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はてなキーワード: 自画像とは

2023-08-19

anond:20230819162248

これはほんとそうよな

作る側に回る奴はそこにあるもんで何か作ってる

漫画の傍ら消しゴムハンコ作ったり、O村ミニフィギュア造形したり、隙あらばDIYしたり、入院したら折り紙ちぎり絵作ったり、庭の落ち葉自画像キャラみたいなの作ったりしてる桜玉吉見てそう思ったわ

クリエイターアーティストはもう何か作ってなきゃいられない性質なんだよな

2023-08-04

anond:20230804082504

男性ゲーム配信者なんてかわいいしか言いようがないアイコンだったり

超美化2,3頭身のちっちゃおててでにぱっと笑ってる自画像のやつばっかだよ。

女でいったらよくあるデカパイ強調サムネでボロ儲けしてる女がエロい言うな乳ばかり見るなって言ってる状況。

2023-07-15

anond:20230714205336

庵野氏に負けたくなかったんじゃない?

自分人生アニメに自費でやったらうけちゃって趣味ビデオ撮影俳優つかって実際に自分仮面ライダーなんてものつくって、その一部を世に出せるカット180分くらい切り出して売ってみるなんて道楽商売して

ワシだって人生アニメで語りたいんじゃあってなったんでしょ

アニメがこういう自画像を売りつける商売終結するとはおもわんかったね

2023-06-12

ミュージシャンジャケット自画像を盛らないでほしい

落差にがっかりするので・・・

あと人って魅力は顔だけじゃないし・・・

2023-06-11

anond:20230611115720

日本人がそれまで当たり前に持ってた神の視点、バチが当たるみたいな意識が多くの人々から消え失せてこの国は無事に終わった

みたいなこと宮台真司が言ってたな

そういう日本人安倍晋三を生んだのであってあれは日本人自画像だと

2023-06-08

あのさ、脳がエロモードになってエロTL漁ってる時にさ

おいそこの奴!赤松健同人イベント参加告知RTしてんじゃねーよ!!

最近ぬらりひょんみたいな赤松自画像が目に入って一気に萎えたぞボケ!!!

まだレドマツ時代の絵柄のがマシだわ!!!!!!

絵柄戻せ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

2023-05-28

anond:20230528093033

りん・たろうがなんでか幻魔大戦大友克洋を引き入れるのにこだわってキャラデザをしてそこからキヤノンT70のCMになりそしてAKIRA映画化そんでスプリガン最初アニメ化になんでか原作者さしおいてポニテ自画像シルエットでクレジットされて何だオマエってなりとどめにスチームボーイで爆死したんだよな!

2023-05-10

増田でんぢゃらすじーさん曽山一寿自画像っぽい見た目してそう

漫画読む限り曽山本人のキャラ増田とは全然違うけど見た目的にはああいうのが増田には多そう

俺はどの記事無意識脳内に曽山の自画像を思い浮かべながら読んでる

2023-04-29

anond:20230429112156

ティアに出せるものなら堂々と電子化できるじゃん 

あのパンダ自画像漫画家さんみたいな事業化やればいいよ 

同人誌」ってamazonKindleでググルといっぱいでてくるよ

病気の話も書いてる人

そんで広報活動+締め切りづくりの一部としてティアでとけ

2023-04-04

anond:20230404230723

note文化はまあスルーでいいんだけど、アニメ調のデフォルメ自画像アイコンを使う文化マジでキモくてつらい。目に入ってくるからスルーできないので。

2023-03-18

anond:20230318152013

東京医科大学昭和大学神戸大学岩手医科大学金沢医科大学福岡大学順天堂大学北里大学日本大学

180点中80点は聖マリアンナ医科大学だけど不正じゃないって主張してるぞ。

疑惑を招きかねないマネをしてた医大は合計20~30大学だって

卑劣に隠れてるからどの大学が大幅減点してるか解らないけど、大幅に女性合格者増えてないし、まだやってんじゃないの。

東京藝大も他の芸術大学に比べて不自然男子合格割合が高く、自画像を男っぽく描いたら合格やすいらしいよ。

2023-03-03

anond:20230303103039

実際に問題は起きた。

黒人活動家黒人研究大学講師でもあり、全米黒人地位向上協会(NAACP)の支部⾧をも務めたレイチェル・ドレザルが、実は黒人ではなく白人であることが地元テレビ局によって暴露された。

両親は白人黒人祖先が一人もいないドレザルが本当の自分黒人であると主張し、⾧年、黒人として生活していた。

地毛が金髪で肌の白いドレザルは肌を褐色にし、黒人ヘアスタイルを真似、「黒人」に変身していた。

秘密暴露された後、ドレザルはメディア取材に対し自分のことを black (黒人)、biracial (混血)や transracialと呼称し、幼い時から自分黒人であると思い、自画像を描く際、自分の顔色に「brown」(茶色)のクレヨンを塗っていたと述べている 。

まり彼女自分の「本当の姿」、自分精神というか魂が黒人であり、自分認識する人種自分身体的な人種あるいは社会から割り当てられた人種が一致していないと感じ、自分はいわゆる「トランスレイシャル」の人間であると主張した。

https://www.huffingtonpost.jp/2015/06/14/rachel-dolezal-naacp_n_7582132.html

2023-02-21

個人/中小運営VTuberをみたらみんなスキルが高かった

2016年キズナアイさんに出会い2018年からにじさんじとホロライブを熱心に追って今に至ります基本的にずっとにじホロを追ってきたのですが、最近個人中小規模運営VTuber面白いと聞いて、ここ数か月そこそこ熱心に個人/中小規模運営VTuberの方々を追ってみました。2018年初期からVTuber認識があまり進歩していなかった増田による、最近VTuberはすごい! と思ったところをまとめました。ずっとにじホロ以外もウォッチしていた方には何をいまさらと思う内容ばかりかもしれませんが。

VTube Studioすごい。企業勢より滑らかなLive2Dの動き

個人や中所規模運営の方が好んで使う、Live2Dアバターを動かすVTube Studioというソフトがあり、これがすごく動きが綺麗に見える。大手企業の内部開発と思われるLive2Dを動かすソフトよりも動きが綺麗に見える(主観です)。

また、パーツごとにレイヤーを重ねる機能があるようで、通常衣装の上にかぶせる形で、首から下の部分に別衣装を乗せることで、衣装替えも簡単にできるようになっています。同様に、髪飾りをつけたり眼鏡をかけたりも自由自在

boothを見ると、このVTube Studioで使うことを想定している、Live2Dパーツがたくさん販売されています。VTube Studioを使いこなすことで、高い表現力を得ている印象です。また、おそらく、Live2Dモデラーも、VTube Studioで動かすことを想定したモデル作りのノウハウが高まっているんだろうなと思いました。

Live2Dを動かして配信するのならば、個人でも高いクオリティを実現できるようになっていてすごいと思いました。

音が綺麗。スタジオ配信みたい

音響のことはよくわかりませんが、音が綺麗で聞きやすい方が多くて、このセッティング個人でやっていらっしゃることがすごいなと感じています。うまく表現できないのですが、普通の音が球面のように広がるのだとしたら、セッティングの上手い方は平面で音がドーンと飛んでくるようなイメージでしょうか。それがすごく聞きやすくて心地よい。伸びている人は、音のセッティングが上手い印象があります主観です)。

TikTokYouTube Shortsの使い方が上手い

TikTokの使い方が上手いVTuberといえばはっかさん。会社の若手の、普段は全くVTuberは観ない、TwitterよりもインスタやTikTokを観ている女子も、はっかさんのことは知っていました。とても凝ったTikTok動画投稿されていて、彼女動画TikTokミームの源になっていることもありました。音と字幕タイミングがばっちり合っていて、編集に手間をかけていることが推察されます

歌が上手いVTuberのnahさんは、YouTube Shortsの使い方が上手いなと思っています。nahさんの魅力は歌声の良さにあり、ほとんどのShortsでは開始0秒でいきなり歌が始まります。これがすごく相性が良くて、サクサクスキップされていくYouTube Shortsの中で、思わず止まって観てしまう魅力があります

新しく出てきた機能特性ちゃん理解して使いこなせるのはすごいなと思いました。

デビューからTikTokTwitter基礎票を作っている

活動休止されてしまいましたが唯恋ひなさんは、デビュー前にTikTokで「100日後にデビューするVTuber」として、アバターができる過程などを毎日投稿されていました。唯恋ひなさんの後からデビューから〇日後にデビューするVTuberをやる人が増えた気がします。100日後手法ではなくても、YouTubeでの初配信の1~2か月前からTikTokTwitterを熱心に更新し、初配信に向けて人を集める手法は珍しくなくなりました。こういうことを個人分析して動けるのはすごいなと思っています

芸達者の人が多い

イラストレーター歌手VTuberとしてデビューするのは珍しくなくなりましたが、ほかにも一芸に秀でた方が多くいました。

特に衝撃的だったのは、バイオリン生演奏披露するStarRingの天羽音みらんさん。YouTubeコメントリクエストを受け、その場で見事に引きこなしていますめっちゃ上手い。Live2Dにもバイオリンを弾いている姿があり、本人としてもバイオリンを売りにしていこうとしているようです。もちろん歌も上手く、話し方も品があります

専門知識がしっかりしていて、ついにはJAXAのH3ロケット応援サポーターとなった宇推くりあさんもすごい。各国のロケット打ち上げ生実況し、英語の実況をその場で日本語に訳して解説してくれます。ほかにH3ロケット報道用の資料を読み解く配信をしたり、H3ロケットについて先日の記者会見の内容を詳細に解説したりと、とにかく知識がすごい。おまけに声がとても可愛く、工学オタク(含む筆者)の妄想が具現化したかのようです。ちなみにラブライバーであり歌配信もやっています

趣味電子工作配信が多いライヴラリの図月つくるさんも面白い電子工作YouTuberのおじおじジャパン熊五郎お兄さんのDIYを観ている人ならハマると思います。赤月ゆにさん・餅月ひまりさんと同じ事務所の方で、先輩か学んだと思われるテンポの良い構成も見どころです。

評価を押させるのが上手い

最近、多くの配信で、YouTubeライブアンケート機能を使って「高評価押してくれた?」のように聞かれることが多いです。選択肢

・した!

・もちろん!

みたいな、意味のない2択なのですが、これはいい手だなと感じています

iPhoneYouTubeを観ていると、配信に入ってから評価を押すまで、まずチャットをいったん閉じて、それから評価ボタンを押すという手順になります。実はこれが地味に面倒で、高評価を押し忘れることも多いです。ところが、ここでアンケートという形で画面をタップする動きを促されると、せっかくだから評価も押しておくかという気分になるわけです。ユーザーの行動心理のハックと言ってもいい。こういうノウハウに気づいて取り入れてくのは下手なプロマケッターより上手いのではないでしょうか。

アーカイブコメントさせるのが上手い

動画ライブ配信アーカイブコメントが増えると、YouTubeおすすめに乗りやすいらしいという話がまことしやかに囁かれています。真偽のほどはYouTubeのみぞ知るところではありますが、アーカイブコメントをしてもらいやすくするように促すのが上手い方は多いです。

よく見られる手法としては、ライブ配信直後だけでなく、数時間後にも「今日ありがとうございました。〇〇なことが起こって面白かったですね。アーカイブで見た人もぜひ、こちらにコメント残していってください」といった感じで、TwitterYouTubeコミュニティ機能を使って告知することです。数時間の間を開けることで、リアルタイム視聴はできなかった人にも呼びかけることができ、コメント数が増えているようです。

こういうちょっとしたテクニックをとくに誰かに教わるわけでもなく駆使できるのはすごいなと思っています

YouTubeを伸ばすのと、Twitterを伸ばすのは別だと理解している

YouTube登録者数が伸びているVTuberさんを見ていると、YouTubeは万単位登録者がいるのに、Twitterは3000人くらいしかフォロワーがいない、という人が散見されます。こういった方々は、YouTubeおすすめの仕組みをよく理解していて、いわば「YouTubeAIに働かせる」ことが上手い。YouTubeおすすめに上手く乗っているかYouTube内でどんどん登録者が増えていき、結果としてTwitterフォロワー数との乖離が生じているのだと思います

逆に、キャリアが長いわりにあまり伸びていない人は、ファンに「Twitterでの拡散よろしくお願いします」というのが口癖になっている気がします。Twitterバズることが必ずしもYouTubeにつながるわけではないところ、そこがあんまり分離できていないのかもしれません。

ただ、これって割とよくある話で、マーケッターの人と話しているとぼんやりとした企画でとにかくSNSでバズりたいのである、みたいな話になることがあります。ところが、一口SNSといってもユーザー行動や数字の取り方はサービスごとに全然違います。だけど、そこを分離して議論できない。その辺、VTuberさんのほうがよっぽど理解している印象です。

そのYouTubeを伸ばす方法として、先述の高評価を押させることや、アーカイブへのコメントをしやすくすることなどがあるのかもしれません。ほかにもきっと、様々なノウハウがあるのでしょう。そこへの探求心がしっかりしている人が多そうで、感心するばかりです。

Twitter環境の変化に対応している

5年前に比べると、少なくとも筆者のTwitter周りでは、明らかにリスナーが「こんな面白いVTuberがいた! みんな見て」みたいな投稿をすることが減った気がします。理由の一つとして、オタクという生き物は悲しいかな「その人は〇年前から活動しているのに何をいまさら」とか「それはすでに〇年前にxxさんがやっていた」という知識マウントをやりあってしまうところがあります。筆者はそういう突っ込みを受けるのが割と面倒に感じるタイプで、最近は「こんな人を見つけた」「こんな面白い配信をやっているぞ」という投稿はあまりしなくなりました。

また、社会全体ではVTuber応援はまだまだマイナー趣味ではあります自分Twitterリアル交友関係の人もいますからマイナーで同じ話題ばかりつぶやいていても鬱陶しがられてしまいそうという心理もあります。誰だって話題豊富な人と思われたい欲望はありますから

まり、昔ほど、ファンTwitter拡散してくれるということに期待しにくくなった、とも言えるのかもしれません。同時に、最近Twitter時系列ではないホーム表示を出すようにもなりました。

こうした変化にも、対応が上手い人は多いです。よく見られるのが、デビュー時期が近いVTuber同士でフォローあい、リプを飛ばしあったりすること。すると、今のTwitterおすすめには、フォローしてなくても、フォローしている人への返信として表示されたり、関連する人物として表示されたりします。筆者もTwitterおすすめ欄で新しいVTuberを知ることが多いです。なにかと評判が微妙最近Twitterではありますが、そうした変化を積極的活用しているようです。

また、ちょっとしたハッシュタグ企画にも積極的に参加しているようです。昨日はエリスレアリィゼさんが発起人となったと思われる、#私はダイヤの原石VTuber というハッシュタグ企画流行っていました。自画像をはめ込む枠が配布されており、この画像を使うだけで手軽にハッシュタグ企画に参加できます。こういう企画毎日のようにどこかで誕生しており、そういうのに乗っていくことで、結果としてTwitterおすすめにも出やすくなっているのかもしれません。

こんなフットワークの軽さも、面白さなのかもしれません。

イラストが豪華

個人活動でありながら、プロイラストレーター自身Live2Dだけでなく、サムネイルイラストやグッズイラスト積極的発注しているようで、イラストが豪華な人がたくさんいます。そんなに発注して収支は大丈夫なのか心配になる人もいるくらい。

どんなイラストレーターにどんなイラスト発注し、それを活用してどうやって収支を成立させるかというのはまさにプロデューサーの仕事です。自身コンテンツでありプロデューサーでもあることを成立させているのはかなりすごいことだと思います

VTuber仕事を受けるVTuberがいる

B2Bならぬ、V2Vともいえる市場が成立しているような気がします。にじさんじ家長むぎさんや黒井しばさんが同じ事務所の仲間の動画制作担当したり、のりプロの鬼灯わらべさんのようにそもそも動画編集を得意としていらっしゃるVTuberさんもいたので今更な話かもしれませんが、個人VTuberが別の個人VTuber編集デザインを依頼しているシーンをしばしば見かけるようになりました。

VTuberの内側の市場が成立しているということは、それだけ、大きくなってきたということなんだと思います

というわけで、ウォッチしていてすごいと思ったことをまとめました。

2023-02-12

世界三大うんち漏らし有名人

家康公 → 自画像をかかせたり、麦飯を有名にした

・ワイ → 中学の頃にうんちをバスで漏らした

・あと一人は?

2023-02-06

共産党民主主義理解について考えた。

日本共産党民主主義的な変革を通じて、ゆくゆくは社会主義を目指している政党だというのは知っていた。

ソ連中国方向性に異を唱え、社会主義の前に、まずは民主主義確立を目指すという意味では、共産党憲法擁護者であったし、自由議会制民主主義擁護者としてふるまっていると思っていた。

そういうことを知っていたつもりだったけれども、このたび、異論を許さない態度で党首公選制を訴えた党員を除名処分にするニュースはあまりにも自由民主主義の考え方と乖離する、という違和感が強い。もちろん、50年代60年代に、ブントからさまざまな新左翼党派が生まれた経緯を反省すると、党の結束重視、分派につながる動きへの警戒は理解できるものの、なんとなく民主主義擁護している風の皮をかぶりながら、やっぱり統制好きな人たちなのか?という印象はぬぐえない。


そこで日本共産党綱領民主主義というキーワードがどういう文脈で使われているかを改めて読み直してみた。

まとめると、以下の特徴が読み取れた。

民主主義的な変革(革命)は専制政治覇権主義との闘いであ

・変革(革命)の担い手労働者、勤労市民、農漁民中小企業家、知識人女性青年学生からなる統一戦線である

民主主義が達成されたのちは社会主義を目指す


民主主義設計された所与のプラットフォームというより、【変革】により戦った【主体】が勝ち取る動的な運動認識されている。その主体定義されリスト化されており、その【統一】には社会構成員全員が含まれているわけではない、というのも注目に値する。はっきり書いてないが打倒されるべき悪しき存在匂いがぷんぷんする。昔よりマイルドになったとはいえ人民が戦って勝ち取るぞ的な歴史観がすごい。

綱領最後に、現在日本社会必要とする民主的改革の主要な内容として、国の独立安全保障外交の分野から憲法民主主義の分野、そして経済的民主主義の分野で目指すべき方向性を示している。

この中には安保破棄といったおなじみのものからジェンダー平等など最近になって共産党自身認識を改めたものも含まれている。

経済的民主主義の分野においては、労働規制食糧安保などが強調されているが、自由主義経済擁護はやはり、というか、やっぱり記載がなかった。

憲法民主主義の分野の記載で、もうひとつ特徴的だと思ったのは、民主政にとって、ある重要メカニズムが全く記載されていないことだった。

それは言論表現の自由記載だ。

ははあ、と腑に落ちたところがあった。なぜ民主政にとって、もっと重要概念が抜け落ちてしまうのか。

共産党の考え方では、民主主義は、戦いと表現されることから象徴されるように、そもそも主体的に、イデオロギー進歩として達成されるべきもの認識されており、しかもそれは社会主義革命に至る途上の段階とされる。

民主主義革命に向かう運動理解され、この革命担い手主体」がキーワードになるんだな、と改めて気が付かされた。運動主体が【統一】されるべきである、という共産党員の自画像が、今回の件で、党外発言攻撃とまで罵る背景にあるように思えた。

というのは、いわゆる自由主義社会においては、「主体」について全く異なる理解をしている。多様な主体のもとで、社会が進展するという考え方のほうが支配的だからだ。

広い意味でのリベラリズムでは、リバタリアニズムレッセフェールなど完全放任まで幅があるものの、経済社会進歩は、特定イデオロギーによって達成されるのではなく、優れたもの自然選択されるという淘汰圧客観的社会ダイナミズムとして理解されている。

表現の自由についていえば、特定イデオロギーの正しさは、歴史自然に結果を出すものであって、教会政府が真理として押し付けものではない、というのがヨーロッパでもアメリカ政治体制でも共通の前提となっている。

そのような認識の下では、多数の目から一見すると正しくない言論や行い、考え方についても、その考えが社会存在することを排除しないのが美徳となる。

差別的言論しかりであり、正しくないと思えるもの一定程度、社会蔓延するのを認容する、というのは、長い目でみて、社会進歩するための副産物と考える。

したがって、雑にまとめれば、自由主義社会制度設計では、ブルジョアプロレタリアートといったイデオロギー的な主体覚醒必要とされないし、イデオロギー的な主体覚醒人民の団結を呼びかけるような政治体制は、資本主義的な搾取構造以上に、暴力装置である、というのがリベラルからみた共産主義問題点といったところだろう。自由主義では、イデオロギー的に多様であっても、そして無自覚であっても成立し、発展しうる社会設計を構想しているのに対し、共産主義では、変革の主体が強く意識され、その主体統一戦線)されることが変革のキーだと考えられている。

翻って、共産党綱領を拾い読みすると、文脈としては

民主という言葉が登場するたびに、それは専制によって奪われてきた歴史であり、覇権主義との闘いであり、それに抗い変革を進める担い手が強調される。

そして、ひとたび担い手に注目するやいなや、担い手気づきというか覚醒が求められる。革命は待ってても自然には起こらないということだ。

これは共産主義独特の進歩史観だ。ここに、担い手教育し、同じ価値観イデオロギーを共有させようとする契機がある。

これは、党首公選制を唱えた者を破門する、という最近みられた動きと表裏一体ということになる。

綱領言論自由記載が一行も存在しないのも納得である言論自由もつ社会ダイナミズム理解しつつ、イデオロギーを啓もうすることは自己矛盾だ。

というわけで、社会の変革にとって、イデオロギー共鳴する主体醸成を重視するか、

それとも自由ダイナミズムを重視するか、ここに分かれ道がある、というありきたりな結論に至ってしまったな。

政治体制言論自由進歩史観プレイヤー
自由主義どちらかというと放置蓋然的客観的多様性重視
共産主義どちらかというと統制的必然的主体一体性重視

みたいなイメージになった。


しかし、共産党の皆さんに是非、戦後世界歴史をもう一度振り返ってもらいたいと思うのは、

例えば、黒人差別撤廃をめぐるダイナミズム

言論表現の自由がもたらす社会不協和音暴力という副産物をある程度社会が許容できたからこそ、社会運動が大きく広がった。

この運動はもちろん差別と闘う社会変革の主体抜きには語ることはできないが、過激言論民主主義副産物とする社会プラットフォームがあることによって、運動価値昇華された。

暴力性という点では労働権の暴力性(争議権)も社会改革の進展のかぎだ。今では自明性に埋没して疑いもしない労働者という言葉、実は【労働者概念】とその暴力性は、革命概念と地続きり、出自はもちろん自由主義ではありえない。

異なる出自もつつの権利争議権言論自由は、社会変革のダイナミズムに伴う暴力という意味では実は共通項だ。

他者危害原則が基本の社会において、なぜ規範からの逸脱という暴力、そして異端存在を、広く多様性という価値を認めて、一定程度、許容する仕組みを自由主義社会は構想しているのだろうか?同一コミュニティに閉じている限りは進歩進化もない、という、それはやはり、進化プロセスに対する直感が働いているといわざるを得ないだろう。

争議権というのは、学校が停止したり電車全面的に止めたりと経済に甚大な被害を与える超暴力的な行為を時に伴うが、そのような痛みを社会が許容することによって社会改善することがある。自由主義社会はこうした社会変革に伴う暴力一定コントロールに置いたうえで社会進歩を進めてきたといえる。

ちょっと余談になるが、日本での社会権の受容はGHQ改革に始まって、やや独特の経緯をたどって欧米とは異なる展開となった。

敗戦直後、それまでの動員される勤労者から主体的な労働者へ突然、主体の変換が起きた。その結果としての、労働者階級の過剰な希望、そして暴力に伴う社会的な混乱は、失望社会秩序維持へのさらなる圧力を生み、やがて国労新左翼けが残った。そして秩序を乱す奴イコールテロリスト、という空気蔓延した。

日本国労新左翼と一緒になって調子に乗りすぎた結果、争議権は骨抜きになった。日本では社会秩序と暴力が明確に対立概念となり、争議はなれ合いとなり、労使協調という言葉象徴されるように、労使間の秩序模索にすぎなくなった。ただ一方、ヨーロッパではそんなことはなく、社会権の潜在的なラディカリズムが広く受け入れられている。病院だろうが航空機だろうが、誰が困って死のうがストが決行される暴力性が顕在なのだ。なんなら革命政府転覆させるぜくらいの勢いで。

ともあれ、自由主義社会社会主義的な発想でラディカルな主体の考え方を一部取り込んでいる、という動きは、自由主義VS社会主義と単純に括ることができないことを示している。

絵画トマト投げみたいな環境急進主義しかり。ヨーロッパになぜあれほどラディカリズムがパフォーマンスを繰り広げられる余地があるかというと、そもそも自由主義社会社会変革の萌芽を言論統制などによって政府の力で摘まない社会設計になっているからだ。彼らはヨーロッパニュース上ではResistantと表現されてもテロリスト表現されることは少ない。それは「労働者」という主体を仮構したうえでの争議権の意義とパラレルなのだ

なんなら、「LGBTしかり、なのだ共産党は実は、長い間、同性愛者を差別してきた歴史がある。かつては「労働者」という概念が主役で争議権という武器社会変革上、最重要な部分だったので性的マイノリティに考えが及ばない時代だった。LBGTというイデオロギー的な主体の意義に気が付き、公式に考えを修正したのはつい3年前の2020年のことだという。

https://www.sankei.com/article/20210706-L4MJ2RSGZFLHJLGW2LWKXILBGI/

LGBT存在に気が付き、こうした修正可能になるのは、自由主義社会が、ラディカリズムも含めて、多様な言論放置できる社会からだ。そのくせ日本共産党LGBTをあたか自分たち応援団かのように仲間に入れようとするのは、労働運動が退潮し、運動屋台骨が骨粗しょう症のようになってしまった日本文脈を思い起こすと、図々しいという気もする。皮肉なことにこの記事執筆した元板橋区議の男性も、党本部から除名処分を受けている。

結局のところ、共産主義においては、社会変革のための主体を重視し、その統一をもとめるがゆえに、主体のもの議論決定論的なものになってしまい、議論されにくい。

その結果、主体自身の変革は阻害される、というジレンマというか自己矛盾はらんでいるといえるだろう。社会を変革したがるくせにね。これはある意味自らの正義の禍々しさに苦悩するヒロイズムジレンマだ。自由主義社会ダークヒーロードラマ映画プロット西部劇の昔から最近ではジョーカーに至るまで一定需要があるのは変革の萌芽は必ずしも正義によって見出されるものではないという世界観の違いに由来する。

でも、自由主義社会にいる日本共産党としても社会の変化にも気が付かざるを得ない。

その過程で、弱体化した【労働者】を補完するべく、新興の主体、LBGTグループ統一戦線の一員として、ちゃっかりと追加したりする、ということが起こったりするわけだ。

変革主体の変遷は、共産党自画像の変遷でもある。

であれば、社会主義革命を目指す共産党においても、内なるノイズをある程度、コントロールしつつ許容し、社会変革への考え方をより確実にする、という方向性もありうるんじゃないだろうか。その結果、やっぱ内ゲバコントロールできなくなって、この調子じゃ人を教育して主体構成を前提とした社会主義化って無理じゃね?となって解散するならそれもよしなんだよ。


今回の除名騒動を受けて、党内で議論すべきことは党内で、というのが統治の基本、という主張が共産党から強調されているようだ。

一見正論だが、しかし、俺はちょっと違うと思う。それは、つまり寄り合い】だ。

なぜなら、そのようなガバナンスの考えこそが組織の硬直化を招来し、日本労働運動が労使間の秩序模索堕落した一因であるし、日本組織風土に風穴があかない最も大きな要因だからだ。寄り合いといえば、かつて日本農村漁村調査した宮本常一は、寄り合いによる時間をかけた合議の意思決定を観察し、他者の信頼醸成のプロセス共同体のしきたりにない、外部社会の新しい事柄の受容のキーとなっていることを見抜いた。宮本はまた、共同体を飛び出し、放浪の旅を経て戻ってくるようなアウトロー存在を外部の知識をもたらす【世間師】として共同体が受け入れる様子も描写している。寄り合い的なコミュニケーションにおいても、異物を内部化するプロセスはあるということだ。

民主主義という視点に戻ると、言論価値、そして、争議という変革の手法組織どころか社会迷惑をかけることを前提に行われることの意味をもう一度振り返ってもらいたい。

そうであれば、組織内の問題に対しても、規範からの逸脱に対する寛容度はかわってくるのではないかな。

以上が、今回の件を機に、日本共産党綱領を読み直した感想だ。

2023-01-26

絵はうまくないけど旬のネタに乗っかって小さくバズってる絵師さん、自画像自分日常ネタ若い女の子っぽく見せようとしてるんだけど、絵柄や物事への感性があからさまにかなり高齢おっさんなんだよな

ネカマ周知の事実みたいなやり方してる人ではない

ネットで好きなペルソナかぶってやるのは悪くないはずなんだけど、なんだか嫌な気分になる

ことうつみ氏みたいなのを連想するのかもしれない

2023-01-18

anond:20230117222207

直感的には長い間トレンディドラマ成功二匹目のどじょうを狙いすぎた。その全盛期と違って、製作者側はプロダクトアウトな姿勢ドラマを作れなくなった。

90年代は憧れるロールモデルがはっきりしていた。オシャレで女性キャリアでみたいな。そうであれば簡単大根役者OKだった。今は、どんな自画像を描いているか不透明時代製作者は、社会でどんな価値が求められているんだろうとマーケットインしていかないといけない。そこに演じる側の難しさがあるんだろう。

2023-01-16

anond:20230116223515

美大入試の実技で性別確認したいか自画像を描かせるとかあるらしいね(勿論女なら減点する)

音大入試の実技で演奏者の性別が分からないように演奏者と試験官の間に衝立を置いたら

女性の平均点が上がったって話もあったっけ

2022-12-14

民主国家は誰もお前らを信用してない。

中国対抗」超えるアジア外交のすすめ 日本自画像描き直すとき

反社会的手段相手対話など通用しない。

20年間で改善を期待したが、結局そうならず、逆に悪化してしまった。

「こいつらはダメだ、進歩がない」と気づいたのが日豪欧米

 

もうデカプリングの流れは止まらんよ。

都合の良いときだけ対話とか言わないようにな。

民主国家は誰もお前らを信用してない。

2022-12-05

anond:20221205080254

アリだと思う。

エッセイ漫画家は等しく自画像ニアリーイコールキャラでやれ、って定めるわけにもいかんし。

エッセイ漫画自体フィクションまじぇまじぇなのに厳密なノンフィクションかのように認知されるのは

基本的受け手側の問題だし、

それを、都合がいいから受け入れてる業界のもの問題提起するなら賛成はする。

2022-11-11

今の10代はSNS盛るのは当たり前なんだな

10代男女のSNSアイコンアニメアイコンとは違う少女漫画みたいなド爽やかな似顔絵使ってるやつあるやん

投資詐欺とか意識高い系サロン運営者みたいな自画像の美化できっしょ、実物はチビ猿やんけ

まだ自撮り使ってる陽キャDQNの方がマシやんと思う事がままあったんやが

物心ついた頃からSNSが身近にある10代にとってはネットキラキラした美しい自分を載せることって自然な事なんや

ワイらみたいな年寄り自分を美化しすぎると恥ずかしいと卑屈になってちょっとふざけたアイコン自我を保ったりするが

今の10代にとっては盛って盛ってキラキラした自分を周囲にアピールする事が健全価値観を持ってる証明であって、

ワイらみたいな年寄り自虐美徳にはならんのやなぁって気がついた

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