はてなキーワード: 雪かきとは
雪国に越してきて4年目の冬。
いまだに雪が積もるとわくわくする。
雪かきはちっとも上達しないけど、雪だるま作るのは上手くなった。
今年は、お隣のお子さんも一緒に雪だるま作ってくれた。
寒いし、雪かきはめんどうだし、道が混んで通勤にも時間がかかるし、雪道は怖い。でも。
大変なことはたくさんあるけど、私はこの雪国が好き。
俺は北陸地方に住んでいる
北陸地方というと(諸説あるが)富山、石川、福井県のことである
本州の真ん中あたり、日本海側にちょろっと出た半島があるのをご存知だろうか
あのあたりである
なんでも市街地でも1メートル超えの災害レベルの記録的豪雪のようだ
というわけで北陸地方はまあ「雪国」といって差し支えないと思うのだが
この季節になると必ずでてくるのが
「東京で積雪って3センチかよwwwwこれで全国ニュースとか都民軟弱すぎ」
みたいな奴だ
確かに我々雪国で暮らす人間にとっては数センチの積雪などどうということはないだろう
しかし、その意識が自分たちの首を絞めていることに何故気づかない
「雪で遅刻?天気予報みてないの?それくらい予測しろよ。一時間早く出たけど間に合わなかった?なら二時間早く出るべきでしょ?車が動かない?歩いてこいよ。ていうか雪降るんだからいつもより早めに出社して雪かきしろよ?みんなやってるぞ?」
みたいなクソみたいな考えが雪国でまかり通っているのは
この北から目線(=雪に動じない俺達スゲー)が原因ではなかろうか
「うんうん。3センチでも雪は大変だよね。いつもどおりの生活なんてできないよね(だから30センチ積もったら遅刻したり、開店時間に店が開かなくても当然だよね)」
なーんで路面凍らせてからやるかなあ……。
だったら!数日前にやっておけよ!!!
しかもせっかく綺麗にしたのに道路に投げ捨てるクソが多すぎる。
そういうクソに限って揃いも揃ってご立派でお洒落な家に住んでるんだよな!脳味噌クソまみれかな!?
忘れた頃に路面に投げ捨てられたら凍るよね!?アイスバーンまっしぐらだよね!?
実際滑りかけたよね!?スタットレス履いててもきついんだよ!!!クソが!!!
自宅の周りが顕著で、我が家(雪国育ち)と両隣(それぞれ雪深い地域出身)の周りは翌日には雪も溶けて道路も綺麗に乾いていたのに、隣家の道路を挟んで並びのマンションに至っては駐車場の除雪の際に既に乾いていた路上にばんばん雪を投げ捨てていくので悪循環。
エントランス側に至ってはだーーーれも雪掻かないからいまだにアイスバーンだぞアイスバーン。
向かいのマンションは住んでる子供連れの一家が何軒かキャッキャしながら雪掻きしてたんだけどなー。
巨大団地に住んでた頃なんか、ご近所総出で雪掻きしてたものなんだけどなー。
あっれー?
ついでに愚痴る。
宅地開発だなんだで家をガンガン建てるのは構わないけどさー、雪降ったらさー、雪掻きに来るもんじゃないの?普通さー。
ちっちゃいお子さんが雪や氷を見てはしゃがないわけがないだろう。
しかもあそこ、お迎えピーク時にはお迎えの車で片道埋まるんだけど。路面凍らせたままだから車でお迎えも厳しくなってるんだけど。
建てっぱなしってどうかと思いますよー。P社さん。
さーて、今日はどれだけ積もるんだろうな……積もらないといいなあ。
停車中の荷物検査は最も危険な時間だ。祐太はコンテナの隙間で白い息を殺し、屈強な女性職員が通り過ぎるのを待った。でも大丈夫、きっと会える。根拠はないけど、かじかんだ手の中にある少女の写真を握りしめると勇気がわいてきた。やがて列車は再び駅を出発した。
※※※ ※※※
「高校は女人町のとこに行くんだ」美術室で部活の後片付けをしながら、由紀はさらりと言った。女人町のことは祐太も知っていた。夜に安心して出歩けるよう、女性だけが生活することを許された町だ。由紀がこの町の女の子であることもクラス中のみんなが知っていた。義務教育を卒業すると、女人町に戻るか外の町にとどまるか、母親が選択することも。ただ、由紀が戻ることになったのを知ったのは、祐太が最初だった。
「そっか、由紀は行きたいのか?」
「わかんない。でも親が決めたことだし」
話はそれで終わった。由紀はそのまま学校を卒業し、女人町の高校に進学していった。通常、女人町に戻った女性は、それ以降もうほぼ外に出ることはない。
※※※ ※※※
祐太は地元の高校に進学し、由紀との思い出は忘れていった。学年たった二人の美術部員だったこと、部の存続をかけての新歓、絵の具の匂い、いつも頬を赤くしすぎる由紀の人物画の癖。
そして大学に進学した1年目の冬休み、消えかけた思い出が蘇った。新しく出来た鉄道趣味の友人が、ポロッと言った一言がきっかけだった。「この貨物列車、女人町に行くんだよな」
「へえ。あそこ、電車が通ってるんだ」
「生活物資やなんかは流通が必要だしな。ああいう町だから、警戒は厳重だけど、荷物は別だよな」
町につながる場所がある。そう思うと急に由紀に会いに行きたくなった。手がかりは卒業アルバムの切り抜きの写真と、中学の頃貰った家の付近のスケッチだけ。町の写真は盗撮につながるからと規制されていたからだ。メールももちろんできない。
それでも祐太は諦めなかった。夕闇に紛れて女人町行きの貨物列車に忍び込むことに成功した。後は列車が連れて行ってくれることを待つだけだ。
※※※ ※※※
検問は数度あった。そのたびにコンテナの死角に滑り込んでやりすごした。屋根も壁もない。昼から小降りだった雨は、東京ではめずらしく雪になっていた。風が強く、寒さが身にしみる。
夜、女人町に入った後、列車が緊急停止した。「人手が足りない!」「男性職員も応援に呼んでください!」「承認はまだ?!」何かしら事故があったのだろう。辺り一面は漆黒の雪景色で、職員たちは雪かきやヒトモノの整理で相当混乱していた。今なら脱出できる!祐太は暗い雪道に踊り出た。
周囲は真っ暗で、明るい場所は雪面をまばらに照らすオレンジや薄紫の街灯くらい。隠れる場所はいくらでもある。とにかくすぐ寒さをしのげるところに逃げ込み、明るくなってからスケッチの場所を探そう。祐太はそんなことを考えながら暗がりを歩いていた。
誰もいないと思っていた。そんな油断もあって、暗闇の中全身真っ黒な服から覗く2対の目に、祐太は気づかなかった。
※※※ ※※※
祐太は人らしきものにぶつかった。背筋が凍る。見つかった!そこにいたのは2人組で、頭の上からイスラム教徒の女性が被るブルカのような真っ黒い布をかぶっていた。
「あなたは…男の人?」
ブルカの女性に話しかけられた。動揺のあまり、祐太はしばらく動くこともできなかったが、やがてやっと声を振り絞り答えた。
「ごめんなさい、人を探して、ここまで来たんです。今回だけは見逃してください!」
「でも、こんな格好をしてると捕まるぞ」
後ろの方のブルカから、男性の声が聞こえた。この町にも男性がいたのか!祐太はほっとした。
「私の服を貸してあげる。まずは私達の家に来ましょう」
そして促されるまま、祐太は二人の家に案内された。
※※※ ※※※
家の中に入ればもうブルカは必要ない。助けてくれた二人を改めて見ると、祐太と同じ大学生くらいの男女だった。女性は比奈、男性は陸と名乗った。祐太は二人の家で事情を話した。スケッチの情報から、比奈が通っている絵画教室をしている家だとわかった。この家の近所だ。陸からは余分なブルカも貸してもらった。男性同士助け合いの精神もあっただろうが、何から何まで手助けしてもらい、本当に感謝するしかない。
しかし、ブルカなんて被って不審がられないだろうか。聞くと、若い女性はだいたいこんな格好だという。
「昔、目元やチークを真っ赤にするメイクが流行ってね。うさぎ目メイクって言ったっけ。好きなは好きだけど嫌いな人は『幼女ポルノのようなメイクだ、ミラノ帰りの自分からは信じられない。VOGUEを見習え』って、大論争。喧嘩を避けるように、結局みんな姿を隠すようになっちゃった。」
「でも、そのおかげで俺たちみたいな男もこっそり生きられるんだけどな」
聞けば恋人を作りたい女性や父親がほしい家庭は、こうやってこっそり男性を家に引き入れて暮らしているそうだ。よく考えるとそうしなければ町の人口は減る一方だ。この町はそうやって矛盾を抱えながら維持されてきたのだろう。
「由紀ちゃんと連絡がつながったわ。今すぐ行きましょう。ゆっくりさせてあげたいところだけど、ママがこれ以上男性を住まわせるつもりなのか疑ってるの…ごめんね。」
どうも話から推測すると、男性を匿いながら暮らすのは専業主婦を抱えるのと同程度に負担のかかることで、できれば避けたいようだ。祐太もこれ以上迷惑をかける気もなかった。コートを着込み、ブルカを身にまとって比奈と共に家を離れた。
二階の窓では、母親と思しき女性が祐太に視線を貼りつかせていた。
※※※ ※※※
祐太は、ついに由紀の家にたどり着いた。玄関口で見た由紀は、中学のときの面影を残していた。急ぎ足で比奈と一緒に部屋に入り、ブルカを脱いだ。
「祐太…」由紀は口を押さえて、もう半分涙声になっていた。「来てくれたのね…」
「じゃあ、私はお邪魔かな」そう言って比奈は部屋を出た。部屋は由紀と祐太、二人きりになった。まるで中学の美術部と同じ風景だ。そう言えば改めて見渡すと、部屋の様子も美術部室のように幾つもの絵画や機材が並んでいる。ここは由紀の部屋ではないんだろうか?
「お母さんの美術教室のアトリエよ。今時期は教室やってないから自由に使えるわ。布団持ってくるから、ここに今日はここに泊まってって」由紀はいたずらっぽく目を輝かせて言った。「お母さんには内緒ね」
「悪い奴だなぁー」軽口を叩くと本当にあの頃に返ったようだ。「今でも絵、続けてるのか?」
「そうね、つい最近も描いた絵がそこにあった気がするけど…」
「待って、当ててみるよ。…あ、わかった。右から3番目のだろ。なんでわかったと思う?」
「「頬が赤すぎる」」2人の声が被った。そして2人とも大笑いした。
その後は夜遅くまで話をした。昔の思い出、卒業してからの生活、祐太のここに来るまでの冒険譚。話している内に日付が変わり、外の雪はますます降り積もった。
「これから、どうするの?」
「もう少しここにいたら?こんな雪だもん。2~3日は色々マヒしてて気づかれないって」
ひょっとしたらここで暮らすのも悪くないかもしれない。ブルカがあれば外出もできるだろう。男性同士のコミュニティもあるようだし、由紀の家族にも気に入ってもらえればよいな。そんなことを考えながら、祐太は眠ってしまった。
※※※ ※※※
「おい起きろ!さっさと出る準備をするんだ!」
突然の怒号とともに毛布を剥ぎ取られ、祐太は目覚めた。目の前には警官姿の屈強な女性が2人、立っている。
寝起きで意識がはっきりしないまま、祐太は両脇を抱えられて外に待機していたパトカーに詰め込まれた。「xx時xx分、xxxx確保…」警官の一人が無線で何か会話をしている。まるでまだ夢の中のようだ。いや、昨日までの記憶の方が夢なのか?
祐太はやっとのことで声を出した。答えはしっかりとは聞き取れなかった。これから町の外の警察に引き渡され、そこでこってりと絞られるらしい。
隣に座った大柄な女性警官は威圧的な雰囲気だ。でもパトカーはシャーベットの路面を頼りなく走っていて、そのギャップに祐太は少し笑ってしまった。
なんて結末だ。
※※※ ※※※
「密告があったみたいね。あんたも大胆なことするわね…」由紀の母親はコーヒーを淹れながら由紀に話しかけた「報奨金高いんだよねぇ。誰だか知らないけどだいぶ儲かったんだろうな」母親は少し呆れていたが、それほど意に介していないようだ。対照的に由紀は朝からずっと泣いていた。
「ごめんなさい。もうこんなことしない…」
「本当だよ!色々面倒なんだからね!」
母親は一言だけ釘をさしたあと、あんたもコーヒー飲みなよ、と一杯テーブルに置き、洗濯物を干しにリビングを出ていった。
その日一日、しおらしく反省した様子を見せていた由紀だが、心の中では計画を立てていた。町を出る。祐太に会いに行く。
※※※ ※※※
大雪の混乱は女人町では5日間で収束した。もう雪は懲り懲り、そんな気分を察してか、その後はずっと晴れ続きだった。暦はもう立春になったが、まだ気温は冬。それは女人町でも同じだ。
「それじゃ友達の家に泊まりに行ってくる。3日くらいで帰ってくるよ」リュックに荷物を詰めた由紀が玄関で母親に言った。母親は答えた。
「え、え?…お母さん何言った?私友達の家に…」
「こないだ来た男の子のところに行くんでしょ。外の列車の切符なんて買えなかったけど、駅の入場券くらいは買えたわ。あとはあんたで何とかしなさい」
ああ、お母さんには何でもバレバレだ。由紀は素直に切符を受け取った。でも、本当に外に出ていいんだろうか?お母さんに迷惑かかるんじゃないかな?
「やっぱり血筋なのかね。私もあんたのお父さんに会いに列車に乗って出かけていったんだよ。そのときにはもう社会人だったけどね。」
それは初耳だった。色々型破りな母親なのは知ってたけど、まさか列車に忍び込んで町を出るなんて!
「いやいや、その時はこの町もまだインフラが整備されてなくて、男性も沢山作業に出入りしてたんだけどね。ただ住む場所だけは別々で、でもどうしてもあの人に会いに行きたくてさ。臨月なのに常磐線に乗って出かけちゃったの。そしたら電車の中であんた生まれちゃって!大騒ぎだったわ」
何それ!電車で生まれたって聞いてたけど、そんなシチュエーションで生まれたの?何か私より祐太より、お母さんのがよっぽど大胆じゃん!
「だから言ったじゃん。血筋なんだなって」お母さんはいたずらっぽく目を輝かせて言った。「お婆ちゃんには内緒ね」
わかったお母さん。私も頑張る!
※※※ ※※※
停車中の荷物検査は最も危険な時間だ。由紀はコンテナの隙間で白い息を殺し、屈強な女性職員が通り過ぎるのを待った。でも大丈夫、きっと会える。根拠はないけど、かじかんだ手の中にある少年の写真を握りしめると勇気がわいてきた。やがて列車は再び駅を出発した。
北国育ち、東京在住だけど
今朝は久しぶりにイライラした
何でそんな雪かき頑張ってんだよ
今日の気温見てないのか? すぐ溶けるに決まってんだろ
それともはしゃいでんのか? 別に雪ふんだってなんともならねーし
雪片付けて氷になって滑ることもあるんだよ
意味わかんねー
(店は分かる)
実家の親父も昔そうだった
何で俺が手伝えって怒鳴られなきゃいけないんだよ
雪かきしてたら知らぬ間にズボンからHey siri!してたんだけどみんなどこでスーツ買ってる?
いままでいわゆる紳士服屋で買ってきたけど、どの店も二重価格表示が当たり前に横行しててもうこんなところにお金を落とす気になれない。
午前5時、凍った雪を革靴で踏みしめて仕事へ向かう。
道には僕一人。と思いきや反対側から向かってくる人がチラホラといる。
昨夜帰宅を諦めた人が始発で帰ってきたのだろうか。
向こうは向こうで、こんな時刻にスーツにコートで駅に向かう僕を電車の混雑を避けてこんな時間から出社する社畜だと思っているだろう。
雪かきに向かうのだ。
遠方に雪かきしに行くのにいでたちが普段通りなのは、午後に都内で打ち合わせが控えているからというのと、この程度の積雪なら革靴でも平気だからだ。
行き交う人にはそれぞれ事情があるもので、まさかこんな格好の僕が午前中を雪かきに費やすとは誰も思うまい。
同様にすれ違う彼らも帰宅難民ではないのかもしれない。
しかしこの歳になって、深夜帰宅、仮眠をとって出勤をやるとは思わなかった。
いつになったら楽な仕事ができるのだろう。
たぶんそんな日はこないことは分かっているのだけれど。
まだ雪は残っている。
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イナヅマの形をした島、佐渡島。
斜めにぐにっと伸びている、あの県。
自分が使っている新潟弁(※1)ですら、方言として認識できない。
意外かもしれないが、新潟県の県庁所在地「新潟市」に雪はほとんど降らない。
さて、そんな新潟市に、一晩で70cmの雪が積もった。
いくら新潟の人間といえども、新潟市の人間は「ほとんど雪が降らない」地域の人間だ。
除雪装備もしっかりしていない。
豪雪地域なら必需品の、スノーダンプ(※2)は、持ってる人間のほうが少ない。
車だってふきっさらしの平原に駐車してある。車庫のある所なんてほとんどない。
車は既に雪で埋まっている。
無理やり発進できるレベルのものではない。まず車のドアが開けられない。
開いたとしても、ガードレールほどの高さのある雪山に突っ込んでいく馬鹿はいないだろう。(※6)
朝5時。かねてより、こんな時が来るのを理解していた私は、
一年以上はいていないロングブーツを装備し、徒歩で、車道を歩いて職場へと向かうことにした。
が、そんなものは持っていない。
普通なら必要ないからだ。普通、新潟市に一晩で70cmなんて積もらない。
外に出ると、世界は真っ白になっていた。
雪原の地平線。雪の降り続ける空。そして、目の前の雪の山。
車はのろのろと車道をよろめいて進んでいる。
たまに雪にハマって、動けなくなっている車を何台か見かけながら、私はひたすら歩き続けた。
もし、新潟に色を塗るとしたら、白だろう。
米の色。トキの色。そして、雪の色。
街の中に田んぼがあるのではない。
田んぼの中に街がある。
田んぼを縫うように中を道が走ったり、高速が走ったり、電車の路線が敷かれているのだ。
あそこは、信越本線の中でも、群を抜いて何もない駅だ。
私はいつも、この駅で人が降りるのを見るたび、
「この人達はどこに行くのだろう?」と思ったほどだ。
本当に、何もない。(※3)
ミネヤ屋で「電車が15時間立ち往生」みたいなニュースがやっていたようだ。
とんちんかんなコメンテーターの言葉に私は少し怒りを覚えもした。
が、しばらくたつと、東京の人達は気楽でいいな、と苦笑いに変わった。
JR東日本は、三条、見附あたりの都会(※4)で電車を止めるべきだったのだろうか?
だが、それでも非難は噴出しただろう。
こんな考え事をしている間にも、私はずっと雪道を歩いていた。
雪道を歩くときのコツは、1つ。
ただ、次の1歩を考えて歩くこと。
次の足の着地地点の雪の深さは。雪の硬さは。その先に、先人が通った足跡はあるか。
ただ、次の1歩を考えて歩くこと。
それが500Mぐらい先であろうとも。
除雪車おろか、車の通った後がなくとも。
というか、人が歩いた痕跡さえなくとも。
その道が、私の腰ほどまで積もっているとしても。
もはや周りに生き物の気配はない。
雪の下の水田は、次なる春を待っている。
私の耳はどんどん遠くなる。
雪を踏みしめる音と、自分の息遣いと、カバンのかすれる音しかしない。
足先は冷たくなってくる。どんどん感覚がなくなってくる。
そうして、やっと私は会社にたどり着いたのだった。
……私の午前中の業務内容は
「欠勤連絡電話応対」「雪かき」「弁当屋の配達不能連絡」で終わった。
それでも室内にいれば6度ぐらいにはなるから、死にはしない。
しばらくたつと、同僚の数人(歩いてきた)が会社にやってくる。
さて、先週の金曜日はこんな感じだった。
今週、新潟市内に雪は降らなかった。気温も高く、雪も大半が溶けた。
だけれども、歩道や、除雪のあと(※5)や、日陰にはまだまだたくさんの雪が残っている。
そうして今週末、また雪が降るという。
ニュースになろうとも、ならなくても、
それでも私は、雪は美しいと思う。
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※1 新潟弁
「おめさん、そげんこっちゃだみらっこって」 (あなた、そんなことではダメですよ)
私は幼少時代を長岡、高校卒業後を新潟で過ごしているので、長岡弁と新潟弁がMIXされている
※2 スノーダンプ
雪かき用の道具。台車とスコップが一体になったような形状をしている。形状はぐぐって、どうぞ。
※3 東光寺駅には何もない
電車の中から見ると、ガチで田んぼしか見えない。(Googlemapで見ると、近くに集落はあるようだが)
なんとこの駅は有人駅であり、コンビニ、自販機、タクシー乗り場があるのだ。超都会。
※5 除雪の後
砂をダンプカーで運ぶところを想像して欲しい。山ができるだろう?あそこの部分の雪はとけきれずに残る。
いた。でもその後行動不能になってた。ばっかでーーーwwwwww
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ブログとかたまにやってるけど
ローカルねたで身バレが怖いのでこちらに書かせてもらいました。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
(腰まで積もった道を歩いていったのは本当だよ)
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元増田です。
こんな書きなぐったようなものに思いがけず、たくさんコメントもらいました。ありがとう豚野郎どもw
とりあえず、少しコメントに対してと、チェックリスト!とか言われているので
後、結構脳内全部エロの人たちもたくさんいて面白かった。嫌いじゃないぞ。
ルンバブラーバ食洗機洗濯乾燥機でほぼ解決するな |
確かに家電文明で家事をタコ殴りするのは大切。共働きにとってもはや、
食器は予洗いしないといけないし、ルンバ動かすために部屋を片付ける必要がある。
イクどこ行ったよ? |
大したことないじゃん、普通だよ。呼吸のようにやってるわ |
そうなのだ。自分もそうだ、もはや当たり前のようにやっているし、別に負荷もかかっていない。
だが、世の中にはこれらの手順が「見えてない」人間が山のようにいるという事実があるのだ。
これが足りてない、抜けている |
すまんかった。書きなぐってるからもう少し整理しておくよ。
風呂掃除お湯はNG |
最後お湯で洗い流すと、カビが生えるんだよ。
掃除でカビを殺した後は、カビ菌を付けないようにするのは不可能だから、
できるだけカビの餌(汚れ)を落として、増やさないように温度を下げる。
だから、水が良い。50度のお湯ならいい。というのは初耳だった。真偽は調べてない。
イケメンが・・・イケメンに限る |
今他の人にモテてどうするの?
雪かきが足りないぞ! |
すまん、関東だ。
こんなにめんどくさいのか・・・できねぇ・・・ |
うるせーやれ。共働きならなおさらだ。お前がやってないということは、
育児しながらな!!
もうプロに任せろよ |
その通り!でもそれができる財力はうちにはない。
Check | No | アクション |
---|---|---|
□ | 1 | その日収集のゴミをゴミ箱から集める |
□ | 2 | ごみをまとめる |
□ | 3 | 燃える日には風呂場の排水にたまっている髪の毛を取る |
□ | 4 | ゴミ箱にセットされていたゴミ袋を替える |
□ | 5 | 替えたごみ袋が少なくなってないかを確認 |
□ | 6 | 少なくなってたら会社の帰りにドラッグストアなどで買ってくる |
□ | 7 | 所定の場所へゴミ捨てに行く |
Check | No | アクション |
---|---|---|
□ | 1 | 部屋を片付ける |
□ | 2 | 埃がたまっている箇所はクイックル系で取る |
□ | 3 | 部屋の掃除機をかける |
□ | 4 | 隅や巾木にたまった埃も吸い取る |
□ | 5 | 部屋によってはルンバなどを活用 |
□ | 6 | クイックルワイパーで掃除機で取れない埃を取る(からぶき) |
□ | 7 | フローリングは水の激落ちくんなどと雑巾で再度掃除(水拭き) |
□ | 8 | 玄関も忘れずに掃除機かけるだけでも良いからやれ |
デイリーでできないなら週に1回もしくは月に2回程度か?
Check | No | アクション |
---|---|---|
□ | 1 | 鏡、蛇口は毎日普通の風呂掃除の洗剤で掃除 |
□ | 2 | 浴槽は側面、上部も全部掃除 |
□ | 3 | 浴槽内部を掃除 |
□ | 4 | 壁なども毎日どこか1面掃除 |
□ | 5 | 水で洗い流す(お湯はNG) |
□ | 6 | 換気扇をつけて終了 |
Check | No | アクション |
---|---|---|
□ | 1 | 食器を流しへもっていく |
□ | 2 | 食器を洗う(予洗いして食洗器へ) |
□ | 3 | 食洗器かける |
□ | 4 | ダイニングテーブルを拭く |
□ | 5 | キッチン台を拭く |
□ | 6 | コンロ台もさっとでも拭いとけ |
料理できないならこれくらやっておけ。
Check | No | アクション |
---|---|---|
□ | 1 | 便座を掃除する |
□ | 2 | ウォシュレットのノズルを掃除 |
□ | 3 | トイレットペーパーの部分を掃除 |
□ | 4 | タオル掛けてる人はタオルを取り換える |
□ | 5 | 便器内部の掃除 |
□ | 6 | トイレ内の床を掃除 |
これも週末とかでいいと思う。
Check | No | アクション |
---|---|---|
□ | 1 | おしゃれ着以外を入れる |
□ | 2 | 正しい洗剤の量を投入 |
□ | 3 | 全自動でピ |
□ | 4 | 乾燥まで完了後、たたむ |
□ | 5 | 各所へしまう |
□ | 6 | おしゃれ着入れる |
□ | 7 | エマールなど入れてドライコースでピ |
□ | 8 | 干す |
□ | 9 | 取りこむ、たたむ |
□ | 10 | 各所へしまう |
おしゃれ着は週1回だ。
Check | No | アクション |
---|---|---|
□ | 1 | 起こす(ぐずる) |
□ | 2 | 朝ごはん食べさせる(ぐずる) |
□ | 3 | 着替えさせる(超ぐずる) |
□ | 4 | 保育園送る |
□ | 5 | 保育園迎えに行く |
□ | 6 | 夕飯食べさせる(ぐずる) |
□ | 7 | 風呂入れる(超ぐずる) |
□ | 8 | 着替えさせる(ぐずる) |
□ | 9 | 寝かしつける(寝ない、こっちが寝てしまう) |