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2020-12-19

日本競馬史上の重要事件並びに記憶されるべき事件(画期となる出来事) 1981-現在

https://anond.hatelabo.jp/20201206114053

出来事

1981 ジャパンカップ創設(メアジードーツが第1回の勝馬となる)

 天皇賞勝ち抜け制廃止

 ホウヨウボーイが2年連続年度代表馬に選出される

1983 ミスターシービークラシック三冠を達成

1984 競走体系変革(グレード制導入)

 顕彰馬制度の制定

 天皇賞秋の距離短縮(距離短縮後、ミスターシービー最初勝馬となる)

 重賞競走(アラブ障害除く)に係る馬券原則全国発売となる

 シンボリルドルフクラシック三冠を達成

 カツラギエース日本調教馬として初めてジャパンカップを制覇する

 ハッピープログレス(及び翌年のニホンピロウイナー)が本年からG1に格付けされた安田記念勝利し、短距離路線の名馬として評価を受ける(短距離路線確立

1985 プラザ合意

 シンボリクリスエスが2年連続年度代表馬に選出される

 ニホンピロウイナー1983年以来3年連続で最優秀スプリンターを受賞する

1986 メジロラモーヌが初めて牝馬三冠を達成する

1987 皇太子夫妻(現・上皇上皇后)が東京競馬場に行啓し、天皇賞秋を観戦する(台覧競馬勝馬ニッポーテイオー

1988 調教師の70歳定年制施行JRA賞制定

 タマモクロスが史上初の天皇賞・春秋連覇(史上初の天皇賞2勝)を達成

 オグリキャップ中央競馬移籍し、好成績を挙げ、国民的人気を集める(1990年有馬記念優勝を最後引退

1989 平成改元

1990 総量規制実施

 東京優駿日本ダービー)施行当日、196517名の中央競馬史上最高入場者数を記録(勝馬アイネスフウジン

 社台ファーム種牡馬サンデーサイレンスアメリカより輸入する

1991 降着制度導入(初の適用1991年1月5日中山競馬第8競走におけるミヤギノフジ(13着→15着)

 メジロマックイーン天皇賞秋において、1位に入選するも、進路妨害によって、18着(最下位)に降着プレクラスニーが1着繰り上がりとなる)

1994 ナリタブライアンクラシック三冠を達成

1995 阪神淡路大震災

 この年限りでアラブ系競走が廃止される

1997 年間の馬券売上額が4兆円を超え、過去最高を達成

 この年からJRAクラシフィケーション(旧フリーハンデ)がインターナショナルクラシフィケーション基準を合わせることになる

1998 シーキングザパールモーリス・ド・ゲスト賞を制し、日本調教馬として初めて海外G1勝利する

 タイキシャトルマイルCSを連覇し、昨年のマイルCS以来、短距離G1を5連勝する

1999 エルコンドルパサー日本調教馬として初めて凱旋門賞2着に入る

 エルコンドルパサー国内未出走ながら、選考委員会により年度代表馬に選出される

 中央競馬において拡大二連勝複式(ワイド馬券の発売が開始

2000 チャンピオンズカップジャパンカップダート)創設

 テイエムオペラオーが年間無敗、重賞8連勝、古馬主要G1全勝(グランドスラム)を達成する

 JRAによる企画20世紀の名馬100」がファン投票により選出される(1位ナリタブライアン、2位スペシャルウィーク、3位オグリキャップ

2001 アメリカ同時多発テロ事件

 馬齢表記数え年から満年齢に変更

 顕彰馬の選定が記者投票によることとなる

2002 中央競馬において馬番連勝単式馬券(連単)並びに馬番三連勝複式馬券(三連複)の発売開始

 小泉純一郎内閣総理大臣東京競馬場に来場し、東京優駿日本ダービー)を観戦する(勝馬タニノギムレット

2003 シンボリクリスエスが2年連続年度代表馬に選出される

2004 中央競馬において馬番三連勝単式馬券三連単)の発売開始

 この年限りで、抽選馬抽選会における配布制度が取り止めとなる

2005 ディープインパクトクラシック三冠を達成する

 天皇皇后東京競馬場行幸啓し、天皇賞秋を観戦する(天覧競馬勝馬ヘヴンリーロマンス

2006 ディープインパクトがIFHA発表の「トップ50ワールドリーディングホース」で125ポンド評価を受け、日本調教馬(かつ日本生産馬)として初めて首位に立つ

 ディープインパクトが2年連続年度代表馬に選出される

2007 日本、ICSC(国際セリ名簿基準委員会)のパート1国に昇格

 デルタブルース日本調教馬として初めてメルボルンカップを制覇する

 ウオッカ東京優駿日本ダービー)を制覇(牝馬による東京優駿日本ダービー)制覇はクリフジ以来64年ぶり)

 皇太子(現・天皇)が東京競馬場に行啓し、東京優駿日本ダービー)を観戦する(台覧競馬

2008 ダイワスカーレット有馬記念制覇(牝馬による有馬記念制覇は、トウメイ以来37年ぶり)

2009 ウオッカが2年連続年度代表馬に選出される

2011 東日本大震災東京大賞典地方競馬レースとして初めて国際G1に格付けされる

 オルフェーヴルクラシック三冠を達成する

 ヴィクトワールピサ日本調教馬として初めてドバイワールドカップを制覇する

 中央競馬における重勝馬券の発売再開

2012 天皇皇后(現・上皇上皇后)が東京競馬場行幸啓し、天皇賞秋を観戦する(天覧競馬勝馬エイシンフラッシュ

2013 降着・失格のルール変更

 ロードカナロア香港スプリントG1)を連覇(また同年、安田記念を制し、昨年のマイルチャンピオンシップ以来、短距離G1を4連勝する)

2014 ジャスタウェイ日本調教馬(かつ日本生産馬)として初めてロンジンワールドベストレースホースランキングにおいてレーティング1位を占める

 皇太子(現・天皇)が東京競馬場に行啓し、東京優駿日本ダービー)を観戦する(台覧競馬勝馬ワンアンドオンリー

 ジェンティルドンナ2012年以来、2度目の年度代表馬に選出される

2016 日本中央競馬会が仏・凱旋門賞において、日本国内で初めてとなる海外競馬の競走における勝馬投票券発売を実施する

 モーリス安田記念マイルチャンピオンシップ香港マイルチャンピオンズマイルといった短距離G1マイルG1)を4連勝する

2017 ホープフルステークスG1に昇格する

 コパノリッキー東京大賞典勝利し、G1級競走(GIJpnI競走)の勝利では歴代最多となる11勝目を挙げる

 キタサンブラックが2年連続年度代表馬に選出される

2918 令和改元

2020 新型コロナウイルス世界流行

 コントレイルクラシック三冠(無敗)を達成する(父ディープインパクト以来、親子二代での無敗クラシック三冠を達成)

 デアリングタクトが初の無敗での牝馬三冠を達成する

 アーモンドアイがジャパンカップ勝利し、芝のG1級競走では歴代最多となる9勝目を挙げる

2018-12-13

未成年の時に、競馬場私服警官に捕まった話

高校1年生のときの話。

安田記念が行われる日の東京競馬場を、友達と2人で歩いていた。

すると、私服中年男女に話しかけられた。

警視庁府中警察署のものだけど、君たち若いよね?いくつ?」

正直に年齢を答えると、

ちょっと財布の中、見せてくれる?」

自分はまだ馬券を買っていなかったが、ツレが馬券を買っていて、サイフの中に入っていたのだ。

未成年者は馬券を買ってはダメだということを咎められ、ツレも含めて住所や連絡先、氏名、学校記載させられた。

すごいペンを持つ手が震えていて、まともに書こうと思っても書けなかったことを覚えている。

その上で、自宅に電話をかけられた。

お子さんが競馬場に行っていることを知っているか未成年馬券を買っちゃいけないから、ちゃんと注意してね、といった趣旨のことを電話で親に告げていたように思う。

その後、「今日は、どうする?もう帰る?」と聞かれたので「帰ります」と告げて、警官と別れたのち、帰らず、最終レースまで競馬場で観戦した。

今は普通に成人になったので、特に気にすることもないが、

未成年者で競馬場に来ている人には、

ゴール板の前あたりで、競馬を観戦するでもなく、ウロウロとあたりを観察しているような奴がいたら、それは私服警官なので、要注意!ということを教えてあげたいね

2018-06-21

ウマ娘を取り巻く事実と推測と拡大解釈と嘘

事実

最初に18枚のイラスト声優が公開された。

モチーフとなった競走馬名はその時点では明かされていなかった。

・有志による馬名の推測が行われた。→あくまで推測であって、馬名が確定していた事実は一切ない。

・一部の声優降板と交代が発表された。

・公開されていたキャラクター18名の内4名とは別の4名が登場した。

・4名の登場が控えられる形となった。

上記は、「調整」の結果として発生した出来事であった。

・改めて確定した初期18名のキャラクターモチーフとなった馬名が公開された。(前述の推測は結果として高い確率で正解していた)

現在登場するキャラについては許諾を得ているとの発言が出た。

JRAとは他のアニメ作品とのようなコラボは行なっていない。

ウマ娘JRAと共に仕事をした。(2018年安田記念CM撮影等)

アニメゲーム内でのレース名やコース名について全てJRAより許諾を得ている。

推測

現在登場した60キャラクターモチーフとなった競走馬馬主の方々と、登場が控えられたキャラモチーフとなった競走馬馬主の方々などを有志が比較したところ、

特定馬主保有されている競走馬モチーフとなったキャラはいないようである

・ある時期から全て許諾を得ていると発言するようになった事から、それ以前には許諾を得ていなかった時期があった可能性が考えられる。

・いずれかの段階において、馬主の方々とは直接話をされたと考えられる。

・上述の推測される諸事情から特定馬主との間には、許諾に関してなんらかのやり取りがあったとは思われる。

事実として確定していないのに、さも事実であるかのように流布されている一部の)拡大解釈

製作側が特定馬主激怒させた。

特定馬主が許諾を完全に拒否した。

特定馬主保有されている競走馬モチーフキャラクターは今後登場することはない。

真っ赤な嘘

JRAウマ娘無視している。コラボ等の仕事をしようとはしていない。

私の発言に何か間違いがあれば訂正お待ちしておりますが、明確で事実に基づく一次ソースを同時に提示いただけたら幸いです。

2018-06-19

アニメウマ娘を全話視聴したので感想ポエム)を書く

最初は舐めた態度で視聴してたんだけど、意外に作り手が本気だったことに気づき途中から正座視聴させられるやつー! だった。

SNSを見渡しても基本ポジティブ感想が多くて、成功裏に終わったと言っていいと思うけど、それは作り手がアニメに対しても競馬に対しても真面目だったからかな、と。

舐めてた俺が最初に「おっ」と思ったのはOPを見たとき。ゴルシワープ2012年皐月賞。道中ほぼ最後方に居たゴールドシップは、最終コーナーで他馬が避けるほど荒れていた内ラチ沿いを猛然と突っ切って15頭ごぼう抜き。直線を向いたときは3番手に躍り出ていた。ゴルシを語る上で外せないレースひとつ)が描かれていて、「ひょっとして……」と思って見返すとサビに入ってから映像は各ウマ娘の名レース集になっていた(ダスカ:右回りかつ他馬をちぎっているので2008年有馬記念ウオッカ左回りで他馬を縫うように進んでいるので2009年安田記念、ゴルシ:前述どおり、テイオー:右回りかつ後ろにハヤヒデ歓喜の涙で1993年有馬記念マックイーン:右回りかつ雨ということで1990年菊花賞1993年宝塚記念、スズカ:左回りかつ4角先頭+2番手3番手勝負服から1998年天皇賞秋(の夢の向こう側))。

ただまあモデルとなった馬の有名レースぐらいはチェックするか、とその場は納得したんだけど、1話ラストで「日本一ウマ娘とは?」と問われたスズカが「見ている人に夢を与えられるような、そんなウマ娘」と答えたとき、これはひょっとして、と初めて期待を抱いた。

ところでウマ娘コミカライズもされているが、アニメに先駆けて始まったそっちはレースメインじゃなくキャラ内面を掘り下げるような内容になっている(『STARTING GATE!』)。オグリが怖い先輩として誤解されたり、スズカやスペがエアグルーヴと模擬レースをしたりと史実からも離れている。アニメもそういったオリジナル色の強いコンテンツに仕上げる方向もあっただろうが、おそらくいろんな考えがあって98-99年の競馬界に即した内容となった。結果的大正解だったわけだけど、アニメファン競馬ファンの双方を満足させることが必達というかなり難しいお題に制作スタッフは挑むことにもなった。

1-3話、つまりスペがスピカに入って皐月賞に負けるまでかなりスピーディに展開する。1話スピカ加入まで、2話は新馬戦、3話ではきさらぎ賞弥生、そしてなんと皐月まで行ってしまう。そして穴に向かって「お母ちゃんに勝ったところを見せてあげたかったのに……!」。競馬ファンとしては「ずいぶんと早いな」、「でもアニメとして考えるなら妥当スピード感かな」、という感触

新作アニメが毎クール大量に作られる昨今、3話までに一つの山ぐらいないと切られてしまうだろう(遅いぐらいか?)。ウマ娘テンポよく世界観を示し、キャラとその目標を示し、初の挫折と復活を期す姿でそれに応えた。いずれもクオリティが高く見ていて純粋に楽しめた(1話ラストのように「来週デビュー戦だ」「ふぇ? え? え? うぇ!? う"ぇ!? えーっっっ!?」のように笑いとストーリーを混ぜ込みながら話を進行させる手腕は高く評価されていいと思う)。まずはアニメとして純粋に楽しめる代物を、という制作側の意気込みをしっかりと感じられた。

なら競馬ファンとして見た時どうだったのか。これも意外や意外、思わず反応したくなる小ネタ満載でしっかり満足できる出来だった。スペが初めてナマで目撃するレースサイレンススズカ伝説の幕開けとなる1998年バレンタインSで「分かってるじゃないか」と思わず愉悦顔になってしまうチョイス。解説元中ジョッキーで日曜の15時に競馬番組をつければだいたいパドック解説をやってるホソジュンこと細江純子まさかの本人登場での担当だし、主人公たちが話している後ろではオグリ大食い披露する。19世紀伝説的名馬エクリプスをぶっこんできたと思えば、タイキプール調教で鍛えたネタをしっかりと拾う。NHKマイルCエルコンが出走するニュースJRAブランドCM意識した作りだったし、スペシャルウィークが他のウマ娘を見たことがなかったという設定も母馬キャンペンガール出産直後に亡くなったエピソードをしっかりと踏まえてきた(育ての親が外国人ぽいのは育成を担当したスタッフニュージーランド人だったかららしい)。

しかもただエピソードを引っ張ってきて終わりではなく、しっかりとアニメストーリーラインに落とし込むところが好感度大。特に良かったのは1999年京都大賞典スペシャルウィークは7着だったか無視するかなと思ったのにちゃんと取り込んだのを見たとき、思わず唸ってしまった。

だって描かれた1999年宝塚記念。ここでスペシャルウィークグラスワンダーの2着に敗れる。怪我から復帰したスズカにかかりっきりで上の空だったスペはグラスワンダーの本気の前に屈してしまうのだ。これは実際に凱旋門賞への挑戦を検討していたことやグラスワンダー主戦の的場ヒットマンぶりと連動しており、このネタの取り込みっぷりもすごいのだが、もっと凄いのはこのレースに敗れたスペが2度目の挫折と復活を穴に向かって叫んだ直後のレース京都大賞典だ、という点だ。

復活を期すスペシャルウィークアニメ的な展開を考えれば、ここから上り調子で大願を成就するのが普通だろう。しか史実では単勝1.8倍のまさかの7着。スペシャルウィークが唯一複勝圏はおろか掲示板も外したレースであり、アニメの流れの中では非常に扱いづらい。だから当然なかったことになるだろうと思っていた。と同時に、スペはお母ちゃんお母ちゃん言うけれど、基本的には実家でスペの応援してるだけだよなあでもまあトレセン学園に来るわけでもなし出番ないよなあと思っていた。そこにまさかの合わせ技。スペがやる気を出しすぎでオーバーワークになって敗れた、それを見たトレーナーはスペを実家へ放牧に出した――という展開になってそうきたか、と。アニメストーリーと相性の悪い史実ちゃんと取り込んで必然とも言えるストーリーライン昇華していく。アニメとしても競馬としても良いものにしたい。スタッフが知恵を絞ったから両方から見て納得の展開に仕上がったのだろう。

ここまでやられてはもう認めざるを得ない。むしろ舐めてかかったみずから不明を恥じるばかりだ。

そしてそんな魂のこもった仕事に、「夢」を見た。ここまでやってくれるスタッフなら、競馬ファン見果てぬ夢を、見せてくれるんじゃないか――と。

そんなこちらの高ぶった感情を見抜いているかのように、トレーナーが折に触れて「夢」を叫ぶ。

「お前、日本一ウマ娘になるのが目標だと言っていたな。日本一ウマ娘ってなんだ」

「俺はお前たちがレースに出て先頭争いをしているところが見たい! それが今の俺の夢なんだ!」

「俺は全力で走るあいつらが好きだ! これからもずっと見ていたい!」

そう、夢。

ファン競走馬に夢を見る。

牝馬でありながらG1通算7勝、そして何より64年ぶりに牝馬ダービー制覇という常識はずれをやってのけたウオッカ

驚異的な二枚腰で数々の牡馬を屠り、生涯連対と37年ぶりの牝馬有馬記念勝利を達成したダイワスカーレット

配合からローテーションから馬主情熱が注ぎ込まれた結果、世界の頂にあと一歩まで迫ったエルコンドルパサー。

夫の遺志をついだメジロのおばあちゃんの下、春の盾・親子三代制覇という前人未到の偉業を成し遂げたターフの名優メジロマックイーン。

年間8戦全勝というレジェンド世紀末にターフへと降り立った覇王ことハナ差圧勝テイエムオペラオー

偉大なるサンデーサイレンスの初年度産駒であり幻の三冠馬と言われたフジキセキ

無敗で三冠という偉大すぎる戦績。強すぎて退屈とさえ言われた皇帝シンボリルドルフ

父子三冠という夢に挑み無敗で二冠を達成するも骨折に泣き、勝つか着外かという好不調の波に悩まされ続けた末に中364日の有馬記念奇跡の復活を果たしたトウカイテイオー

シンボリルドルフ以来10年ぶりに誕生した三冠馬皐月賞を3馬身1/2差、東京優駿を5馬身差、菊花賞を7馬身差と同期をまったく相手にしなかったシャドーロール怪物ナリタブライアン

新・平成三強の一角デビュー以来15戦連続連対という離れ業をやってのけた、顔デカ兄貴と書いて何でもできると読むビワハヤヒデ

3歳から6歳までG1戦線活躍し、親子二代の優駿牝馬制覇、17年ぶりの牝馬による天皇賞優勝、年度代表馬選出とウオッカダイワスカーレット時代先鞭をつけた女帝エアグルーヴ

3歳戦を無敗で制するも骨折から始まった低迷と復活を繰り返しながらスペシャルウィークエルコンドルパサーといった同期としのぎを削り、グランプリ三連覇を達成したワンダホースグラスワンダー

世界種牡馬代表産駒として8戦8勝、3歳王者戦を大差勝ち、2着馬につけた着差の合計は61馬身など数々の伝説を打ち立てるも持込馬という生い立ちからクラシックに参戦できなかったスーパーカーマルゼンスキー

クラシック初戦は荒れた内馬場を通ってワープし、春の盾は2角からというまさかの超々ロングスパートで勝ってしまい、三連覇に挑んだ春のグランプリではゲートで立ち上がり信じられないほど出遅れとターフ内外での茶目っ気でファンを魅了した新・芦毛怪物ゴールドシップ

牝馬牡馬に勝てないという時代にあって対等以上に渡り合い、94年の有馬記念では絶頂期のナリタブライアンに真っ向勝負を挑んだ脅威の追込馬・女傑ヒシアマゾン

地方笠松から殴り込んで中央競馬界を席巻。先輩タマモクロスとの競演で芦毛伝説をつくり、連闘(!)で挑んだジャパンカップにて2分22秒2という世界レコードの前にタイム差なしのクビ差2着に敗れるなど数々の死闘身体ボロボロにしながらも有馬記念で見事に引退花道を飾って多くのファンに大きな夢を見せたスーパーアイドルホースオグリキャップ。

武豊ダービーだけは勝てない。そう言われていた天才に悲願のダービー制覇をもたらし、凱旋門賞モンジューも降した日本総大将スペシャルウィーク

そして、サイレンススズカ

1000mを57秒台という無謀とも言えるラップで逃げながらもそれが本馬のペースとジョッキーに言わしめた異次元逃亡者

しかし大欅の向こう側に散って悲運の最期を遂げてしまったサイレンススズカ……。

ウマ娘は、1998年競馬ファンが抱いた夢、志半ばで霧散したその夢にまっこうから挑んだ。始まる前の俺なら「いやいやスズカの伝説ってのはそんな簡単もんじゃないんだ」と言っただろう。しかウマ娘アニメとしての面白さ、そして制作陣の競馬に対する真摯な態度の前に「夢」を見せてくれることを期待するようになった。

そしてウマ娘は見せてくれた。競馬ゲーム生産した「サイレンススズカ」を走らせ、ひとりこっそりそして虚しく見ていた夢ではない、ある意味で本物の夢の続きを。

いや分かってる。所詮アニメじゃないか、それこそ本物のサイレンススズカは大欅の向こうで散ったじゃないか。その通りだ。それがまごうことな真実だ。でもあの時に涙を流した競馬ファンみんながいっしょにサイレンススズカ夢の続きを見られるとしたら、これが最初最後じゃないか――そんなふうにも思える。

それぐらいアニメウマ娘馬鹿正直に、大真面目に、こっ恥ずかしいほどに競馬が見せる「夢」に挑み、そしてやり遂げてくれた。

トレーナーは夢を叫ぶ。そしてときには叱り、ときには励ましながらウマ娘たちを応援する。「俺がついてるぞー! どこまでも走れー!」

競馬ファン自分の好きな馬を応援するとき気持ちトレーナーは代弁してくれた。彼は競馬ファンのものだった。そして競馬を知らないアニメファンにも競馬を好きになってもらえるんじゃないかという期待を抱かせるほどカッコ良かった。

ウマ娘競馬ファンにとって最高のご褒美だった。

こんな未来があるなんて、大欅の向こうに散ったスズカを見たとき思いもしなかった。

からありがとう、とすべての制作スタッフに言いたい。

そして何より、オタクであってもちょっと引いてしまうようなアレなコンテンツに愛馬の出走を許した権利者の皆様に心から感謝を。

あなたたちの勇気ある決断のおかげで本当にいいものが見れました。ありがとうございました。

 

※おまけ

あんまり競馬に詳しくない人がもしここまで読んでいるのなら以下の動画をぜひ見ていってください。もうちょっとウマ娘競馬が好きになれるかもしれないから。

[ウマ娘]OPプロの実況と解説を付けてみた - nicovideo.jp/watch/sm33239562 ※サビにご注目。東日本G1ファンファーレで始まる構成も秀逸

ブランドCM 「夢の第11レース」 120秒編 - youtube.com/watch?v=kcv3D26GjWA ※最終話WDT元ネタ

ウマ娘JRACM 夢の第11レース ウマ娘Ver. - nicovideo.jp/watch/sm33399077 ※この人の動画ほんと好きなんだ……

ガチ実況】ウマ娘:ウィンタードリームトロフィー - nicovideo.jp/watch/sm33385387 ※最終話ネタバレ

【THE WINNERグラスワンダー ウマ娘ver. - nicovideo.jp/watch/sm33232892 ※かっちょいい

ウマ娘JRACM キングヘイロー ウマ娘Ver. - nicovideo.jp/watch/sm33252425 ※かっちょいい

競馬CM2012年JRA G1レースCM上半期総まとめ - nicovideo.jp/watch/sm18106839 ※↑2つの元ネタ。そしてライスシャワーがかっこよすぎて痺れる

競馬CM2013年JRA G1レースCM上半期総まとめ - nicovideo.jp/watch/sm21202474 ※テスコガビーが曲のマッチ具合も含めて最高。ちなこれと↓はポプテピピック神風動画制作

競馬CM2013年JRA G1レースCM下半期総まとめ - nicovideo.jp/watch/sm22387914 ※オペラオーの「その馬は完全に包囲された。道は、消えたはずだった」からの流れが激熱

競馬】第49回毎日王冠 サイレンススズカ - nicovideo.jp/watch/sm4584692 ※あのエルコンに影も踏ませないスズカ

1999年 第78回凱旋門賞 日本語実況版 - youtube.com/watch?v=IrIH0SNUt2M ※世界の頂への挑戦

1999年(平成11年) ジャパンカップ スペシャルウィーク - nicovideo.jp/watch/sm16283421 ※エルを降したモンジューを、日本総大将が迎え撃つ

競馬】第44回有馬記念 グラスワンダー(画質向上) - nicovideo.jp/watch/sm4026592 ※最後は最強の二頭

2008.11.02 第138回 天皇賞(GI) - nicovideo.jp/watch/sm5198792 ※ダイワスカーレット差し返すところ泣いてしまう……

(競馬) トウカイテイオー 1993第38回 有馬記念 (奇跡の復活) - nicovideo.jp/watch/sm5913 ※364日(1年)ぶりのレースG1制覇は史上初

競馬1990年 有馬記念オグリキャップ) - nicovideo.jp/watch/sm1170176 ※オグリ燃え尽き……からの復活ラストラン。なんてご褒美だよまったく

 

※おまけのおまけ

競馬根岸S ブロードアピール - nicovideo.jp/watch/sm998264 ※すごい追込+青嶋バクシンオー渾身の実況

1997 エリザベス女王杯 エリモシック - youtube.com/watch?v=Q0R2cQ2kJ1E&feature=youtu.be&t=249 ※グラス主戦の的場のすごいレース馬場さんの実況がかっちょいい

2018-06-01

しばらく競馬から離れている人が知ったら驚きそうな最近競馬事情

大阪杯ホープフルステークスGIになっている

大阪杯は「春の中距離王決定戦」という位置付けで、春天宝塚記念とあわせて「春古馬三冠」を形成している。

ホープフルステークスは2歳の中距離路線向けということで、マイル路線朝日杯と区別され、阪神JFとあわせて2歳GIが三つあることになる。

海外レース馬券が買える

そのレース日本馬が出走するときにあわせて「海外馬券」として馬券を買えるようになった。

日本ダービー海外馬が出走できる

2010年以降、日本GIはすべて「国際GI」となっているので、ダービーとは言わず全てのGIで、ルール上は海外馬でも出走できる。

ジャパンカップでは10連続日本馬が勝利

ここ10年、外国馬は1着どころか3着以内すらない。

日本馬のレベルが上がったということもあるが、有力な海外馬がチャンピオンズデーやブリーダーズカップのほうを優先するという事情もある。

外国産馬の活躍も少ない

いわゆる「マル外」も、たまに短距離ダートGIを勝つくらいで、芝の中長距離路線で主役となった馬はやはり10年以上いない。

シンボリクリスエスタップダンスシチーあたりが最後か?)

史上最強スプリンターサクラバクシンオーではなくロードカナロア

ロードカナロアは史上初めて国内の短距離GI3連覇し、距離を伸ばして安田記念勝利さらに「凱旋門賞を勝つより難しい」と言われた香港スプリントを連覇した。

スプリントGI5勝は他に冠絶した記録で、スプリンターとして初の顕彰馬を期待されている。

史上最強マイラータイキシャトルではなくモーリス

モーリス安田記念マイルCSの両マイルGI制覇に加え、距離を伸ばして秋天勝利さら香港遠征してチャンピオンマイル香港マイル香港カップを制覇した。

ジャック・ル・マロワ賞を勝ったタイキシャトルの功績はいまなお讃えられるものの、実績ではモーリスがそれを上回ったとする声が多い。

史上最強牝馬ウオッカダイワスカーレットではなくジェンティルドンナ

下手をするとエアグルーヴあたりで知識が止まってる人もいそう。

ジェンティルドンナ牝馬三冠ジャパンカップ連覇、有馬記念ドバイシーマクラシックGIを7勝。

一つ上にオルフェーヴルが、同世代ゴールドシップジャスタウェイがいるなかで、獲得総賞金は牝馬史上最高。

顕彰馬にも選ばれている。

史上最強世代は98世代ではなく12世代

オールファンであれば、最強世代と言えばスペシャルウィークエルコンドルパサーグラスワンダーの98世代を思い浮かべるだろう。

しかし、98世代は有力馬の実働期間が短く、やや勝ち逃げ感が漂う。

12世代は、先に挙げた最強牝馬ジェンティルドンナに、GI6勝のゴールドシップ、中距離では世界最強と評されたジャスタウェイなどが揃う。

世代GI獲得数は史上最多で、特に同一GIの連覇が多く(必然としてGI2勝以上している馬が多い)、海外GIでの勝ちも複数ある。

印象で言えば異論もあるだろうが、実績では他世代を圧倒している。

最高獲得賞金馬テイエムオペラオーではなくキタサンブラック

馬主演歌歌手北島三郎ということで有名になったキタサンブラック

父はブラックタイド、母父サクラバクシンオーという地味すぎる血統

3歳秋からめきめきと実力をつけて菊花賞を勝ち、しばらくは「まぐれじゃないの?」と思われつつ(初めて一番人気になったのは4歳秋だった)、最終的にはGI7勝を積み上げた。

引退レース有馬記念勝利したことで、これまで一位だったテイエムオペラオーの獲得賞金を抜き去った。

ノーザンテースト父系は絶えている

2010年引退したマチカネタンホイザ最後ノーザンテースト種牡馬だった。

現在の主な種牡馬

サンデーサイレンスが亡くなった直後の2005年前後の馬が残った。

リーディングサイアーランキングはここ5年くらいディープインパクトが独走。

ディープインパクト産駒が今週末の英ダービーに出走する

ディープ産駒のサクソンウォリアーは、既に無敗で2000ギニー日本では皐月賞にあたる)を制しており、ダービーでも断然の一番人気。

馬主アイルランドクールモアグループだが、ダービーを勝てばクラシック三冠を狙うことを宣言しているらしい。

追記。

馬齢の数え方が変わった

のは2000年なのでだいぶ古いですね…

外国騎手短期免許ではなく通年免許を認められるようになった

というのは大きいですね。

ミルコ・デムーロクリストフ・ルメールはいまやJRA所属騎手です。

あと騎手関連で言えば、少し古い話ですが、地方所属だった騎手中央移籍することが増えたとか。

2003年安藤勝己正式移籍したのを皮切りに、内田博幸岩田康誠戸崎圭太らが中央移籍し、リーディングジョッキーを獲得しています

最強論争は荒れる

のはもちろんです。

もしリアルで話すとしたら慎重に、相手競馬を始めた年代を見極めて、当時の最強馬を持ち上げていきましょう。

キタサンブラック

追加しました。

地方交流GIも含めた最多GI勝利

は、ヴァーミリアンの9勝でも、ホッコータルマエ10勝でもなく、コパノリッキー11勝です。

2018-05-30

ウマ娘JRA無視されている

と思っている人達って意外にいるんだろうか。


けものフレンズとはコラボやったのに!など、

Umabiでのコラボ企画採用されないことを理由にして、そのようなことを言っている人を見かけたが、

あれはライトユーザー競馬に興味のない層を取りこむ企画から

元々競馬ファンが見ていると思われるウマ娘は題材としてあまり向いていない。


そもそもウマ娘CMレース間に競馬場でも流れている。

自身5月20日東京競馬場において、ターフビジョンで流れたのを確認した。

さらにいうと、来る6月3日GI安田記念の当日でもある)、東京競馬場ウマ娘特設ブースが設置される。

キャストを呼ぶイベントはないのだが、目立つ場所にそれなりの大きさのものが出来るので、

知らない競馬ファンに対して十分なアピールになるはずだ。

またタ―フィーショップという競馬グッズを扱う売店で、

ウマ娘キャラクターグッズも先行発売される。

競馬ファンが他の競馬グッズと合わせて買ってくれることを期待してのことだろう。


このようにJRAから無視されているというのは全くの誤解なのである

一方で立ち上げ時に許可どり等でやらかし、一部馬主の馬が出ていないのは間違いないので、

この辺の事情をなんとか解消し、キンイロリョテイがステイゴールドとして出演出来るよう願うばかりである

2016-05-24

ディープインパクト産駒GI成績(2018年1月時点)

レース1着2着3着備考
2010阪神JF×××
2010朝日杯FS×リアルインパクトリベルタ
2011桜花賞マルセリーナ××
2011皐月賞××ダノンバラード
2011NHKマイル×コティリオンリアルインパクト
2011オークス×××
2011ダービー×××
2011安田記念リアルインパクト××
2011宝塚記念×××出走なし
2011スプリンターズS×××出走なし
2011秋華賞×××
2011菊花賞××トーセンラー
2011天皇賞×××出走なし
2011エリザベス×××
2011マイルCS×××
2011ジャパンC×××出走なし
2011ジャパンCダート×××出走なし
2011阪神JFジョワドヴィーヴル××
2011朝日杯FS×××出走なし
2011中山大障害×××出走なし
2011有馬記念×××出走なし
2012フェブラリーS×××出走なし
2012高松宮×××出走なし
2012桜花賞ジェンティルドンナヴィルシーナ×
2012中山GJ×××出走なし
2012皐月賞×ワールドエースディープブリランテ
2012天皇賞×××出走なし
2012NHKマイル×××
2012ヴィクトリア×ドナウブルーマルセリーナ
2012オークスジェンティルドンナヴィルシーナ×
2012ダービーディープブリランテ×トーセンホマレボシ
2012安田記念×××
2012宝塚記念×××
2012スプリンターズS×××出走なし
2012秋華賞ジェンティルドンナヴィルシーナ×
2012菊花賞×××
2012天皇賞×××出走なし
2012エリザベス×ヴィルシーナ×
2012マイルCS××ドナウブルー
2012ジャパンCジェンティルドンナ××
2012ジャパンCダート×××出走なし
2012阪神JF×××
2012朝日杯FS×××出走なし
2012中山大障害×××出走なし
2012有馬記念×××出走なし
2013フェブラリーS×××出走なし
2013高松宮×××出走なし
2013桜花賞アユサンレッドオーヴァル×
2013中山GJ×××出走なし
2013皐月賞×××
2013天皇賞×トーセンラー×
2013NHKマイル×××出走なし
2013ヴィクトリアヴィルシーナ××
2013オークス×バーブロッサデニムアンドルビー
2013ダービーキズナ××
2013安田記念××ダノンシャーク
2013宝塚記念×ダノンバラードジェンティルドンナ
2013スプリンターズS×××出走なし
2013秋華賞×スマートレイアー×
2013菊花賞×サトノノブレス×
2013天皇賞×ジェンティルドンナ×
2013エリザベス×ラキシス×
2013マイルCSトーセンラー×ダノンシャーク
2013ジャパンCジェンティルドンナデニムアンドルビー×
2013チャンピオンズカップ×××出走なし
2013阪神JF×ハープスター×
2013朝日杯FS×××
2013中山大障害××メイショウブシドウ
2013有馬記念×××
2014フェブラリーS×××出走なし
2014高松宮×××
2014桜花賞ハープスター××
2014中山GJ××メイショウブシドウ
2014皐月賞×××
2014天皇賞×××
2014NHKマイルミッキーアイル××
2014ヴィクトリアヴィルシーナ××
2014オークス×ハープスター×
2014ダービー×××
2014安田記念×××
2014宝塚記念××ヴィルシーナ
2014スプリンターズS××レッドオーヴァル
2014秋華賞ショウナンパンドラ××
2014菊花賞×××
2014天皇賞スピルバーグジェンティルドンナ×
2014エリザベスラキシス××
2014マイルCSダノンシャークフィエロ
2014ジャパンC××スピルバーグ
2014チャンピオンズC×××出走なし
2014阪神JFショウナンアデラ××
2014中山大障害レッドキングダム××
2014朝日杯FSダノンプラチナ××
2014有馬記念ジェンティルドンナ××
2015フェブラリーS×××出走なし
2015高松宮××ミッキーアイル
2015桜花賞×クルミナル×
2015中山GJ×××
2015皐月賞×リアルスティール×
2015天皇賞×××
2015NHKマイル×××
2015ヴィクトリア×××
2015オークスミッキークイーン×クルミナル
2015ダービー×サトノラーゼン×
2015安田記念×ヴァンセンヌ×
2015宝塚記念×デニムアンドルビーショウナンパンドラ
2015スプリンターズS×××
2015秋華賞ミッキークイーン××
2015菊花賞×リアルスティール×
2015天皇賞×ステファノス×
2015エリザベスマリアライト×タッチングスピーチ
2015マイルCS×フィエロ
2015ジャパンCショウナンパンドララストインパクト×
2015チャンピオンズC×××出走なし
2015阪神JF××ブランボヌール
2015朝日杯FS×××出走なし
2015中山大障害×××出走なし
2015有馬記念×××
2016フェブラリーS×××
2016高松宮×ミッキーアイル×
2016桜花賞×シンハライト×
2016中山GJ×××出走なし
2016皐月賞ディーマジェスティマカヒキサトノダイヤモンド
2016天皇賞×××
2016NHKマイル×××
2016ヴィクトリア×ミッキークイーンショウナンパンドラ
2016オークスシンハライト×ビッシュ
2016ダービーマカヒキサトノダイヤモンドディーマジェスティ
2016安田記念××フィエロ
2016宝塚記念マリアライト××
2016スプリンターズS×ミッキーアイル×
2016秋華賞ヴィブロス××
2016菊花賞サトノダイヤモンド××
2016天皇賞×リアルスティールステファノス
2016エリザベス××ミッキークイーン
2016マイルCSミッキーアイル××
2016ジャパンC×××
2016チャンピオンズC×××出走なし
2016阪神JF×××出走なし
2016朝日杯FSサトノアレス××
2016中山大障害×××出走なし
2016有馬記念サトノダイヤモンド××
2017フェブラリーS×××
2017高松宮×××
2017大阪杯×ステファノス×
2017桜花賞×××
2017中山GJ×××
2017皐月賞アルアイン××
2017天皇賞××サトノダイヤモンド
2017NHKマイル×××出走なし
2017ヴィクトリア××ジュールポレール
2017オークス×××
2017ダービー××アドミラブル
2017安田記念サトノアラジン××
2017宝塚記念××ミッキークイーン
2017スプリンターズS×××出走なし
2017秋華賞×××
2017菊花賞×××
2017天皇賞×××
2017エリザベス××ミッキークイーン
2017マイルCS××サングレーザー
2017ジャパンC×××
2017チャンピオンズC×××出走なし
2017阪神JF××マウレア
2017朝日杯FSダノンプレミアム××
2017中山大障害×××
2017有馬記念×××
2017ホープフルS×××


全167レース中130レースに出走

勝率40/130=31%

連対69/130=53%(2着までに入った率)

複勝88/130=68%(3着までに入った率)

2014-03-20

The WINNER

2000年高松宮記念

その馬は10度の敗北を超えて血統を証明した。

敗れても、敗れても、敗れても、絶対に首を下げなかった。

緑のメンコ。不屈の塊。

その馬の名は…キングヘイロー

86年、桜花賞

その美しき黒い流線形

嫉妬すら追いつかない。憧れすら届かない。

その馬が史上初の三冠牝馬になることを、まだ誰も知らなかった。

魔性青鹿毛、その馬の名は…メジロラモーヌ

2001年皐月賞

その馬はわずか四度の戦いで神話になった。

異次元から現れ、瞬く間に駆け抜けていった。

ライバル達を絶望させ、見る者の目を眩ませる超光速の粒子。

その馬の名は…アグネスタキオン

93年、天皇賞(春)

極限まで削ぎ落した躰に鬼が宿る。

王者メジロマックイーンの三連覇を阻んだ漆黒ステイヤー

ヒールか。ヒーローか。悪夢か。奇跡か。

その馬の名は…ライスシャワー

96年、オークス

5頭がもつれた世紀の大激戦の末に生まれた、女王ダイナカール

その娘が、再びレースを支配する。

額の流星宿命か。

オークス、親子制覇。

その馬の名は…エアグルーヴ

93年、日本ダービー

瞬きさえ許さない3つのプライドの激突。

熱狂の2分25秒。

最後の直線を制した、その馬の名は…ウイニングチケット

85年、安田記念

それは革命だった。

マイル戦のために進化を遂げたその脚が、名馬の条件を塗り替えた。

何者も寄せ付けないマイル皇帝

その馬の名は…ニホンピロウイナー

99年、宝塚記念

標的はただ一頭、同期のダービー馬だった。

今行くか。

いや、まだか。

一瞬の判断で未来を変えた未知なる栗毛

その馬の名は…グラスワンダー

94年、スプリンターズステークス

絶頂を極めた者に、もはや勝つべき戦いは残っていないのか。

レコードを叩きだしたラストラン。

最後に勝つ者が勝者だ。

その馬の名は…サクラバクシンオー

83年、菊花賞

その馬はタブーを犯した。

最後から上りで一気に先頭に出る。

そうか、タブーは人が作るものにすぎない。

その馬の名は…ミスターシービー

88年、天皇賞(秋)

芦毛の馬は走らない」。

この2頭が現れるまで、人はそう言っていた。

芦毛芦毛一騎打ち

宿敵が強さをくれる。

風か光か、その馬の名は…タマモクロス

88年、マイルチャンピオンシップ

走ることに安心なんて求めるな。

危険と呼ぶか。冒険と呼ぶか。

見るものすべての心をかき乱す、その末脚を人は愛した。

その馬の名は…サッカーボーイ

89年、ジャパンカップ

躍り出ろ。

お前を知らない者たちの隙を突いて躍り出ろ。

世界を変えるのに3分もいらない。

ワールドレコード2分22秒2という事件。

その馬の名は…ホーリックス

77年、有馬記念

その直線で過去未来も消え去った。

ただ今と今のぶつかり合う伝説のデッドヒート

戯れにもみえた。死闘にもみえた。

その「勝者」の名は…テンポイント



http://anond.hatelabo.jp/20140320144201

92年、皐月賞

そのモンスターの名はミホノブルボン

常識は、敵だ。

90年、天皇賞(春)

メジロマックイーン、父子三代制覇。

絶対の強さは、時に人を退屈させる。

91年、日本ダービー

七冠の父のプレッシャーに勝ったトウカイテイオー

天才はいる。悔しいが。

98年、安田記念

大雨のなかの無敵、タイキシャトル

可能性は人を熱くする。

98年、宝塚記念

最速の機能美、サイレンススズカ

速さは、自由か孤独か。

94年、菊花賞

ナリタブライアン、七馬身差の衝撃。

群れに答えなどない。

99年、天皇賞(秋)

スペシャルウィーク、逆襲のラン。

本当の敵は、諦めだ。

98年、ジャパンカップ

エルコンドルパサー、激戦のライバルたち。

僕らは、ひとりでは強くなれない。

90年、有馬記念

オグリキャップ復活、ラストラン。

はいる。そう思った。

2013-06-07

人生ってなんなんすかね

将来の職業は、教師って決めていた

中学生あたりから最近まで

今、教育実習に行ってるんだけど、本当にきつい

こどもを教えることは、楽しい

それに対してコメントをもらうのも、めっちゃ勉強になる

でも、体罰をしている教師や威圧的な態度をとる教師を見てると、こっちも萎縮してしま

教育実習ってのは、自分の母校に通うんだけど

確かに、俺らの時からそうだった。

しかし、当時はかなり荒れていた。だから、多少は仕方ないな、ってところもあった。

実際、そういった雰囲気は嫌いだったけど、秩序を保つためなら仕方ないと思った。

今は、どうだろう。

純朴な子がたくさんいるし、もちろんやんちゃな子もたくさんいる。

しかし、当時から比べるとかなりましだ。

それは、教師も認めている。ならば、もう少しのびのびとすればいいと思う。

子どもたちは、完全にびびってしまっている。

これが教育というものなのか。躾といえば、それまでなのかもしれないけど、僕にはよくわからない。

その波及は、実習生にもきている。

もちろん、実習させて頂いている、という気持ちは大いにある。

しかし、それを全面に押し出して、「お前ら感謝しろよ、実習生ってのは迷惑なんだからもっと頭下げろよ」って言うのはどうだろうか。

自分たちも同じ道をたどってきたはずなのに、嫌味を言ったり、中学生と同等な扱いをするというのは。

もちろん、自分たちがそうされてきて、良かったから同じ態度を取るのかもしれないけど。

職員室で、少しわからないことがあり、教頭先生に尋ねた。

無言で「ここだ」とアピールされ、僕は「ありがとうございました」という。

あ、話は飛ぶけど、この中学校先生は9割無愛想である

基本、無言。何聞いても行動で示して、「わかったやろ?感謝しろ

中学の教師はこうないといけないのだろうか。

教師間は仲が良い、というか馬鹿騒ぎしているだけど。

「この前の安田記念が~」とか

話は戻すと、教頭先生にそういう態度を取られ

すぐに職員室から出ようとすると

他の先生と「実習生が~」という言葉を聞き、裏口たたいてるんだなーと認識

これは、他の実習生も何回か聞いている。

結局、何が言いたいかというと、社会に出たら

自分が居心地のいい空間があるとは限らないんだなぁと。

今まで、塾講師をしたり小学校ボランティアをしたけど、何か気に食わなかった。

いつも引っかかるのは、上記のことで、もっと子供に優しくすればいいのにと。

威圧的な態度で、子供を圧倒するのが教育なのかと。

今まで一般企業とか考えたことなかったし、親も教師向いているよとか

言ってくれてたから、深く気にしていなかったんだけど

いよいよ、周りが進路を決めだして、焦り始めた。

まぁ、大学院は行くんだけど、もう一般企業就職するのが濃厚だなぁ。

でも、学校現場も諦めたくないなー。

元カノ中学校の教師になって・・・っていう話は、また次の機会に。

人生って悩むことばっかり。

大学4年の6月

2007-06-04

http://anond.hatelabo.jp/20070604164333

普通マンガファン

わらった。死ねばいいのに

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そうそう。昨日な、ふらっと水道橋デートに行ったんだ。とくに目的は無し。

そしたらあのへんものすごい混沌としてんのな。

もう秋葉なんて目じゃねーくらい。だって秋葉はオタと観光客と店の人の3種に大別できるじゃん。

昨日の水道橋はすごかった。

16時過ぎに後楽園駅で降りたんだけど、安田記念ウインズ帰りのおっさんたちと、KAT-TUNの開演待ちの女子軍団と、ラクーアコスプレ祭り(なんかコスプレしてると入場が安くなるらしい)のレイヤーさんたちと、普通の観光客と買い物客が入り交じって、かつラクーアステージではバンドが演奏してて、頭上をコースターゴンゴンいいながら通ってくの。

全員が全員、別に集団に属するわけじゃなく、己の利益でめいめいに動いてるんだけど、自然に集団になってる。でもその境界は曖昧で入り組んでいる。誰がヘンで、誰がヘンじゃないのかもうワケわかんなくなるの。自分たちを含めて、ね。「普通」のゲシュタルト崩壊

とくにレイヤー存在は強烈だった。正確には、レイヤーが非レイヤーの中に混在している状況が。普通外国人観光客とか、普通女子高生とか、普通ギャルギャル男とか、普通ツナギ姿のラクーア職員とかまで「レイヤーなんじゃないのか?」とか思えてくる。

いっぽうウインズ帰りのおっさんたちはアースカラー。あれは都市迷彩の一種だと思ってるんだが、集団でいると一発で分かる。

さらにいっぽうKAT-TUNファンの女子たちの服装に共通点はまるでないのに、みんないっしょに見える。結論から言うと「合コンに来るような服装」という共通点が判明。つまりハイヒールワンピで髪の毛作って、みたいな。なんかおれの中の「ライブ」という概念を覆された。

不思議な体験だったよ。

あと旧後楽園ゆうえんちでGUYS(メビウスの「ウルトラ警備隊」)のコスプレしてたレイヤー喧嘩売ってるのかw

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