精神疾患を患っている人間が他人と暮らすというのは楽なことではない
精神を病んでいると、ご飯が一切喉を通らない日、床に倒れて何時間も動けない日、トイレに行くのもしんどい日、いろいろある
掃除なんかしたくねえ 買い物なんか行きたくねえ 風呂なんか入りたくねえ 入れねえ
一人暮らしならそれでいい ご飯を食べたくない日は食べなくていい 床から動けないなら動かなくていい トイレもまあ後で自分で始末するなら垂れ流せばいい 掃除も買い物もしなくていい 風呂も入らなくていい
ご飯を三食作って決まった時間に食べる 皿を洗う 掃除や片付けをする 日用品のストックや冷蔵庫の中身を確認して買い物に行く
そういうことをしなければいけない
「悲しい」「しんどい」「つらい」は鬱と診断された人にのみ抱くことを許された感情ではないので
相手だって悲しかったりしんどかったりつらかったりするときがあるので
相手に優しくしなければいけない 思いやりを持って接しなければいけない
つらいとき好きなだけつらい顔をしていられる一人暮らし時代とは違い、「一緒にいる人に心配をかけない」「一緒にいる人の気持ちや状態を思いやる」ことを念頭に置いて振る舞う必要がある
それが他人と暮らすということ
精神疾患持ちで同棲中の恋人がいるというと「理解のある恋人がいていいな〜」と嫌味を言われる今日この頃のインターネットだけど
楽ではない
病んだ精神を律しながら生きるのは大変す
精神疾患持ちと付き合う人間がいると聞くと「感情のままに振る舞うことを許してくれるママのような存在なんだな」と思う人がいるようだが、それは違うんやで
そんなやつはおらん
なんというか、「無効日」(使い物にならない日)みたいなものが存在するので、まず日付を指定した行事とか参加できないっていうのはある
精神疾患持ちで同棲中の恋人がいるというと「理解のある恋人がいていいな〜」と嫌味を言われる今日この頃のインターネットだけど 楽ではない 楽なのは一人暮らしの方に決まっ...
いや理解のある恋人であることには変わりないでしょ 理解なきゃそもそも付き合わん