20160313062536です。お返事が遅くなってしまい、すみません。たった今、気が付きました。
遅いかもしれませんが…書かせてください。
AKBですか…ダメですね私は。むしろ、あげまんというか、踏み台にされる側です。
と言うよりも、セルフプロデュース、自己ブランディングが出来ないので、駆け引きめいた処世術は出来ないです。
男性に対しては小学校・中学校の精神年齢でストップしているので、色気ゼロだし。好きな人の前では挙動不審になるし。
飲食店の増田を読んで、ふと先日某チェーン店の定食屋で40分近く待たされたことを思い出した
入った時にも注文時にも混雑してるから遅れる等のことは言われなかったし、店内も激混みというわけでもなかった
後から入った隣の席の客がクレームつけて先に食事をし、もう食事を終えかけてるのに自分の食事はまだ来ない
いつ聞こうかと思いながらタイミングを逃しているうちに40分、ようやく来た
今思い出しても何か沸々と来るものがある
20160313062536です。お返事が気づかなくてすみません!たった今確認しました。
スレッド(ツリー?)が長くて、私に対して誰にレスをして下さり、私も誰にレスをしたら良いのか解らなくなってしまって^-^;
もうご覧になっていないかもしれませんが、書かせてください。
私も同じく、女子校時代がありました。高・大と女子校でした。中学時代に女子のヒエラルキーに怖い思いをしてしまったのと、男子は普通に接してくれて有難さを感じるのと同時に「男子に対しては素の自分でも許されるんだ」と。高校を女子高にしたのは、「同性の友達が欲しかったから」です。でも、中学時代を引きずってしまい、保身のために以降はニコニコしてしまってます。
最近、それではダメだな、都合良い人間になってしまう。と思い、アサーションだとか、自分の主張の仕方だとか…そういうのを意識する様になりました。
それでも勇気を出してイエスマンではないコミュニケーションを取るのが「面倒」になってしまい、結局イエスマンやワッショイでその場をやり過ごして、適当に距離を取る、といった身もふたもない行動をしてしまってます。
お互い、無意識にどうしても同性には気が滅入ってしまいますが、頑張りましょう^-^
こういう人もいるし。。
ところで。若い頃は人の陰口を言うような人間と思われたくないという理由で誰に何をされてもネガティブなことは全部黙ってたんだけど、歳を重ねてくると、人を利用するタイプの人は、まさにそういう私みたいな人間を狙うことがわかったので、最近は酷いことされたら積極的に陰口たたくようにしてる。
世間体を気にする中流階級DV男ものし上がろうという野心の高いマウンティング女も、みんなそういう「酷いことされてもぐっとこらえて口を閉じてる偉い人」を狙うので、弱者なくせに変に美意識だけがサムライなみなさん、お気をつけください。
普段の会話でも、やたら賞めちぎったり甘言を呈するかと思いきや、いきなり馴れ馴れしい口調で冗談のふりしてこちらを貶めるような失礼なことを言ってくるひとはそのパターンが多い。カモの自尊心のレベルを把握し、どこまでアビューズできる人物か探りを入れてるのだから、その時点で、切ったほうが。
ああ、そうか、恋愛工学とかナンパ術である「女をdisる」って女性の自尊心レベルをチェックするのに便利だからか。単純にマウントのためと考えていたけど、自尊心が低いとわかれば、主導権が握りやすくなる。
私はデレステのプレイヤーである。元々スクフェスから音ゲーを始めた人間なので、デレステも親指でプレイをしている。
デレステにはフリックをするマーカーがある。難易度MASTERではこれが連続する譜面も多い。私はこのフリックマーカーが非常に苦手である。というのも、指に手汗がついているのか知らないが、指が画面との摩擦で引っかかり、想定していたタイミングで指が動かずにミス、というのが頻発するからである。残念なことに高難易度楽曲ほどフリックマーカーが多く、もはや「どれだけ早く手を動かせるか」というゲームになりがちである。音ゲーとは何なのか。また、そこまで高難易度でなくとも、局所的にフリックが続く譜面も多い。他の部分は大したこと無いのに、手を早く動かせずにフルコンを逃した!なんてことも多い。このような曲の例は、あんずのうた、Romantic Now、Rockin' Emotion、Orange Sapphire、オルゴールの小箱、などである。TOKIMEKIエスカレート?そんなものは知らん。
さて、これらの楽曲のフリックマーカーに悩んでいた私だが、遂にその克服法を見出してしまった。本当はTwitterに投稿してFav/RTを稼ぎたいところなのだが、下記に見るように少し汚い方法である。大切なフォロワーさんたちに嫌われたくないので、断腸の思いで匿名ダイアリーに投稿することにした。
その方法とは、いたって簡単である。鼻の脂を指に付けるだけ、である。鼻の脂を潤滑油にするだけで、驚くほど指が滑らかに動くのである。この手法に気付いてからOrange Sapphireをプレイしたところ、あっさりフルコンしてしまった。なぜこんな簡単な譜面に苦労していたのか、と感じるレベルである。
というわけで、私と同じようなプロデューサー諸氏は、ぜひこの方法を試してほしい。そして、シェアしたいけど感想をTwitterに書いて嫌われたくない!という人は、この記事をシェアすると良いだろう。
めちゃくちゃ迷惑。
10分くらい早く来るのは想定内だし対応できるけど、それ以上はやめて。飲食は基本的にどこも人手足りてないからそんな早めに料理を出せることは無いし、部屋に案内する5分ですら惜しいくらい裏はバタバタしてるから。30分くらいなら連絡なしで遅れていいから。早く来るのはやめて。せめて連絡して。されても用意できないけど。だいたい何のための予約なんだ。例えば12時に予約したけど12時には食べ始めたいと思って早く来る人。予約の段階でそう言って。12時に着くんじゃなくて12時に食べ始めたいんだと。コミュニケーションを大切にして。
あと団体でバラバラに来るなら誰の名前で予約してあるかをちゃんと確認して。「○○幼稚園ですけど」知らん。よくよく話してみたら予約の名前「タカハシ」だった。仲間内でのコミュニケーションも大切にして。
「子供が熱出したんで氷袋もらえますか」帰れ。さっさと布団に寝かせてやれ。結局このお客さん2時間くらい居座ったんだけど。幼稚園で子供が熱だしたら早退して迎えに行くのに、飲食店だったら早く帰らないの訳わからん。親と一緒だから大丈夫ってこと?
「子供用の椅子ないんですか」「膝が悪い人が多いので椅子が少なくとも5個必要なんですけど」予約の段階で言って。
「牛肉だめなんです」「生魚だめなんです」予約の段階で言え。
「予約してないんですけど」して。便利なネット予約もあるよ。
これは普通に愚痴だけど、「箸落としちゃったんですけど」って言われたから「取り替えてきますね」って答えるじゃん。すぐ他のお客さんが来るじゃん。席に案内するじゃん。そしたら裏へ戻る途中で「箸が無いと食べられないんですけど?」って。5分も待てないのかよ。そこは入口から一番近いテーブルだからさ、どうしたのかな?って振り向けばすぐ分かるんだよね。5分でどうしたもこうしたもないけどな。体感では絶対5分もかかってなかったけどな…。
あと、同じく待てないタイプの人が「頼んだものが来てない!」って怒鳴ることがあるけど、そこのテーブルはみんな避けるようになるから逆効果だよ。行きたくないんだもん。
夜中に目が覚めて、居てもたっても居られなくて、不安に駆られたまま、ここにどうしようもない気持ちを書き綴ってる。
私は、企業経歴は3社目だ。新卒後に某メーカー企業に勤めてから、ブラック企業に勤めてしまって、逃げるようにして転職した。小さなIT企業だ。逃げるように焦って転職したから、当然ハイスペックな人が好むような企業では無い。
新卒入社した某メーカー企業を転職してから、それ以降の(ブラック企業やIT企業勤務などの現在の)事情を知らない社会人友人が私に尋ねた。
「そう言えば、お仕事って、何業界だっけ?」それとなく尋ねられた時、つい咄嗟に嘘をついてしまった。尋ねられた時に品定めしている感じの彼女の目に、不安になってしまった。
私は、名ばかりコンサルのブラック企業に転職してしまい、直ぐに示談に入った。
代理人を挟んでゴタゴタし、示談成立後に逃げるように転職した。今思うと、神経衰弱状態だった。その状況で転職活動をしようという判断が既に、私は気持ちが焦っていた。
漸く逃げた先のIT企業で、生活が落ち着いてきた。だから、数か月ぶりに社会人友達と連絡を取ってみた。私がブラック企業に転職した事は、知らない。
親しくしてた、ごく数人に事後報告だけれども近況報告で、実はブラック企業に転職してしまった事や、IT企業に転職した事など正直に話したが、彼女達の職場で笑いのネタにされている事を知った。それからというもの、ブラック企業云々の話は、他の誰にも伝えていない。
今まで、学校名や入社した某メーカー企業名を答えると、皆は「おお!俺は〇〇!」「私××だよ~!友達が△△の学部で確か同じ業界だよ!」といって仲良くして良い関係を維持してきたと思う。新卒入社したメーカー企業勤務時代は、結婚式に招待されたり、出産後にお家に招かれたりと、皆笑顔で仲良くしてくれていた。
けれど…私が(上記の事情でブラック企業の話はしていない。)転職先を話すと、音を立てて離れていくのが解った。
いかがわしいコンテンツを企画している訳ではないけれど、小さな小さな会社。下請け業務は勿論、企業様の代理のお仕事だ。今まで某メーカー企業の時に名刺交換して仲良くなった友達も、私が転職したと知ってから、嘘のように誘いが一切、来なくなった。今まで色々と誘いの連絡を受けたし、こちらからも誘って飲んでた。
一先ず収入が安定した今、私から改めて誘ってもほぼ、会ってくれないか、無視。
私が新卒入社した某メーカー企業にまだ勤めていると思っている人から「皆で飲みに行こうぜ」と誘われて行くと、私が転職した事を知っているメンバーは、皆それと無く私からフェードアウト。私から話しかけても決して目を合わせてくれないし、何か話しかけても「知らね」「へー。そーなんだ。」「あ。ねえ、あっちに席が空いてる。座りなよ。」仲間はずれじゃあないけれど、同じ空気に居てはいけないんだな、と思った。
最初は「ブランド企業信仰が強い人達だな」「何人かは赤ちゃんお披露目でお家にも招待してくれたのに。」と思っていたけれど、徐々に不安になっていった。「私の学歴と新卒入社した企業を含めて、人となりを気に入って仲良くしてくれている」と自惚れていた。私の馬鹿。だから、ブラック企業を脱出して、IT企業に転職した時も普通に皆にアポを取ってた。本当に、馬鹿。
そういう怖さがあって、私に「今の業界は何系?」と尋ねてきた友人に、つい嘘をついてしまって今に至る。
「某メーカー企業から転職する、みたいな話をしていた所までは聞いてたけれど、そう言えばどこに行ったのかなーって。」
凄い笑顔。今まで無視されてきたから、友人の笑顔が、嬉しかった。
でも直ぐに虚栄心で一杯になった。それに現実的な話をすると「人とのつながりって案外どことも繋がってる。横繋がりが多いし、嘘もすぐばれる。」
そう思った。「そっちに〇〇って子、いる?」一発だ。
早く、自分は小さなIT企業の人間で、と伝えなきゃ。でも、どうやって、伝えよう。
そう考えながら、眠りについてたら、この時間に起きてしまった。
長々と自分の事を書き綴ってしまってごめん。要点をまとめて書けない位、気が滅入ってるみたい。
どうしよ…。また友達を失くすのかな。
新聞とってないしテレビもあまり見なくなったので、普段世間のニュースに触れる機会がはてなしかない。
そうすると自分が目にする世論はほぼはてなということになってくるんだが、これは良いことなんだろうか?
はてな民がとんでもなく世間とズレていたとしたら俺の世間の見え方もかなりズレることになる。
とある人は「はてなは大脳の壊れたメンヘラの集まり」って言ってるし、そう言いつつなぜかはてなを使い続けてるし、わけのわからない人が多い。
何事にも客観的で偏りの無いメディアというのは存在しないとは思うが、偏りを避けるために複数のメディアに触れる時間がそもそも無い。仕事が忙しいから。
はてなは今注目を集めている記事を探すのに便利だし、気に食わない人を皆で叩いたり、ブコメにスターもつくから射幸心を煽ってくれて刺激的で面白い。
しかし早めに書き込まれてスターを得たコメントじゃないと注目のコメントに入らず、後出しの秀逸なコメントが埋もれてしまうというシステム上の欠陥もあって意見の偏りも気になる。
どうすればいいんだろう?
こういう意見は保育園も小学校以上の「私立/公立」と同じような区別があると誤解しているんじゃないか?
保育園で大事なのは「認可/認可外」だけで、認可園なら公立だろうが私立だろうが保育料は一律で自治体が決める(普通は年収連動で、最大でも6〜8万円というのが一般的だと思う)し、誰が入れるかも自治体が割り振る。
で、認可園は私立だろうが公立だろうが、国の助成金が受けられ、人件費などはほぼ国費から出ている。
認可外であれば、これらはない(自治体が独自に助成措置を行っているケースはあると思う)ので、月額の保育料は自由に決められる(助成金もないので通常は高くなる。十万円台が普通)。
で、認可を受けられないというのは、基本的には認可になるだけの条件が整っていない(資格をもった保育士がたらないとか、面積がたらないとか)ということ。
なので、認可外にこどもを入れるということは、「認可園より高いお金を払って、安全面や活動面積等でより劣悪な環境に子どもを入れる」という馬鹿馬鹿しい状況を引き受けるということに他ならない。
ふつうの親は、とりあえず認可外に入れて、認可園の空きを待つ、というふうに利用する。
年収一千万でも、基本的には認可園に入れたい、というのは当然の感情。
また、その認可外すらも近くに見つからない、という地域もある。
※「制約がないので、十分以上の保育環境を整えて、富裕層のお子様のみをお待ちしています。そのかわり月額数十万」みたいなビジネスもあるのかもしれないが、なにしろ保育所というのは普通は「家か職場から近い」ことが最大の条件であるので、そういうビジネスを利用できるのは家にばあやと運転士がいるようなご家庭なのであって、たぶん年収一千万では無理。
※つっこみがあったので修正したよ。未認可→認可外
(あと、富裕層向け認可外の話はよく知らん。ごめん。当方、当該年齢の子持ちだけど、地方都市在住で、まわりにそういうのにうるさい人もあんまりいない)
(その①の続き)
http://anond.hatelabo.jp/20160404011015
二次創作の変動を分析する上で、まずは同人誌即売会(以下、同人イベント)のサークル数の推移を取り上げる。
2015年に開催された同人イベントの参加サークルを調査したところ、艦これで活動する総サークル数(2015年に一度でもジャンル「艦これ」で同人イベントに参加した個別サークルの総数)は約4100サークルであり、男性向け単独ジャンルとしては東方Projectの約5700(※)に次ぐ規模となっている。
(※)東方Projectの個別サークル総数の計算には、夏コミ及び冬コミを含めていない(一部で手入力の作業が発生するため、コミケの艦これだけでも集計が大変で、労力が続かなかった……)。また、東方季奏宴や東方駿河祭など一部集計できなかったイベントなどもあり、東方の個別サークル総数はおよそ1000~1500程度上乗せされるものと推定される。
この数字は2014年集計の約4300サークルと大差ないことから、艦これで活動するサークル数はすでに安定期に達したことが読み取れる。
また、各地の同人イベントの艦これサークル数の推移を確認したところ、こちらは2014年の調査から引き続き艦これサークルは減少傾向にあることが分かった。
2014年後半~2016年初頭にかけて開催されたイベントをいくつか取りあげてみても
・コミックトレジャー(オールジャンル):381(第25回)→372(第26回)→319(第27回)
・駆逐してやる!~なのです:65(第4回)→32(第5回)→16(第6回)
・我、夜戦に突入す!:375(第2回)→312(第3回)
・砲雷撃戦!よーい(東京):1010(2015年9月開催)→686(16年1月開催)→945(5月開催予定)
となっており、単独のオンリーイベントでも、また比較的強いとされたオールジャンルイベントでもその傾向は変わっていないことが分かった。
直近の傾向では、「神戸かわさき造船これくしょん」が唯一第1回開催から継続して拡大し、最大オンリーの砲雷撃戦に次ぐ規模となっているほか、5/8開催の「砲雷撃戦」もサークル数はやや減少傾向にあるものの900サークル規模に回復している。
その一方で、比較的健闘していると思われていた「艦娘まりんふぇすた」が今年3月の第3回開催を最後に閉幕となったほか、北方棲姫オンリー「ほっぽこれくしょん」がわずか4サークルでの開催となるなど即売会によっては落差が激しく、大規模イベントへの集約化が今後進む可能性は高い。(神戸や砲雷撃戦の傾向から、もしかするとすでに進みつつある可能性もある)
これらは、コミケの艦これサークル数推移とは逆行する動向であり、コミケにおける艦これの盛況からすれば直感的には理解しづらい。
ただし、コミケにおいてもC88(2015年夏コミ)で艦これの申し込み数が一度減少した(当選率が上がったため、サークル数自体はわずかに増加した)こともあることから、今後の推移は単純に予測できない。
また、個別の即売会の参加サークル数が減少する一方、コミケのサークル数は一応の増加を見せていることから、コミケへの集約が進んでいるとも考えられるが、同様の理由でまだ考察に耐えるだけの情報は不足していると言わざるを得ない。
収集していた投稿数の推移を確認すると、月ごとに変動があるとはいえ、
○週間平均投稿数
・2014年下期:3,650枚
と減少傾向が続いていることが判明した。
特に、特筆すべきイベントの少なかった2015年9月~11月は週間平均投稿数が3,000枚を下回っており、その中でも10月の第4週はついに2,500枚を割り込んでしまった。
pixivにおいてはほぼ同規模であった東方Projectの投稿数が年間を通して今なお週間平均3,500枚以上あることと比較すると、2014年から続く弱含みの傾向は一貫して続いていると考えられる。
また、この傾向は前述の同人サークル数の推移とも一致し、加えてpixivの投稿数とサークル数の間には比較的強い相関があることから、二次創作における創作者の層は次第に薄くなりつつあると推察される。
閲覧数については、2015年6月6日以降に閲覧数に何らかの上方修正がかかったため、それ以前のデータとは単純な比較が困難である。
それ以降のデータでは、8月第2週(コミケ開催週)の週累計3,000万閲覧をピークに緩やかに減少を続け、現在はほぼ横ばいとなっている。
「pixiv1000user」などの固定タグの登録作品も減少傾向にあることから、特定の作品に閲覧が集中しているというよりは、全体的な傾向と言える。
pixivにおいては、艦これは投稿数、閲覧数ともに、何らかのイベント(コミケなど)に沿って増加する傾向にあるが、年月を追うごとにイベント時も平時も段階的に減少している傾向にある。(平時の投稿数を比較すると分かりやすい)
また、キャラクター「鹿島」の登場により一時期二次創作が活発になったが、pixivの動向を分析をする限りでは、実体としては既存のキャラクターの人気が爆発的に「鹿島」に移ったに過ぎず、投稿数や閲覧数の大幅な増加は見られなかった。
集計していた投稿数を分析したところ、「ニコニコ動画」の投稿数も減少傾向にあった。
2014年10月時点での投稿数は週平均で約500作品あり、アニメの放映された2015年2月には一時1,200作品を越える投稿があった。
しかしながらその後は一貫して減少を続け、2016年3月現在では約300作品に留まり、2014年の最小値を30%以上下回っている状態が続く。
ニコニコ動画で比較的人気の高い東方が約1,000(※)、アイドルマスターが約800(※※)、刀剣乱舞が約400であることと比較すると、規模は比較的小さくなってしまった。
(※)「ゆっくり」は東方の派生作品であるが「ゆっくり実況」は集計に含めていない、また同じく派生作品である「クッキー☆」に関しては異論も強いようなのでここでは集計に含めていない
(※※)シリーズごとにタグもあるようだが「アイドルマスター」タグのみを集計
特徴的な傾向としては、投稿作品のうち実に6割以上がMMD作品となっていることが挙げられる。(ニコニコ動画でのMMD作品は東方や刀剣乱舞に目が行きがちだが、実はそれらのMMD作品よりも艦これのMMD作品週間投稿数の方が多い)
このことから、未だ一定数の創作層がニコニコ動画に残留していることが読み取れるが、pixivと違って2015年は外的要因による投稿数の大きな変動も少なかったことから、現在の傾向はこれからも続いていくと思われる。
閲覧数に関しても、現在は週間で1万再生を越える動画は平均10作品で、投稿数と同じような減少傾向を示している。
唯一考察が困難な点が、これらの傾向とは裏腹に[艦これ]タグのPV数が未だ上位に存在していることである。
(http://www8328ue.sakura.ne.jp/index.php)
本来的にはタグのPV数と検索後に出てくるであろう艦これの動画閲覧数は正の相関関係をもつはずだと思われるが、実際にはそのような関係は読み取れない。
タグPV数の算出方法を熟知しているわけではないので考察は控えるが、一見するとタグ検索だけを行って動画を閲覧しないという不可思議な事態が起こっているように見え、腑に落ちない結果に思える。(どなたか詳しい方がおられれば、ご意見をいただきたい)
以上から、艦これの二次創作において、ニコニコ動画という場は主流から外れてしまった感が強い。
艦これの独擅場と言われた「ニコニコ静画」は、若干切り崩しが進んだ感はあるものの、閲覧数ランキングにおいては今なお強い勢力を保っている。
その一方で、投稿数はpixivと同様に下落傾向にあり、投稿者と閲覧者で乖離が進んでいるようにも思える。
これは、コミュニティの特徴として、ニコニコ静画は作品そのものよりも投稿者自身に人気がつく傾向にあることに由来していると考えられる。
実際にランキングの上位の作品を見てみると、見覚えのある常連投稿者の作品であることがほとんどである。(艦これに関しては、およそ5人の投稿者でランキング上位が占められていると言っても過言ではない)
やや特殊なコミュニティではあるが、「ニコニコ静画」の傾向もこのまま大きな変動はないものと考えられる。
人気の推移を分析する上で、匿名掲示板の動向は指標としてはいささか不適切であると考える。
匿名掲示板はそのコミュニティごとに作品の扱いが大きく異なり、一概の分析が非常に困難であると言わざるを得ない。
例えば、おーぷん2ちゃんねるでは艦これ関連の話題は比較的抵抗なく取り扱われ、ブラウザゲーム板などは艦これに関するスレが大部分を占めている。
旧来の2ちゃんねるでも比較的似たような傾向であるが、一部で(詳細は述べないが、様々な理由により)従来ファンだった層がいわゆるアンチに転化してしまったという特殊な事情を抱えるスレも少なくない数あり、分析にあたっての取り扱いを一層困難なものにしている。
また、ふたばちゃんねるは更に事情が複雑で、複数ある「虹裏」の中には艦これの話題を扱うのが非常に困難な場所も存在する。(これも詳細は述べないが、様々な理由によるものである)
ふたばちゃんねるには艦これの話題を専門に扱う「艦これ板」も存在し、特定の話題を専用に扱う専門板の中では最大の規模を誇っているが、近年はやや人数の減少傾向が見られる。
ふたばちゃんねるでは、算出方法は不明であるが、現在その板を見ている人数が目安として表示され、イベント時を除く平時で、艦これ板のピーク時間帯の人数は板設立当初で400人規模、昨年の夏ごろでおよそ350人程度であり、現在は300人程度となっている。
同じくふたばちゃんねるで東方の話題を扱う東方裏板では昨年のうちに人数が150人程度から200人程度まで増加しており、一方で刀剣乱舞板は10人を下回っていることに鑑みれば、やはりそれぞれのコミュニティの性格というものが強く表れてしまうことが分かる。
以上のような理由で、人気の動向を分析するにあたり、匿名掲示板などの分析は行わないこととした。
また、Twitterに関しては、未だ定量的に分析する手段が確立されておらず、今回も分析から除外した。
長くなってしまったが、以上の結果をまとめると、次のような事実が浮かび上がってくる。
・公式関連の人気は今なお強い。
・二次創作関連の人気は停滞気味で、下落傾向が見られる。
・公式関連でも書籍は縮小気味で、二次創作と似たような推移となっている。
・Vita版やコラボグッズなど、新規性の高いものには人気が集中する
つまり、
大きく分けて、公式関連と二次創作関連で人気の二極化が進んでいる
ということになる。
これは意外な結果だ。
かつては「公式関連は展開が遅い」「グッズの絵柄が既存のもので新規性がない」「二次創作は好調が続いている」と言われていたが、現在の状況を分析した限りでは、むしろ公式関連に人気が集中している。
このような傾向になった理由を考察してみると、主因はここ最近の公式関連の矢継ぎ早な展開にあるように思われる。
Vita版やアーケード版の発表、更にはコラボグッズの展開など、ここ最近は公式関連の発表が相次いでおり、にわかに活気づいているという印象を受けた方は多いと思われる。
上述の分析結果を見るに、いずれも人気なのはVita版やアーケード、オーケストラコンサートなどの、艦これにこれまでなかった新規性の高い出来事が中心となっており、人気となったコラボグッズも、従前の公式グッズとは違い、新規に描き下ろされた絵を使用したものであった。
一方で同じ公式関連でも書籍が下落傾向にあるのは、書籍そのものが「前の巻の続き」という継続性の強いものであって、2015年は新規展開による目新しさというものがなかったためではないかと思われる。
また、二次創作関連は上記の分析結果を総合する限りでは、2014年末~2015年初頭にかけてのアニメ放映時期がピークであったと推察される。
稀に2013年末をピークと見る分析もあるようだが、これはこの時期に艦これの二次創作が爆発的に増え、増加量、言い換えれば勢いがすさまじかったとこによるものだろう。
実数をベースに見れば、最大値は2014年末~2015年初頭で、いくつかのピークを形成しつつも段階的に縮小しているというのが現在の状況だ。
かつては艦これの二次創作は乏しい公式展開を各々が補完しようとしたために流行したとも言われたが、これが事実であるとすれば、公式関連の矢継ぎ早な作品供給が見られる現在の状況で徐々に二次創作から公式作品へ人気の再移行が進むことは一定程度理解できなくもない。
しかしながら、主因はむしろ二次創作人気の高い作品が競合していることにあると考えている。
かつて東方Projectが二次創作を席巻した際は、二次創作にいおいて東方に変わる有力な作品というものが少なかった。
現在はその東方Projectが尚健在であり(一部増加傾向が見られるという報告すらある)、「アイドルマスター」も未だ強く、比較的新しい作品としては「ラブライブ」が驚異的な強さを誇る。
即売会の状況を見ても、東方Projectは博麗神社例大祭(春:4000サークル規模、秋:1500サークル規模)、東方紅楼夢(2000サークル)、東方名華祭(400サークル)、北⑨州東方祭(400サークル)など大規模な即売会が毎年開催され、ラブライブも単独即売会で500サークルを集める規模に成長した。(これは艦これ即売会二番手の「神戸かわさきこれくしょん」よりも規模が大きい)
他にも「グランブルーファンタジー」の即売会である騎空祭が一定の成功を収めたり、女性向けでは「刀剣乱舞」がコミケで1600サークル、単独即売会で5000サークルを越えたりと、二次創作の人気は競合状態にある。
様々なジャンルを掛け持ちするサークルも多いが、その分各ジャンルにつぎ込める労力は分散することになるため、競合が多いほど各ジャンルの規模が頭打ちになりやすいことは容易に想像できると思う。
個別の創作活動に影響が出るため詳細は伏せるが、集計したサークル数のデータを分析していると、艦これから東方Projectやアイドルマスター、ラブライブ、おそらく女性を中心に刀剣乱舞への移動も見られ、一部には艦これからの流出が超過となっているジャンルも存在し、艦これ二次創作関連の縮小が続く要因になっている惧れもある。
以上をまとめると、大雑把に「公式関連は増加、二次創作関連は減少」ということになる。
また、公式関連の人気と二次創作の人気は必ずしも一致しないという原則も再確認できた。(仮にこれが成り立たないとすれば、今ごろ世の中は「パズドラ」の二次創作だらけである)
そして、最も重要なことは艦これの人気を議論する上で、人によって見ている指標が異なっていることを認識しなければならないということだ。
ある人は公式関連の動向を見て人気を議論し、また別の人は二次創作関連の動向を見て議論している ―― このようなことが起こっているからこそ、冒頭に述べたようにファンの間でも認識の差が生まれるのではないだろうか。
「艦これはピークをすぎた」という発言は、必ずしもいわゆるアンチによる発言とは限らない。
一方で「艦これは人気絶頂」という発言も、盲目的なファンを装った荒らしの発言とは限らない。
これらは「対象としているもの」の違いで両立し得ることが、この分析結果から理解できたのではないかと思う。
また、いわゆるアンチや荒らしなどは、このような一見したギャップを突いてきて、議論を混乱させようとしてくる惧れもある。
正確な知見をもつことがこのような荒らしの排除に繋がり、「艦これ」の発展に繋がっていくと信じている。
(了)
世に出てすでに3年近くが経過しようとしているブラウザゲーム「艦隊これくしょん ~艦これ~」。
ここ最近は、ローソンやすき家とのコラボが行われたり、本家ブラウザ版ゲーム以外にもPS Vita版やアーケード版のゲームが発売あるいはロケーションテストが実施されたりと、その人気は未だ衰えを見せていないように思える。
しかしながらその一方で、Twitterや匿名掲示板などでは「艦これの人気はピークを過ぎた」という発言も見られ、首を傾げるような思いをした方は私以外にもいるのではないだろうか。
いわゆるアンチ層の発言ならばともかく、個人の区別が可能なTwitterなどで熱心なファンからもこのような声が聞かれることもあり、ファンの間でも何らかの認識の違いが生じているように思える。
例えば、新規参入層と古参層との間の単なる感覚的なずれなのか、それとも何らかの指標として数字に表れてくるものなのか。
そう思って艦これの人気動向を分析していったところ、艦これの人気はある種の「二極化」が進んでいることが判明した。
・主として艦これの版権を持つ版元が関わる公式関連(ゲーム、書籍など)
・主にファンが中心として活動する二次創作関連(pixivやニコニコ動画など)
の動向を分析する。
公式関連の動向を分析するにあたり、まずはブラウザゲーム本編を取り上げる。
猫予報官氏(https://twitter.com/nekoyohou)による「艦これ」登録者数の推移を表すグラフが公開されなくなって久しいが、現在の登録者数は2016年1月時点で約370万人程度となっている。
要所ごとに数字を取りだして見ると、
となっており、2014年~15年の平均月間増加数は約8.3万人/月、アニメ放映期間中の3ヶ月は倍の約16.6万人/月、その後から現在に至るまでは約7.7万人/月と、増加量はやや落ち着いたとはいえ、今なお新規登録者数は増加していることが確認された。
このペースを維持した場合、登録者数は2016年5月にも400万人を突破するものと見込まれる。
次に、DAU(Daily Active User:日間の総ユーザーログイン数)とMAU(Monthly ~:月間の総ユーザーログイン数)の検証に移る。
DAU、MAUともに運営公式からの発表は昨年以降発表されていないが、有志の検証結果(http://togetter.com/li/933974)を元に算出すると、MAUがおよそ35万~40万人/月と推定できる。(つまり、毎月40万人程度のユーザーが少なくとも1日は艦これで遊んでいる)
最盛期のMAUが100万人、DAUが50万人程度だったことに鑑みれば大分落ち着きを見せたともいえるが、絶対数として未だ40万人規模の人数が少なくとも月に1度はゲームにログインしている以上、ゲーム本編の人気はなお高いと言えるのではないかと考える。
また、このMAU:40万人という数字は、2015年に検証されたMAU:40万~45万人と比較しても大差なく、現状は新規参入と引退者の割合は拮抗してある種の平衡状態を保っているものと推測される。
一方でDAUの算出は困難であるが、ゲーム内イベントの開催頻度に大きな変化もないため、最盛期のMAU/DAU比と同一の比率を維持していると考えるならば、おおよそ18万人程度と予想できる。
しかしこれは算出根拠としてはあまりにも推測根拠に乏しく、この予想DAUは信用ある数字とは到底言えないことを記しておく。
延期に延期を重ね、2016年2月についに発売となったVita版「艦これ改」は、累計販売数が20万本を突破した。
Vita発売ソフトの平均販売数が2万程度であることから、当初経済アナリストに予想されていた50万本には届かないものの「艦これ改」はVita発売ソフトの中でも屈指のヒット作となったと言える。
○50万本台
・マインクラフト(約59万本)
○30万本台
・ゴッドイーター2(約35万本)
・ペルソナ4(約30万本)
○20万本台
・SAW -ホロウ・フラグメント-(約24万本)
となっており、DQやFFなどの息の長い人気シリーズにも次ぐレベルのヒットであったと言える。
2015年以降に発売した書籍について、POSの情報から推定累積販売数を掲載している情報サイト(http://book-rank.net/rank/rank.cgi?mode=find&word=%8A%CD%82%B1%82%EA&booktype=2)のデータを用いて検証する。
いくつかの書籍を取り上げてみると、
・ 9巻:40,650 (初週販売数:24,400 2015/03/14発売)
・10巻:34,300 (同18,150 06/15)
・11巻:37,150 (18,050 09/14)
・13巻:24,300 (10,050 2016/03/14)
・ 5巻:45,300 (29,000 2015/05/15)
・ 6巻:32,450 (22,800 10/15)
・ 7巻:24,300 (10,050 2016/03/14)
○艦々日和
・ 3巻:11,350 ( 6,250 2015/03/20)
・ 4巻: 8,150 ( 4,150 09/26)
・ 2巻:18,450 (10,250 2015/07/09)
となっており、初週販売数、累積販売数ともに下落傾向にあることが判明した。
(発行日が新しい書籍ほど累積販売数が少なくなるのは時間経過という観点から当然であるが、このような書籍は大体発売後2~3週が売り上げのピークとなる傾向にある)
2014年以前の情報をまとめているサイト(http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n338043)も確認したが、この傾向は当時からすでに緩やかに始まっていたことが分かる。
一般に巻が進むほど購入者は少なくなること、また艦これは書籍の種類が豊富で人気が分散しやすいことを考慮すればある程度の販売数下落は容易に想定されうることではあるが、果たしてそれだけに帰結できるかと問われると、大いに疑問の余地はある。
・ 4巻:33,050 (13,150 2015/08/07)
・ 5巻:29,500 (14,150 2014/12/27)
・ 6巻:26,350 (11,100 2016/01/27)
・ 6巻:28,850 (13,150 2015/08/07)
・ 7巻:22,220 (22,200 2016/3/25)
・ 1巻: 5,550 (5,550 2015/01/24)
・ 2巻:12,350 (6,250 2015/04/25)
・ 3巻: 8,450 (5,050 09/26)
・初陣:53,700 (15,000 2015/06/01)
となっており、現在の書籍販売数は東方シリーズやFateシリーズに近い数字となっていると言える。
その他、特筆すべき事項としては
・「ローソン」とのコラボにおいて、首都圏を中心にコラボグッズが配布期間の終了を待たずして配布上限に達した店舗が多数見られたこと
・「すき家」とのコラボにおいて、コラボ初日に20人程度の行列が形成される店舗があり、一部店舗ではメニューの一部が売り切れになったこと
・3周年記念オーケストラコンサートの一般発売分が、初日に完売したこと
などを挙げておく。
これらは定量的に扱うことは困難ではあるが、定性的に見てもなお客観的に検証可能であることから列挙した。
(その②に続く)