はてなキーワード: 発症とは
だから
取材に応じた同社の八田(はった)英明社長は20日午前、「われわれも混乱している状況だ」としたうえで、
青葉容疑者について「過去にトラブルもなかったし、作品の応募なども受け付けていない。名前も知らず、一切の関わりがない」と説明した。
このような記者に対しての回答を100%信じる奴はメディアリテラシー皆無で
「まだ見つかってないだけではないか」という可能性を何割か持っていて然るべきだ
それで後から見つかったら「社長はウソをついたのではないか」なんて言うやつは
リアルでも相当扱いづらい話が通じない奴と思われてることだろう
メールボーイ → 空白 → 京アニを知った → (小説を投稿した?) → コンビニ強盗 → 5chに京アニの恨みを書く → 隣人トラブル → 放火
この流れなのは大体わかるだろ
それでどこかのタイミングで統合失調症になった、あるいは悪化したと予想できる
メールボーイの時点では発症していなかったっぽいので、その後のどこかなわけだが
現時点で統合失調症らしい → 昔から統合失調症だった → 小説を投稿したというのは妄想ではないか?
と言ったような妄想をして、いつの間にか「それが真実だ」と信じてしまっている頭悪いやつが居る
メディアリテラシーというかセンス無さすぎるのでニュース見るの辞めて欲しい
それで、それが違ったかもしれないとなると「何だって、誰が嘘をついたんだ?」という反応になる
あまりにも頭悪すぎるだろう?ただの自分の勘違いだろうが、少しは考えろよ
まあ、似たような流れで、勝手に勘違いして「嘘をつかれた」「裏切られた」と言って攻撃的になる厄介勢はどのジャンルでも居るんだけど(政治でもなんでも)
一ミリも間違いを許さず、自分の間違いではなく他人のせいだと決めつけ、陰謀論に発展する奴ら
第二の放火犯にはならないでくれよ
病院の人事などに以下の文を送ろうと思っていましたがやめました。
病棟はとても大好きだったので。
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解離症状が出現した原因について
1. 出来事
2. 原因
同僚N山さんとの関係、いわれたことで悩み精神的に不安定となった。
別紙参照。
2月21日 女性二人(H師長、K師長)に病院まで連れられ、採血と頭部MRI撮影実施。精神科医師を名乗る男性(O医師)より問診あり。実家に帰宅したほうが良いとアドバイスあり、実家に帰宅。
3月12日 G病院受診。45分ほど個人で心理士による面接、GHQ検査あり。その後、医師診察開始。生育歴、症状、経時記録などを使用して説明する。ストレスによる解離状態が出現している可能性があり、その状態に蓋をするか上手く付き合っていくかという選択がある。症状の落ち着けや気分のむらについては投薬が効果があると説明受ける。解離に対してはエビリファイ3㎎を内服開始、不眠についてはブロチゾラムを使用して治療すると説明うける。採血(生化、HbA1c、FT4、TSH)あり。
3月17日 3時半頃まで寝付けず。希死念慮あり。コードで二度ほど首をしめることがあったため、次回診療日を待たず、19日受診し頓用でのクエチアピン処方受ける。また、ブロチゾラムはニトラゼパムに変更となる。
4月24日 ニトラゼパムの薬効薄く、ロゼレム追加あり。5,6月も休職し休養すると相談。
5月7日 ニトラゼパムを中止し、エビリファイ、ロゼレムで内服を調整する。解離症状出現していないため徐々に減薬する方向性でよいのではないかと医師よりあり。クエチアピンはほとんど使用していない。
5月21日 抑うつ症状悪化。休養時間増やす。薬の増加はなし。
6月4日 休養優先で生活を確認。7月に関東に戻ること決定。甲状腺ホルモンフォローの採血実施。
4. 症状
身体症状:便秘、腹満感、曖気、嘔気などの腹部症状。下剤、制吐剤の使用、食欲不振、夜間過食、排尿困難、動悸、悪心、過呼吸、振戦、頭重感、頭痛。
睡眠障害:いつか患者を殺すのではないかという考えにとらわれ入眠、休息をとることが難しくなった。勤務後21時頃に就寝しても3時頃まで寝付けない日々が続いた。眠りが浅く。寝ている間も常に身体が浮いているような感覚があった。中途覚醒もあった。
幻聴:夜間帯に流涙することが多くなり、それに伴って患者を殺す、患者を殺すという幻聴がみられた。また、同様の独語があった。
不安症状:N山さんと一緒の勤務帯では自分がインシデントを起こし、人を殺すのではないかという考えで頭が働かなかった。患者の安全・安楽よりも自分が何かするのではないかという考えにとらわれた。
被害妄想:2年目フォローや同期に対して、この人たちに助けを求めたら、この人たちが報復を受けると考えるようになった。また、メンバー全員が私を駄目な看護師であると思っていると考えるようになった。
落ち着かない
気力が出ない
物をなくすことが多くなった。
別紙 具体的原因
N山さんより、ほぼ毎月一回は「患者殺す気?」、「患者が死にます」、「あなた看た次の日に(患者が)具合悪くなってるよね。そのうち(患者を)殺すよ。」、「仕事舐めてるの?」と言われた。
受け持ち患者が検査時に出血を伴う状態となったため、16時20分ごろ帰室したが、酸素投与、モニター装着などしていたため当日リーダーだったN山さんへの送りが30分近くになった。送り必要と考えたため声をかけたが、「いらない。もう時間です。」と言われた。その後、リーダーへの送りはせず、夜勤者に直接送りを行った。30分ほど経ってからNさんよりさっき何かあったのかと聞かれたため報告すると「何言ってるか意味がわからない。そういうのは報告してください」と言われた。
夜勤中、休憩直前緊急入院患者の受け持ちとなった。手術の戻りが前半休憩中に重なりそうだったため、休憩は後半を希望した。病棟が落ち着いていたため、私はリーダーのN山さんと休憩のペアを組むと思っていたが、N山さんは点滴交換量が多いため前半に休憩はいると決めた。他看護師2名(1名はリーダークラス)が緊急手術の戻りがあるため、リーダーは一緒にいた方がいいのではと助言してくれたためNさんと後半休憩に入ることとなった。戻ってきたオペ患者の創部から出血あり。Nさんに報告し、医師にも報告したほうがいいだろうかと確認すると「何言ってるの。意味わかんない。」と言われた。実際に一緒に創部確認しやはり出血が持続していることが分かった。来棟していた医師に報告し創部縫合処置となった。
夜勤リーダーN山さんに送り中、日勤メンバーも残業している中、「日勤メンバーがうるさくてあなたの送りが聞こえない」と私に言い、それを日勤メンバーに注意するのではなく、二人で注射室に移動して送りをするようにと促される。送り中、「は?」「意味わかんない」と連呼される。
勤務交代時に麻薬の指示変更があったため日勤者に申し送りをしているとその指示はもう日勤帯での指示であるため残りの記録を書くことを優先しろと言われた。
夜勤帯に変更になってから1.5時間ほど経過してから日勤帯で受け持っていた患者の点滴が滴下していないため刺し直しをして、と命令された。交代時には点滴は滴下していたし、滴下にむらがあることも申し送りで伝えていたためなぜその時間に私がさし直しをしなくてはいけないのか不明だったが、身体が竦んで反論できなかった。
ナースステーションに本人がいるにもかかわらず、休憩室でその人たちに対してプライドが高い、仕事ができない、みんな嫌いでしょ、といった会話をしようとしており、不信感が出現した。
京アニ放火事件、何が悔しいって、過去に強盗で逮捕された時点で犯人を病院に隔離していたら起こらなかったってこと。
『精神障害で他人に危害を加えたら社会から一発退場』と制度が運用されていたならば……と思わずにはいられない。
誰にも気付かれずに統合失調症を発症して初犯であれをやらかしたなら、マイノリティレポートかシビュラシステムでも無ければ止めようが無いと諦めが付いたのに。
統合失調症のリスク遺伝子を持って生まれて、報道されている限り幸福とは言えない半生のストレスで発症して、治療に寄り添ってくれる同居の家族もいなくて、その結果に過ぎないと思ってる。
統合失調症を発症してから強盗、放火にはしるまで妄想に操られて動いていただけで、本人の自由意志による選択のような物は無かったのだろうから、責任を問う気にはなれない。
本人も、初犯で隔離されていた方が幸せだったんじゃなかろうか?
前科と精神障害を抱えた四十路にあなたはまだ社会復帰できるから仕事を見つけなさい自立しないというのは残酷だ。そのストレスが病気を悪化させてあそこまで妄想を育てたのではないか。
初犯で社会から隔離する代わりに一生国が面倒を見ると認めてもらえていれば、山奥の施設で投薬を受けながら、好きな本やテレビ番組を楽しむ程度は許される長く穏やかな余生を過ごせたのではないか。
https://anond.hatelabo.jp/20190727112055
おれはうっかり潰瘍性大腸炎を発症してしまったのでいまや何度も受けている。
要するに肛門から大腸にカメラをつっこんで大腸を直接観察する検査のことだ。
最初に受けた頃はいまよりもとにかく炎症がひどくって痛くて痛くてたまらなかった。
頭を横に向けるとモニターに大腸が写ってるのが見えるんだけど、つらすぎて見てる余裕はなかった。
診断を受けた後も無理して仕事を続けていたらドクターストップがかかって入院する羽目になった。
さすが仕事をしてないとストレスが全くないから、薬も良く効いて1ヶ月で退院できたんだ。
その締めくくりにもういっかい内視鏡やりますかね、となって検査に臨んだとき、おれは出会ってしまった。
モニターを見るとピンク色のぶにぶにしたものがゆっくり動いてんのよ。
まあおれの大腸なんだけどさ。
でも大腸っていわゆる不随意筋ってやつで、おれの意志とは関係なく動いてる訳よ。
そしたらなんかおれの中に命がある、あたいこの子の親なんだわ!って謎の感覚が芽生えてきた訳よ。
おれは今まで何も考えることなく強い酒とか、消化に悪い物ばっか食べてきたんだけど、
そんな時もこの大腸は、ピンク色のかわいいやつは、ずっとおれを支えてきてくれたんだな、って。
おれはこの大腸の宿主にして、こいつのおかげて生きていられる、つまりは大腸の子なんだなって。
ちなみに内視鏡検査を受けて以来、女性と性行をするときには優しくしようと思ったよね。
まあ当時も今も童貞なんだけどね。
HIV検査に行ってきた事を書きます。男性同性愛者です。二十代後半。
ネット経由でAIDSの恐ろしさや、感染してしまった際の金銭的・精神的負担を知る。
デブで息の臭いおっさんに無理矢理組み敷かれ、ナマでヤラれてしまった経験があったため、不安になり検査を受けようと決意。
自治体が行なっている検査について調べてみる。『オンラインでの事前予約が必要だが、即日結果を教えてもらえる』ものと、『予約不要ではあるが、結果が出るまで一週間待たされる』と二種類あることがわかった。(どちらも定員人数あり。無料。)
しかしながら、前者は速攻で予約が埋まってしまう。これは東京都などでも同じらしい。HIV感染に対して心当たりがある人が意外に多いことに驚く。一週間やきもきした気持ちで結果を待つのは嫌だったが、仕方がない。
検査会場に行く。ごく普通のビルの中で催されている。受付で赤い番号札を貰い、渡された書類に記載していく。氏名・住所・電話番号などの個人情報を書く欄は設けられていない。
来場者を案内しているボランティアスタッフは、初老の女性がほとんどであった。
対照的に、検査を受けに来ているのは老若男女問わず幅広い層である。女性の割合が思ったより多い。これは偏見だが、服装などから何となくセックスワーカーなのではと思った。なぜかはわからないけれど、ひとり机に伏して号泣している女性がいた。
人が多い割に誰も言葉を発さないので、不安な気持ちはエスカレートするばかりだ。
ヒーリング系のオルゴールがBGMだった。チャイコフスキーの『金平糖の踊り』のメロディーがお通夜のような雰囲気をさらに盛り立てる。
壁には大きなパッチワークが貼ってあり、『ONE FOR ALL, ALL FOR ONE』という文字が縫い付けてある。体育祭のスローガンかよ。
20分くらいしてようやく番号を呼ばれる。会場の奥にある、4人掛けのテーブルがある個室へ案内される。まず女性スタッフに記入した用紙を渡し、内容を口頭で確認する。最後に不安なセックスをしたのはいつですとか、僕は男性とセックスしますとか。もう慣れているのだろう、スタッフは淡々とメモしていく。
「多分もうご存知だとは思いますが...」との前置きの後に、HIVの感染経緯とAIDSの発症について説明を受ける。
私の母より高齢と思われる女性の口から『ペニス』『膣』『精液』というワードが発せられるのを聞いていると、何だかいたたまれない気持ちになってくる。
採血後に渡す交換用紙を持参して頂かないと検査結果は開示できない、氏名や住所などの個人情報は一切記録していないことなどを念押しされる。
そのまま採血のための個室へ移動する。他の受験者と二人ずつ採血を行う。「この針は未使用で使い回しじゃないんですよ、きちんと確認して下さいね」と言われる。ハイわかりましたと言いながら針が装着されるのを目視する。隣の40代くらいの男性が「もっとちゃんと針を確認させてくれ」と少しイラついた声を出す。
採血が終わったあとは、そのまま退場する。
今度は受付で青い番号札を貰う。どのタイミングか忘れたけれど、多分この時に検査結果の交換用紙を提出したはず。
相変わらず来場者は多い。おそらく50代くらいの、やたらファンシーなドレスを着た女性の姿を見る。顔には紫色のアザが出ていて、おそらくあれはAIDSの初期症状だ。
丸椅子に掛けながら番号が呼ばれるのを待つ。すると、日焼けした健康そうな大学生くらいの男の子が隣にやってきた。不安なのだろう、何となく私に話しかけたいような気配をしばらく感じたが、こんなところで誰かと関わるのは嫌だったので無視した。
番号が呼ばれた。個室に案内され、席に着く。貧血のような感じがする。顔が冷たくって手の感覚があまりなく、めまいがする。感染してたらどうしよう、怖いなぁ。私の身体に紫のアザがびっしりと浮かぶイメージが脳裏によぎる。泣き崩れる母、頭を抱える父の姿を思う。あの時、なぜオッさんに嫌ですやめてって言えなかったの。
茶封筒を持った女性スタッフ(前回とは別)に中身を確認してよいかと訊かれ、はいと答える。
封が切られる。取り出される用紙。結果欄には『陰性』の文字。
殴る、蹴る、食事を取らせない、何十分も正座をさせる、トイレに行かせないetc,etc.
親には何度も訴えた。
「お兄ちゃんが叩いてくる!」
他のきょうだいが折檻を受けているさなか、風呂場に飛んで行き、
入浴中の母親に半泣きで叫びながら「お母さん早く上がって来て!」
と何度助けを求めたことか。
「きょうだい同士仲良くしなさい」
「お兄ちゃんの言うことを聞いて」
手間をかけさせないで、と。
そのあいだ父には完璧に無視され、図に乗った兄は、巧妙に、親の目の届かないところでのみ私たちを折檻するようになった。
そんな生活が十年過ぎ、兄は家を出て行った。
ちょうど戦場から引き揚げてきた兵士たちが、なぜか平和なふるさとに戻ってからPTSDを発症するように、
希死念慮すらろくろく湧かない、廃人と呼ぶのも申し訳ないような、ただ呼吸をしているだけの生き物として、十二年ほどを過ごしたろうか。
「すまなかった」と。
「許してもらえるとは思っていない」と。
なぜか母が涙しながらそれを聞いていた。
私は「は?」と思った。無視し続けたくせに。見て見ぬふりをし続けたのはお前のくせに。
不思議でならなかった。
兄の謝罪をぼうっとした頭で聞き、
私は地獄の十年間の、それから脳の中の地獄の十二年間の、いろいろなことを後ろ手に隠しながら、
ただ頷いた。ちょうど兄から虐待されていた頃の、人形のようなしぐさで。
兄との関係の中で、私にできることがあるとすればただひとつだけ、
それは兄を許さないことだ。
私という人格を徹底的に、決定的に破壊した人間を、生涯許さないことだ。
それだけが私の、兄との関係の中で、「自分を大事にする」ということである。
ところで孔子の唱えた最高の徳である「仁」とは、「人を愛すること」なのだという。
今の私には生家の外に愛する人がいる。その人のおかげで、人間への憎しみと愛は併存し得ることを知った。人間を憎しみ抜いて生きて死ぬのだと思っていた人生が一変した。
その人には喜んでもらいたいし、毎日を平穏に過ごしてもらいたいし、私と過ごす時間を心地よいものだと思ってほしい。
そのための努力をできる限り続けていきたい。
私は兄を許さない。そして、兄を許さない自分のことも、きっと心のどこかで許していないだろう。それは即ち「自分を愛していない」ということなのかもしれない。
それでいいと思っている。
それがあのように扱われた人間の、私の、自然な在りようだと思っている。
「自分を愛する作業」を、大切な人に委ねることのないよう慎重に注意しながら、
やりたいことをやり、食べたいものを食べ、観たいものを観て、居たい場所に居続けよう。
それはきっと、許せない人間をこの手にかけるよりも、ずっと楽しく、美しく、素敵なことだろうから。
京アニ事件、あれ、青葉真司容疑者は明らかに統合失調症だよね。
統合失調症は、人口の約1%が生涯の間に一回はかかる、非常に患者が多い病気。日本全体で100万人近くいる。遺伝や環境の影響は確かにあるが、可能性のある遺伝や環境要因を全部取り除いても、発症率は大きくは下がらない。つまり、予防はできない。
定期的な投薬で症状を寛解させるしかない。これも個人差が多く、投薬ですぐになおって一生再発しない人もいれば、投薬すれば症状は緩和されるものの薬止めたらすぐ再発とかいうケースもある。
だが、薬を飲めば多くの人が一時的に症状はよくなる(良くならない人もいる)。
厄介なのは、個人差が大きく、原因も治療法もとにかくハッキリしない病気だってこと。理解するのに科学リテラシーを要求される疾患。
遺伝や環境の影響はあるが、完全に遺伝や環境だけが原因ではない。遺伝や環境があると発症率が何倍・何十倍になるとかいう報告はあるんだけど、「これがそろったらほぼ確実に統合失調症になる」みたいな原因もない。以前、統合失調症は「遺伝にあまり影響しない」と書いたら、「あまり」って書いてて影響することはあるということをにおわせてるのに、「遺伝は関係するぞ!!!嘘をつくな!!!」みたいに粘着されたことがある。
薬で多くが寛解すると書いたら、これも「多く」って書いてあるのが読めないのか、「寛解する奴の比率はそんなに多くないぞ!嘘をつくな!!!」と粘着されたこともある。症状で薬を飲まなくなってしまう人の比率が非常に多い病気なので、薬を飲んだことが確認できた場合に症状がどれだけ寛解するか、の話をしているのか、薬飲まなくなってしまう場合も含めてどれだけ症状が寛解するのかという話をしているのかで、全然意味が違う。
青葉真司容疑者が定期的に投薬治療を受けていれば、あんな凄惨な事件は起こさなかったかどうか…は分からない。分からないし、医者は「分からない」としか答えたくないだろう。だが、その可能性は相当に高い。おそらく、適切な投薬治療の管理下にさえあれば、95%ぐらいの確率で、あの事件は防げたのではないか、と個人的には思っている。だが、この国の行政システムや医療システムは、統合失調症患者に投薬治療を施すサービスがとにかく弱い。彼は生活保護などの経済的なサービスは享受できたが、せっかく薬があるのに、投薬治療のサービスを国は彼に提供できなかった。そして、事件が起きた。
今回の事件で、ちゃんと統合失調症の患者に投薬治療を届けるような仕組みが出来上がればいいが、これも95%ぐらいの確度で、日本は真逆の方向に進むだろう。「真面目な青年が突然アニメやゲームで豹変」とか「幼少期の家庭環境が悪くて豹変」「被害者・被害者遺族の感情」というストーリーが大好きで、ちゃんとした科学的な原因分析をしないメディアの食い物にされ、全く有効でない対策しかとられないだろう。そして、統合失調症患者を丸ごと悪者にする自己責任論が跋扈して、「あんな凄惨な事件を引き起こす人間に、タダで薬をあげて甘やかすとは何事か!」みたいな意見が通り、統合失調症患者に薬は届けられなくなるのではないか…と思っている。
そして、5年後~10年後に、第二の京アニ事件がきっと起きて、またメディアが非科学的なストーリーを垂れ流して、世論が統合失調症患者全体に敵意を向ける…その繰り返しになるのが目に見える。
精神的な病を発症し、前職を辞めて一ヶ月経った。
貯金などもないため実家に帰り、新たに働き口を見つけようと求人を見て様々な仕事に応募するも一向に採用が決まらない。
今回もダメ、今回もダメ…とバツがつく度に親から「仕事を選ぶからだ、選り好みせずなんでもいいから働け」と言われる。
でも仕事を選ぶことってそんなに悪いことだろうか。人の多い場所だと病による発作が怖いのでなるべく接客は避けている。体力に自信がないため肉体労働もできるだけ避けている。それってそんなにいけないことか。
確かに自分は大した学歴も無ければ特別な資格を持ってるわけでもない。だが決して身の丈にあわない仕事ばかり追っているつもりもない。
接客や肉体労働を含めば求人の選択肢が増え、採用の可能性が上がるのも分かる。けれど結局それで採用されたところで身体を壊せばまたすぐに働けなくなるし、職場にも迷惑がかかる可能性がある。
・統合失調症の主な症状の1つに『私は監視されている・集団ストーカーされている・思考盗聴されている』的な妄想がある。
↓
・100人に1人程度なので、インターネットを使えば『同様に“集団ストーカーや思考盗聴をされている”仲間』を見つけるのは容易である。
↓
あの男が病院で目を覚ますと、火傷の治療が功を奏したのか、奇跡的に統合失調症が完治して善人になってしまった。
そして・・・自分が妄想で34人も殺してしまったことを自覚する・・・
自分の身に起きたことを全て話し、真摯に反省する姿が改悛の情を示してるのは誰の目にも明らかだった。
裁判では病気による心神喪失状態での犯罪行為を無罪とするのか、死刑とするのか大いに荒れたが、
彼自身もこの罪を生きて償うことは不可能と考え、本人が死刑を望んだ結果、裁判でも死刑が確定した。
善人となった彼は、自分の死を少しでも誰かの役に立ててほしいと、
生きながらにして臓器移植を行って体の一部を病気で困っている人に新鮮な臓器を提供した。
そして死刑執行後の肉体も検体に回され、解剖されたのち焼却された。
(ここでエンドロール)
統合失調症患者がそんなに危険な存在であるならば、精神病患者と常に関わり続ける精神科医は患者の凶行によってすでに死屍累々だろう。
統合失調症患者に火を着けられた精神病院というのもどこかにあるのかもしれないが、私は寡聞にして知らない。
しかし個人差はあるが統合失調症の陽性症状(妄想、幻聴など)は投薬によって抑えることができる。
病院から出られない人もいれば寛解して健常者と同じように働いている人もいる。
それにも関わらず統合失調症患者のことを日常であまり意識せずにいられるのは、
ほとんどの統合失調症患者が健常者と同じように事件を起こすことなく大人しく生活をしているからだ。
断片的な情報だけで先走らないように。
論文とかでも遺伝的要因も多少あるけど発祥のメカニズムははっきりしてないって濁されてるけど
医療関係者として現場で働いてると、この病気って後天的なものじゃなく自閉症とか発達障害と一緒で先天的な病気だよなーと肌で感じる。
他の増田が言ってるように金銭的にも環境的にも恵まれてる人でも発症してる人が多いし、親子二代とか兄弟全員統合失調症とかいう家も多い。
だもんで、周囲の人間がかかわることで「予防」や「治療」できなかったのかと言われると、現実問題難しいんじゃないかなと思う。
元々そうなる人だったとしたら予防は困難なんじゃないかしら。
ただ、実際関わってる人ならわかると思うけど、案外大半の統合失調症の人っていわゆる「いい人」が多いんだよね。人当たりもいいし親切。
でも深く話をしていくと、自分は月からの電波を受信して力を得てるから体の調子がいいとか、
近所の〇〇さんはヴァンパイアでエナジーを吸い取るからあんまりかかわらないようにしてるとかそういうトンデモ話が飛び出してくるけど。
大半の人は妄想や幻聴とそれなりに楽しく付き合いながら暮らしてる。
今回の京アニ放火事件の犯人一人の行動で全体の偏見を強めないでほしいなと思いつつ