はてなキーワード: 躁状態とは
ちなみに段々落ちづらくなると書いただけで、+10kgの状態から増えたって意味じゃないよ。
自分でも食事制限して10km走ったらするする痩せると思ってたんだけど、5kgくらい減らしたところで体が慣れてくるのか、翌日増えてることが多々あったよ。
あと、毎日10km走るのってそんなに大変かな。そんなに時間食わないし、足を動かし続けるだけだよ。
走り始めは辛いけど、途中から気持ちよくなっていつの間にか走り切ってる感覚だな。
SNSで知らない人が何か面白そうなイベントをやると告知したら、すぐに参加したりしていた。
それで悟ったことがある。
人生を本当に楽しめているのは、一部の人間だけだということに。
もちろん大多数の人もそれなりには人生を楽しめるのだが、
ある種の人の楽しみ方は、それ以外の人とは全く次元が違う。
彼らをオプティミスト(楽観主義者)と言えば、イメージに近いが、
それとも少し違う気がする。
「気まずいなぁ」とか「どう思われてるだろう」とか「何を話せば良いんだろう」などと気をもんだりしない。
普通の人は気まずい場などに居ると偽物の笑顔の下で冷や汗タラタラ胃はキリキリという事が結構あるが、
オプティミストは、どんな現場でもあまり気まずさや居たたまれなさを感じない。
普通の人は何か楽しそうな事を思いついても、関係者がどう思うかを心配して、実行しなかったりする。
すぐに不動産屋に電話して、賃料などを確認し、立地などからできそうな事を想像し、
その場でスマートフォンで関係するキーワードでSNSを検索して、初対面の人に連絡を取り、
などという事が、何の心理的抵抗もなく行える。「自分は素人だから。。。」などというマイナス思考は一切ない。
別に本気で起業しようと思ってるのではなく、単に面白いから、という理由だけで実行できてしまう。
だから街をダラダラ歩くだけでも、誰か知らない人と話をするだけでもワクワクしっぱなしなのだ。
普通の人では上記のことは、よほどアイデアに自信があったり、何か逼迫した事情がないと実行できないだろう。
見ず知らずなのに、いきなり「飲みませんか?」などと誘ってくる人に乗っかる人はたいてい
オプティミストのケがあるので、そういう人で集まって飲むと、すぐに具体的な話がどんどん進んで行く。
その過程で、情報収集の為に一緒に旅行に行ったり、イベントに参加したりする中でフィルタリングされ、
なぜなら「最初のアイデアにたまたますごく興味があって参加した普通の人」は、
話し合いの中で出てくる、ほとんど本筋と関係ないようなイベントには参加しないからだ。
オプティミストは目的が違う。成功することが目的ではなく、その過程を楽しむことが目的なのだ。
だからわざとそういう人だけが残るように最初の呼びかけと関係ないイベントを発案して実行したりしていた。
単なる好奇心でそうしていた。
私はその途中で躁状態が解除され、普通の人に戻ってしまったので、
(彼らには思考や文体からすぐにバレるだろう。突然連絡取れなくなった奴が私です。当時は失礼しました)
私だけが何もできない泥沼のような中を無為にダラダラと過ごしている。
当時の連絡先を使えば、容易に成功が手に入ることはわかっているが、
恐ろしくて実行できない。
当時の知り合いから連絡が来ることもあるが、
すぐに色んなことに誘われて面倒だからだ。
今では、ただただ、ひっそりと無難に生きて行きたい。
でもたまに当時のことを思い出して、みんなが羨ましくなる。
あ、素人童貞だった自分がやっとの事でゲットしたモデルの彼女には、すぐに振られました。
8/9 1:50 追記
ホッテントリ入りしてるのに気が付いたので、多勢に変に誤解されないように追記。
「リバウンドで躁病になった」というのは確かにおかしいかも。医者にも「躁転してますね」って言われたんだった。
当時は「これは躁じゃないよ。本来の自分だよ」と思って気にもしてなかった。病院にもすぐに行かなくなったので、ちゃんとした病名は不明。
躁鬱の人がこんな文章を書けないってのは、どういう意味かよくわからないけど、今はうつ病ではないです。普通の状態です。
即行動でウェーイの人が孤独ってのは、意味がよくわからない。私の知人は、心の中まではわからないけど、心底人生を楽しんでいるようにしか見えない。
あと私自身がウェーイ系の人と相性が良くないので、あまりウェーイな人とつるんでる認識は無い。ウェーイの人の事はよくわからない。
ハイテンションというのも、ちょっと違う。大声を出したり騒いだりは、みんなしなかった。「カンパーイ!!!」とかほとんど無かった。
ただ「これどうですかね?」「へー、面白いね。やってみよう」みたいな方向でノリノリではあったけど。
一部シェアハウスに出入りしてた時期に「あー、これがウェーイ系かー」と感じたことはある。そういう人は確かに空虚な感じがした。話もあまり面白くなかった。うるさいだけ。
急に性格変わったって人はひとりだけ知ってる。大学生のころに何かを悟ったらしいけど、その後も彼女はその性格を10年以上維持してるので躁病では無さそう。謎。
でも、そんな人はひとりしか知らない。たぶん1000人以上に会ってるし、けっこう深い話(好きなんです、そういうのが)をしたが、自己啓発みたいなので性格が変わったって人はひとりも会った事ない。無理してるなーって人には結構会ったけど。
失敗してる人も多そうって言うけど、オプティミストから深刻な失敗の話は聞いた記憶がない。借金して大変って話は噂も聞いた事がない。軽い失敗は、楽しいからぜんぜん問題なしって感じだし。そういう小さい失敗なら、成功の数十倍はある感じ。
逆に普通の性格だけど、頭が良かったり、少し意識が高くて行動力がある程度の人は、深刻な失敗をしてる人が多かった印象。
あと、オプティミストの人に共通するのが、すごく自然体なこと。変にテンションを上げたり緊張したり力が入ったり、他人を攻撃したりする人はほとんど居なかった。
例えば堀江さんとかひろゆきさんがテレビとかで他人を攻撃してるのを見るとわかるけど、あまり怒ってないんだよね。
不快感は示すけど、根に持たないし、すごく付き合いやすい。躁状態の自分はけっこう失礼なことを言ったりやったりするけど、
いま、「次の職場でも同じミスを繰り返すのだろうか」と不安に苛まれている。
仕事は期限があり、お金があり、品質がある。これはどの業界のどの仕事でも変わらないと考えている。
自分は「期限」にルーズである。期限に引っ張られてお金をかけ、お金に引っ張られて品質を蔑ろにしてしまう事を7年も続けてきた。
その結果、信用を失い、うつになった。
期限を守らない原因は、「聞いたら怒られる」「やっても評価に繋がらない」という事が強迫観念のように頭に刷り込まれており、
上司に報告・連絡・相談ができなかった結果、周囲から詰められたのだと自分では思っている。
この考え方が危険で、認知行動療法に関する本も買ったのだが、ベッドサイドに投げ出したままだ。
分かっていても直せない。きちんと直さなければならないのに、直せない。
精神科医の先生から薬を飲んで処方してもらったけれど「躁状態にするんでしょ」と飲んでいない。
うつの治療はこの考え方や性格、運命まで変えないと根治には至らない。
マザーテレサの例の格言のようだが、精神科医療にはより強く意識して治療していかないと、
世の中のうつは無くならない…
かなり甘えているが、「考え方の変え方」や「違った目線からの指摘」なんて治療があまりにも少なかったように思う。
確かに先生からは色々な言葉を貰った。数回会うだけで影響力を与えるには、十分すぎるほどだ。
ただ、経過観察をしていくうえで必要なのは、うつ物質を消すだけではなくて、
考え方を強制的にでもポジティブに変えていく治療をしないと、再発は免れない。
普通(?)死にたい人のイメージは「疲れた…もう死にたい…」みたいな生気を失って生きる気力すらないという状態なんだけど、たまに「ああもう死にたい!!!!もう死ぬぞ!!」ぐらいの松岡修造並みのテンション高い死にたいが出るときあるんだけどこれはなんなんだろう。
心がそわそわしてもうじっとしてるのが我慢できない、今すぐに死にに行きたい!くらいの勢い。
特にその衝動に理由はなくて、ただもうここから高いところに行って飛び降りないといけないという衝動だけ。
悲しい感じは一切なくて、むしろ表情はギラギラしてると思う。躁状態?
最初に書いた前者みたいな死にたいもよくあるんだけど、その時は悲壮感というかもう何もかもダメなんじゃないかとかそういう不安が寄り添ってくる感じで全然違う。
衝動というよりはもうそれしかないよな、みたいな諦めに似た感じ。涙もボロボロ出る。
まだ生きてるということでどちらも実行に移したことはないんだけど、我ながら対応に困る。
ふと、あのブラック企業どうなったかなーと思ってあった場所に行ってみたが見事に潰れて更地になっていたので
当時の事を思い出して書く。
1.役職をつけてもらう為に入社後一年で自己啓発セミナー強制参加。
2.給料日は1日2日ズレても当然、見越して支払いの算段ができない社員が悪い。
などなどツッコミどころは多々あったが、当時社会人一年生だった俺にはわからなかったし親も三年は我慢しろと言うので働き続けた。
結局社長は思い通りに動くYESマンで自分の城を作りたかっただけだ。
実際自己啓発セミナーで洗脳済のやつらは全員これらに不満すら漏らさなかったから。
TAYAMA学校 http://www.tayama.co.jp/index.html
50人はいたかな。年代は20~50まで幅広く、俺のような一社員から商工会で勧誘された社長までいた。
まず到着したら携帯、財布を没収される。逃亡阻止の為。(実際40代くらいのオッサンが途中で逃げ出して捕まってた)
セミナーの内容はいくつかあるのだが、まず大声で宣誓文を読まされる。限界ギリギリまで、身体を折り曲げて声を出す。
出せない、出せるに関わらず全然出ていないと容赦なく怒鳴られる。会議室の机を挟んだ至近距離で全力で怒鳴られてけなされる。
何故出来ない気合が足りない意識が低いそれでちゃんと生きてると言えるのか。両親に申し訳ないと思わないのか。
まだだもっとだ出来る筈だ何故出来ない何故やらないんだ。もっともっともっともっと全力でやれ死ぬ気でやれ。
この時の指導役は、この三泊四日の初級者セミナーを終え、もうワンランク上のセミナーをこなした洗脳済の自分の会社の上司である。
(ちなみに初級者研修で約10万強、トレーナー研修は20万ぐらいはしてた。
その金額を出してもらえる俺は会社からこれだけ期待されてるという一種のステータスでもあった)
途中で宣誓文は歌に変わるが、ほぼ三日間怒鳴られる→喉を痛めながら大声を出す→怒鳴られる→大声 の繰り返し。
歌は何でもいいと言われたが隣のオッサンはサザエさん歌ってた。もう歌じゃない。原型留めてない。
「ゆううううかあああああいいいいいいだなああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」
オッサン、シュールすぎんだろ。俺もメダカの学校かなんかそのノリで歌ったけど。
休憩代わりには度々成功体験の講演を挟む。これも上司連中泣きながらのスピーチ。
やらせて怒鳴り、自信を粉々に砕いて指導側の思い通りの行動ができるようになるまで潰し、最後に褒める。
上司の成功体験をこれでもかと押し込め、できるようになれば成功する!何故やらないんだ!と追い討ちをかける。
それが11時くらいまでは続く。
課題は二つ。
2.どこでもいいので班四人時給1000円で仕事をさせて頂く。
「タヤマ?よそ行って」
半日相当遠くまで歩き回り、最終的に土下座までしてクリアした。
どんだけ嫌われてるんだよタヤマ。
まあ洗脳されて声はガラガラ、睡眠不足で赤くなった目だけらんらんとしてるゾンビみたいな20~50代の集団なんか普通に怖いわな。
ふらふらになって帰ったら班別で発表、レポート、大声で上司に報告してよくやった!と泣きながら抱き合う。
そして何故か上司連中、頭にネクタイを結んで大声で歌い踊りだす。
「お前らも来い!入っていいんだよ!お前らは試練をクリアしたんだから仲間なんだ!」
そして涙涙で終了証書をもらい、やっと帰路に着く。
もちろんこれは今の感想であり、当時の自分はきちんと洗脳されていて、その後一ヶ月はむやみに躁状態でテンションが高かった。
がぜん無敵。役職も付き、部下に「これくらいできるさ!大丈夫だよ!」とか平気で言う人になった。
だが婆ちゃんの一言で我に返る。
「お前、会社で何されたと」
ぱちんとセミナーを受ける前の、会社に不満を抱いていた自分に戻った。同時にヤバイ、と思った。
おかしいだろこの会社!何給料貰えてないのにいくらでも待ちますよとか言っちゃってんの自分!?
セミナー代1人10万20万支払う前に、従業員の給料払えよ!!!!!!
次の日辞表を出したらかなり嫌がらせされたけど、最終的にはバックレた。最後の給料出てないけどしらね、もう二度と関わりたくなかった。
なあ社長よ、タヤマに救ってもらったって散々言ってたけどさ、二回も倒産して今どんな気持ちよ。
自費出版の本はどうなったんだろうな。
中村文則は人に進められて「掏摸」を読んでから文庫本を買いあさり、出てる文庫本をこの本で全部読み切った。「楽園」は単行本で読んで失望した。
まず主人公が暗い。
大体が人間失格の葉ちゃんくらい暗い。
自分は世界の後ろ暗い部分、間違った部分、善良な人間に顔向けできない部分に属していることを自覚してうだうだ悩んでいる。
その理由はいろいろあるけれども、生まれつきだったり環境だったり衝撃的な体験の影響で、汚れたり変わってしまったり、あるいは自分は本質的に邪悪なのではないかと考えたりしているのだ。
その結果人を殺したくなったり、自分は人を殺したいのではないかと考えたり、殺したり、こんな自分は死んだほうがいいのではないかと考えたりしている。
最近の作品の傾向と思いきや、デビュー作の「銃」も警察に追い詰められていくサスペンス調の展開なのでこの作者の本来の持ち味なのだろう。
物語は常に暗い影がつきまとう陰鬱な展開のもとに進んでいくので、読んでいるとバッドエンドにたどり着くことしか考えられなくなってくる。
しかしたどり着く結末は明るい。
どちらかと言うとドブの中で前向きに進んでいこう、自分はどうしようもないクズでもそれでも生きていこう。物語はそんな終わり方をする。
(たまに破滅的でどうしようもない終わり方をするのが混じっているのでそれにあたっても文句は言わないで下さい)
「悪と仮面のルール」は話題になった掏摸の次に書かれた小説だが、
今書いた特徴全てに当てはまる、典型的な中村文則の小説といっていい。
・主人公は11才の時に頭のおかしい父親に世界に悪いことを為す存在「邪」になるように育て、14歳で地獄を見せると脅かされる。
・それ(地獄)に利用するために一緒に育てられた少女を守るために13才で父親を殺す。
・数年後、顔と身分を変えた主人公は探偵を使って現在の少女を探しだすが、大人になった彼女に対してなぜか悪の手が次々と降りかかるので父親と同じように殺す。
もちろん他にもいろいろあって、と言うか登場人物がちょっと多すぎるくらい居てそれぞれと主人公の関係性で話が展開する。
整形外科とのくだりだとかは結構好きだ。しかし人物が多すぎて少し掘り下げが散漫になっているのは間違いない。
で、何がラノベなのかというと作者が巻末にも書いている
これはまずい。
こういうやり方は人間を書く方法論じゃない。なのでこれでは文学ではない。
実際に存在しない物を物語世界に持ち込むことはこれまでもいろんな人にやられているし、それが物理法則とかであれば別に問題ない。
しかし、「人間の心に関わる法則」を「これはこういう世界ですよ」という形で物語世界に持ち込むのはレッドカードだろう。
そういうふうにすると、作者が登場人物を人間としてではなく人形として描くことになる。
それではキャラクターだ。なのでキャラクターを描くことに注力しているラノベに類似点を見出してしまった。
あと人間に関する法則を作者が作って世界観とする作品として真っ先に「ひぐらしのなく頃に」を思い出してしまったということもある。(ラノベじゃないかな)
俺的には最後まで読み終わってあとがきを読んで、「ああこれはラノベだったのか。」と腑に落ちた。
この作者は基本的に真面目な話ばかり真面目に書いているが、短編の「ゴミ屋敷」だとか「戦争日和」、あとこの「悪と仮面のルール」に出てくるテログループJLの活動みたいに、不条理なブラックユーモアを全面に出したラノベチックな長編作品が読みたい。
公立夜間は、大体において何らかの要因を抱えており他教員とうまくやれない教員がいくところです。
特に鬱病は最近多くて1~3年程度休職しても復職はふつーにできるのでそういう人が行きます。
躁鬱だと特に厄介です。
躁状態だと授業をせずにずっと自論を生徒が辟易してどんなに頭のわるい子たちでもいい加減授業してほしいってくらい言い続けます。はてなでもいますよね。そういう人。
うつ状態だと学校に出てこなくなるのでひたすら自習時間が多くなります。その分頭が悪くなります。
底辺の私立の高校の先生はなんらかの理由によって公立高校に勤めることができない何かを抱えています。
転職先の職場の先輩にAさんがいた。穏やかで人当たりもよい人だ。
仕事ではペアで客先に派遣され、そこで一緒に作業をするのだが、組む相手は日程・客先・内容によって変わるので、Aさんともたまに組むことがあった。
この業種も業務も初心者ではあったが、それなりにこなし、資格取得も奨励されるため簡単なものから少しずつ取っていき、特に問題もなく過ごしていた。
ふたりが持っている資格は実務経験を経て取得できるものなので、初心者から見るとキャリアもあるのだと思われるが、Bさんはかなり若く、Aさんとは15~20歳くらい離れているようで、実際の実力はどうなのかわからない。まずはここのやり方を覚えてもらうことになり、OJTとして、AさんとBさんが組んで客先に行くことになったが、客先から戻ってきたAさんは困ったような顔をして、「若いから仕方ないのかもしれないけど…」と溜息をついていた。
しばらくして、Bさんが急に休んだ。
前日、上司によるチェックが入った際に手順や成果物が一定基準を満たしておらず、かなり厳しく叱責を受けたらしい。
年齢が近いこともあったので様子見する役をふられてしまい、どうしたんですか、だいじょうぶですか、やめたいなんて言わずにがんばりましょう、などと事情もわからないまま励ますようなことを言ってみた。
こんな感じでよかったんですかねえ、とAさんに愚痴気味に伝えると、どうしてそんなことをしたんだ、だめじゃないか、実はBさんは鬱病持ちで、だから転職してきたのだ、と言う。鬱の人にがんばってくださいなんて言ってはだめだ、心配かもしれないが今は黙って見守ってやれと言われた。
そんな人にがんばってなんて言ってしまった、どうしよう、と不安になり、Bさんに悪いことをしてしまったと思った。
その後Bさんは出勤してきた。こちらとしてはなんとなく気まずく、しばらく話すことはなかったが、ある日、Bさんと組んで客先に行くことになってしまった。
電話連絡したときのことも、病気のこともあるし、仕事についてもあまりいい評判がなかったので気が重かったのだが、一緒に仕事をしてみるとBさんは明るくにこやかに客先に応対し、指示も的確、知識も豊富で技術もあり、それを惜しむことなくこちらに教えてくれる。めちゃくちゃ仕事ができる。なのになぜ評判がよくないのか?そして、この人が本当に鬱なのか?疑問に思った。
Aさんに伝えると、それはきっと躁状態だったんだろう、あまり刺激してもいけないし、放っておけと言う。
しかし、その後Bさんの仕事ぶりをみるたびに疑問はおおきくなる。Aさんの言うような無責任な能力の低い人には見えないのだ。
なので、あるとき思い切ってBさんに尋ねてみた。もちろん病気なんかではなかった。
最初に一緒に仕事をした時から、AさんはBさんをほぼ無視、作業内容についても、これでいいですかと区切りごとに確認しながら手順を進め、最終確認をしてもらっていたが、きちんとした工程を教えてなかったらしい。上司に叱責を受けた際も、Aさんが最終工程前にも関わらず「これでいい」と作業を中断させたもので、まったくかばうことなく、Bが勝手に判断してやったことです、困った、呆れた、という顔をしていたようだ。
「相当ショックだった、なので休んでしまったけでど、あのとき声を掛けてくれてありがとう」
どうして本当のことを言わなかったんですか?
「だって言っても信じなかったでしょう?Aさんのほうがここでのキャリアも長いし年齢も上だし」
それからは注意してAさんの言動を見ていた。
Bさんが不在の時に、AさんはBさんをやんわり貶めるようなことを言い、困ったような顔をして溜息をつく。
でもそれ嘘ですよね。Bさんはそんなことを言ってないし、そんな行動もとっていない。
客先からBさんにクレームが入ったと言って、困ったような顔をする。
そのクレームも、BさんにではなくAさんに対してのものですよね。カイゼンにつなげますので詳しく聞かせてくださいと上司がコールバックしたので、クレームの内容も誰に対してかも把握していますよ。
Bさんの仕事ぶりと人となりが周知されるうちに、そういったAさんの言動の矛盾点や不当にBさんを貶めていることに他の同僚や上司も気付くようになってきた。
Aさんは、同等の資格と自分を凌ぐ能力を持ったBさんの存在が許せなかったのだろうか。
過去、不可解な辞め方をした人がいたのも、もしかしてAさんの策略に掛かっていたのかもしれない、むしろそうなのでは、ということになった。
Aさんはまだ職場にいる。Aさんは自分より格下だと認定した人にはやさしいからだ。でも一緒に働きたがる人はいない。自分から辞めてもらうのが一番なんだけどねえと上司は言うが、たぶん辞めないだろう。そして次はオフ会で困った顔をしながらBさんのことを言うだろう。
シンプルだけど本質的で良い質問です。まず双極性障害には1型と2型があります。簡単に言うと激しいのが1型、そうでないのが2型。
1型は怒りっぽくなるので対人トラブルを抱えやすいです。これは悪いことですね。また「過剰に」ポジティブになり、自分に「過剰な」自信をもちます。これは良い事のように聞こえますがそうではないです。
僕が知っているヒトだと、絶対勝てる!といって1000万借金して競馬に突っ込んだ、とか。俺なら当選する!といって突然選挙に立候補しようとして家族を困らせた、とか。いろいろ。ヒヨコ300匹買ってきたとか訳分からんのもあったなあ。
2型は1型ほど激しくはないですが色々困る事はあります。怒りっぽくなるのもそうだし、観念奔逸といって色んなアイデアが頭を駆け巡って訳分からん状態、とかなります。集中困難にもなります。
悪い事ばかりかというとそうでもなくて、ググると分かりますが躁病の天才というのは沢山います。躁状態の時に科学的研究や芸術的創作をすると良い結果がでる事があるようです。双極性障害のヒトの方が芸術家や科学者になる確率も一般人より高いという報告があります。また双極性障害の患者郡はIQが健常人より高いという報告があります。唯一の「頭の良くなる」病気なのです。
躁状態は良い事もありますが、最大の問題は「躁がきたら次に必ず鬱がくる」ということでしょうか。あと躁状態と鬱状態が一人の人間に同居するのでアイデンティティの確率が難しいというのもあります。今日と明日でくるくる人格の変わる友人とは付き合いにくいでしょう?
最初のサイクルは5年とかかかることもある。躁と鬱の間に正常な状態がはいることもある。
躁状態は通常1〜数週間しかもたない、そこから正常な期間を相当時間経てから鬱状態に、というのが初回症状の典型かと。
あと甘いもの(チョコとか)に執着するのは鬱状態の特徴だとか最近言われてる
胃がスッキリしていたっていうのはよくわからないが、「頭もスッキリしてた気がする」というのは診察室でとても良く聞く表現
ネット上だとこれ以上突っ込んだ事はわからないので断定的な事は言えない。そもそも生活に重大な障害を来していないのであれば病気ではない。ただ、元気とだるいの2相を繰り返すような事が今後あれば・・・とだけ言っておきたかった。