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はてなキーワード: 自営業とは

2018-02-04

anond:20180204122553

うーん、君は願望が混ざって客観的な話が出来ないタイプだね。

周りに自営業の人や経営者の人は居ないの?

統計的にそういう傾向にあるっていう話と、

個人が皆その傾向に従うかは別ものだよ?

母子家庭の子供は全員DQNになるのかい

anond:20180204121504

なってないと思うけど。

会社はつぶれたらそれで終わりなんだが。

特に小さい自営業なんて新自由主義になってからどれだけつぶれたか

anond:20180204120819

仮に他のボンボンアメリカに行っても、

あそこまでの成功はしないだろう。

逆に孫正義の家が貧乏でも、自営業かなんかでそれなりの規模の経営者にはなっていただろう。

2018-01-31

自営業10年やり色々わかった

世の中は糞だ

5年先までなら何が流行るか簡単に分かる

そしてそこに乗る人間になるために何が必要かも分かった

 

やはり世の中は糞だ

2018-01-28

anond:20180128205307

贅沢、の定義によります

日本と同じ年収なら、体感では2倍もらうくらいの生活が出来ます

とくに住居は申し分ないです。

増田は月300USDでプールジムバーベキュースペース付のコンドミニアムに住んでいます

月30USDの自費負担掃除洗濯調理メイドサービスを雇っています

節約すれば月1000USDで趣味スポーツ飲み会を含むプライベートの充実した生活が出来ます

日本にいたときと同じ食材を揃えて自炊、などクオリティを求めるのであれば、もちろんそれなりにコストはかかります

参考になれば。

2018-01-22

anond:20180122162913

自営業なのになんでつまらない仕事やるんだよ

自分がやりたいことやれやwww

2018-01-18

ワーママSE増田転職理由(追記)

増田は、去年末から転職活動してるSE

子持ちで残業できない、アラフォー、職歴が微妙、の三重苦。

正直難しいかと思っていたけど、子育て理解があるまぁまぁの企業から一次面接通過した旨をもらった。

純粋SEではなくなるが、上手く行けば自社定住の上、仕事内容も面白い賃金も上がる。嬉しい。

昨今減っていく一方だった自信が潤う。

この波に乗って転職を決めたい。

転職活動をしていて、思ったことを記録しておこうと思う。




転職活動をしているが、実は、別に増田の務める会社はすごく悪いわけではない。

しろ全国平均よりはぜんぜんいいほうだ。

詳しく書くと身バレするので避けるが、女性に関する制度管理職比率で売りにしているところがある。

だが、増田は今も半分、マミトラックに入りかけだ。

普通レベル能力で育休復帰後、短縮勤務をしたら、

長年お付き合いあるところの成長もできない案件に押し込められて、

職歴的に中途半端転職もできず、

安い給料気持ち程度しか上がらず、教育機会は少なく、

メインの案件ももらえないで飼い殺しにされる事実が、

SEとしての増田の目の前にある。






性別差別が少ない業界だ!って若く希望燃えるSEお嬢さんに夢のないことを言ってすまない。

しか仕事の差、賃金差は少ないのはいい。

ただ出産育児はどうしても日本女性に全て押し付けられてしま事実からすると、後々悩みたくないなら外資オススメする。

激しく旦那外資オススメする。英語を頑張ってほしい。増田学歴的に無理だったが。


それはさておき、夫もSEで、しかも常駐先が遠いため、増田子供の送り迎えをほぼ一手に引き受けている。

この現状では、ほぼ残業できない。

そう考えると、成長機会のない仕事をしてる暇はワーママには一分たりともないことに気がついて、復帰して落ち着いてからと言うもの、すごく焦ってる。

首切られない、または潰れても他の会社で、国際情勢も合わせると、最悪海外子供を喰わせていかないといけない。

それには、技術経験語学力の獲得が必須条件。

それに趣味にもお金使いたいから、能力に伴って、給料も上げていきたいんだ。

から残業してバリバリの人ほどの成長スピードは無理でも、せめて成長はできる仕事はしないと、60歳になるまで前線技術者やってられる気がしない。

今の会社じゃ、ワーママに成長機会を与えてくれるかというと、残念ながら、ほぼない。

子供の手が離れるまでは、良くてリーダー、開発の手伝い。大体は運用保守

場合によっては事務系に転向させられる。やんわりとした首切りも見かけた。

ごく普通会社所属する特殊能力のない大半のワーママSEって、いつその立場になるのか、怯えながら、給料も上がらないのに成長せず糞つまんねえ向かない案件ばっかりやらされた上で「仕事をもらえて有難うございます」みたいな顔しなきゃならない会社勤めを強いられてるんですよ。

それは心理的に負荷が高いから、転職する。

今ならまだ年齢がギリギリ間に合うから








と、面接受かったよの報告と共にこの考えを夫に言った所

業務を変えるとか馬鹿か」

「そこは親会社の使えないやつが集められた所」

「お前は子供が要るのに転職するリスクなんも考えてないな、相手に踊らされてるだけ」

「俺は転職するなら大企業でのほほんとしたい」

楽しい仕事なんて上辺だけだよ」

ってね、言われてね。

増田はそれを言う精神理解出来なさすぎて唖然としたし、喧嘩してしまった。

自分仕事愚痴ばっかりで増田愚痴の一つも聞かなかっただろお前はよ~。

自営業の親を持っているせいか、ケツが小せえなあと思ってしまう。

これが一般の夫の普通感覚なんだろうか。

伴侶の見る目は、信用されてないんだろうか?









というか、ワーママSEからこそ、技術や手に職をつけないといけないと必死におもってる増田は、おかしいのだろうか。





増田は、ワーママという括りではなく、興味のある仕事で、給料もあがる、どこでも勤め出来るだけのスキルを手に入れられる、という当たり前の理由転職したいだけなんだが。



追記:

夫氏は神経質すぎる家庭の主婦が一番似合っているという気はしており、できれば増田が稼いで家族を養うほうがいいとは前から思っている。

この場合増田のそれほどでもない能力性別差別等のガラス天井問題になる。最悪それは起業すればチャラになるが。

ただまあ、どっちかというと、以前夫氏が病んだ時、増田

「いいよすぐ辞めて養生してから転職しろそのくらいの金はある」

って言ってたのに無理やり影で転職活動してて大手ばっかりうけて(全部落ち)たって事件があって、

増田の状況を話した上で「踊らされてる」だの「大手親会社以外移動に意味がないでしょ」だのって言ったことが、愛がなさすぎてドン引きしているのが一番引っかかってる。

2018-01-17

まぁまぁ当たりの妻だと思うんだけどどうだろう

自画自賛かな。

私は今既婚30代で、週3ワークで年収400万~500万。

自営業なので幅はある。


家事は一切夫にはやらせず私が賄ってるけど、

夫は20代後半で年収600万だから全然文句無い。

仕事に集中して心身共に健康出世してほしいと思う。


年上ってこと以外はそれなりによくやってると思うんだけど。

増田的にはやっぱり駄目? 結婚墓場

そりゃ上には上がいることも分かってるけどさ。


ちなみに性格大人しい方で、料理得意だよ。

盆と正月は夫実家宿泊する。

2018-01-13

日本すごい番組にハマってる母

ハマるのが自分だけならまだいい。

だけど、そういう番組が嫌いな私にまでそのテレビ番組話題で会話を振ってくる。

視察団とか、ユーとか。

私は一度嫌いって言ったけど、母に言い返されたもので黙っている。

なんとかできないものか。

母五十代、自営業田舎暮らし

私は自営業手伝い、姉は育児中なのでしばらく独立は無理。

2018-01-12

anond:20180112123222

http://licca.takaratomy.co.jp/profile/

パパは音楽家ママファッションデザイナー、おばあちゃんはケーキ屋さん、で専業は一人もいないし

パパママ海外行ったりしそうだし、おばあちゃんも自営業で忙しいはず。

んで小学5年生のリカちゃん以外に、4歳の双子と1歳の三つ子がいるけど

これで6人もの子供育てるの無理だろ。

と思ったら「おてつだいロボット マカロン」ってのがあった。

http://www.takaratomy.co.jp/products/lineup/detail/licca816669.html

家事はこれがやってるっぽいが、育児機能はなさそう。

リカちゃんが弟妹の世話をしている画像も見るけど、

まさか小5の長女に5人の弟妹の世話をすべて押し付けているネグレクト家庭なんだろうか…

2018-01-08

anond:20180108130619

自営業つーか人生で一番キツイのは家賃人間家賃払うだけのマシーンかよって思う。

家賃を払うだけの人生だったって増田が以前あったような。

自営業5年やって

一番キツイのは家賃

この5年間で1000万くらい払ってる。

これが自分の持ち物件ならば、年間200万収入が増えるわけで。

まぁ地方都市からこれくらいで済むのだけどさ。

自分土地や家があればどれだけ楽だろうね。

2018-01-07

ポリコレによる二極化現象

アメリカではポリコレ適用される範囲現在進行形で拡大している

ついこの前までは一部で指摘されていても炎上まではいかなかった案件

問題があるならば声を出していくべきだとなりすぐに発火する

一方で行き過ぎたポリコレ違和感を覚えていた人々の中にも、

これまで仕方ないと声をあげてなかった人も声を上げる人が増えた

トランプ大統領になることによって、ポリコレ進化が止まったわけではない

ポリコレ派は反ポリコレ批判するだけでなく、ますます適用範囲を拡大しているし、

ポリコレ派は大声を出しはじめて両者は過激化する一方。

その中で企業芸能人スポーツ選手などの有名人は反ポリコレの態度を明確にするのでなく

ポリコレ一定の理解を示すのならば、ほどほどには許されず過激ポリコレにも

配慮しなければ反ポリコレレッテルを貼られてしまうので大いに気を遣わなくてはならなくなった

対して一般人匿名場合過激ポリコレに対する違和感を気兼ねなく表明できる

ただし実名場合自営業無職ならば炎上上等の覚悟があればできるけれど

会社員場合首になるリスクがあるので本音は言えない

よって一般人にも「真正ポリコレ派+ポリコレ支持せざるをえない派」と「反ポリコレ派」の二極化現象が起きる

2018-01-02

anond:20180101101139

YoutubeブログSNS成功している人ってそんなに多いかな?

前に某アルファブロガーが、「多くの人が稼げるのはせいぜい2~3万」とブログに書いているのを見て「そうだよな~」と感心した記憶がある。副業としてチャレンジするか、元々クリエイティブ系や自営業をやっている人が宣伝ツールとして使うぐらいがちょうど良いと思ってる。

いきなり「自分ブログで食べていくんだ!」と宣言して会社辞表出しちゃったりするのは極めて危険だと思う。

2018-01-01

anond:20180101111231

それ農業自営業が減った事ではなく、子供人権と言う概念が生まれた事が原因だけどな

昔みたいに子供学校にも行かせず強制労働OK、売っぱらってもOK、な世の中に戻せとでもいうのか

anond:20180101105134

農業自営業場合子供は直接、その家の労働力になるので、子づくりし易かった。

家が豊かになるには、ずっこんばっこんやっちゃった方が都合が良かった。

ところが、子供は家を出て都会で働くようになるのが主流になると、

子作りの目的が、親の贅沢な暮らしではなく、親の人生道楽に成り代わった。

すると、一人産めば十分となり少子化が進んだ。

2017-12-31

来年から中年ニート調査始めるんだって

やっばいな。俺んところにも調査員的なものがくるのかな。

やっば。

働いてないとか超恥ずかしい。マジ無理。

来たら絶対働いてますって言うし。

自営業してますっていうし。

収入無いし、確定申告とか知らないけど、まじ自営業だし。

調査員とかマジ無理だから

2017-12-29

親父の交渉術がしょっぱい

田舎自営業してきた親父の話。

昭和的とでも言うのかとにかく交渉方法がしょっぱい。

どうしょっぱいかというと「相手強気なところを見せれば譲歩を引き出せる」ということが原則になってるところ。

さすがに今時はいくらおっさんでもこんなことを本気で考えている人もいないだろうけど、未だにそれが通用すると思ってるところが見ていて切ない。

具体的には価格交渉

取引先「いやー、これ以上は負けられませんよ」

父親「だったらおたくとの取引はもう終わりにするかな」

取引先「そんなこと言わないでくださいよ。本当に厳しいんです」

父親おたく社長さんとは長い付き合いだが、他にも条件のよい取引先が営業に来てるしな」

みたいな感じ。

自分自営業は継がずに今別会社営業してるんだけど、そういう面倒な客のために最初見積もりをわざと5割増しくらいで出しておいて渋々値切ったふうにして予定してた価格に落ち着くようにするというマニュアルができていたりする。

親父にはそういうマニュアルがあることは伝えてない。

まあもうすぐ引退もするだろうしそれはいいのだが、目下の悩みはそれを母親に対してもやっているところ。

もともと飯を作れだのあれを取ってこいだの束縛の強い親父だったが、70代も間近にして母親はいい加減うんざりして離婚も考え始めているらしい。

そのことを親父にやんわり伝えたところ、またしょっぱい交渉をし始めた。

いわく「俺は最近趣味サークル若い女に言い寄られてるんだよな」とか「老後はやはり心安らかにしてくれる相手と過ごすのがいいな」とか。

言い終わったところでチラッチラッと顔色を伺うのが本当に嫌だと母親は言う。

この歳になって離婚されたらどうするんだと思うのだが、本人にそのしょっぱさをなんとか自覚してもらえないだろうか。

anond:20171229121458

自営業企業かしらないけど企業なら止めさせたほうがいい希ガス

2017-12-28

anond:20171228155003

毎年確定申告してるけど

e-tax入力して自動的に出て来る金額通りに申告してるだけだから知らん

自営業だともっと細かくやってるんだろうか

anond:20171228110627

私が年収1500万のリーマン父と専業主婦の母と姉の4人家族で育って

自分が今年収500万の自営業3年目なんだけど

経費申請が甘くて(飲食代とガソリン代なんかゼロだし。接待しないし打ち合わせも食べながらしない。車は乗らない)40万とかしかならなくて税金辛過ぎwww

雇われ裏山ww状態なんだよね。

旦那サラリーマン2馬力子無しだからやっていけるけど、投稿者の家庭って実は辛いんじゃと思ったの。

上手くやればそんなになるんだ。

でも1500万は言い過ぎじゃ。

ほぼ倍やん。

2017-12-21

anond:20161213085212

おれアラフォー独身自営業おっさんだけど、全然そんな事無いよwむしろ不用心だなと思う事があるくらい。

2017-12-19

https://anond.hatelabo.jp/20080904210047

 これを書いてから、早いものでもう九年が経った。

>でもきっと、まだまだいろいろあるんだろうと思う。

 と当時書いた通り、驚くようなことがいろいろあった。長くなるけど、書く。

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 北海道に戻って直後に開設していた、自分ホームページ。内容は、パソコン関係タイインド旅行記録だった。いわゆるテキストサイト

 その自サイト掲示板Teacup)にふらっとSF作家のOさんが現れて、常連になった。当時開設されたばかりのGoogle検索の性能の良さに二人で驚いたりした記憶がある(なにせそれまでのロボット検索ノイズまみれで使い物にならなかったので)。

 Oさんは、文章を褒めてくれた。

 ネタ系の駄文はいえ、褒められるのはうれしいものだ(この前、本人にこの話をしてみたらすっかり忘れていて拍子抜けしたのだけども、まあ褒められたほうは覚えていても褒めたほうはそんなものなのだろう)。

 で、こちらも試しにOさんの本を読んでみたら予想以上に面白く、すっかりファンになった。

 なんやかんやであれから二十年近くが経った現在、Oさんはすっかり著名なSF作家になっている。

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 2008年祖母が亡くなり、その翌年の正月。十万円ほどのお年玉というか、遺産をもらった。

 どこかに旅行に行きたいと思っていた自分に、降って湧いたあぶく銭。いろいろ行き先を考えているうちに「自分北海道の端っこに住んでいるのだから、ここから青春18きっぷを使って鈍行列車に乗りまくれば一万二千円で日本縦断できるんじゃね?」というプランを思いついた。

 鈍行列車日本縦断すれば、今までネットを通じて知り合った全国の知り合いとリアルに会える。

 このプランmixi日記に書いたところ、青森東京名古屋九州などの知り合いが同調してくれた。Oさんに至っては名古屋から鹿児島まで同行するという。

 JailBreakして無理やり動画を録れるようにしたiPhone 3Gで、記録を取りながら旅行を楽しんだ。

 これが祖母遺産の正しい使い方はどうかは怪しいが、経験という意味では間違いなく面白かった。

 Oさんにリアルで会うのは初めてだったが、ネットでは結構長い。会った時だけ作家センセイとして持ち上げるのもなんか違う気がしたので、なかば意識的タメ口で通した。たぶんかなり失礼なことも言ったと思う。

 ただ、内心ではOさんの行動や会話の端々に出る、無限想像力好奇心に圧倒されていた。

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 鈍行日本縦断旅行の翌年。2010年年末頃に、地元のバーのマスターに呼ばれた。

 行くと、何やら会合中だった。メンバー農家さん・公務員自営業などバラバラ

 世界一大きなでんぷんだんごを作ってギネス登録したいということで、ネット経由の手続きを頼まれた。

 でんぷんだんご地元に古くからある郷土料理、というかおやつだ。団子といっても串には刺さず、じゃがいも澱粉と金時豆と砂糖を熱湯で捏ねて、鉄板で平べったく焼き上げる。

 当時、ギネス社は公式サイト日本語の申込みフォームを置いていなかった。約六万円の申請費用を払い、Google翻訳を使った怪しげな英語でなんとかギネス社とやり取りをする。

 翌年の二月二十六日、巨大でんぷんだんごを焼くイベントを開催。十台以上のビデオカメラ撮影した証拠映像編集してギネス社に送ると、数ヶ月後に無事に認定された。

 だが、本当にすごいことはギネス登録とは直接関係なく起こっていた。

 もともとギネス登録にはメディア報道記録が不可欠。そのため新聞テレビ局にも来てもらっていたのだが、それが九州深夜ラジオでも放送されたのだそうだ。

 そしてそれを寝床で聴いていたのが、九州土産として有名なせんべい製造会社社長だった。当時は世界的に澱粉が品不足だったらしく、ラジオを聴いたその社長は「なんてもったいない使い方をしてるんだ!」と思ったとのこと。

 社長は翌日に町役場電話を掛けてきて、紆余曲折の末に、町の廃校改装してせんべい工場を作ることになった。雇用経済効果結構ものだ。

 この件では自分基本的に言われるままに動いただけなのだが、「まあやってみよう」から始まったことが結果的に大きな結果を出したことに、強烈な印象を持った。

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 さて、自分自身は、というと。

 前回書いた小さな文房具屋のあとを継ぐことになるかと思いきや、家庭の事情もあり、店はあっさりと閉店。自分独立して隣町に引越し、かねてからやっていたパソコンサポート業やWeb制作業に専念することになった。

 そして前回の投稿でも書いた、東京時代からの友人であり、タイインドの一ヶ月強制放浪の発端になった男、T君。

 東京IT企業派遣社員をやっていた彼は、リーマンショックの余波で仕事を失い、別な仕事に着いていた。

 東日本大震災の直後、多少心配になって「こっちに来たら?」とメッセージを送ったところ、その年の夏ごろに本当にこっちにやってきた。変なところが身が軽い。自分基本的同類なのだろう。

 ノリと勢いで呼んだ割に未だに大した仕事も振れなくて少々申し訳ないのだが、T君は今もなんとかこっちでやっている。こっちで嫁さんまで見つけているので、まあ結果オーライということにして欲しい。

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 で、時間は進み、2016年のこと。

 いつもの通りネットをだらだら見ていると、こんな記事が。

そう言えば2012年世界は一度終わりかけていたそうです、太陽嵐

https://www.gizmodo.jp/2014/03/2012_22.html

 なんだそれ、と思っていろいろと調べると「今後10年間で巨大太陽嵐が起こる確率12%」という記事も見つかった。

 なにそれ、危ないぢゃん! なんで大騒ぎになってないの? それとも自分が知らなかっただけ?

 そう思っていろいろと調べたが、学術的な資料は見つかるものの、あまりわかりやす解説はなかった。

 巨大な太陽嵐を喰らうと夜空には真っ赤なオーロラが出て、その後数年間に渡る停電が発生するらしい。

 怖いけど、なんというか、絵になるな。そう思った。

 今までこういう内容を書いた映画とか小説とか、無いのだろうか。そう思って一通り調べたのだけど、なぜかほぼ皆無だった。

 なんでこんな面白そうなネタ、誰も物語にしてないの? というか、これって学者さんだけじゃなくみんなが知っておかないとまずい話じゃないの?

 そう思い、実際に太陽嵐による災害が起こったらどうなるのかを調べて、その後の世界想像した文章を断片的に書いていった。

 この災害世界レベルでの停電が起こるからテレビ携帯ネットも一瞬で使えなくなる。

「何が起こったのか」すらわからないという状況から事態を探っていく姿を、災害に遭った主人公一人称で書く。この方針が決まると、迷わず書けた。

 毎日仕事が終わって寝る前に約二時間づつ、コツコツと書いていく。

 そういえば自分は絵とか写真とか映像とか、スキル活用した元手のかからない仕事を常に模索しているのに、文章に関してはなぜか仕事にしようと思ったことがなかった。実際、どこまでやれるのだろうか。

 どこに発表するかは、すぐに決まった。2017年3月末が締め切りの、SF小説コンテストだ。

 日本沈没などのディザスターものSFなら、これもSFと言っていいのではないか。そう思ったからだ。

 そして何より、このコンテスト審査員にはOさんがいた。賞を取れるとか取れない以前に、もしこれが最終候補まで残り、Oさんが読むところまで行ったら実に面白い

 そういういたずらのような動機で、Oさんに完全に内緒で応募した。

 さっさと結果を言うと、大賞は取れなかったけど最終候補には残った。初めて書いた小説の結果としては上出来だろうし、Oさんが読むところまでたどり着いたのだから一応目的は達したことになる。

(ただ、間抜けなことに、最終候補まで行ったという連絡を聞いた段階で「初めて書いてここまで来たなら、このまま賞取れるんじゃね?」と妙な自信を持ってしまい、発表当日には身内で待ち会までやっていたという……)

 その日の夜に電話でOさんに言われて初めて気づいたのだが、古くからの知り合いという時点で審査員としての客観的評価が難しくなる(対外的意味でも)。

 こっちはOさんがそんな贔屓をする人でないことは重々わかっているのでなんとも思わずに応募してしまったが、言われてみれば当たり前の話だ。

 結局Oさんは私の作品のみ、採点をパスしたそうだ。結構迷惑をかけてしまった。

(後日「なんでわざわざ不利になるようなことするの」と言われて笑ってしまった)

 なんやかんやあったけど落選したので、作った小説Webに放流して供養しようかと思っていた数日後。出版社から出版検討しているので公開は待って(意訳)」というメールが届き、仕事中にスマホで読んだ自分はその場で膝から崩れ落ちた(うれしくて)。

 後日、コンテストの講評を読んだ。大雑把にいうと「SFとは違うかもしれないがリアリティはある」という評価だった。

 そりゃそうだ、と思う。明日あるかもしれない災害を書いている上に、登場人物のほぼ全員が実在人物なんだから

 今回の小説では、自分の周りの人を名前だけ変えてほとんどそのまま出している。

 これは、書く時にものすごく良い効果があった。読ませたい相手がはっきりするのだ。

 モデルとなった地元の人・Oさん・そして、太陽嵐災害をしらないすべての人に向けて、書く。

 そのため、途中でほとんど悩まなかった。やっぱりモチベーションって大事だよな、と思う。

 そして、興味があることに関してとことん調べられるという意味インターネットはやっぱりすごい。知の高速道路と言われる理由もよくわかる。

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 でんぷんだんご工場誘致の時にも思ったことだが、リアル世界って、自分が動けば動くだけきっちり反応があって面白い

 まさか四十も過ぎてからこんなことがあるとは思わなかった。もはや自分にとって、ファンタジーよりもファンタジーな展開がリアルに起こっている。ゲームとして見ても、これは相当面白い

 今日発売になる自分小説の帯裏には、同日に発売されるOさんの小説宣伝が載っている。

 これでほーんの少しは、恩返しできるかなあ。

2017-12-14

仕事中にサボっておっさんチャットした話

仕事なんて、なんでもいいんですよ。水が飲めて屋根のあるところで寝て、飯が食えればそんな幸せな事はないですよ。」

自営業です。38歳です。家族はいないですよ。まあ、気楽です。」

「結局のところ、どう生きるか、何を幸せに感じるかですよね。僕は今、小さなことかもしれませんが幸せです。満員電車とか、上司に気を使うとかないですし。まあ将来の不安はあるんですけどね。それはその時に考えます。」

おじさんの数々の言葉が、仕事だりぃ〜とサボりながらチャットしている自分に突き刺さった。

東京毎日上司に媚び諂いながら満員電車に揺られて働いている自分が嫌になった。

外を見ると痛いくらいの青空

「隣の畑はなんとやらですよ。がんばってください。」

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