はてなキーワード: オーナーとは
昨年の後半から当店で働き始めた女子大生アルバイトさんは凄く可愛い。元から凄く可愛い女子大生アルバイトさんが、先日は髪を縦ロールに巻いて来たので凄く可愛いの二乗となり、いつも以上に男性客から構われていた。
そんな男性客の中にはかなりの割合で、女の子を誉める時に当店の他の店員や他店の店員をdisって女の子をアゲる奴がいるのだけれども、そういう誉められ方をすると誉められた女の子当人はかなり気分が悪い、ということは知られていない。そういう悪い誉め方は女の子にとっては心労のもとでしかない。
女子大生アルバイトさんが午後2時から夜の8時まで、みっちり六時間働いていることをAさんがいぶかしがっていた。大学生ってそんなに暇なんですか? と。その言い方に、客から可愛がられはしても理不尽に怒られることの少ない女子大生アルバイトさんへの妬みとか僻みがモリモリにこもっていて哀れだ。
去年、四ヶ月ばかりで辞めてしまった男子大学生アルバイトさんを引合いに出して、女子大生アルバイトさんをdisり出すAさんだった。男子大学生アルバイトさんは、男であるが故に客からもオーナーからも集中攻撃されて疲れ果ててしまったのと、本人いわく「大学の授業が思ったよりも忙しくてバイトとの両立が難しくなった」のを苦に、仕事に慣れてきた頃に唐突に辞めてしまったのだ。
女子大生アルバイトさんと男子大学生アルバイトさんのいうことが何から何まで矛盾していて、女子大生アルバイトさんは大学生活を手抜きしつつバイトは顔で渡って、楽してズルばかりしているのではないか? とAさんが口角泡を飛ばして女子大生アルバイトさんを空想で批判しだす。空想でそこまで怒るかよ。
男子大学生アルバイトさんの通う大学は、当店から車で片道最短四十分もかかる大学で、そもそもそんなに長時間を通学にかけていて長時間バイトするのは難しい。
彼は確か政治経済学部だということだった。政治経済学部の忙しさはどれ程のもんだか知らないけれど、今の大学で特に面倒見のいいところは一年次からダラケないようにカリキュラムを組んでるそうなので、高校生の延長みたいな暮らしぶりをする大学生というのは、今や珍しくはない。
一方で、昔ながらに学生の自主性に任せている大学ならば、学年によっては必修科目がほんの数科目しかなく、自分で時間割を調整してある年度は死ぬほど多忙だがある年度はすごい暇、という風にすることができるだろう。基本的に、一二年と三四年に分けて、自分の就活の都合に合わせてどっちかに暇を偏らせるものではないだろうか。
こういう点、大学に行ったことのない人に解ってもらうのは難しく、私も大学生時代には両親に時間割のことであれこれ文句を言われて、説得するの大変だったなぁ、なんて思い出した。
両親は存命とは言えどちらもやや高齢。そして母親が重度糖尿病と癌を患っているため父親による介護を受けている状態です。なのでこれから相続の話が濃厚になってくると思う。
両親がどれくらいの財産を保有しているのか謎だけど、少なくとも不動産が3つある。その一つは駅前の商店街に面した好立地アパートで、5年以内にローンが完済するらしい。ただ、相続するとなったらかなりの税金を取られかねない爆弾でもある。兄妹がいるので一人で相続するわけではないが、自分としてはそのアパートを保有しておきたいので悩ましい。仮に兄妹は土地や建物をいらないといえば、その分だけ代償分割する必要がある。
増田はそのアパートの土地より車で2時間の場所に住んでいるから、実際にアパートに住むわけではない。ただ土地そのものには愛着があって、老後はその街で暮らしたいなとも思ってる。定期的な家賃収入もあるし、子供が都市部の高校や大学に通いたいとなったらそのアパートを使わせてもいいと思ってる。
ただオーナーが離れている弊害を考えると素直に売却するのが筋なのか?
80 名無しさん@恐縮です 2021/02/01(月) 12:33:20.66 ID:mfNMOaCv0
683 風吹けば名無し[] 2021/02/01(月) 12:25:13.87 ID:FT/sCwDaa
15,000円 11月29日@東京 田村と早めの忘年会(20人)
15,000円 11月30日@大阪 田村と早めの忘年会(22人)
15,000円 12月1日@福岡 田村と早めの忘年会(15人)
事前ならびに12月10日(昼以降)に準備スタッフとして参加できる権利。
アーティストのライブでパーンと銀テープが飛ぶと会場がめちゃくちゃ沸く。
銀テープでグルグル巻きになった田村有樹子の写メをお届けします。
見に行ったけれど、正直期待外れだった
邦題が合ってないって言われていたけれど、客足を集めるための苦肉の策だったんだろうなという印象
この邦題からだと、ロシア料理店に転がり込んだ主人公のシングルマザーが住み込みで働いて逞しく生きていく、
周りの人達も少しずつ変わって元気になっていく…みたいなのを想像しちゃうじゃん
そういう話が見たかったよ
それが実際には主人公のシングルマザーは盗みを何とも思わず、子供を守れず働く気もない
子供が嫌がってるのもお構いなしで男といちゃつき最後も男といちゃいちゃして終わる…と、
女性監督とは思えないくらい、今時珍しいくらいに男の助けがなければ何もできない弱くてバカな女
顔の良さと股の緩さだけで渡り歩くという悪印象だけが残ってリアリティも無いしほっこりも出来ない
メサイアコンプレックス気味の職業人で聖人だけど独身の悲哀…なんでこっちを主人公にしてくれなかったんだ
唐突にオーナーのやる気が爆上がりし、結果、夜の納品が充実した。21時くらいになると米飯とサンドイッチの棚がみっしりと埋まる。
そうなったのは、夕勤夜勤にオーナーが入らないようにシフトが調整されたからだ。なんか、Bさんが本業の影響でシフトに入れる曜日が変わったので、Aさんの出る曜日も変わり、上手いこと綺麗にシフトが埋まった。
オーナーはバイトの私どもがどんなに多忙でてんてこ舞いになろうが知ったこっちゃないので、バイトだけでシフトが回るなら、沢山品物が入荷するように発注する。
それにしたって、おにぎりの棚の手前から奥までギチギチに埋まるというのは久しぶりだ。ちゃんと朝のピークの途中に売り切れないようになっている。
でもって、週半ばからのFF商品フェアの宣伝に余念がない。クリスマスでさえ、「もっと売れますよ」という本部社員の説得を「いやうちはそういうの売れないから」と袖にしてフライヤーを早仕舞いしてしまったのに。
ただ、例年今頃っていうのは客足があまり多くない時期だ。今週の頭に世間の人達は給料日を迎えているが、お正月を過ぎるとお客様達の財布の紐は固くなりがち。そんな全力で唐揚げ揚げまくって売れるのかは知らない。
それに、コロナのご時世にやたら混雑するようなことをされても、店頭に立つ私どもバイトは、感染リスクが上がって給料は据え置きなので、あまり嬉しくはないよなぁと思う。当店、売上が上がったからといってバイトに平等に還元されることはないので。
オーナーがよく「明日の仕事を前倒ししてやってるので暫く話し掛けないでくれ」と言って事務所に引き込もって出てこないことがある。そういう時、実はオーナーはただ寝ているだけだとAさんが言った。そもそも、オーナーの「明日の仕事」と言ったって、発注業務など、コンビニの事務仕事は前倒しが利かないようになっていると、Aさんは言う。
ストーカー客がやたら高価なお菓子を日曜日にくれたので、Aさんがストーカー客にお礼を言った。ストーカー客は「皆で食べて」とか言わずに無言でAさんに大量の菓子を押し付けるようにくれたので、私も貰ったからといって私からも礼を言うのは変だということで、私は礼を言わなかった。そもそも色々忙しくてストーカー客が来た時には私はレジに居なかったし。
品出ししていたらストーカー客が私をガン見していて、私もお礼を言うべきなのだろうかと思ったけど、下手に礼を述べてプレゼントがエスカレートするのも困るので、徹底無視を決め込んだ。
当店のオーナーはもはや道楽で店を開けているだけだ、と書いたそばから、何でか急にオーナーがやる気を出した。明日からオーナー自ら近所じゅうを回ってポスティングをするということで、チラシに仕上げをせよ、どうせ夕勤の君ら暇だろう? と言わんばかりに、仕上げの済んでいないチラシがどっさり積まれていた。
いや、それが暇じゃないんだな。緊急事態宣言下で飲食店が早じまいするかそもそも開いてないかという状況なので、夕飯をコンビニに買いに来るお客様は増えているんだってば!
納品も、先週はおにぎり一品三個だった癖に、今日は棚がぎっちりみっちり埋るほどの品物が届いた。どうしたんだ一体。
「たぶんオーナーが思ってた以上に売上がガクッと下がったんじゃないですかね」
オーナーが思ってた以上に、か。実際に夕勤と夜勤で働いている私達にしてみれば、いつも棚に何も残ってない状態だったんだから、そりゃ売上が下がらなければおかしいだろっていう。オーナーは今まで何で気付かなかったのか? というより、何で今頃になって気付いたのか、不思議だ。また本部による経営診断でも受けたのかなあ?
納品のトラックが来る時間が早くなったせいで忙しい。まだまだお客様が沢山来る時間帯に米飯とサンドイッチが届いてしまう。さっさと検品しないと、検品前の商品をお客様が買って行ってしまい検品時に数が合わなくなる。
ストーカー客がAさんにケーキをくれたのだが、どう見ても二人ぶんだった。一箱ずつ袋に入っていた。Aさんと私とで一箱ずつ持って帰れってことのようだ。しかも、見た感じケーキ四つくらいは入っていそうな箱だった。消費期限は今日の夜中。要らないとは言わせない! という強い意思を感じる。どうせよと。
私以上にAさんがビビっている。「ヤツの意図が全然読めない」と。うーん、パパ活の押し付けかなあ。ということはAさんは今日から私の弟だね! ハハッ!
ストーカー客がお菓子をくれたのは今月二度目で、前回はクッキー詰め合わせみたいなのだったのに今回はすごく高そうなケーキで、グレードアップのしかたが半端ない。ただのコンビニ店員にそこまでするか。
前回貰ったお菓子はオーナーが気味悪がって処分したらしいのだが、今回は私とAさんで一箱ずつ持って帰ることにした。
家で開けてみたら、やっぱりものっすごい高そうなケーキが四つ入っていて、夫と二個ずつ食べた。こんな美味いケーキ、人生で初めて食べたが、くれたのはストーカー客というのはどうしたらいいんだろうな……。前回お菓子を貰った数日後、Aさんはストーカー客に「美味しかったです、ありがとうございました」と(食べてもいないのに)礼を言ったらしいが、そしたらエスカレートしてこうなったので、また礼を言ったら更にエスカレートして気まずさが増すのではないか。でもお礼を言わなかったら言わなかったでおかしな奴だと思われちゃうしどうしようと、Aさんも私も悩んでいる。
オーナーの体調不良とコロナ危機と重なって閉店するかも知らんから
今日はBへ行くことにするわ
閉まってたらAにする(でもAも人気店で売り切れるみたい)
夕飯はカレーにする
やっぱ行った事ない店の方がいいか
コンビニは社会のインフラみたいな言い方をされることがあるけれど、当店のオーナーにはそういう意識は全くない。当店は幸か不幸か立地が物凄く良くて儲けがあるらしい。オーナー夫婦はコンビニ経営で得たお金で子供達全員を育て上げて良い職に就けて全員結婚させることに成功。もはや惰性と道楽で店を開けている。なのでこれ以上頑張る気がないので、夜勤の求人をしても人が集まらなくなったら、あっさりと夜の営業をやめた。
夜間営業のないことでお客様達からのブーイングを喰らったのは、私みたいな閉店の直前まで働いているバイトだった。
お客様の訴えでちょっと気の毒だなと思ったのは、近くにある総合病院のお医者さんからのもので、当店のある一帯は近くに民家がほとんどない為に、道路に照明が一つもないのだけど、そういう場所でも夜勤の看護師さんなどが自転車や車で通勤をしていたりする。真っ暗な長い道程の途中、当店が営業しているのは、看護師さん達本人にとっても共に働くお医者さんにとっても安心感がすごくあったらしい。
そして、道路に面し、高速道路の乗り降り口も遠くない所にある当店は当然、トラック運転手達に休憩所替わりにされていたが、夜勤を辞めてからは駐車場も閉店と同時に利用を禁止してしまった。トラック運転手の人達は適応が速くて、あまり文句は行って来ず、別の店で休むことにしたようだけれど、最近の世論に後押しをされて夜間営業を辞めるコンビニが相次いだら、彼らの行き場はなくなるだろう。そして、当店の近隣地域は夜勤労働者の確保が無理という理由が最大で、夜間営業を辞めたがっている店舗が多い模様。
当店は昼間の売上の良さと長く経営してきた実績から、本部に対して強気で出られるらしく、地域でも早いうちに夜間営業を辞める権利をもぎ取ったらしいが、売上的にはダメージがでかくないことを証明できたということなので、他店でも要望すれば夜間営業を辞める申請が通りやすくなったかもしれない。
夜間営業を辞めたのと同時に、オーナーは売れ残りを出さない為に、深夜早朝ぶんの米飯とサンドイッチの仕入れ数を少なく絞るようになった。惣菜パンはといえば、主に深夜に入荷するものだったのが、午前の入荷に頼るようになったから、夜8時頃にはほぼ売り切れて無くなるように塩梅されるようになった。
えっじゃあ早朝のぶんどうするの!? って話だ。深夜営業をしていた時は、売上のピークが午前5時頃にあって、次のピークが7時頃だった。昼間に比べたら少ないかもしれないが、夕方のピークと匹敵するかそれ以上らしい。その時間帯の売上も、オーナーは切ることにしてしまったのだ。夜勤バイトの人が知る限りはすごく軽食の売れる時間帯だったそこを「どうせ売れない」とデータも見ずに切ってしまった。よって、朝の通勤途中に急いで朝御飯にサンドイッチを買っていくようなお客様達は無駄足を運ぶことになったはずだ。
でもまあ、忙しい人達の適応力は凄まじく速いので、二、三日棚がガラガラになっている所を見れば寄り付かなくなるわけで、オーナーが言った通り、朝は「売れない」時間帯となる。
夕方も、もちろん閉店間際に売れ残りがあると損だからということで、午後6時くらいには棚がだいぶ空いている感じで、7時半頃には大体空っぽになる。近頃はコロナの影響で来店時間をずらす人がいる。外食難民になったのかこれまで見かけたことのない人が来たりもする。そんなとき、棚に弁当は一つもない。お客様は空っぽの棚を見て怒って帰ってしまう。
去年のレジ袋有料化もすごい悪影響があったけど、深夜営業の終了やそれに伴う朝夕の納品絞まで合わさり、お客様の空気感がなんか殺伐としてきたなと私は思う。店内だけでなく世の中全体がコロナ禍にかかわる不便で膿んでいるし。
この際だからゆっくり休もう! というのはわかるんだけれども、みんな便利であることを当たり前だと思ってるんだな。不便になるとたちまち世の中はギスギスしてくるものなんだ。震災みたいな分かりやすい困難じゃなくても、人心を十分に荒ませる。
穏やかな日本人というのは幻想だって、東日本大震災の時によく言われていた。だが、その幻想を作り出した、というより、本当に日本人を穏やかなにしていたのは何だったのか? ということが語られているのは、あまり見たことがない。それは私が思うに、些細な便利の集積だ。チリみたいな便利が積もり積もって住みやすい国を作り人々を穏やかにしていたのではないか。
気軽に、もうやめよう! と言えるほどの小さな便利を諦めることによって、私達の地盤は削られていく。しかも、少しではなくけっこう一気に地盤沈下が起こる。小さいものは大事にされないからだ。我も我もと、皆が一度に小さな便利を手離していく。
これは俺が仕事のストレスで会社に行けなくなってしまい惰眠をむさぼってるせいだ。心療内科の予約は明日とれた、なんとか安眠とこころの平穏をクスリで解決したい。そう願ってやまないのでR。
さいとうさんのほぼすべてのエントリーが西野で構成されたnoteを読んでいると、俺も西野サロンのメンバーになったかのようでトリップしてしまう。つまりそれは、プペルのポスターを貼り、プペルのチケットを手売りし、時にサロンの正式メンバーに「あやかり」と「乗っかり」は違うんだよと禅問答を持ちかけられる日々である。
さいとうさんが時折ボールドにした言葉の力強さとその言葉をキャッチする西野はいないという空虚さ。今はまだ見えていない夢とそれを実現する手段が思いつかないことに起因するふんわりとした読後感。言うなれば最後に「いかがでしたか?」と一声かけられるような文章には明らかに中毒性があり、クリックとスクロールを止めることは難しい。
みんなもわりと本気で読んでほしい。
そして西野が作り上げたシステムを西野が作り上げていることに背筋を寒くして欲しいのでR。
以下、俺が気に入ったエントリーだ。
https://note.com/shishishiho/n/nbc78efabdf05
ポイント…すごく大きな夢があるように言ってるがプペルのポスターを貼るだけである。
私は"勝たせたい"人だった。
https://note.com/shishishiho/n/ne70874d410d0
ポイント…手持ちなカードがないのに勝たせることはできないのではないかと思ったが、西野はいつも勝つシステムなので勝たせることは余裕な気もする。
Candyを"勝たせて"、ファンを作る。【全国Candy巡り】
https://note.com/shishishiho/n/n03fe1198ed22
ポイント…勝たせるはキーワードなのか。「西野さんが作る「1」を「100」にするのが自分の仕事だ、と話していました。」「セトちゃんは西野さんの影響力を貰ってたくさん貴重な経験をさせてもらう上で、必ず「西野さんに"お返しする"」という精神を持っています。」、しかしピラミッドの頂点にいていつも勝つのは西野なのである。
https://note.com/shishishiho/n/n468de73c6487
ポイント…「スナックCandyは、キングコング西野さんとSHOWROOMの前田さんがオーナーを務めるスナックです!」、度々登場するCandyとはなにかと思ってたらこれも西野である。
馬鹿の面倒を見る人間を雇って8000円得る権利より、馬鹿の相手をせずにネット設備だけで2500円の方が採算が取れる。
主要3社が10年ぐらいじっくり市場調査をして、マーケティングオペレーションマネージメントした結果出した結論が「馬鹿の相手は他所に押し付けるやり方が出来るなら単価が1/3になってもその方が儲かる」という結論を出した、と。
これから大手通信事業者の本社チームは、自分でインターネットを使える客だけを相手にして、市場にあぶれたスマホを持ってるくせにネットで契約もできないクズ共は生き残りに血眼になったショップの連中に介護させる戦略に出た。
そういうことなんだろうか。
確かに、現在の市場だと中間層は底辺層と一緒にショップで契約することになるから、ショップは殿様商売を続け、面倒な客が来たら「本部におなしゃーす」とぶん投げてくる。
だが、中間層を本部が吸い上げた上で「お前ら、もう要らねえから」と圧をかければ、投資を回収しようと必死なショップオーナーとかは今までなら本部丸投げで諦めていたような客からも必死に信頼を勝ち得ようと努力する。
残った数少ない金蔓の取り合いのために必死にサポートをするようになるのは明白なわけだ。
それによって本社チームは今まで丸投げされていた馬鹿の相手から開放され、対応チームの削減によって余計なコストは減り、売上は減ってもショップに取り分を分ける必要がなくなるから差し引きで少し得になる。
そういうシステムか。
あくどいぜ。
乱立したショップが餌不足で飢餓状態になることが前提となってるようなシステムじゃねえか。
とんでもねえことを考えやがる。
もとから20時に閉店していたので、今回の時短要請が出ても協力金は受け取れず。
店を開けていたところでロスが出るだけなので自主的に休業しようとしたところ、
テナントオーナー側から「今回出ているのは休業要請ではなく時短要請だから規約書に乗っ取り休業は認めない」と言われる。
終わった。
さよなら。
昨日は私もAさんも、なんか嫌な客に当たりまくって消耗する日だった。嫌な客ほど一見の客だとAさんが言ってたけれども、確かにそうだった。
自分がボソボソしゃべるからいけないのに、注文を聞き間違えられて秒速でキレる若い男とか、腹が立つ一方で憐れだなあと思う。こいつの母親とかカノジョとかのことが。ただの他人にこうまで下らないことで癇癪を起こせる奴はプライベートでは更に更に酷いものだ。コイツの未来は決して明るくないんだ、コイツ自身の性格のせいで。と思うと、腹を立てる気が急速に萎えていく。
昨日もまた、「ピークさえ外せば勝つる!」と安直に思ったらしいお客様で、普通混まない七時半以降にめっちゃ混雑した。「密です!」センサーとか、あったらいいよなあ。一定レベルで混んだら機械的に入店阻止できればいいのにドラえもーん!
オーナーは緊急事態宣言が出たら店は暇になると信じているが、現状コロナ以前よりもだいぶ混んでいる。混んでいる時間帯にオーナーはわざと店を抜け出して、残されたバイト一人に店番をさせているので、暇暇言っていられる。店番させられているバイトはてんてこ舞いだ。少なくない客はレジの順番がいつまでも回って来ないのに腹を立てて商品を置いて店を出ていく。
オーナーは子供達が全員堅い職に着いたし俺は勝ち組だなんて恥ずかしげもなく傲り、金もって無さそうな客を見ては嘲笑っているような人だ。コンビニのオーナーは大変だとよく言われているけど、当店のオーナーに限ってはもはや道楽で店を開けているだけなので、いい加減な仕入れをして売上が落ちようがどうでもよく、嫌になったら辞めればいいと思ってるし元々地元の人間でもないから、売上が減ればバイトをクビにしたり、籍だけ置かせて働かせたい時だけ働かせればいいや的な感じ。従業員に対する最低限の義理ももう無いらしい。
なので、私どもバイトがオーナーに諫言したってまるで無駄。気に入らなければ辞める、不利益を被らされそうになったら辞める。それしかない。
学生もフリーターも主婦も関係なく、必要最低限のこともことと次第によってはサボるようになっている。年寄りは解ってサボるけど、学生バイトは世の中こんなもんなんだなとなんか人生自体をまるごと舐めくさるようになっていて、ほんとこの店で学生を雇うとか、社会に対する害悪でしかないなと私は思う。思うんだけど、もはや悪の見本市としたこの店の状態がある意味興味深いということで、変な好奇心を発揮した連中が店に残り続けているような感じ。
毎年、成人式のある連休の中日は混まないんだけど、昨日は一時凄く混雑した。夕方六時から八時半まではほんとひっきり無し。
予想はしてたけど、「夜八時以降の外出は控えてください」というアナウンスが出ると、七時半頃に沢山の人達が、間に合えとばかりに駆け込んでくる。
ここは車社会のド田舎であるので、店内が混んでいるなと気付いたら車内で待機ということもできるはずだが、待てば目当ての商品がなくなると思って、慌てて入店してしまうのかな。
混雑第二派はいつも通り九時半頃。どうせ暇だろ? と思ってやって来る人達で混んでしまう。
去年の自粛期間とは人の動きが違うとも感じる。夜遅くに子連れで来る客が明らかに減った。平日昼間はチビッ子達は保育園でストレス発散しているし、今時公園に子連れで行ったところで一々絡む人もいないだろうし、きっと子供達が体力余り過ぎて寝ない問題に悩まされる人が少ないのだろう。
オーナーは、緊急事態宣言が出たらお客は減ると根拠なく思っていて、夜の仕入れを凄く減らしたので、後で痛い目を見ると思う。去年の自粛期間はあんなに客が増えたのをもう忘れたなんて。
私にストーキングしてくる客がなぜかAさんに菓子折をドーンとくれて不気味問題。最初は「ほんとは増田さん宛てなんじゃないですかね!」「いやいや客はAさんに『甘いもん好き?』って聞いて来てAさんがハイって答えたからくれたんだし、Aさん宛てでしょ!」とAさんと私で押し付け合いになった。
でも私とAさんは話し合い、「店で貰ったものだし店の皆で分けっこすればいいんじゃね?」ということにした。それで、Aさんがオーナーに一筆書き置きをし、菓子折を事務所に置いて帰った。
「客からの差し入れなんて毒入ってるかもわからんし、気持ち悪くて食べられないよ!」
なんてオーナーは言った。いや毒入りって、わざわざAさんを毒殺とかメリット無ないこと、いくらアホでも滅多なことではやらないでしょ。と、ついウッカリオーナーに言い返してしまった私だった。
オーナーは他にもグチグチぐだくだ言っていたけれども、客に礼を言いたいからそいつの特徴を教えろというので、ストーカー客の容貌の特徴と出没時間帯を教えた。すごく常連なのでオーナーも確実に何度も見たことがあるはずなのだが、オーナーは知らない分かんない誰そいつ気持ち悪い! を繰り返す。
早朝から電話で叩き起こされて寝起きだった私はつい真面目にオーナーの話を聞いて応答していた訳だが、オーナーのグチグチを聞いている間に目が覚めてきて、オーナーはまともに会話をふっかけて来ているように見せかけて、いつものくっそ長い独り言を言っているだけなのだ、と私はやっと気づいた。「教えて欲しい」なんて末尾に着けていても、オーナーの場合相手の答えを聞く気はミリもなく、相手が真面目に答えれば癇癪を起こすだけなのだ。そして、今だらだらグチグチ言っているのも何か意味あることを喋っているようでいて癇癪を起こしているだけであって、猿のウホウホという叫びとは違い全くの無意味。真面目に聞く方が馬鹿なのだった。
そして、前回のバイトはオーナーとのシフトだったが、やっぱり菓子の件で客に礼を言わなきゃ、でも気持ち悪い、でも礼を言わなきゃ、でも気持ち悪い、とオーナーは馬鹿みたいに言い続けているので、
「オーナー、すぐ目の前にいらっしゃるのがAさんに菓子下さったお客様です」
って、言ったら、オーナーは事務所に引っ込んでドアをバーン! と閉じた。それでも私がオーナーを追って事務所に入ると、オーナーは、
「結局貰ったのはAくんなんだし、僕と店には関係のないことでしょ! それで僕が客に礼を言って頭下げるのもおかしい話なんでいいです! ああ気持ち悪い!」
という。礼を言わなきゃとかなんとか延々と言っていたのも、長大な独り言だったわけだ。
それはいいとして、私が言った「あのお客様です」は距離的に確実にストーカー客まで聴こえていたし、オーナーが気持ち悪いと言ったのも、私が事務所のドアを全開にしていたせいでフロアまで響いていたと思う。