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はてなキーワード: ことりとは

2022-01-08

ラブライブって三期の世界線つながってたんだな

てっきり完全に別の世界線だと思っていた

今年いちばんカルチャーショックだわ

μ's 呼び方 呼ばれ方

高坂穂乃果 穂乃果 (先輩後輩禁止実施前)矢澤先輩⇒(実施後)にこちゃん

南ことり ことり 矢澤先輩⇒にこちゃん

園田海未 海未 矢澤先輩⇒にこ

星空凛 凛 矢澤先輩⇒にこちゃん

小泉花陽 花陽 矢澤先輩⇒にこちゃん

西木野真姫 真姫 矢澤先輩⇒にこちゃん

東條希 希 にこっち

絢瀬絵里 絵里 にこ

Aqours 呼び方 呼ばれ方

高海千歌 千歌 にこさん

渡辺曜 曜 にこさん

桜内梨子 梨子 にこさん

国木田花丸 花丸 にこさん

黒澤ルビィ ルビィ にこさん

津島善子 善子 にこ

松浦果南 果南 にこちゃん

黒澤ダイヤ ダイヤ にこさん

小原鞠莉 鞠莉 にこっち

ニジガク 呼び方 呼ばれ方

上原歩夢 歩夢 にこさん

宮下愛 愛 にこっち

優木せつ菜 せつ菜 にこさん

中須かすみ かすみかすみん にこ先輩

桜坂しずく しずく にこさん

天王寺璃奈 璃奈 にこさん

三船栞子 栞子 矢澤さん⇒にこさん

近江彼方 彼方 にこちゃん

エマヴェルデ エマこちゃん

朝香果林 果林 にこちゃん

ショウ・ランジュ ランジュ にこ

ミア・テイラー ミア にこ

あなたちゃん アンタ、あなた にこさん

2022-01-07

ローマ教皇「きょうはステキな日です。はながさいてる、ことりたちもさえずってる…」

んじゃ…

グリルビーズにでも

いくかな

2021-11-03

anond:20211102165815

増田はん、よう気付きはりましたなぁ。あんさんの言う通り、「はる」は敬語やさかい、ええ意味でつことりますんや。日本語ちゅうもんはほんまえろう難しいもんですわ。迷惑かけますけど、かんにんしてな。ほなまいどおおきに

2021-08-04

anond:20210804232034

ことりーではないがかなり良かったのでおすすめ

有料ならカウンセラーさんのプロフィールをみて得意そうな方を選べるとおもう

また行き詰まったら相談するつもり

2021-07-13

今期あみめいくつか見た。以下、所感。いずれも原作ノータッチ

2021-03-28

🐇ピアノ弾けるのかぁ

わたしゃ おんがくか

やまの こりす

じょうずに バイオリン

ひいてみましょう

キュキュキュッキュッキュッ

キュキュキュッキュッキュッ

キュキュキュッキュッキュッ

キュキュキュッキュッキュッ

いかがです

わたしゃ おんがくか

やまの うさぎ

じょうずに ピアノ

ひいてみましよう

ポポポロポロポロ

ポポポロポロポロ

ポポポロポロポロ

ポポポロポロポロ

いかがです

わたしゃ おんがくか

やまの ことり

じょうずに フルート

ふいてみましょう

ピピピッピッピッ

ピピピッピッピッ

ピピピッピッピッ

ピピピッピッピッ

いかがです

わたしゃ おんがくか

やまの たぬき

じょうずに たいこを

たたいてみましょう

ポコポンポコポン

ポコポンポコポン

ポコポンポコポン

ポコポンポコポン

いかがです

ぼくたちゃ おんがくか

やまの なかま

じょうずに そろえて

ひいてみましよう

タタタンタンタン

タタタンタンタン

タタタンタンタン

タタタンタンタン

いかがです

2021-03-22

鹿

そのとき西にしのぎらぎらのちぢれた雲くものあひだから夕陽ゆふひは赤あかくなゝめに苔こけの野原のはらに注そゝぎ、すすきはみんな白しろい火ひのやうにゆれて光ひかりました。わたくしが疲つかれてそこに睡ねむりますと、ざあざあ吹ふいてゐた風かぜが、だんだん人ひとのことばにきこえ、やがてそれは、いま北上たかみの山やまの方はうや、野原のはらに行おこなはれてゐ鹿踊しゝおどりの、ほんたうの精神せいしんを語かたりました。

 そこらがまだまるつきり、丈たけ高たかい草くさや黒くろい林はやしのままだつたとき、嘉十かじふはおぢいさんたちと北上川きたかみがはの東ひがしから移うつつてきて、小ちいさなはたけを開ひらいて、粟あはや稗ひえをつくつてゐました。

 あるとき嘉十かじふは、栗くりの木きから落おちて、少すこし左ひだりの膝ひざを悪わるくしました。そんなときみんなはいつでも、西にしの山やまの中なかの湯ゆの湧わくとこへ行いつて、小屋こやをかけて泊とまつて療なほすのでした。

 天気てんきのいゝ日ひに、嘉十かじふも出でかけて行いきました。糧かてと味噌みそと鍋なべとをしよつて、もう銀ぎんいろの穂ほを出だしたすすきの野原のはらをすこしびつこをひきながら、ゆつくりゆつくり歩あるいて行いつたのです。

 いくつもの小流こながれや石原いしはらを越こえて、山脈さんみやくのかたちも大おほきくはつきりなり、山やまの木きも一本いつぽん一本いつぽん、すぎごけのやうに見みわけられるところまで来きたときは、太陽たいやうはもうよほど西にしに外それて、十本じつぽんばかりの青あをいはんのきの木立こだちの上うへに、少すこし青あをざめてぎらぎら光ひかつてかかりました。

 嘉十かじふは芝草しばくさの上うへに、せなかの荷物もつをどつかりおろして、栃とちと粟あわとのだんごを出だして喰たべはじめました。すすきは幾いくむらも幾いくむらも、はては野原のはらいつぱいのやうに、まつ白しろに光ひかつて波なみをたてました。嘉十かじふはだんごをたべながら、すすきの中なかから黒くろくまつすぐに立たつてゐる、はんのきの幹みきをじつにりつぱだとおもひました。

 ところがあんまり一生いつしやうけん命めいあるいたあとは、どうもなんだかお腹なかがいつぱいのやうな気きがするのです。そこで嘉十かじふも、おしまひに栃とちの団子だんごをとちの実みのくらゐ残のこしました。

「こいづば鹿しかさ呉けでやべか。それ、鹿しか、来きて喰け」と嘉十かじふはひとりごとのやうに言いつて、それをうめばちさうの白しろい花はなの下したに置おきました。それから荷物もつをまたしよつて、ゆつくりゆつくり歩あるきだしました。

 ところが少すこし行いつたとき、嘉十かじふはさつきのやすんだところに、手拭てぬぐひを忘わすれて来きたのに気きがつきましたので、急いそいでまた引ひつ返かへしました。あのはんのきの黒くろい木立こだちがぢき近ちかくに見みえてゐて、そこまで戻もどるぐらゐ、なんの事ことでもないやうでした。

 けれども嘉十かじふはぴたりとたちどまつてしまひました。

 それはたしかに鹿しかのけはひがしたのです。

 鹿しかが少すくなくても五六疋ぴき、湿しめつぽいはなづらをずうつと延のばして、しづかに歩あるいてゐるらしいのでした。

 嘉十かじふはすすきに触ふれないやうに気きを付つけながら、爪立つまだてをして、そつと苔こけを踏ふんでそつちの方はうへ行いきました。

 たしかに鹿しかはさつきの栃とちの団子だんごにやつてきたのでした。

「はあ、鹿等しかだあ、すぐに来きたもな。」と嘉十かじふは咽喉のどの中なかで、笑わらひながらつぶやきました。そしてからだをかゞめて、そろりそろりと、そつちに近ちかよつて行ゆきました。

 一むらのすすきの陰かげから、嘉十かじふはちよつと顔かほをだして、びつくりしてまたひつ込こめました。六疋ぴきばかりの鹿しかが、さつきの芝原しばはらを、ぐるぐるぐるぐる環わになつて廻まはつてゐるのでした。嘉十かじふはすすきの隙間すきまから、息いきをこらしてのぞきました。

 太陽たいやうが、ちやうど一本いつぽんのはんのきの頂いたゞきにかかつてゐましたので、その梢こずゑはあやしく青あをくひかり、まるで鹿しかの群むれを見みおろしてぢつと立たつてゐる青あをいいきもののやうにおもはれました。すすきの穂ほも、一本いつぽんづつ銀ぎんいろにかがやき、鹿しかの毛並けなみがことにその日ひはりつぱでした。

 嘉十かじふはよろこんで、そつと片膝かたひざをついてそれに見みとれました。

 鹿しかは大おほきな環わをつくつて、ぐるくるぐるくる廻まはつてゐましたが、よく見みるとどの鹿しかも環わのまんなかの方はうに気きがとられてゐるやうでした。その証拠しようこには、頭あたまも耳みゝも眼めもみんなそつちへ向むいて、おまけにたびたび、いかにも引ひつぱられるやうに、よろよろと二足ふたあし三足みあし、環わからはなれてそつちへ寄よつて行ゆきさうにするのでした。

 もちろん、その環わのまんなかには、さつきの嘉十かじふの栃とちの団子だんごがひとかけ置おいてあつたのでしたが、鹿しかものしきりに気きにかけてゐるのは決けつして団子だんごではなくて、そのとなりの草くさの上うへにくの字じになつて落おちてゐる、嘉十かじふの白しろい手拭てぬぐひらしいのでした。嘉十かじふは痛いたい足あしをそつと手てで曲まげて、苔こけの上うへにきちんと座すはりました。

 鹿しかめぐりだんだんゆるやかになり、みんなは交かはる交がはる、前肢まへあしを一本いつぽん環わの中なかの方はうへ出だして、今いまにもかけ出だして行いきさうにしては、びつくりしたやうにまた引ひつ込こめて、とつとつとつとつしづかに走はしるのでした。その足音あしおとは気きもちよく野原のはらの黒土くろつちの底そこの方はうまでひゞきました。それから鹿しかどもはまはるのをやめてみんな手拭てぬぐひのこちらの方はうに来きて立たちました。

 嘉十かじふはにはかに耳みゝがきいんと鳴なりました。そしてがたがたふるえました。鹿しかもの風かぜにゆれる草穂くさぼのやうな気きもちが、波なみになつて伝つたはつて来きたのでした。

 嘉十かじふはほんたうにじぶんの耳みゝを疑うたがひました。それは鹿しかのことばがきこえてきたからです。

「ぢや、おれ行いつて見みで来こべが。」

「うんにや、危あぶないじや。も少すこし見みでべ。」

こんなことばもきこえました。

「何時いつだがの狐きつねみだいに口発破くちはつぱなどさ罹かゝつてあ、つまらないもな、高たかで栃とちの団子だんごなどでよ。」

「そだそだ、全まつたぐだ。」

こんなことばも聞ききました。

「生いぎものだがも知しれないじやい。」

「うん。生いぎものらしどごもあるな。」

こんなことばも聞きこえました。そのうちにたうたう一疋ぴきが、いかにも決心けつしんしたらしく、せなかをまつすぐにして環わからはなれて、まんなかの方はうに進すゝみ出でました。

 みんなは停とまつてそれを見みてゐます

 進すゝんで行いつた鹿しかは、首くびをあらんかぎり延のばし、四本しほんの脚あしを引ひきしめ引ひきしめそろりそろりと手拭てぬぐひに近ちかづいて行いきましたが、俄にはかにひどく飛とびあがつて、一目散もくさんに遁にげ戻もどつてきました。廻まはりの五疋ひきも一ぺんにぱつと四方しはうへちらけやうとしましたが、はじめの鹿しかが、ぴたりととまりましたのでやつと安心あんしんして、のそのそ戻もどつてその鹿しかの前まへに集あつまりました。

「なぢよだた。なにだた、あの白しろい長ながいやづあ。」

「縦たてに皺しはの寄よつたもんだけあな。」

「そだら生いぎものだないがべ、やつぱり蕈きのこなどだべが。毒蕈ぶすきのこだべ。」

「うんにや。きのごだない。やつぱり生いぎものらし。」

「さうが。生いぎもので皺しわうんと寄よつてらば、年老としよりだな。」

「うん年老としよりの番兵ばんぺいだ。ううはははは。」

「ふふふ青白あをじろの番兵ばんぺいだ。」

「ううははは、青あをじろ番兵ばんぺいだ。」

「こんどおれ行いつて見みべが。」

「行いつてみろ、大丈夫だいじやうぶだ。」

「喰くつつがないが。」

「うんにや、大丈夫だいじやうぶだ。」

そこでまた一疋ぴきが、そろりそろりと進すゝんで行いきました。五疋ひきはこちらで、ことりことりとあたまを振ふつてそれを見みてゐました。

 進すゝんで行いつた一疋ぴきは、たびたびもうこわくて、たまらないといふやうに、四本ほんの脚あしを集あつめてせなかを円まろくしたりそつとまたのばしたりして、そろりそろりと進すゝみました。

 そしてたうたう手拭てぬぐひのひと足あしこつちまで行いつて、あらんかぎり首くびを延のばしてふんふん嚊かいでゐましたが、俄にはかにはねあがつて遁にげてきました。みんなもびくつとして一ぺんに遁にげださうとしましたが、その一ぴきがぴたりと停とまりましたのでやつと安心あんしんして五つの頭あたまをその一つの頭あたまに集あつめました。

「なぢよだた、なして逃にげで来きた。」

「噛かぢるべとしたやうだたもさ。」

「ぜんたいなにだけあ。」

「わがらないな。とにかぐ白しろどそれがら青あをど、両方りやうはうのぶぢだ。」

「匂にほひあなぢよだ、匂にほひあ。」

「柳やなぎの葉はみだいな匂にほひだな。」

「はでな、息いぎ吐つでるが、息いぎ。」

「さあ、そでば、気付きつけないがた。」

「こんどあ、おれあ行いつて見みべが。」

「行いつてみろ」

三番目ばんめの鹿しかがまたそろりそろりと進すゝみました。そのときちよつと風かぜが吹ふいて手拭てぬぐひがちらつと動うごきましたので、その進すゝんで行いつた鹿しかはびつくりして立たちどまつてしまひ、こつちのみんなもびくつとしました。けれども鹿しかはやつとまた気きを落おちつけたらしく、またそろりそろりと進すゝんで、たうたう手拭てぬぐひまで鼻はなさきを延のばした。

 こつちでは五疋ひきがみんなことりことりとお互たがひにうなづき合あつて居をりました。そのとき俄にはかに進すゝんで行いつた鹿しかが竿立さをだちになつて躍をどりあがつて遁にげてきました。

「何なして遁にげできた。」

「気味悪きびわりぐなてよ。」

「息いぎ吐つでるが。」

「さあ、息いぎの音おどあ為さないがけあな。口くぢも無ないやうだけあな。」

「あだまあるが。」

「あだまもゆぐわがらないがつたな。」

「そだらこんだおれ行いつて見みべが。」

四番目よばんめの鹿しかが出でて行いきました。これもやつぱりびくびくものです。それでもすつかり手拭てぬぐひの前まへまで行いつて、いかにも思おもひ切きつたらしく、ちよつと鼻はなを手拭てぬぐひに押おしつけて、それから急いそいで引ひつ込こめて、一目いちもくさんに帰かへつてきました。

「おう、柔やつけもんだぞ。」

「泥どろのやうにが。」

「うんにや。」

「草くさのやうにが。」

「うんにや。」

ごまざいの毛けのやうにが。」

「うん、あれよりあ、も少すこし硬こわぱしな。」

「なにだべ。」

「とにかぐ生いぎもんだ。」

「やつぱりさうだが。」

「うん、汗臭あせくさいも。」

「おれも一遍ひとがへり行いつてみべが。」

 五番目ばんめの鹿しかがまたそろりそろりと進すゝんで行いきました。この鹿しかはよほどおどけもののやうでした。手拭てぬぐひの上うへにすつかり頭あたまをさげて、それからいかにも不審ふしんだといふやうに、頭あたまをかくつと動うごかしましたので、こつちの五疋ひきがはねあがつて笑わらひました。

 向むかふの一疋ぴきはそこで得意とくいになつて、舌したを出だして手拭てぬぐひを一つべろりと甞なめましたが、にはかに怖こはくなつたとみえて、大おほきく口くちをあけて舌したをぶらさげて、まるで風かぜのやうに飛とんで帰かへつてきました。みんなもひどく愕おどろきました。

「ぢや、ぢや、噛かぢらへだが、痛いたぐしたが。」

「プルルルルルル。」

「舌した抜ぬがれだが。」

「プルルルルルル。」

「なにした、なにした。なにした。ぢや。」

「ふう、あゝ、舌した縮ちゞまつてしまつたたよ。」

「なじよな味あじだた。」

「味あじ無ないがたな。」

「生いぎもんだべが。」

「なじよだが判わからない。こんどあ汝うなあ行いつてみろ。」

「お。」

 おしまひの一疋ぴきがまたそろそろ出でて行いきました。みんながおもしろさうに、ことこと頭あたまを振ふつて見みてゐますと、進すゝんで行いつた一疋ぴきは、しばらく首くびをさげて手拭てぬぐひを嗅かいでゐましたが、もう心配しんぱいもなにもないといふ風ふうで、いきなりそれをくわいて戻もどつてきました。そこで鹿しかはみなぴよんぴよん跳とびあがりました。

「おう、うまいうまい、そいづさい取とつてしめば、あどは何なんつても怖おつかなぐない。」

「きつともて、こいづあ大きな蝸牛なめくづらの旱ひからびだのだな。」

「さあ、いゝが、おれ歌うだうだうはんてみんな廻まれ。」

 その鹿しかはみんなのなかにはいつてうたひだし、みんなはぐるぐるぐるぐる手拭てぬぐひをまはりはじめました。

「のはらのまん中なかの めつけもの

 すつこんすつこの 栃とちだんご

 栃とちのだんごは   結構けつこうだが

 となりにいからだ ふんながす

 青あをじろ番兵ばんぺは   気きにかがる。

  青あおじろ番兵ばんぺは   ふんにやふにや

 吠ほえるさないば 泣なぐもさな

 瘠やせで長ながくて   ぶぢぶぢで

 どごが口くぢだが   あだまだが

 ひでりあがりの  なめぐぢら。」

 走はしりながら廻まはりながら踊おどりながら、鹿しかはたびたび風かぜのやうに進すゝんで、手拭てぬぐひを角つのでついたり足あしでふんだりしました。嘉十かじふの手拭てぬぐひはかあいさうに泥どろがついてところどころ穴あなさへあきました。

 そこで鹿しかめぐりだんだんゆるやかになりました。

「おう、こんだ団子だんごお食くばがりだぢよ。」

「おう、煮にだ団子だぢよ。」

「おう、まん円まるけぢよ。」

「おう、はんぐはぐ。」

「おう、すつこんすつこ。」

「おう、けつこ。」

 鹿しかそれからみんなばらばらになつて、四方しはうから栃とちのだんごを囲かこんで集あつまりました。

 そしていちばんはじめに手拭てぬぐひに進すゝんだ鹿しかから一口ひとくちづつ団子だんごをたべました。六疋ぴきめの鹿しかは、やつと豆粒まめつぶのくらゐをたべただけです。

 鹿しかそれからまた環わになつて、ぐるぐるぐるぐるめぐりあるきました。

 嘉十かじふはもうあんまりよく鹿しかを見みましたので、じぶんまでが鹿しかのやうな気きがして、いまにもとび出ださうとしましたが、じぶんの大おほきな手てがすぐ眼めにはいりましたので、やつぱりだめだとおもひながらまた息いきをこらしました。

 太陽たいやうはこのとき、ちやうどはんのきの梢こずゑの中なかほどにかかつて、少すこし黄きいろにかゞやいて居をりました。鹿しかめぐりはまただんだんゆるやかになつて、たがひにせわしくうなづき合あひ、やがて一列れつに太陽たいやうに向むいて、それを拝おがむやうにしてまつすぐに立たつたのでした。嘉十かじふはもうほんたうに夢ゆめのやうにそれに見みとれてゐたのです。

 一ばん右みぎはじにたつた鹿しかが細ほそい声こゑでうたひました。

「はんの木ぎの

 みどりみぢんの葉はの向もごさ

 ぢやらんぢやららんの

 お日ひさん懸かがる。」

 その水晶すゐしやうの笛ふえのやうな声こゑに、嘉十かじふは目めをつぶつてふるえあがりました。右みぎから二ばん目めの鹿しかが、俄にはかにとびあがつて、それからからだを波なみのやうにうねらせながら、みんなの間あひだを縫ぬつてはせまはり、たびたび太陽たいやうの方はうにあたまをさげました。それからじぶんのところに戻もどるやぴたりととまつてうたひました。

「お日ひさんを

 せながさしよへば、はんの木ぎも

 くだげで光ひかる

 鉄てつのかんがみ。」

 はあと嘉十かじふもこつちでその立派りつぱな太陽たいやうとはんのきを拝おがみました。右みぎから三ばん目めの鹿しかは首くびをせはしくあげたり下さげたりしてうたひました。

「お日ひさんは

 はんの木ぎの向もごさ、降おりでても

 すすぎ、ぎんがぎが

 まぶしまんぶし。」

 ほんたうにすすきはみんな、まつ白しろな火ひのやうに燃もえたのです。

「ぎんがぎがの

 すすぎの中ながさ立たぢあがる

 はんの木ぎのすねの

 長なんがい、かげぼうし。」

 五番目ばんめの鹿しかがひくく首くびを垂たれて、もうつぶやくやうにうたひだしてゐました。

「ぎんがぎがの

 すすぎの底そこの日暮ひぐれかだ

 苔こげの野のはら

 蟻ありこも行いがず。」

 このとき鹿しかはみな首くびを垂たれてゐましたが、六番目ばんめがにはかに首くびをりんとあげてうたひました。

「ぎんがぎがの

 すすぎの底そごでそつこりと

 咲さぐうめばぢの

 愛えどしおえどし。」

 鹿しかそれからみんな、みぢかく笛ふゑのやうに鳴ないてはねあがり、はげしくはげしくまはりました。

 北きたから冷つめたい風かぜが来きて、ひゆうと鳴なり、はんの木きはほんたうに砕くだけた鉄てつの鏡かゞみのやうにかゞやき、かちんかちんと葉はと葉はがすれあつて音おとをたてたやうにさへおもはれ、すすきの穂ほまでが鹿しかにまぢつて一しよにぐるぐるめぐつてゐるやうに見みえました。

 嘉十かじふはもうまつたくじぶんと鹿しかとのちがひを忘わすれて、

「ホウ、やれ、やれい。」と叫さけびながらすすきのかげから飛とび出だしました。

 鹿しかはおどろいて一度いちどに竿さをのやうに立たちあがり、それからはやてに吹ふかれた木きの葉はのやうに、からだを斜なゝめにして逃にげ出だしました。銀ぎんのすすきの波なみをわけ、かゞやく夕陽ゆふひの流ながれをみだしてはるかはるかに遁にげて行いき、そのとほつたあとのすすきは静しづかな湖みづうみの水脈みをのやうにいつまでもぎらぎら光ひかつて居をりました。

 そこで嘉十かじふはちよつとにが笑わらひをしながら、泥どろのついて穴あなのあいた手拭てぬぐひをひろつてじぶんもまた西にしの方はうへ歩あるきはじめたのです。

 それから、さうさう、苔こけの野原のはら夕陽ゆふひの中なかで、わたくしはこのはなしをすきとほつた秋あきの風かぜから聞きいたのです。

2021-02-21

大学受験お金掛かりすぎワロタ

大学受験お金掛かりすぎじゃない?国公立の前期で合格を決めたとしても滑り止め私大入学金約30万は絶対に払わなきゃいけないわけだし(人によるとは思うけど)最短ルートの推薦なんて限られた枠なわけだしほぼほぼ無理ゲーでしょ。自分自身が欲を出して親に我儘を言ってしまった身なので申し訳ない気持ちが余計ある。公立高校入学して親を安心出来たかな?と幼心には思ってたけど私立高校私立大学ルートより公立高校→国公立挫折私大ルートの方がなんだかんだお金かかってる気がするし。自分が親になってこれだけのお金と労力を子供に注げる自信も無い。

今のとことりあえず滑り止めは確保出来てて1番行きたい私立は追加合格候補でまだ国公立は残ってるから出来るだけのことはします。てか追加合格候補ってなんだよ。中途半端に賢く生まれなければ良かったなぁ。

2021-02-11

anond:20210211120415

こへびにはじまり こへびにおわれ

牙のない獣を見て

まれたばかりのことりのようにはばたく

さぁあと1つ

2021-02-04

ぼくがかんがえたさいきょうのうぇぶでやめてほしいことりすと

迷惑広告系は論外なので除外している。最初以外全部モバイル

検索欄で「検索ボタンがない(Enter押さないと検索できない)

キーボードつのめんどいからマウスコピペしてるのに、結局求められる。だるい

眼鏡アイコンにホバーした時にマウスカーソルが👆にならなかった時の絶望感よ。

ブラウザURLバーが隠れたり表示されたりするとガクつく

見づらい。やめろ。

読み込み途中でフォントが真っ白になるやつ

読めない。強制中断させられるよりは読み込み完了までフォント真っ白でいい。

ハンバーガーメニュー等をスクロールするとサイト自体スクロールする

独立させてくれ。大体こういうのは閉じるボタンが追尾してこない。

閉じた後も見ていたとこまでスクロールし直さないといけない。だるい

ハンバーガーメニュー等が表示されている時に、範囲外のリンクタップ可能なままになっている

からメニューが出てくるタイプ場合は大体リンクの半分以上が隠されているだろうが、そんなリンクを開きたいと思わん。

リンクを開きたくて押した訳じゃない。開くな。

ハンバーガーメニュー等が表示されている時に、範囲外をタップしても何も起きない

開くなとは言ったが、何もするなとは言ってない。

メニュー閉じろ。わざわざ画面上部/画面外の閉じるボタン押すのだるいのよ。閉じてください。

読み込み完了後に急遽出てくる要素

広告によくあるが、広告以外でもたまにあるのでたちが悪い。

言うまでもなく誤タップを誘う。やめろ。

うちのアプリ入れてねって広告でよくある。はてブお前のことやぞ。

画像の予約スペース?がなくてガクつく(スクロールをズラしてくる)

画像表示前に高さが0なやつ。たまに商品画像でこれをやってくる通販サイトがある。

(上に大きく商品画像が表示されていて、下にちっちゃく商品画像一覧が表示されているやつ。一覧から別の画像を選ぶと一瞬大きい方のサイズが0になってガクつく)

スーパー見づらい。lazyload + これ + 一番下から上にスクロール でガクガク地獄を見れる。

画面内に入ってから表示されるまでに1秒以上かかるlazyload画像

lazyloadの利点はわかる。まあわかる。でもlazyすぎる。too lazy.

画像メインのサイトほどメリットが大きいんだろうが、画像メインのサイトほどlazyloadのせいで流し見しづらい。スクロールに表示が追いつかない事が多々ある。やめろ。

サイト自体lazyload

読み込み中は真っ白のままで、読み込み完了後にやっとゆっくりフェードインで表示されるやつ。なんの意味があるの?

「新しいタブで開く」等でバックグラウンドで読み込み完了させても、開くとあなたが見てくれるまで待ってましたよとばかりにフェードイン。

アニメーション関連はそれほど嫌いじゃないが、これは邪魔

閉じるアイコンボタン(○の中に×入ってるようなやつ)のタップ可能範囲が見た目通り

小さい。押しづらい。大体広告についてて、消そうとすると広告本体を誤タップする。やめろ。

LINEお前のことやぞ。(LINE三点リーダーを縦にしたようなやつだけど)

ヘッダーとフッター両方が画面上部・下部に追尾してくる

狭い。みんながみんな縦長大画面じゃないんだよ。片方だけなら許す。両方はやめろ。

SNS等への共有ボタンが追尾してくる

邪魔PCサイトならまだいいが、スマホなら共有でいい。

共有を知らない・使わない・アプリ入れてないユーザーもいるだろうからボタンを置く事自体は許すが、追尾はしなくていい。邪魔。とにかく邪魔

目次から項目選んで押すとジャンプしてくれるやつで、履歴に追加してくれないやつ

hoge.com#aiueo みたいなの履歴に追加してくれるとこと追加してくれないやつあるよね。

追加してくれるやつはそれはそれで多用すると履歴カオスなことになるが、追加してくれないやつはスマホ(Android)の「戻る」押すとタブが閉じられたりしてビビる

目次に戻りたい時はスマホの「戻る」を押す癖がついてるので、例え目次に戻るボタンを用意してくれていてもスマホの方押す。でタブが閉じられる。ビビる

履歴に追加してくれない上に、目次/トップに戻るボタンを用意してくれてないとこも稀にある。目次まで手動スクロールだるい

クッションページ

「このURLはうちのサイトじゃないよ、安全かどうかわからんけど開く?」みたいなやつ。

価格コムみたいなユーザーが好き勝手投稿できるサイトならまだわかるが、そうじゃなく運営しか記事書けないタイプサイトでもたまに見る。

記事書いといて安全じゃないと思うサイトリンク載せとんのかよ。邪魔。まあ広告見せたいだけなんだろうが。

ドメイン乗っ取りなんて知らん。

特定ブラウザで、ログイン中は検索履歴非表示が出来ない(ログアウト→非表示に設定→ログインしないと駄目)

AMPページとかいスカスカページに強制誘導してくる(大抵ただのクッションページと化している)

海外の物を調べると英語公式サイトより先に日本語解説サイトがいくつも並ぶ

画像検索とかマップ検索とかのメニューの順序を勝手に並び替える

勝手検索キーワード除外する

いかがでしたか

Googleお前のことやぞ。

番外編・スマホアプリ

リンクを開くとアプリブラウザ開くやつ

そのアプリ内でしか見れない物だとか、特定のページを普通ブラウザより見やすくしている訳でもない限り、普通Webブラウザアプリで見せてくれ。

ブラウザで開くと戻ってくるの面倒でしょ?って気遣いかもしれんが、大抵文字通り「ただのブラウザ」でSafari/Chrome以下の利便性

LINEお前のことやぞ。

通販アプリ等で共有ボタンがない

困る。これは困る。

人に勧めたい時、Webで調べてリンクを見つけてくるか、スクショを撮らなきゃならない。

スクショを撮るとしても大抵1枚では情報量が足りない。(商品名・ブランド名商品画像価格とか1枚に入り切らない)

ユニクロお前のことやぞ。

2021-01-25

やることりすと

① 2017年から2020年ぐらいのソーラーリターン図をもう一回読み直そうと思う。

② 占星術ブログも、エッセンシャルディグニティーの続きを作ろうと思います

③ 金星土星レゾナンスのやつも見直そうと思う。

2021-01-14

anond:20210114090314

愛菜ちゃんママ0004さん)

不妊治療で採卵したときが1番体調悪化した。腹痛、嘔気、食欲低下、卵巣腫脹。

とにかく、休む。仕事家事も。ひたすら、ベッドで寝てた。あとは、病院に行く。

りんごさん)

不妊治療中はホルモン剤の影響で結構太ったりむくんだりフラフラしたりと、妊娠中より逆にしんどかった気がします。

無理せず家にいて、遠出の予定はたてないようにしていました

(さえずることりさん)

とにかく頭痛がひどくて、朝から晩まで、ずっと頭が重くてつらかった。それと、生理前の眠気が強烈で家事に支障が出るほどだった。なので、しんどいときはひたすら横になって楽になるのを待った。(後略)

 

 

不妊治療って痛いものなのか

はじめて知ったわ

2021-01-04

ことりはとってもうたがすき

母さん呼ぶのも歌で呼ぶ

「母さん、お願いだから帰ってきてよ!もう母さんのご飯さなしわがままも言わないから!母さんの連れてきたおじさんの言うこともちゃんと聞くから!」

ぴちくりぴぃ

2020-11-05

スクスタ20章と糞シナリオへの対処

https://anond.hatelabo.jp/20201105120324

 あ、増田にまで話題が出てきた。便乗して愚痴らせてくれ。

 ちなみに救いようのないゴミと思ってるから、あれを好きな人スルーで。

これは彼女が薄情というわけではなく、彼女自身がそこまで”スクールアイドル”という存在に本気になっているからだ。

 そうかー。完全に個人的キャラ観なんだけど、果林がそこまで『スクールアイドルという競技自体』に思い入れがあるとは思わなかったな。

 せつ菜とか絵里とか、『人』に対してライバル心を燃やすだけで、スクールアイドルはその手段かなって。

 少なくともライバル練習もできないのに、一人で己を高めるような人物とは見えなかった。

 まあキズナエピの記憶曖昧なので、そうでない描写があったのかもしれん。

 ランジュがムカつくから、今は臥薪嘗胆でも絶対倒したるわ!って理由で行ったならまだ納得できたんだけど。

 口ではいつか倒すみたいなことも言ってたけど、全く熱さを感じられなかったし、言い訳しか聞こえなかったからね。お前はるろうに剣心の宇水か。

 でも愛さんに比べたら些細な話だよ。

 元増田は触れてないからどう思ってるのか分からんけど、私はあん人情の欠片もない奴を愛さんとは認めないわ。あれは受さんだよ。

 仲間が困ってるときに見捨てて! 監視委員弾圧してくる糞野郎のところへ行き!

 別に諫めるわけでも友達になるわけでもなく、間抜け面でバックダンサー

 なんかもう語るのさえ嫌だな…。アニメを見返そう。

 虹ヶ咲学園がクズ理事長のもと縁故主義人権侵害が平気で行われるゴミ学校となってしまったのも酷い。もう廃校になっていいよ。

 音ノ木や浦女には学校自体愛着持てたのにな。ほんと辛い。

 でも仕方ないんだ。

 オタクを続けていれば糞シナリオの一つや二つはどうしても遭遇するものだ。

 自分場合は十年以上付き合ってきた遊戯王アークファイブ大炎上した記憶がやはり大きいし、艦これ3話とか、古いけどアニメCanvas2最終回とか、つくづく酷かった。

けもフレ2は1話切りしたので何も言えんが)

「仮にもプロが書いてるのに、素人でも明らかに駄目と分かるものが何で出てくるの?」と毎回思うんだが、とにかく出てくるんだ。理由は知らん。

 そもそも当のラブライブが、無印1期のラスト2話でとんでもない糞展開を見せた。

 当時はマジで体調崩したし、あの話のブルーレイだけ未だに買ってない。

 今思い返しても、構ってちゃんことり無責任野郎の穂乃果の行動はカスだと思う。

 でも今はことりも穂乃果も好きだよ。

 それはやはり、あの後に大量の供給があって、糞シナリオの印象が薄れていったからだろう。

 虹ヶ咲もアニメで2期や映画と続いて、スクスタなんて忘れさせてくれればと思う。

 多少駄目な程度なら――例えば『本人に相談もなく独善で鞠莉を留学に追いやった果南』くらいなら、何とか擁護したり二次創作フォローしたりって気にもなるんだけどな。

 今回レベルで駄目だと、もう自分の中でなかったことにするしかない。

 元増田ほど全体を見極めようって気にはならないし、21章はよっぽど世間の評判が良ければ見る、くらいかなあ。

 で、ここから愚痴の本題なんだけど。

 20章が公開される少し前に、彼方ちゃんメルヘンスター衣装のために1万5千円も課金してしまったんだよ!

 数日後には起動すらしなくなるアプリのために1万5千円…。

 あああ…アホなことした…。

 20章にも不安はあったけど、1周年で反省文出してたから油断してたんだよなあ。糞運営は何があろうと糞運営だって気付くべきだった。

 まあ、アニメ連動ストーリーは良いから日曜には起動するし、そのための金とでも思うしかないな。

 スクフェスはUI改悪でとっくに引退してるし、自由時間ができた。

 来週の璃奈誕に向けて創作に励もう…。

2020-09-28

anond:20200928104508

6羽だと何よ

ことりちゃんが2人かよ

そんな贅沢あっていいのかよ

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