はてなキーワード: rssリーダーとは
唐突ですが私の出身地は北海道の旭川という片田舎でして、その旭川に住む40代男性と思われる方が書いてるブログが私のお気に入りです。
http://tarmericman.blog.fc2.com/
故郷の情報が知れるのと独特の文体が好きなのとで、登録したRSSリーダーに更新があるとウキウキして読みに行ってます。
このブログのように、有名人ではなく普通に暮らす一般の人が書くブログで皆さんのお気に入りがあったら教えてください。
いわゆるヲチ対象とかアルファブロガーとか収益を目的としたブロガーが書くライフハックとか技術ブログとかそういうんじゃなくて、全く無名な人の生活の断片が垣間見れるようなものが良いです。
例で言うと以下ようなブログです。
これは有名なブログですが、ふじこさんが書く撲滅苦愛も好きでした。ここ数年更新がなくて悲しいです。
撲滅苦愛
よろしくお願いします。
【重要】Live Dwango Reader/LDR Pocketサービス終了のお知らせ|LDR / LDRポケット 開発日誌
http://blog.livedoor.jp/staff_reader/archives/52278396.html
意気揚々とライブドアから引き継いだのにあっさりと放り投げるのか・・・
でも構わない、我々には、はてなが満を持してリリースするはずのRSSリーダーがあるからだ。
発表から既に2年以上経っているぐらいだから、さぞかしRSSリーダーの最終兵器的な凄いものになるはずだ。
できたら9月1日から開始して欲しい、2年半も年月があったのだから仕込みは十分なはずだ! 期待しているぞ!
はてなブックマークは「RSSリーダー」の開発に取り組んでいきます - はてなブックマーク開発ブログ
個々人のネットワークから生まれる価値を称揚することで、リアルの権力者が持つ唯一絶対性を崩そうとする運動だった。
その目論見どおりに、と言っていいものか、
結果としてオールド・マスメディアの価値は薄れ、ボトムアップのムーブメントによって国家が崩壊するまでに至った。
が、その一方で。
メトカーフの法則によりネットワークはひたすらに強化され続け、インターネットはメガコミュニティだけが生き残る世界と成り果てた。
メガコミュニティは巨大企業を生み、人々はその庇護下に取り込まれ、かつての自由なインターネットは消え去った。
賛否両論はあるだろうが、
「自由だからこそハンドアックスを携帯して自身を守れ」といった殺伐としたインターネッツよりも、
なんだかんだで上手くやってくれる「大きな政府」のほうが(たとえ息苦しくとも)生きやすいことは確かだ。
企業の傘下から脱し、再びユーザーに「持ち家」を与えようとしているのがMastodonである。
早々に企業に取り込まれたのは笑い話だが、これからどのように発展していくかはまだ分からない。
Gumroadは死して(まだ生きてるよ)マイクロペイメントの皮を残した。
Mastodonがもふもふの毛皮以外の何かを残す可能性も十分にある。
さて、Twitterの最大の発明は、グローバル・タイムラインを隠してフォロー/フォロワーの関係を中心に据えたことだった。
これにより「相手の家を訪問する」というアナロジーはようやくにして消え、ウェブサービスは初めて「インフラ」となったのだ。
個人領域の確保を目指すMastodonが、個人領域を破壊したTwitterを模しているのは面白い。
動いてるらしい。
それはまぁ一国民がどうこう出来る事ではないし
いちいちその問題に過剰反応するのは政治ジャーナリストや知ったか右翼や左翼やってる人たちがやればいいこと。
すべての国民が今の収入+αを作る事ができればそのα分は確実にこの国は豊かになる。
僕も以前まではそれがわからなかった、ありきたりなビジネス本、自己啓発本を読んで
どうすれば成功出来るのか調べた時期もあった。
どれもこれも精神論が中心で、たしかに一時的にはやる気になるけど、長期的には意味がなかった。
それで自分を救ったのは学習に関する、心理学と脳科学だったわけだけど、それに関してここで書いても
長くなるだけだから置いておく。
●本を読むこと。
これも腐るほどいろんな所で語られてるから聞き飽きた人もいるだろうけど、
具体的に書いていく。
ネットがダメなわけではないんだけど、本すら読んでない人にネットの情報はおそらく精査出来ない。
嘘ニュースや、著者の詳細すら不明のいい加減な情報が山ほど溢れていて、Googleのトップにくるのは大体そういう無意味な情報だったりするわけだ。
それにネットには際限がないから、目的としていた情報からいつの間にかはずれて芸能ゴシップのリンクを踏んでたりする。ぶっちゃけこんな時間を無駄に使ってしまう可能性のあるツールは情報の価値を理解してからじゃないとただイタズラに時間を潰す事になってしまう。
最近はジャンル指定してニュースを取得出来るアプリなんてものもあるから、そういうものやRSSリーダーを使うのならまだ価値はあると思うけど。結局ネット情報は煩雑なものなので、目移りの可能性を除外出来ない。
ネットを「正しく」使うのは正直かなり高度な事なんじゃないかと、ネット10年以上使ってて最近思うようになった。
・どんな本を読めばいいのか。
営業をやってるなら営業の本でいいし、企画をやってるならアイデアやら企画書の本でいい。
本は万能じゃないから、自分に関係するジャンルから初めて、一切読んで無い人は
月1,2冊でいいから読み始めて欲しいと思う。
日本人の知識量、情報量が増えたらそれが国益になると信じてるから言ってるから、別に電子書籍でもいいし、中古でもいい。 正直僕は出版関係の人間だけど、出版社の人間でも書店の人間でも流通の人間でもないから、ぶっちゃけ中古でもいいわ。
一冊でも数百円。新品でも1500円程度だ。 3000円の捻出ならなんとか出来るでしょう。
毎月ちゃんと2冊以上読んでりゃそれだけで十分変化が生まれてくるはず。僕はそうだった。
・何故勉強しないのか
たぶん、というか自分の実体験からするに、勉強しても結果が出るのかわからないのが恐いんだと思うんだけど。
学習関係の話で、脳科学や心理学の本を読んでる人は知ってる事ではあるけど、生まれた時の才能なんてクソ微々たるもので、その後どれだけ継続したかで差がついてるって事を知ってほしい。
これは僕にとって相当なブレイクスルーになった。
正直、才能が必要な世界で働いてる。才能ってものの定義も最近では努力出来るのも才能だ、なんてすごいごちゃごちゃした何にもしないやつの盾にしか使われなくなってるから面倒だから、いちいち定義しないけど。
周りはこの仕事をするのが好きなやつばかりで、そんな中で生きていくのがやっとだった。
それを変えたのが、この事実で、自分がいかに何もしてなかったかってのを自覚させられた。
それから必死こいて勉強して今までやってこれたのは、自分に知識と技術をつければなんでもなんとかなるって思う事が出来たから。
正直、自信ってものを昔から持てなくて、今でもそうなんだけど、必死にやっても結局何にも残らないんじゃないかって今でも思ってる。 でも情報を得る事をやめてしまったら、それを何も創る事が出来ないんだと思って、仕事に関する勉強はもとよりそれ以外のジャンルから何か得られないかと思って毎日何かしらの本は読んでる。
・マンガでいいのかどうか
最近は学習まんがってのもあるし。そこから入ると予備知識がついて読書習慣が無い人も本を読みやすくなるかもしれないし。堅いことなしで、なんでもいいから情報得て欲しい。それは絶対力になるから。
学習漫画以外も、エンタメ関係で働いてる人はもちろんだけど、遊び心ってのはどんな世界でも意味のある事だと思うから、無意味って事はないと思う。
マンガすら読まず芸能ゴシップリンクをネットで踏み続けてるより何倍も増しかとは思うし。
ぶっちゃけ、どのくらい意味があるかはわからんけど、最近はTsutayaにマンガレンタルとかもあるし、漫画喫茶でもいいし。1000冊2000冊読んでみればマンガでも自分の創造力を創るきっかけにはなるかもしれないと思ってる。
エンタメ系の人は腐るほどマンガ読んで損はないと間違いなく思うけど。
他のジャンルの仕事の人はマンガばっかじゃダメかもね、とは思うけど無意味ではないと思う。
ラノベや小説。本じゃないが映画やお笑いDVDとかまぁそれもそれで意味を持つとは思う。
ただ、一緒に仕事に直で関係してる本は毎月1冊、2冊は読んでくれ。
・本を読まないのに収入をあげたがる友人。
僕にはそういう友人がいる。 彼は収入に文句をいっているにもかかわらず正社員採用試験の試験勉強すら二ヶ月前にやっと始めるというタイプだ。
彼は彼で自由に生きてて、それをどうと言う事では決して無い。生き方は自由だと思うからそれを見下したりバカにしたりなんて事は絶対しないんだけど。
収入についてグチグチ言うのに家に返ったらソシャゲとネット。 それは合理的ではないと思って、ここに書きなぐりだけど書いた。
もし彼のような人が沢山いて、収入について少しでも不満抱いてるなら、自分を成長させる本を読んでほしい。
世の中ってのは想像以上にシンプルにできてる。出来るやつってのは何かしらの形でその出来る術を学んでる。
そういう術を偶然身につけちゃいました、みたいな奴も確かにいる。でもそれはもはや「運」だ。運は操れるものじゃない。出会う人や偶然の経験なんてものは望んでれば確実に手に入るものじゃない。
それなら1000円前後で手に入る、先人が残した術を学ぶ方が圧倒的に早い。
だから本を読めば解決するような事を、だらだら何年もグチグチ言って時間を無駄にするような事はシないでほしい。
正直友人に本を読めばいいのに、と話をした事は何度があったが彼は変わらなかったし、こんな増田の駄文に心動かされる人なんていないと思うけど。
僕は日本を守るには一人ひとりの日本人の能力を伸ばす以外無いと思ってるから書いた。
軍事力の話やらは正直専門外で細かい事はわからないけど、世界情勢がこんな時に日本人が日本を守るのは、もっと単純に面白い事やって、金稼いで周りの国に利益をもたらす事なんじゃないかって。
政治の事は正直わかんねーです。
それにわかってたとしても変えられないから非合理だと思うんです。
政治家なら別だけど。いや、政治家ですら上位にいないとほとんど世界に還元出来てないわけだし。
それを一国民が政治について不安になったり悪態つく時間があるなら、目の前の自分の仕事で+αの利益を上げる方が世の中はよくなっていくんじゃねーのって思うんです。
マクロだろうがミクロだろうが、資本主義である以上、金を稼ぐって事はいろんなものを守る力になるんじゃないかって思うんです。
綺麗事とか抜きにして、目の前の仕事でみんなが+αを生み出せればそこで生まれた新しいお金はその分世の中をよくしてくれるよ。僕 はそう信じて仕事してる。
毎月1,2冊、本読んでみてください。
本から何を吸収出来るかは個人差が絶対にあるものだから、100%保証は出来ないけど。
どうしても自己投資したくないって思うなら、図書館でもいいのでなんとか頼んます。
乱文失礼。
ホッテントリを日々眺めるときアプリやRSSリーダーなど色々試したが、結局chromeでこのページを見るのが習慣となっていた。
しかし少し前から記事のリストの中にPR記事が挟まれるようになった。これ自体は別に良い。
エロ漫画の広告に比べれば不快度はないし、実際興味を持ってアクセスしたりブコメを読んだりしている。
ただ表示の仕方が本当にイラッとする。
アクセスするとまず先に普通の記事が読み込まれ、それをスクロールしていると結構なラグがあった後に間に広告記事が挟まれる。
自分の視界にあった記事は下に押し下げられ場合によっては画面外に消えて非常に混乱する。タップしようとしていたタイミングだと別のを開いてしまって本当に腹立たしい。
エンジニアではないので広告のサーバが遅いのかとか原因はよくわからないが、全体の表示を遅い方に合わせて行うことはできないのだろうか?
アプリで確認すると同じことは起こらないのでアプリを使えば良いのだろうが、あんまり使い勝手が良くない。(ワンタップでブコメ開けなかったり)
みんなはあまり気にならんのかな。
情報ジャンキーの立場から、あの互助会問題を語ろうではないか。
「キュレーター」と名乗ると、こそばゆいんだが、おそらく私はキュレーターである。はてなブックマーク自体は9年ちょい使っている。この前10周年だった事を考えると、はてブが始まって1年半くらいから始めたユーザという事になる。古参だなぁ、いやはや年取ったわ。
そして私は情報ジャンキーだ。暇を見つけて、いや無理にでも暇を作って、ブクマブクマブクマたまにコメント。FeedlyとDiggとInoReaderを常用してて、1日に読むフィード数はたぶん4000を越えてる。というか、数えた事がない、数え切れなくて。情報を心地よく読む為だけに、ディスプレイは6枚つかってる。
でだ。互助会。あれ、はやく対策しないと、はてブは死にますよ。
なぜなら私がブクマしたエントリが跳ねなくなった。流されるようになった。流れる事自体は自然の摂理だから問題はないんだが、そのスピードが昔に比べて速い。すなわち互助会ノイズに埋もれて消えてしまうのだ。
多くの人や特に互助会ブロガーは初速にこだわってるが、普通は文章力のあるブロガーとは、あるとき突然、日の目を見る。「3ブクマ集めるまでが勝負」とか言ってるやつは、そもそもブクマのキュレーションの力を勘違いしてる。
ヒットするブログが生まれるには、ネットサーフィンするキュレーターが見つけて、すくい上げる流れがある。じわっと1ブクマついた記事に、誰かが2ブクマ目……数週間たって、3ブクマ目がついた瞬間、たった数時間の短い間、はてブ新着エントリに浮上し、多くの観測者によって評価される。そして跳ねるのだ。
私がほぼ初期に1getして、その後浮上したブログは、コンビニ店長、ハックルベリー先生、ひきこもり女子のいろいろえっち等があるが、どれも自分が非公開ブクマした後、数週間して伸びる、じわっとパターンである。
コンビニ店長が水戸駅で貞操を奪われそうになった話や、ハックルベリー先生の語る面白コンテンツ創作術(無名時代版)をリアルタイムで読んでいた人は少なかろう。そして不思議な事に、リアルタイムでそれを読んでも、実は大抵の人には面白さが分からない。これは私も謎なのだが、コンテンツって誰かが解釈を照らさないと、普通の人には善し悪しが判断できないみたいだ。
名もなき情報ジャンキーブックマーカーが己の感性で“良いエントリ”拾い上げ、ブクマコメントとタグで“読み方”を補完してる。これがはてブで良質なブログが発掘される構図だ。
で、ここ半年くらい、伸びないんだよな。拾い上げたつもりのブロガーが。はてブのアルゴリズムが変わったとか、私の読みが甘くなったとか、色々要因は解釈できるのだが、やはり大きいのはノイズが増えたからじゃないかと考えられる。過去にもライフハック系記事とか2chまとめとか、特定カテゴリが異常に伸びる時期があった。しかしその時と大きく違うのは、新着の流れる速さである。速すぎるし、ノイズが増えた。これでは多くの人々が面白い内容を見つけるタイミングを失う。
すなわち3ブクマを獲得したものの、人目に触れずに消えてしまうのだ。
互助会は、過去の信頼と審美で培われた新着エントリ欄を、数の力で押し上げてる。仲良しごっこは好きにすれば?と思う面もあるんだが、ノイズで新着ランキングが埋もれるとなると、話は別だ。良い書き手が流される為である。
私から見れば彼らは明らかに情報の読み方が浅く、能力が足りない。お友達ブログだけ読んでる奴は、読み方がなってない。「面白いと感じたからブクマしました」と抜かしているその感性を疑うべきである。少なくともブクマした記事と同内容の事をぐぐるべし。そして関連書を図書館で予約してはどうか。今時ネット予約が出来るから、30秒で注文できる。色々読んだ上でコメントするのも良いだろう。もう少しブコメに厚みを持たせられないのか(いやまぁ、古参ユーザでも頭悪そうな人もいるんですけれどね……)。
仲間内ばかり見ても読む力はつかない。あらゆるものを読まない事には審美眼は育たないのだ。そういうセンスを持たない人が「アフィリエイトで稼ぐ」とか「サロンはじめました」と言っても、失笑モノだ。なんだ君は、はてブに焼き畑農業しにきたのかい?己の親兄弟や友人知人にブログを見せても、恥ずかしくない文章を書くことを薦める。
死んだ後も、ブログは残るぞ。
こういうフリーライダーが増えれば、はてブがつまらなくなるのは必定だ。互助会ネットワークはひとつのカテゴリを新設して押し込んではどうか。「アフィリエイトネットワーク」なんかどうだろうか。ははは。私のようなキュレーターは、面白いブログを見つければ、カテゴリに丁寧に分類するから、新設カテゴリに互助会を振り分けて貰う方が問題はないのだ。
はてなも上場したし、私も歳を取った。時代は変わるものだ。ランキングがノイズにまみれ、はてブキュレーションシステムが死ぬのも、時代の流れか。
私のような日陰ブックマーカーも、隠れた実力ブロガーも、雑踏にまみれて消えゆく存在なのかもしれない。
関連エントリ
-----
追記と一部ブコメの返信
id:zuiji_zuisho うーん、互助会の肩を持つつもりはないけど、この増田の話も眉唾だ。誰も見てないようなブログが、増田の非公開ブクマ(どこに露出することもない)、その後に火が付いて伸びるってほとんどオカルトじゃないか。
ごめん、ちょっと書き方が悪かったな。昔は公開ブクマだった(というより、公開ブクマしかなかった)。自分は数ヶ月毎にはてブを整理する上、ファン機能が嫌いなので、全文自動保存スクリプトを回した後、非公開にするという使い方をしてるというだけなんだ。なので実際はブックマーク時は公開ブクマである。
とはいえ、私と同じような動き方をしている人は何人かいる事は確かで、どこからともなくやってきて、ブクマして去って行く人を知っている。そして非公開ブクマをしても、3ブクマキュレーションは成立していると思える。おそらく私と同じようにRSSリーダー、キーワードRSS、Googleアンテナ、Tumbler、他サービスのタグRSS経由でやってくるのだろう。
ネットに公開されている以上、誰も見ていないはありえない。
すまないけど、結局「俺が思う『面白い』が絶対的に正しい」と言ってるようにしか見えない。ユーザー層の移り変わりもあるだろうし、自分の感性が多数派でなくなる時もあるだろう。数で勝つしかないのだ。
互助会批判を見てて、とある大手新聞社の人から聞いた「新聞生き残る理論」を思い出した。要するに、「新聞は情報の重要度によって扱いの大きさを変えて序列をつける役割を持っている。一般人には情報の優劣など判断できないため、新聞のその役割は必要なのだ」という話だった。
新聞が「少人数のプロの記者が情報の重要度を判断する」メディアだとしたら、はてブは「不特定多数のアマチュアブクマカーの投票数(ブクマ)によって情報の重要度」を扱い(ホテントリ入りか否か)が変わるメディアだ。
もとい、はてブは「不特定多数のブクマカーの投票数(ブクマ)」によって情報の扱い(ホテントリ入りか否か)が変わるメディアだ。
情報の価値判断の正当性はそのメディアのキモだ。新聞がそれを「プロの記者」が担保しているとすれば、はてブにおけるそれは「ブクマカーの投票数」になる。互助会批判は、言ってみれば、その正当性への疑議だ。
さっきブクマした「古参の自称敏腕ブクマカー増田」の言い分は、大手マスコミ側の理屈と似てる。両者に共通するのは「自分達の価値判断こそ正しく、大多数の一般人には情報の価値判断など出来ないのだ」と思っている点だ。
だが、はてブの「不特定多数のブクマカーの投票数によって情報の序列を決める」という仕組みでは、彼ら「敏腕ブクマカー」の投票活動は埋もれてしまうことがある。彼らが如何に敏腕であろうと、「一票の価値」は変わらないからだ。まぁお気に入りもあるからそうとも言い切れんが。
面倒になってきたのでまとめると、はてブはよくも悪くも「数」で決まるメディアなので、ある程度の「衆愚化」はしょうがない。嫌気が差してきたブクマカーの望むホテントリを「作る」には、さらなる精鋭を育て、暗愚を数で上回るしかない。
それが難しければ、もう少数精鋭のキュレーターが結託して新しいはてブに替わるメディアを作るしかないんじゃないだろうか。
ルールを厳格化したりすることで、多少の衆愚化は避けられるかもしれないけど、遅かれ早かれどこかでまた似たような問題が起こってくるような気がする。
はてブが特異なのは、集合知と集合愚のバランスである。そこが絶妙ゆえに、キュレーションメディアとして評価されていた。互助会問題によりそこが変わろうとしている。対策はarata2515氏が書くように、古参ブックマーカの移動の他にはないだろう。
玄人めいて書いたが、実は私自身も「本当に価値のある記事・伸びるブログ」は、リアルタイム……つまりブクマした瞬間は、よく分かっていない。たがしかし、何千と読んでいる中で、フッと違った感触を得る事がある。これは本当に不思議で、形容しがたいのだが。平原で四つ葉のクローバーを探すのに近い。あるいはSTGでいつのまにかレアキャラを撃ち倒していた感覚というべきか。つまり、実に些細なのだ。
はてブの利用者みなが、ブログを繊細に読めとは言わない。時代の変化もあろう。しかし、声の大きく粗暴なやつが、静かに価値を語る者をかき消すならば、残念に思える。
引越しかないかね、やっぱり。
多分2chまとめサイト辺りなんだろうな。
それを批判する声を知らないままアレがネットの真実だと思い込んでいるのだろうかと思うととても怖い。
ネットにいる古参の人たちは自分の観測範囲に引きこもったままリテラシーを独占して新規を導こうとしない。
一昔前のネットではどこのサイトにも「○○で学ぶネチケット」というリンクがあったものだけど今のウェブサービスにはそんなのない。
そうして次々とまとめサイトの餌食になっていく人を見て古参ネットおじさんは「嘆かわしい。近寄りたくない」と愚痴るだけで何もしない。
本当に何もしない。