はてなキーワード: カリとは
日報には「〇〇を勉強しました」ばかりで何のためにコイツに給与を払っているのか訳がわからない
貧乏ゆすりばかりするし、数分おきにスマホいじるし、PCで株価のチェックするし、トイレで手も洗わないし、
話し方はプーさんみたいな喋り方で「ハイ、ワカリました」みたいな気持ち悪いし、
目障りだからとっととクビにしてほしい
国家のシステムにSaaS、つまりAWSとか?外部サービスが推奨されるというのは問題ないの?
AWSやAzure、GCPが停止したら国家のシステムが停止するっておかしくないの?
他国もAWSやAzure、GCPを使ってるよ、とかそういう話ではない気がする
パクリだろうが何だろうが、中国のように国内企業で独立していれば自己責任ではあるが米国企業に左右されないわけで、
そういう国内で、国家手動でしかできない、強固なシステムをゼロから開発することが国家がやるべき役割であって、
ReactやVueを使って公的なシステムを作るなら、言いたくないが自分でもできうる、
弱小零細でも入札で選ばれて公的なシステムを書かされることはやってきたわけで、
今、LINEをまたコロナのためのシステムの中核に入れようと政府はしているけど、
日本の国家の公的なシステムが韓国企業なしで成立しないなんて、そもそも国防上の大問題ではないのか?
これから6年以内に台湾有事が起こることを米国は想定していると公言しているが、
中国はともかくロシアはプーチン政権は、第三次世界大戦を常に想定し、戦略核の使用に前向きであって、
飽和戦のような全力で核を使うということはないとしても、都市単位で消える戦争は十分ありえる
いかにクラウド側のデータセンター等が分散されていようが、そのへんも把握されていることが予想されるし、
いずれにせよ、日本独自の強固なシステムがあるのか?ないなら作るべきではないのか?
そういう役割こそがデジタル庁ではないのか?と自分は思ってしまうのだが考え過ぎなのだろうか
それから、「デジタル庁の副業スタッフとして弊社から数名選ばれました」などという文章をネットで拝見したが、
国家の仕事に従事し、公的なデータを扱う人材がうちの会社にいますよ、と公言していいのだろうか?
例えるなら、うちの会社のスノーデンくんが米国の国家機密を扱うスタッフとして選ばれました、と公言するようなものである
名前は分からなくても、どこの会社か分かれば、そこからソーシャルハックでなんとかなるように思えるし、
接触して賄賂を渡すなどして、デジタル庁のシステムに細工をする等だってありうるのではないか?
自分は心配しすぎなのか、デジタル庁に期待しすぎなのかもしれないが、
逆にいうなら、そんな大したこともないベンチャーという名の弱小零細でもできうるシステムやアプリを開発する庁の設立で、
大々的にどちらかといえば政府が宣伝したり騒いでいるレベルに危機感を感じるし、
本当にそんなもんが必要なのか、
必要だとしても、だったらこんなに騒ぐほどでもない、期待させて肩透かしさせたいのか、甚だ疑問に思うのである
中国はあれはあれで酷いことが多い国だとも思うが、
アリババだのテンセントだのがコロナ関連のシステムもスマホアプリも短期間に開発したと思う
いわゆるアンケートを記入させ、そこからコロナの疑いがあるか、
記入した端末の位置から感染がどれぐらい広がっているかの把握が目的であり、
日本はこれをLINE側が手動する形で実現したが、あれからかなり時間が経っており、
今度はLINEという韓国企業の助けは借りずに日本独自のシステムを構築するのかと思いきや、
またしてもLINEを中核に添えてというのは自分にはまったく納得できない
韓国は長い間政治的都合もあり、日本のアニメを輸入しては国産アニメだと偽って国内で放送したり、
日本のアニメをパクったり切り貼りして放送してきたような時代があったが、
そういった制約からも特にネットワークに関するプログラミング、いわゆるネトゲ開発に秀でることとなり、
国のバックアップがあったり、JavaのNettyなんかも開発者は韓国人だったと思う、うろ覚えだが
アイドルとの1対1のチャット権を争うために大規模なイベントを実現したこともあったように記憶している
素人なのでよく分からないが、簡単には破綻しない大規模チャットを実現できている
そういう経緯からも、韓国の方がリードしているのは理解できるが、この話も大分前の話であり、
要はそういった不可能そうなことを可能にする機会とか、金とか、チャンスがないだけなのではないか?
未踏のようなシステムも、応募する側もできるだけ実現可能で、かつ確実に天才プログラマーの称号が欲しいとか、
日本の国が政府が手動になると、なぜこうも話がみみっちく小さくなるのか?
(そしてシグマのように逆に壮大に見せかけるだけ見せかけて実体は頓珍漢になる
苛立ちをぶつけただけで文章がまとまってない感があるが、消すのも書いた時間が惜しいので登校するが、
高木氏の指摘はともかく、なんとなく単なる現政権の人気取りの一環というか、
ガッカリしている。
準備不足だから延期してくれっていう気持ちはもちろんあるけど、それ以前に密なのよ。試験会場って。
去年も予備試験を夏に受けたけど、ついたてが用意されているわけでもなく、長テーブルで間隔を開けて二人座りだった。
朝8時の開場前は行列できてた。フェイスガード持ってきたけど誰も装着してねえ。マスクだけだ。
東京じゃいくつかの会場に分かれて試験やってたけどそれでも数千人は集まってたぞ。
変異株も出てきてるし、大阪は毎日の感染者が1000人を行ったり来たりしているし、東京も似たようなもんだし、なっちゃうんだろうなあ、クラスター。どっかで。
今更日時は変えられないかもしれないけど、法務省のお達しを要約すると「緊急事態宣言は続くし電車も減るから気をつけて会場に来て感染対策して受験してね、コロナかかっても知らんけど」っていう政府の言ってることと対して変わらない言い草である。
そこそこ人が密集してるし大学施設の換気能力じゃ限界があるから密閉してないとも言えないし長テーブルに二人がけだけど密接するタイミングちょいちょいあるし、生きて帰れるのかなあ。
一連の議論を眺めていて、弱者男性の定義は不明なままだが、多分いかなる定義にも今の自分は当てはまってないと思う。一方、非モテ方面の議論であれば、かつての自分は非モテだったと思うし、おそらく弱者男性とされる者の一部の人が感じている生きづらさには共感できるであろう。これは、そんな人間の視点からの雑感と一連の議論にかこつけた自分語りである。
自分が非モテだという自覚が生まれたのは、小学校低学年の頃だったかな。その時、仲のいい男友達がいたのだが、ある日、放課後クラスの女子の家にその男友達を含む、今の言葉でいえば、スクールカースト上位の何人かで集まって遊ぶというイベントが発生していたらしいのである。当たり前のように私に声がかかることはなく、その後もそのような会合に呼ばれることは一度も無かった。男だけで遊ぶ場合には誘われるのだが、女子の家で集まるというところには明確な線引きがあったらしい。この時に、男子には女子の家にお呼ばれされるグループと、そうでないグループが存在し、どうやらそこには越えられない壁がありそうだと理解した。
これはまだ良くて、子供時代の非モテに最も残酷だと思ったイベントはバレンタインデーである。こんなこと学校で禁止しとけよ、と思うのだが(当時もオフィシャルには禁止されてたのかも)、女子が学校にチョコレートを持ち込み、ある種の男子に配るというアレだ。必ずしも意中の人だけに渡すわけではなく、何人かに配っていたようで、これも貰える男子とそうでないグループに分かれ、それは概ね固定されていたようだった。俺は一度ももらったことがなくて上記は伝聞情報ではあるのだが、その日は男女とも何か浮足だっているので、貰えないとわかっていても、毎年心のどこかで期待して、ガッカリしながら下校するという経験が毎年積み重なった。これは子供心に自分が非モテ=低価値であるという劣等感を植え付けるのに十分な出来事であった。この劣等感は種々の経験に伴ってさらに強固に積み上げられていった。種々の経験というのは、彼女いないのか、結婚しないのかという質問だったり、飲み会でのみんなの恋バナだったり、童貞をネタにされることだったり、まあ良くあるやつだ。
こういう劣等感を子供時代からの成長過程で強烈に植え付けられてしまうと、これをどれだけ理性で抑えようとしてもどうにもならなかった。昨今のモテないことは人間として価値が低いことを意味しないだとか、男性も男らしさから降りて良いんだという言説は、将来自分のような者を産み出さないために重要で盛り上げていかなければならないと思う。しかし、今現在かような劣等感や生きづらさを抱えている人にはもう遅すぎたとも思う。上記のような言葉では、そういったいわゆる男性弱者を救うことは難しいだろう。
自分が子供時代からの呪いから解き放たれたのは、身も蓋もない話だが、女性と付き合うことになった時だった。あの瞬間自分の心の中のもやもやがスッと晴れたように感じたのを鮮明に覚えている。人生で唯一遊びに誘った女性と結婚にまで至った。今でも自分はこの人以外の誰ともここまでの関係性を構築出来たとは思えず、こればかりは運が良かったとしか言えない。しかし呪いが解けたと言っても、これまでに構築された規範から自由になったという意味ではなかった。子供のころから積み上げられた、恋愛に価値を見いだす、そういう価値観はむしろこの頃にはさらに増強され、多分もう自分の頭から消すことはできないのだろうという思いがある。
自分が結局女性と付き合い始める以外でかつて感じていた生きづらさから逃れることができたのかと考えると、それは難しかったように思う。今更断っておくが、これは全部主観の話であって、他の人はそうでないことも往々にしてあるだろう。しかしまた、私と同じような思いの者だってそれなりにいるのでは、と思う。男友達は割と多い方だったと思うし、親友のような存在もいた。ある時はその友達の彼女から、増田くんの方が彼の彼女みたいだよね、などとも言われ、まんざらでもない気分だったが、それで女性からモテない自分の無能感が消えることは無かった。小学生の経験以降、自分にはモテない自分は何か欠陥を抱えている不完全な人間なのだという気持ちが常にあった。
だが、昨今語られているような、あてがえ論など自分たちの様な者を救うとは全く思わないのだし、そもそも自分に欠陥があると感じているので、それを社会や、ましてや女性から救ってもらおうなどと考えたことがなかった。むしろ誰にも我々は救えないのだ、くらいのことを思っていた。生きづらさのピークを迎えていたかつての自分が、一連の議論を見て、何か思うことがあるとしたら、うるせえ放っとけよくらいだ。男性の中にも弱者がおり、それを救うための前向きな議論は大いに進めていくべきだと思うが、今のはてなでの議論はどうだろうか? みんなはてブや増田で何か言葉を発してるやつだけが当事者だとでも思っているのか。議論に参加していないROM専にどういう属性の人がいて、彼彼女らがどういう思いでその言葉を受け取るのかとか考えているのだろうか。ムカつくやつがどこの陣営にもいて、そいつらをやっつけたい気持ちはわかるのだが、そのために生きづらさを抱えている人間を巻き込んで属性でまとめて攻めるのはやめてほしい。みんな強い言葉を使いすぎているし、この議論の中では今の自分にも刺さるようなコメントが多数あった。かつてストロングゼロを常飲してやさぐれていた自分だったら発狂して、自分自身も誰かを叩きにいったのかもしれない。何も発言していないような人間にも刺さるような属性攻撃はやめません?
長くなったし、結論も話の筋も無い駄文になってしまったが、我慢出来ずに書いてしまった。
お前だよお前、お前のことを言ってんだよ。
平日も休日も、家にいる時は隙あらばすぐにスプラトゥーンを始める。
ごはん食べた後も私はTVを見たいのに何も断らずにゲームを始める。
去年生まれた娘には目もくれない。
娘にかまう時間とゲームする時間、どっちが長いか分かっているの?
娘を寝かしつけた後は2時までずっとボイチャで仲間たちとなんかやっている。
私と話してるより、ボイチャで知らない人と話してる方が会話量も多いし楽しそう。
スプラトゥーン買う前は2人で一緒にベッドに入っていたのにね。
妊娠中、私が息苦しくて寝るに寝れない時に24時超えても寝室の横でキャッキャ言いながら他人と遊んでいた事、私ずっと忘れません。
ゲームでストレス解消してるのは分かるけれど、あなたの場合、負けが続いたり回線落ちたりするとすぐにイライラしてますよね?
「クソッ」て言うお前の方がクソなんですけど。
33歳にもなってゲーム相手にイライラしてるのって恥ずかしくないんですか。
だいたい、そのイライラを表に出されて、近くにいる人間がどんな気持ちになるか想像出来ないものですか。
「いつか娘ちゃんと一緒にスプラトゥーンやるんだ」って言うのを笑って聞いてるけど、ほんと何の冗談言ってるのかなバカかなって思って笑ってます。
ボイチャ仲間に子育てしてる人たちがいるって言ってるけど、そのご家庭の奥様や旦那様が良い気分で過ごしているのか私はすごく疑問ですけど。
一度、あまりにも腹が立ってSwitch隠したことがありましたが、今までにないくらい不機嫌になられて私が折れたこと、思い出すたびに私は泣きそうになる。
スプラトゥーン3、来年出るらしいですが、この調子で1歳になる娘と一緒にあなたと暮らせる気がしません。
あなたがSwitch起動するたびに「お前と娘よりゲームが大事」と言われてる気になるんだよ。
これ以上ガッカリしたくないので、3が発売される前に離婚したいです。
そう私が考えてるとはあなたはつゆほども思ってないでしょうね。
でも、私何回も何回も何回も何回も妊娠中も産後すぐの眠くて仕方なかった時も今も今日も、いい加減にしてくれと言いましたからね。
離婚という言葉が出ないとそこまで想像できない自分の想像力のなさを呪ってください。
ところでもう1時ですね。
今日もまだやるのですか。
だからさ、お前だよ、お前のことを言ってんだよ。
いい加減、気がつけよバーーーカ。
【追記】
私すっかり忘れていたんだけど、
ニンテンドーDSでドラゴンクエストVクリアするの今年の目標だったんだ!って
元旦に掲げて挑戦していたんだけど、
本当にすっかり忘れていたわ。
でも今さら再開してもどの場面だったか分からないからしばらくは路頭に迷う日々が続きそうね。
長く間が空いたときロールプレイングゲームとか
どこまでやったっけ?って忘れちゃうので、
要注意しておかなくちゃって思う反面、
やり込みはいいから本筋はちゃんとたどってクリアしたいものでもあるわねって思ったわ。
まあ今年の目標なので、
今年の汚れは今年のうちに!って家庭用洗剤のマイペットみたいなこと言っちゃうけど、
私はとりあえずマリオカート全グランプリ星3つを取るまで止められないので、
それにさ、
もうすぐさ、
あるからあんまりあちらこちらにも遠くに行けないところもあるけど
私いいこと考えたのよ!
鶏用で買って、
カリッカリの外はカリっと中はふんわりの理想の焼きチキンを目指すのよ。
まあ気が向いたらなんだけど
3000円ぐらいならフィッシュロースター買う前に遊んで楽しめる値段じゃない?
あとさー
野菜買ってて使うの忘れたのがあって
それらいい加減何かして食べないといけないわね!って
とりあえずブイヨンで煮て食べてさって思って鍋に入れて煮込んだら、
最初小さい鍋で間に合うと思ったけど、
みちみちのぱんぱんのなみなみの量になって、
居酒屋で女将さんが角打ちすり切り一杯でこぼれさす日本酒あるじゃない。
そこまでは溢れなかったけど
本当に鍋がぎりぎりでこの量に焦るわ。
ちょっと食べて減らしたらカレーのルーでも入れてカレーに華麗なるジョブチェンジでもさせようかしらって思うの。
自分では馴染みがないので、
そこまでしなくても良いから、
カレースパイスだけでも入れてカレー風味のしゃばしゃばなおしゃれなスープカレー仕立てでも良いわねって思ったし、
なんだって
上手く作り替えたら簡単にできるわよ。
基本のブイヨンの力が強いから、
とりあえず
野菜が余ったら
ブイヨンで煮込んじゃえばなんとでもなるし、
じゃコンソメでもいいんじゃん?って
ブイヨンとコンソメの違いを私に尋ねられても
コンソメのように完成された回答はないし、
ブイヨンかコンソメを使っているのよってことかもしれないわね。
違いがよく分からないわ。
知ってる人教えて頂戴って逆に聞きたいところね。
でね、
久保田利伸さんが大好きなシャウエッセンを入れて完成させたから
まあ今晩のおかずにでもするし、
シャウエッセン久保田利伸さんが喜びそうなプリってグッドサウンドは鳴らないかも知れないけど、
全部に切り込みを入れて煮込んじゃうと、
美味しいシャウエッセンのエッセンスの汁が出汁で出ちゃうので、
分けて入れると、
食感と味とを両立させる、
学生がよく言う勉学とクラブ活動を両立させるような上手い具合な味に仕上がるから
学生さんに振る舞っても
そこそこ美味しく食べて頂ける仕上がりだと思うのよ。
って塩入れるの忘れてたので、
帰ったら塩コショウで味を決めるわ。
晩にいただくわね。
うふふ。
もうこれがあれば生きていけるほどの美味しさのお気に入り。
もう世の中のサンドイッチこれだけでも制覇していいんじゃないって言ったら
サンドウィッチ伯爵が元祖で本家のキュウリサンドイッチに怒られそう。
ピンクグレープフルーツを1玉とレモンも
それを輪切りにして
寒かったけど、
まあ冷たいのも目が覚めていいわね。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
「白いぼうし」
タクシー運転手の松井さんのことを、どれだけの人が覚えているだろうか。「白いぼうし」は、タクシーを運転している松井さんが出会ったことが書かれた車のいろは空のいろに収められているおはなし。シリーズの他の作品は知らなくても、教科書に収録された「白いぼうし」だけは知っているという人も多いのではないだろうか。
松井さんのタクシーに乗るとただよってくるのは、夏みかんの香り。田舎の母親が送ってくれた夏みかんを乗せておいたのだが、タクシーに乗り合わせたお客さんも、夏みかんの香りをかいで幸せになれる。そんな夏みかんのにおいがするタクシーを走らせていた松井さんだが、道路のそばに置かれた白いぼうしを見つける。このままでは風に飛ばされて車にひかれてしまうと考えた松井さんは、もっと安全な場所に移してあげようと思い、ぼうしを取り上げるが、ぼうしの下からモンシロチョウが逃げ出していった。
それを見て、しまったと思う松井さん。子どもが捕まえたモンシロチョウが逃げないように、ぼうしでつかまえていたのだろうが、思わぬ親切が仇となってしまった。このままでは、子どもをガッカリさせてしまうと思った松井さんが取った策とは、ぼうしの下にモンシロチョウの代わりに夏みかんを入れておくこと。モンシロチョウが夏みかんに化けたと思って、男の子が驚く姿を想像して喜ぶ松井さんだが、物語はこれで終わりではない。夏みかんをおいて戻ってきた松井さんのタクシーに小さな女の子が乗っていたのだ。菜の花横丁までという女の子を乗せて、タクシーを走らせる松井さんだが、ふと気がつくと女の子の姿は消えていた。後部座席から人が消えたら怪談話だが、女の子が消えた場所の周りを飛び回るのは、たくさんの白いチョウ。女の子は松井さんが逃がしてあげたモンシロチョウの化身だったのだろうか。
モンシロチョウを逃がすという失敗をしながらも、1個の夏みかんのおかげで、松井さん、チョウを捕まえた男の子、逃げ出したモンシロチョウの誰もが、幸せな思いをするという構造がおもしろい。「よかったね。」「よかったよ。」「よかったね。」「よかったよ。」
作品のツボ→子どものうちは、花や果物の香りに対しては無頓着なので、夏みかんのにおいを、どんなものだか想像しにくいのだが、それでも文章を通じて夏みかんのすっぱいいいにおいが感じられるような、後味の良い作品となっている。