はてなキーワード: ファンドとは
ブコメに返信
増田みたいな真理を見つけた気になって賢らぶってるバカの10000倍は賢い連中が数十年先を見据えてやってる投資に乗っかれるのがインデックス投資なんですよ
・SP500にファンドマネージャーはいない
「米国企業 であり、時価総額が 53 億ドル以上あり、流動 性が高く、浮動株が発行済株式総数の 50% 以 上あり、4 四半期連続で黒字の利益を維持している」
という組み入れ条件を満たしてるかどうか
・他人にインデックス勧めてるバフェット自身はインデックス投資してない
氏、曰く
「分散投資は無知を保護する手段だ。投資を理解している人にとって、分散投資は理にかなっていない。」
「自信を持つために最良であると教えるのが絶え間ない勉強であり、勉強する気がない人は投資をやめるか、手数料の安いインデックス・ファンドを買うべきだ」
https://anond.hatelabo.jp/20220905070801
余計なお世話なんだよなあ。 インデックス投資やってる人たちはあなたが思うより賢いです。
勘違いしていること=脳死してオルカンやSP500を積み立てるだけだと思ってる
事実=まあそういうやつが4割くらいいるのは確かだが6割の人間は、インデックスファンドを選択してリバランスなどは行っている。
事実=インデックスファンドってめちゃくちゃ種類がある。 楽天レバナスのような人の命を刈り取る形をしている極悪なインデックスファンドは2割くらいしかない。
勘違いしていること=インデックスファンドやってるやつはマクロ環境や個別株について全く無知
事実=インデックスファンド投資歴があるやつはある程度マクロ環境を理解しているしアメリカの個別企業については意外と詳しい。インデックス投資してる人は毎日経済ニュースをチェックしている(40%くらい)と楽天証券の調査で明らかになっている。
https://anond.hatelabo.jp/20220825233050
株式インデックスへの長期積立投資を勧めている人の多くはここ 10 年以内、米国株の場合は 5 年以内に投資を始めた人ではなかろうか。 ぬるま湯の上昇相場での投資ブームに釣られて投資を始めた人が大半であろうと思う。 こうした人は未だ厳しい下落相場を経験しておらず、そうした場面で離脱することになる可能性が高いと考えている。 実際、株式インデックスへの長期投資を勧める人というのは、 リーマンショック前からいて、そうした人に釣られて始めた人の多くはリーマン ショック後の下落相場で離脱している。
今投資している人は、不況下の下落相場でも自分は投資を続ける、と思っているだろうけど、言うは易し。 起きるのは価格の下落だけではない。
などなど。 とにかく悪いニュースばかりが流れてくるようになる。 上昇相場のときは楽観的な意見が支配するけど、下落相場のときは悲観的な意見が支配するようになる。 この状態でも悲観的にならず、長期では利益が出るはず、と信じて続けるのは簡単ではないし、実際多くの人が投資をやめてしまう。 投資を成功させる秘訣は何が起きても相場から離れないようにすること、と言われる所以。
しかしまあ、「円預金だけの方が危険」だの「インデックスの方がむしろ安全」だのといった発言はさすがに目に余る。証券会社がいえば、金融サービス提供法違反になりかねない発言。 預金は元本保証のあるノーリスク商品であり、 株式投信は元本を大きく割るおそれのある高リスク商品であるということは必ず理解していなければならないこと。 重要事項説明書をちゃんと読んで理解したのか。
分散投資など、運用資金が 1,000 万以下の人には関係ない。 何をするにせよ資金が少ないので大したことはできない。 円預金だけでも問題ない。 インフレになれば、金利もあがるのだから、それでインフレによる減価も埋め合わせできるはず。 円預金は準備預金制度、預金保険などで国が保護している。 庶民にとって、これ以上安全な資産防衛手段はない。 結局のところ、 資産の少ない人が資産を防衛するためにできることはかなり限られるということになる。 預金がだめなら、まず他もだめだろう。
リーマン ショックの後、 それ以前にインデックス投資を勧めていた人は、釣られて買った人から、かなり責められていた。 上昇相場では毎度みる光景なのだけど、投資ブームに釣られて始めた人が他の人に聞きかじった知識で勧めてるのは、軽佻浮薄という他ない。
昨今は上昇相場だったので思考停止でSP500全ぶっぱしてたけど、そろそろ調整局面が見えてきたので(既に下落相場に片足突っ込み始めてる?)少しずつ債権の比率増やしていこうかなってな感じ
いやNISAとかiDeCoでのSP500購入は継続するけどな。特定口座の投資信託ポジションは一部振り分けておきたいなって感じがしてきた。不景気相場では防御力上がるだろうなって感じ。債権が下落するのはそうそう無いだろうし、含み益はまぁある程度保証されるわけだよ
この急激な円安局面で円に変えて保持するのも狂ってる手段だしな
新しく投資する人は今なら半分くらい債権混ぜていいと思う。去年とか一昨年だったら債権混ぜるとか目の前の拾えるお金見逃してるのと同じだったけど、市況が変わったからな
あとはレバナスのベアファンドがあるから、一部振り分けても面白そうだなって。まだ手を出すのは速いかな?そんなことないか
短期、つっても半年から一年くらいもってたらいい感じに利益のりそうな気がするなぁ。ちょっとアグレッシブな運用かな?でもまぁ資金の一部振り分けるくらいならやってもいいだろう
ドル円140だよな。正解はドルを買う。もしくはコモディティを買うのが正解かな
でも俺的には値下がりが目に見えているグロース株を売るのが手っ取り早い感じするな。CFDとかでレバレッジかけるのもいいかもな
Not Financial Advice
自分の年齢に応じて積み立てる商品を変えていけばリスクを分散できる。
40代あたりから徐々に株式インデックス一辺倒をやめて債権の比率を増やしていくとかすればいいのでは。
NISAだと難しいかもしれないがidecoなんかだと積み立て済みの株式インデックスを債権や現金に組み替える(リバランスする)のも自由が利くので、目標額を決めた上でそれを目安に数年おきにリバランスするようにしてもよいかもしれない。
いっそ自分でリバランスするのが嫌ならリタイアのタイミングに合わせて中身の比率を自動で買えてくれるターゲットイヤーファンドみたいなの積み立てたらええんちゃう(手数料的なこと考えると自分は使う気ないけど)
正直出口戦略考えてリバランスしていくこと考えるとよく言われる年5%とか無理なんだよな。(出口が近づくほど高リスク高リターンの商品を減らしていくので期待される利息が減る。)
ここまで書いといてなんだけど俺はリバランス一切せずに60まで株式投信全振りでいいやと思ってる。どうせ余剰資金だから下がってた時はその時だ。
Not Financial Advice
タイトルの通り。当時はネットで気軽に株を買えるという時代ではなかったが、バブル崩壊後の株価乱高下のさなかで、今は一時的な低迷で、日本の経済は必ず復活するから、いまの株はバーゲンセールだよ、と言われて買った。銀行株を中心に電力、電気電子産業を中心に。その後も地道に買い足していった。
しかし、電力以外は散々だった。20年間上下動を繰り返しながら、日本の株価はじりじりと落ち込んでいった。今流行のいわゆるインデックス型の投信は、当時はあったかどうかおぼえてないけど少なくともメジャーじゃなかったと思う。最初にインデックス型の投信を買ったのは2000年過ぎたくらいだったかなぁ。そのくらいから北米のインデックスファンドも買うようになったが、リーマンショックで膝が崩れ落ちた。その間地道に稼いでくれたのは電力株だが、それも2011年の原発事故で大暴落。
当時の論調は、国債を買っておけば間違いないから、国債がいいよというものだったと記憶している。いまはNISAとiDeCoでインデックス一色だね。10年後はどうなっているかな。
株なんて一時的に値を下げても、長い目で見たら上がっていくから大丈夫だよ、さあ日経平均連動型を買おう!という人は、まあこの20年間の地獄を知らないんだろう。20年だよ…その間、ITバブルなんかもあったけど、全体としては下がり続けたのだった。本当に20年インデックスの夢を信じて投資を続けられるか。増田に活きのいいことを書いている人でも、ちょっと無理だろうと思うな。
今も投資は続けていて、国内と北米と海外のインデックスファンドにそれぞれ1/3くらいつぎ込んで、あとはREITを買ったりしていて利益はちゃんと出ているんだけど、またあの20年の低迷が続いたらどうなるのかなとは漠然と恐怖を感じている。まあ20年後は完全にじいちゃんになってるわけだけど。
配当に関してはその通りなんだけど、配当で大きいリターンを出すにはスタートアップに投資するくらいしかない。
例えば東証一部上場企業の配当利回り率トップ14.96%でも100万円買って年149600円。税引き後で119209円にしかならない。取り戻すには9年かかる。
リスクとリターンのバランスを求めると個人でも複数の株を買おうとする。平均的には利回りはもっと下がる。よっぽど上手に取引できる人だけが儲けられる。
リスクを取りながら個別株を買って儲けを出すには情報収集と株式市場の監視、それに才能が必要になるので、一般人はやりたがらない。
なので配当金を諦めて"投資信託( ファンド )"を買って運用益を重ねるのが一般的になる。(ファンドを買っても配当金はもらえない)
運用益は、千円で買った株を2千円で売れば千円儲かるという考え方なので、株価が騰がるほど儲けが出る。
株価を騰げるには需要と供給の考えに従って株を欲しがる人を増やせばいいので、「参加者が増えるほどプラスが大きくなる」ということになる。
うちの子(インデックスファンド)、たまに機嫌が悪い時もあるけど、今までご飯をあげてきた量以上に大きくなってる。
たまにすごく縮むけど、少し経つと元通りになってまた大きくなり始める。
なんらかの記事を読んで興味を持ったんだと思う。
始める前に山崎元の「超簡単 お金の運用術」(2008年の本)を読んだ。
・円預金一択のリスクの高さ(最近のインフレ・円安でも実感できる)
・投資はゼロサムゲームではない(逆にFXはゼロサムゲーム)、世界経済全体の成長にベットするのが分散投資
などを学んだ。
本ではおすすめのポートフォリオについても書かれていたけど、いろいろ考えるのが面倒な人はバランス型ファンド(世界中の株式や債権に勝手に分散投資してくれるもの)を1本積立で買って、あとは放っておけばよいと書かれていた(うろ覚えなので間違ってたらすみません)
当初は下がることもあったが、本の教えに従って放っておくことにした。
それとは別に、余剰資金の100万円を米国ETFに突っ込んだ。
(当時はETFのほうがコスト低めだった。当時は超円高だったのもある。これも基本は放置)
今なら「投信ブロガーが選ぶFund of the Year」とかを参考にすると思う。
それから12年。どちらも元手の2倍以上に増えている。(ETFは円換算だと3倍←円安)
※ちなみに今はバランス型ファンドの積立額を大幅に減らし、つみたてNISAとiDeCoを積み立てている
(儲かっても税金が取られないってすごい。iDeCoなら今払ってる税金さえも減らせる)
いまだに難しいことはよくわからないし、ネット証券会社のサイトに書かれている用語もいちいちググらないと理解できない。
最初の口座開設とかもちょっと面倒くさいけど、そのあとは基本放置。1年に数回チェックする程度。
もちろん時期的に恵まれていたのもあると思う(アメリカが好景気だったこととか)
それでもわずかな労力でお金が増えていくし、仮にリーマンショックのような暴落があっても、長い目で見ると世界経済の成長は続くと思われる(もし続かないとしたらこの世界は一変する)
だからやらないと損だなーと思うんだよね。だからネットで語りたくなるし勧めたくなる。
「そんなにいい話なら人に勧めないんじゃない?」とか詐欺みたいに言う人も中にはいるけど、そうじゃない。
「買ってよかったアイテム」的な記事がよくあるのと同じで、「やってよかった投資」と伝えたいだけ。
リアル知り合いに自分の儲け話は何となくしづらいので、ネットだと言いやすいのはあるかも。
始めるにあたって本をたくさん読む必要もないし、ネットの知識でも十分できると思うけど、1冊くらい長期分散投資に関する本は読んでもいいかも。
タイトルで完結してるんだけど、もうちょっと具体的に言うと「老後の私的年金モリモリ増やして今の可処分所得減らす意味ある?」てのが正直な感想。
増田は20代前半で、投資経験としてはつみたてNISAの枠は満額全米インデックスファンド、そのほか気に入った企業や優待ほしい企業の株をちょこちょこ買うくらい。
全然投資に詳しくないのでトンチンカンな事いってるかもしれないんだけど、マジでiDeCoの良さがわからなくて困ってる。めっちゃ最近推されてるけどなんでそんなに良いのかよくわかんない。
「嫌ならやらなくていい」で終わるエントリなんだけど、なんかもやもやするからかく。所見としては「30後半くらいまで生きてて所得余裕有、将来楽しそうだったら始める」て感じ。
何が嫌なのか下にかいてみるね
人生100年時代とか健康長寿バンザイ!みたいな風潮ずっとありますけど、普通に60まで生きられなさそうで嫌。
こういう話すると「君積立向いてないよ」って真顔で言われそうですけど"60歳まで引き出せない"の条件の重さが20代と40代では普通に違うと思う。40代くらいまで生きてたらやってもいいかも。
(もしかしてインターネットの年齢層が高いから全体的に好感触なのかな。みんな40代?)
あと年金自体、結局のところ寿命でギャンブルしてるような気分になるから、なんかすきくない。ひたすら年金納めて60手前で倒れるのすごい辛そう。
そういう意味ではいつでもキャンセルできるし投資対象変えれるNISAの方でいいかな……ってなる。
仮に60歳まで生きたとして、その先が全然見えないし真っ暗なんだよね。あと正直なところ将来のお金より若い時の時間のほうが大事な資産な気がしていて、今我慢して老後の資金貯める意味がマジでわからない。
……というと「我慢しないでいい額で投資はするもの」みたいなしたり顔ブコメが付くと思うんだけど、そんな余裕、金額は若者(n=1)にはないです。そのお金は明日美味しいもの食べるのに使います。
明るい老後が想像できないので、それのために今我慢するのが無理。10年後とかなら十分理解できるし今溜めてるのはそれの分だよ……
あと仮に60歳まで生きたとしてそのときの日本大丈夫???って感じる。公的年金は終わってそうだから備えはいるかもだけど、じゃそれまでに日本出て生きていける地盤を作りたい。
てなるとやっぱ60歳まで引き出せないのやっぱきつい~~職場の先輩が30代くらいで幸せなまま死にたいって言ってて若干納得感覚えちゃったの辛かったな~~
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/honeshabri.hatenablog.com/entry/lazy_investor
いくらなんでも…レベルの意見がブコメに散見されるので。投資をする・しないのは各自の判断だが、ロジカルじゃない理由で投資者をdisられてもな。
ネズミ講は、講に後から入った者が、先に入った者に利益を与えることで成立する(そして新たに入る者がいなくなることで破綻する)。
投資信託は、客の間で金を回すのではない。客の利益は、出資した投資先が成長することからもたらされる。
「長期間で見れば、株価の平均は上昇し続ける」という重要な仮定を置けば、投資信託を購入して長期ホールド後に売却した人は誰でも利益を得ることになる。仮に全世界の富裕層が結託したところで、すべての株価を下げる、なんてことはできないだろう?
そして「人類が価値を生み出す総量は毀損する総量より多い」ということを仮定すれば、上記のことは妥当そうだと思えるのではないか。100年前より現在のほうが世界は発展してるよね?
勿論「平均」の話なので、ウクライナ侵攻みたいなマイナスイベントが起きれば一時的には下降するし、そのタイミングで売却する(売却せざるを得ない)人は損をする。
ちなみにTOPIXは侵攻前の2022年1月頃の値まで回復。S&Pはまだ暫く掛かりそう。
あとFXとか仮想通貨とかはモロにwin-loseなので性質が全く違う。素人が投資として考えるのはやめとくほうが安全。個別株の短期売買で儲けようとするのも同じ。
個別株は値動きが激しいし、ホールドして確実に利益を得たければ銘柄の見極めスキルが要る。
(インデックス型)投資信託は株の集合体に対して投資するので、値動きは全体として均される。銘柄の見極めとか不要なので素人でも簡単。手数料等の比較は要るが、それは証券会社のホームページでも見れば書いてあるので一目瞭然。
2015年〜2020年の5年間で、S&Pは2000ぐらいから3200ぐらいまで1.6倍に増加。(その後は新型コロナで少し下がった後に激増、しかしまたウクライナ侵攻で下落、と動きが激しいので外した。)
このペースが平均だと仮定して、S&P追従のインデックスファンドを30年間ホールドしていたら投資額の17倍弱になる。25歳の1年間に毎月5千円出しておくと、55歳の頃には100万円になっている、ということ。
銀行が預金を勝手に投資に回せないのは法律で禁止されているから(金融証券取引法、銀行法)。増田も詳しくないので銀証分離でぐぐれ。
最近は銀行が窓口で(手数料が高くリスクの割に成績が悪い)金融商品を売っているが、あれはグループ内の別会社が取り扱っている。
金融におけるリスクとは、期待値に対するブレのこと。一般論として、リスクが大きいほど利率はよい。
ほぼリスク0の国債(10年変動型)は現在利率0.11%。ゼロリスクだと(国債が償還されない時は日本オワタなので金のことを考えるだけ無駄)このぐらいの利率にしかならない。
前述のS&Pだと年率10%弱。ネット証券で人気なのはこれへの連動型インデックスファンド。
何かが役に立つかどうかって、あんまり決めつけないほうがいいと思うんだよね。
やりたいことをやろう、とか、好きに生きていこう、とかのジャマになるから。
子供のころから言われていて逆方向に何十年もかけて一周してきた感じがするから、ちょっとそれを書いてみる。役に立たないかもしれないけどね。
「勉強は役に立つからするのではありません。人生を豊かにするためにするのです」
中学生になってゲームセンターで遊んでいると、年上のお兄さんたちはみんなで考えて答えてくれた。
「ゲームなんか役に立つわけねぇだろ。オマエにはまだ分からね―だろうけど、だからいいんだよ」
「違うね。役に立てられるかどうかは自分次第なんだよ。それに、立つか立たないかで行動を決めないほうがいい。勉強だって同じさ」
「知識ってのはなぁ、役に立つかたたねぇかじゃねぇんだよ! 何度も言わせるな。役立てられるかどうかなんだ!!」
そんなの全部分かってると思ってたし、だけど実際には役に立つことと立たないことってたくさんあって、みんな心のなかで本当は順位を決めてると思ってた。
これがすごく上手く書きづらいから、伝えづらくて自分の中にもしっかり入らなかったんだと思う。
「みんな生きてるんだ」とか、「働くって尊いことなんだ」とか、「人は平等なんだ」とか、そういうのの一種だと思っていて、暇つぶしの無意味なことをバカにしてはいけないとか、あまり役に立たないことをしてるように見える人でも笑っちゃいけない、どこで何が役立つかなんて誰にもわからないことがあるんだから――、みたいに。
だってそうだよね? たくさん役に立つ人や仕事が偉くて、誰にでもできる仕事はそんなに偉くない、ってたいていの人がどこかで思ってない?
役に立たないなんて簡単に言うもんじゃないってお説教はもう中学生になるかならないかのころに聞き飽きてたし、おとなになって働くようになっても「職業に貴賎なし」とか『働かないアリには意義がある』とか、そんなのばっかりで、多様性の担保のための有用性指標を隠蔽するために、差別を助長させない社会的配慮としてこういう議論はずっと見てきたから、心の奥底ではどこかで嘘だなって思ってたんだよね。
How to本とかだってたくさんあって、売るためなのか売れるからなのか知らないけど偉い人が書いてる立派な本を出してる大きな出版社が競うように、『これさえ覚えれば安心』『今すぐ役立つ即戦力』『要らないものは捨てて楽になろう』みたいなのずーっと出してるじゃない。
「無能な人は**をする」とか、「役に立たない人の特徴は**」とか、「**で迷惑をかけない方法10選」とかさ、そんなのばっかりでしょ?
だけど、根本的に、もっと本質的に、徹底的に実は間違ってたんじゃないかなって思う。
中年になった父が呆れたり怒ったりしながら何度も何度も言っていたのは、差別とは話とは違って、「知識や技術や勉強は役に立つかどうかとは無関係」ってこと。
本当にこれって、表現するのが難しい。
データベースの存在は運用方法と無関係、って書いたらSEさんは理解してくれるかな。
詳しくないけど、ベースって書いたらだめかも。データ自体が役に立つかどうかは運用の仕方次第、とかのほうがいい?
知識という概念は、有用性とは無縁である。……って書いても分かりづらいでしょ?
勉強という行為の意味は、その活用法を定義してはいない。……とかじゃ、お説教みたいだよね?
技術は人次第、だと名言だけど……、役に立つかどうかの判断と技術は無関係って説明になってるかどうかちょっと疑問。
あ、そうだ。
役に立つ、ってどういうことか考えたらいいのかな。
有用である、効果的である、用を成すのに適している、とかって感じ?
主語がないんだけど、役に立つ、って言葉もそうだからややこしくて、将棋の技術や知識は将棋をする時にものすごく役に立つし、古文の勉強は古典を読むのに必須だし、ハキリアリの生態に対する知識は蟻や農業の研究をする時に役に立つ、みたいな。
外資系ファンドで通訳をする時に将棋の知識はきっと役に立たないし、サーバー構築に古文の勉強はたぶん必要ないし、定期運送用操縦士の免許を取るのに蟻の知識は役に立たない、みたいな。
何が言いたいか伝わってるかすごく不安だし、もっと言うと自分がしていた誤解と言葉に対する認識の溝を感じてもらえるか自信はないけど、無関係な概念だよね、って話。
きっと以前に指摘してくれた人はいるんだけど、関連付けること自体が間違った発想だよね、って。
『役に立つ知識』も『役に立たない知識』も存在しなくて、知識は単に知識なんだよね。
日本で日本人と日本語だけで話してる時に英語も中国語もドイツ語も役に立たないし、ごはんを作る時にサーバー構築技術はいらないし、眠れなくて落ち着きたい時にパイロットの免許は役に立たない。状況によって必要な技術も知識も勉強も違うから、役に立つ時も立たない時もあるのは当たり前で、それは技術や知識や勉強の有用性の指標には成り得ない、とか書くともっと回りくどくなる? ああ、自分の技術や知識に自身がある人だと「だったら役に立つ状況が多いほうが有益ってことだろ?」とか言いたくなるのかな…。
なんか凄く凄く溝を感じる。
通称としての知識体系やその象徴としての言語、みたいな方向からのがいい?
学科、って括りは現実世界には存在しないから、どこからどこまでが現代文で外来語で英語かってあんまり意味ないよね。
数学も確率統計から代数幾何とかあるけど、全部机上の話であって実在の構造を厳密に数値化するなら分子なの原子なの素粒子レベルなの? って話あるよね。
同じ理由で物理は袋小路な面があって、生物も化学も突き詰めれば物理と繋がっていて、地理や歴史は考古学ありきだから古典も外せないし、古典には外来語も入ってくるから知らないよりは知っていたほうがいいし、歴史は暦の面から天文学も重要だから数学が必要なこともある。どこからどこまで、って知識を学問で切り分けて必要不必要って決める意味あるの? って。
だって**学、って言葉では言うけどそんなもの実在しないでしょ?
ほんとうは役に立たない物だってそうで、この世界にあるもの、って、みんな人間のためにあるわけじゃないから、おかしな言い方だと思わない?
……違うかな。
人間が自分達のために作った物は、人間のためのものかもしれない。でも、これも境界は曖昧かな。コンピューターは計算するためのものだから(たぶん2,30年は)役に立つけど、農家の人が(たぶん何年も品種改良して)作った野菜は人間のために人間の作ったものかどうかよく分からない。だからか知らないけど、「役に立たない野菜」っておかしな言い方でしょ?
変なたとえだけど、もし人間がいなければ、世界にあるものはみんな役に立つかどうかは関係ない気がするんだよね。それでもきっと存在してると思うけど。
サバイバルナイフはサバイバルする時に役立てるために作ったもので、バケットホイールエクスカベーターは鉱石を採掘する時に役立つ機械で、黒曜石は小さな肉や植物を切る時に役に立つ。
でも、黒曜石が役に立つ石だからって、石を役に立つか立たないかで分類するのはおかしい。
乗り物が好きな人が近くで笑ってるけど、少なくともバケットホイールエクスカベーターはお庭に近所の人からもらったテッポウユリを移植するのには役に立たない。ナイフや黒曜石のほうがまだいい。
「それでも、誰がどう見ても役に立たない知識や物ってあるだろ?」
って言われると困っちゃうかな。
何かまちがってるような気がするけど、ずっと考えてたらよく分からなくなってきちゃったかな。
人間ってすごく特殊な一部の人を除けば、誕生時から何かをする為に産まれた、って決められている存在ではなくて、「何をするか」だよね?
偉い人とか平凡な人っていうのも実は同じで、区別とか差別ってそういうものなのかもしれない。
というか教えてください。
借金大国の日本。長期的には円の信用が失われ、価値が下がると考えており、現金預金から積立投資にシフトしている。
日本株(少額)
外貨預金(少額)
ビットコイン(少額)
上記と日本円の現金預金との比率は3:1で現金預金の方が多い状況だ。
将来、政府が借金を返済するためにハイパーインフレさせる(または円を紙くず同然にする)とした場合、銀行や証券会社は倒産して、預けても意味ないのでは?という気がしてきた。
だからといってXデーまで積立投資を辞める気はないのだが、なんというか虚しさを感じるし、どうにかできないものだろうか。
みんな土地や金、ドルのような現物資産を家に蓄えているのだろうか。
とにかく金融機関に預けたままでいいのか教えてほしい。。