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はてなキーワード: 次元とは

2020-04-11

anond:20200410232602

技術問題の前発想の次元勝負にもならないし

技術面は勝負なんて口にもできんでしょあん無能企業

2020-04-10

ここ最近で変わったこ

今年の2月くらいに、なんか勢いでOculus Go買ったった。

それのおかげで、ソロバースト活動にかなりの変化があった。

ソロバースト活動

ソロバースト活動とは、宇宙(Uni-Verse)から賜ったエネルギーを大地(Verse)に還元する尊い行為のこと。

女性諸姉の皆様は、以降は読まなくて結構です。

また、未成年青少年たちには文字が表示されないような魔法をかけています

趣味の変化

この世界には2種類の人間がいる。VRエロ体験した奴としていない奴だ

近寄ってくるおっぱいに思わず手を伸ばしてしまった。もともと巨乳好きだったんだけど、おっぱいって別に大きくなくてもいいよね

自分鼻息ディスプレイが曇る。鼻息が荒くなるってこういうことなんだ。キスで興奮ってほんとにあるんだな

  • 声がすごい

耳元でささやかれているときにゾワゾワする。音声だけだと「ふーん」って感じだったんだけど映像とセットだと別次元で3乗興奮する

  • 腰がすごい

全然今まで気にしていなかった。樽腹だな、とか胸と尻の間にあるジョイント部分と考えていたが、その世界観がぶっ飛んだ。

胸と尻なんてかざりだ。腰回りで世界は回っている。

目が合うって興奮する。普段キョロ彦なので映像と分かっていても目をそらしてしまう。そしてちらちら見てしま

バーストブレイク

世界平等だ。幻は覚める。ヴァースにヴァーストした後は現実と闘わなければならない。

以前より虚脱感が強くある。後始末とか。だがそれでも買ってよかった。一人暮らし最高だぜ

[] #84-10幸せ世界

≪ 前
・・
・・・
・・・

「ほら! 起きて! しっかり!」

朧げだが、既視感のある声が聴こえる。

俺はゆっくりと瞼を開いた。

「あ、やっと起きた。あの後キミはぐったりしちゃってね。ボクの船まで運んで、休ませていたのさ」

どうやら、また気絶してしまったようだ。

短期間で二度も気絶って、人生でそう体験することじゃないな。

「……いつつ」

全身の倦怠感と共に、頬に僅かな痛みを感じる。

俺を起こそうと、ガイドがまたも引っ叩いたのだろう。

短期間で二度もぶたれるとは、これも人生初だな。

全くもって嬉しくないが。

大丈夫? メディカルキットで見る限りは大きな創傷はないようだけど……」

現状を把握しきれていない状態だったが、俺はとりあえずガイドに拳骨をお見舞いした。

それだけは真っ先にやっておこうと、潜在意識が働いたのだと思う。

「あたた……ひとまず元気そうなのは分かったよ」

こんな漫然と暴力を振るったのは初めてだったが後悔はしていない。

今回の出来事は大局的に見れば、こいつが原因じゃないのは分かっている。

それでも俺に対して、払うべきツケがないといったら嘘になるだろう。

なし崩し的に酷い目に合った身から言わせれば、むしろ拳骨一発はリーズナブルだとすら思っている。

「で、今どういう状況なんだ」

「おかげで次元の再結合は果たされた。後は因果力によって、裂かれた箇所は自然と修復されるだろう」

「そりゃあ、何よりだな」

やれやれ、これでようやく帰れる。

時間は大したことないのに、フルタイムより疲れた

「ほら、モニターを見てみなよ。次元の縫い目が出来て、徐々に接合されて、跡すら綺麗に……って、あれ?」

もう完全に休憩モードだったのに、ガイドが不穏なリアクションをする。

俺はそれを見なかったことにして、そのまま寝てしまたかった。

当然そうもいかないのは分かっていたが。

「なんだよ、その反応は。再結合は成功したんじゃないのかよ」

「いや、それは成功したんだけど、分裂箇所が不自然でね……」

俺もモニターを覗いて確認してみるが、イマイチよく分からない。

そもそも俺は何が自然か知らないんだが、何がどう不自然なんだ」

「“綺麗に分かれすぎてる”んだよ。自然に破けたら、こうはならない」

そう言われてみると、確かに次元が分かれた箇所は平行に破けている。

いや、これでは破けたというより、まるでハサミで切り取られたみたいだ。

「じゃあ、何か? 誰かが意図的に、次元を分裂させたってか?」

「恐らくね。それでも、ここまで芸術的な分かれ方は……まさか!?

ガイドの素っ頓狂な声が船内に響き渡る。

どうやら心当たりがあるようだ。

「これは……“フラッガー”の仕業だ!」

また妙ちきりん固有名詞が出てきたぞ。

現状でも雰囲気理解しているだけなのに、次から次へと。

これだからSFは面倒なんだ。

次 ≫

2020-04-09

イタリアとかの新コロはCovid-19じゃなくてCovid-20なんじゃないの?

明らかに武漢とかよりも被害次元が違うじゃん。医療体制どうのこうのの細かい差異よりも、そもそもウイルス自体が違う可能性を疑ったほうがいいんでないの?

[] #84-9「幸せ世界

≪ 前

「なんで俺が?」

「キミじゃなきゃ次元に直接干渉できないからだよ。厳密には“普遍的存在”じゃなきゃ、だけど」

さも当然のように、また固有名詞を出してきた。

いや確かに、この“普遍的存在”って言葉と、俺がそうらしいってのは以前も聞いたことはある。

生涯でそう何度も聞く言葉じゃないから覚えてないだけで。

「“普遍的存在”と言われてもピンとこないんだが」

次元の影響が極めて少ない存在のことだよ」

ガイド説明によると、この世に存在するものは、有形無形によらず流動的なものだという。

この世界でいうならば、生活教とその信者達が最たる例だろう。

世界が変われば人も変わる。

俺のいる世界ではマイナーで無害な新興宗教でも、ここでは一大カルト教団だ。

教義の内容も、信者達の性質も大きく異なる。

似て非なる存在実質的な別人だ。

しかし中には、そういった変化に乏しい存在もいて、それを“普遍的存在”というようだ。

「つまりマスダは、どの世界でもマスダってこと」

「それ嫌味か?」

“お前はどこまでいっても変わらない人間だ”って言われているみたいで癪なんだが。

別に他意はないよ。ボクだって普遍的存在から

「それは初耳だぞ」

何となく分かるだろ。だからタイムスリップも許されているわけで」

そもそもSFまがいの概念に馴染みがないんだから、分かるわけがない。

「だったら素人の俺より、お前がやった方がよくないか

あくまでボクは“未来世界普遍的存在”なんだ。時間軸が違う」

「あ~ん?」

理解に苦しむ返答に、思わずヤカラみたいな反応をしてしまう。

自分なりに咀嚼してみたが、要はXYグラフみたいなものだと思う。

ガイドは“蓋然性という横軸”は合っていても、“時間という縦軸”が合っていない。

その両方がより近いのが俺ってことなのだろう。

「いわば“波長が合う”ってやつさ」

この世界にいるはずの俺は粛清されているので、“波長が合う”といわれてもしっくりこないんだが。

「詳しく説明している暇はない。“彼ら”だっていつまでも待っててくれるわけじゃないんだ」

信者達は未だ痙攣しているが、いずれ回復するだろうし、増援がくる可能だってある。

何だか言い包められている気もするが、悠長なやり取りをしていられる状況じゃないのは確かだった。

「じゃあ、具体的なやり方を教えてくれ」

「まず、ボクが“入り口”を開こう」

ガイドは銃らしきものを取り出すと、次元の歪みに向かってレーザーを打ち出す。

レーザーは弧を描くと、空間にぽっかりと数十センチほどの“穴”を開けた。

「さあ、中にある“次元が裂かれた箇所”を掴んで」

不可思議な“穴”を、俺は恐る恐る覗き込んだ。

その中は形容しがたい光景が広がっていた。

何もないようで、無限に在るともいえるような景色

そこには俺の目では知覚しきれない、凄まじい情報量が詰まっていた。

カオスという言葉が、これほど適切な空間はないと思う。

だが目を凝らしてみると、一点だけ“糸”のようなもの存在感を放っているのが見える。

次元が裂かれた箇所”とは、あれのことだろうか。

「ぐっ!」

それを見た瞬間、俺の頭に衝撃が走った。

脳内ガンガンと、ハンマーで殴るような音が響きだす。

後で知ったが、俺の鼻や耳からは血が流れていたらしい。

「あ、あんまり見続けちゃダメだよ! 多次元情報は、肉眼で見るには刺激が強すぎる。脳に過負荷を与える」

それはもっと早く言うべきことじゃないか

しか文句を言う気力も湧いてこない。

穴の中に右手を突っ込む。

「掴んだら、引っ張って!」

朦朧とした意識の中、俺は言われるまま“それ”をガムシャラに引きずりだした。

次 ≫

どうでもいいか給食とか観光地向けの食材を買い上げて自衛隊警察郵便にでも配らせればいいんじゃねーの?

ドアの前にさ。

で、家賃不払いを3ヶ月くらい許可して、税制面で帳尻あわせればいいだけだろ?

そんなに金原委託ないならさ。

こんな災害ときまでしみったれた潰れかけの中小企業みたいな財布の硬さと頭の硬さは何なんだ本当に

偉い人はすでに考えてるし理由があるから出来ないとかそういう次元にない頭の悪さを政府から感じる

2020-04-08

[] #84-8「幸せ世界

≪ 前

レーダーを頼りに信者達の目を掻い潜り、俺たちは慎重に歩を進めていく。

不幸中の幸いというべきか、道中は信者たちの手が及んでいない場所が多く、労せず次元の歪みに辿り着くことが出来た。

「あった、あれだ!」

そう言ってガイドは虚空を指を差した。

「何もないぞ」

「よく見て!」

言われたとおり凝視してみる。

「……あっ」

かに何もないはずの空間に“何か”あるのが見えた。

景色が淀み、歪んでいるのが分かる。

「あれが“次元の歪み”ってやつか」

そして世界が分裂した箇所でもある。

あそこを再結合してやれば元通りってわけだ。

しかし、まさか“こんな所”にあったなんてなあ」

意外だったのは、その歪みが見覚えのある場所存在していたことだ。

人通りの少ない場所にポツリと佇む、廃屋まがいの一軒家。

それはシロクロと呼ばれる、弟の友達が住んでいる屋敷酷似していた。

ガイドはそこに居候しているため、尚さら馴染み深かっただろう。

「跳ぶ前に、あらかじめ知れていたら、もっと楽できたかもしれないな」

「ボクだって出来るならそうしたかったけど、別世界からだと探知できないんだよ」

まあ、今さら言っても仕方ない。

「人がいないうちに、さっさとやってしまおう」

取り掛かろうとした、その時である

「いたぞー!」

遠くから声が聴こえ、俺たちはギクりとした。

「まずい、見つかった!?

逃げようという間もなく、すぐさま信者達が寄り集まり、俺たちの周りを囲んだ。

ちくしょう、展開が早すぎるだろ」

この状況じゃあ一時撤退不可能だ。

ここまできて万事休すか。

悪魔……じゃなくて闇の精霊め、神妙にお縄を頂戴しろ!」

信者達がジリジリと距離をつめてくる。

「そうは問屋が卸さないよ!」

その距離が1メートルほど近づいた時、ガイドはおもむろに手首の端末を弾くように押した。

瞬時、落雷の如き轟音が鳴り響く。

「な、何だ……これは!?

「体が、し、痺れるっ」

「これが悪魔……じゃなくて闇の精霊の力だとでもいうのか!?

信者たちは身動きがとれず、自分の身に何が起きたのか理解できないようだ。

「お前、何をしたんだ?」

「多人数を無力化する、ハイパースタングレネードさ。これで数十分はマトモに動けないよ」

「そんなのがあるなら、最初から使えよ」

「あの数を、しかも広範囲に無力化するのはさすがに無理だよ。それにキミを巻き込まないように射程を設定する必要もある」

そういえば確かに、近くにいた俺とガイドだけは何ともない。

厳密には、爆音のせいで耳がキンキン鳴っているから無事ではないが。

「連発はできない。次、来られたら本当におしまいだよ」

「だったら今度こそ、さっさとやってしまおう」

俺は投げやり気味に、次元の歪みに向けて親指を差し向けた。

しかガイドはキョトンしている。

「……どうした? 早く再結合とやらをやれよ」

「いや、再結合はキミがやるんだよ」

ちょっと待て、そんなの聞いてないぞ。

次 ≫

2020-04-07

anond:20200407212204

それで本当に十分な金が手に入ればいいんだけどパパ活みたいなもんが出てくるあたり女性社会進出で本当に女性自由になってるのかとは思うね。

日本における女性の自立なんて所詮セックス有料化できるという程度の次元

anond:20200407140047

男性から女性へのこういう細かいダメ出しって中々ないんだよね。

いくつか要因があると思ってて、


① 身体に関すること(容姿体臭口臭)は男性のほうがアウト率高い

② 振る舞いに関することは、男性側に能動性が求められるので(元増田参照)、男性が行うことを女性評価するという形式になりやす

③ ②について文句を言うとなると、ジェンダー論の次元に行ってしまい、婚活アドバイスというレベルを超えてしま


全てはジェンダーロールが悪いのよ。

[] #84-7「幸せ世界

≪ 前

信者たちは難なく撒くことができた。

彼らのダボダボ白装束は、人を追いかけるのには適していないからな。

こういう時ですら、なりふり構う必要があるんだから信者は大変だ。

それでも、いつまでも走り続けるのは無理だ。

俺たちは適当建物の中で身を隠すことにした。

「……半径1000、レーダー反応なし」

「しばらくは安全そうだな」

ガイドの持っている索敵機を使い、見つからないよう動けてはいるが、それも時間問題だった。

いくら信者達が遅いといっても、多勢に無勢であるのは変わらない。

単純な人海戦術をとられるだけでも厄介なんだ。

一方からいかけられる分には問題ないが、囲まれれば終わり。

それに全員がよほど愚鈍でもない限り、それなりの対策はしてくるはず。

乗り物で追跡してきたり、進路を塞いだりもするだろう。

いずれ身動きをとるのすら難しくなる。

こうなったら一旦、帰るのが懸命だ。

「船って、ここからどれくらいの距離だ?」

「……遠いね

しかし肝心の船は、逃げた先とは逆方向に停めてあった。

ましてや一帯は信者達の巣窟

道中、隠れながら移動できる箇所も少なく、ほぼ確実に見つかってしまう。

「ボク一人だけなら、スーツステルス機能で辿り着けるけど……」

「お前が迎えに来るまで逃げ切れってか。そのレーダー使わせてくれるなら考えるが」

「これはスーツに備わっている機能の一部だから……」

「じゃあ前みたいに、その転移装置とやらで跳ぶのは?」

「さっきも言ったように、生身で歪んだ次元に跳ぶのは危険すぎる。体がバラバラに引き裂かれるか、運が良くても次元の海を漂流することになる」

「やっぱり、帰りも船が必要ってわけか」

遥か未来技術も、この期に及んで融通が利かない。

旧来的な集団にもコソコソしなきゃいけないとは、なんとも情けない話だ。

「一応、これで跳べる方法は残っているよ」

“一応”って前置きが気になるが、他に案もないので聞くしかなかった。

「とりあえず言ってみろ」

「“次元の歪み”を再結合してやればいい。そうすれば歪みは修正され、手元の転移装置で跳べるようになる」

それはつまり、この期に及んで「当初の目的を果たそう」って言っているのと同じだった。

「結局、そうなるわけか」

なんだか、ここまでの出来事ガイドの思惑通りな気がしてならない。

わざと自分の手札を出し惜しみして、俺が協力せざるを得ないよう追い込んでいるんじゃないか

けれども、いくら邪推したところで仕方ない。

実際どうあれ、俺が出せる持ち札は限られていた。

「分かった、その“次元の歪み”とやらに向かおう」

次 ≫

2020-04-06

[] #84-6「幸せ世界

≪ 前

しかしたら、この世界では普通ことなのだろうか。

価値観矯正されているから、彼らにとっては問題ではないのかもしれない。

集金が阿漕だとしても、それが“救い”への福音をもたらし、“幸福”に繋がるのなら躍起になる。

「まわる まわるよ 救いは まわる」

しかし、この世界生活教は様変わりしたな。

俺の世界では、ここまでカルト色は強くなかった。

教祖胡散臭いことを除けば、割と無欲な人間だったのに。

……いや、よく見たら教祖は全くの別人だ。

あんな、これ見よがしな髭を蓄えている、如何にもな中年じゃなかった。

もしかして、俺の知り合いも別人だったりするのか?

「そんなに気になる? 再結合したら失くなる世界だよ」

思いふけていたところで、ガイドが俺を現実に引き戻した。

まあ、今いる世界を“現実”というべきかは疑問だが。

「ああ……この世界の俺や知り合いとかが、“あの中”にいるのかなと思ってな」

「思うところもあるんだろうけれど、ここはキミの知っている世界じゃあない。だから、この世界にいる人々も実質的に違う個体だよ」

パっと見は同じでも、やっぱり世界もヒトも違うってわけか。

もし見知った顔があったら、しばらく引きずりそうだからホッとした。

「さあ、早く行こう。次元の歪みはもう少し先だ」

ガイドにうながされて、その場から離れようとする。

「あ」

だが、その時、俺と教祖の目が合ってしまった。

「そこの 黒いのと 青っぽいの!」

教祖の声が広場中に響き渡る。

恐らく「黒いの」は俺で、「青っぽいの」はガイドのことだろう。

“だろう”というか、そのほか全員は白装束から絶対に俺たちのことだが。

「なぜ そんなものを 着ている!?

教祖の慌てようからして、今の俺たちの格好は重大なタブーらしい。

信者達はこちらに顔を向け、無言のまま視線を突き刺してくる。

このまま物理的にも刺してくるんじゃないか、と思わせるほどのプレッシャーを感じた。

「えーと……クリーニングに出してて……待てよ、この世界ってクリーニング屋とかあるのか? あったとして、別の呼称だったり……」

このままではマズいと思い、なんとか言い訳を捻り出そうとする。

「んん?」

俺が言い淀んでいる間に、また教祖は何かに気づく素振りを見せた。

あなた マスダじゃないですか!?

教祖狼狽しているが、その言葉に俺も酷く動揺した。

なぜ俺のことを知っているんだ。

別世界では、同じ存在でも見た目は違うはず。

まさか、この世界でも俺の見た目は同じなのか。

「“粛清”したはず! だのに なぜ ホワイ」

しかも、この世界にいる俺は粛清されたらしい。

粛清”が具体的に何なのかは知らないが、ロクでもないことだけは確かだ。

悪魔め! じゃなくて 闇の精霊め! ならば 何度でも 滅ぼして くれる!」

教祖の声に呼応するかのように、信者達が沸き立つ。

明確な敵意を向けられているのは明らかだ。

「マスダ……これは逃げた方がよさそうだよ」

そうガイドが言い切る前に、俺は既に走り出していた。

次 ≫

2020-04-05

anond:20200405221033

あるんじゃないか。どういう次元を求めてるのかは知らんが、ざっくりとしたヒストグラムならあると思うぞ。何と結婚の相関を出したいのカナ⁉️

anond:20200405095843

女性の悩みと比べると凄く次元の低いところで悩んでるんだな、って思っちゃう

2020-04-04

[] #84-4「幸せ世界

≪ 前

その地に足を踏み入れた瞬間、すぐに異様な空気感が襲った。

場所は先ほどいた庭と同じ。

目に映る景色も代わり映えしない。

だが「何かが違う」という感覚

リメイクリブートされたシリーズ作品のようなものさ。

同じようで違う。

違うようで同じ。

確信はあるけれど、その“違い”を正確に表現しようとすると難しくなる。

表象だけ語ろうとすれば陳腐になり、個人的な思いを言葉にすれば漠然としすぎてしまう。

あえて言葉にするなら、俺のボキャブラリーでは“第六感が告げている”としかいいようがない。

「体全体がグラグラする……」

以前、世界が分裂しかけた時に、似たような感覚はあった。

しかし、その時とは比べものにならない不安定感だ。

あの時が吊り橋の上に立っているような状態だとするなら、今回はその吊り橋から落っこちているような状態だ。

「“次元酔い”だね。跳んだ先の世界が近い場所だと、細かなギャップに体が拒否反応を示すんだ」

「……何でお前は平気そうなんだ」

「ボクは未来からたからね。次元が違う」

他意はないんだろうが、言い方が妙に鼻につく。

「この分裂世界は、キミのいた世界でもあったんだから酔ってしまうのは仕方ないよ。むしろ、それくらいで済んでいるのは幸いといっていい」

そういえば別次元旅行したとき、同行していたドッペルは大変なことになってたな。

世界の分裂”ってのは“可能性の分裂”でもあるから、別次元では存在を保ちにくいとかで……。

「ん? だったら俺もここに長居したらヤバいんじゃないか? この世界にいるであろう俺に接触でもしたら、かなりの影響があるんじゃ……」

にわか仕込みのSF知識だが、そういうのは大抵マズいことになりやすい。

次元しっちゃかめっちゃかになったり、未来が大きく変わったりするんじゃないか

「そのあたりは大丈夫だよ」

ガイドはあっけらかんと答えたが、その態度がより不安を掻き立てた。

そんな不安をよそに、ガイド粛々と自分仕事を始める。

不思議な造形の小道具を取り出し、何かを解析しているようだった。

「よし、座標が分かった! こっちだ!」

どうにも要領を得ないが、俺は大人しくついていくことにした。

質問攻めをしてガイドが機嫌を損ねでもしたら、ここに置いていかれるかもしれないからな。

…………

「それにしても、この時間帯にしては人通りが少ないなあ。というか、今のところ誰とも会ってない」

しばらく歩くと、最初に感じた違和にも大分慣れてきた。

「あー、この喫茶店、こっちでは潰れてるんだな……」

冷静に辺りを見回し、その差異に思いを巡らせる余裕すら戻ってきた。

けれども駅前広場を通りがかった時は、さすがに驚きを隠せなかった。

「さあ 皆さん 救いが 欲しければ 回すの です!」

突如として何者かの声が爆音で轟き、耳を劈く。

「な、何だ!?

聴こえた方角に目を向けると、そこには白銀世界が広がっていた。

その白銀の正体は、数え切れないほどの人、ヒト、ひと……。

白い装束の人々が、広場にごった返していたんだ。

「さっきから人を見かけないと思っていたが、まさか全員ここに集まってるのか……?」

そして、俺はその装束に見覚えがあった。

「え……あれって“生活教”か!?

次 ≫

2020-04-03

ABC予想ってこういうこと?

数学者ガロア群だ!」

数学者「環から次元を分離!自由度上昇!」

数学者パイロット、テータリンクよし!」

数学者マルチラディアル表示!」

数学者「遠アーベル幾何を保持!」

望月「行ける!宇宙際!タイミュラー!」

ABC予想「グッ…!まさか…この俺まで証明プルーフ>されるとは…フェルマーポアンカレ…」

ズズゥーン…

望月やれやれ…ったくお前ら、査読に8年も掛かるとはな。だが…」

数学者「言うな。分かってる」

数学者「へへっ」

数学者「小生の計算では〜この先も難解な問題が〜あぁぁ〜」

数学者「うふふ」

数学者「おいおい、このくらい楽勝ってか?勘弁してくれよぉ」

望月「ああ。まだまだ解ける」スッ

望月「俺の理論セオリー>ならな」

次の問題も、ソルブ---!

[] #84-3「幸せ世界

≪ 前

「さっきの続きだが、“本来なら存在しなかった世界”って何だ?」

分岐によって自然発生的に生まれ世界ではなく、次元の過干渉により発生した世界システム不具合バグのようなものだよ」

それからガイドは色々と説明してくれたが、俺はSFが得意ではないため雰囲気理解することにした。


噛み砕いていうなら、世界ってのは木のようなものだ。

可能性の数だけ枝分かれするが、逆に言えば可能性が0ならば枝分かれもしない。

しかし“本来なら存在しなかった世界”は、その“0を無理やり1にする”ことで生まれる。

木をいじくって枝分かれさせたり、枝を折って別の土地に植えているってことだ。

「ボクの時代では、そういったものは“分裂世界”と呼んでる」

「だが、お前も未来からやってきて俺の時代干渉しているじゃないか。それと何が違うんだ?」

「ボクは世界が分裂しない程度の干渉に留めてる」

「俺の知る限り、そうとは思えないんだが」

「そう簡単に分裂したりしないよ。“因果力”があるからね」

専門用語固有名詞を使うときは、先に説明してくれ」

ガイド曰く、その“因果力”ってものが働いているおかげで、多少の変化なら世界帳尻を合わせてくれるらしい。

要はフィクションとかでよくある“運命は変えられない”ってやつだ。

しかし、その“因果力”を超える程の変化が起きると、運命は変えられる。

それと同時に世界は分裂してしまうんだ。

そして“因果力”は世界のものが持っており、分裂すると弱まってしまう。

そのまま弱り続ける(分裂し続ける)と世界は形そのものを保てなくなり、やがて消滅してしまうってわけだ。

ポケットを叩くとビスケットが増えるが、実際は割れて二つになるだけってことだな。そのまま叩き続けると粉々になる、と」

「その分かりにくい比喩、前も言ってたけど……本当に覚えてない?」

そういえば、何となく覚えがあるな。

同じ喩えを使いまわすとは、我ながらよほど気に入ってたと見える。

まあ、とにかく世界が分裂するのは危険だってことは分かった。

このままだと俺のいる世界も消えてしまうから、放っておくのがマズいってのも分かる。

今までガイド目的を知らないでいたが、こういった次元トラブル解決するためだったんだな。

にわかには信じがたいが、信じなかった時の代償があまりにも大きいので協力するしかない。

だけど、まだ気になることは残っている。

その解決に、何で俺が必要なんだろうか。

「もう一つ疑問があるんだが……」

尋ねようとした時、間が悪くアナウンスが入る。

「間モナ目的地デス」

機械音声により、俺の質問はぶった切られた。

「衝撃ニ備エテクダサイ」

「よし、次元の歪みに入るから気をつけて!」

「気をつけてって、一体どう気をつけ……」

その後、体全体に凄まじい衝撃が走り、またも俺の言葉は掻き消された。

・・
・・・
・・・

「ほら、着いたよ! 起きて! しっかり!」

心なしか、声が聴こえる。

俺はゆっくりと瞼を開いた。

「あ、やっと起きた」

どうやら気絶してしまったようだ。

「気絶って、こんな風になるんだな……いつつ」

気だるさと共に、頬に僅かな痛みを感じる。

俺を起こそうと、ガイドが引っ叩いたのだろう。

「さあ、ついてきて!」

ガイドが遠くから手招きしているのが見える。

意識朦朧としていて、まだ状況を把握し切れていない。

だが、酷い目に遭っているのだけは確かだ。

不本意、不可解、不愉快

やっぱりエイプリルフールで、俺は弄ばれているんじゃないのか。

「不」の感覚から、「負」が、疑念が湧き上がってくる。

何はともあれガイドの頬を引っ叩こうと、俺は身を乗り出した。

しかし、そんなことはすぐにどうでも良くなってしまった。

「なんだ、ここは……」

次 ≫

2020-04-02

anond:20200402230829

おまえもネット始めたての厨房の頃やLINEやりたての頃はソーシャルネット希望を持って回分をまわしたりしたろ?

あいつらがようやくそ次元まで来たってだけだ。絶望しろ

anond:20200402213649

工業生産力が無いんだなぁこれが

1月にコロナやらかして2月末に消毒ロボット走らせたり、受注して数週間で人工呼吸器作っちゃうのが現代普通工業生産力であって、

そんなもなぁ日本に無い。誇り高き日本のものづくり()なんてとっくにプロペラ戦闘機か竹ヤリみたいなもんよw

あいつら特別すごいんじゃなくて、いまの製造業テクノロジー水準なら普通にやる気出したらあんなもん当たり前に出来てるだけだからな。

海外いったらみーんな3DCADでやってて愕然とするわ。やる気になればなんでも3週間で部品あつめてガワよせてソフトウェア突貫で作らせてポイッだわ

AutoCADでシコシコ書いて積み上げた2次元図面文化印鑑FAXよりひでーぞ。現場ジジイばっかりだしな。あいつら死んだら何も継承しないままJAPものづくり終焉さ。

仏壇が倒れる、山火事になったらどうするって言ってプロトタイピングすらしねえ国に自前でロボット農業なんて一生おまえの生きてるうちは出来ないか安心しとけ

君らコロナウイルスの話するの禁止

マスクの件、岩田教授でもおかしなこと言いはじめた。

岩田教授の話はだいたい信用できる。これからも彼の言葉には説得力を持ち続けるだろう。

からこそ彼が初めておかしなことを言ったというのは大きい。

彼すらたまに間違うんだからもう君らじゃマトモに判断すらできない次元に来てるんだよ。

黙って。そして猫でもなでてなさい。

[] #84-2「幸せ世界

≪ 前

ガイドと初めて出会ったのもエイプリルフールだった。

恐らく、こいつの時代にはそういう文化がなく、たまたま巡り合わせが悪かっただけなんだろう。

「これがこうなって、あれがああなって……」

そう頭では理解していても、俺はテキトーに聞き流した。

ガイドの話は右から左へ抜けていく。

俺にとっては、こいつが嘘つきでも正直者でも大した違いはないからだ。

上手く言えないが胡散臭い、なんと言うか人として信頼できない。

ましてや今回は自分時間が潰されたのだから、関わりたくないっていう気持ちはより強まる。

「……というわけなんだ。大分はしょったけど、分かった?」

「ああ、だいたい分かった」

しかし、俺はあえて話に乗っかってみることにした。

普段なら常識的対応をしつつ、露骨な態度で追い返してきたが、結果として話がこじれることが多い。

それを踏まえると、こいつに気分よく帰ってもらった方がスムーズだと思ったんだ。

「じゃあ、早速向かおう!」

「移動って、どこに行くんだ?」

「だから、こことは違う世界、分裂した世界にだよ!」

…………

ガイドは俺を庭に連れて行くと、腕についた端末を何やら操作し始める。

すると目の前に、大きな球体が突如として姿を現した。

扉が付いているので、恐らく未来の船的なモノだろう。

「人の敷地に、いつの間にこんなものを……」

ステルス機能で見えないようにしていたんだ」

球体に近づくと、おもむろに扉が開いた。

俺は扉越しに、恐る恐る中を伺う。

2人分の座席が見え、それが縦一列に並んでいる。

後は給水らしきタンクと、仮眠できそうなカプセル式のベッドが備え付けられていた。

他は特筆して説明することがないほど簡素な作りだ。

「夢のないデザインだな」

乗り物なんだから、乗れれば十分だろ。どんな夢を抱いてかは知らないけど、未来現実の延長線上にあるんだよ」

自分時間を潰してまで協力するんだからちょっとくらい期待はしてもいいじゃないか

いちいち偉そうなんだよな、こいつ。

「さっ、早く乗って乗って」

急かすガイドに押され、俺は渋々と後ろの席に座った。

ちょっとちょっと! 後ろは操縦席だよ! 助手席は前!」

何で操縦席が後ろ側なんだよ。

七面倒くさい乗り物だ。

というか、何でこれに乗っていかなきゃならないんだ。

「なあガイド、前に別次元に行ったとき、こんなのに乗らなくても良かっただろ」

「これから行く世界は、“本来なら存在しなかった世界”なんだ。生身で跳ぶと次元の歪みに持っていかれる」

本来なら存在しなかった世界”って、どういうことだ?

世界線は可能性の数だけあるんじゃないのか」

「それ説明したことあるけど忘れたの?……じゃあ、詳しいことは移動中に説明するよ」

その世界のことも気になるが、ガイドがさっきから端末の操作しているのも気になる。

俺の席からだと様子が見えないから、ピポパポ音だけが聴こえてきて煩わしい。

「さあ、行くよ!」

ガイドがそう言うのと同時に、船の扉がゆっくりと閉まる。

その後すぐ、自分の体に僅かな圧力がくるの感じた。

どうやら船が移動を始めたらしい。

窓とかもないから外の景色すら見えなくて、実際何が起こっているかは良く分からないが。

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2020-04-01

イタリアの死亡率12

もはや高年齢で重症化率が高いとかそういう次元ではないのでは…?

2020-03-31

anond:20200331131319

アスペ?死因関係ないだろw

人や物はいつか終わる、そしてそれは案外すぐ近くに迫ってる、ってのがワニのメインテーマやろ。

そしてそれを志村けん訃報を通して感じた人も多いはずや。俺はワニの時とは正直次元が違う感情が湧いたけどな。

2020-03-29

アイカツって結局のところ「星宮いちご」+「星宮いちご以降」なんだよね

アイカツ界のアベンジャーズことアイカツオンパレード。そのトリに選ばれた曲は初代アイカツ3代目OPソングSHINING LINE*。

SHINING LINE*が流れていたシーズンはいわば「あかりジェネレーションエピソード0」。神崎美月と肩を並べる伝説アイドルとなった星宮いちごへの憧れを胸に大空あかりアイカツへの一歩を踏み出す姿が描かれている。

思えば、アイカツ歴史そもそもをして「星宮いちごアイドルとして羽ばたく物語」と「そこから派生したアイカツというシリーズ」という構成になっている。

スターズ、フレンズオンパレードタイトル次元を変え様々なアイカツが描かれていたが、それらは全て星宮いちご物語の延長線上にあったのだ。

なんで私が今になってこんな事を言うのかといえば、私は今までアイカツシリーズ区切りは「初代(あかりジェネレーションを含む)」「スターズ」「フレンズ」「オンパレード」という4つで切り分けるのが正しいと思っていたからだ。

だが違った。

実際には「星宮いちご世代物語」があり、「そこから派生した様々なアイドルたちの物語」があるという構成なのだ

スターズやフレンズアイドル達は次元こそ違えど星宮いちご世代から託されたバトンを引き継いでいる。

アイドルとは仲間だけどライバルであり、アイカツとはアイカツであるという絶対の掟は、描かれている世界が変わってもアイカツの名を冠する作品の間で脈々と受け継がれる。

その基本骨子が形成されるのは星宮いちごアイドルの頂点へと上り詰める過程の中にある。

もしもあの時、アイドルは互いを蹴落とすものであり、アイカツとは金儲けのためのシステムである彼女たちが決めていれば、後々のシリーズでもそのように描かれていただろう。

のちに紡がれる伝統形成と、伝統を受け継ぐ物語、その2段構成としてアイカツシリーズを捉えた時、あかりジェネレーション以降の物語次元の壁を越えてなお星宮いちごを追いかける物語であったといえるのではないだろうか。

普段から今回の経済対策みたいに対案出すこと出来んかね

これをやれって明確に突き付けていくことで、自分たちがどれだけ得するのか分かるわけじゃん

食事券か消費税減税プラス給付10万なら、みんな後者取るに決まってる

もし、仮に選挙勝ったら今まで自民がやってこなかったことを実現すればいい

実現しなかったら即次の選挙で負ける

それが健全民主主義だろ

安倍じゃなかったらいいみたいな低次元からいい加減抜け出そうぜ

そんなこと言ってるからいつまでたっても支持を得られず、安倍が勝つんだよ

2020-03-28

先ほどの安倍ちゃんの会見で、現金給付を行う旨が示されたが、

一方で当初、自民党の若手議員国民民主党などが示された国民への一律給付はなくなり、

所得制限など、給付対象に何らかの制限が盛り込む方針も明らかになった

しかし、何故政府はこれほどまでに一律給付を躊躇するのだろうか?

一律給付に比べて、所得制限を設けるメリットひとつ

支出額が低く抑えられることである

事務手続きの手間や政策実施コスト、実行までのスピード

何を考慮しても一律給付に勝るものはない

では何故、政府はそうした各種メリット放棄してまで所得制限に引かれるかというと、

債務バランス是正という偽の問題に拘っているからだ

俺はまさか、このような事態に直面してもなお、与党財務省

政府借金問題に拘るとは正直想定していなかった

今はまさに今後の50年、日本という国が沈むかどうかの瀬戸際である

赤字国債をどんどん発行して国民に金をばらまくべきタイミングだろう

トランプを始め、主要先進国の首脳はみんなわかっている

ところが、日本けが今だに緊縮に引きづられて、出来るだけ支出を抑えよう抑えようとしている

いやはや、まさか、ここまでバカだとは思わなかった

いや、もうこれはバカとか何とかそういう次元ではなく、気が狂ってると言っても過言ではなかろう

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