京アニ放火事件、何が悔しいって、過去に強盗で逮捕された時点で犯人を病院に隔離していたら起こらなかったってこと。
『精神障害で他人に危害を加えたら社会から一発退場』と制度が運用されていたならば……と思わずにはいられない。
誰にも気付かれずに統合失調症を発症して初犯であれをやらかしたなら、マイノリティレポートかシビュラシステムでも無ければ止めようが無いと諦めが付いたのに。
統合失調症のリスク遺伝子を持って生まれて、報道されている限り幸福とは言えない半生のストレスで発症して、治療に寄り添ってくれる同居の家族もいなくて、その結果に過ぎないと思ってる。
統合失調症を発症してから強盗、放火にはしるまで妄想に操られて動いていただけで、本人の自由意志による選択のような物は無かったのだろうから、責任を問う気にはなれない。
本人も、初犯で隔離されていた方が幸せだったんじゃなかろうか?
前科と精神障害を抱えた四十路にあなたはまだ社会復帰できるから仕事を見つけなさい自立しないというのは残酷だ。そのストレスが病気を悪化させてあそこまで妄想を育てたのではないか。
初犯で社会から隔離する代わりに一生国が面倒を見ると認めてもらえていれば、山奥の施設で投薬を受けながら、好きな本やテレビ番組を楽しむ程度は許される長く穏やかな余生を過ごせたのではないか。