はてなキーワード: 三橋貴明とは
「言葉遣いが悪い」「子供に真似してほしくない」といった否定の声が上がっているけれど、言葉遣いの問題なんてたいした可燃性はない。実際今回の流行語大賞では「ゲス不倫」というとても綺麗とは言い難い言葉が選ばれているけれど、それが言及されるのは「日本死ね」はいかがかという話題のついでに触れられる程度で、まったく燃えていない。反発を招いている根っこは言葉遣いにはなく、わかりやすく攻撃できる箇所として言葉遣いの汚さが選ばれていると見るべきだ。
根っこにあるのは党派の対立であり、右翼たちの反発を招くポイントが含まれているがゆえに右翼たちによって燃やされているのだ。
そしてふたつめは野党に利用されたという点だ。
右翼たちは愛国を掲げている。日本は素晴らしい国であり、日本が攻撃されることは許せない。
そんな右翼たちにとって、「日本死ね」は感情的に反発せざるをえないフレーズだったのだ。
石原慎太郎氏は件の増田に対し「こういうこと言うんだったら韓国でも中国でも行ったらいいんだよ」と発言している。また、流行語に選ばれたあとのネットの反応に「日本死ねがいいんだったら韓国死ねもいいのか」というものが見受けられた。
元々の話題が日本の保育行政、待機児童問題であったはずのものに対して韓国の名前が出されるというのはかなり唐突に感じる。
しかし、日本死ね→反日→韓国という連想ゲームがなされたのだと考えると非常に自然に理解できる。
元は単なるネット上での話題に過ぎなかったものが民主党(当時)の山尾志桜里氏が国会で取り上げたことで全国区の話題となり、流行語大賞において受賞者に選ばれたのも山尾志桜里氏であるというのも重要なポイントだ。
右翼たちにとって民主党(民進党)は敵である。敵が手柄を上げてニコニコしているというのはこれはもう大いに気に食わない。少しでも攻撃できる箇所があるなら叩かずにはいられないだろう。
ここで議論の発端となったつるの剛士氏のツイートを見てみよう。
@takeshi_tsuruno
(´・ω・`)oO(『保育園落ちた日本死ね』が流行語。。しかもこんな汚い言葉に国会議員が満面の笑みで登壇、授与って。なんだか日本人としても親としても僕はとても悲しい気持ちになりました。きっともっと選ばれるべき言葉や、神ってる流行あったよね。。
皆さんは如何ですか?#流行語大賞
ここで批判の対象となっているのはまさに山尾氏である。これは「民進党叩きツイート」であり、であるがゆえに民進党を叩きたいネットユーザーたちが共感を示し「炎上」に至ったのだ。
と、ここでこう疑問に思う人がいるだろう。つるの剛士は別に右翼じゃないし、党派性から民進党叩きしてるわけじゃなくて素朴な感想を書いてるだけでしょ、と。
確かにつるの剛士氏は右翼として認識されているタレントではない。しかし、彼は右翼言説の影響を大いに受けているはずだ。
以下に彼がツイッターでフォローしているアカウントの一部を列挙する。
・百田尚樹
・高須克弥
・西村幸祐
・山際澄夫
・石平太郎
・石井孝明
・三橋貴明
・竹田恒泰
はっきり言ってこいつをフォローしてるのは一発アウトだろと思うような偏った人物が何人もフォローされており、表に露骨に出さないだけで相当に右翼言説の影響を受けていると推測されるし、彼が中立の立場からモノを見ているとみなすことは難しい。ツイートにわざわざ「日本人としても」などというフレーズが差し込まれているのは右翼言説の影響なのだろうか…と穿った見方もしたくなる。
そして、左翼たちからすると関心の重点は待機児童問題にあり、言葉遣いが悪いだのなんだのいう論点はまったく本質的でない、もっともらしいだけのただの難癖に感じられる。件の増田の怒りに対して共感を覚えるがゆえに言葉遣いがどうのといって怒りが相対化されることが非人間的に感じられる。例えばいじめの被害者が加害者を殴ったら暴力はいけないと言われる場合のように。
だから左翼は左翼で「日本死ね」叩きには反発をするし、左右で殴り合いになるのだ。
俺はネットでのクソの投げつけ合いが大好きだからこういうガソリンみたいなエントリを書いてるけど、建前ではこんな話はくだらなくて待機児童問題の解決こそが大事だよなーと思います。
ドナルド・トランプ|三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」Powered by Ameba
というわけで、恐らくほとんどの政治家がトランプ発言を受けて、「これで、トランプは支持を失う」と予想したと思いますが、逆に支持率が上がってしまったというのが、現在のアメリカの「現実」というわけです。
厳密に書くと、「共和党支持者」における支持率が上昇したわけですが、いずれにせよ以前のように「多民族が多文化共生」「人種のサラダボウル」といった価値観が、本家本元のアメリカですら受け入れられなくなりつつあるのかも知れません。
アホか。何が「アメリカの「現実」だ。「本家本元のアメリカですら〜」だ。いくらなんでも分析が小学生レベル。
ドナルド・トランプが共和党内でなぜ圧倒的に支持されているのかというと、「共和党内部の候補者争い」にステ全振りしてるからだ。
トランプ以外の他の共和党候補者は候補者指名後の本選挙を睨んでいる。
共和党内部の白人至上主義者たちの票をいくら集めたところで、移民国家アメリカの大統領選挙じゃ勝てない。
大統領選とは、あたりまえだけど、「共和党」+「民主党」+「その他」で行われるものだからだ。
この「その他」の部分が重要で、大統領選は事実上、「共和党にも民主党にも属さない浮動票をどれだけ集められるか」にかかっているといってもいい。
なので、共和党だろうと民主党だろうと「浮動票」集めに必死で互いに気を使っているんだけど、トランプは全然そんなこと考えずに全力で共和党の支持だけを求めにいってる。
そのための手段が「メキシコに万里の長城をつくれ」などの過激な差別主義的発言だ。
こんなことはまず他の共和党候補者には言えない。浮動票を持つ人々が見れば「なんだこのバカは」と一発で失望するのは明らかだ。
他の候補者にはできないラジカルな発言をすればするほど共和党員は「トランプさんは正直でおもしろい」と考え、他の候補者を「うわっつらだけの臆病者」とみなすようになる。
開き直って差別的な発言をやるやつが「正直もので気持ちがいい」と支持を集める現象は日本でもありますね。
たぶん、他の共和党候補者からみたら荒らしみたいなものだろう。
自分たちは必死で大統領選挙選のために政治的にギリギリ正しい線を守るのに苦労しているのに、トランプはそれを根本から否定して、票をぶんどっていく。
トランプは後先なんて考えていない。元々、大統領選放棄の常習犯だ。今回ももしかしたら候補者指名直前になって「やーめた」と言い出すかもしれない。
しかも、トランプのせいで本来なら出せてたはずの「正統な」(トランプの基盤は元来共和党にない)候補者を本選に指名できなくなるのだから、共和党にとってこんな迷惑な話はない。
走り書きだけど
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12072474832.html
●我が国の国債金利は世界最低の水準で(世界最低はスイス)、日銀が国債を買い取っている以上、財政破綻(政府の債務不履行)は起きえない
→日銀が国債買い取っているけど、これ自社株買いみたいな感じ。以前の記事で「パックマンの口が開いている」(それだけ国債が日銀に買い上げられて、国債不足になっている!)という、別種の問題が発生している。
●日本国家の対外純資産は360兆円規模で、世界最大。日本は統計的に「世界一のお金持ち国家」
→円安による対外資産増加の影響もあるけど。日本国に属するありとあらゆる主体を合算するとそうなる
●日本の財政赤字、政府の負債(国の借金でも、日本の借金でもありません)が増えているのは、デフレで名目GDPが十分に成長せず、税収が減っているため
→名目GDP=物価変動を除いた部分。ここ最近は、消費税増税分だけ多少物価が上がった→GDPが増えた(棒 程度
●日本の社会保障支出の増加1.2兆円/年は、税収弾性値を無視しても、名目(実質ではありません)GDPが3%成長すれば、普通に賄える(税収増による)
→ 昨年度1年間の名目GDPは490.8兆円。ということは、ざっと14〜15兆円程度の成長が必要?
●デフレは「総需要の不足」であり、貨幣現象(定義不明)ではない。デフレから脱却するためには、総需要拡大策が必要
→名目GDPは「物価変動を除く」だからより多くのものが売れる必要がある。
ただし、貨幣が十分あっても欲しいものがなければ、買おうと思っても手元のお金が減ることに抵抗があれば需要なんて起きない。
●消費税は、税制の性質上、消費性向が高い低所得者層の税率が高くなる(いわゆる逆累進課税)
→これが深刻。低所得者層が生活できなくなる。というのもあるけど、団塊世代の労働者人口→高齢者への移行にともないストック(現預金などの純資産)を大量に持っているが、フロー(収入)が少なくなりがちな人が増えているという点でも深刻。
●4-6月期の経済成長率(実質GDPの対前期比%)はマイナス。さらに7-9月期もマイナスになる可能性が高い。すなわち、現在の日本はリセッションに突入している可能性が高く、理由は昨年の消費税増税。
(デフレギャップがGDPの1.7%ほどある)というわけで、日本が、
●10兆円規模のデフレギャップを抱えている
というわけで、代替案ならぬ「解」は、
●10兆円規模の補正予算を組み、直近のデフレギャップを埋める
●整備新幹線やリニア新幹線、ILCといった、将来の生産性向上をもたらす長期投資を実施することで、土木・建築産業の雇用拡大、投資増強を促進し、土木・建築サービスの供給能力を高める
→財源はどこよ?といったら、国債。ものすごい勢いで日銀が買い取ってて、民間金融機関が国債欠乏症になっているんで、逆にありがたがられるかもしれない?!。赤字国債がだめなら建設国債とか。
また、ここまで大規模な土木工事の発注は、行政府でもないと困難。
●消費税については再増税は凍結。可能であれば、5%に戻す。消費減税が難しければ、消費性向が高い低所得者層に所得減税を実施する
→これ、消費税自体が、最近の現実ってMMOのゲームのゲームバランスをかえって悪化させているような気が済んだけどね・・・。
ここまで注釈。
ここから自説。
今の日本国における経済情勢は、ゲームバランスの調整を間違えて、延々とクソ修正やアホイベントを繰り返しているクソゲーと化しています。
市場内に存在するお金が余っているものの、多くのプレーヤーがあまり使いたがりません。
結局は、一個人や一企業(ないし企業集団)では解決できないほどゲームバランスが崩壊しており、かつその中で、各プレイヤーが
合理的な行動をすればするほど合成の誤謬とか、ゲーム理論の基本例みたいな事態が起こっている。
具体的に言えば、個人や企業が支出を減らせば減らすほど各自の手元現金が多く残るが、それをみんなが一斉にやると
各自の勤め先や取引先の売り上げが減るので、巡り巡って自分の収入を減らす。ってことになる。
だったらゲームバランスを調整。と。
SSクラス 江藤淳、柄谷行人、廣松歩、栗本慎一郎、谷沢永一、村上泰亮、中村元
Sクラス 小室直樹、浅田彰、福田和也、渡部昇一、呉英智、蓮實重彦、永井陽之助、中村雄二郎、すが秀実、佐伯啓思、高澤秀次、筒井康隆、小谷野敦、菅野覚明、養老孟司 見田宗介、佐藤誠三郎、大森荘蔵、西部邁
Aクラス 丸山眞男、吉本隆明、長谷川三千子、丸山圭三郎、橋本治、村上陽一郎、佐藤優、松岡正剛、伊藤貫、猪木武徳、坂部恵、坂本多加雄、大澤真幸、中川八洋、永井均、野矢茂樹、小浜逸郎、飯田隆、河合隼雄、片岡鉄哉、鎌田東二、梅棹忠夫、竹内洋、山本夏彦、山口昌哉、入江隆則、
Bクラス 猪瀬直樹、坪内祐三、中沢新一、御厨貴、橋爪大三郎、鷲田清一、北岡伸一、池田清彦、中西輝政、立花隆、山本七平、宮台真司、桶谷秀昭、宮崎哲弥、司馬遼太郎、古田博司、市川浩、東谷暁、苅谷剛彦、秋山駿、関岡英之、加藤尚武、浅羽通明、松原隆一郎、東浩紀
Cクラス 中島岳志、鎌田哲哉、兵頭二十八、内田樹、森本敏、村上龍、西尾幹二、仲正昌樹、大江健三郎、齋藤孝、森岡正博、富岡幸一郎、小泉義之、井沢元彦、桝添要一、中西寛、中島義道、鄭大均、山内昌之、村田晃嗣、山形浩生、林道義、松本健一
Dクラス 斎藤環、福岡伸一、副島隆彦、榊原英資、梅原猛、寺島実郎、佐藤健志、大塚英志、五木寛之、笠井潔、潮匡人、高橋源一郎、岸田秀、山田昌弘、竹中平蔵、池田信夫、萱野稔人、大川隆寛、大森望、櫻田淳、上田紀行、手嶋龍一、和田秀樹、藤原正彦、中野剛志
Eクラス 佐々木中、村上春樹、三橋貴明、田原総一郎、木村太郎、池上彰、竹田恒泰、切通理作、島田雅彦、酒井信、夏野剛、苫米地英人、上野千鶴子、姜尚中、鷲田小爾太、竹田青嗣、小阪修平、佐藤亜紀、
Fクラス 糸井重里、加藤典洋、中上健次、勢古浩爾、北田暁大、藤原和博、小熊英二、佐々木俊尚、西條剛央、玄田有史、城繁幸、茂木健一郎、岩田温、千葉雅也、岡田斗司夫
Gクラス 小林よしのり、宇野常寛、勝谷誠彦、荻上チキ、鈴木謙介、勝間和代、伊坂幸太郎、濱野智史、赤木智弘、坂本龍一、いとうせいこう、上杉隆、酒井順子
Hクラス みのもんた、久米宏、古舘伊知郎、ハマコー、太田光、水道橋博士、テリー伊藤、リリー・フランキー、コシミズ、香山リカ、森永卓郎、ホリエモン、津田大介、ひろゆき、中村うさぎ、雨宮処凛、桜井誠
http://www.youtube.com/watch?v=2O3O-prw1OA
【東京都知事選挙】三橋貴明より、デマと口撃に淫する人達へ[桜H26/2/12]
いやー、都知事選終わってからの「チャンネル桜」はおもしろいねー。最高に笑った。
さてさて、上の動画の要点をまとめると:
1)田母神閣下が自民党の公認を得られなかったのは選対のせいである、という悪質なデマが回っている。
2)また、選対に戦略がなかった等ということを動画配信なりで言っている「アンチ」が存在する。
4)それにしても彼らは恥を知るべきだ。彼らのやってることは韓国人と同じだ。告訴するニダ!
ということです。まあ、それ以上のことはそんなに言っていない。
☆
まあね、こうした攻撃もじつは身から出た錆なんですよ。いわゆるブーメランですね。今回はブーメラン三本立てです。例えば、次の発言をとりあげましょう。
ネット上だって言論の自由は無責任に許されているわけではありません。法律とか常識とか社会通念ってのは当然あるわけです。人を嘘つき呼ばわりするんだったら、しかも公衆の面前だからね、ツイッターってことは。それはそれなりの責任伴うんですよ。(動画5:10頃)
と三橋氏は吠えている。でもね、選挙に負けたのですからそんなこともあるでしょう。ことさら問題にすることではありません。しかし三橋氏は今後のネット言論を制約しようとして追及していますが、これこそまさに入り口で議論を封じるサヨクの常套手段でしょう。……えっと、これは田母神大先生の次のツイートを応用したものですね。
百田尚樹さんが田母神の応援演説で「人間のくず」と言ったことに対しサヨクが執拗に追求している。選挙ですからそんなこともあるでしょう。ことさら問題にすることではない。しかし彼らは今後の百田さんの言論活動を制約しようとして追求している。入り口で議論を封じるサヨクの常套手段です。(https://twitter.com/toshio_tamogami/status/432792785217789953)
あなたたちの大元帥が使っている論法なのだから、同じように使っても構わないですよね? ブーメラン一つ目。
☆
次はこんなやりとり。
三橋──結局これは何かに似ていると思いませんか? ある国。
──もしかして海の向こうのあの国ですか?
三橋──似てるでしょ、これ。
「アンチ」とはいえ、自分たちをもともとは応援してくれてたからこそ、責任を問うているわけでしょう? それを、この業界では最大の侮辱語である「韓国」と形容する。やれやれ(笑)。次の個所なんかでも。
ようはアンチの人たちって言うのは、こちらがどれだけ真摯に説明して対応してもですね、それ自体をネタにしてまた攻撃してきます。かならず。(…)ほんとに真摯に反省してほしいと思うんだったら直接電話してくりゃいいんですよ、ここに。あるいは選対本部にね。ところがそれをわざわざインターネットで書くわけ。あるいは動画とかで配信するわけ。それはね、生贄をつくって攻撃することで、自分を浮き立たせようとする極めて悪質な考え方なんですね。(…)それにしてもネット上で浮かれかえってですね、選挙対策本部とかですね、本部長とかね、田母神さんとかね攻撃している人たちは恥を知れ! 韓国人とやってることが同じ。ほんとに。(7:30頃-)
こうやって近隣国を差別するような言葉遣いしているから、あなたたち受け入れられないんですよ。まあそういった根本問題はともかく、三橋氏の言葉の端々から、標的の一人がKAZUYA氏(参考:http://www.youtube.com/watch?v=esaEPq1_0zA)であることが明らかなわけだけど、三橋氏によればKAZUYA氏は「不逞鮮人」なわけですね。いやー、内ゲバっすねー。ちなみにだけど、「ほんとに真摯に反省してほしいと思うんだったら直接電話してくりゃいいんですよ、ここに。あるいは選対本部にね。」という三橋氏の言葉はほんとに正論ですよ。そういうことは影でコソコソやったほうがいいですね。でも、それだったら自分もKAZUYA氏に直接電話すりゃいいのにね。ブーメラン二つ目。
☆
例えば三橋は田母神陣営が安倍さんに電話して断られたと。自民党も立てますから、って。…というはなしを書いたでしょ。そしたら、「証拠を見せろ」と。何、証拠って? 証拠を見せないってことは三橋は嘘つきだっていうんだけど、このやり方はね、みなさんが大嫌いなマスコミと同じだよ(怒)。 (9:00前後)
……いや、従軍慰安婦問題で「証拠見せろ証拠見せろ」って言ってきた自分たちの論法が自分たちに帰って来てるだけですやん、っていう。ブーメラン三つ目。結局のところ、詭弁使いに詭弁が帰って来てるだけなんですね。こんなことしてると自分たちの勢力が減る一方なのになんでこんな下策を行っているんだろう、と考えてたら、ある集団を思い出した。連合赤軍ですね。自分たちに反対する者に対しては粛清を繰り返すっていうね。でも、KAZUYA氏の例の動画に対しては、 「高評価2,278/低評価92」なんだから、事実を見て客観的に分析したほうがいいですよという無用なお節介を焼いておく。
http://www.youtube.com/watch?v=esaEPq1_0zA
上の動画を見た。おおいに笑った。とくに次の個所。
まずね、根本的な大問題。戦略がなかった。[…]戦略がないってね、脚本書かずに映画とるみたいなもんなんですよ。組織がないなら、組織がある人以上に頭を使う必要がありますよね。[…](田母神氏の選対をつとめた水島総は)軍師タイプの方ではないんですね。どちらかといえばね、武闘派ですよ。三国志で譬えるなら孔明のポジションに張飛がいるようなものです。
ようするに、水島総はバカだって言ってるわけです。まあ、おっしゃる通りなのでしょうが、それにしても「映画」のハナシをもってくるあたりはKAZUYA氏も面白いね。一応、水島氏は「映画監督」でもありますから(笑)。次の個所もよかったです。
公式Youtubeチャンネルをつくって田母神としおをアピールする短めの動画を作った方がいいんじゃないですか、ってね、まあ選挙スタッフの知り合いの方に言ったんですよ。そしたら「あ~、いいっすね~」ってすぐに採りいれてくれたんです。さっそく公式チャンネルがつくられて、動画がUPされたんですけど、候補者って誰でしたっけ? 田母神さんですよね。記念すべき一番目の動画ね、これね、水島さんの動画なんです。これね、ぼくね、パソコンの前で、「新婚さんいらっしゃい」の時の桂三枝並のズッコケ方をしましたね。
上の言葉とあわせて総合してみると、水島氏は目立ちたがりのおバカさんで田母神氏の足を引っ張っていただけとKAZUYA氏は言っているわけでしょう。いや、それどころか、チャンネル桜の存在自体が問題だったってことでしょう。KAZUYAという、これまた付焼刃の知識(動画中にあった『孫子』からの引用には失笑した)を切り貼りしているだけの若者にこれだけ罵倒された水島氏がどのように反応するのか、正直なところ今から楽しみです。それにしても田母神氏もたいへんだねえ。でも、これは自業自得でもあるよ。けっきょく最終権限はご自身にあるのでしょうから。選挙人事も、航空幕僚長として航空自衛隊五万人を指揮していたのと同じ要領で、できていたらよかったのにね。
☆
で、他方水島氏についてですが、こちらで選挙について反省なさっています。
http://www.youtube.com/watch?v=I7hUXVmOPwM
http://www.youtube.com/watch?v=JlFU5DWXsy8
【桜プロジェクト】東京都知事選スペシャル[桜H26/2/10]
水島氏は「軍師タイプ」でもないのにあいかわらず「司会役」をつとめていますが(注:基本的にこうした企画では水島社長が司会をしています)、ご本人も(お目出度いことに、と言うべきか)選挙が終わった後に、KAZUYA氏が言っているようなことご自覚なさったようですね。
ところで、この討論会は支離滅裂でじつに面白い。田母神支持率が6%から12%に上ったことを喜んだかと思えば、大雪の中田母神に投票してくれた61万票は「堅い支持層」であると言ってみたり(フツーに考えて、堅い支持層をたった一ヶ月で6%も上乗せして作れるはずないでしょ)、三橋貴明氏が「自分も選挙にでたことガー」で珍説をぶちはじめたかと思えば、大高未貴氏は「李登輝のように、目的を隠しながら国民党に潜り込んで…」といった国民をバカにしたスパイまがい、あるいは革命思想を奨励したり等々……。で、こうした方々が田母神陣営であったということはKAZUYA氏の主張とは逆に、もっと国民に知らしめていくべきだろうと思う。「イメージが悪くなる」って? 選挙終わったんだし、もういいでしょ。実際のはなしなんだから。で、それで日の丸掲げて「国民運動」しましょう。おまつりワッショイ♪
ちなみに私見では、田母神氏の敗因は、KAZUYA氏や三橋氏が主張するように、ノンポリ層にアピールすることが出来なかったからではないと思う。「アピールしてなお拙かった」のである。「自分の意見は正しかったけど浸透しなかった」ていう言い訳は、むしろ共産党がよくやる手口でしょう? ようするに、政策レベルでもダメだった、てこと。三橋氏は一応「エコノミスト」であるだけあって、するどいところもある。安倍のグローバル化を促進させる「構造改革」、ぶっちゃければ新自由主義への批判をより大々的に展開して、「政治的には右、経済的には左」という路線を明確化して強調したほうがよかったのではないか。……ちなみに、その典型は歴史上、ナチスではないかと私は思うのだけれども。以上。
http://www.news-postseven.com/archives/20110506_18794.html
【書評】『サムスン栄えて不幸になる韓国経済』(三橋貴明/青春出版社/1575円)
「一歩路地に入ると、昭和30年代のような時代に取り残された店舗がたくさん残っている。先進国と途上国が同居しているのだ。また、いまの韓国経済には、多様性がない。自動車は現代と起亜ばかりだし、家電製品はサムスンとLGばかりだ。だから、数少ない大企業に勤められれば天国だが、それを逃すと貧困が待ち受けている。」
で、韓国人連中は、自分たちが不幸な理由を日本人のせいにしているわけだ。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0627&f=national_0627_048.shtml
韓国の青少年「天安艦事件の主犯は北朝鮮だが、韓国の主敵は日本」 - サーチナ
「『韓国の主敵』として、日本を挙げた青少年が44.5%でもっとも多かった。それに次いで北朝鮮が22.1%、米国が19.9%、中国が12.8%の順だった。」
自民党政権下では円高により購買力が上がり、内需が拡大するものとしてよいものとして扱っていた。典型的なのは三橋貴明。円高がよい理由を物語形式で書いた。全文は以下のサイトに載っている。
主張は例えば作中人物の次のような言葉に現れている。
「まあ、輸出企業が厳しいのは、円高よりも世界的な需要の縮小のほうが原因としては大きいと思うけど、だからこそ、世界中の政府が財政支出をして景気を下支えしようとしている。そんなときに、日本だけが何もしないわけにはいかないよ。なにしろ円高という日本の内需に対する絶好の追い風が吹いているんだから。
だいたいサブプライム危機やリーマン・ショックで、主立った国はみんな借金頼みの不動産バブルや株式バブルが崩壊して、内需がボロボロになってるんだ。そんななかで、幸運なことに日本の内需はそれほど痛めつけられていないうえ、もともと規模が世界で2番目に大きいんだよ。内需を拡大させて、輸出よりもむしろ輸入を拡大して、世界経済復活のために貢献する。これこそが世界経済に対する日本の義務であり、いま、日本がやるべきことだと思うよ」
その後の物語の展開でも日本経済は回復していた。作中では1ドル70円代になったけど、最終的には日本経済は回復したと書いてるんだぜ。それなのに民主党政権になると・・・
公約とし た財源確保のために血道をあげる一方、デフレと円高に対して有効な手を打てないままの 民主党政権の無策により、景気の「二番底」が現実のものとなる気配も見られる日本経済 の行方についてお話いただきます。
開いた口がふさがらない。同じ人物の言葉とは思えない。未だに1ドル80円代なんですが・・・・前々から思っていたけど、円高に対する右寄りの人たちの態度がコロコロ変わりすぎだろ。自分の考えの元自民党を支持するのはいいけど、こういうのはどうみてもまず自民党支持ありきです。きっと今も麻生政権だったら、円高を喜んでいたんだろうな。そんな自民党にしっぽ振ってなにが楽しいのだろう?
三橋貴明が上の奴を書いたころはほんと大変だったんだぜ。円高と交易条件の改善は関係がないっていってもわかってもらえなかった。それどころか三橋隆明の主張を批判しただけで、民主工作員認定されたからな。まったく呆れてものがいえない。