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はてなキーワード: サンドバッグとは

2020-07-18

被害者叩きも弱者叩きも楽しいから仕方ないだろ

いじめられっ子犯罪被害者社会的弱者KKO、家が燃えた人、家が流された人、災害にあった人、レイプされた人、ネットリンチされた人、何かしらひどいこと言われて以来ずっとトラウマになってる人、被差別者、追い詰められてる人、自殺に追い込まれた人の親や肉親

そんな連中に対しありとあらゆる方法(住所晒し上げ、不謹慎ネタトラウマ抉り、ネットリンチ誘導クソリプ粘着デマ流布etcetc…)で追い打ちを仕掛けて、ただでさえボロボロ精神を完膚無きまで叩き潰すのが楽しいんだよ

なんでって?さあ、なんでだと思う?俺もよくわかんない、元々いじめをやってたのもあるんだけどな、勿論俺はしたこと反省なんてしてないし俺と俺の仲間にいじめられたアイツは見事にヒキコモリ

でも殴り返してこないサンドバッグは殴り放題だし、叩くと面白い音が出る太鼓は壊れるまで叩きたいよね、サンドバッグは殴られて太鼓は叩かれるのがお仕事じゃん

自分より明確に下、自分より明確に弱い、それを踏み潰すことがきっと楽しいんだと思う、虫を踏み潰したりバラバラにする子供感覚

後は苦しんでる人の断末魔を聞きたいのもあるな、どんな悲鳴を上げてくれるかが気になるんだ






俺の死を望む者も多いだろうが、残念ながら俺は今日も生きてて、とても元気だ、残念ながら俺を恨む者がどれだけ呪っても俺には届かない

俺や俺以外のそういう奴らの手で破滅や死に追いやられたり、ボロボロになったりトラウマを受けた奴らよ、お前たちの不幸で俺は幸せになって元気になってるんだ

俺は幸せだよ、お前らを苦しめて不幸にしてるのに、俺はとっても幸せ

2020-07-13

anond:20200713180627

黒人ボコボコにして殺したい願望を持つ白人の為の黒人サンドバッグ

があったら当然批判されるだろうな

それはポリコレというレベルの話ではない

2020-07-12

何度かここで書いている事だが、理解しない男があまりに多すぎるので、はっきりと書こうと思う。

これをよく読んで女というのはどういうものなのか理解しろ

  

女の生まれてきた意味

女は自分の為に生まれてきた。これはすなわち、女は自分の為だけに生きろと言っている。

それなのに最近は、男があまりに主張しており、己に絶対服従という意識が薄れている。

聖母マリアは女だ。すなわち女は誰よりも高尚であるという運命だ。

横柄な態度をとる男、権利を主張するお前らは正しくは人間ではない。家畜同然だ。

男が強制する全ての事柄、それが女はの生まれてきた義務ではない。

若く、美しい女は自分の為に生きろ。

セクハラ痴漢レイプ盗撮犯は何をされてもいいと思え。

それらは全て社会の害になる事だ。掃除洗濯料理など家事をこなす。それが男の役割だ。

男は、素手土地開拓しろ

または便所掃除や、ぶん殴られることを喜びとするサンドバッグとなれ。

お前らの存在は生きているだけで無駄だ。

お前らは自分は死んでもいい存在なのだ理解し、惨めに哀れな存在となれ。

一切逆らうな。お前らに教えてやる。

リンカーン南北戦争の発端。黒人差別助長した張本人である

織田信長はただのうつけ者。

そしてガンジーの事を思い出す者など今や誰も居ない。

お前ら人間は、死によって支配され、生殖のために生きるのが最大の幸福だ。分かったか。しっかり自覚しろ

2020-07-09

anond:20200709100617

全面的同意だし、まあ結局は溜飲下げなんだよね。

嫌なことなんでもかんでも性差別帰着させようとするけど、ジェンダーロールにしたって双方向的な問題なのに被害者面でゴリ押しすることしか考えてないし。

よく父親をガキ扱いして「我が家には大人は一人だけなの…?」みたいなのあるけど、サンドバッグに甘んじながら父親やってる奴はむしろ大人に見えるし、そこに無自覚母親のほうがよっぽどガキに見える。

多面的に見ればどっちも同じくらいガキ臭いはいるんじゃないですかねって言いたくなる。

元増田はそういうとこ冷静に見れてるし立派に親やれる人だと思う。

2020-07-05

anond:20200705171827

ならば自分排除される側となるのをあきらめてサンドバッグになるしかないな。

それが目的ドMなのか。

2020-07-02

ガンダムSEED DESTINY界隈の話題最近比較平和な訳

昔はキラ派とシン派に別れてファン喧嘩していたのが最近アスランが全部悪いクソって扱いになっているか

それに対する擁護の声も特に挙がらないのであの界隈は最近アスランサンドバッグにする事で平和になっている

anond:20200701175011

まあ反応せずサンドバッグになれってことだよなあ。ご提言ありがとうございますとか反応したって信者は叩くんだし・・・

売れなきゃおしまい業界なのにね。

誰も彼も「売れるから」で思考停止している気がしてならない。いずれにせよ面倒なので関連ツイート全部消しました。要は『チャンピオンたちの朝食』のキルゴア・トラウト作品が載ってるポルノ雑誌と同じ事で、深く考えちゃダメなやつなのかも。

今回の件で決めた、「オラ女性SF作家特集ブログ記事書くぞ!!!」どーせ「それはSFじゃない」とかボロクソ言われるんだろうけど知るかボケ~。ゼロスタートなのでオススメ教えてください!特に国内作家。LGBTQの作家作品とかもやりたいなぁ。

アウティング強要している・・・

2020-06-30

無能マネージャー

自分ジョブホッパーでもうすぐ二桁目くらいの転職の者だが、転職した際にマネージャー無能だなと思ったこと3つに絞ってまとめてみる。

もちろん身バレしない程度にフィクションを入れているのであしからず

突然ヒステリックを起こす無能

新卒入社した従業員数50人規模の会社なんだが、マネージャーが機嫌が悪いとヒステリックを起こすことが度々あった。

その会社営業会社自分営業として入社したんだが、ヒステリックを起こすと机の上のノートペンをキレながら投げて、ブチギレる。

ヒステリックを起こすタイミングはお客さんからの苦情の電話を受けた時だったり、社長からキレられたりしたあとだ。

とはいえ社長がいるとき我慢をしているのか、そういったことはしないんだが、社長外回りでいなくなった途端に唐突にキレる。まぁそもそも社長がいる場合社長が大声で色んな人にブチギレてるが。

もちろん怒号が飛ぶので、社内は唖然とす…ればいいんだが、責められてる人間に対して総務の人間もキレていて、社内は険悪なムードが漂う。

本来マネージャーが助けるべきじゃないの?と思うんだが、新卒マネージャー「たち」のストレス発散用のサンドバッグみたいになっている。

新卒は毎年10人くらい採用されるんだが、残るのは3人程度。こういった現状を見かねてか、自分退職した。退職時にももちろん退職届を受理しないと言われたり居座古座があったが。

その会社は今は社名を変えたり電話番号を変えたりして営業を続けているらしい。早く消えればいいのにと思っている。

普段部下に無関心のくせに部下同士に問題が発生した時に会社にいる年数が長い部下の肩をよく持つ無能

社員数が 200 人規模の会社転職した。社員数が多いだけあって、定着率も高いんだろう。キレるマネージャーがいなかった。マネージャーは。

同じ部署内でキレ散らかしてる課長クラスのやつが二人いた。一人は昇進して部署から離れたが一人は残ったままだ。

その会社は作った資料は平・課長マネージャー関係なしに他の人に見せる文化があった。当時はお互いを信頼してるんだなと思った。

その課長クラス人間から資料確認を依頼された自分は、ここ間違ってますよって指摘したんだが、「じゃぁお前がやれば?」とキレられたのだ。

他にも自分が逆にその課長クラス人間に指摘をお願いすると「意味わからん○ね」と言われる。挙句の果てに「お前池○か?」とも言われる。

正直この会社に居たくないなと思い始め、徐々に他の社員との距離をおいた。それを見かねたのかマネージャーマネージャーに指摘されたのかわからんが、

マネージャー自分の元にきて「仕事がうまく進んでないようだけどどうしたの?」と聞いてくれた。正直嬉しかった。

事情説明すると「お前のコミュニケーションが悪い。なんでそれを相手に伝えないの?なんでそれを先に言わないの?」と言われ

チャットワークで見てるって言ってたじゃないですかと返すと「テキスト感情なんてわかるわけないだろ。相手に伝えないお前が悪い」と最終的に言われた。

自分メンタルを崩して会社を辞めた。

部下全員の意見合致するまで会議を終わらせない、もしくは決まるまで延々と会議を入れる奴、つまり意思決定できない無能

会社を辞めて数ヶ月、貯金が尽きたタイミングでそろそろ金稼ぐか…ということで新しい会社入社した。

その会社従業員数は前の会社と同じく 200 人程度。マネージャーもその部署人達も穏やかな人が多かった。会社ガチャ成功か?って思ったんだが、その会社意思決定が極端に遅かった。

例えばボールペン一つ買うのに稟議マネージャー、総務、社長まで通さないといけないくらいだ。マネージャー決裁権ないのかよとさえ思った。

前例がないことをやろうとすると他の部署 4 つくらいの人間を集めて会話する必要があるらしい(マネージャー談)。仕事をすすめるにあたっても、できることが限られるため、なにかするしても上にお伺いを立てる事がセットな感じだった。

一番ひどいなと感じたのは、現場で決める必要があるものであるはずなのに、現場人間全員を揃えて何も決定できないような会議が頻発していたことだった。

現場人間10人くらい居たんだが、全員意見が違うこともあってかなかなか決まらないし、何も前に進まないことが多かった。

というかその会社業務の半分が会議で埋め尽くされるような会社だった。営業できないじゃん。これが俗にいう会議をして仕事をした気になるってやつか。

マネージャー意思決定を求めても自分じゃ決められないという謎のレスをもらって、その場の会議は終わることが多かった。

結局誰かが「あの件で☓☓で進めていいですよね?」って再確認したら会議必死に話していたことが、発言内容をみんな忘れたのかあっさり通るみたいなことも多々あった。

まるで精神と時の部屋にいるような気持ちを味わった。いたことないけど。

なお、音楽性の違い自分はやめた。

現在

今はニート人生満喫している。貯金が無くなったらまた就職する予定。

2020-06-29

とても大きなごん狐

 これは、私が小さいときに、村の茂平というおじいさんからきいたお話です。

 むかしは、私たちの村のちかくの、中山というところに人類を守るためのお城があって、中山さまという将軍さまが、おられたそうです。

 その中山から、少しはなれた山の中に、「ごん狐」という狐がいました。ごんは、一人ぼっちゴジラよりも大きな狐で、しだの一ぱいしげったアマゾンのような原生林の中に穴をほって住んでいました。そして、夜でも昼でも、あたりの村へ出てきて、いたずらばかりしました。はたけへ入って東京ドーム十個分の芋をほりちらしたり、菜種油の貯めてあるタンクへ火をつけて村を焼き払ったり、百姓家の裏手に建っている発電用風車の羽をむしりとっていったり、いろんなことをしました。

 或秋のことでした。二、三年雨がふりつづいたその間、ごんは、外へも出られなくて穴の中にしゃがんでいました。

 雨があがると、ごんは、ほっとして穴からはい出ました。空はからっと晴れていて、ごんが穴からたことを知らせる警戒警報が地の果てまできんきん、ひびいていました。

 ごんは、村を流れる黄河十倍ぐらいある川の堤まで出て来ました。あたりの、すすきの穂には、まだ雨のしずくが光っていました。川は、いつもは水が少いのですが、三年もの雨で、水が、どっとまし、辺りの村々は全て水没していました。ただのときは水につかることのない、川べりの大きな鉄塔や、世界一長い橋が、黄いろくにごった水に横だおしになって、もまれています。ごんは川下の方へと、すっかり水没した高速道路を歩いていきました。

 ふと見ると、川の中にシュワルツネッガーを百倍屈強にしたような人がいて、何かやっています。ごんは、見つからないように、そうっと原生林の深いところへ歩きよって、そこからじっとのぞいてみました。

「兵十だな」と、ごんは思いました。兵十はその名の通りグリーンベレーの選りすぐりの兵隊十人を瞬殺したという人類最強の男で、盛り上がった筋肉によってぼろぼろにはち切れた黒いきものをまくし上げて、腰のところまで水にひたりながら、魚をとる、総延長五十キロに及ぶ定置網をゆすぶっていました。はちまきをした顔の横っちょうに、お盆が一まい、大きな黒子みたいにへばりついていました。

 しばらくすると、兵十は、定置網の一ばんうしろの、袋のようになったところを、水の中からもちあげました。その中には、車や家や橋の残骸などが、ごちゃごちゃはいっていましたが、でもところどころ、白いものきらきら光っています。それは、鯨ぐらい太いうなぎの腹や、ジンベエザメぐらい大きなきすの腹でした。兵十は、体育館ぐらいの大きさのびくの中へ、そのうなぎやきすを、ごみと一しょにぶちこみました。そして、また、袋の口をしばって、水の中へ入れました。

 兵十はそれから、びくをもって川から上りびくを山の峰においといて、何をさがしにか、川上の方へかけていきました。

 兵十がいなくなると、ごんは、ぴょいと原生林の中からとび出して、びくのそばへかけつけました。ちょいと、いたずらがしたくなったのです。ごんはびくの中の魚をつかみ出しては、定置網のかかっているところより下手の川の中を目がけて、大谷翔平投手のような豪速球でびゅんびゅんなげこみました。どの魚も、「ドゴォォォン!」と音を立てながら、にごった水の中へもぐりこみ、大きな水柱を立てました。

 一ばんしまいに、太いうなぎをつかみにかかりましたが、何しろぬるぬるとすべりぬけるので、手ではつかめません。ごんはじれったくなって、頭をびくの中につッこんで、うなぎの頭を口にくわえました。うなぎは、キュオオオオオオンと超音波のような叫び声を上げてごんの首へまきつきました。そのとたんに兵十が、向うから

「うわア石川五右衛門アルセーヌ・ルパン怪盗セイント・テールを足して三で割らない大泥棒狐め」と、地球の裏側でも聞こえるような大声でどなりたてました。ごんは、びっくりしてとびあがりました。うなぎをふりすててにげようとしましたが、うなぎは、ごんの首にまきついたままごんを縊り殺さんと巨大重機のような力で締めあげてはなれません。ごんはそのまま横っとびにとび出して一しょうけんめいに、超音速旅客機コンコルド並みの速度でにげていきました。

 ほら穴の近くの、ごんの挙動監視するためのセンサーの下でふりかえって見ましたが、兵十は追っかけては来ませんでした。

 ごんは、ほっとして、象ぐらいの大きさのうなぎの頭をかみくだき、なおも圧搾機のような力で締めあげてくる胴体を渾身の力でやっとはずして穴のそとの、草の葉の上にのせておきました。

 十日ほどたって、ごんが、大日本プロレス代表する悪役レスターである地獄カントリーエレベーター”弥助の家の裏を通りかかりますと、そこの、いちじくの木で懸垂をしながら、弥助が、おはぐろをつけていました。総合格闘技界の若きカリスマ、”溶接王”新兵衛の家のうらを通ると、新兵衛がダンベルを上げながら髪をセットしていました。ごんは、

「ふふん、格闘技村に何かあるんだな」と、思いました。

「何だろう、異種格闘技戦かな。異種格闘技戦なら、プレスリリースがありそうなものだ。それに第一、告知ののぼりが立つはずだが」

 こんなことを考えながらやって来ますと、いつの間にか、表に手掘りで地下30キロまで掘り抜いた赤い井戸のある、兵十の家の前へ来ました。その大きな、兵十が歩くたびに立てる地響きによってこわれかけた家の中には、大勢の人があつまっていました。よそいきのコック服を着て、腰に手拭をさげたりした三ツ星シェフたちが、厨房で下ごしらえをしています。大きな鍋の中では、本日メインディッシュである比内地鶏胸肉の香草和え~キャビアを添えて~”がぐずぐず煮えていました。

「ああ、葬式だ」と、ごんは思いました。

「兵十の家のだれが死んだんだろう」

 お午がすぎると、ごんは、村の墓地へ行って、坐像としては日本一の高さの大仏さんのかげにかくれていました。いいお天気で、遠く向うには、ごんから人類を守るためのお城の大砲が光っています墓地には、ラフレシアより大きなひがん花が、赤い布のようにさきつづいていました。と、延暦寺東大寺金剛峯寺増上寺永平寺など日本中の名だたる寺から一斉に、ゴーン、ゴーン、と、鐘が鳴って来ました。葬式の出る合図です。

 やがて、世界各国から集った黒い喪服を着た葬列のものたち七十万人がやって来るのがちらちら見えはじめました。話声も近くなりました。葬列は墓地はいって来ました。人々が通ったあとには、ひがん花が、跡形もないほど木っ端微塵にふみおられていました。

 ごんはのびあがって見ました。兵十が、白いかみしもをつけて、3m程の位牌をささげています。いつもは、赤い閻魔大王みたいな元気のいい顔が、きょうは何だかしおれていました。

「ははん、死んだのは兵十のおっ母だ」

 ごんはそう思いながら、頭をひっこめました。

 その晩、ごんは、穴の中で考えました。

レスリング女子世界チャンピオンだった兵十のおっ母は、床についていて、巨大うなぎが食べたいと言ったにちがいない。それで兵十が定置網をもち出したんだ。ところが、わしがいたずらをして、うなぎをとって来てしまった。だから兵十は、おっ母に世界三大珍味を始め、ありとあらゆる有名店の美味しいものは食べさせても、巨大うなぎだけは食べさせることができなかった。そのままおっ母は、死んじゃったにちがいない。ああ、巨大うなぎが食べたい、ゴテゴテに脂が乗って胃もたれがする巨大うなぎが食べたいとおもいながら、死んだんだろう。ちょッ、あんないたずらをしなけりゃよかった。」

 兵十が、世界一深い井戸のところで、指懸垂をしていました。

 兵十は今まで、おっ母と二人きりで、ストイックなくらしをしていたもので、おっ母が死んでしまっては、もう一人ぼっちでした。

「おれと同じ一人ぼっちの兵十か」

 こちらの道場の後から見ていたごんは、そう思いました。

 ごんは道場そばをはなれて、向うへいきかけますと、どこかで、いわしを売る声がします。

いわしやすうりだアい。いきのいいいわしだアい」

 ごんは、その、いせいのいい声のする方へ走っていきました。と、弥助のおかみさんが、裏戸口から

いわしを五千匹おくれ。」と言いました。いわしの仲買人は、いわしつんトラック三百台を、道ばたにおいて、ぴかぴか光るいわしを満載にした発泡スチロール容器を三百人がかりで、弥助の家の中へもってはいりました。ごんはそのすきまに、車列の中から、五、六台のトラックをつかみ出して、もと来た方へかけだしました。そして、兵十の屋敷の裏口から屋敷の中へトラックを投げこんで、穴へ向ってかけもどりました。途中の坂の上でふりかえって見ますと、兵十がまだ、落ちたら骨まで砕け散る井戸のところで小指一本で懸垂をしているのが小さく見えました。

 ごんは、うなぎつぐないに、まず一つ、いいことをしたと思いました。

 つぎの日には、ごんは栗がなった木々を山ごと削りとって、それをかかえて、兵十の家へいきました。裏口からのぞいて見ますと、兵十は、鶏のささみ肉十キロの午飯をたべかけて、茶椀をもったまま、ぼんやりと考えこんでいました。へんなことには兵十の頬ぺたに、かすり傷がついていますボクシング世界ヘビー級王者と戦った時も傷一つつかなかった兵十の顔にです。どうしたんだろうと、ごんが思っていますと、兵十がひとりごとをいいました。

「一たいだれが、いわしトラックなんかをおれの家へほうりこんでいったんだろう。おかげでおれは、盗人と思われて、いわし仲買人のやつに、ひどい目にあわされかけた。まさかトラック三百台が一斉に突っ込んでくるとはな。受け止めるのはなかなか骨だったぞ」と、ぶつぶつ言っています

 ごんは、これはしまったと思いました。かわいそうに兵十は、いわし仲買人にトラック三百台で突っ込まれて、あんな傷までつけられたのか。

 ごんはこうおもいながら、そっと兵十の三十年連続総合格闘技世界王者防衛を記念して建てられた東洋一の大きさを持つ道場の方へまわってその入口に、山をおいてかえりました。

 つぎの日も、そのつぎの日もごんは、山を丸ごと削り取っては、兵十の家へもって来てやりました。そのつぎの日には、栗の山ばかりでなく、まつたけの生えた松の山も二、三個もっていきました。

 月のいい晩でした。ごんは、ぶらぶらあそびに出かけました。中山さまのお城の下を間断なく降り注ぐ砲弾を手で払いのけながら通ってすこしいくと、非常時には戦闘機が離着陸するために滑走路並みに広くなっている道の向うから、だれか来るようです。話声が聞えますチンチロリンチンチロリンと緊急警報が鳴っています

 ごんは、道の片がわにかくれて、じっとしていました。話声はだんだん近くなりました。それは、兵十と加助というムエタイ世界王者でした。

「そうそう、なあ加助」と、兵十がいいました。

「ああん?」

「おれあ、このごろ、とてもふしぎなことがあるんだ」

「何が?」

「おっ母が死んでからは、だれだか知らんが、おれに大量の土砂を、まいにちまいにちくれるんだよ」

「ふうん、だれが?」

「それがはっきりとはわからんのだよ。おれの知らんうちに、おいていくんだ」

 ごんは、ふたりのあとをつけていきました。

「ほんとかい?」

「ほんとだとも。うそと思うなら、あした見に来いよ。俺の屋敷を埋め尽くす土砂の山を見せてやるよ」

「へえ、へんなこともあるもんだなア」

 それなり、二人はだまって歩いていきました。

 加助がひょいと、後を見ました。ごんはびくっとして、小さくなってたちどまりました。加助は、ごんには気づいていましたが、そのままさっさとあるきました。吉兵衛という館長の家まで来ると、二人はそこへはいっていきました。ポンポンポンポンサンドバッグを叩く音がしています。窓の障子にあかりがさしていて、兵十よりさらに大きな坊主頭うつって動いていました。ごんは、

連合稽古があるんだな」と思いながら井戸そばにしゃがんでいました。しばらくすると、また三万人ほど、人がつれだって吉兵衛の家へはいっていきました。千人組手の声がきこえて来ました。

 ごんは、吉兵衛館長主催の一週間で参加者の九割が病院送りになるという連合稽古がすむまで、井戸そばにしゃがんでいました。兵十と加助は、また一しょにかえっていきます。ごんは、二人の話をきこうと思って、ついていきました。中山将軍が最終防衛ライン死守のために投入した戦車部隊ふみふみいきました。

 お城の前まで来たとき、振りかかる火の粉を払いながら加助が言い出しました。

「さっきの話は、きっと、そりゃあ、怪獣のしわざだぞ」

「まあそうだろうな」と、兵十は飛んできた流れ弾をかわしながら、うんざりした顔で、加助の顔を見ました。

「おれは、あれからずっと考えていたが、どうも、そりゃ、人間じゃない、怪獣だ、怪獣が、お前がたった一人になったのをあわれに思わっしゃって、いろんなものをめぐんで下さるんだよ」

「そうかなあ」

「そうだとも。だから、まいにち怪獣お礼参りをするがいいよ」

「無茶を言うな」

 ごんは、へえ、こいつはつまらないなと思いました。おれが、栗や松たけを持っていってやるのに、そのおれにはお礼をいわないで、怪獣にお礼をいうんじゃア、おれは、引き合わないなあ。

 そのあくる日もごんは、栗山をもって、兵十の家へ出かけました。兵十は道場で縄登りのトレーニングを行っていました。それでごんは屋敷の裏口から、こっそり中へはいりました。

 そのとき兵十は、ふと顔をあげました。と狐が屋敷の中へはいったではありませんか。こないだうなぎをぬすみやがったあのごん狐めが、またいたずらをしに来たな。

「ようし。」

 兵十は立ちあがって、中山の城に設置してある、対ごん戦に特化して開発された砲身長30mの520mm榴弾砲をとってきて、火薬をつめました。

 そして足音をしのばせてちかよって、今門を出ようとするごんを、ドンと、うちました。ごんは、びくともしませんでした。兵十は五百発ほど打ち込みました。ごんはかすり傷一つ負っていません。兵十は榴弾砲を剣のように構えると、ごんの足に五千連撃を叩き込みました。ようやくごんは足をくじいてばたりとたおれました。兵十はかけよって来ました。家の中を見ると、家の大部分が栗山で押しつぶされているのが目につきました。

「おやおや」と兵十は、うんざりした顔でごんに目を落しました。

「ごん、やはりお前だったのか。いつも栗山をくれたのは」

 ごんは、お礼を言われることを期待したきらきらした目で、うなずきました。

 兵十は榴弾砲を地面に叩きつけました。青い煙が、まだ筒口から細く出ていました。

たとえば、冗談で、ドッキリで息子を殺されました

すさまじいうらみですむのか?

どうして、あやまりにいこうとおもったのか?

まぁ、あるいみ、サンドバッグなんだろうな あやまるぱーんち

自分相手に会う

むずかしい

自分と合わないなら 女の子全員と あわせないよ

そうか すごいな。あるいみ どうして そこまでやって 殺人罪じゃないんだ?

クラスではぶった

そりゃ大問題だな 場合によっては あいては 社会的死ぬ

へたすりゃ学級どころか 学校閉鎖 悪けりゃ コロナじゃないが 都市閉鎖

そんなことを 人がやった

それこそAKBでも生き残れない というか

AKBで300人で集団イジメ そんなもん TVアイドルだ というのも含めて

空前のイジメ事件成る

2020-06-21

anond:20200621222142

簡単にまとめると「弱者には関わりたくない、と言いつつ、弱者サンドバッグにするのは楽しい

こだろ

パワハラ被害者加害者の嫁子供をなぶり殺しにしても裁かれない法ができた社会

絶対に今より良い社会になると思。

全く本気で。

パワハラ野郎どもが社会的制裁を受けずに我が世の春を謳歌している、そんな事例はこの世の中にウンザリするほどありふれてる。



まり日本という国が、日本という社会が、パワハラ等の悪行を社会的制裁を受けて然るべき事柄としては現状扱っていないことがよくわかる。



あくまで建前的に許されていないということになっているだけで、実際のところ、この社会パワハラ等の悪行を、誰が被害者か?どういう状況か?によって、条件付きで不問に付しているということ。


法治国家でありながらも法にもとる行いが許されちゃっている←こういう不完全・不徹底があって、その穴をつく限りにおいては悪行もまあOK♪という歪んだ状態



そんななかで、被害者けがお行儀の良さを求められるのはおかしい。



気狂いになるか死ぬかの瀬戸際に追い込まれるような、理不尽極まる悪辣パワハラ事例においては、

被害者法律など度外視でめちゃくちゃにやらないのは非合理的しか思えない。

例えば、

パワハラ加害者最愛の子供が入園式を迎える日まで待って、満を持してなぶ りゴ ロしにする、

なんて凶行であろうとも合理性は失われないのではないかと思う。

  

子供に罪はない!!という批判に対する見解を述べる。


当人をころすとしたら大して苦しまないで因果応報が終わりになっちゃうじゃん。加害者本人の人生が終わるってだけで。


子供は親の因果を背負ってるし、そんな最低の親の遺伝子を受け継いでるし、少なくとも幼い頃はそんな最低の親のことを無条件で慕ってるだろうし。 


親の悪行を考えたら、このくらいの悲劇や凶行でも釣り合いは取れる。

自業自得最愛の子供に復讐の矛先が向けられたとなると、さすがに自分の行いに思いを馳せて気が狂うほど悩み、苦しみ続けるでしょ。釣り合いは取れてる)。


天道さまは、そうした凶行に及んだ被害者を許すか、あるいは、被害者加害者もどちらも裁くかだよ。


被害者けが一方的に傷を負って、加害者人生を楽しんでいる、というアンバランスな酷い状況を考えてみてほしい。


天道さまの裁定がどっちのパターンになろうとも今よりもマシだろう。  


から、こういう状況では殺人合理的なんだよ。


ここまでの立場になって理不尽を強いられてる、社会公認サンドバッグパワハラ被害者発達障害者社会常識やルールと照らし合わせてこれまで強いられた損害をチャラにできずにいるのはアホくさい。


強姦被害を黙って一生涯自分責任として反省し続けるくらい馬鹿げてる。

 

個人的にはそういう凶行が非合理的になるような未来の訪れを願ってやまない。


そういう世の中は、社会システムの不備やそれによって生まれ一方的危害が消え失ているということだから

2020-06-19

anond:20200619081358

諦めてみんなのサンドバッグになりましょう。

スマイリーキクチ事件テラスハウス事件を見てもわかるでしょう、どれだけ「違う」と言っても、大多数はリンチの手を緩めません。

2020-06-13

anond:20200613210752

サンドバッグのことしらんけどすぐ倒れるのはむしろ水入れ過ぎじゃないの

重心が下の方が安定するでしょ

アホなのでサンドバッグに水入れて空気入れたらすぐ倒れるので水足そうと思って蓋開けたら中の水が噴水みたいに出てきて水浸しになった

2020-06-12

サンドバッグ状態」という言葉誤用

今日上司に滅茶苦茶怒鳴られまくってサンドバッグ状態だよ」などという使われ方をよく見る

一方的に罵られ叱られこちら側は全く抵抗出来ない状態を指すらしい

ただ考えてみよう サンドバッグは痛みを感じるか? 全く感じない むしろ殴っている側の方が手は痛いし疲れてくるはずだ

真の「サンドバッグ状態」に到達出来れば相手攻撃をほぼ無効化し、相手だけを疲れさせることが出来るので是非マスターして欲しい

■立ち方

グラップラー刃牙」に出てくる三戦(サンチン)の構えが理想 ただ本当にやっては怒られるので気をつけの体勢で

足を少しだけ八の時の形に、膝をすこーしだけかがめ、両肩を少し前に出す これだけで各段に防御力があがる

■表情

無表情で定期的にうなづくのが良い 口を動かすと反論しているように思われさら攻撃が増すので口は真一文字に閉じておく

■頭の中

上司罵倒が頭の中に入って来ないようずっと別のことを考え続けるのが良い

ただ複雑なことや難しいことを考えていると上司が「おい聞いてるのか」と言われたときに反応出来ない

私の場合は昔やったファミコンゲームBGMと共に思い浮かべるようにしている

スーパーマリオ無限増殖をやっている場面などはマリオの動きに合わせて体を動かすことでうなづいて相槌を打っているように見えるので良い

草競馬BGMファミリージョッキーを思い浮かべるのもお勧めなので試して頂きたい

最後

上司罵倒を浴び続けることでサンドバッグとしての経験値は溜まっていく

叱られ終わったときには脳内で「テレレッテッテッテー」とレベルアップの音を鳴らしておこう

社会人としてのステータスは日々確実に上昇していくはずだ

anond:20200612082522

サンドバッグとか言う辺り、ヒステリックになってるのは増田の方だと思う

なんかトラウマでも刺激されたか

anond:20200611124622

あなたの反応こそが、元増田奥さんと同じヒステリックな反応になってるって自覚してますか?

なぜ相手大事にすることが、無条件に相手サンドバッグになることと同義なのでしょうか?

anond:20200611124622

お前、「都合の良いサンドバッグになれ」って言ってるの自分で分かってる?

しか子供まで引き合いに出して。

元増田の妻がやってる事は、「対話拒否して意見押し付けて、受け容れられないとキレる」って、完全にDVなんだけど

お前は「子供のためにお前はDV被害者のままでいろ」って言ってんの。わかる?


子供のためを思うなら子供と一緒に逃げるべきだわ。

子供は両親どちらからも学ぶんだから、「高圧的な親と、ただ頭を下げるもう片方の親」って構図を見たらそれを学んで、異常に高圧的か、異常に謙る奴のどっちかになる可能性が高いだろ。

それがお前らの言う自己肯定感の高い人間か?


ちゃんと読んでなかった。子供がいないなら普通に離婚するべきだと俺は思う

男性不利だから、多分慰謝料払うことになるだろうけど、話の通じない相手とこの先何十年も暮らしていけるのか?って事をちゃんと考えた方が良い。

2020-06-10

anond:20200610131925

いや、一回匿名で書き込んだら本人が後からどんだけ何を言おうが関係ないでしょ。当事者性はそこで断たれる。サンドバッグにされても文句は言えんよ。

2020-06-07

なんかもう疲れた

子供の頃からいじめあい大人になってからも常に誰かのサンドバッグATM奴隷扱い。

人にいわせると「自らそうなろうとしてる」という。

だとしたら救いなんかなくない?

もうどうすりゃこの地獄みたいな連鎖から抜けられるのかわからない。

自分が変わればいいという人、それがどうすりゃできるかわかれば苦労しないんだよ。

2020-06-06

anond:20200606131534

味方が入ってないサンドバッグなんか叩いてもつまんないじゃん

サンドバッグの中に味方入れてくるタイプの敵

きらいきらい

2020-06-05

銀婚式を迎えた俺から夫婦円満アドバイス

【嫁が100%悪い時】

「俺が気づかなくてごめんね」と誠心誠意謝罪する。言葉謝罪で許されるのはこの時だけ。

【嫁が90%悪い時】

誠心誠意の謝罪は当然だが、数日の無視・厳しく当られるのは覚悟しなくてはならない。その際も嫁が気持ちよく俺を非難できるように、迷惑過ぎず大げさ過ぎない愚かな自分提供できるよう心掛ける。

【嫁が80%悪い時】

このレベルになるともはや許されるという事はない。夫に20%も怒られる原因がある時点で、ニュース報道されるレベルDV被害引き起こしてると自覚すべき。自分の全てを嫁と家族の為に捧げますと改めて懺悔すると共に、年間レベルでのあらゆる個人的要望自粛必須

【それ以外】

もはや考えるのもおぞましい。生きる意味を考え直す必要がある。




最後に】

自分要望を言うなぞ論外だが、嫁のリアクション要望全部にいい顔をしようというのも未熟な証拠。夫とは、嫁が気持ちよく見下せて、欲しいものを欲しい時に出してくれて、かと言って押し付けがましくもなく叩きたい時には気持ちよく叩けるサンドバッグで、汚い物は全部引き受けてくれる肥溜であれ。

2020-05-28

課内の残業減らしたら退職に追いやられた

課内の残業を繁忙期50hを整理して10hにしたら、何でハードワークしないの?他課の仕事を手伝わないの?と呼び出されて怒られた

全く業務がわからない課長の分もカバーしてるし、他課の人はいじめが有名なお局だったので、かかわりたくないか無視してたんだけどなあ。

辞めたけど何だったんだろうあの会社って思う。おそらくお局のサンドバッグを期待してたんだろうけど、誰がそんなことやるのかねえ。

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