はてなキーワード: はんなりとは
AKB48の横山由依ちゃんが、京都人でありながら実家から3歩で奈良らしいけど、そもそも京都弁とか京女の境界線ってどこ…?
(横山)はい、私木津なんですけど、ギャル曽根さんのおっしゃってることすごくよく分かって…
(横山)そうなんです。見ていただいたら分かるんですけど、私の家が特に3歩行ったらもう奈良のとこなんですね。
(羽野)3歩行ったら?
(横山)はい。県境で、で、あの…その…京都の方からは「あーそんなとこ京都じゃないよ」って言われちゃうし、逆に奈良の方から「そこは奈良や」って言われるんですけど…
(横山)奈良やって言われるんですけど、住所京都府なんですよ。
(さんま)もちろんな。
(横山)そこどうしたらいいんですかね。
(さんま)知らんがな、そんなもん。それこそ引っ越せ。
(羽野)でも、大丈夫よ。
(横山)遠足も、奈良の大仏行かせていただいたんで。ありがとうございます。
(さんま)いや俺の持ちもんちゃうからな。一遍大仏見に来ぃ。え~、木津も名物は少ないか。
(羽野)つくし!?
(アンミカ)めっちゃおもしろい。木津川行ったらええつくしあったんや。
(ギャル曽根)いや、多いんですよ。たぶん。多いんですよ。
(さんま)多いのか?
(横山)そうです。
(さんま)いやいや、奈良もあるある。つくしはどこでもあると思うで。
(アンミカ)見ようとしてないのよ。下を見れば生えている。
(ファーストサマーウイカ)さすが。さすが。
(さんま)カッコええな。つくし博士カッコええな。「下を見れば生えている」。
踊る!さんま御殿!! 2020.2.25
(小杉)黙ってますけど、横山さんも相当ヤバイと思いますけど。
(さんま)せやろ。
(さんま)だからおいら川遊んだん木津川やから、うちの実家からやったら。
(横山)えっ、0774です。
(横山)そうです。そうです。だから駅は奈良にあるんですよ。地元の最寄り駅の。
(横山)そうなんです。
(川島)いや、でも結構京都ビジネスやってますよ。なん、なんせニックネームが横山由依でゆいはんですから。
(横山)はんなりのはん。で、京都を案内する番組とかやらせてもらってるんですけど…
(小杉)いまのめちゃめちゃ怖かったですよ。
ホンマでっか!?TV 2019.10.23
(宮脇)横山由依さんが京都府出身らしくて。ただ、実家から3歩歩いたら、奈良らしいんですよ。それってもうほぼ奈良じゃないですか。なのに、はんなりやで~みたいな感じで京都っぽい醸し出し方をするのがどうなんだろうってずっとこう…
(軽部)異様だと。ホントに、3歩なの?
(軽部)それやっぱり、近いねえ。でもねえ、5歩なんだ。
(軽部)あっ、10歩。どっちにしても。どっちにしても。
(横山)でもそうなんですけど、奈良じゃないんですか?みたいなこと言われて。でも住所は、京都なので、京都ですってことで、ファイナルアンサーです。
MUSIC FAIR 2017.06.03
(指原)横山ホント京都出身って言っちゃいけない。奈良の人。奈良の人。
(指原)でも奈良の人。
(渡辺)えっー、そうなの!
(指原)住所京都なんだ。
(渡辺)そうなんだ。
AKB48のオールナイトニッポン 2016.02.17
福本「うん。」
渡辺「奈良県出身って言うねんけどさー、言ってくんねんけど。」
福本「そう。でも…でも…」
福本「そう、奈良県やと思う。なんか聞いてたら、京都ギリギリ京都か奈良の境目…で、たぶん、奈良やねんな。あれ。」
福本「奈良やった。」
渡辺「それ言ってきてん。」
渡辺「私にも、あの、私は京都やねんけど、まぁ奈良やねんみたいな。結局奈良って言い張んねん。」
渡辺「えーでもさあ、もし奈良になったら、奈良ーずに入れるん?」
福本「せやな。」
福本「なんやろな、微妙なとこやねんな、でも。京都とも…なんやろ…でも、奈良やな、あれ。」
渡辺「まあ、ゆいはん…ゆいちゃんって呼んでますけど、ゆいちゃんどっちかはっきりしたら京都なんかな。」
渡辺「そっか。」
福本「うん。気持ちはちょっと奈良ほしいな。奈良の気持ちを。」
福本「うん。」
( 2018夏アニメ1話ほぼ全部観たから感想書く その1 からの続き )
きたないゆゆ式(哲学ではない)。圧倒的なキービジュアル詐欺。学校で女の子達がふざける日常アニメ。基本はSS。
プレスコ収録のため、声優の自由すぎる演技に合わせたキャラの表情が描かれているのだけれど、もはやキャラデザなんていらなかったんやレベルの顔芸アニメになっている。プレスコで作られたギャグアニメだと「月間少女野崎くん」がとても好きで、本作も野崎くんくらいボケとツッコミの勢いがすごい。1話は第1原画がたった一人だけれど、これからどうするのだろう。それからどしたの。
前回の続き。1話はナザリック地下大墳墓の日常回。ずっとこれが見たかったので嬉しい。
ど田舎ミステリー(モデルは伊豆諸島の新島)。原作はフロントウィングのノベルゲーで、本作の序盤も謎が謎を呼ぶ展開になっている。Steam版が出るらしい。ゲーム原作のアニメは最近たくさん新作を観たけれど、特に最近のゲームはシナリオのボリュームがとんでもないので、必然的にアニメもシナリオ消化のために早足気味になる印象がある。オカルティック・ナインとかめっちゃすごかった。翻って本作は心にフォーカスを当てたストーリーになっていて、ペル5みたいに事件が起きて解決して・・・と比べるとすごくゆっくりした展開になっている。風景描写が多く、BGMも控えめだし。そして各ヒロインの心情が丁寧に描かれていてすごくかわいい。私は荒川稔久の描くヒロインがとても好きなので(狼と香辛料のホロとかまおゆうの魔王とかこの美のうさみさんとか)、本作のお澄ましした感じが凄く好き。
シナリオで面白いのは、謎を解く鍵がSFでも村に伝わる言い伝えでもなく、心因性の現象かもしれないというところ。「電波女と青春男」みたいな感じ?あっちはかなり文学的な作品だったけど(主人公の語りでストーリーが進行していく)。
ヒロイン役の田村ゆかりは直近だとLOST SONGでも歌姫役をしていたけれど、何歳の役をやっても違和感がないというか、「10代のキャラが歌う歌は10代の声に聞こえる」一方で「20代のキャラが歌う歌は20代の声に聞こえる」みたいな魔力があるよね。
陰キャの日常アニメ。全編通学路のみを舞台にしたコメディ。あの頃のあるあるがほぼ全て詰まっている気がする。スクールカースト気にするとか、それとなく気配を消して同級生のグループから姿を消すとか、めっちゃ他人を見下す友だちがいるとか、変に正義感があるとか。
本作は海外で「バリバリ洋ゲー好きの女の子が出るアニメ」と話題になっているようで、1話でも既にアサクリ脳全開になっている。オープンワールドの洋ゲーを遊ぶ→通学中、「あそこの屋根、あそこについてるパイプに手をかけながらあっちに飛び移れば屋根伝いに移動できるんじゃね?」と思い立つみたいな妄想は誰しも1度は経験したことがあると思うけれど、そういうアニメである。出てくるタイトルも多種多様で、ゲーマー向けのアニメ。
家に居場所がない、かつ学校に居場所がないみたいな人にとって、通学路って案外「すべてのしがらみから開放された、短い休息の時間」みたいなところあるよね。
沖縄ご当地アニメ。沖縄行きたい。今季唯一の飯テロ枠?沖縄行きたい。タイトルは主人公のペアが”はるか&かなた”なので、はるかな。☓は↑る↓か↓な↑ ◯は↓る↑か↑な↑
ビーチバレー初心者の主人公がビーチバレーを始める話で、冒頭で最強ペアとの対決が示されている通り、最終的にはガチのスポ根アニメになっていく模様。でもみんなかわいい。特におばあちゃんがめっちゃかわいい。スポ根の作品だけれど、主人公が非常に鋼のメンタルを持っているので、すごく爽やかかつ後味のいいシナリオになっている。というか主人公がイケメンすぎる。2話とかかっこよすぎて泣いた。ちなみに「はねバド!」を観たあと日本作を観ると遠井成美がきっつい性格の子に見えるけれど、間違いなく気のせいである。
1話の時点では初心者視点で「ビーチバレーとは」が描かれているので、同期のスポ根アニメ「はねバド!」と比べると競技初心者向けのアニメになっている(競技人口の差かな)。中学時代バレー部だった身としては、「へーこういうとこバレーと違うんだ」という気付きをちょっとずつ説明していくスタイルが面白い。
ビーチバレーのシーンはとても作画熱量が高い。ビーチバレーは水着で行うスポーツなので、他の競技を描くアニメと比べてラインがすごくきれいな体の動きが描かれている。特に2話のジャンプサーブを打つなるみちゃんの動きとかめっちゃすごい。あと、主人公のつけている水着、柄が細かいのにちゃんと動いてて地味にすごい。
本作の世界は男女比100:0くらいでやや女性優位の世界(おじいちゃんを除けばかめきちが唯一の雄かもしれないけど、甲羅の形がメスっぽい)なのだけれど、予想としては”水着で行われるアツい試合シーンを丁寧に描くほどエロく見える→そういう視点をできるだけ排除するため、男性には犠牲となってもらうことにした”あたりだろうか。
あと本作は音楽がめっちゃ良い。担当したのはラスマス・フェイバー。特に1話冒頭の曲とか。サントラ買うかも。
AmazonPrimeVideo独占
アメリカのアングラ界隈を描く作品。全24話予定。すごくマッチョな世界。GTAってこんな感じのゲームなのかな。主人公がひょんなことから謎の薬物を手に入れ、そこからマフィアのゴタゴタに巻き込まれていくという話なので、いろんなクソ野郎が出てくる。1話ではシンプルなシーンチェンジを多用してどんどん話が進んでいったので、かなり駆け足で原作を描く感じなのだろうか。
アッシュがエロい。非常な才気を持ちつつもどこか危うさや孤独感がある感じとか、英二との対比によって強く印象に残った。作中でもよく綺麗どころ(?)としてイジられてるのも輪をかけて高嶺の花っぽさがある。
空気としてのアングラ感という意味では先のアニメ「メガロボクス」よりもずっとリアルなダーディーさがあって、時代設定をベトナム戦争からイラク戦争に変更したのも、そういう「空気」をちゃんと取材するために必要なことだったのだろうと思う。インタビューによると実際に現地を取材していて、いくつかのシーンは実在する場所とのこと。一度行ってみたいな。
他の作品と比べて、舞台の性質上、人種のるつぼ感がある描写がとても印象的。気になるのは、舞台がイラク戦争後なのでアラブ系が差別される描写の有無。リアルではさんざん差別されてる(現在進行系)みたいなので、それを反映していくのかどうか。そもそも社会派アニメじゃないから流石に無いか。
かなり可愛い絵柄の割にハードなSFアニメ。アリスと蔵六かな?かなり骨太なヒーロー物。シリーズ構成・ネーム・キャラクター原案 - 水上悟志とある通り、本作のために大量のネームを書いた水上先生の完全新作。
キャラデザ・作監:岩倉和憲、美術:ムーン・フラワー、音響監督:岩浪美和、プロデュース:松倉友二あたりはJ.C.STAFFの名作でお馴染みのスタッフなので、本作も非常に楽しみ。
1話時点では主人公の動機づけが不純(食欲とか復讐とか)なのも好き。
Netflix独占
ひたすらゲーセンとかでアーケードゲームするアニメ。台バンすんな。時は、世間が動いた1991年。当時のゲーセンってアングラで学生のサンクチュアリだったのね(今もそうだけど)。
とにかくアーケードゲームのオンパレード。ゲーム画面がちゃんとリアルで稼働している筐体を使って撮影したゲーム画面。そしてガチプレイ。各ゲームの解説(ハメ技とか)も付いてるので、初見にも優しい。けど今これを見てもリアルでプレイできないじゃん!
ゲーマー脳の異世界転生。もしノゲノラがエロアニメならこれはエロアニメ。
異世界転生アニメはたくさん作られているけれど、序盤の異世界転生プロセスはずいぶん多様化していて面白い。個人的に好きな異世界転生プロセスは「灰と幻想のグリムガル」「ノーゲーム・ノーライフ」あたり。本作は必要最低限の尺で必要な情報を描きながらちゃんとギャグとして落としているのが好き。
とても主人公が可愛い。「オーバーロード」のヒロインことアインズ様並にヒロイン力がある。序盤の展開が似てる作品の中では主人公の心の機微を丁寧かつテンポの良いギャグで描いているので、主人公がとても魅力的。
Netflix独占
地下アイドルのお仕事アニメ。ひょんなことからアイドルになった3人組が、不条理と戦いながらどんどん有名になっていくサクセスストーリーだし、実質アイドルアニメ。
ブラックユーモアなSSなので、気楽に見やすい。ほぼ会話劇になっていて、動きは少ない(原画は一人だけ)。全体的に漫画タッチの絵になっているのがとても奥ゆかしい。
一人のキャラを男性声優と女性声優が担当しているので、「魔法少女☆俺」とはまた違うテイストの好演を観ることができる。
ヤバくない「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」。京都を舞台にした、骨董屋のせがれとバイトちゃんの日常アニメ。いい最終回だった。
櫻子さんは嬉々として人骨を鑑定していたけれど、本作の清貴さんは工芸品の鑑定。作中で登場する美術品については、エンドクレジットに時代考証などがなかったのでよくわからない。櫻子さんも清貴さんも、いわゆるきれいどころなのにすごく人間味があるところがグッとくる。ちなみにこっちは割とハートウォーミングな話なので、いきなり人骨を見つけちゃったり、暴漢に殺されそうになったりとかはなく(と思う)、事件の内容がとてもはんなりしている。さすが京都。
1話では基本的にお店の中だけの話だったけど、そのうち京都をぶらぶらする話もある模様。楽しみ(2話は葵祭の話)。京都といえば、清貴さんを演じる石川界人の方言がまた誰かの琴線に触れるのだろうか(彼の方言指導をしているのは同じく声優で、ウマ娘ではゴールドシップの中の人こと上田瞳)。
AmazonPrimeVideo独占
きたないあまんちゅ。大学のダイビング部を舞台にした、ヤロー特有のノリ全開な部活モノ。
全編に渡って大学生特有の悪乗りやバカなマネが繰り広げられ、非常に銀魂みがある(1話の監督・脚本・絵コンテ:高松信司)。それにしてもOPEDがとても良い。
AmazonPrimeVideo独占
VRMMO群像劇。異世界の話でもなく、リアルの話でもない出来事の話。仮想現実世界の話で近いのは「.hack」とか?
惚れた腫れたでチームの危機とか、イベントでうまく行かなくて犯人探しからのチームの危機とか、概ねMMOあるあるを踏襲していくストーリーにわかり味が深い。加えて主人公が(1話時点では)小学生なので、より群像劇感がある。見た目が小学生じゃないからこそ感情移入しやすいのだろうか。
本作の「センス」というモチーフが好き。センス=努力では超えられない壁みたいな意味合いで使われるワードで、スポ根アニメにおける才能に近いかも。でも決定的にスポ根アニメと違うのは、例えば今期の「はねバド!」「はるかなレシーブ」ではその競技に拘る理由が「楽しいから」なのに対して、本作ではゲーム=選ばれし者の遊び=ステータスとして描かれていて、誰も「楽しいから」という理由ではゲームをしていない。主人公たちが小学生時代ゲームを遊ぶ動機は「名声を上げるため」であり、そのゲームから遠ざかった主人公たちのことを考えると、本作のテーマは「自己肯定」とか「自己否定」なのかも。
ゲーム世界の作画熱量は高く(特にアクションシーン)、スタジオちゅーりっぷの美術もすごく綺麗。BGMのゲーム風サウンドも相まって「ゲームやってる感」がある。
ぶぶぶぶぶぶ
室内から巨大な羽虫が飛び回っているような音がする。
古代の巨大昆虫メガネウラが乱舞していれば、こんな感じかもしれない。
扉の前に立ち尽くしたセミロングのお嬢様はつぶやいた。
「とっても嫌な予感がします。でも……」
室内にはレシプロソー(電動ノコギリ)を両手にたずさえたポニーテールのお嬢様が無言で立っていた。
彼女の得物は短いノコギリの分数千回におよぶ高速前後振動によって、
小さな力でも硬く大きなものが楽々解体できるかなり禍々しい代物だ。
対するセミロングお嬢様の武器はお召し物の中から取りだしたるSGP鋼管25A(B1)-500L、2本!
二刀流であることは同じだが、文明度では大きく水を開けられている。
「甘く見ないで!」
これはこれで怖い。ザ鈍器といった風情だ。
「……」
このシチュエーションで彼女が一番おそれるのは鋼管の投擲攻撃だった。
鳶道具もとい飛道具は使わなかった。
「ふっ!」
鋼管の先端には螺旋の溝が切ってある。すなわち長ニップルになっていた。
そのため、六角形やトゲ突きの棍棒と同じく対象へのダメージを広げる効果が期待できた。
ちぃぎゅぃんっ!
耳を聾する音を響かせて、長ニップルが弾かれる。ポニーテールのお嬢様がはじめて口を開いた。
チャンバラがはじまった。
お互いの得物にダメージが蓄積していくが、その程度が視認できるのは
鉄パイプの側のみ。絶えず震動するノコギリはなかなか把握しづらい。
(それに……)
ポニーテールのお嬢様は替え刃を持っていると鉄パイプウーマンは確信していた。
「……!」
ぢゅいぃいいいんっ!
高々と宙を舞ったのは鉄製ちくわの方だった。
もう片方の鉄パイプを挟み込むように切って上下のつながりを完全に断ったのだ。
「鉄パイプに魂はありませんでしたわ……」
わずか2コマの出来事にがっくりとうなだれるセミロングお嬢様の胴体を震動しつづける刃が強襲する!
彼女は吹き飛ばされ地に転がった。
「!?」
それなのに高速度鋼製ノコギリが破断するのは異様である。
彼女はあわてて替え刃をベルトにつけたホルスターから引き出した。
そして――」
鉄パイプ使いは、短ニップル付きのねじ込みチーズを取り出すと、新しい鋼管のねじにシールテープを巻き、ねじ込みフランジにねじ込んだ。
二本の長ニップルをユニオンやソケットでつなげば長い棒になり、
同時にレシプロソーの刃を付け替えたポニテお嬢様は首をかしげる。
「日頃の心がけが大切ですの!!」
トンファーの軌道は大きく弧を描き、先ほどのように挟み込んで斬るのは難しい。
その上、セミ様はただの棒ならウェアラブル武器庫の中からすぐさま取り出せた。
「ここまでよ!」
ところが今度はセミロングお嬢様が驚いた。
「この髪は使いたくなかった……痛むから」
ポニーテールがまるでサソリの尾のごとく立ち上がり、鉄パイプを受け止めたのだ。
思いもしない三本目の腕の存在にあわてて配管工は距離をとる。その前にレシプロソーが袖をさくが、かえって袖下のニップルに刃を損ねる。
「しかたありません……」
マリオ兄弟の同業者は瞑目すると、トンファーを手前に放り白銀に輝く鋼管を取りだした。
「聞いて驚きなさい。この鉄パイプはSUS310S製なのよ!」
ご家庭から化学工場まで幅広く使われているステンレスの基本種。
対してSUS310Sは見た目なんかはSUS304とほとんど変わりませんけど
使いこなせませんとS35Cより弱いお高い鉄滓みたいなものですのに
どうして武器に?」
「説明ごくろうさま。同材の”やくもの”が市場にない点が残念ですの」
セミロングお嬢様は急に多弁になったポニテ星人にほほえみ返すと、
話の合間にSCS14A製ねじ込みフランジの護拳とSUS316Lニップルの柄を鋼管に取り付けた。
組み上げたオーステナイト系ステンレスのレイピアをセミロングお嬢様は構え、一礼する。
「参ります!」
その一撃は速く、そして、硬い。
通常のステンレスは炭素鋼より強靱で、旋盤加工にも特別な設定が必要とされる。
無意識にさきほどまでの加減で刃をふるったポニテお嬢様は数合で鋸歯を消耗させてしまう。
だが、まだ動くポニーテールがある。いったん時間を稼いで刃の付け替えとスピコン設定を――
セミロングお嬢様はさりげなく狙った場所においておいたトンファーを安全靴が蹴り飛ばしたのだ。
「うくっ?」
これをポニテでなんとか弾いたお嬢様だが、次の一歩ですってんころりん転倒する。
「足下がお留守でしてよ?」
摺り足によってセミロングお嬢様は敵の足下に、パイプや継ぎ手をまき散らしていた。
音で薄々把握はしていても、ここまで攻撃を畳みかけられると回避しきれない。
ポニーテールのせいもあって意識が上に偏っていたお嬢様は、まんまと敵の罠に掛かってしまったのだった。
セミロングお嬢様は勝ち誇らない。
条件次第では1000℃にも耐えるステンレス鋼にレシプロソーが吹き飛ばされ、
最後の抵抗を試みるポニーテールに向けて、棍棒が打ち下ろされる。
「っ!!?」
倒れたお嬢様は思わず目をつぶった。彼女の自慢の髪は衝撃をうけ、しおしおのパーになった。
「いったい、なんだったんですの?この髪は……あら、手触り素敵」
たぶん何か原因があるでしょう。だがその他一切のことはわかりません!
残り4人。
前回
http://anond.hatelabo.jp/20160411184413
次回
http://anond.hatelabo.jp/20160414193717
幕間
http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20160120000023
高札にマナー違反として描かれているのは以下。(ピクトなので一部推測)
・舞妓に触る
・垣根にもたれたり座り込む
・歩きながら食べる
・自撮棒の使用
*高札にはないが、家屋や庭に無断侵入というのもあるらしい。町家の格子でタバコの火を消すとかも。
舞妓以外の項目はマナーとして理解できるけど、舞妓の件も同じなの?と思った。
祇園を一種のテーマパークと思ってて、ミッキーマウスと勘違いしているという噂だけど、
無理解だけでなく妨害する意図はあるでしょう。威力業務妨害罪なんかもありうるかも。
例えば、海外で普通に歩いてて、囲まれたり引っ張られて転ばされたりすることが
「マナーがないだけ」として扱われる地帯があるってこと?(ありそうだけど)
「日本では犯罪ですよ」くらい言ったほうがいいんじゃないかな。
そして、こんなことをするとつかまる場合があるって本国で噂になればいい。
こんな所まで、やんわりはんなりの日本文化じゃなくていいと思うよ。
あと、ネットの反応が「舞妓は和風キャバ嬢だから仕方ない」的なのが多くて、
缶ビールを開けて飲む。その味は風呂上がりの時よりも悪くなっている。部屋に戻ると天井の電気は付いておらず、机のスタンドが光るのみ。つけ忘れていたとか電気が切れていたとかではない。日本式の照明は就寝前には適しておらず、間接照明のように位置が低い物のほうが好ましい、というのはネット記事の受け売りだ。
ふと思い出したのは母の事。私がまだ実家暮らしだった頃、二階の両親の寝室に入ると母はデスクスタンドのみをつけてタロット占いに興じていた。ある種の不気味ささえ感じながら、私は照明のスイッチをオンにした。電気くらいつけなよ。母は苦笑い。
私と母は同じ行動を取っていたわけであるが、母が精神病棟に入っていた経験がある事を考えると、その事に少し抵抗を覚えるのは仕様がないと信じたい。またビールを一口。苦さが際立つ。
明日はバレンタインである。いや、今日か。チョコの一つや二つくらい貰えるだろうか。いままで彼女などできた事はない私にとってそれは大変に関心のある事なのだが、全く興味を持てない事でもある。面倒なことだ。
深夜1時にもなると外は真っ暗で何も見えない。片田舎に住んでいる事は重々承知だが電灯の一本すら見えないのはどういうことだろうか。空を見上げても曇っているのか星は見えない。大体、北陸のほうはこの時期あまり晴れないのだ。冗談ではないく、ここ一週間、太陽を拝んですらいない。モラトリアムの終わりは世界の終わりと同義なのか。ビールをグビリ。美味し。夏の終わりのかほり。 水滴だらけの窓ガラス。
この部屋ともあとひと月でおさらば。結局コールドプレイのポスターを支える画鋲の穴のために敷金はどこへ行ってしまうのか。壁紙となるのか管理人の飯のタネとなるのか。
社会人。社会人ってなんだ。会社の犬かはたまた家畜か。巷で話題の社畜の身分とやらに私は落とされてしまうのか。それとも案外この4年の夏休みのようにやんわりはんなりと暮らせるのか。人工少女はやる時間はあるのか。からあげうめえ。ビール苦い。あれ、からあげもうないの?
残ったビールを一気飲み。一缶でふわふわ頭は安上がりの証拠だ。弱いなどと。決して弱いなどと。
http://anond.hatelabo.jp/20091001004419
前回のあらすじ。
長年の妄想生活の弊害で、
ホロの尻尾を思い浮かべながら激しくシゴキ続けないと
射精できない身体になっていた。
勃たない、入らない、出せない、の三重苦に見舞われつつ
苦難の新婚生活のはじまり、はじまり、
3年ほど前にはてなダイアリーをやっていたが、
どんなにウケに走っても20ブクマがやっとだったのに。
他人に見られる快感を初めて知ったよ!
味を占めて、続きを書くことにした。
といっても大したネタがあるわけじゃないので、
膣内射精障害→ http://r25.jp/b/honshi/a/link_review_details/id/110000004411 / http://www.westcl.com/sexbbs/ssfaqfukan.html 2009/10/01
もしかしたらこんな変な症状は俺ひとりかと思っていたけど、
結構あるみたいなのでほっとしたよ。
でも、原因はAVというのはちょっと違う。
前にも書いたけど、俺の場合は原因はホロだ。
ホロのふさふの尻尾とぴょこぴょこ動く耳がイケナイんだ。
い、いけないよ、ホロさん、あなたにはロレンスさんという恋人が……
ああ、ダメです、耳元で「わっちはぬしの狼人形でありんす」なんて囁いちゃ!
んな余計なもん買わんでw、布団の中で服着たままでもいいから、軽く優しく抱き合って、まったりと戯れてみたらどう?そのあとは沸き起こる快楽に身を任せるがよろし。
「3つの関門」から外れるから書かなかったけど、
その手の軽いスキンシップはかなり実行していますです。
ていうか、滅多に挿入可能な状態にならないから、
毎晩ヨメさんと二人で抱き合って触りっこをして
結婚に恋愛感情は必ずしも必要でないが、こういうのを読むと溜め息が出る。裸の状態ってすごく怖いのに。男性は挿入に拘りがちだけど、その前に相手を思いやってほしい。この文章だとそれが見えない。
おお、あんたは俺のヨメか?
前回のエントリーは「3つの関門」に絞って書いたので、
相手への思いやりのことをすっ飛ばしているけれど、
決して蔑ろにはしていませんよ!
耳の痛い指摘です。
ヨメさんを喜ばせようと、スローセックス実践入門を買ってきて、
いろいろと試しているのだけれど、触り方がへたくそなのか、
全然感じてくれません。
アダム徳永先生の境地に達するには、あと五十六億七千万年くらいかかりそう。
アナルに関心がある(そして嫁も嫌がっていない)ようだから、
アナルセックスは事前準備が大変らしいのでちゃんと嫁と話し合った上で。
アナルの方が膣よりしまるとよく聞くし…。
そんなことを夢想している39歳(先日誕生日を迎えました)の秋。
ところで増田に聞きたいんだが、
いや、そんなこと俺に聞かれても。
たぶんその頃は童貞だったと思うけど、
今はどうだか……。
ちなみに俺の脳内では、
フルールは貫通済みだけどエーブの穴は塞がっている。
支離滅裂でごめん。
マジレスしとくと妄想が遥かに現実を上回ってしまってる。方法は1つ。まず自分が入れて貰うしかない。妻にペニバンをつけ後ろへ入れて貰え。ローションなしで大丈夫になったころ愛妻に尻尾が生えてる様に見えるはず
これ、半分本気で実行しようと思った……。
やっぱり激しく拘束にやらないとダメっぽいので
いろいろ工夫してみました。
その成果があったのか、単純に慣れのおかげなのか、
体位は正常位でした。
いやー、一時はどうなることかと思った。
長い場合10年以上治らないこともあり焦りは禁物です。
こんなのを読んだ後だったので、
本当にEDになったらどうしようと心配したけれど、
ヨメさんが締め付けを勉強してくれたおかげで、
次第に膣内でも感じるようになり、
それなりに腰を動かしているうちに果てました。
局部の感覚だけなら特に気持ちよかったということはないけれど
やっぱり生身の女性とふれあうというのはいいものです。