はてなキーワード: 安田記念とは
https://anond.hatelabo.jp/20201206114053
(出来事)
1981 ジャパンカップ創設(メアジードーツが第1回の勝馬となる)
天皇賞秋の距離短縮(距離短縮後、ミスターシービーが最初の勝馬となる)
カツラギエースが日本調教馬として初めてジャパンカップを制覇する
ハッピープログレス(及び翌年のニホンピロウイナー)が本年からG1に格付けされた安田記念を勝利し、短距離路線の名馬として評価を受ける(短距離路線の確立)
1985 プラザ合意
ニホンピロウイナーが1983年以来3年連続で最優秀スプリンターを受賞する
1987 皇太子夫妻(現・上皇上皇后)が東京競馬場に行啓し、天皇賞秋を観戦する(台覧競馬。勝馬はニッポーテイオー)
タマモクロスが史上初の天皇賞・春秋連覇(史上初の天皇賞2勝)を達成
オグリキャップが中央競馬に移籍し、好成績を挙げ、国民的人気を集める(1990年の有馬記念優勝を最後に引退)
東京優駿(日本ダービー)施行当日、196517名の中央競馬史上最高入場者数を記録(勝馬はアイネスフウジン)
社台ファームが種牡馬サンデーサイレンスをアメリカより輸入する
1991 降着制度導入(初の適用は1991年1月5日、中山競馬第8競走におけるミヤギノフジ(13着→15着)
メジロマックイーンが天皇賞秋において、1位に入選するも、進路妨害によって、18着(最下位)に降着(プレクラスニーが1着繰り上がりとなる)
1995 阪神淡路大震災
この年からJRAクラシフィケーション(旧フリーハンデ)がインターナショナルクラシフィケーションに基準を合わせることになる
1998 シーキングザパールがモーリス・ド・ゲスト賞を制し、日本調教馬として初めて海外G1を勝利する
タイキシャトルがマイルCSを連覇し、昨年のマイルCS以来、短距離G1を5連勝する
1999 エルコンドルパサーが日本調教馬として初めて凱旋門賞2着に入る
エルコンドルパサーが国内未出走ながら、選考委員会により年度代表馬に選出される
2000 チャンピオンズカップ(ジャパンカップダート)創設
テイエムオペラオーが年間無敗、重賞8連勝、古馬主要G1全勝(グランドスラム)を達成する
JRAによる企画「20世紀の名馬100」がファン投票により選出される(1位ナリタブライアン、2位スペシャルウィーク、3位オグリキャップ)
2001 アメリカ同時多発テロ事件
2002 中央競馬において馬番連勝単式馬券(連単)並びに馬番三連勝複式馬券(三連複)の発売開始
小泉純一郎内閣総理大臣が東京競馬場に来場し、東京優駿(日本ダービー)を観戦する(勝馬はタニノギムレット)
2003 シンボリクリスエスが2年連続で年度代表馬に選出される
2004 中央競馬において馬番三連勝単式馬券(三連単)の発売開始
この年限りで、抽選馬の抽選会における配布制度が取り止めとなる
天皇皇后が東京競馬場に行幸啓し、天皇賞秋を観戦する(天覧競馬。勝馬はヘヴンリーロマンス)
2006 ディープインパクトがIFHA発表の「トップ50ワールドリーディングホース」で125ポンドの評価を受け、日本調教馬(かつ日本生産馬)として初めて首位に立つ
2007 日本、ICSC(国際セリ名簿基準委員会)のパート1国に昇格
デルタブルースが日本調教馬として初めてメルボルンカップを制覇する
ウオッカの東京優駿(日本ダービー)を制覇(牝馬による東京優駿(日本ダービー)制覇はクリフジ以来64年ぶり)
皇太子(現・天皇)が東京競馬場に行啓し、東京優駿(日本ダービー)を観戦する(台覧競馬)
2008 ダイワスカーレットの有馬記念制覇(牝馬による有馬記念制覇は、トウメイ以来37年ぶり)
2011 東日本大震災/東京大賞典が地方競馬のレースとして初めて国際G1に格付けされる
ヴィクトワールピサが日本調教馬として初めてドバイワールドカップを制覇する
2012 天皇皇后(現・上皇上皇后)が東京競馬場に行幸啓し、天皇賞秋を観戦する(天覧競馬。勝馬はエイシンフラッシュ)
ロードカナロアが香港スプリント(G1)を連覇(また同年、安田記念を制し、昨年のマイルチャンピオンシップ以来、短距離G1を4連勝する)
2014 ジャスタウェイが日本調教馬(かつ日本生産馬)として初めてロンジンワールドベストレースホースランキングにおいてレーティング1位を占める
皇太子(現・天皇)が東京競馬場に行啓し、東京優駿(日本ダービー)を観戦する(台覧競馬。勝馬はワンアンドオンリー)
ジェンティルドンナが2012年以来、2度目の年度代表馬に選出される
2016 日本中央競馬会が仏・凱旋門賞において、日本国内で初めてとなる海外競馬の競走における勝馬投票券発売を実施する
モーリスが安田記念・マイルチャンピオンシップ・香港マイル・チャンピオンズマイルといった短距離G1(マイルG1)を4連勝する
2017 ホープフルステークスがG1に昇格する
コパノリッキーが東京大賞典に勝利し、G1級競走(GI・JpnI競走)の勝利では歴代最多となる11勝目を挙げる
2918 令和改元
安田記念が行われる日の東京競馬場を、友達と2人で歩いていた。
正直に年齢を答えると、
「ちょっと財布の中、見せてくれる?」
自分はまだ馬券を買っていなかったが、ツレが馬券を買っていて、サイフの中に入っていたのだ。
未成年者は馬券を買ってはダメだということを咎められ、ツレも含めて住所や連絡先、氏名、学校を記載させられた。
すごいペンを持つ手が震えていて、まともに書こうと思っても書けなかったことを覚えている。
その上で、自宅に電話をかけられた。
お子さんが競馬場に行っていることを知っているか?未成年は馬券を買っちゃいけないから、ちゃんと注意してね、といった趣旨のことを電話で親に告げていたように思う。
その後、「今日は、どうする?もう帰る?」と聞かれたので「帰ります」と告げて、警官と別れたのち、帰らず、最終レースまで競馬場で観戦した。
ゴール板の前あたりで、競馬を観戦するでもなく、ウロウロとあたりを観察しているような奴がいたら、それは私服警官なので、要注意!ということを教えてあげたいね。
・モチーフとなった競走馬名はその時点では明かされていなかった。
・有志による馬名の推測が行われた。→あくまで推測であって、馬名が確定していた事実は一切ない。
・公開されていたキャラクター18名の内4名とは別の4名が登場した。
・4名の登場が控えられる形となった。
・改めて確定した初期18名のキャラクターのモチーフとなった馬名が公開された。(前述の推測は結果として高い確率で正解していた)
・現在登場するキャラについては許諾を得ているとの発言が出た。
・JRAとは他のアニメ作品とのようなコラボは行なっていない。
・ウマ娘はJRAと共に仕事をした。(2018年安田記念・CM撮影等)
・アニメとゲーム内でのレース名やコース名について全てJRAより許諾を得ている。
推測
・現在登場した60キャラクターのモチーフとなった競走馬の馬主の方々と、登場が控えられたキャラのモチーフとなった競走馬の馬主の方々などを有志が比較したところ、
特定の馬主が保有されている競走馬がモチーフとなったキャラはいないようである。
・ある時期から全て許諾を得ていると発言するようになった事から、それ以前には許諾を得ていなかった時期があった可能性が考えられる。
・いずれかの段階において、馬主の方々とは直接話をされたと考えられる。
・上述の推測される諸事情から特定の馬主との間には、許諾に関してなんらかのやり取りがあったとは思われる。
(事実として確定していないのに、さも事実であるかのように流布されている一部の)拡大解釈
・特定の馬主が保有されている競走馬がモチーフのキャラクターは今後登場することはない。
真っ赤な嘘
最初は舐めた態度で視聴してたんだけど、意外に作り手が本気だったことに気づき途中から正座視聴させられるやつー! だった。
SNSを見渡しても基本ポジティブな感想が多くて、成功裏に終わったと言っていいと思うけど、それは作り手がアニメに対しても競馬に対しても真面目だったからかな、と。
舐めてた俺が最初に「おっ」と思ったのはOPを見たとき。ゴルシワープ(2012年皐月賞。道中ほぼ最後方に居たゴールドシップは、最終コーナーで他馬が避けるほど荒れていた内ラチ沿いを猛然と突っ切って15頭ごぼう抜き。直線を向いたときは3番手に躍り出ていた。ゴルシを語る上で外せないレースのひとつ)が描かれていて、「ひょっとして……」と思って見返すとサビに入ってからの映像は各ウマ娘の名レース集になっていた(ダスカ:右回りかつ他馬をちぎっているので2008年有馬記念、ウオッカ:左回りで他馬を縫うように進んでいるので2009年安田記念、ゴルシ:前述どおり、テイオー:右回りかつ後ろにハヤヒデ+歓喜の涙で1993年有馬記念、マックイーン:右回りかつ雨ということで1990年の菊花賞か1993年の宝塚記念、スズカ:左回りかつ4角先頭+2番手3番手の勝負服から1998年天皇賞秋(の夢の向こう側))。
ただまあモデルとなった馬の有名レースぐらいはチェックするか、とその場は納得したんだけど、1話のラストで「日本一のウマ娘とは?」と問われたスズカが「見ている人に夢を与えられるような、そんなウマ娘」と答えたとき、これはひょっとして、と初めて期待を抱いた。
ところでウマ娘はコミカライズもされているが、アニメに先駆けて始まったそっちはレースメインじゃなくキャラの内面を掘り下げるような内容になっている(『STARTING GATE!』)。オグリが怖い先輩として誤解されたり、スズカやスペがエアグルーヴと模擬レースをしたりと史実からも離れている。アニメもそういったオリジナル色の強いコンテンツに仕上げる方向もあっただろうが、おそらくいろんな考えがあって98-99年の競馬界に即した内容となった。結果的に大正解だったわけだけど、アニメファンと競馬ファンの双方を満足させることが必達というかなり難しいお題に制作スタッフは挑むことにもなった。
1-3話、つまりスペがスピカに入って皐月賞に負けるまでかなりスピーディに展開する。1話スピカ加入まで、2話は新馬戦、3話ではきさらぎ賞と弥生、そしてなんと皐月まで行ってしまう。そして穴に向かって「お母ちゃんに勝ったところを見せてあげたかったのに……!」。競馬ファンとしては「ずいぶんと早いな」、「でもアニメとして考えるなら妥当なスピード感かな」、という感触。
新作アニメが毎クール大量に作られる昨今、3話までに一つの山ぐらいないと切られてしまうだろう(遅いぐらいか?)。ウマ娘はテンポよく世界観を示し、キャラとその目標を示し、初の挫折と復活を期す姿でそれに応えた。いずれもクオリティが高く見ていて純粋に楽しめた(1話のラストのように「来週デビュー戦だ」「ふぇ? え? え? うぇ!? う"ぇ!? えーっっっ!?」のように笑いとストーリーを混ぜ込みながら話を進行させる手腕は高く評価されていいと思う)。まずはアニメとして純粋に楽しめる代物を、という制作側の意気込みをしっかりと感じられた。
なら競馬ファンとして見た時どうだったのか。これも意外や意外、思わず反応したくなる小ネタ満載でしっかり満足できる出来だった。スペが初めてナマで目撃するレースはサイレンススズカ伝説の幕開けとなる1998年のバレンタインSで「分かってるじゃないか」と思わず愉悦顔になってしまうチョイス。解説は元中央ジョッキーで日曜の15時に競馬番組をつければだいたいパドック解説をやってるホソジュンこと細江純子がまさかの本人登場での担当だし、主人公たちが話している後ろではオグリが大食いを披露する。19世紀の伝説的名馬エクリプスをぶっこんできたと思えば、タイキがプール調教で鍛えたネタをしっかりと拾う。NHKマイルCにエルコンが出走するニュースはJRAのブランドCMを意識した作りだったし、スペシャルウィークが他のウマ娘を見たことがなかったという設定も母馬キャンペンガールが出産直後に亡くなったエピソードをしっかりと踏まえてきた(育ての親が外国人ぽいのは育成を担当したスタッフがニュージーランド人だったかららしい)。
しかもただエピソードを引っ張ってきて終わりではなく、しっかりとアニメのストーリーラインに落とし込むところが好感度大。特に良かったのは1999年の京都大賞典。スペシャルウィークは7着だったから無視するかなと思ったのにちゃんと取り込んだのを見たとき、思わず唸ってしまった。
先だって描かれた1999年宝塚記念。ここでスペシャルウィークはグラスワンダーの2着に敗れる。怪我から復帰したスズカにかかりっきりで上の空だったスペはグラスワンダーの本気の前に屈してしまうのだ。これは実際に凱旋門賞への挑戦を検討していたことやグラスワンダー主戦の的場のヒットマンぶりと連動しており、このネタの取り込みっぷりもすごいのだが、もっと凄いのはこのレースに敗れたスペが2度目の挫折と復活を穴に向かって叫んだ直後のレースが京都大賞典だ、という点だ。
復活を期すスペシャルウィーク。アニメ的な展開を考えれば、ここから上り調子で大願を成就するのが普通だろう。しかし史実では単勝1.8倍のまさかの7着。スペシャルウィークが唯一複勝圏はおろか掲示板も外したレースであり、アニメの流れの中では非常に扱いづらい。だから当然なかったことになるだろうと思っていた。と同時に、スペはお母ちゃんお母ちゃん言うけれど、基本的には実家でスペの応援してるだけだよなあでもまあトレセン学園に来るわけでもなし出番ないよなあと思っていた。そこにまさかの合わせ技。スペがやる気を出しすぎでオーバーワークになって敗れた、それを見たトレーナーはスペを実家へ放牧に出した――という展開になってそうきたか、と。アニメのストーリーと相性の悪い史実もちゃんと取り込んで必然とも言えるストーリーラインに昇華していく。アニメとしても競馬としても良いものにしたい。スタッフが知恵を絞ったから両方から見て納得の展開に仕上がったのだろう。
ここまでやられてはもう認めざるを得ない。むしろ舐めてかかったみずからの不明を恥じるばかりだ。
そしてそんな魂のこもった仕事に、「夢」を見た。ここまでやってくれるスタッフなら、競馬ファンの見果てぬ夢を、見せてくれるんじゃないか――と。
そんなこちらの高ぶった感情を見抜いているかのように、トレーナーが折に触れて「夢」を叫ぶ。
「お前、日本一のウマ娘になるのが目標だと言っていたな。日本一のウマ娘ってなんだ」
「俺はお前たちがレースに出て先頭争いをしているところが見たい! それが今の俺の夢なんだ!」
「俺は全力で走るあいつらが好きだ! これからもずっと見ていたい!」
そう、夢。
牝馬でありながらG1通算7勝、そして何より64年ぶりに牝馬のダービー制覇という常識はずれをやってのけたウオッカ。
驚異的な二枚腰で数々の牡馬を屠り、生涯連対と37年ぶりの牝馬の有馬記念勝利を達成したダイワスカーレット。
配合からローテーションから馬主の情熱が注ぎ込まれた結果、世界の頂にあと一歩まで迫ったエルコンドルパサー。
夫の遺志をついだメジロのおばあちゃんの下、春の盾・親子三代制覇という前人未到の偉業を成し遂げたターフの名優メジロマックイーン。
年間8戦全勝というレジェンド。世紀末にターフへと降り立った覇王ことハナ差圧勝テイエムオペラオー。
偉大なるサンデーサイレンスの初年度産駒であり幻の三冠馬と言われたフジキセキ。
無敗で三冠という偉大すぎる戦績。強すぎて退屈とさえ言われた皇帝シンボリルドルフ。
父子三冠という夢に挑み無敗で二冠を達成するも骨折に泣き、勝つか着外かという好不調の波に悩まされ続けた末に中364日の有馬記念で奇跡の復活を果たしたトウカイテイオー。
シンボリルドルフ以来10年ぶりに誕生した三冠馬。皐月賞を3馬身1/2差、東京優駿を5馬身差、菊花賞を7馬身差と同期をまったく相手にしなかったシャドーロールの怪物ナリタブライアン。
新・平成三強の一角でデビュー以来15戦連続連対という離れ業をやってのけた、顔デカ兄貴と書いて何でもできると読むビワハヤヒデ
3歳から6歳までG1戦線で活躍し、親子二代の優駿牝馬制覇、17年ぶりの牝馬による天皇賞優勝、年度代表馬選出とウオッカ/ダイワスカーレット時代に先鞭をつけた女帝エアグルーヴ。
3歳戦を無敗で制するも骨折から始まった低迷と復活を繰り返しながらスペシャルウィークやエルコンドルパサーといった同期としのぎを削り、グランプリ三連覇を達成したワンダーホース・グラスワンダー。
世界的種牡馬の代表産駒として8戦8勝、3歳王者戦を大差勝ち、2着馬につけた着差の合計は61馬身など数々の伝説を打ち立てるも持込馬という生い立ちからクラシックに参戦できなかったスーパーカー・マルゼンスキー。
クラシック初戦は荒れた内馬場を通ってワープし、春の盾は2角からというまさかの超々ロングスパートで勝ってしまい、三連覇に挑んだ春のグランプリではゲートで立ち上がり信じられないほど出遅れとターフ内外での茶目っ気でファンを魅了した新・芦毛の怪物ゴールドシップ。
牝馬は牡馬に勝てないという時代にあって対等以上に渡り合い、94年の有馬記念では絶頂期のナリタブライアンに真っ向勝負を挑んだ脅威の追込馬・女傑ヒシアマゾン。
地方笠松から殴り込んで中央競馬界を席巻。先輩タマモクロスとの競演で芦毛伝説をつくり、連闘(!)で挑んだジャパンカップにて2分22秒2という世界レコードの前にタイム差なしのクビ差2着に敗れるなど数々の死闘で身体をボロボロにしながらも有馬記念で見事に引退の花道を飾って多くのファンに大きな夢を見せたスーパーアイドルホース・オグリキャップ。
武豊もダービーだけは勝てない。そう言われていた天才に悲願のダービー制覇をもたらし、凱旋門賞馬モンジューも降した日本総大将スペシャルウィーク。
そして、サイレンススズカ。
1000mを57秒台という無謀とも言えるラップで逃げながらもそれが本馬のペースとジョッキーに言わしめた異次元の逃亡者。
しかし大欅の向こう側に散って悲運の最期を遂げてしまったサイレンススズカ……。
ウマ娘は、1998年の競馬ファンが抱いた夢、志半ばで霧散したその夢にまっこうから挑んだ。始まる前の俺なら「いやいやスズカの伝説ってのはそんな簡単なもんじゃないんだ」と言っただろう。しかしウマ娘のアニメとしての面白さ、そして制作陣の競馬に対する真摯な態度の前に「夢」を見せてくれることを期待するようになった。
そしてウマ娘は見せてくれた。競馬ゲームで生産した「サイレンススズカ」を走らせ、ひとりこっそりそして虚しく見ていた夢ではない、ある意味で本物の夢の続きを。
いや分かってる。所詮アニメじゃないか、それこそ本物のサイレンススズカは大欅の向こうで散ったじゃないか。その通りだ。それがまごうことない真実だ。でもあの時に涙を流した競馬ファンみんながいっしょにサイレンススズカの夢の続きを見られるとしたら、これが最初で最後じゃないか――そんなふうにも思える。
それぐらいアニメウマ娘は馬鹿正直に、大真面目に、こっ恥ずかしいほどに競馬が見せる「夢」に挑み、そしてやり遂げてくれた。
トレーナーは夢を叫ぶ。そしてときには叱り、ときには励ましながらウマ娘たちを応援する。「俺がついてるぞー! どこまでも走れー!」
競馬ファンが自分の好きな馬を応援するときの気持ちをトレーナーは代弁してくれた。彼は競馬ファンそのものだった。そして競馬を知らないアニメファンにも競馬を好きになってもらえるんじゃないかという期待を抱かせるほどカッコ良かった。
こんな未来があるなんて、大欅の向こうに散ったスズカを見たとき思いもしなかった。
そして何より、オタクであってもちょっと引いてしまうようなアレなコンテンツに愛馬の出走を許した権利者の皆様に心からの感謝を。
あなたたちの勇気ある決断のおかげで本当にいいものが見れました。ありがとうございました。
※おまけ
あんまり競馬に詳しくない人がもしここまで読んでいるのなら以下の動画をぜひ見ていってください。もうちょっとウマ娘と競馬が好きになれるかもしれないから。
[ウマ娘]OPにプロの実況と解説を付けてみた - nicovideo.jp/watch/sm33239562 ※サビにご注目。東日本G1ファンファーレで始まる構成も秀逸
ブランドCM 「夢の第11レース」 120秒編 - youtube.com/watch?v=kcv3D26GjWA ※最終話WDTの元ネタ
【ウマ娘】JRA・CM 夢の第11レース ウマ娘Ver. - nicovideo.jp/watch/sm33399077 ※この人の動画ほんと好きなんだ……
【ガチ実況】ウマ娘:ウィンタードリームトロフィー - nicovideo.jp/watch/sm33385387 ※最終話ネタバレ
【THE WINNER】グラスワンダー ウマ娘ver. - nicovideo.jp/watch/sm33232892 ※かっちょいい
【ウマ娘】JRA・CM キングヘイロー ウマ娘Ver. - nicovideo.jp/watch/sm33252425 ※かっちょいい
【競馬CM】2012年JRA G1レースCM上半期総まとめ - nicovideo.jp/watch/sm18106839 ※↑2つの元ネタ。そしてライスシャワーがかっこよすぎて痺れる
【競馬CM】2013年JRA G1レースCM上半期総まとめ - nicovideo.jp/watch/sm21202474 ※テスコガビーが曲のマッチ具合も含めて最高。ちなこれと↓はポプテピピックの神風動画制作
【競馬CM】2013年JRA G1レースCM下半期総まとめ - nicovideo.jp/watch/sm22387914 ※オペラオーの「その馬は完全に包囲された。道は、消えたはずだった」からの流れが激熱
【競馬】第49回毎日王冠 サイレンススズカ - nicovideo.jp/watch/sm4584692 ※あのエルコンに影も踏ませないスズカ
1999年 第78回凱旋門賞 日本語実況版 - youtube.com/watch?v=IrIH0SNUt2M ※世界の頂への挑戦
1999年(平成11年) ジャパンカップ スペシャルウィーク - nicovideo.jp/watch/sm16283421 ※エルを降したモンジューを、日本総大将が迎え撃つ
【競馬】第44回有馬記念 グラスワンダー(画質向上) - nicovideo.jp/watch/sm4026592 ※最後は最強の二頭
2008.11.02 第138回 天皇賞(GI) - nicovideo.jp/watch/sm5198792 ※ダイワスカーレットが差し返すところ泣いてしまう……
(競馬) トウカイテイオー 1993第38回 有馬記念 (奇跡の復活) - nicovideo.jp/watch/sm5913 ※364日(1年)ぶりのレースでG1制覇は史上初
【競馬】1990年 有馬記念(オグリキャップ) - nicovideo.jp/watch/sm1170176 ※オグリ燃え尽き……からの復活ラストラン。なんてご褒美だよまったく
※おまけのおまけ
【競馬】根岸S ブロードアピール - nicovideo.jp/watch/sm998264 ※すごい追込+青嶋バクシンオー渾身の実況
1997 エリザベス女王杯 エリモシック - youtube.com/watch?v=Q0R2cQ2kJ1E&feature=youtu.be&t=249 ※グラス主戦の的場のすごいレース+馬場さんの実況がかっちょいい
大阪杯は「春の中距離王決定戦」という位置付けで、春天・宝塚記念とあわせて「春古馬三冠」を形成している。
ホープフルステークスは2歳の中距離路線向けということで、マイル路線の朝日杯と区別され、阪神JFとあわせて2歳GIが三つあることになる。
そのレースに日本馬が出走するときにあわせて「海外馬券」として馬券を買えるようになった。
2010年以降、日本のGIはすべて「国際GI」となっているので、ダービーとは言わず全てのGIで、ルール上は海外馬でも出走できる。
日本馬のレベルが上がったということもあるが、有力な海外馬がチャンピオンズデーやブリーダーズカップのほうを優先するという事情もある。
いわゆる「マル外」も、たまに短距離やダートのGIを勝つくらいで、芝の中長距離路線で主役となった馬はやはり10年以上いない。
ロードカナロアは史上初めて国内の短距離GIを3連覇し、距離を伸ばして安田記念も勝利、さらに「凱旋門賞を勝つより難しい」と言われた香港スプリントを連覇した。
スプリントGI5勝は他に冠絶した記録で、スプリンターとして初の顕彰馬を期待されている。
モーリスは安田記念・マイルCSの両マイルGI制覇に加え、距離を伸ばして秋天も勝利、さらに香港に遠征してチャンピオンズマイル・香港マイル・香港カップを制覇した。
ジャック・ル・マロワ賞を勝ったタイキシャトルの功績はいまなお讃えられるものの、実績ではモーリスがそれを上回ったとする声が多い。
下手をするとエアグルーヴあたりで知識が止まってる人もいそう。
ジェンティルドンナは牝馬三冠、ジャパンカップ連覇、有馬記念、ドバイシーマクラシックでGIを7勝。
一つ上にオルフェーヴルが、同世代にゴールドシップ・ジャスタウェイがいるなかで、獲得総賞金は牝馬史上最高。
顕彰馬にも選ばれている。
オールドファンであれば、最強世代と言えばスペシャルウィーク・エルコンドルパサー・グラスワンダーの98世代を思い浮かべるだろう。
しかし、98世代は有力馬の実働期間が短く、やや勝ち逃げ感が漂う。
12世代は、先に挙げた最強牝馬ジェンティルドンナに、GI6勝のゴールドシップ、中距離では世界最強と評されたジャスタウェイなどが揃う。
世代のGI獲得数は史上最多で、特に同一GIの連覇が多く(必然としてGI2勝以上している馬が多い)、海外GIでの勝ちも複数ある。
印象で言えば異論もあるだろうが、実績では他世代を圧倒している。
馬主が演歌歌手・北島三郎ということで有名になったキタサンブラック 。
父はブラックタイド、母父サクラバクシンオーという地味すぎる血統。
3歳秋からめきめきと実力をつけて菊花賞を勝ち、しばらくは「まぐれじゃないの?」と思われつつ(初めて一番人気になったのは4歳秋だった)、最終的にはGI7勝を積み上げた。
引退レースの有馬記念を勝利したことで、これまで一位だったテイエムオペラオーの獲得賞金を抜き去った。
2010年に引退したマチカネタンホイザが最後のノーザンテースト系種牡馬だった。
サンデーサイレンスが亡くなった直後の2005年前後の馬が残った。
リーディングサイアーランキングはここ5年くらいディープインパクトが独走。
ディープ産駒のサクソンウォリアーは、既に無敗で2000ギニー(日本では皐月賞にあたる)を制しており、ダービーでも断然の一番人気。
馬主はアイルランドのクールモアグループだが、ダービーを勝てばクラシック三冠を狙うことを宣言しているらしい。
追記。
のは2000年なのでだいぶ古いですね…
というのは大きいですね。
ミルコ・デムーロとクリストフ・ルメールはいまやJRA所属騎手です。
あと騎手関連で言えば、少し古い話ですが、地方の所属だった騎手が中央に移籍することが増えたとか。
2003年に安藤勝己が正式に移籍したのを皮切りに、内田博幸や岩田康誠、戸崎圭太らが中央へ移籍し、リーディングジョッキーを獲得しています。
のはもちろんです。
もしリアルで話すとしたら慎重に、相手が競馬を始めた年代を見極めて、当時の最強馬を持ち上げていきましょう。
追加しました。
と思っている人達って意外にいるんだろうか。
Umabiでのコラボ企画に採用されないことを理由にして、そのようなことを言っている人を見かけたが、
あれはライトユーザーや競馬に興味のない層を取りこむ企画だから、
元々競馬ファンが見ていると思われるウマ娘は題材としてあまり向いていない。
俺自身、5月20日の東京競馬場において、ターフビジョンで流れたのを確認した。
さらにいうと、来る6月3日(GI安田記念の当日でもある)、東京競馬場にウマ娘の特設ブースが設置される。
キャストを呼ぶイベントはないのだが、目立つ場所にそれなりの大きさのものが出来るので、
競馬ファンが他の競馬グッズと合わせて買ってくれることを期待してのことだろう。
このようにJRAから無視されているというのは全くの誤解なのである。
連対69/130=53%(2着までに入った率)
複勝88/130=68%(3着までに入った率)
ウオッカ | ダイワスカーレット | ブエナビスタ | ジェンティルドンナ | |
---|---|---|---|---|
生年 | 2004年 | 2004年 | 2006年 | 2009年 |
戦績 | 26戦10勝 | 12戦8勝 | 23戦9勝 | 19戦10勝 |
勝率 | 38% | 67% | 39% | 53% |
連対率 | 58% | 100% | 74% | 74% |
GI勝利数 | 7勝 | 4勝 | 6勝 | 7勝 |
獲得賞金 | 13億円 | 7.8億円 | 14.8億円 | 17.2億円 |
主な勝鞍 | 2006 阪神JF(阪神) | 2007 桜花賞(阪神) | 2008 阪神JF(阪神) | 2012 桜花賞(阪神) |
2007 ダービー(東京) | 2007 秋華賞(京都) | 2009 桜花賞(阪神) | 2012 オークス(東京) | |
2008 安田記念(東京) | 2007 エリザベス女王杯(京都) | 2009 オークス(東京) | 2012 秋華賞(京都) | |
2008 天皇賞秋(東京) | 2008 有馬記念(中山) | 2010 ヴィクトリアマイル(東京) | 2012 ジャパンカップ(東京) | |
2009 ヴィクトリアマイル(東京) | 2010 天皇賞秋(東京) | 2013 ジャパンカップ(東京) | ||
2009 安田記念(東京) | 2011 ジャパンカップ(東京) | 2014 ドバイシーマクラシック(メイダン) | ||
2009 ジャパンカップ(東京) | 2014 有馬記念(中山) |
敗れても、敗れても、敗れても、絶対に首を下げなかった。
緑のメンコ。不屈の塊。
その馬の名は…キングヘイロー。
その美しき黒い流線形。
嫉妬すら追いつかない。憧れすら届かない。
その馬の名は…アグネスタキオン。
93年、天皇賞(春)。
極限まで削ぎ落した躰に鬼が宿る。
その馬の名は…ライスシャワー。
96年、オークス。
5頭がもつれた世紀の大激戦の末に生まれた、女王・ダイナカール。
その娘が、再びレースを支配する。
オークス、親子制覇。
その馬の名は…エアグルーヴ。
93年、日本ダービー。
熱狂の2分25秒。
85年、安田記念。
それは革命だった。
マイル戦のために進化を遂げたその脚が、名馬の条件を塗り替えた。
その馬の名は…ニホンピロウイナー。
99年、宝塚記念。
標的はただ一頭、同期のダービー馬だった。
今行くか。
いや、まだか。
その馬の名は…グラスワンダー。
94年、スプリンターズステークス。
最後に勝つ者が勝者だ。
その馬の名は…サクラバクシンオー。
83年、菊花賞。
その馬はタブーを犯した。
その馬の名は…ミスターシービー。
88年、天皇賞(秋)。
「芦毛の馬は走らない」。
この2頭が現れるまで、人はそう言っていた。
宿敵が強さをくれる。
風か光か、その馬の名は…タマモクロス。
88年、マイルチャンピオンシップ
走ることに安心なんて求めるな。
見るものすべての心をかき乱す、その末脚を人は愛した。
その馬の名は…サッカーボーイ。
89年、ジャパンカップ。
躍り出ろ。
お前を知らない者たちの隙を突いて躍り出ろ。
ワールドレコード2分22秒2という事件。
その馬の名は…ホーリックス。
77年、有馬記念
戯れにもみえた。死闘にもみえた。
その「勝者」の名は…テンポイント。
将来の職業は、教師って決めていた
今、教育実習に行ってるんだけど、本当にきつい
こどもを教えることは、楽しいし
でも、体罰をしている教師や威圧的な態度をとる教師を見てると、こっちも萎縮してしまう
確かに、俺らの時からそうだった。
しかし、当時はかなり荒れていた。だから、多少は仕方ないな、ってところもあった。
実際、そういった雰囲気は嫌いだったけど、秩序を保つためなら仕方ないと思った。
今は、どうだろう。
純朴な子がたくさんいるし、もちろんやんちゃな子もたくさんいる。
それは、教師も認めている。ならば、もう少しのびのびとすればいいと思う。
これが教育というものなのか。躾といえば、それまでなのかもしれないけど、僕にはよくわからない。
その波及は、実習生にもきている。
もちろん、実習させて頂いている、という気持ちは大いにある。
しかし、それを全面に押し出して、「お前ら感謝しろよ、実習生ってのは迷惑なんだからもっと頭下げろよ」って言うのはどうだろうか。
自分たちも同じ道をたどってきたはずなのに、嫌味を言ったり、中学生と同等な扱いをするというのは。
もちろん、自分たちがそうされてきて、良かったから同じ態度を取るのかもしれないけど。
無言で「ここだ」とアピールされ、僕は「ありがとうございました」という。
基本、無言。何聞いても行動で示して、「わかったやろ?感謝しろ」
中学の教師はこうないといけないのだろうか。
教師間は仲が良い、というか馬鹿騒ぎしているだけど。
「この前の安田記念が~」とか
すぐに職員室から出ようとすると
他の先生と「実習生が~」という言葉を聞き、裏口たたいてるんだなーと認識。
これは、他の実習生も何回か聞いている。
今まで、塾講師をしたり小学校でボランティアをしたけど、何か気に食わなかった。
いつも引っかかるのは、上記のことで、もっと子供に優しくすればいいのにと。
今まで一般企業とか考えたことなかったし、親も教師向いているよとか
言ってくれてたから、深く気にしていなかったんだけど
いよいよ、周りが進路を決めだして、焦り始めた。
まぁ、大学院は行くんだけど、もう一般企業に就職するのが濃厚だなぁ。
でも、学校現場も諦めたくないなー。
元カノが中学校の教師になって・・・っていう話は、また次の機会に。
人生って悩むことばっかり。
大学4年の6月
わらった。死ねばいいのに。
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そうそう。昨日な、ふらっと水道橋にデートに行ったんだ。とくに目的は無し。
そしたらあのへんものすごい混沌としてんのな。
もう秋葉なんて目じゃねーくらい。だって秋葉はオタと観光客と店の人の3種に大別できるじゃん。
昨日の水道橋はすごかった。
16時過ぎに後楽園駅で降りたんだけど、安田記念ウインズ帰りのおっさんたちと、KAT-TUNの開演待ちの女子軍団と、ラクーアコスプレ祭り(なんかコスプレしてると入場が安くなるらしい)のレイヤーさんたちと、普通の観光客と買い物客が入り交じって、かつラクーアのステージではバンドが演奏してて、頭上をコースターがゴンゴンいいながら通ってくの。
全員が全員、別に集団に属するわけじゃなく、己の利益でめいめいに動いてるんだけど、自然に集団になってる。でもその境界は曖昧で入り組んでいる。誰がヘンで、誰がヘンじゃないのかもうワケわかんなくなるの。自分たちを含めて、ね。「普通」のゲシュタルト崩壊。
とくにレイヤーの存在は強烈だった。正確には、レイヤーが非レイヤーの中に混在している状況が。普通の外国人観光客とか、普通の女子高生とか、普通のギャル/ギャル男とか、普通のツナギ姿のラクーア職員とかまで「レイヤーなんじゃないのか?」とか思えてくる。
いっぽうウインズ帰りのおっさんたちはアースカラー。あれは都市迷彩の一種だと思ってるんだが、集団でいると一発で分かる。
さらにいっぽうKAT-TUNファンの女子たちの服装に共通点はまるでないのに、みんないっしょに見える。結論から言うと「合コンに来るような服装」という共通点が判明。つまりハイヒールにワンピで髪の毛作って、みたいな。なんかおれの中の「ライブ」という概念を覆された。
不思議な体験だったよ。