はてなキーワード: 同棲とは
実家住み、アラサーの妹に数年ぶりに彼氏ができた。(私は結婚して実家を出てる)
彼氏は私の1つ上。
久々の恋人で浮かれてる妹。
夕飯要否連絡がなかったり、
宿泊するか帰ってくるのか事前連絡なく深夜に帰宅するなど、お花畑。
(外泊ダメって実家ではなく、夕飯いるいらない、その日のうちに帰る帰らないの連絡しないのがルール違反)
二人とも社会人で良い年なのに、っていうので、浮かれてる妹は勿論、彼氏の家内評判は悪かった。
親に会わせるよりも先に、姉のチェックを受けておこうという算段らしい。
私は15分くらい前に着いて待ってた。
・15分遅れてきて、二人でヘラヘラ手を繋いで歩いて現れて、事前の連絡も「遅れてごめんなさい」の一言もない
妹とお互い好き合ってるのは確かだし、
後日妹に、親に紹介するつもりなら本気で気をつけろ、と説教したが「緊張してたんだよ、ごめんね」と軽く言われ、それもイライラ。
実家に妹を車で迎えに行き、庭いじりしていた父にエンカウント。「こんにちは」「はじめまして」で止めておけばいいものを、
「◯◯(呼び捨て)のお父さんですか?」と声をかけて父をイライラさせていた。
これが1年くらい前の話。
二人で同棲する、って話を1年以上しながら、
二人暮らしのアパート借りて住み始める初期費用なんて、どんなに盛って盛って見積もっても50万程度では?
と思うが、全く目処がたたない。
給料少なくても、毎月二人で◯万ずつね、と決めれば、それが半年後なのか1年後なのかなんて決まるだろうに。
まあ、お遊びならそんなものなのかな、妹が浮かれてるだけなのかなと思ったが、
プロポーズしてきた、のに、親への挨拶とか同棲は「彼くんの準備が整ったら。」
さすがにおかしいと怒鳴ったら
妹も若干正気に戻ったのか、彼氏と色々話したところ、借金こそないものの貯金ほぼなくてカッツカツだったらしい。
車通勤の癖に、『車を売れば金ができるから大丈夫』とかその場しのぎの発言。
妹は彼氏のことが好き、田舎だし20代とはいえ焦りあり、で別れる気はなく、とりあえず待つらしいが…。
姉の本音としては、
別れてほしいが、
「あのときお姉ちゃんに反対されたから結婚できなかった」と後々独身人生まっしぐらで恨まれても困るので、
同じく反対派の母とともに「いつでも帰ってきていいよ」というスタンスでいようとは相談してる。
■追記
割と反応いただいていて驚いた。
コメント全部読みました。優しい言葉も辛辣な意見もありがとうございます。
元々明確に反対の意を示していたこともあって、
妹本人にとっては私は過干渉でキツい姉のようなので…。
自分が結婚する時は、親への報告とか挨拶とか、その後の顔合わせとか、
妹が結婚する時は、いろいろ相談に乗ってあげたいと思っていたし、
お姉ちゃん楽しみにして張り切ってたから、彼氏に会ってまじでがっかりした。
本当は妹のことも祝福してあげたいんだけど、
明らかなだらしなさと先に見える苦労で全然そんな気持ちになれず。
お金もためてて、一応自分1人が暮らし始めるだけの費用はある。(親が確認済み)
自分は大した支出なしに同棲始めようとしてたんじゃないかって姉は疑ってるよ。
「お金ないなら私が一人暮らしする部屋に来る?」って考えにならなかったのは本当によかった。
車の貸し借りって田舎だと当たり前ですか?
税金の金額も非対称だし、整備とか大丈夫なんだろうか。大丈夫じゃないよね。
妹馬鹿じゃね?お似合いじゃね?というのは辛いけど認める。
少なくとも親が存命のうちは、
同棲している彼氏と某弁当屋で男2人組が店員相手に暴言を吐いた事件のテレビニュースを見ていた。
私は放映された店内動画を見て、この男が許せず厳罰に処すべきだと思った。
男たちの顔がテレビではモザイクがかけられていることも疑問だった。
既に店は修正していない動画を公開しているのだし、悪いことをしているのだから隠す必要もないからだ。
うちではお互いテレビを見ながら感想や意見を言いことが多いので、その日もそれを口に出した。
けれども彼氏は「自分が被害に合ったわけではないのに何故そんなに怒るのか分からない」やら「さらし者にする必要はない」やらと男組を擁護した。
以前にも、煽り運転のドライブレコーダー映像のニュースで同じようなことがあった。
突然割り込みしてきて、急ブレーキをかけて無理やり停止させ、撮影者に向かって怒鳴りつけてくるような動画だ。
私もそこまで酷くはないが似たような経験があったので、怒りを覚え「殺人未遂だし運転免許取り上げた上で厳罰を下すべき」と言ったのだが、
彼氏は「動画が始まる前にどういう状況だったか分からない。撮影者も悪いかもしれない。それに殺人未遂はいいすぎじゃないか。その怒りの感情がどこから来るのか恐ろしい」と煽り運転を擁護するようなことを言い返してきた。
同じニュースがテレビ局の公式YouTubeにも載っていたのでコメント欄を見てみたら、彼氏の様な意見はほとんど無く、私の様な意見が多数だった。
(より過激な「死刑でもいい」といった意見もあった。それは流石に私でも過剰だとは思う。)
彼氏にそこに並んだコメントを見せつつ「貴方のほうが少数派だし、擁護してしまうということは考えを改めないとこの煽り運転手と同じことをしてしまうのではないか」と諭した。
しかし彼氏は「インターネットのコメントは過激になりやすいから、そこにレベルを合わせても仕様がない。俺は煽り運転などしない」などと聞く耳を持たなかった。
この2つの件があったので、彼氏が被害者を思いやるよりも犯罪者を擁護する傾向があることが分かった。
それは犯罪者にシンパシーを感じているということだし、一線を超えて彼自身が犯罪者に成り下がることもあり得るということだ。
同棲しているので直ぐには別れられないが、早い内に別れて距離を置かないと私がいつ被害にあうか分からない。
戦々恐々しながらここ数日を過ごしている。
4歳ウマ。仲良しのウマとは付き合ってもう1年目。
彼女がG1を目指していて、勝ったら同棲しよう、と話していた。
私は牧場住まいで、トレーナーと2人暮らし(従業員は昔いたが高齢になったので引退した、今もたまに会っている)。
早めに言わなくちゃなと思い、昨日の夕飯時に「あと1~2年で家を出たい」と伝えた。困るとか言われるかと思いきや、あっさり「いいよ」と言ってくれた。
ホッとしたのもつかの間、「2人で暮らすの?」と懐疑的な口調で問われる。
トレーナーは私の彼女を知っている。トレセン時代からよく牧場に泊めていたからだ。
「そうだよ」というと、「否定はしないけど、認めてはいない」と冷たく言われる。冷や汗が出た。
その後も「こどもはほしいの?」と聞かれるので考えてないというと、「君の血を継いだウマを見るのが夢だった」「残念だ」といわれる。ニンジンがのどを通らなくなった。
「親子揃って日本ダービーに出るのが夢だった、あっでももし彼女が日本ダービー出るとか言っても関係ないからね」
「君のためにこの牧場も残しておこうと思ってたのにね」
「結局最後に残るのは血のつながりだからね、おばあちゃんだって昔はライバルたくさんいたのに誰も来ないでしょ?」
色々言われたが何も返せずうんうんと無表情でうなづくのが精いっぱいだった。
夕食後すぐ自室にこもり、めちゃくちゃ泣いた。
申し訳なさと衣着せぬ物言いの失礼さに対する憤怒と、いろいろな感情が入り乱れた涙だった。
ちょっと前にみた同人誌みたいに、ウマがウマ連れて帰ってきて、普通に受け入れてくれるトレーナーがいるものだと思っていた。
増田の問題提起のケースで見るような、理解のないトレーナー、それがうちのトレーナーだとは思っていなかった。
否定しないといいながら恨みつらみめっちゃいうじゃん。否定してるじゃん。自分は結婚してなくて私のこと人間の娘みたいに育てた癖に私の性的指向には文句言うじゃん。
これでもうちのトレーナーは偏見無いと自分では思ってるから厄介。街中でペアルックしてるウマ娘見て私にヒソヒソ話しかけてくるくせに。その話を聞かされた私はどんな顔をすればいいんですか?
親が自民党支持者で、子供が共産党の支持になるようなもんじゃね(俺は自民党を支持しないが例として)
そりゃあ認められないものはなんだってあるだろう。でもそれって悪いことなのかい?
別に子供の共産党の活動を妨害するとか、思想矯正とかするつもりがないならよくね?もう成人してるならそのことには触れずに、勝手にすりゃいいじゃんとしか……親が自民党幹部で子が熱心な共産党サポーターでも政治の話をしなければ別に成人してる親子はやっていけるでしょ
25歳OL。父とは付き合ってもう25年目。
彼が公務員試験を目指していて、受かったら同棲しよう、と話していた。
私は実家住まいで、母と2人暮らし(父はちゃらんぽらんで私が小2くらいのときに離婚したが、喧嘩別れとかではないのでたまに会っている)。
犬も飼っているので、早めに言わなくちゃなと思い、昨日の夕飯時に「あと1~2年で家を出たい」と伝えた。困るとか言われるかと思いきや、あっさり「いいよ」と言ってくれた。
ホッとしたのもつかの間、「2人で暮らすの?」と懐疑的な口調で問われる。
母は私の父を知っている。大学時代からよく家に泊めていたからだ。
「そうだよ」というと、「否定はしないけど、認めてはいない」と冷たく言われる。冷や汗が出た。
その後も「こどもはほしいの?」と聞かれるので考えてないというと、「孫を抱くのが夢だった」「残念だ」といわれる。食べ物がのどを通らなくなった。
「結婚式に出るのが夢だった、あっでももし結婚式挙げるとか言っても出ないからね」
「増田のためにこの家も残しておこうと思ってたのにね」
「結局最後に残るのは血のつながりだからね、おばあちゃんだって昔は友達たくさんいたのに誰も来ないでしょ?」
色々言われたが何も返せずうんうんと無表情でうなづくのが精いっぱいだった。
夕食後すぐ自室にこもり、めちゃくちゃ泣いた。
申し訳なさと衣着せぬ物言いの失礼さに対する憤怒と、いろいろな感情が入り乱れた涙だった。
メンヘラちゃんの作者のお母さんみたいに、祝福してくれると勝手に思っていた。
ちょっと前にみた増田みたいに、娘が父を連れて帰ってきて、普通に受け入れてくれる親がいるものだと思っていた。
ヤフーニュースやツイッターの問題提起のケースで見るような、理解のない親、それがうちの親だとは思っていなかった。
否定しないといいながら恨みつらみめっちゃいうじゃん。否定してるじゃん。自分は離婚して私のこと片親の子供にした癖に私の性的指向には文句言うじゃん。
これでもうちの母親は偏見無いと自分では思ってるから厄介。街中でペアルックしてるおじさん見て私にヒソヒソ話しかけてくるくせに。その話を聞かされた私はどんな顔をすればいいんですか?
今日は仕事なのでカタカタキーボードをたたきながら昨日のことをおもいだして涙が出そうになるのをこらえる(ちょっと出ちゃった)。
増田元気出して
「異性と法律婚をして子どもを作る人」以外の人を一切想定していない人は世の中たくさんいるよね
きっと増田のお母さんもそうなんだよね
でもそれは酷いことを言って増田の心を傷つけていい理由にはならないよ
落ち込んで当然だけど、どうか元気出してね
お母さんのことは数年ほど保留にしたらいいよ
しばらく彼女さんとの同棲生活や仕事にだけ集中してお母さんのことは頭から追い出そう
うちは同棲はじめるときに両親にカミングアウトした。運良くどちらの両親も認めてくれてパートナーを見つけたこと自体を喜んでくれた。
自分が同性愛者であること自体にバイアスがかかって卑屈になる部分があったから(死にかけるレベル)、同性であることで変にバイアスがかからない自分達の両親に驚いたし、おかげで自分も変に卑屈にならないようにしようと思えた!
増田に対してのコメントとかみると、また卑屈になりそうになるけど、ちゃんと返事して向き合う増田は偉いなぁ。
彼女が公務員試験を目指していて、受かったら同棲しよう、と話していた。
私は実家住まいで、母と2人暮らし(父親はちゃらんぽらんで私が小2くらいのときに離婚したが、喧嘩別れとかではないのでたまに会っている)。
犬も飼っているので、早めに言わなくちゃなと思い、昨日の夕飯時に「あと1~2年で家を出たい」と伝えた。困るとか言われるかと思いきや、あっさり「いいよ」と言ってくれた。
ホッとしたのもつかの間、「2人で暮らすの?」と懐疑的な口調で問われる。
母は私の彼女を知っている。大学時代からよく家に泊めていたからだ。
「そうだよ」というと、「否定はしないけど、認めてはいない」と冷たく言われる。冷や汗が出た。
その後も「こどもはほしいの?」と聞かれるので考えてないというと、「孫を抱くのが夢だった」「残念だ」といわれる。食べ物がのどを通らなくなった。
「結婚式に出るのが夢だった、あっでももし結婚式挙げるとか言っても出ないからね」
「増田のためにこの家も残しておこうと思ってたのにね」
「結局最後に残るのは血のつながりだからね、おばあちゃんだって昔は友達たくさんいたのに誰も来ないでしょ?」
色々言われたが何も返せずうんうんと無表情でうなづくのが精いっぱいだった。
夕食後すぐ自室にこもり、めちゃくちゃ泣いた。
申し訳なさと衣着せぬ物言いの失礼さに対する憤怒と、いろいろな感情が入り乱れた涙だった。
メンヘラちゃんの作者のお母さんみたいに、祝福してくれると勝手に思っていた。
ちょっと前にみた増田みたいに、娘が彼女連れて帰ってきて、普通に受け入れてくれる親がいるものだと思っていた。
ヤフーニュースやツイッターの問題提起のケースで見るような、理解のない親、それがうちの親だとは思っていなかった。
否定しないといいながら恨みつらみめっちゃいうじゃん。否定してるじゃん。自分は離婚して私のこと片親の子供にした癖に私の性的指向には文句言うじゃん。
これでもうちの母親は偏見無いと自分では思ってるから厄介。街中でペアルックしてるおじさん見て私にヒソヒソ話しかけてくるくせに。その話を聞かされた私はどんな顔をすればいいんですか?
今日は仕事なのでカタカタキーボードをたたきながら昨日のことをおもいだして涙が出そうになるのをこらえる(ちょっと出ちゃった)。
彼女よ、早く公務員試験受かってくれ。それで受かった市区町村のところに引っ越そう。愛憎渦巻く実家から早く出たい。
【追記】
そりゃこんなこと言われたら反論だってしたくなるでしょ。私はわざわざ本人が傷つくようなことは本人に伝えないし。チラ裏に書くのくらい許してよ。
LGBTの結婚問題とかいろいろ騒がれてる現代で、テレビ見ながら偏見ないとか言ってたし理解してくれるとおもってたけど
やっぱ家族となると話が違うんすかね。
・離婚してんなら家出たらお母さん一人になるんでしょ そらいろんな気持ちに向こうだってなるよ
・ 離婚して娘も出て行って自分の老後は一人になるわけで、それが不幸だと思ってるんだろうな そして娘もいずれ同じ道を行くだろう、と そりゃ祝福なんか出来んよな
男と結婚したって結局は先立たれたら一人だし、子供作ったって子供が面倒見てくれるとは限らないし、子供が引きこもりになって5080問題?になる可能性だってあるし。
今の時代パートナーがいてもいなくても人生のリスクなんて変わらないと思います。(「ひとりで死にたい」っていう漫画の受け売りですが)
・25歳の人の母親ってせいぜい50代だろうにこんな考えするんだね 年齢関係ないか
うちの母は36歳で私を生んだので去年60歳で定年でした 年いってから生まれた子供(ひとりっこ)だけに期待も大きかったんですかね 申し訳ないけど娘は子供作りません
【追記②】
温かいコメント下さる方、ありがとうございます。ほんとに昨日から心が終わってたのでとても元気貰いました。
厳しいコメントでLGBTに対するコメはもう価値観の違いなので仕方ないですが、
私が幼いというのはもうその通りです・・・彼女とも、言えないくらいくだらないことで笑いあう日々で「こんなことで笑ってて将来やばいよ!」と互いに心配する日々です。
もともと怒りっぽい彼氏なんですが車に乗るとそれが顕著に現れます。
彼氏が運転していて他人が割り込みしてきたり、煽られると、クラクションを鳴らしたり煽り返す。私が怖がると「こんなくらいで」と鼻で笑う。それから怒るとどこに向かうとも言わず発進してしばらく罪悪な空気のまま適当に運転して、しばらくすると気持ちが落ち着いたのか急に「どこ行く?」とか聞いてくる。プライドが高くて気持ちが落ち着かないと謝ることもできない。それが嫌で泣いて訴えたこともあった。しかし一時的にしなくなるだけで、相手の車の動きが悪質だったり渋滞してくると我慢できない様子。
それから一番最悪なのが私の運転を注意してくること。彼氏の誕生日だからと温泉を予約してそこまでの運転も私がしたのだが「左によりすぎ」「道の譲り方しらないの」と着くまで彼氏がイライラしながら一つ一つ注意を受けました。私は怯えていました。
そんななか彼氏と同棲するため彼氏の地元へ引っ越し(私の地元から100キロ以上離れてる)。
彼氏が乗ってる時に私が運転すると90%怒るので移動するときは彼氏の運転でした。しかし「○○も運転できるようにしないと働けないよ俺が教えてあげるから」と言われて渋々彼氏を乗せて運転しました。運転する前に彼氏が怒るから隣に乗ってる状態で運転したくないと泣いて訴えたおかげか怒られずに運転できました。
しかしその後職場まで運転練習といって私が運転すると私がヘマをしてしまい彼氏がキレて無言で後部座席に移動。用事が済んで帰りは彼氏の運転でしたが「俺お腹空かないわ」と言われ私は空腹でしたが怒られるのが嫌なので「そっかー」と適当に返事。そのあと目的地を言うのでもなく発進し家の近くまできたどころでようやく「お昼どうする?」などと抜かし「は?さっきお腹空いてないって言ったよな?」と思ったけど怒られるのが嫌なので「なんでも良い」というとその回答もムカついたらしく「じゃあ一旦家に帰るね」と帰宅。
私は急な選択が苦手ですぐにうまく答えられません。でもそうすると彼氏が怒ります。運転以外は優しいんですけど車に乗ると人が変わります。もう彼氏と車に乗りたくありません。
ちなみに私が泣くと「泣けばいいと思ってる」と感じているようです。思ってません。
私には高校生の時からかれこれ10年近く仲良くしている友達がいる。昨年、その友人が非処女だということを本人の口から知らされ、たいそうショックを受けた(いまも受け続けている)という話である。
一般的な女性であればまあ大学在学時あたりで適当な男を見つけて処女なんて捨てているのが普通だろう。一般的な女性の友達があんまいないから知らんけど。私たちは(ほぼ)女子校出身で、オタクで、腐女子で、卒業した後もきっとなんとなく普通の女の子とは違って、恋人なんかいないままだと思っていた。私はモテた経験もないし、そもそも他人と性的な接触を持つことに関して苦手意識を持っている。(こういう考えの人を、アセクシャルというらしい 詳しく知りたい人はぐぐろう)友人も、人間は苦手、人外の方が可愛い、などとずっと言っていたから、てっきりセックスなんて論外!という考えだと思っていた。
高校の3年間、私と友人は本当に仲が良かった。
前世は双子だったといえるレベルで思考回路が似ていたし、馬鹿騒ぎするのが楽しかった。
入学時は、やかましいやつだなと思って、正直好きではなかった。
入学から少し経って、放課後に一緒に行ったマックで意気投合した。
テスト期間に机を向かい合わせて勉強せずにお絵かき大会をするのが好きだった。
文化祭の出し物に向けてみんなで頑張ったのもいい思い出だ。
移動教室に何気ない話をするのが好きだった。
推しキャラを描きあって、絵をもらった際は喜びのあまり教室を駆け回っていたりした。
お泊まり会をしたとき、なぜかいつも一緒に風呂に入っていた。(自分のクラスの友達は距離感が近すぎて大体入浴をともにする風習があった)
髪が長い彼女が髪を洗い終わる間に、私は全身を洗い終わっていた。湯船に入りながら遅いよ!と野次を飛ばすのも好きだった。
夜中に電気を消した状態でいつまでも寝ずにどうでもいい話をし続けて夜更かしをするのが好きだった。
友人は高校2年生頃に、ツイッターに男性向けの人気ジャンルの絵を投稿してバズり、A氏という男性が彼女をフォローした。察しのいい人はわかるだろうが、こいつが彼女の処女を奪った男だ。A氏はインターネット上で彼女のイラストやツイートを見ているうちに彼女の人格自体にも惚れてしまったらしく、積極的にアタックを続けた。A氏は私達より5歳くらい年上で、当時は大学生だった。
フォローから1年経ったあたりでA氏と彼女は2人で旅行に行った。今考えると成人済みの男がインターネットで出会った女子高生と旅行に行っている時点でどうかなとは思う。彼は旅館の同じ部屋、隣の布団に寝ている彼女に手を出さなかったという。(当たり前だろアホが未成年に手出すなボケ)当の彼女も旅行自体はおおいに楽しんだようであった。
そのあとしばらくして私もA氏とTwitterで相互になり、そこそこリプの応酬をするなど良好な関係性を築いていた。
そして大学1年生のころ、友人はTwitterの人間関係でやらかしてしまった。詳しい描写は省くが、彼女の家庭環境はお世辞にもいいものではなく、それに甘んじて他人の優しさに頼りすぎてしまったのだ。彼女はフォロワーからの信頼を失って最終的にアカウントを消した。私も、ここ数年は彼女の人にたかる態度に辟易としていたので、いつかこんな日はくるのだろうと思って何も声をかけずにいた。これを期に反省するべきだと思っていた。
そんななかA氏は「反省するまで距離をおこう」といった優しい言葉をかけて、彼女に愛想をつかせることなく想いを寄せ続けた。
それから1年ほどが経ち、私はとあるジャンルにはまった。友人はひっそりとTwitterで鍵アカウントを作って活動していたようで、人づてに彼女も同じジャンルが好きだから久々に話がしたい、ということで、交流を再開した。あの一件をきっかけに彼女は反省したようで、人間的に大きく成長していた。彼女は大学は早々に辞めてしまっていたが、いろいろあってよくない家庭環境からも無事に脱することができ、パートをして一人暮らしをはじめた。それからは週に1度くらいは通話を繋げて、遠隔ではあるが高校時代のような楽しい交流を続けていた。通話をしながら2人で各々のジャンルの同人誌を描いたし、どうでもいいキャラ解釈で延々と盛り上がったりした。
高校を卒業しはや5年。大学院生になった私と相変わらず仕事を頑張っている友人は通話で盛り上がっていた。もう今はどんな流れの会話をしていたか覚えていないが、彼女は笑いながらこう言った。
「私もう処女じゃないんだよねw」
頭が真っ白になった。
相手は誰か、いつそんなことになったのか、人間は嫌いなんじゃなかったのか、とか、男性器気持ち悪いから描けないわとか言ってたじゃんとか、いつのまに、とか、いろんな考えが脳裏をすごい勢いで流れていった。私は震えた声で「相手は誰なの?」と聞くのが精一杯だった。
あの一件があってから、彼女から距離をおいているうちに別の女性と交際していた時期もあったそうだが、やはり彼女のことが忘れられず、交流を続けていたそうなのだ。A氏は住んでいる地域が遠いので、旅行をする際の宿、ということで彼女の一人暮らしの家に泊まった。その夜、友人は非処女になった。
高校生のときのお泊まり会、私は友人の当時の家に泊まり、電気を真っ暗にした状態で、小学生時代のことなどを語り合った。
彼女は父親や弟が発する雑音に怯えて、うまく眠れない状態に陥っていた。だからどうせ眠れないのなら私も夜更かししてしまおうと思った。友達は小学生の頃の初恋の男の子が忘れられないらしい。でもそいつにはもう彼女がいて、もう別れたって聞いたけど、その男の子とどうこうなりたいわけじゃなくて、ただその子には幸せでいてほしい、と語っていた。ロマンチックだなあなんて思いながら私は馴染みのない天井を眺めていた。
彼女の心にはずっとその男の子がいると思っていたから、一生その子が好きなんだろうなと本人が言っていたから、友人が恋愛感情を抱いてないと言っていたA氏に身体を明け渡したことが許せなかった。第一お前は他人に「自分のことを大切にしてよ!」とか散々言ってたじゃねえかよ。そのお前が「セックスってどんなものか知りたかったからwもう二回目はいいかな〜」とかほざいてんじゃない。
気付いたら私は通話をしながら号泣していた。高校生のときの思い出が頭をぐるぐるして、ダムが決壊したように涙が溢れる。壁が薄いからたぶん隣の家の人に聞こえていただろうなあと思う。
好きでもないやつとすんなよ!!自分を大切にしろって常日頃言ってたのは誰だよ!!!と叫びながら泣いていた。
友人は「まさか泣くとは思わなかった」と笑いつつ困っていた。それはそうだ、私が人前で号泣するのは相当珍しい。こちとら笑い事じゃねえんだよ。
「じゃあ私がある日突然どうでもいいそのへんの男とセックスしました!って報告してきたらお前はどう思うんだよ!!」
泣きながら怒りながら震えた声で伝えると、彼女はようやく私の気持ちを理解してくれたようだった。
その後私は通話をつなぎながらTwitterやディスコード、スイッチのフレンドなど、全てのA氏とのつながりを断ち切った。あいつを見ると友人が非処女になったってことを思い出しそうだから。なんだかもうA氏が憎くて憎くてしょうがなくなった。記憶から消したくなった。友人はA氏から「いろいろと落ち着いたら同棲しよう」と言われていたのだが、それも許せなくなって「あいつと同棲するくらいなら私と住め」とキレ散らかした。A氏は自分で「性欲が強い」「女装がしたい」などと言っていてなんとなく気持ち悪いなと思っていたので尚更である。
なんだかんだで非処女だと伝えられてから1年くらい経つが、まだ思い出してはムカムカする。友人に対して処女厨になっているのだろうか?しかし、これが相手が彼女の初恋の男の子であったのなら何も言わなかったと思う。友人の、「私は恋愛的にA氏のこと好きじゃないけど、とりあえず自分のことを好いてくれてるみたいだし、セックスどんなもんか知りたいからヤっちゃおw」という考えがムカついたのだ。いや、他の友人だったらここまで情緒を乱さなかったかもしれない。
自分のこの怒りと悲しみがどういう原理なのかいまだにわからない。
すいません、ややこしい書き方をしていますが、私と友人は現在23歳です。友人が非処女になったのは22歳の時です。私は23歳処女です。悪いか!
丁寧な暮らしをしたら自動的に友達や恋人が出来ると思ってるなんて典型的なあてがえ論者じゃん。