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はてなキーワード: 大分県とは

2023-03-23

anond:20230323154945

日本にはたくさんのB級グルメや変わった食べ物があります。すべての都道府県について2つずつ、簡潔に名称のみを挙げてよって質問したら、徳島県まで挙げてもらって、そこでネットワークエラーになったの。続きを教えて。

GPT4:

もちろんです。徳島県まで紹介しましたので、続きから紹介します。

徳島県:鳴門金時すだち料理

香川県:讃岐うどん、さぬきの金時豆

愛媛県:じゃこ天みきゃんぼんやき

高知県:鰹のたたき、土佐鶏のから揚げ

福岡県:博多ラーメンもつ鍋

佐賀県:佐賀牛、くろ豚饅頭

長崎県:ちゃんぽんカステラ

熊本県:かられんこん馬刺し

大分県:とり天、ゆふィン

宮崎県:チキン南蛮宮崎牛

鹿児島県:黒豚しゃぶしゃぶさつま揚げ

沖縄県:ソーキそばゴーヤチャンプルー

日本の全ての都道府県B級グルメや変わった食べ物を2つずつ紹介しました。どれも美味しそうで、地方個性が感じられますね。

anond:20230323152407

GPT4:

日本にはたくさんのB級グルメや変わった食べ物があります。それぞれの地方に独特のものがあるので、旅行を楽しむ上で良いアイデアだと思います。以下にいくつかの例を挙げます

1. 長野県そばめし

そば粉を使った蕎麦の実と、ご飯を混ぜて炊いたもので、地元ソウルフードです。

2. 山梨県ほうとう

太い麺状のもちもちした小麦粉の麺と野菜が入った鍋料理です。地元カボチャこんにゃくなど、山梨県独特の食材を使っています

3. 広島県カキ氷

広島県では、かき氷広島名物もみじ饅頭を添えたり、宮島名物もみじ饅頭かき氷の上に乗せて食べることがあります

4. 大分県:とり天

鳥の天ぷらで、大分県では鳥のから揚げと並んでポピュラー料理です。

5. 秋田県きりたんぽ

秋田県郷土料理で、ご飯を潰して柱状にし、串に刺して焼いた「きりたんぽ」を鍋に入れたものです。鶏肉野菜と一緒に煮込みます

6. 山形県:だし巻きたまごの中にイモが入ったもの

山形県では、だし巻きたまごの中にイモを入れて、一緒に食べることがあります。イモと卵の組み合わせがユニークです。

7. 鹿児島県:かんぱちの刺身炭火で炙る

鹿児島では、カンパチ刺身炭火で炙って食べることがあります。表面が香ばしく焼けたカンパチは、一度食べると病みつきになる美味しさです。

8. 北海道ジンギスカン

羊肉を特製の鉄板で焼いて、たれにつけて食べる料理です。北海道ならではの風味豊かな郷土料理です。

9. 宮城県牛タン

仙台市を中心に盛んな郷土料理で、牛の舌を焼いて、塩やたれで味付けして食べます

10 岩手県わんこそば

岩手県盛岡市名物で、小さな丼に盛られたそばを次々と食べることが特徴です。

11. 石川県カキオコ

石川県能登地方で食べられる郷土料理で、カキを具材にしたお好み焼きのような料理です。

12. 愛知県味噌煮込みうどん

名古屋名物で、味噌ベーススープうどん野菜豆腐、揚げ物などが入った具だくさんの料理です。

13. 香川県讃岐うどん

太くてもちもちとした食感が特徴のうどんで、香川県ではさまざまなアレンジが楽しめますかけうどんぶっかけうどん釜玉うどんなどが人気です。

14. 福岡県もつ鍋

福岡県郷土料理で、牛や豚のもつ内臓)を野菜と一緒に鍋で煮込んで食べます。辛い味噌味が特徴です。

15. 島根県どじょう

島根県出雲市郷土料理で、どじょうを用いた汁物です。どじょうのぬめりと出汁の相性が良く、風味豊かです。

16. 奈良県:かきの葉寿司

奈良県伝統的な寿司で、鮨飯と鯖や鮎の塩焼きを柿の葉で包んで作られます柿の葉香りアクセントになります

いろいろな地方を訪れることで、日本の美味しいB級グルメや変わった食べ物を楽しむことができます旅行を通して、日本食文化を堪能してください。

2023-03-11

あなたの知ってる難読地名は?

雑餉隈(ざっしょのくま:福岡県

・鉄輪(かんなわ:大分県

弘前(ひろさき:青森県

石神井(しゃくじい:東京

他には?

2023-03-06

anond:20230306133723

続き

熊本県

熊本九州第二の都市、というイメージがあるけど、人口で言えば福岡市北九州市に次いで熊本市は3位

日本の第二の都市大阪、と思わせといて神奈川の方が人口多いのと似た感じ

熊本の最大の魅力は地形だと思っている

熊本には本来富士山なんか相手にならないくらいの規模の巨大な山、阿蘇山があった

あった、というか今もあるが、噴火でかなり飛び散っているので、メインの山そのもの富士山ほどではない

しかし、裾野に当たる部分は富士山はるかにしのぐ

航空写真を見てみるとわかるけど、九州の真ん中はほぼ阿蘇山

カルデラの中にも街があり、電車も走っている

カルデラの周りに外輪山があり、ここはひたすらだだっ広い原っぱも多く、日本じゃこんなの北海道阿蘇くらいでしか見れない景色よな、と思う

大観峰から景色を見ても、この眼下にあるのが全てカルデラの中で、対岸に見える山が中岳、視界全てが外輪山という状況を理解できない

それだけえぐい規模の山、独特の自然地形を見れるのはまじで日本でもここしかない

その規模で、さら噴火も多く、今も噴火を続ける活火山なので、当然神聖視されて神になっている

阿蘇神社があるし、人吉にも青江阿蘇神社があるし、街の小さい神社でも祭ってる神は阿蘇と書かれてることも多いくら

そういうの興味ある人にも阿蘇面白いのではないか

阿蘇ファームランドはホイポイカプセルみたいなドームで寝れるのでなんか楽しい

牛がたくさんいてソフトクリーム美味しい

地形で言えば天草もいい

熊本から少し南に行った半島から、多くの島々に橋が架かってて車で行ける

海がめちゃ綺麗でドライブ最高

だけど、天草の奥に行こうと思うと半端なく遠い

牛深にめちゃ美味しい店があると聞いたがさすがに行けない

イルカとか見れる

あとは温泉

別府湯布院みたいな観光地化されたワクワクする温泉大分だけど、熊本温泉は隠れ里みたいな雰囲気ですごく良い

一番メジャーなのは黒川温泉だけど、ほぼ大分県に侵食したエリアで、熊本から考えると博多行くほうが行きやすレベル

山鹿菊池あたりにも誰もいかない素敵な名湯がたくさんあるぞ!

九州福岡鳥栖熊本鹿児島を結ぶ西海岸がメインの街道で、九州中央は山になっている

熊本から山に行くと阿蘇だけど、少し南に下ってから山にいくと色々秘境がある

幣立神社という都市伝説メッカみたいな、独特の空気が流れた神社もある

五木村人吉もある

平家の落ち武者伝説もある

宮崎に近づいていくエリアは、ちょっと神々の領域に近い雰囲気があるね

あと熊本市内は熊本城と水前寺公園

別になんてことはないが、熊本城は大阪城ほどではないけど、名古屋城程度には立派

はい食べ物

馬がうまい

牛肉ヒレのようなほぐれやすさと旨味のある赤身

牛肉ほど脂がこってりしていない

なんというか、上品な牛ヒレイメージに近い

これはめちゃうまいので、牛ステーキ好きなら馬ステーキぜひ食って欲しい

太平燕はなんてことないが、八代までいくと八代飯店のトマピーエンはうまい

トマピーエンうまい

みゃげもの定番陣太鼓は甘すぎて吐く

ドーナツ棒おいしい

世界最大の柑橘晩白柚が一体どうやって木になっているか気になって、見に行ったけど、まじで木になってた

そのままだった

ちなみに八代市の冬場のトマト出荷占有率は90%以上

トマトと言えば熊本県

あと、風俗店中洲と同等のクオリティながら中洲より安いらしい

熊本の子美人ばかりなのできっと楽しいと思う

2023-01-13

anond:20230113091525

すごいなぁ

単行本の累計売上は900万部。

1話主人公恋人女性が、両手両足を切断された状態宅配便で箱詰めして届けられるという描写がある。これを見た角川書店役員印刷機を止め、当初1997年1月から連載が始まる予定が2月からになるというアクシデントで始まった[2]。

猟奇殺人を描き、リアル死体描写グロテスク残酷描写が非常に多い。その描写ゆえ2006年茨城県[3]、2007年香川県[4]・岩手県[5]で、2008年福島県[6]・大分県[7]・長崎県[8]で青少年保護育成条例に基づく有害図書指定されている。

2022-12-18

”ターマルノイヤ”

次の検索結果を表示しています: ”タマルヤ”

元の検索キーワード: ”ターマルノイヤ”

大分のマキコレワイン販売タマルヤ

http://www.sakeno-tamaruya.com

www.sakeno-tamaruya.com からの”タマルヤ”

大分佐賀関のマキコレワイン販売店「(有)タマルヤ」です。「販売者は全国で40人あまり」と認められた人・店しか販売できないマキコレワインの他、九州各地やその他 ...

へえ・・・

”ターマルノイヤ”

約 0 件 (0.16 秒) 

もしかして:タマルヤ”

指定した検索キーワードをすべて含む検索結果は見つかりませんでした。

”ターマルノイヤ” に一致する情報は見つかりませんでした。

2022-11-13

人口で見た「北海道東北中国四国九州」の比較

三大都市圏よりも外側」という点で共通していても、人口で見た様子は全く異なる。

北海道東北中国四国九州
人口515万人843万人714万人362万人1264万人
面積83,424 km266,952 km231,922 km218,803 km242,231 km2
人口密度62 人/km2125 人/km2224 人/km2192 人/km2300 人/km2
人口1位札幌(196万)仙台(110万)広島(119万)松山(51万)福岡(163万)
人口2位旭川(33万)いわき(33万)岡山(72万)高松(41万)北九州(92万)
人口3位函館(25万)郡山(32万)倉敷(47万)高知(32万)熊本(74万)
30万人以上都市数24438

(注)

北海道地方 … 北海道

東北地方 … 青森県秋田県岩手県山形県宮城県福島県

中国地方 … 鳥取県島根県岡山県、広島県、山口県

四国地方 … 香川県徳島県愛媛県高知

九州地方 … 福岡県、佐賀県長崎県大分県熊本県、宮崎県鹿児島県(※沖縄県は含まない)

2022-11-09

anond:20221109055838

大分コンプレックスあるからそんなクソくだらないイジリするんだろうね。まあそういうやつは出身地ネタ以外でもつまんねーこと言ってくるんだろうけど。

なお私も大分県。

anond:20221109055356

あー、いじられたことある

そいつ出身大分県だったのも覚えている

弄りの内容低レベルすぎて関わりたくないなって思ったんだけど

飲み会だったか空気読んだ、マジで30分ぐらいずっとそれ言ってた

 

そうなんだ。それで、大分ってどこ?って言い返せばよかったか

いやもうそういう返しすらしたくなかった。同レベルに落ちたくない。

2022-11-07

虹(ニジ)と、ヘビと、ウナギの話

 この文を書いている今日、所用で外出した先で雨に遭い、それが止むのを夕方まで待ち、さて自転車で自宅に帰ろうとした道すがら、空に虹(にじ)を見た。

 今日の外出先から自宅へと向かおうとすると、ちょうど西から東へ進行する形になる。東の空へと流れ去る黒い雨雲を背景に、色の濃く鮮やかなもの、色が淡いもの、二本の虹が綺麗な弧を描いていた。

 その時、私が通行していた自転車道兼遊歩道には、他に散歩ランニングをしている人たちもいたのだが、彼らも私と同じように、虹に見とれたり、スマホ画像を撮ったりしていた。中には「二本の虹なんか初めて見た!」と驚いている人たちも少なからず見られた。虹が二本出ることを知らない人もいるのかと、むしろそれに私は驚いたのだが、のんびりと空を見上げる余裕を持つことがあまり許されない現代人には、仕方が無いことなのかもしれない。綺麗な虹を見たという新鮮な感動が機会となって、彼らが空の気象天体に関心を持ってくれたら嬉しい。

 ところで、二本の虹が出ることを知らないということは、おそらく彼らは二本の虹の名前も知らないのであろう。しかし、虹が二本出ることを知っている人でも、案外その名まで知っている方は少数派ではなかろうか。こんなことを言うと「虹は虹でしょ?区別とかあるの?」と思われるかもしれないが、漢字による呼称区別がある。

 漢字の原型は、殷代の甲骨文字に見ることができるが、その中には既に、虹を表した象形文字を見出すことができる。それは、弓形の弧を描く二本線で描かれており、弧線の両端には口を開いて下を向く頭を持ち、しかも角らしき突起まで見られる。

 甲骨文字占いに関する記録を遺したものであることから卜辞(ボクジ)とも呼ばれ、古くから中国人自身による研究が行われていた。その一つに郭沫若(かく・まつじゃく)の著した『卜辞通纂考釈』があるが、この中で「一つ出た虹を『虹(コウ)』、二つ出た虹を『霓(ゲイ)』と称したものであろう」という説が述べられている。ただし、現在漢和辞典を引けば、『虹(コウ)』が雄で『霓(ゲイ)』が雌とも記されていて、郭沫若の説とはやや異なる。二本の虹の濃い方を『虹』、淡い方を『霓』として雌雄ペアと見るのが後代の見方である。いずれにしても、卜占の亀甲や肩甲骨に刻まれるような神秘的・神話存在として、虹・霓は古代中国人の心を捉えていた。

 残念ながら、私のデバイス文字変換では『霓』の文字しか出てこないのだが、本来は『虫』偏に『兒』旁で、ちゃんと『虹』とペアになるのに相応しい形をした文字である。それが現在、雨冠の字形が主流となっているのは、科学的な物の見方をするようになった近・現代人が、この漢字には神話的・呪術的な役割ではなく、気象用語という科学的な役割を担わせるようになったことの反映であろう。

 虫偏の字であることからも判るとおり『虹(コウ)・霓(ゲイ)』のことを、昔の人々は、広い意味での『蟲(むし)』の類いと考え、すなわち「ヘビ」の一つと見做していた。これは日本でも同じことで、マムシやフクムシなど「ムシ」呼び名がヘビには用いられている。『フクムシ(福虫)』というのは、これは穀倉を荒らすネズミなどの害獣を捕食してくれる益獣だからである。『マムシ(真虫)』の真(ま)は、オオカミに冠した神名大口真神(おほくちのまかみ)』における真(ま)と同じく、強く猛々しい神の名を軽々しく直接的に呼ばないようにするための、一種忌み名としての尊敬接頭語であろう。

 『虹(コウ)・霓(ゲイ)』は、両端に頭を持つ怪蛇であるから「それではヘビじゃなくて、むしろ龍とかの仲間ではないか」と言われるであろう。しかし、昔の人々にとっては、家屋の周辺や田畑などで身近に見かける普通のヘビですら、神秘的な存在だったのである。昔の人々にとって、龍(りゅう)/蛟(みずち)etc.普通のヘビとの間の境界は、我々現代人が考えるよりも遥かに曖昧であったと言ってもいい。足を持たない、もしくは四脚が有っても小さくて目立たない、細長いクネクネとした身体動物のことを、一纏めの仲間として昔の人々は捉えていたと考えられる。このことを少し頭の片隅に置いてから、以下を読み進めてもらいたい。

 「それにしても、虹がヘビだなんて、昔の中国の人たちは面白いことを考えていたものだなあ」と思われるかもしれない。しかし、実は「虹(にじ)=天の蛇」という考え方は、近代化する以前の社会では、地球レベルで広く見られた/見られるものである。そして、それは日本例外ではない。そもそも日本語の名称『ニジ』そのものが『ヘビ』を意味していたとも考えられている。

 日本における「『天の蛇』としての虹」の話に関しては、ロシア人言語学者ニコライ・ネフスキーによる有名な研究をはじめとして、多数の調査研究が為されている。それらから、思いつくままに事例を紹介していこう。

 例えば、琉球諸島宮古島では虹を『ティンパウ』と呼んでいたが、『ティン』は「天」、『パウ』は「ハブ」のことである。『ハブ』は『ヘビ/ヘミ』系統の語である大蛇を表す『ウワバミ』の語に含まれる『バミ』もまた『ヘビ/ヘミ』の転訛であると考えられる。『ウワ(上)』はマ(真)カミの真と同じく、忌み名としての尊敬接頭語であろう。

 宮古島の北にある池間島には、若返りの水についての昔話が伝えられている。欠けて新月となり姿を消し、再び満ちて姿を現すことを繰り返す月。脱皮して不老不死を保つ(かのように信じられていた)蛇。若水とは、神話では月や蛇と結び付けられて語られる、不老不死象徴である。月と水が結び付けられるのは、潮の干満との連想であろうか。

 太古の昔、人間はスデ水(若返りの水)を浴びて脱皮することで、不老不死を保っていた。ある時、天の太陽神が、セッカ(ヒタキ科の鳥類)に命じて、スデ水を月から地上へと運ばせていた。ところが、途中で『アウナズ(虹)』が、スデ水を奪って捨ててしまった(あるいは、スデ水を横取りして使い、脱皮するようになった)。このため、太陽神月神の怒りを買ったアウナズは、それ以来、太陽の反対側に出るようになったという。

 若水物語に登場する『アウナズ』という語は、琉球諸島地域におけるアオヘビ類を指して言う『アウナジ/オーノジ』系統の語と明らかに同じものである。他に、八重山群島竹富島でも『オーナーヂィ』と言うとされる。つまり『天の虹』と『地上の蛇』を、同じ名前で呼んでいたのである

 少し変わったものでは、小浜島では虹を『チネー・ミマンチィ』と呼んでいたというが、これは『ティン・ヌ・ミミジィ(天の蚯蚓[ミミズ])』の意であるという。細長くてクネクネした動物を昔の人々は一纏めに捉えていたという話を、今一度、思い出してもらいたい。

 新城島では、虹を『アミ・ファイ・ムヌ(雨を食うモノ)』と呼ぶ。雨が降りそうで本格的には降らない俄か雨で終わる状況を「虹が雨を食った」と言うからだそうである与那国島には『アミ・ヌミャー(雨を飲むモノ)』という呼び名もある。

 虹が喉の渇きを潤すために雨や地上の水を飲みに現れる、或いは、虹が喉の渇きを潤すために雨を呼び起こすという信仰もまた、広く見られるものである

 長野県では、龍が天から水を飲みに降りてきた姿が虹とされ、また、同県更科では「虹は『ジャ(蛇)』の吹く気である」と信じられていた。山梨県西部でも「『ノジ』は蛇の息」とされた。秋田県平鹿では「『ノギ』は吹いた」と表現した。大分県でも、虹が出ると「『ジャ(蛇)』が吹いた」と言われていた。水神としての蛇神が棲むとされた湖沼から天の蛇としての虹が出現して、雨を呼び起こすという話も広く分布していることが認められる。このことからネフスキー湖沼支配神を指す『主(ヌシ)』も『ニジ』と同一起源ではないかと考えたようであるが、それは流石に後代の研究から否定されたようであるしかし、湖沼の主といえば大抵は龍蛇なので、語源論としてはともかく、ヌシと虹を結びつけるネフスキー見方は意外に悪くないと思える。

 ネフスキーと同じ頃の時代宮良当壮という研究者は、虹とヘビ類の方言呼称分析して「『ニジ』はヘビを意味する語から分化した」ということを立証しようと試みた。ニジの呼び名には『ノジ/ネジ/ヌジ/ヌギetc.』がある。既に上でも紹介したが、琉球諸島地域におけるアオヘビ類の呼び名が「アヲ+(語根)」の形をとっており、その語根部分の変化が『ノジ/ナジ/ナギetc.』となっていて、極めて似ている。そこから、宮良は「『ナギ』が『ウナギ(鰻)』を含めた『ヘビ型動物』の総称であり、そこから『ニジ/ヌギ』などの語が派生分化していった」と考えたのである。細長いクネクネした動物を一纏めに捉えていたという話を、再度、思い出していただけたであろうか。

 この宮良説の傍証としては、例えば秋田県ではアオダイショウのことを『アヲノジ/アヲノズ』と呼び、『ノジ/ノズ』は同地域における虹の呼称共通しているなどといった事例が幾つも見られるので、宮良説はあり得ると個人的には思っている。大蛇を指す『オロチ』という語も、尊敬の『接頭語オ(御)+ロチ(ノジ系統語の転訛)』と考えられる。

 とはいえ現代人の感覚から見れば、特に生物学動物分類学知識を通じて見れば、ヘビとウナギ同類視するという考え方は、なかなか受け入れ難いものと思われるかもしれない。しかし、以下の話を読まれたならば、どうだろうか。

 昔の日本人は、雷神に対して信仰を抱いていた。特に農民は、落雷に対する特別信仰を抱いていた。例えば、岐阜県美濃地方では、稲田落雷があれば、その場所注連縄を張って神聖視・聖別した。何故このように稲田への落雷特別視したのか。それは『稲妻(イナヅマ)』という単語に端的に表されている。イナヅマとは「稲の配偶者」であり、昔の日本農民たちは、雷神を「稲田神を孕ませる夫(ツマ)」と見做したのである。これは、落雷のジグザグ線が蛇神の顕現と見做されたこと、そして、蛇体が男性器の象徴と考えられていたこととも関係しているのであろう。落雷は豊作の予兆であった。

 東北地方には、落雷のあった稲田神聖視する風習存在した。例えば、岩手県では、落雷のあった稲田を「お田の神の田」と呼んだり、女性家畜を入れないようにしたり、雷神と刻んだ石を建てて祀るなどした。

 この岩手県をはじめ、東北地方には「ウンナン田」と称する水田の事例が見られ、これは「落雷のあった水田」であり、しかも「鰻(ウナギ)の姿が見られる水田」のことであるとされる。ウナギが住める水田は、水温が比較的高く、良い水田だと考えたからともされる。落雷後の水田ウナギを目撃したことで、農民たちは「雷神水田に棲み着いて、良い水田に変化した」と考えたのであろう。しかし、それだけではあるまい。

 今では、落雷が豊作の予兆であるという考え方は、単なる非科学的な迷信ではなく、それなりの自然科学的な根拠があったと知られている。農作物の稲だけに限らず、植物の生長には、窒素肥料成分が不可欠である大気中には気体の窒素が大量に存在するものの、それらは化学的に安定な窒素分子状態存在しているため、そのままで植物栄養素として利用できない。ハーバーボッシュ法による大気中の窒素を人工的に固定する方法確立し、窒素肥料大量生産が実現するまでは、大気中の気体窒素を、植物栄養素として利用できる窒素化合物の形に化学変化させることができたのは、マメ科植物の根に共生している根粒菌を除けば、雷による空中放電だけであった。おそらく、落雷が起きた水田の周辺では、雷の電気により生じた窒素酸化物の影響で、稲の発育が良かったのだと想像される。それを見た農民たちが、経験知として「落雷=豊作の徴」と語り伝えたものが、ウンナン田なのであろう。

 最後になるが、もしも『ナギ系統の語がヘビ型動物を指すという説が真実であるとすれば、そこからどうしても思い浮かべてしまうのが、インドから東南アジア地域に広く分布する蛇神『ナーガNaga』の存在である果たして、ヘビの古い呼称の一つである『ナガムシ(長い蟲)』の『ナガ』は『ナーガ』と関係があるのか。水の中にいる長くクネクネしたヘビのような身体をした動物ウナギは、もしかしたら『オ(御)+ナーガからその名が付けられたのか。

 妄想は尽きない。

【参考文献】小島瓔禮・編著『蛇の宇宙誌』(東京美術)

 今回の内容は、この本の受け売りである。とても面白い名著なので、是非、図書館などで一読することをおすすめしておく。

栗花落カナヲと蛇の話⇒anond:20221108215545

2022-10-10

みそ五郎巨人伝説中国妖怪の話

 anond:20221001090653の続きのようなもの

 南島原市西有家町では「みそ五郎」という名前キャラクターを見かけた。これは、町民・市民ゼロから生み出した存在ではなく、この地に伝わる民話に登場する人物である

 1980年代の旧・西有家町時代から地元の有志の人々が地域興しシンボルとして用い始めたとのことである。したがって、近年の日本各地における「ゆるキャラ」の乱立・流行とは無関係であるが、その流行が少しは追い風になったのかもしれない。今では、役場に像が設置されたり、地域特産品パッケージイラストがあしらわれるなど、みそ五郎は各方面活躍している様子である

 以前、日本テレビの番組TOKIOのザ!鉄腕!DASH!!』で、ソーラー発電パネルを搭載したカスタム軽自動車に乗り込み、日本全国の海岸線沿い道路を走破するという企画に挑戦していたことがある。その中で、TOKIO西有家町を通過した際には、番組VTRでも全国に紹介されたそうである。その番組を見た記憶が有るという人も、存在するかもしれない。

 みそ五郎は、山に住む巨人である

 味噌大好物とされる。里の者から味噌をもらえば、御返しに、巨体と怪力を活かして力仕事などを手伝ってくれたという。

 また、高岩山(たかいわさん)に腰掛け有明海で顔を洗ったとか、対岸の肥後(熊本)・天草まで一足で跳躍して有明海を越えて渡ったという巨体ぶりも語られる。

 住処とされた高岩山には、今でも、みそ五郎足跡を残していると言われる岩石が存在する。

 みそ五郎は、妖怪呼ばわりされている訳では無いが、水木しげる等の著した様々な妖怪関連書籍で紹介される山中妖怪マオトコや、日本各地に存在するダイダラボッチを筆頭とした巨人伝説との共通点類似点を持つ。

 ヤマオトコも、みそ五郎ダイダラボッチほどではないが巨人であり、酒が大好物とされ、人間から酒をもらえば返礼に杣人(そまびと)らの力仕事などを手伝ってくれるという、温和な妖怪である味噌と酒という違いはあるが、みそ五郎もヤマオトコも、共に発酵食品を好むとされる点が興味深い。

 海を一息に越えるとか一跨ぎにするとか、山に腰掛けて海で顔や手足を洗うというのは、これは巨人伝説においては、巨大さを表現するための常套手段である竹原春泉斎の挿絵で名高い『絵本百物語(桃山人夜話)』に登場する、讃岐の手洗い鬼が瀬戸内海を跨いで手を洗った話など、様々な類話が知られている。

 このように見ると、みそ五郎孤立した存在ではなく、日本各地で広く見られる、山中の温和な妖怪や、巨人妖怪系譜に連なることが分かる。

 みそ五郎に何らかの独自性を感じるとすれば、まずは彼の好物である味噌なのであろうが、むしろ私は、呼び名である「みそ五郎」そのものに興味をそそられた。

 何故「みそ『五郎』」なのだろうか? そう考えたのである。単に「味噌が好物の(大)男」というのであれば、別に「みそ太郎」でも「みそ彦」でも「みそ兵衛」でも構わないはずではないか

 みそ五郎が、有明海を飛び越えて肥後天草に向かったのに倣い、私も同じ九州の他県へと(想像の中で)跳躍してみることにする。そうすると直ぐに、南九州宮崎県鹿児島県に伝わる巨人大人五郎(おおひとやごろう)」の伝説を見出す。奇しくも「五郎」の名を持つことに、注目してもよいであろう。

 大人五郎伝説は、怪力で里人を助けてくれたり、山に腰掛けて海で顔を洗うといった、みそ五郎その他の巨人妖怪類似するものである。みそ五郎と異なる点としては、好物が明確でない点、特に山を根城としているとは明言されていない点、軽い悪さやイタズラをして里人を困らせるといったトリックスター的なエピソードを持つ点などが挙げられる。

 有明海を挟んで「五郎」の名を共有する巨人存在するのは、海を経由したにせよ陸地を経由したにせよ、島原半島南九州との間に、人的及び文化的交流があったことの名残であろう。

 他に「五郎」の名前関係する九州伝説民話といえば、これは巨人妖怪ではないものの、大分県に伝わる「炭焼小五郎(すみやきこごろう)」が思い浮かぶ。これは、豊後山中で炭焼の仕事をして暮らす善人の小五郎が、顔にアザの有る姫と結ばれ、最終的に金山の所有者となり、姫の顔のアザも消え、幸せな長者夫婦となるという筋書きである

 金に限らず、山で採掘された金属精錬プロセスには熔鉱炉が付き物であり、それには炭が不可欠である。炭焼小五郎伝説は、山での金属生産従事した、山の民の存在を我々現代人に伝えるものである

 みそ五郎、ヤマオトコも、炭焼小五郎のように山を生活仕事の場としていた山の民の姿を反映しているのであろう。味噌・酒など彼らの好物である発酵食品をもらった返礼に、力仕事を手伝うという物語は、山の民と下界の農耕民との交易を反映したものなのだろう。

 九州以外の地域も広く探せば、日本各地で更に「五郎」の名を持つ巨人妖怪伝説上の人物発見できる可能性はある。しかし、何故「五郎」なのかについての手掛かりは、今のところ無さそうである

 そこで、少し外に目を向けてみようと思う。中国書物聊斎志異』『獪園』『劇説』などに名の見える怪異に「五通(ごつう)」というものがある。

 これは、蘇州方面に横行したとされる、五人一組の好色財神である。夜毎、人間女性のもとへ通っては犯すという。言うことを聞けば人間に財貨を与えるが、逆らえば害をなすともいう。体格偉大とされ、別名として「五郎(ごろう)」とも呼ばれる。(参考:実吉達郎中国妖怪人物事典講談社)

 体格が大きく、名前が「五郎」という点に、我が国巨人妖怪五郎」との関係想像せずにはいられない。女性に手を出すところや、人間に害を与えもすれば福を齎しもするという両面性は、大人五郎人助けも悪戯もするトリックスター性に通じるところがある。

 今のところ、中国の「五通」が我が国の「五郎」の起源となった、或いは、影響を与えたという確証は無い。無いのだが、可能性は有ると思っている。有った方が面白いからであるとはいえ、もう少し調べるべきであろう。

 地方地域おこしを担う伝説上の妖怪人物が、もしかしたら、大陸との縁が有るのかもしれないという、そんな話であった。

2022-09-15

日本が衰退する!! ←地方はもう衰退している

15年での人口増減

 

10%以上減少 秋田県青森県高知県福島県

8〜10%の減少 和歌山県山形県岩手県長崎県島根県徳島県山口県

5〜8%の減少 鹿児島県愛媛県新潟県鳥取県山梨県宮崎県奈良県北海道長野県福井県佐賀県

2〜5%の減少 富山県香川県大分県熊本県岐阜県群馬県茨城県石川県三重県

0〜2%の減少 静岡県栃木県岡山県宮城県京都府広島県兵庫県

 

増加

0〜2%の増加 大阪府福岡県

2〜6%の増加 埼玉県千葉県滋賀県

6〜8%の増加 愛知県神奈川県

9%の増加 沖縄県

12%の増加 東京都

 

増加側の人口 約5700万人

減少側の人口 約7000万人

 

半分以上が既に衰退を感じている

2022-07-28

大分県大分市

めっちゃ晴れる予報だったんだけど、というか今もまだtenki.jpでは晴れ・降水確率10%の予報になってるんだけど

いやもう朝からずっと雨ですわよ。予報が難しい天気なんやろか。湿った空気と冷たい空気バランスがこう、あれなんやね。

って書いたら晴れてきた。何じゃあ

2022-07-22

anond:20220722233106

通勤時間の平均が長い県(往復)

1.神奈川県(1.45時間

2.千葉県(1.42時間

3.埼玉県(1.36時間

4.東京都(1.34時間

5.奈良県(1.33時間

通勤時間の平均が短い県(往復)

1.大分県(0.57時間

2.鹿児島県(0.58時間

3.島根県(0.58時間

4.秋田県(0.58時間

5.青森県(0.58時間) 

https://www.stat.go.jp/data/shakai/2016/rank/index.html

  

 

上記解決するのが在宅勤務なんだがみんな在宅勤務嫌いだから

2022-07-21

コロナ神輿はどうなる

浅草神輿は今年はもう済んだらしい

ところで世界初神輿担ぎがあったのは、宇佐神宮隼人の戦いの710年だったそうだが

もとは、完成した船を担いで海に出してたのが祭りになったんじゃないか

大分県木材豊富貴船神社も多いし、港もあり、宇佐神宮もあり、宮大工船大工は、昔は大匠と言われて区別がなかった

そうすると海軍神社関係もなんとなく納得できる

2022-07-12

anond:20220712140834

大分県明治維新から島津薩摩系が優位になったんだよ

鉄道開通させた麻生観八も日田出身だし、薩摩派だったんじゃないか

anond:20220712135533

衛藤は大分県に見られる姓である

あれか、大分大友宗麟依頼

外来の異教で国をひっくり返そうとする。

まあ電車が1日3本だから

2022-07-04

anond:20220704174729

「断れなかった」旅館で同僚を盗撮容疑 山陽電鉄の男女車掌逮捕

https://news.yahoo.co.jp/articles/93cc0a33d35e452c1d531faee4314a4eab43ef49

大分県由布市旅館の脱衣所で、当時20歳と21歳の同僚女性2人の裸を盗撮した。

長谷川容疑者は「山本容疑者に対し、一緒に旅行に行く相手指名して盗撮をお願いした」、

山本容疑者は「長谷川容疑者好意があって断れなかった」と供述しているという。

女は平気で女を裏切るんだよ。

好きな男に頼まれればね。

2022-06-28

anond:20220628092309

まれ育ちが関東だと、どこでも電車でイケてしまうから

電車が日に3本の大分県とか想像つかないのだろう。

やむなし。


駐車場代が家賃より高いから、

タイムズカーシェア

・レンラカー

で良いのでは。

2022-06-18

anond:20220618115144

栄村 - 長野県 下水内郡所在

栄村 (青森県) - 青森県 北津軽郡所在。現・五所川原市

栄村 (秋田県平鹿郡) - 秋田県 平鹿郡所在。現・横手市。(えいむら)

栄村 (秋田県北秋田郡) - 秋田県 北秋田郡所在。現・北秋田市。 → 栄 (北秋田市)

栄村 (山形県東田川郡) - 山形県 東田川郡所在。現・庄内町

栄村 (山形県西田川郡) - 山形県 西田川郡所在。現・鶴岡市

栄村 (茨城県) - 茨城県 新治郡所在。現・つくば市

栄村 (千葉県) - 千葉県 匝瑳郡所在。現・匝瑳市

栄村 (新潟県) - 新潟県 南蒲原郡所在。現・三条市。 → 栄町 (新潟県)

栄村 (山梨県) - 山梨県 西八代郡所在。現・南部町

栄村 (長野県南佐久郡) - 長野県 南佐久郡所在。現・佐久穂町

栄村 (長野県更級郡) - 長野県 更級郡所在。現・長野市

栄村 (長野県上水内郡) - 長野県 上水内郡所在。現・長野市

栄村 (愛知県) - 愛知県 丹羽郡所在。現・江南市

栄村 (三重県) - 三重県 奄芸郡河芸郡所在。現・鈴鹿市

栄村 (鳥取県東伯郡) - 鳥取県 八橋郡東伯郡所在。現・北栄町。(さかえそん) → 大栄町 (鳥取県)#歴史

栄村 (鳥取県日野郡) - 鳥取県 日野郡所在。現・伯耆町。(さかえそん) → 溝口町#沿革

栄村 (徳島県) - 徳島県 板野郡所在。現・板野町。(さかえそん)

栄村 (大分県) - 大分県 日田郡所在。現・日田市。 → 天瀬町

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