ女性声優はなんであんなに可愛いの?
メカ音痴はなんでそばが入ってないお湯しか入ってない丼をすする演技をしたの?
ううきまさみは絵が上手いだけじゃダメなんだよナガノくんってマジで言ったの?
ガンダム系とダイソードは全部読んだけど、次は何がオススメ? 設定だけ見るとクロノアイズが気になる
だから結局、GはなんのGなの?
去年の都知事選の言いたいことを言うニコ生を見て以来東浩紀がめちゃくちゃ好き。彼の本は一冊も読んだことないけど。
都知事選の時に鳥越に投票した津田大介のことをボロクソになじってて超好きになった。政治の話でバカみたいな冗談言ってる姿ってあんまり見たことないから新鮮でよかった。
先週の証人喚問を受けてのニコ生も茂木が嫌いだから最初はクソつまんなかったけど、茂木が帰ってからの津田大介と二人でインターネット昔話とか男子校やばいって言ってる姿がよかった。40代のインターネットで嫌われてるおじさん二人の童貞卒業の話きもくて良い。
東浩紀が言ってることはズレてるとか何も分かってないって言う人たくさんいるし、その人達が言ってることも分かるけどそれでも話が面白くて好き。エンターテイメント。批評家とか哲学者とか思うからこいつ何言ってんだってなるけど、ちょっと政治の話好きなおじさんと思うと可愛くて仕方ない。
一昨日も自分の著書のサインを2000冊くらい延々とサインするニコ生見てたら、最後の方はなぜかサーバルちゃんの絵を描かせられてたり、火がついた紙飛行機を描かせられてたりしてバカバカしくてよかった。本人は見てないからインターネットで検索して必死に描いてたwあと自分の髪が薄くなったことに対して嘆いてたり。見た目がきたないってみんな言うけどそこ含めて超良いよな。東大出てるのに「左翼は白髪で右翼はハゲだから俺は頭髪的には右翼のはずなのに!」とか言っててさ。
http://anond.hatelabo.jp/20170329213020
あっれー?
そこは話の流れ的に、人間に戻ったかばんちゃんは実はミライさんでしたという展開だろ?と私も思った。
そんでミライさんを見たサーバルちゃんは過去の記憶が蘇って、ラッキービーストの映像記録にサーバルちゃんが出てきた伏線が回収されるとこだろ?
あとついでに「サーバルちゃん」→「跳躍の狩人 サーバルちゃん」(レア度6)に進化して新スキルでセルリアンを倒す、という展開だと思ったのに。
親が離婚して母方のじーさんの体の具合がよくないからってので田舎に移住した。
一年後ぐらいにじーさんは死んだんだけど、初めての人骨のショックも冷めやらぬ数週間後、
雨の日に同級生と教室で俺が作った紙飛行機を飛ばして遊んでたら、同級生が投げた俺の飛行機が窓の外に飛んでいって花壇に落ちた。
「あっ、ごめん」と言われたので、「いいよー、拾ってきてね?」と言ったところ、その子が急にキレはじめて、あれよあれよという間に罵られまくって、
「じじいが死んだんだからお前なんか都会へ帰れ!」とまで言われて、はぁ?って思った記憶が不意にフラッシュバックした。
多分玄関を出た時に感じた今日の温度とか湿度が、その時の教室にそっくりだったんだと思う。
女子が職員室に通報して、その子は先生にしこたま怒られて、俺はまあ謝ってもらったし別にーって感じだったんたけど、
その後ピタっと遊ばなくなって、声かけてもにらんでくるだけだし、廊下ですれ違う時に時々無言で腹パン入れてくるしでなんかちょっと怖かった。
っていうか未だに紙飛行機の件で彼がキレ始めたスイッチが俺にはよくわからない。
転校直後にその子と遊び始めた頃、クラスの他の子から遠まわしに「あの子はちょっと……」って言われて、
よくわかんないしイジメとかは加担したくないから気にせず遊び続けてたけど、その一件以後の流れでちょっと納得して自然と距離を取るようになってしまった。
結果的にクラスで唯一親しく遊んでた俺が離れて、彼のその後の小・中学校生活を暗くしてしまったんじゃないかと今でもちょっと申し訳ない気持ちになる。
もっと積極的に対話を試みて、相手の感情が爆発したポイントを探ったりしていれば、関係がこじれてしまうこともなかったのかなー、とか。
自分に発達障害が発覚して、本とかで色々なケースを見知った今にして思えば、彼もそのテの性質があったり、不自由さを感じてたのかなー、とか。
まあ、俺が彼に何かしてあげられた可能性があるのは"その時"だけで、今いくら思っても何の意味もないのだけれど。
100%いらない世話だけど、彼がどこかで元気にやってることと、
俺はそうなれなかったけど、腹を割って話せる友人が彼に出来ているといいなと思う。
多分もっと稼いでるような気がする。
この人の話を聞くと「もしかしたら金持ちの道が開けるんじゃ」と思えてしまう。
この人ほど「天才」を「天才」としてキャラクターに昇華してる人も居ないと思う。
この人は、片手間で書いた小説で15億稼いで、小説より庭園鉄道の製作に励んでいる。
(しかも工学博士を名乗るだけあって、本格的過ぎる。森博嗣 庭園 でググったら初めて見た人はビビるだろう)
それは研究者として10時間ほど研究していたから、本業が小説家じゃ無かったときだ。
しかしこの人のペースはとにかく早い。1時間に6000字を書く。20年で280冊以上出している。
どうやらそのペースで一週間あれば文庫1冊書けるらしい。怖い。
研究職を疎かにしていたようにも見えない。修士中に賞をとり、たくさん論文をかき、それでまた賞もとっている。
別にコネも無いはずなのに30歳で旧帝大助教授(名古屋大学。ノーベル賞だしたとこ)。
学者はお金を貰えないと思い込むが、一応名大准教授なのでそこそこ貰ってたはずだ。
コミケ主催をしてたという異色の経歴もある。意味が分からないよ。
すべてがFになるの原作の問が、名大入試に使われたとかなんとか。そりゃあ本も考えないとついていけない。
もう趣味で小説書いてるらしい……なのに2016年は5本。文庫化合わせると11冊…。
この人の凄いところは、新刊を買うと次に発売する予定タイトルが何作も書かれていることだ…。
そういえば森先生は天才なので、20年前に出した作品やエッセイで言われた架空の未来が、実現してたりする。
「無重力状態で紙飛行機の挙動」を予測し毛利衛が実験し的中とか、NASAの問題解いてるので、その辺書いてもちんぷんかんぷんなのだが、
増田だったり、Twitterだったりも約20年前の森博嗣の予言(予測)のうちだ。
怖い怖い。書かれたのインターネット元年くらいだよ。
だから今更すべてがFになるを映像化しても、逆に新鮮に思えたりするのだ。
http://www.lifehacker.jp/2016/02/160219speed_reading.html
森先生は「小説家という職業」という本で速読を否定していた。大体上記記事に書いてある理由と同じ理由で、だ。
ああ、もう怖い。
この人の予言でそろそろ来そうなのは、出版社が消えることかな。
森先生に「予言凄いですね」って言うと「何でもは知らないよ。知っていることだけ」って言いそうだよね。あれ羽川翼(物語シリーズ@西尾維新)の決め台詞だけど、もともと国枝桃子(S&Mシリーズ)の名言だからね……。
森先生に一つお願いしたいことがある。一回本気で書いてみてくれ。
本気出さないと勝負にならない、とかいう馬鹿なことは言わない。ただ天才の本気を見てみたいだけだ。
でも無理なんだろうな……。
これ以上お金がかかる趣味を見つけない限り、執筆に時間をかけることは無いと言っているし。
映画レビューの信頼度を測って順位付けとか映画好きとして看過できない記事を見かけた。
結論から言えば、言葉の使い方から数字の使い方までテキトウで、普通に侮蔑になっててヒドイ。
(たぶん自分が何をしたいのかよく判って無いまま数字を弄ったからだと思うけど)
みんなも、自分の感性に似てるレビュアーを見つけるようにしてみよう!
映画は感性に大きく左右されるので、万人に正解があるレビューは存在しない。
端的に言えば、アンパンマンが好きな人と、チャイルド・プレイが好きな人とで、レビューの読み方は違う。
どんなに高評価だろうが、子連れがポルノの帝王「ドン・ジョン」みちゃダメなのだ。
どんなに高評価でも、ゴア好きがモキュメンタリーホラー「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」はダメだろう。
なので、映画のレビューの優劣を決めよう、成功や失敗を検定しようというのは、無意味な行為だ。
「オレが映画を観る参考にする為に、ある人のレビューが利用できるか知りたい」なら別に問題ない。
これは言い換えると「オレの感性に最も近いレビュアーを探したい」と言う意味だからだ。
そこで、自分の映画評とマッチングさせるにはサンプル数が少なくて使いづらいので、
自分の感性の近似として「Filmarks」スコアを用いる、なら良いと思う。
これは「Filmarks」の評価集積に良く近似するレビュアーを見つける事になるからだ。
(これなら、近似しないレビュアーが別に劣っているわけではないことは自明だ)
故障率とか、稼働率を出す際に利用されている、工業的な用語だ。
(ある業界内の定義通りに使えという意味ではなく、キチンと意味付けして使う必要があるってことだ)
「Filmarks」が2点以下なのにレビューが4点以上なら「故障」と意味づける、ならまだ判る。
Filmarksの低スコアを高スコアにしちゃう人、つまりオレの地雷判定とは違う≒壊れている、だ。
(それだって相当失礼な表現だが。本来この手のは第一種過誤と第二種過誤(偽陽性・偽陰性)の話だ)
ある値(真値)に近いかどうかを示すのは、「正確度(accuracy)」と呼ぶ。
1点を1点と言うか、4点を4点と言うか、ということだ。マッチングだね。
計測値に再現性があるかどうかは、「精度(precision)」と呼ぶ。
2点の映画を1点と言ったり3点と言ったりバラつきが無いか、ということだ。
元々やりたかったことが「地雷を踏みたくない」なら、信頼度(故障率)を測るべきだ。
件の雑な記事では、正確度を測ろうとしている。しかも測り方が輪をかけて雑だ。
そもそもの「地雷を踏みたくないから、低評価映画を高評価付けられたら困る」なら、
「Filmarksで低評価を付けられてる作品に、何点付けたか?」を数え上げないといけない。
件の記事のFilmarksスコアで2点以下は、「ワイルドカード」ただ一本である。(2.9点)
そうすると「地雷避けレビュアーを探す」意味では、コレと比較しないと無意味だ。
(4点を4点と評価してても、2点も4点と言っていれば、地雷避けにならない)
一本しかないので誰でもすぐ判る。
- 中山 治美(2点):こんなジェイソンはイヤだ!
- 森 直人(3点):意外にもオフビートな面白さ
- くれい響(3点):ハゲがハゲを嘲笑する深い意味。
- ミルクマン斉藤(3点):強引に派手な展開を狙わない余裕のステイサム映画。
- 相馬 学(4点):ハードボイルドな味が活きたステイサム最新作
- なかざわひでゆき(4点):これぞ男が惚れる“男の映画”
(http://www.cinematoday.jp/movie/T0019688 短評順序は引用者入れ替え)
同率2位が、3名。Filmarksで低評価なのに4点が2名。
件の記事では中山 治美が7位、相馬学、なかざわひでゆきが4位と、
地雷避けには全く使えない順位になっていることが、ひと目で分かる。
あのランキングでは、ワイルドカードは観るべき映画になるのではないか?
(そもそも1本で検証する滑稽さは伝わると思うが、10本でも同じであるのはお分かりいただけるだろうか?)
目的を忘れて地雷避けにすら使えないランキングをドヤ顔で載せるぐらいなら、
レビュアーのお名前を書いた紙飛行機を飛ばして、飛距離順に並べたほうがマシである。
ミルクマン斉藤さんがFilmarks近似である(その他の方がFilmarksと乖離がある)と主張する件の記事は、すぐに取り下げるべきだと思う。
タイトルに「【検証】シネマトゥデイ映画短評ライター信頼度調査 ~映画評論ライター9人の頂点は誰だ?」としているのは、即取り下げて謝罪すべきレベルの侮辱記事であると思う。9名全員を愚弄している。
(最低でも【お遊び】【ジョーク記事】と入れるべきだし、調査や頂点という単語を使うべきではない。はてなブックマーク - 【検証】シネマトゥデイ映画短評ライター信頼度調査 〜映画評論ライター9人の頂点は誰だ? - YU@Kの不定期村に冷静なブコメが付いているのが不幸中の幸いだ)
妹が科学コンテストで飛行機を飛ばすテストをだされ、全くできなかったとぼやく。
勝ったのは主催中学校の人たちで、コツを知っていてズルい、だとか。
飛行機を飛ばす科学ってのは、中学生レベルで理解できるようなものではない。
コツを知っているということと科学を知っていることは違う。
悪問だと思った。
それでも、科学を利用しているモノに興味をもっているかをみるという点では面白い問題ではあると思った。
どんな飛行機を使ったのかしらないが、今の子たちはたぶん、紙飛行機でも模型飛行機でも遊んだことがないんじゃないか。
そんなことを考えていると、自分はそういう経験はたいていのことに対してあるようだ、と気づいた。
そして、なんていうか、自分は、ある意味最高の教育をきたといえるんじゃないかって思った。
凧も揚げた。
砂鉄も集めた。
電子ブロックもやった。
たくさんの電子機器をバラした。
しかし昆虫博士だったし、河川敷は秘密基地みたいなものだった。
塾はいかなかった。
それでもやっぱり、自分は最高の教育をうけてきたといえるんじゃないか、
そう思った。
#追記
自分の環境はよかったけど妹の環境はよくなさそう、で終わらせたくはない。
妹には最高の環境で育ってほしいと思っているし、そのためにできることはしているつもりだ。
例えば自分は高校で理科3科目、社会3科目はセンター9割得点できるぐらいにはたたき込まれたから、
その知識からいろんな解説をしてあげるなど。
自分の子供がおおきくなって、なぜ救急車は通り過ぎると音が変わるの?って聞いてきたらおもいっきり頭をなでてあげたいし、できうる限りの説明をしてあげたい。すくなくとも波の話と波が長くなったり短くなったりする実験をキッチンで見せてあげたい。
なぜ信号が赤だったら止まらなきゃいけないの?って聞いてきたらおもいっきり頭をなでたあとで、自動車のなりたちとまだ自動車が最初のころ町でどう扱われていたか、自動車がどうやって増えていって生活の中に浸透してきたか、そしてさまざまなモノゴトは生活を円滑に進めるために「トリアエズ」決まるってことと、そもそもその「トリアエズ」は「人間が二人以上いる」ことに起因しているって話をしてあげたい。
なぜボールを投げると落ちてくるのに飛行機や月や星は落ちてこないの?って聞いてきたらおもいっきり頭をなでたあとで、折り紙で紙飛行機を折ってみせてボールと紙飛行機の違いを話してあげたい。そして地球儀を見せながらものすごいピッチャーがボールを投げたらどうなるか、人工衛星って何か、ロケットって何か、ボールと月ってどう違うのか、太陽系と地球の関係、そして空にまたたく星々と銀河系の話をしてあげたい。
そしてどの話をするにしても、今の話の中には間違いがあるかもしれないからきちんと勉強するともっといろいろわかるよ?っていって頭をむちゃくちゃなでてあげたい。
とはいえ、そもそも自分にそんな質問をしてくる子供がいるっていう前提からして間違いを含むのできっちり考えないといけない。子供云々のまえにまず相手が必要だね。弱ったね。
次郎という「風立ちぬ」の主人公は、まるで、レイプされても清々しいままの新垣結衣のようだった。
映画の「恋空」ではレイプシーンは、新垣結衣のボタンが1,2個外れるだけで描かれてるんだけど、「風立ちぬ」の戦争シーンも、次郎の帽子が1,2回風に舞うくらいの描写で描かれている。
あと、あれだね、好きになった相手が重い病気で死ぬってのも同じ。
飛行機作りも葛藤があんまない。何回か落ちてましたけど、まあ落ち込んで、あと恋とかしてるうちに、あれまあれまとできて、まあ、飛ぶんですけど。なんていうのかな、葛藤っていうかな、「僕の作った美しい飛行機が、その飛んだ先で殺戮をしている」みたいな葛藤がね、あるかと思いきや、なんかね、「まあ僕は作るだけだ」みたいなね。驚くぐらいのスルー力を見せつけてくれるわけです。女子でいえば「結婚してる人を好きになったわけじゃない、好きな人が結婚してただけ!」並みの思考停止力を発動して、で、次郎の帽子が2~3回舞ったりしたかと思ったら「ゼロ戦は綺麗だけど、1機も戻ってこなかったわー」みたいなこと軽く言って空を眺める次郎に、とっくのとうに死んでましたヒロインが三浦春馬かしら?ってくらいのドヤ顔で空の向こうから「生きて」って言うわけ。いやいやいや、次郎はさ、この2時間、結構ずっとイキイキしてましたけどね。自分の好きなことを好きなだけやって。美しい病気の嫁の唇を貪って、美味しいご飯を食べて。「わかさ生活」のサプリメントでも飲んでるんじゃないかってくらい至って元気そうでしたよ。なのに次郎はさ、もう涙を浮かべてね、「生きねば!」とか言うのね。いや、おめぇ超生きてたから。
それからもう、恋しくなったらアタシ空をみるね、空にはヒロがいるから、BY恋空。みたいな感じになって、で、ユーミンの紙飛行機が流れてました。
次郎、ハゲろ!
この物語は全編が、「美しさ」と「ものづくり」のエゴを、究極にシンプルにして描かれてるんだなと思いました。
ただ「美しさ」の下には醜さが、「ものづくり」の下には破壊があることを、私たちは知っているけど、そこの部分については一切描かれないので、私は気味が悪かったです。
宮崎駿は、あえて描かなかったのだと思います。それには色々な意味があると思うけど、駿だから許されるし、駿だからみんながそこを読み取ろうとしてくれるし、駿だから仕方ないってなってるけど、「恋空」くらい何が言いたいのかわかんないし、あと若干中年の白昼夢を見せられたような気持ち悪さがあった。
しかし一方で、「新垣結衣」くらいメガネの次郎には萌えたし、むしろ棒読みがAV女優の演技みたいで逆に生々しかったし、キスシーンだって恋空くらいあったので、プラマイ0。