はてなキーワード: Jrとは
個人的に気になるのは、左右どちら側という点ではなく、
「立つ」あるいは「寄る」を用いる人と、「空ける」を用いる人の意識の違い。
自分は「寄る」を用いるんだけれど、これは、自分がどう振る舞えばよいのかを、
他の人々の行動を模倣する事から決定したから、そういう言葉の選択になっているのかもしれない。
方や「空ける」を用いる人は、他の人々への配慮が必要という、より広い視点で物事を見れていたりするのかな、なんて思ってみたり。
いや、単なる習慣になってる事柄に対し、そんな意識の差なんて関係ないのかも。どうなんですかね。
余談だが、関西では(垂井駅~関ヶ原駅間が境界?)左を空けるのが一般的だが、
つまり、前の人に倣って、となる。
これは、観光客の多い都市だからというのも勿論大きな理由であろうが、
JR・京阪・阪急が左空けを推奨していたが、京都市営地下鉄は右空けを推奨していたというのもあるそうだ(過去の話)。
※参考URLを読む際に混乱しないよう、ここでは「空ける」を用いてみた。
参考:
みなさんおはようございます。爽やかな朝ですね。
ちょっと聞いてくださいません?
私は専業主婦なのですが、今日も今日とて朝食を用意した後、愛しのダーリンを起こしに寝室に入ったわけですよ。
そしたら、してるわけですよ。朝勃ち。もっこりとそそり勃つダーリンJr。
こんなの見ても今さらなんとも思わないわけですが、今日はちょっとイタズラ心が沸き立ってしまいまして。
こちょこちょと、無防備な彼の男性そのものを弄んで起こしてみたわけです。
そしたら彼ったら、気まずかったのか、
「女は朝勃ちしないからいいよな」
なんて言うわけですよ。私が
「女も朝勃ちするよ」
と言ったら、そんなはずないと全否定ですよ。
おーい。いつまでチェリーのような事を言っているんだいマイダーリン。
結婚何年目だと思ってるんだ。
女だってオナラもウンコもヒゲソリもするし、朝勃ちなんて朝飯前ですよ。
でも、彼ったらすごくショックを受けてるようなんですわ。
朝勃ちするのは男の特権、みたいに思ってたみたいなんですね。
でもよく考えてみたら女同士で朝勃ちの話をしたこともないし、もしかして私だけ?
東京圏の家族が、朝7時前に家を出て、東京100キロ圏迄休日ドライブして、夜21時~22時までに帰っていく、の典型的な行楽ドライブパターン。
クルマがない家族の場合、「カーシェアの24時間パックが最安」と自分は思っていたが、実は郊外部まで鉄道で行き、格安レンタカーを借りた方が安い。
この場合、「都内で格安レンタカーを借りる」だと、うまくいかない。
何故ならこの手の格安レンタカーの営業時間はおおむね8時~20時なので、都内を出発する時間に開いていない。
http://d.hatena.ne.jp/itarumurayama/20141110で調べてるが、「JR休日おでかけきっぷ」の最遠駅で、格安レンタカーが駅前にある駅が結構ある。小田原、小山、土浦など。
その駅まで鉄道で行き、そこで格安レンタカーを借りた方が安い上、何より「渋滞を回避できる」というメリットがあまりにも大きい。
実際に試算。前提:夫婦+小学生2人、都内からだと往復200キロドライブ、現地だと100キロドライブ。
カーシェアを都内で借りた場合。24時間パック8,230円+距離加算3,200円+往復高速代4,000円=15,430円
ちなみに練馬インター~高崎インターで休日片道2,250円、川口ジャンクション~栃木インターで休日片道1,910円。だから、まあ往復の高速代4,000円は妥当な計算。
一方、例えば小山や土浦まで家族がJRで行き、そこで「ニコニコ」「ワンズ」レンタカーを借りた場合。
休日おでかけキップ大人2人子供2人で8,000円、格安レンタカー代3,000円、ガソリン代1,000円。つまり合計12,000円。15,430円より安い
仮に「都内のJR最寄り駅まで、朝も深夜もタクシー利用」しても、往復タクシー代で2,000円加算して14,000円。これでも都内でカーシェア借りるより安い。
小田原、小山、土浦まで行けば、高速道路の休日大渋滞をかなり回避できる。
あるいは、「全員が中学生以上」の大人料金4人で計算しても、ギリギリ現地までJR+現地で格安レンタカーを借りた方がトクになる計算。もっとも、この場合はタクシーに乗るだけの余裕はないが。
ちなみに、子供のうち1人、2人が未就学児なら、もっと「鉄道+現地レンタカー」が有利になる。但し、その場合はベビーカーとか大変になるが/その分、グリーン車を奮発することも可能にはなる
「休日お出かけキップ」+「格安レンタカー」というハイブリッドな組み合わせを提唱しているサイトって、ないんだな。推測するに、これが首都圏では超合理的なカー&レールライフになる筈だが。
JR東日本と仲良くしてください。
東京に本社を置けなかったのがくやしいのかもしれないけど、利用者不在の争いはやめてください。
JR東日本となかよしになったら、次の施策をお願いいたします。
乗り継ぐと東海道新幹線がとても高いよ。あと、静岡がめちゃくちゃ遠いよ。時間と運賃的に。静岡の発展のために一肌脱いでください。
騒音的には103系電車のほうがウルサイのは、埼京線で実証済みです。静かな新幹線の始発時間を繰り上げて、名古屋からコミケのサークル参加に間に合うようにカイゼンをお願いします。
JR東日本の新幹線が見劣りするので、座席の前後の間隔を10cm縮めて、JR東日本の新幹線に合わせてください。
周波数が違うとか面倒だと思うけど、上野のホームと大宮のホームを貸します。JR東日本の新幹線は品川行き。たとえば、秋田新幹線が雪で遅れると、九州まで波及しそうですてき。日本中で、秋田の苦しみを分かち合えますね!シェアしましょう!
行き先が新大阪・博多方面しかないのに6面は使いすぎ。4面で、青森、秋田、新庄、新潟、長野、金沢(予定)をさばく、JR東日本をというか東北の民を助けてください。いくぜ東北。これからは東北の時代です。指定席を取っても発車の3分前にしか乗車できないJR東日本の劣悪品質サービスの解決にご協力願います。
東北新幹線用にあらかじめカーブを付けておいた14番、15番ホームをくれたら、相互乗り入れは撤回です。
どうせ、東北の民は、東海道新幹線に乗らないし、もうめんどくさいので、東海道新幹線は、品川発着にしてください。リニアも品川だしちょうどいいよね。東京上野ラインもできるし。
ついでにJR東日本の新幹線の出し入れに便利そうな大井の車庫をください。
ついでに東海道本線はJR貨物に譲ってください。いろいろとうまくいくと思います。
どうしてJR CENTRALなのですか。何でJR TOHKAIじゃないのですか。東海に誇りをもっていただきたく。
交通の不便な土地なら分かるけど、都内なら「JRじゃなきゃ嫌だ」というのが選択肢になる人の方が、圧倒的に少数派だと思うよ…。
だからさぁ…。駅間とか乗り換え考えたら、都心部に住んでて都心部を移動する分には地下鉄のが全然便利だよ。仮に近くにJR駅があってもJR利用しない人も多いでしょ…
ここ最近、はてなにサークラ女になったとある女性の話が上がっていて、そういう女性の吐露を読むのが好きな俺はこれはこれはと読んでいたんだけど。
初めて出会った女性で、その瞬間に「これは噂に聞くサークラ女っぽいな」と思ったらやっぱりそうだったという話。
全員仕事の同期。部署はばらばらなので普段はあまり会わないけど、月に一度程度の研修で顔を合せたりする。
夏のはじめにあった大きな飲み会で、他の人も含め同期15人ほどのグループができた。
俺はサークラ女とここで初めて言葉を交わして、すぐに「ああこいつは曲者だ」と思った。
まず顔は可愛くない。イメージが悪くなりすぎるかもしれないけれど目元なんかはザブングルの加藤に似ている。それでいて対男性の会話が自信に満ちている。容姿だの恋愛だのってのに関係なくさっぱりとしている風でもなく、なんかこう言動が甘ったるい。少し観察していると「もー」とか言いながら男の肩をポンと叩いたりボディタッチが多い。
酒は強いらしく、男もビールに満足し焼酎や酎ハイ物を飲んでる中、おちょこで冷やを飲んでいる。ここがもうポイント高い。終盤になりもう疲れている人も多い中、「えー三軒目行こうよー」と楽しそうだ。
ああそうだこれだよ、と思った。決してモテ系にはなれず若年期の何かしらで承認欲求をこじらせてきたがゆえ目の前の男に取り入り物にしようとせずにはいられないそういうタイプだ。
すぐヤれそうな女だなと思った。18,19の猿みたいな歳でもないしそんなことのためにこんな厄介そうな子に近寄りたくないけど、とも。
それから二週間、外でのちょっとした仕事で男A含め男女7人で飲む機会があった。
10時過ぎまで飲んで、そろそろお開きかというところで男Aが「前の飲み会にいたあの子が今仕事終わったらしい」と言い出した。あああのアブなそうな女かとすぐ分かったんだけど、近寄る気にもならなかったので俺は帰宅した。男A、その友達の二人はその子と飲み直すためにJRの改札に消えていった。
そしてそれから二週間ほどの週末。最初の飲み会から丁度1ヶ月ほどだ。大きめの研修会の後、男Bとサークラ女を含む十数人で飲み会をした。
大学を出たばかりの男Bと同じテーブルだったのだけど、酒の飲めない彼が珍しく2杯3杯の飲んで酔っ払っている。
サークラ女は前の飲み会と同じようなテンションで盛り上がっており、それを横目に男Bが俺にカミングアウトをしてきた。
実はもうかなり惚れている。告白もしたけど年下の自分ははぐらかされている気がする。彼女は最近別れた元カレの話を泣きながら俺に話してきて云々。
おおマジか。俺の人を見る目も捨てたもんじゃないな。というかまだ飲み会同席2度目の年上同僚の俺によくそんな話するな。
どれくらい会って遊んでるのとかそういう事を聞いてみると、知り合ってから15回くらいはもう一緒に御飯を食べたりしているらしい。おいおいまだ知り合って一ヶ月だぞ暇か。
その内容はというと、もうキスを済ませセックスも数回しているらしい。それを聞いて俺はああこういう女のそういうところがたまらんなと思ったりしていた。
彼は酔っていた。もうどうすればいいっスか。俺本当にもう結婚とかそれぐらい本気なんス。二人にどうこうなってほしいという気持ちは何もない俺は、まぁ彼氏と別れて間もないというし今の関係をもう少し続けるしかないんじゃないとか言いながらビールを啜っていた。
そうこうしているうちに、遅れて仕事を終わらせた男Aが到着した。男Bは酔いつぶれて寝ていた。もう時間も遅かったので、あと酒一杯分くらいの時間で解散となった。
朦朧としている男Bを店の外に出し介抱していると彼は言う。男Aもね彼女に告ったんスよ一目惚れだっつって。こっちはそんなんじゃなくもっと本気なのに。だから俺さっきアイツきてからもうどうしようかって。
ここまでだと知ってさすがに驚いた。それぞれ出会って一ヶ月そこそこでこれってすごいなと。前に男A達と飲んだ後、彼は彼女に会いに行っていたけど、あの頃から関係はできていたのかなぁ。男は二人とも非モテな風でもなく俺から見てもいい男に見えるくらいなのに。別に可愛くないし中身も明らかに曲者やんか冷静になれよ。それが俺からしたらちょっとショックだよ。
ちなみにその飲み会中の俺とサークラ女との直接なやりとりは、男Aの到着前、男Bが手洗いに立った時に少しだけあった。男Bが自分とのことを話しているらしいと感づいた彼女は「俺さん〜」と声をかけてきて男Bのことを話し始め、「私には勿体無いと思うから」と言うので、俺が「そんなこと思ってないでしょ」と返したそれっきりだった。
そんなこんながあって、話が締まりきらないままに夏が終わった。そして今度、男Bから週末に彼女と会うのに付き合ってほしいと言われている。船に乗るわけではないが、事情を知っているし同期の仲間でもあるし付いていくくらいはしようと思う。
俺としては男Aと男Bとの関係は少しややこしい。男Aの事情は知らないけどどちらもせっかく知り合った同期だし仲良くしたいとは思う。お互い大人だし上手くやれりゃいいけど。
男Bにはどう思うかとか聞かれたら前述のような彼女に対する感想をそのまま言ってしまいそうだ。まぁでもそれを言われたところで気分を害するかもしれないし言わないかなぁ。
昨日のことだ。
大学の夏休みも後半に差し掛かったものの、相変わらず暇を持て余していた俺は、夜の新宿で一人のおばあさんと出会った。
その時の出来事がずっと引っかかっているので、ここに吐き出してみようかと思う。
(※ 昨日実際にあった出来事を、短編小説風に書いてみました。
長文ですが、宜しければ暇潰しにでもどうぞ。 )
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大通りの横断歩道を渡りきったところで、歩き食いもみっともないからと、立ち止まって新作のマックシェイクを飲んでいた。
イヤホンからONE OK ROCKが聴こえる。もう片方の手でスマホからFacebookをチェック。
ふと気付くと、隣にある周辺地図を指して、おっさんが道案内をしている。
相手は、おっさんの倍近い年齢はありそうな、新宿には似ても似つかないおばあさん。
なんの気もなく目を向けながら引き続きマックシェイクを飲んでいると、突然おっさんに話しかけられた。
新宿にはいくつもの路線が集まっているが、西武新宿線の駅だけは孤立している。
ここから歩いたら10分近くかかるだろう。かくいう俺も西武新宿線沿いに住んでいる。
「そうですねー。そこそこ距離ありますね」
そう答えると、そうですかー…という少し暗い声がおばあさんから返ってきた。
「西武新宿線に、乗って帰られるんですか?」
今度は俺からおばあさんに声をかける。
「そうなの。昔はこの辺りに住んでたんだけどねぇ。40年も前だからすっかり変わっちゃって、迷っちゃったの。」
と、おばあさん。
正直に言うと、この時点で少し厄介なことに巻き込まれたかもなという予感がした。
ほっておいたらどう見てもこのおばあさんは駅にたどり着くのに時間がかかるし、危なっかしい。
おっさんは見るからに良い人だが、さすがに西武新宿駅前まで案内するのかどうかはわからなかった。
「杖をどこかに置いてきちゃってねぇ。傘を買ったのよ、ほら。」
聞いたわけではなかったが、嬉しそうに傘をあげるおばあさん。
足が悪いのだろう。今気づいたが補聴器も着けている。
「お元気ですねぇ! 今おいくつですか?」
「85歳!」
元気な返事が返ってきた。
「そのお歳で都会に一人で出てこられるなんて、ご立派ですね!」
おっさんが引き継ぐ。俺も同感だった。
しかしいくら元気とはいえ、やはり道に迷っている85歳のおばあさんを置き去りにするのは酷だろう。足も悪いみたいだし…。
「西武新宿線だったら、山手線で高田馬場まで行って乗り換えた方が、歩く距離は短いかもしれません。」
そう提案すると、
「あぁ、そうですね!! その方が、いいかもしれませんね!」
「そう。ありがとう。」
ニッコリと笑うおばあさん。
(面倒くさくないと言ったら嘘になるけど、"やらない善よりやる偽善"かもな。今日はもう予定もないし、俺も付き合うかぁ、、! )
おばあさんの笑顔を見た時、そう思った。
「じゃあ、行きましょ。」
おっさんが先陣を切る。俺も歩き出す。
「でも、二人に悪いじゃない。。」
申し訳無さそうな声を出すおばあさんに、
いえいえ僕らも同じ方向なので。 と各々答える。
おばあさんの足は、遅かった。とても。
おっさんはそこそこゆっくり歩いてくれていたのだが、どんどん距離が離れていく。
おばあさんが急がなくてもいいように と思い、俺も出来る限りゆっくり歩いてみたが、それよりもおばあさんは遅いのだ。
仕方ないので少し差が出来たところで止まって、追いついたらまたゆっくり歩く というのを繰り返すことにした。
住んでいる場所的に、新宿を経由して帰るのはどう考えても遠回りだったが、そのことは言わないでおいた。
普段なら3分くらいで歩く道を、10分近くかけて、新宿駅に着いた。
「すごいわぁ。」
コクーンタワーを見てか、高層ビル郡を見てか、おばあさんはそう漏らした。
「夜景綺麗ですねー。」 カメラが趣味だというおっさんは、そう言いながら写真を撮る。
新宿は、道端はさておき、たしかに夜景は綺麗だ と俺も思った。
40年の月日を、おばあさんは今この場にいる誰よりも感じていたに違いない。
「それじゃあ僕はあっちなんで、ここで。」
おっさんはここでお別れのようだ。
そう言って違う路線の方面へと去っていった。
良い人だったな と素直に思った。
「じゃ、行きましょうか。」
おばあさんの速度に合わせて歩いていると、都会の街は一層慌ただしく見えた。
帰宅する人々は皆、すごい速度で通り過ぎ、横切り、追い越していく。
一体、なにをそんなに急いでいるのだろう。
当然Suicaなど持っていないおばあさん。切符俺が買ってきますよ と言うと財布を取り出した。
「はい!これ、あげる!」
そう言って差し出されたのは、1万円札。
(小銭はないのかな。というか、あげる…?)
「え、いや、、いらないです…!」
突然の出来事に焦る俺。
「いいから。」
少し強引に差し出してくるおばあさん。
困った。お金が欲しくないと言ったら嘘になるが、なにもお金をもらうために付き添ったわけじゃないのだ。
ここで受け取るのは、なんだか違う気がした。
「いえいえ、本当に結構でs」
俺の発言を遮るようにして、おばあさんは今日一番力強い声で、そう言った。
「そう、ですか…。」
流石に受け取らざるを得なくなってしまい、ありがたいような、申し訳ないような複雑な気分で1万円札を引き取る。
「私ね、子供も孫もいなくて…。だから、今日は本当に楽しかったわ!」
おばあさんは、俺のことを孫のように思う気持ちでこの数十分を過ごしていたのだ。
さっき「面倒なことに巻き込まれた」などと思っていた自分が、恥ずかしくなった。
「そうでしたか…。…僕も西武線なので、途中まで同じ電車です。もう少しの間、お話しましょうね。」
それが偽善なのか善なのか自分でももうわからなかったが、そんなことは
「そう!嬉しい!」
というおばあさんの一言で、どうでもよくなった。
おばあさんと一緒に歩いていると、人が歩く速度以外にも色々な発見があった。
まず、多くの人が周りの人のことなんていちいち見ていない。
よく見ずに直進するので、ゆっくりしか歩けないおばあさんは怖かったと思う。特に歩きスマホは本当に怖い。
そしてJR新宿駅は、入る改札によってはホーム行きのエレベーターもエスカレーターもないことがある。
意識したこともなかったが、これにはとても困った。改めて他の改札に行くのも階段を上るのも、おばあさんからしたらどちらもシンドイことこの上ないのだ。
結局階段を上ることになったが、俺が普段何気なく一段飛ばしで15秒もかけずに上る階段も、足の悪い人にとっては小さな山のようなもの。
「よいしょ」という掛け声と共に、片足で一段一段登っていった。
本当に疲れるのだろう。 登り終わった後おばあさんを見てみると、汗をびっしょりとかいていた。
山手線は座れなかった。
ただ電車を立って乗るだけだけでも大変だったに違いない。
ホームに着くと、「ちょっとあそこに座らせてもらおうかな」と、乗り換え口までの道の途中の椅子に、俺らは腰を下ろした。
世間話をしてる途中、
「お兄ちゃん、やさしいのね。」
おばあさんはそう言ったが、さっきまで考えていたことを思い出すと、俺はなんて答えたら良いのかわからなかった。
西武新宿線も座れなかった。
おばあさんの杖代わりの傘に、力が籠もる。
一駅が、くそ長い。こんなに長く感じたのは初めてだった。
辛そうに立っているおばあさん。隣に立っている俺は、なにもしてやれない。
やはり西武新宿駅からの始発に乗るべきだったとか、優先席のある車両に乗るべきだったとか、色々な後悔が頭の中で渦巻いた。
電車内の人々は、皆が皆スマホをいじっていて、気持ち悪い光景だった。
もちろん誰もおばあさんの存在には気付かない。
それぞれが自分の世界に閉じ篭っている空間は、なんだか無性に寂しかった。
目の前に音楽を聴きながら、スマホをいじっている青年が座っている。
(そこの同い年くらいの青年!目の前に困ってる人がいるだろ!気づけよ…っ!!)
心の中でそう叫んだ時、何かひっかかった。
…そうだ。これは俺だ。
普段の、そしてさっきの俺。
スマホでネットを開いて、音楽を聴く。いつもやっていることじゃないか…。
きっとそれだって、見えていないだけだったんだ。俺も。
駅では我先に歩くし、歩きスマホもする。
そう思ったら、どんなツラして目の前の人に声をかけたらいいのか、わからなくなってしまった。
目の前の、気持ち悪い自己中な人々。
笑えた。そして、ゾッとした。
幸い、ようやく着いた次の駅で人が降りた。
座ろうとするサラリーマンに、
「すみません!そこ、座らせて頂いてもいいですか?」
と急いで声をかける。
一瞬「?」という顔をされたが、おばあさんを見て納得してくれた。
「そうやな。その通りや。」
その一言の暖かさは、今も俺の中に残っている。
周りの人は敵じゃないんだと、そう思えた。
「ありがと!」
おばあさんは、また笑った。
「俺、次の駅で降ります。あと4駅ほどですので、降りそびれる事のないようにお気をつけて下さい。」
屈託のない笑顔のおばあさんに、
「こちらこそ、ありがとうございました。」
そのやりとりが終わった辺りで、丁度電車が駅に着いた。
「では。」と俺。
「さようなら。」とおばあさん。
もう一生会うことはないんだろうな と思ったが、それは顔に出さずに電車を降りる。
ドアが閉まってもおばあさんは笑っていた。
でも電車が発車した際、不安そうな顔をしたその一瞬を、見送っていた俺は見逃さなかった。
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あれから一日経って、老人に優しくない街や社会についてだったり、
受け取った1万円の重みについてだったりを考えている。
大変そうな人の存在に気付くことくらいは、出来る社会でなきゃいけないよなと思う。スマホやめることは出来ないにしてもさ。
若いうちは老いた後のことなんて考えないし、出来れば考えたくない。
自分が高齢者になった時に生きやすい社会を作っていくことは重要な課題だし、
将来されたら嫌なことは、今他人にもしちゃいけないんだよね。
とはいったものの自分もそれらが出来ていない一員だと気づいたのが昨日なので、
社会にどうこう言える立場ではないことも痛いほどわかってて、だからまずは自分から変わっていこうと思います。
それを1時間程度の短い時間の中で手にしてしまったのだから、なんだか罪悪感に近い想いがある。
面倒くさいとか思ってたし。
初めから「1万円あげるから案内してください」って言われてたら、どうかな。
俺なんかよりもっと丁寧に親切に案内してくれる人が殺到したかもしれない。
でも結局は、おばあさんの言ってた「嬉しかった」って一言が、本質であり真実なんだと思う。
喜びとか感謝の気持ちが先にあって、言葉だけじゃなくて形でもその想いを伝えたくて、
今回はその想いの形に、お金という形式を選んだだけなんだと思う。
たしかに1万円を受け取る時、「あぁ、俺が思っていたよりもずっと喜ばれていたんだなぁ…」と思った。
お金って汚いイメージもあるけれど、気持ちを形に出来る大切な手段の一つでもあるのかもしれない。
出来ることなら世の中のビジネスが、今よりもっと"感謝の形"で回るようになるといいのかもなぁ。
書こうと思ったことは以上です。
Facebookなんかで書くと善人アピールっぽくて気持ち悪いと思ったので、
ここに書かせて頂きました。
(とはいえ増田でも同じなのかもしれないし、心のどこかにそういう動機が含まれているのは否定しないです)
・私のスペック。 兵庫の私立高校出身で東京の国立の大学生。現在大阪の実家に帰省中。 特にお金が必要なわけではなく、社会経験的な意味合いが強い。 アルバイト経験の自覚はあんまりないけれど、 大学のTA、学内調査での学生スタッフ、大学生協内での単発バイト、センター試験の廊下要員 という大学内での経験はあります。 ・9/8 http://shotworks.yahoo.co.jp/sw/detail/R000038231 このページを親に見せられて、19時までに着くように出かける。 しかし登録会とかいうのは終わっていた。 梅田は懐かしいなぁとだけ思いながら帰る。 時間90分、交通費560円 ・9/9 http://www.nextlevel2008.com/?page=page26 18時の会に参加する。参加者は20名程度で満席。 http://i.gyazo.com/fa717abcca9b398b9119822d0d083043.png まず登録システムのご案内という紙が配られて、ちんたらした説明を受ける。 説明後に一人だけ不満だったようで帰った。 私も疑問点があって、交通費に関する概念。これはつまり、日雇い労働者は全員梅田に住んでいる扱いということなのかなと。こういうもんなの??? 給与受け取りに関する交通費は出ないので実質的には2カ月後に給与受け取り??? メール送信によって、自分の連絡先等の情報を送る作業をする。 なおおそらくこの時にエントリーシート(A4サイズ3枚で2枚は誓約書で1枚は情報記入)も配られるはずだと思うが、担当者のミスで配られず、全員ぽかーんとしている時間が結構あり エントリーシートをチェックする次の担当者が、登録システムの説明をしていた担当者に怒りを露わにしていた。 エントリーシートは個人情報の他には、パソコンが使えるか、運転免許の有無の欄があったり また得意不得意に関しても一言だけ書く欄があったので、得意:頭脳労働、不得意:肉体労働 と書きました。 書き終わったら列に並んで、確認してもらう。 テニスやってました、とか書いた人は、錦織の話題などを話していた。 確認後、明日が暇である人は別の受付で仕事の案内を受ける。 私のエントリーシートに関しては一切の会話もなくOKを貰い、明日は暇であると答える。 そう答えるためにわざわざこんなところに来たわけですからねと自分に言い聞かせます。 (あとエントリーシート提出する前に写真とっとけばよかったなとか思ったりしました) そして、体力はないので肉体労働以外で、と答えてリストを出される。 以下はその時のリストではないが、リストのイメージは以下の通り 【淀川区/8:00-17:00】運搬・手元作業 【JR天王寺駅/8:30-17:00】運搬・手元作業 【地下鉄八尾南駅/8:30-17:30】運搬・手元・片付け作業 【地下鉄 心斎橋駅/6:00-9:00】搬出作業 【JR 住道駅/8:00-17:00】手元作業 【JR 久宝寺駅/8:00-17:00】工場内作業 【JR加島駅/8:20-12:00】搬出作業 【JR住吉駅(神戸)/9:00-17:00】搬入出・手元作業 【阪急川西能勢口駅/10:00-15:00】搬入手元 【泉北高速深井駅/9:00-12:00】搬出作業 【JR鷹取駅/9:00-16:00】搬出作業 【地下鉄 喜連瓜破駅/9:00-17:00】仕分け作業 【阪急塚口駅/9:00-16:00】大工さんの手元・補助作業 【地下鉄 新森古市駅/9:30-17:30】着ぐるみスタッフ 【南海二色浜駅/9:30-17:30】着ぐるみスタッフ 【南海湊駅/11:00-15:30】自動販売機の設置補助 【地下鉄門真南駅/13:00-17:00】搬入・整理作業 【JR大阪駅/20:30-24:00】店舗什器の搬入作業 【JR大和小泉駅/21:00-30:00】店舗の陳列棚の分解補助 そしてその時の私の印象としては、このリスト見せられてどれがいい?って言われてもさっぱり分かんないな、という。 とりあえず担当者が他の人の相手をしている間に慣れてないスマフォでググりまくる。 そして選んだのは以下。 【労働通知書】 明日9月10日のお仕事の詳細です。 時給820円+B作業手当 人数:1 業者名:※※※ 業者担当者:※※※ 業者担当者TEL:※※※ 現場住所:地下鉄 ※※※駅 時間:09:00~12:00 スタッフ集合場所:地下鉄 ※※※駅 スタッフ集合時刻:08:25 業者集合場所:地下鉄 ※※※駅 業者集合時刻:08:25 作業内容:配送助手 持ち物:軍手 カッター 服装等:作業しやすい服装(ジーパン・ジャージ・スウェット NG) 注意事項:駅に到着しましたら業者担当者に電話して合流して下さい。※解散は ※※※になります。 _________________________ 当該労働条件は業務がある日ごとに当社とあなたが雇用契約を結ぶ、 「日雇い」「日々雇用」などと呼ばれる雇用形態により定められた内容です。 あなたには雇用保険、健康保険、厚生年金保険の適用はなく、 労働基準法第20条(解雇の予告)なども適用されません。 14回目の就業までは、労働基準法第21条第1項第4号の試の使用期間としま す(見習い回数とは別のものです)。 1日8時間を越える就業が最大15時間あることがあり、 当該就業の月あたりの上限時間は80時間です。 その他の事項については、登録時の労働条件説明書類の定めによります。 上記内容にて労働条件を通知します。 株式会社ネクストレベル Tel:06-6371-6203 大阪府大阪市北区芝田1-10-10 芝田グランドビル 12F 通信欄:扶養控除申告書を未提出の方は、提出してください。 そして家に帰ります。 時間3時間、交通費560円 あとコンビニで軍手を購入しました。350円。 これ安いやつの方がよかったと思う。手袋の中で皮膚が引っかかって痛い感じする。 ・9/10 起床メールとかも送る。 出発メールを送ったら返事がコレ 相手「すみません、出発少しお待ちください ご自宅の最寄駅はどちらでしょうか?」 私の内心(書いただろ?なんで把握してないの?馬鹿なの?) 相手「申し訳ありません (実家の近所)のお仕事がキャンセルとなってしまいました (聞いたことのない地名)でのお仕事が午前中までであるのですが 入って頂けませんか?」 私「仕事内容は何でしょうか。」(は??????????????????しかも少しお待ちくださいって書くよりも前にそれって分かってたの????そしてそれ他の日雇い労働者が欠席したってことだよね) 相手「荷降ろしになります こちらが詳細となります どうしても、人が足りませんのでお願い出来ませんか? 【労働通知書】 お疲れ様です、ネクストレベルです。 本日9月10日(水)のお仕事の詳細です。 時給820円+B作業手当 確認が出来ましたらご返信下さい。 人数:2 業者名:※※※※ 業者担当者:※※※※ 業者担当者TEL:※※※※ 現場住所:門真市※※※※ 時間:08:00~11:00 スタッフ集合場所:京阪 ※※※※ スタッフ集合時刻:07:30 業者集合場所:現地住所 業者集合時刻:07:45 作業内容:荷降ろし 持ち物:軍手 カッター 服装等:作業しやすい服装(ジャージ・スウェット・短パン・派手な服装 NG)長袖 注意事項:駅到着後、スタッフ同士合流し現地へ向い担当者様に連絡し合流して 下さい」 私「時間は到着後から12時くらいまでと解釈していいのでしょうか」 相手「到着から終わりは遅くても12時には終わります!お願い出来ますか?」 私「では行ってみます。」 相手「有難うございますどのくらいに駅に着きそうでしょうか?」 私「9:00くらいだと思います。到着した後はどうすればよいのでしょうか」 相手「現地へ直接向かって下さい! 現地付近にて担当者様に連絡し合流をお願いします 駅に着きましたら、事務所にメールで結構ですので 御連絡をおねがいします」 私、駅についてメール+電話(通話料の発生である) 相手「駅にてタクシーで現地へ向って下さい!!」 さて知らない駅に来たのであるが、出口から降りて、交通量の多いところでタクシーを探す、が空車のタクシーが全然見つからない。 何度か電話でやりとりをした後に、駅の反対側の出口にはタクシー乗り場があるよって言われる。 こんな駅にもタクシー乗り場があるのかというのと、出口に関する運のなさだった。 相手「終了時間なのですが 他の作業から人でを回されているらしく 遅れ気味の様ですので 残業が少し入ると思います 申し訳ありませんが 対応可能な時間までで大丈夫ですので 出来るだけ対応して頂けますか? 宜しくお願いします。」 10時前に代打の日雇い労働者が2人到着。もともとは8時に2名だったはずで、業者担当者は派遣会社(っていうの?)に対して不機嫌 作業内容は、コンテナの中の大量の段ボールの荷降ろし 段ボールには番号のあるシールが貼ってあり、同じ番号のものをパレットの上にきれいに積み上げ直して、業者さんはフォークリストでパレットを倉庫内に移動する、をずっとくりかえす。 それが終わったらコンテナの中を箒で掃除した。 そして倉庫の中でも段ボールを少し運んだりした。 12時からは業者さんたちがお昼休みに入るので、それで終わり。 段ボールは重かったので肉体労働だと思った。 もう一人の男の子に、こういう仕事ってよくしますかって聞いたら、疲れるからあんまりしないって言ってた。 ジムとかいって良質な環境でお金払って運動するか、狭く奥深いコンテナの中という環境でお金貰って運動するかって感じだと思う。 時間5時間、交通費1020円+760円+通話料(普段は毎月0円) そんな感じ。 現在の出費、3250円。回収可能、490×2+760+900×2=3540円 回収にかかるお金560円 時給マイナス27円くらいかしら。 いちいちとりにいくのめんどくさいなって思ってるのでまだまだ自分の人生に無関心だなって思う。