はてなキーワード: 独り言とは
私には発達障害を抱える兄がいる。
昔から頭も要領も悪い兄だったが、高校を中退した後、通信高校に入り直し、高卒認定試験に合格し、専門学校へ行き、資格も取り、関東で美容師になった。
元々仲が良い兄弟というわけでもなかったが、美容師になってからは薄給かつ多忙ながらも、自立した生活を送っている兄を私は少なからず尊敬していた。
田舎の何もない町で貧しい家で育った私も兄も、小中学校ともにイジメ抜かれていたが、私は兄のような人生を歩みたくなかったため、勉強だけはちゃんと取り組み、国立理系の大学に進学した。
兄の様子がおかしいことに気が付いたのは去年のこの時期のことだった。
どうも地元に戻ってきたらしいが、どうやら仕事をしている様子もない。
家族に兄のことを尋ねると、兄が発達障害と鬱になったと返事が返ってきた。
職場でのミスが度重なり、怒られてばかりの生活で精神的に参ってしまったらしい。
親は職業柄、精神疾患に理解がある人間であり、私も兄にとやかく言うような態度はずっと避けていたが、兄は発言も挙動も不自然であり、コミュニケーションを取りにくいため、この頃から兄との距離感が掴めなくなってしまった。
兄は兄で状況を改善したいようなのだが、部屋は自己啓発本で溢れており、ネットで聞きかじった知識を引っ提げて話しかけてくるため、そんな兄を情けなく思っていた。
そんな兄の鬱も春先には回復し、地元で働き口を見つけたが、職場の人間関係の悪化を理由に、数か月足らずで辞めてしまった。
夏に帰省した際は、千円カットの店で働き始めたと聞き、また美容師として働いていることに一安心したが、この年末年始に帰省した際は、また職場での人間関係の悪化により美容師を辞めてしまっていた。
現在、兄は朝五時から十時の早朝の間、スーパーの品出しの仕事をしているのだが、職場までの移動手段がないため、朝は親に送ってもらっている。暗い雪道を車で走らなければいけない親の苦労もなかなかのものである。それでいて、短時間しか働いていないため、当然稼ぎも少ない。それでも自己啓発本の数は去年よりもずっと増えたし独り言も多くなった。
大学院に進学した私は、研究活動と就職活動で忙しいことを言い訳に、兄と関わることを避け、遠巻きに兄の様子を見てきたが、とても複雑な心境になっている。
現状を抜け出せるほどの稼ぎは無く、これからさらに仕事や人間関係から逃げた先に何があるんだろうか。親が亡くなった後はどうするんだろうか。兄が生きるために必要な他者の負担はどこから発生するんだろうか。どうして兄のことでこんなに悩まないといけないんだろうか。いろいろなことを考えてしまう。
偉そうにつらつらと書き連ねたが、忙しさを理由に家族の問題を全て親任せにし、文句だけは一人前なのも幼稚な話である。
しかし、兄に自分の力で自立してほしい思いもあるため、自分から関わりに行くようなことはしたくないという気持ちもある。
ただ、むやみやたらに自己啓発本を買い漁るのだけは見過ごせなかったため、ショーペンハウアーの「読書について」を渡した。
今は渡した本を読んでいる途中らしい。
昔からずっとオタクの独り言しか流れてないから最近変わったみたいに言われても違和感あるな
ただ最近自分の好きなことをやって(ると俺は思ってる)市場的にも評価されてる人がこのゲームやってフォロワーが減ったからこのゲームは辞めます見たいなこと言ってて悲しくなった
何となく始めたオープンチャットグループが、ちょっとずつ人が増えて3桁くらいのメンバーと
常在する20人くらいのコミュニティになってきた。
趣味系のことなので、暇な人の雑談と関連するニュースが出るとそのニューストピックについて情報交換できる割といい情報源だと思う。
と思っていた。
趣味系のことに限らず、どこでもコミュニティで雰囲気を作る人は数人なんだと思う。
透明な液体に数滴のインクを垂らすことで全体が染まってしまうように。
雑談をしている常駐メンバーの中に、結構強いマウントをとろうとする人がいる。
例えば何かネタ発言をすると、関連するネタをドヤ顔で出してきたり、
例えば相談事を軽い感じで書くと、真剣に考えた長文を送ってきたり、
コミュニティが小さいうちは、活発に活動してくれるメンバーとして見れてたんだけど、
人数が増えてくると、どうしたって合わない人同士が出てくる。
そうすると、一本のタイムラインの中で複数の会話が同時並行に語られて、派閥化と自治や自警団が生まれてしまう。
どちらにもバランスをとった発言をする社交性の高い人は、現実のコミュニティでは重宝されると思うけど、
趣味系の顔の見えないコミュニティだと、主目的から外れたような自治をとるのは、情報源にもならず発言にブレーキをかけるような
そうして、アクティブなメンバーが減っていき、類似のオープンチャットに人が流れていき、
偏った話題だけで足りてしまう雑談マウントのコミュニティ自治好きメンバだけが残る。
いやはや、世のサークル活動や団体活動を運営されているみなさんは、大なり小なりこのよう精神的な負荷に晒されているのですね。
また、それを仕事として会社として事業として数百、数千、数万という人員を束ねている人たちには頭が下がる思いがします。
当初の目的だけを達成する楽しいだけのコミュニティに戻ることはもうできないのですね。新たにまた小さく作っていくしか。
小さいところから盛り上げて、大きくなったら他に移る。
そんな上澄みだけを楽しむようなスタイルはたくさんのエネルギーと情報網が必要で、かつ浪費されていくのでしょうね。長くできるものじゃない。
お母さん
その職人気質は尊敬するけど、私が一体今までに何百万のお金を渡したでしょうか。
私が一人暮らししながら貯めたお金を、うつ病一歩手前まで追い詰められながら働いて得たお金を、どれだけ渡しましたか。
でも私のことは誰が助けてくれるんでしょうか。
私は私が老後まで生きていけるように計画を立てて仕事をし、資金繰りをしているのに、
私は一人で生きていく覚悟を決めたのに、
「やっていけないから家に戻ってきて欲しい」と言われた時は絶望しました。
人生が終わったと感じました。
薄給だけどそれなりの生活はできていて、国内なら年に何回か旅行をして
そう思っていた私は贅沢なんでしょうか。
妹が傷つくようなことを言うから、お母さんは妹にすごく気を遣いながら接しているから、
私は波風立てないように真面目な「いい子」でいなくちゃいけないから。
31日から実家に帰って、2日に近所に初詣に行こうと思っていたけど、
私が喉が痛いと言って中止になり、私は家に帰ることにした。
昨夜から調子が悪くて、でもアレルギーの一時的な咳の可能性もあるから朝まで様子を見ていたんだけど、
妹は「もっと早く言ってよ」と言ったらしい。
私には言わない。
お母さんに言う。
お母さんは、駅まで送る帰り道で私にそれを言った。
ショックだった。
私が我慢して予定通り出掛けていれば、誰も嫌な思いをしなかった。
私のせいだと思った。
私が我慢しなきゃいけないんだと気付かされた。
私が家に戻れば金銭的にもお母さんと妹が助かる。
私が我慢して心と人生を殺せば、二人は、母は、助かるんだなと思った。
私が我慢すれば。
見捨てたら後悔すると思う。助けてあげられない自分に絶望し、責め続けると思う。
心を殺しながら、家族に気を遣いながら、この先何十年も生きていくことに絶望しながら。
逃げたい。
どちらに転んでも後悔して心を殺すなら、辛い思いをするなら、いっそ死んで逃げたいと思う。
そしたら何も考えずに済むのにな。
でも私は真面目だから、お母さんを悲しませるようなことはしないんだ、自殺もできない。
ただ時間が経過するのを待って、病気だか寿命かで死ぬのを待つしかない。
年取って病気になったりボケたりしても、誰も私のことは助けてくれないんだけどね。
35歳、娘の独り言。
5年目に書類の扱い方注意したらクソ舐めた態度取られて初めて「人を馬鹿にしすぎだ改めろ」と怒ったり
15年目に部下への書類の扱い方教育お願いしますと伝えたら「こっちもちゃんと覚えてないし間違ったこと教えたらどうするんだ、お前が責任もって教えるべき」となぜかこっちの責任に持って行かれ(お前ら全員込みでなら勉強会やってやるけどお前んとこの部下にだけというのは違うと思うと伝えたが根本伝わらないし勉強会もなぜかこちらが全員のスケ確認して時間合うところ探してやらないといけないらしくいやいやお前が「開いてくださいお願いします」と言ってくるべきだろ普通)
25年目はちゃんと必要書類出さず毎回こちらから催促する度に「毎回面倒なんだけどどうにかならないのか」と愚痴られ(毎回催促するこちらの身にもなれよつか役職者ならお前自分で会社に楽な方法提案しろよ)、何かっつうと「面倒臭…お前の上司に相談するわ」と上司に告げ口され上司からの「あれ何どういうこと」に時間を取られ(毎回会社の仕組みなんだからほんとそっちで話つけてくれつかこっちから言われて初めて知ったみたいな態度やめてくれいい加減自覚持てよ)
35年目は提出された書類に不備があるから取引先へ連絡して確認取ってくれと言うと途端に不機嫌になり「また仕事が増えた」と愚痴り(お前の確認ミスの不備で仕事が増えるのはこちらも一緒だし何ならこっちは何のミスもしていないのに仕事が増えたうえにお前から文句を言われてるんだが)「それはそのまま通すことはできないの?何で?うちの会社だけのルールでしょ?そのために他社にわざわざ送りなおししてもらうとか迷惑かけたくないんだけど」としつこく絡まれ「いや国のルールです」と説明しても最後まで面倒臭がって聞かず「じゃあやればいいんだろやりますよはいはい」つって話を遮り(だからいつまでも理解せず同じ認識のままずっと理不尽だと思ってるから毎回繰り返す)遠くの席であるにもかかわらずこちらまで伝わるくらいの大きなため息やら独り言の愚痴やらをしばらく続けられ
あんまりにもしつこいもんだから覗くなら静かに覗け、って言ってやったんだけど、鼻紙の音させたりうるさいのよ。
で、何度も集中力を欠いて俺は対戦台で負けた。
あれは鬱陶しかったなあ。親御さん家にいなかったんだろうか。
DV家庭?
ごめんね素直じゃなくて
独り言なら言える
今すぐ辞めたいよ
泣きたくなるよな現場
休みも取れないみんな
だって急増どうしよう
ゴートゥートラベルに導かれ
3波目繰り返す
夜の街びと数え
占う「濃い」のゆくえ
もうすぐ限界
※「濃い」=濃厚接触
いつも読んでるだけなんだけど初めて文字を書く。独り言、愚痴、なんて言えばいいかわからないけどモヤモヤするから葬りたい
てかそれが重くて別れた
わたしと別れて3.4年経つけど
未だにインスタからわたし関連の投稿が消えないの変だなって思ってる
元カノの匂いが残るインスタで新しい彼女との投稿してんの、わたしが彼女だったらめちゃめちゃ嫌だけどな
わたしとの共通の知り合いには戻りたいとか今でも好きとか言ってらっしゃるらしいけど
わたしとはもう
・SNSの繋がりがあること
ぐらいしかないのに
思い出を美化しすぎでは?
でもまあそりゃわたしにだってとっても大好きだった人はいるしその思い出をめちゃめちゃ美化してる自覚もある
これって男女の価値観の違いとかではないよね
女の匂いを感じ取れない鈍感な方であってほしい
わたしをわざわざ敵視して無駄に怒ることのない生活をしてほしい
何が言いたいのかわからないよもう
元彼がひどいから文句言いたいけどわたしの出る幕ではないのでモヤモヤしてる!!!!!!!
やっと文字にできた。以上
深夜の勢いで書き散らかすので長文乱文に目を瞑って欲しい。
——
もう30代も後半。結婚適齢期はとうに過ぎた。
付き合うと長続きするタイプだったので10代の後半から20代のうちは常に恋人がいる状態だった。
でも付き合う人付き合う人、みな暴君と化した。原因は多分私。
所謂機能不全家庭で育った。父親からの日々の暴力、母親は見て見ぬふりしつつ父親への愚痴とも悪口ともつかない黒い感情を私に注ぎ続けた。
母は父の従順な所有物だったので後から降って湧いた私には幼少期から家庭に居場所がなかった。
何故生まれてきてしまったのか、小学校低学年の頃から漠然と死にたいと思いながら育った為、自己肯定感もバイタリティも皆無な人間に育った。メンタルを病んだ時期もある。多分今でもどこかおかしいんだと思う。
それが影響しているのかは分からないが他人に興味が持てない。他人様のことを知ってもどうせ惨めな気持ちになるだけだし、増して自分を理解してもらいたいなんぞ烏滸がましいと思っている。それだけでなく、単純に「知りたい」という気持ちが湧かない。
だから、好きだと言ってくれる人を好きになった。私みたいな人間を好きだと言ってくれる人を大切にしなければと思った。大切にされる為には相手の要求を満たせる「いい子」で、従順であらねばならないと思った。
みな最初は優しかった。しかし私が従順であればある程、全てを受け入れようとすればする程、彼らの要求は大きくなり、期待値は高まり、それを満たせなかった際の落胆ぶりは激しくなっていった。そして落胆は怒りに変わり精神的・肉体的暴力で私にぶつけるようになっていった。
そういう状態に陥ると、私の中に私を責めるヤツが出てくる。彼を落胆させ怒らせるような事をするお前が悪いと。生きる価値のないお前を大切に(冷静になれば全く大切にはされていないのだけれど)してくれる人を失っていいのか、お前の努力が足りない、忍耐力が足りない、と。
相手の顔色を伺い、精神的にボロボロになりながらも、恋愛初期のような優しい彼を取り戻す為の苦行だと思って耐えた。この先に何があるか分からないけれど、耐えた先にはきっと輝かしい何かがあると。だからどうにか耐え忍ばなければならないと。最終的には耐えられなくなって別れを告げるのだけれど。
別れを告げると殆どの人が泣きながら去らないでくれと懇願した。自殺を仄めかして引き止める人もいた。情にほだされて撤回することもあったが、結果全員と別れてきたので今がある。
30そこそこの時に最後の恋人と別れて初めてゆっくり「フリー」というものを味わった。
最初は一人でいることが不安だったが、自分の時間を全て自分の好きに使っていいこと、誰かに何かを強制されず自分の意思で好きなことが出来ること、顔色を伺うことや他人の呪縛から解放されて生まれて初めて「自由」を味わった。新鮮だった、楽しかった、いや、過去形でなく毎日自由で楽しい、好きなことをしていていいってなんて幸せなんだろう。ここに来て仕事も上手く行き始めた。出来の悪い私はまだまだ「平均」には遠く及ばないだろうけど。
でも心のどこかで結婚して子を持たねばならないとも思っている。家庭を持ちたい気持ちもある。家庭を持った周囲を羨ましく思う自分もいる。
ただ、気持ちが追いつかない。婚活だの恋活だの、今の世の中溢れているけれど、他人に興味を持てない私にはメッセージのやりとりですら、相手の反応や見えない顔色を伺ってばかりで接待のように感じられ何も楽しくない。無理矢理会ってみても自分から好きになる感覚が全く分からない。ただただ面倒で、今の幸せを壊されそうで、また同じようになるのではと少し怖くて、すぐ音信不通にしてしまう。
どうしてこうなってしまったんだろう、どこまで戻ればまともになれるんだろう。
どうしたら私は「みんな」と同じようになれるんだろう。
もう、どうしようもないのかもしれない。
もう、なにもかも、とっくに手遅れな気がしてならない。
私は私を救ってやれない。何故ならこの気持ちをどうしたらいいのか皆目検討がつかないからだ。自死して迷惑を掛ける勇気もない。誰か私を助けてくれないか、それが無理ならいっそ殺してくれないか。
自由を楽しむ反面、仄暗い気持ちが常にまとわりついてきて、毎日気持ちがぐちゃぐちゃだ。
——
【追記】
独り言のつもりで吐き出したら存外に反応があって驚いています。
同じような境遇の方もいて同じように苦しんでいると知って私だけではないと少しほっとしました。難しいよね。「俺が正しい、君が間違っている」定型文で笑いました。あと「何故俺の言うことが聞けないの?」もあるあるな気がする。
私みたいな状態から抜け出した方もいたみたいで、私もそうなれたらいいな。
どうしたら人から好かれるのか、愛されるのか、という点で悩んでいる訳ではないんです。正直そこはもうどうでもいい。
恋愛に縋る気もなくて、というより恋愛はもう懲り懲りだし、生まれて初めて親や恋人からの呪縛から解放されて、一人で居ることが楽しくて満たされていて、この幸せを自分から取り上げたくないのだけど、まさに規範意識に囚われていて結婚せねばならないと考えてしまう自分との狭間で苦しんでいます。
義務感で無理矢理相手を探しても興味が持てなかったり恋愛に対する嫌悪感や面倒臭さや先立ってしまい、にっちもさっちもいかないこの状況に困っています。
親が死んで完全に一人になったら辛いだろうとは思うけど、結婚したら死ぬ時は一人じゃないなんて保証はどこにもないし、歪んだ家庭で育ったので良好な家庭を築く自信も正直あまりない。私みたいな思いをするのは私だけで十分とも思ってる。
でも、それでも、「普通」に対する強い憧憬の念が払拭出来ない。私にとって30代の「普通」というのが、結婚して子を持っているマジョリティの方々にあたるんです。
幸い仕事は楽しいし年収もまあまあ貰っているのでこのまま一人で生きていくこと自体は出来ると思う。
先述の通り、自分の中でも色々な気持ちが入り混ざり矛盾しまくっていて、取り止めもなく綴ってしまったけれど、私は自由を楽しんでいる私をもう少し認める努力をしようと思う。出来るかどうかは分からないし、こう書いている間にもそれを否定する自分を殺せずにいるけれど。
これの続きです。
https://anond.hatelabo.jp/20201213191232
問わず語りの独り言みたいなもんです。姉と2人で、祖母に最後に会いに行った。祖母の余命はあと1か月、週末からは面会制限が厳しくなる。
祖母は思ったよりもはっきりと発声していて、ただ記憶は混濁しており、また記憶が混濁しているという自覚症状もあった。
姉は祖母と仲が良く、祖母は姉のことはわかるようだった。そして、自身の子ども(私にとっての母であり、叔父叔母のこと)も。
ただ祖母の記憶に一番残っているのは、自殺して旅立った夫でもなく、唯一円満な家庭を営んでいる三男のことでもなく、自殺した長女(私の母にあたる)のことだった。
30分ほどの滞在時間の間、祖母は幾度となく、「なぜ(長女)は先に逝ってしまったのか」「なぜ(長女)はいなくなってしまったのか」「(長女)はもうおらん」と繰り返した。
認知症になるのは、死への恐怖をやわらげるためだと聞いたことがある。
でも祖母にとっては、自殺で自らの命を閉ざしてしまった長女のことはずっと痛みとして残っているのだから残酷なことだなと思った。
「元気になるための入院だよ」と励ます一方で、「大丈夫、(長女)はあっちで待っているからね」と声を掛けたことが、良かったことなのか悪かったことなのかはわからない。
小さくなった祖母の顔、しわだらけの祖母の手は、びっくりするくらいひんやりとしていた。
「元気でね」という私たちに、祖母は「あんたも体に気を付けて過ごしまっしね」と何度も繰り返していた。
祖母が最後に泣いたのだけど、どう返したものかわからなくて、結局「またね」と言ってしまった。もう私は生きた祖母に会うことはないのに。
不安障害で、ドアの向こうの音とか、外で車が止まる音とか、電話音とか聞くと鼓動が止まらなくなり過呼吸になる。
「誰?」「怒られるの?」「なにか罰当たりな事してしまったからなのかな、こんな突然やめて」みたいな感じ。
その99.999%の不安は現実とならないし、医者にも「独り言で不安を口にする認知療法しよう」とか言われたけど全く治らない。
さらにドアを蹴破る幻想を見るようになって、流石に限界だと思って海外のゴスペル音楽を大音量で流すようになった。
そしたら管理会社の人がきて、めちゃくちゃ怖くなった。うわ、私、自分が被害者だと思ってたんだけど、いつのまにか完全に加害者になってたと。
なんかよくSIRENとかゲームで幻覚亡霊に対して攻撃してた主人公が、実はリアル世界では殺人者になってたって設定あるじゃん。
何でこの人達誰にでも閲覧出来る場所で堂々とエロ話が出来るんだろう?
わざわざ自分達の呟きのやり取りを纏めて記事にするって事は誰かに読んでもらいたいんだろうし
togetterってちょっと検索しただけですぐにヒットするから本当に誰でも読める開かれた場所だよね、あそこ
「受け攻めのセックスポジションはどっちが上か」とか「尻にぶち込む」とか「挿入させてえ」とか正直下品な感じは否めない
受けとか攻めってBL用語自体性行為の際に挿入する側・される側って意味だから
「Aは攻めだと思う」「Bは絶対受け」みたいな短い独り言ややりとりでも用語を理解出来る人にはかなり下の話に聞こえると思う
でもこうやって「堂々とエロ話するのはやめろよ」みたいな事を思ったり吐き出すのも女性に対する性的抑圧になってしまうんだろうか?
関係ないけど男性が似たようなノリで性的嗜好について語ったやりとりをtogetterでまとめて記事にしたら滅茶苦茶叩かれて嫌悪されそうだなと思った
男子校で育った自分にとって、リアルな恋愛模様を目にしたのは大学に入ってからであった
それは、告白した瞬間から彼氏と彼女という役割を演じるロールプレイングゲームのようであった
女性は彼女になった瞬間から妙に依存的になったり自分勝手になったりし、男性は彼氏になった瞬間から妙に甲斐甲斐しくなった
それは、種々のイベントをステレオタイプにこなすことをチェックポイントにしたオリエンテーリングのようであった
みんな付き合ったら旅行に行き、クリスマスは一緒に過ごし(一緒じゃないと周囲が心配する)、夜になると長電話をする
付き合うまでのプロセスにしてもそう、どこでデートして、どんなものを食べて、どういうシチュエーションで告白して、と
そしてほとぼりが冷めたら別れて他人同士になり、近くにいる別の男女ととっかえひっかえ
恋愛には憧れがあった、というか純粋に異性のパートナーが欲しかった
ただオリエンテーリングで興味のないイベントまで回収しなきゃいけないのかということを面倒に感じ(みんな紋切り型だったからなおさらそう感じた)
ロールプレイングで「彼氏」という役割を演じきれなくなったら捨てられるんじゃないかという不安を感じ、よそ行きの仮面がとれた「彼女」を好きなままでいれる自信もなかった
何よりロールプレイングとオリエンテーリングの行きつく先に未来があるのか?積み上げても結局は他人同士に戻るのか?
向いてる人は楽しみながらゲームを進め、ゲームの先に未来を見出すのだろう
自分はそうじゃない、それだけ
ただ世間はそう思っちゃくれない
男なら彼女の一人くらいいて当たり前、童貞で成人を迎えたらヤラハタ、童貞で30歳を迎えたら魔法使い、そんな悪口が平気でまかり通っていたのだから
そして当時の自分は、うまく恋愛できない自分のことをひどく臆病で、価値がなく、人として欠陥があるのだと思い込んでいた
在学中運よく女性と交際することができたが、交際することそのものが目的となってしまい、当然うまくゲームをすすめることができなかった
その後社会人になり、親や周囲には見合い話があったら持ってきてほしいと言うようになったのだが、まともに相手をしてもらえなかった
幸いにしてそのうちに、過度なロールプレイングやオリエンテーリングを要求しない相手と巡り合い、結婚することができた
結婚した瞬間に浮かんだのは「これで恋愛しなくてもいい」というホッとした感情だった
振り返ってみると、最初から自分は恋愛したかったのではなく、配偶者が欲しかったんだと思う
もちろんいわゆる恋愛の先に結婚が待っているカップルだっているんだけど、そんな結婚は自分には想像がつかない
なぜ恋愛というゲームをプレイしないと異性のパートナーが得られないのか
いつまでそんな漫然としたゲームを続けなきゃいけないのか
ゲームを苦手とする者は劣っているのか
ゲームが苦手なのにプレイせざるを得ず、疲労している者もいるのではないか
じつは出生率の低下も恋愛下手が結婚できなくなったせいじゃないの?
みんな恋愛に毒されているんだよ
そして恋愛できないという事実をもって自己評価を著しく下げてしまった自分もまた恋愛に毒されていた…
そんな風に思うこの頃である
営業職・事務職の集団だが、そこで事務と調整をメインに扱う部下のH(48)がとにかくうるさい。(性格はかわいいのだ)
・仕事中に「あーもう●●さんのせいで!」と奇声を発する
・仕事中に「モー間に合わない、モー間に合わない!」と奇声を発する
・仕事中に「なんだこれ!なんだこれ!」と誰もが知っている簡単な処理でパニックを引き起こす
・仕事中に「Kさん(私の名前)ちょっと愚痴を聞いてもらっていいですか」と1時間に5回ぐらい私が集中したいときに話しかけてくる。(ほとんどどうでもいい内容)
先日は極めつけで、私の携帯に「Kさん、部長が何か悩んでいる様子でした。私と二人だけのオフィスだったにもかかわらず、会議室で籠って難しい顔をして一人で仕事をしていたんです」
などなど。
枚挙に暇がない。非常にかわいい性格なのだが、程度の差はあれど、皆さんのオフィスにも独り言激しい人とか、やたらと話しかけてくる人いませんか?