「言葉自体」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 言葉自体とは

2023-05-19

anond:20230516192954

その気持ちはわかる。

もし自分が性同一でなく、脳の性別がそのまま戸籍性別だったらそういう風に思っていたと思うので。

自分は該当パターン当事者です。

先にいっておくと多分その気持ち感覚増田にはわかることはないしわからないと思う。

身体違和については自分もまさに例に挙げてもらったようないわゆる「セルフイメージとのずれ」以上でも以下でもないという認識、つまり整形をするかしないか程度の認識をしている。

しかし、自分性別が男/女だという確信はまた別のところにあるので、それはまた別の感覚である

そのことが感覚にわからないのは非常に正常なことだとも思うし、

からないことそれ自体は決して悪いことではないのでそのままそっとしておいてもらえると助かるかもしれない。

性同一性障害は脳の先天性な性分化疾患であるのではないだろうか]

一応自分なりに考察したところによると、性同一性障害心の問題ではない。

あくま自分の例をベースに考えたところ、おそらく先天性な性分化疾患範疇に収まるものだと認識している。

身体のどこかの性分化が正常に行われなかった場合、それは性分化疾患となる。性分化疾患には逆の性別に体の部位ごとが分化してしま症例がある。

性同一性障害はその脳版なのではないかと考えている。(ちなみに、同性愛傾向の人の中にもその一種の人もいるだろうと推測している)

その正常に性分化が行われなかった場所が脳である場合、脳と身体の性分化がずれ、あるいは逆になり、性同一性の一致に支障をきたすのではないだろうか。

これはあくま自分場合であるが、子供の頃から趣味思考、行動がいろんな人から異常だと驚かれて育ったが、自分世間で言われるほどの奇異で奇特な異常者だとは思えなかった。自分のような思考をして物事に対して自分と同じような興味関心を抱くような人物像は、決して割合としては多数派ではないとは思うが、とはいっても異常者といわれるほど「おかしい」行動でも思考回路でもないと思っていた。よくいる類型的な青年像の一パターンに収まる範疇思考回路や趣味だと思っていたからだ。女社会という中では確かに異常者であるが、仮に男女全てを含めて考えた場合、そこまで「異常者!」とは思えなかった。確かに自分みたいなタイプ女性は見たことがなかったが、男には割といる感じがした。

そこで、それを確かめるために男子校状態学校に入ったり(※)、部活スポーツにおいても男子共通の枠の競技をでやってみたところ、やはり自分は男社会暗黙のルールをなぜか知っていて、そして女社会暗黙のルールをどんなに明文化されても感覚的にはよく理解できていないということをより強く実感した。そしてやはり自分と似たようなタイプ青年はたまに遭遇するので、自分がそこまで仰天されるほどの社会不適合な異常者ではないということもより強く「実感」した。

学部選択については、もちろん自身のもともとの関心がそういうSFメカ趣味だったのもあるが、何番目かの理由としては、あえて男社会に身を置いて様子を探ってみる、という目的もあった。

自分にとっては性自認性別はどうでもよく、どちらかといえば、「社会から異常者だと言われる」ことの方が高校生までの自分にとっての解決するべき問題であった。

そこで、自分女子社会の中だけではなく男社会の中でも異常者扱いされるのか、それとも男性社会では「想定されている社会性のある人物像」側に入れるのか、そこが自分にとっての興味関心だった。

から考えれば、非常に自分男性性を重視していた部分はある気はするのだが、それを男性特有の発想だとは思っていなかった。例えば、「少年よ大志を抱け」的な気負いはあったが、そのような頂点を目指す思考はだれでも持ってると思っていたし、これが男性特有の発想だとは思っていなかった。

どんなに合わせても明文化されていない女性集団暗黙のルール理解できない、それこそあまりにも自分女子集団による善し悪しの価値基準を納得できず、行動にも反映できないため未成年とき自分自分発達障害的なものを疑っていた。しかし、不思議なことに男性集団に混じると男性集団のほうの暗黙のルール感覚的になぜか教わらなくとも理解できていた。そして、自分発達障害的なものではなく、性別に由来する行動の原理が逆なのだ認識するようになった。

長くなったが、自分の「性自認」の感覚はこのようなものである。アホなので今でも特撮ヒーローのように正義とは何かを自身に問いかけながら振舞いたいと思っている。

他人からの見られ方について]

自分は諸事情あって外見のパス度(=希望性別で見られる度合い)は高くない。容姿においては中性的男性的な雰囲気女性だと思われている。雰囲気普通女性とは違うため同性愛者の女性だと思われることが多い。性同一の診断の紙きれは持っているが、「治療」の予定はない。ただ、声は子供の頃からの訓練によって男性女性両方の声を出すことができるので、電話通話のみの相手には何も言わず男性で通すこともある。

他人から視点については、自分のことを「同性愛者であり、なぜか異様に男特有無意識の行動をとったり集団におけるポジション志向したり限りなく男と同じ行動ばかりとろうとする女性」と認識される状態でも個人的には構わないと思っている。

というか自分のやろうとすることを妨害しないでいてくれれば他人自分のことをどう思おうと構わない。

もちろん「こいつはそういうやつなんだな」と理解して認識してくれる人間の方と距離を詰めたり仲よくしたりしたいとは思うが、別に増田もそういう相手と親密に打ち解ける仲になりたいとは思ってないだろうし。

[余談]

ちなみに先述の発言をひっくり返すようなことを言うが、おそらく「心が異性」と宣言するタイプの人の多くは思い込み勘違いが多いように見える。特に、女→男(心は男と宣言するパターン)の場合は、わざわざ言って回っている人は変身願望が強い若い女性がそう宣言しているだけのことが多いのではないだろうか。

また、本当の性同一性障害の人で特に女→男の人でおそらく真正だろうなという雰囲気の人については、彼らの多くは男の姿と声で堂々と社会に紛れ込んでいる。もしかしたらすでに増田の周りにいるのかもしれないし、仮にいても気づかないと思う。日常生活において見ず知らずの他人パンツの中身を見る機会など基本的にはないので、まずわかることはない。あってみればわかると思うが「元女です」と宣言されたところでまず信じられない程度には通常の男性である。もし、実際に彼らにあって、雰囲気をみて「どうみても元女だ」と疑えるのならば、その人は同時に世の生まれ持っての男性の多くにも元女疑惑をかけながら生きなければいけないだろう。

性自認という言葉必要か]

不要

自分性同一性障害を脳の性分化疾患一種だと思っているが、それについての研究政治的イデオロギーによって非推奨になっている。原因はおそらく、自分は異性になりたいと主張する人のうち、脳の性分化による性同一性障害の人は多くはないからだろう。

昨今のLGBT法案における性自認についての言説は海外による政治イデオロギー問題だと思っている。これによると、ポリティカルコレクトネスによると、本人の資質はさておき戸籍と別の性別になってみたい、戸籍と別の性別として暮らしてみたいという願望を持っている人は誰でも「自分性自認は○○」と主張していいことになっているようなので、性自認という言葉自体ライト意味合いのものに変容してきているように見えるのだ。

たとえば、「トランスエイジ」について。

自分実年齢に違和感はあるし実感してる年齢と実年齢がずれているというそ感覚自体は分かるが、だからといって自分トランスエイジだとかはバカバカしくて真面目に主張する気にはなりえない。

その感覚性別に当てはめたものが「性自認という用語意味」なら、性自認ってだいぶ軽い言葉だったんだなーと思うし、トランスエイジのジェンダー版がトランスジェンダーならトランスジェンダーってのもめちゃくちゃな発想だなーとも思う。

主題が右に行ったり左に行ったりふらふらしつつ長くなったが、この文章が誰かの役に立てばいいかなーと思ってる。

2023-05-17

「10代」ってガバガバ過ぎね?

ROYGB 10代の出産身体負担がかかるので良くない。途上国などでは問題になってる。

2023/05/17 リンク yellow116yellow

これ良心的なコメントなんだろうけどさあ

その問題になってる「10代の出産」って絶対ローティーンの話だろ。

んで大抵は途上国だと栄養も発育もよくないおまけにローティーンから地獄って話でしょ? 

 

日本の18歳が出産して20代以降の出産より負担がかかるかって言ったら別にそんなことないんじゃね?

しろ肉体的生命力的には全盛期の出産適齢期なんじゃね?

  

10代の10年はあまりにも変化が激しいんだから

「10代」って言葉自体ガバガバ過ぎると思う。

それを言えば20代も30代も40代もそれ以降もきっとガバガバなんだけど

それにしても「10代」の乱暴さは凄すぎる。 

2023-05-09

年齢とか人種かについても「自認」を再評価しようというのは全然わかるし賛同するんだけど、「トランス」という接頭辞はそこに適合してないよなぁ。そもそもトランスジェンダー」という言葉自体が「性別は男女の二通りしかない」ことを前提にした言葉で、例えばXジェンダーのことをトランスジェンダーとは言わない。

性別違和(Gender Dysphoria)」や「性別不合(Gender Incongruence)」に倣って「違和(Dysphoria)」や「不合(Incongruence)」という言葉を使った方がわかりやすい。

大人お子様ランチ頼んじゃダメとか、アニメ映画の特典もらっちゃダメとか、そういうのは今後普通に差別として扱われていくと思うよ。

2023-04-30

女性上方婚志向をなくすには

https://anond.hatelabo.jp/20230429181529

・まあそうなんだけど、それを当たり前とするなら『じゃあ女は育児出産に専念すべきでは』という思想が生まれるのもまた当たり前としなければならないだろう

・「女性大事仕事をさせたがらないのは当たり前なんじゃないかだって出産があるでしょ?」と同じロジックだな。まあ両方受け入れるならいいけどさ。

上方婚が最適解、と言うなら男女の賃金格差は温存すべきってことになるけどそれでいいの?

トップブコメのこの辺、順序が逆。

これまでの、そして今現在日本社会は「女性育児出産に専念すべき」「出産があるから女に大事仕事をさせたくない」という思想がまだ強く、賃金格差も残っている。

この前提の中だからこそ、今の女性上方婚を目指す。

そもそも女性でまともな職に就くのが難しかった時代は、ほとんどの結婚上方婚だった。

しかしそれが当然だったため、わざわざ言葉にされずにきた。

上方婚という言葉自体、男女の賃金格差が減りつつあるからまれものだ。

現代女性は昔より上方婚をしていない。

男女格差が減った分だけ、上方婚志向も弱まってきている。

格差ゼロになれば、多少のタイムラグはあれど女性ゆえの上方婚志向ゼロになっていくと考えられる。

(この格差ゼロ妊娠出産も含む。夫婦精子卵子提供するだけで、あとは人工子宮せとか。)

男女格差ゼロ社会では、男女関係なく稼ぎが少ない人だけが上方婚を目指すようになる。

あるいは国が貧しければ、男女関係なく全員が上方婚を目指すかもしれない。

事実若者収入が減ったことで、格差解消した分だけ上方婚志向が弱まってない可能性はある。

でもそれは男性の「共働き希望」増加と相殺される部分だ)

いずれにせよ雇用賃金妊娠出産育児等における男女平等の達成が先だ。

そうすれば「女(だけ)の上方婚志向」はなくなる。

逆はない。

anond:20230430015406

あの程度で鬱展開とは

話がシリアスになるとすぐ鬱展開って言う

風潮が嫌だ

鬱展開って言葉自体が好きくない

2023-04-28

   最近、私は「おぺち」という言葉に興味を持ち始めました。この言葉は、日本語で「お餅ちゃん」という意味があるそうです。お餅ちゃんとは、可愛らしい見た目をしたお餅キャラクターで、日本の文化根付いています

   「おぺち」という言葉自体は、ネットスラングとしても使われているようです。特に女性同士の会話でよく使われるそうで、「可愛い」という意味があるようです。

   私自身は、日本語勉強する外国人なので、まだまだ日本語表現には慣れていない部分がありますしかし、「おぺち」という言葉には、日本語面白さや独特の表現力を感じます。今後も、日本語表現について学ぶ中で、「おぺち」という言葉出会えることを楽しみにしています

2023-04-20

共産党にしても公明党にしてもそうだけど

「言ってることはまともそう」でも

結局「人間関係次第で言うことが変わる」ってバレてるんだよね

全部後付け

言葉自体に信用がないし、それは言葉では取り戻せない

2023-04-10

絵師AIの何が気に入らないのか

人の作品勝手学習に使った!って、いや別に合法だよね?この法改正お前らの大好きな自民党がやったことやん。ていうか、お前の作品学習に使われたって根拠あるの?

なんか学習に使うんなら金払えとかさ。結局金目だろ?1バイトとかじゃん、一枚の絵がAIに影響与えてるの。100円とか貰ったら満足するの?

AI絵に絵パクられた被害者っているの?トレス疑惑とかでは二つの絵の線を重ねて一致してるからパクリ!みたいにしてたやん。そんな感じでパクられました!って奴いる?おらんやろ。じゃあなんでそんなにキレてんの?

篠房六郎とか、AI絵師個性的作品を作る人は出てこないだろうとか言ってんの。…じゃあいいだろ、別に。ほっとけよ。何にキレてんだよ。何が不都合なんだ。まじでよくわからない。損してないだろ。

AIイラスト著作権的にクリーンであることを明示した上でいうけど、じゃあお前らの二次創作はどうなんだよ。パクリだなんだ口汚く罵ってるけど、お前らコミケで本売ってんだろ。ここに関するまともな反論たことないんだけど。最近二次創作ガイドラインがあるとか言ってた奴いたけど、それでエロ同人認められてると思ってんの?ていうかない作品同人存在してるんだから片手落ちだよ。

ま、全員が全員二次創作してるわけじゃないがな。

あのさ、貴方貴方のことだけどうぞ私に干渉しないでくださいなんだよ。絵を描くのが楽しいから描いてんだろ?描けよ。俺はAIで遊ぶから

挙げ句の果てによー清水かいう奴が「お気持ちかい揶揄もあるけれど個人お気持ち重要視すべき!」とか言い出してんの。あのさあ、ツイフェミが宇崎のポスターやらなんやらにギャオってた時に大多数のオタクはいはいお気持ち乙ってこきおろしてたの。よー清水ってのがその時どういうスタンスだったのかは知らんけどさ、その大部分のオタクたちは今何考えてんの?こいつの言うとおりだ!とか言っちゃうわけ?

別に個人の考えが変遷することは構わんけどさ、じゃあまずかつてツイフェミ叩いてたことをあいつらに謝罪してこいよ。今後ツイフェミお気持ちギャオってもなんも言えないねえ。そうなること理解した上でよー清水いいねしてんの?それともAI絵師憎しで虫みたいに右往左往してるだけ?1bit脳なの?

なんか、絵師は何万時間努力してタンダー!みたいに言ってるけどさ。で?っていう。なんかその絵師ってAIの登場により損してる?その損の度合いは二次創作エロ描かれて変なイメージつけられるのとどっちが甚大なの?

そもそもその何万時間努力してた絵師著作権侵害されてると言うのならそう騒いでください。あっ画風だの絵柄だのには著作権はありませんので笑ご了承ください笑

まじで絵師(笑)ども(この絵師という言葉自体かつては叩かれてたよね)は何が気に入らないのかをはっきりと言ってね。きっと君の気に入らないことは「合法です」で話終わると思うけど。

2023-04-06

anond:20230405083415

ブラック企業って言葉が出る以前はわからんけど、ブラック企業って言葉自体は2000年代初頭に2ch就職板の就職偏差値の中で使われ始めたことで普及した気がする。

初出はわからん

2023-03-22

きつねうどんにきつねが入っていないのはなぜですか?

きつねうどん」は、日本うどん料理一種で、甘辛いだし汁に、厚揚げを揚げた「きつね」という具がトッピングされたものです。一方、「きつね」という言葉自体は、「狐」という意味があります

 

おそらく、「きつねうどん」に「きつね」という名前がついたのは、厚揚げの形状が狐の顔に似ていることからきているのではないかと思われますしかし、厚揚げ自体が狐の肉を使っているわけではありません。

 

したがって、「きつねうどん」には本物の狐は入っておらず、安心して食べることができます

 

やっぱこいつバカなのでは……?

2023-03-12

アナグラム」のアナグラム意味の通る言葉は、「グラマンア」です。

ただし、「グラマンア」という言葉自体には意味がないため、より意味のある言葉を考える場合は、以下のようなものがあります

「グマラナ」:「熊の穴」や「グマが鳴く場所」といった意味があります

マングラア」:「マングローブの林」を意味する言葉です。

「ナマガル」:「生ガル(生きる)」という意味言葉です。

マラガン」:「マラ(病気)を治す人」を意味する言葉です。

ただし、これらの言葉あくまで「アナグラム」として成り立つ言葉であり、普段使われるような一般的言葉ではないことにご注意ください。

何語だよ

それぞれの言葉がどこの国の言葉かをご説明いたします。

「熊の穴」や「グマが鳴く場所」を意味する「グマラナ」は、日本語に由来する言葉です。

マングローブの林」を意味する「マングラア」は、インドネシア語に由来する言葉です。

「生ガル(生きる)」という意味の「ナマガル」は、カザフ語に由来する言葉です。

「マラ(病気)を治す人」を意味する「マラガン」は、ウルドゥー語ヒンディー語に由来する言葉です。

ホントかなあ・・・

2023-02-19

anond:20230219204124

何があっても自分あなたの味方です、みたいな意思を伝えたくて使ってるんだろうな。

言葉自体には意味は無いんだと思う。

あと印象として、こういうことを言い出す人はすでに対象者から心が離れ始めているような気がする。

2023-02-10

なんでホモって言わなくなったんだっけ?

ホモって言葉自体差別的ニュアンスはなかったよね?

2023-02-07

anond:20230102211702

 「性的搾取」が以前から使われてた、とかほざいてる糞フェミ歴史修正主義者は、BL図書館騒動がいつの時代から続いてるのか知ってんのか。

 2008年だぞ。

 その頃に、「性的搾取」なんて言葉いたこあんのか。

 言葉自体はあっても、広めたのは統一教会だよ。

 そして岸田が、全く同じ手を、LGBT法案通すために使った。

 秘書官に、わざと叩かせて問題化し、即処分して、「ホモフェミ腐女子にはかないませ~ん。逆らったら即処分しま~す」ってわけ。

 BL図書館の時も、たった2,3人の、自称少数派フェミニストがやって来ただけで、協会の総力を挙げての攻撃が、あっという間に鎮静化した。

2023-01-28

ケレン味」って言葉

気にはなっていたんだ。

白箱とかでもよく耳にしていたし。

でも正直、意味がよく分からなかった。

いや、言葉自体意味は分かるんだよ。

今の時代、調べればすぐに出てくるからね。

で、調べればこんな風に意味解説されているわけだ。

”芸の本道から外れた、見た目本位の奇抜さをねらった演出

この解説自体理解できる。

けど直感的に理解できていなかったんだ。

そしてそれはおそらく、全く理解できていないのと同じことなんだと思う。

けれどあるとき、あるアニメを見て一変した。

主人公である華奢な女の子が、敵と対峙する際に大鎌を構えたんだ。

赤いマントを翻して、堂に入るように堂々とポーズを決めるそのシーンが実に格好良くて神々しくて。

その瞬間に悟ったんだ。

「ああ、ケレン味ってこういうことなのか」と。

ケレン味だけじゃなく、言葉なかに直感的に理解できないと、その言葉意味ちゃん理解したことにはならないものってあると思う。

そしてそうした言葉ほど、理解できたときには嬉しいし、それを言語化できないところに面白さがあると思うんだ。

2023-01-22

思い出せない言葉を調べられる技術ってないの?

「えーっと、ほらほら、・・・あれだよあれ、あれ、なんて言ったっけ、あるじゃん、あの何とかっていうやつ」

みたいなね。

喉元まで出てるのに、どーやっても出てこない「言葉」。

ネット検索では、その言葉自体が出てこないとその言葉について調べられないのがネック。

最近流行りのAIとやらで、この問題解決できないのだろうか?

2023-01-17

anond:20230116185511

そもそもアノン」って「アノニマス」(匿名の)の略なんだよ。

目的のために匿名で(ニックネーム呼びとかで)集まって活動するグループのこと。

アルコール依存症者の自助グループアルコホーリクス・アノニマス」(略称AA)が始まりで、その後薬物依存症ギャンブル依存症など様々な自助グループ派生している。

匿名活動する理由は、参加者プライバシーを守るため(依存症者ってバレるのは不名誉なことだから)とか、AA活動によってアル中が酒をやめて社会復帰できているさまを称賛されるときなどに、それを個人の功績にしないため。詳しくはAAサイト参照(https://aajapan.org/anonymity/)。

要するに「アノン」という言葉自体にはもともと「匿名の」以上の意味はまったくないんだ。

それを、「陰謀論に染まった奴ら」「怪しい活動をするグループ」みたいなニュアンスで使うのはどうかと思う。

いっときの一部界隈の流行りで済むならいいけど、アノニマスグループのものが悪く思われるようになることは避けたい。

2023-01-15

奴隷概念ブームになることを左翼は本当に苦々しく思う

やれ誰を奴隷にするな、子ども奴隷になるって、奴隷を使う側を悪者にして。奴隷を使わなければ生きていけない最弱の立場の人々に寄り添う左翼としては、こんな言葉自体を消し去りたい。奴隷をする喜びだってあるはず。

anond:20221223213555

2023-01-14

なんで氷河期世代って異様に若者に媚びるの?

氷河期世代ってただでさえ社会から虐げられているのに、

その当の氷河期世代当事者自分達の権利を主張するどころかそれを積極的放棄して若い世代に媚びを売るタイプばかりで本当に嫌になる

何なのこの異様な奴隷根性は?

老害と言われる事を恐れるせいなのか、過剰に若い世代に対して迎合的で気持ち悪い

そもそも私は老害という言葉自体おかしいと思っているけどね、人間性が腐るのは年齢ではなく権力によるものなのであって、それをわざわざ年齢に焦点を当てて叩く、老害なる言葉おかしい。

今の世の中は寧ろ若い方が権力がある事は多いんだから

独身中年叩きで有名なポンデベッキオとかいう奴が、若い世代は我々の屍を踏み越えていけとか言ってやがるし

それがバズって支持される世の中が本当に嫌でならない

2023-01-13

anond:20230113124148

はてなダイアリーでの例

https://debedebe.hatenadiary.org/entry/20071203/p2

解像度が低い人」ということをよく考える。「○○○はみんな〜〜〜」という形で表されることを言う人に対してである

Twitterでの例



まあ、昔からある表現だし、「解像度」という言葉自体を知っていれば、ごく普通にまれてくる発想って感じだよな。

2023-01-11

anond:20230111182508

既視感がすごい。反フェミニストはこういう「入れ替えたら」論法がやたらに好きなんだけど、間違っていると思う。


そもそも朝鮮人」と「おじさん」は入れ替えてはいけない。「朝鮮人」は日本ではマイノリティだし、歴史的被差別者で、言葉自体差別的ニュアンスがある。自ら「朝鮮人」と名乗る在日の人もほとんどいない。


それに対して「おじさん」は政権与党政治家官僚企業経営者多数派属性小馬鹿にする時に使うことも確かにあるが、親しみを込める時に使うことも普通にある。そもそも入れ替え可能でないものを、入れ替え可能であるかのように論じるのは詭弁である


使い古された例だと、ナチス体制下の「ユダヤ人は出ていけ」と「ドイツ人こそ出ていけ」が同じレベル民族差別だという屁理屈と同じ。「女性専用車両男性差別」もそう。こうした議論が「論理的」だというのなら、誰も論理性を尊重しなくなる。

言葉は常にそれが背負っている文脈というものがある。特に差別問題を語る際には文脈こそが大事

2023-01-07

かつて経験したディベートの授業と、教師イデオロギー

 ディベートの授業の話を聞くと、私が中学生のころに行われたディベートの授業を思い出す。

 まだディベートという言葉自体もやっと一般の耳に入り始めたかどうか、という頃のことだ。

 ゆえに教師もまだどう授業を進めればいいのかわかっていなかったのか、あるいは後に述べる理由から意図的にそうしたのか、きちんとルールが定められていなかった。本来ディベートであれば立論、質疑、反論といった流れが決まっており、最終的な勝敗ジャッジが決定するはずだが、そのときは単に何人か選抜されたグループを2つ作って話し合うだけで、同級生が傍聴してはいたが勝敗にかかわることはなく、本当に聞いているだけだった。

 議題は教師が決めた。内容としては当時話題になっていた政府ミスについてだった。

 私は当時すこし疑問に思ったことを覚えている。イメージしていたディベートはたとえば死刑制度の是非や、易しいところならばペット犬猫どちらが良いかなど、どちらにも転びうる内容について話すものだと思っていたからだ。

 しかし(政策方向性などではなく)政府ミスとなると、ミスを問い詰める側が有利で、擁護する側が不利なのではないかと。実際、ニュースなどでも連日政府批判する内容が報道され、それが当たり前だった。

 それでも授業であるから、わざと片方が負ける前提で非対称的テーマを出したのかもしれないと思い直して私は議論を聞いていた。もちろん、どうせ負けるのは擁護側だろうと思っていた。おそらくその場にいた全員が似たようなことを考えていたと思う。

 それを覆したのは、擁護側のチームにいた一人の同級生だった。

 彼女は、普段教室の隅っこで一人読書しているような、地味なタイプだった。似た性質の友人と話しているところはたまに見かけるが、基本的に一人を好む静かなタイプだった。

 しかしそのときはいつもと違い、鮮やかなほどによどみなく朗々と意見を語り上げていた。

 自分意見を出すのはもちろん、相手がなにか言ってもそれを否定するのではなく、「そう、その通り。しかしそれは見方を変えればこうとも言えませんか?」というように、うまく掬い上げては軌道を変え、いつしか自分が有利になるように話を持っていく。

 批判側のチームの言葉からは次第に力が失われ、傍聴席はざわついた。はじめは誰も政府の行動が褒められるようなことだなどと思っていなかったはずなのに、いつのまにか「あれって本当にミスだったの?」「むしろ英断だったのかも」と政府を見直すような空気になっていた。

 そんなとき教師からディベートの終了が告げられた。理由として「テーマ一方的すぎるのは片方が不利すぎてやはりよくないと思った」というようなことを言っていたが、聞いているこちからすれば「今更?」だった。ましてテーマ的には不利なはずのチームが場を支配しているような状況でだ。

 わざわざ文句を言うようなことはしなかったが、小さな違和感は残った。

 その後はまたチームが変えられ、先程挙げたようなディベートでよく使われるテーマで(やはりディベートというにはルールが緩かったが)話し合いが続けられたが、そのせいでなおさら最初テーマの異質さが際立つようだった。

 のちに自分があの頃住んでいた地区がいわゆる左翼の強い地域だったことを知り、謎が解けた気がした。

 ようは、あの教師は「生徒たちが政府批判する姿」が見たかった、そして別の生徒たちに見せたかったのだろう。あとから思えばチーム分けも、批判側は成績がよく友達も多くよく喋る、いわゆるスクールカーストの高いものが選ばれており、逆に擁護側は彼女を含め、物静かであまり人と関わらない、地味なタイプが選ばれていたように思う。

 そうであればあの展開は教師にとってさぞ焦るものだっただろう。政府批判するどころか、聞いているものまで巻き込んで政府を見直すような空気になっていたのだから批判側が巻き返せる様子がないのを見て唐突に中断させるのも頷ける。

 あれ以降、私は少しだけ引いた位置から物事を眺めることを覚えられた気がする。炎上などを見ても、ほんとうにそれは誰かが作った流れではないのか、と考えることができるようになった。もちろん過信はしないが。

 そういう意味で、あのディベートの授業は有用だったのだろう。教師の考えていた結果とは大幅に違ったろうが、教師の考えていたとおりの流れになったときよりはきっと、私の人生意味のあるものを残してくれたと思う。

 ただ、できれば。そもそも特定の生徒を生贄にして自分欲求を満たすような教師がいなくならんことを願う。

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