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2024-04-03

あの人のファンではないのであの人が大変な目に遭おうが別にいいが、あの人騙されている――というと言いすぎかもしれないが、おだてればチョロく金を出す奴扱いされている気がする

あの人はかつてAV女優だった

名前を挙げてもよほどのマニアでもなければ知らないような無名ではあるが

高卒上京して劇団女優をやっていたが、座長となり実入りが少ないどころか出ていく金のほうが多く借金した末に出るしかなかったという

借金は無事に返せて、AV販促イベントをよくやるビデオ屋店長結婚し、個人HP日常を綴っていた

あの人は芸能界への憧れを断ち切れずに子供たちも芸能界に入れたがパッとせず、一人は中学に上がるとともに完全引退し、一人は売れない舞台女優を頑張っている

最近あの人は、芸能人接客するカフェを開くため物件探しをしており、また芸能事務所を立ち上げてアイドルオーディションも開催した

芸能人接客」といっても、募集したほぼ素人アイドルを使う程度だろう、儲かるとは思えない

変なコンサルにそそのかされてないか

劇団女優時代は本人の語りでしか知らないが、悪い大人たちが若く世間知らずだったあの人を最初からAV斡旋させるために重責背負わせて借金漬けにしたようだ

また同じような目に遭わされてない?

オーディションはひっそり募集してひっそり開催されたが、無名事務所でもキラキラしたい女は集まるようで、客は10人も集まらず応募者のほうが多いというスカスカ具合で終わったという

会場代をペイできているとは思えない

年令を重ねて若い頃より賢くなっているかもしれないが、もしまた多額の借金背負ったらAVに出されるのはあの人ではなく娘だろう

2023-10-31

anond:20231030121201

世間一般が言うゾーニング書店ビデオ屋で見る完全に区分け隠蔽されたアレがそうだから

同じ棚の一部におっぴろげ状態で集められて「ハイゾーニングです」なんて通らねぇんだよ。だからこそ消えたんだろうが。

おまえのオレさま解釈なんてどうでもいいんだわ。

2023-10-13

好きなアニメもっと見つけたい

アニメ全然好きになれねえんすよ

ドラゴンボールの新しいアニメティーザーが出たじゃないすか

あれで思い出したんだけど、昔のドラゴンボールアニメ全然きじゃねえかったんよね

まああれは引き伸ばしも酷かったっていうし皆んなもいい思い出じゃないかもしれんけど

好きなアニメがないわけじゃないの

ちょっと思いつくやつ挙げるね、思いついた順です

 

 

AKIRA  …バイクと爆発が死ぬほどかっこいい。でかいコンクリートが良い

メトロポリス(2001年のやつ) …手塚治虫すきなんだけど、現代の目で見ちゃうとディティールがもっとあってほしいよね。この映画完璧だった。ちょっとティマのキャラがあざとすぎるけど、そのぶんケンイチとかヒゲオヤジとかロックとかのキャラクターがキマりまくってて超エモい

もののけ姫 …なんかトトロとかラピュタとかこの辺はもうなんか「本当にあったこと」みたいになっちゃってるんで好きとか嫌いとかじゃない、もうね。てか先日トトロ見てたんだけど、あんな「完全体」みたいなアニメを見て育ってしまったせいで普通アニメあんまりすごいと思えないのではないのか、と思った。アシタカが強くてかっこいい

映像研に手を出すな …全部見てないけど。みんなで頑張ってアニメ作ってるのがいい。学校がゴシャゴシャしてて良い。でかいコンクリートが良い

TRIGUN(1998) …全部見てないけど。マンガとは結構お話が違うみたいだよね。砂漠が良い

アドベンチャータイム …ジェイかわいいバブルガムがそっけないのが良い

スポンジボブ …スポンジボブかわいいパトリックが頭おかしくて良い

パプリカ …お話のまとめ方はあんまりきじゃなかった。筒井康隆原作が好きなんだよ。夢の世界でいろんなものが動くのが超超超良い。平沢進が良い

妄想代理人 …これ全部見たぞ!あんまり話覚えれてない。ちょっと怖かった。平沢進が良い

Serial Experiments RAIN  …これ全部見たぞ!あんまり話覚えれてない。ちょっと怖かった。レインがかわいくて良い

美味しんぼ …これはなんか、そもそも漫画が好きなんだけど。完全再現って感じがして好きです。dancyuみたいなバブルで景気良い感が良い

戦え超ロボット生命トランスフォーマー …これ全部見たぞ!!てかDVDで持ってる。おもちゃが好きなんだけどね。スタースクリームが良い

(略)2010  …これ全部見たぞ!!でもあんまりきじゃない。なんか見てて不安なんだよね。コンボイが死んだり生き返ったりするし…グリムロックがかわいくて良い

トランスフォーマームービー …とにかく予算が潤沢でめちゃくちゃ使ったのにめちゃくちゃ余ったってうるし原智史が言ってた。すごい動く。コンボイがとにかくかっこよくて良い

スクライド …全部見てないけど。マンガ全然話違ったっていうか、これはまんがの方がおかしいので。面白いけど。今でも時々カズマの真似しちゃうキャラクターの顔がガンダムSEEDとか無限のリヴァイアスみたいでキレイで良い

エヴァー …これ全部見た!と思う。たぶん。アニメはなんかセリフの感じとか見ててしんどい時あるけど、新劇の方はそうでもないので楽しく見れますちゃんと完結してお疲れっていう気持ちになれるんで良い

けものフレンズ …これ全部見たぞ!!お話が分かりやすくてよかった。トキがかわいくて良い

ミラキュラスレディバグ&シャノワール …シーズン4まで全部見たぞ!!最近見たんだけど話がすごい面白い。なんかお決まりの流れがありつつちょっとづつ大きいストーリー進めてく感じもいい。あと恋愛のアレが超やきもきするんだけどそれにもなんか理由けが色々されてて良い

ニンジャスレイヤーフロムアニメシヨン …全部見てないけど。すごい金かかってない感じの作りなのに何があんなに良いのかよくわからない。シーンの間とか画の感じが良いんかな。オープニングの画質荒いとこが良い

ファンタスティックプラネット …暗くてグロいけどかわいい最近見てピクミンみたいだなって思ったら実際ピクミン作った人のイメージにあったらしい。プライムビデオでいつでも見られるようになって良い

 

 

いや思ったよりあったな……なんかもう別に他のアニメさなくても良いような気がしてきたな……

まあせっかくなので、好きになれなかったアニメについても書くね

 

 

チェンソーマン …OPが良かったんですんごい期待して見始めたんですけど、もうとにかくダルくてダルくてダルくて。面白さが全然ないんですよ。デンジはずっと気だるそうにしゃべってて楽しくねえしさあ。ゾンビはチンタラ動いててダセえしさあ。チェンソーマンになってザクザクやるの見ても気持ち良くないしさあ。良いところが何にもない。いやなくはない。ポチタがかわいいトマト悪魔ウニウニしててかわいい。ってかがっかりしちゃって1話しか見てないんだよね。そしてそれもだいぶまえだからすごい印象だけで書いてるわ。無限悪魔が好きだからそこまで見たいなーと思ったんだけど面倒で見れてないよ。

 

鬼滅の刃 …いやもうズーーーーーーーーーーーーーっとしゃべっててそれ自体原作通りなんだけどさあ、しゃべるのがおっせえの!!!倍速視聴推奨なのか?鬼殺隊の試験終わってお館様の鬼殺隊の説明してくれるとこで「きのえ、きのと、かのえ、かのと、つちのえ、つちのと……って全部しゃべった時はアホか!!!て叫んじゃったよ。なんなのあのアニメは。マジで本当に漫画にあったセリフしか喋りやがらねえ。何考えて作ったらあんなになるんだよ。マジでクソだわ。動くとこもネットリネットリ動いてさあ、なんなんだよ!!!!しゃべってねえで早く走っていって首切れよバカ!!!!!!ひょっとこの人が追いかけられてんだろうが!!!!!!!!!!ねず子が作ってくれた時間無駄話してんじゃねえよ!!!!!!!!!!!!!!!ってイライラしちゃってマジで見れないんですよ。

 

 

サマーウォーズ …なんかヒロイン女の子の感じが都合良すぎてキモいハッカーとかスパコンとかヴァーチャル空間とかプロゲーマー?とか親戚のおっさんとか、全ての要素が都合良すぎっていうか、なんかこういう設定の人を並べましたっていう感じがキモい。あと親戚のお姉さんたちの扱いも悪いよね。なんか「女が強いんです」って設定だけ与えられてる感じがしてキモいです。あとおばあちゃん死ぬ前に狂って電話かけまくるのはちょっと面白い。おばあちゃん妄想上の総理大臣かに電話してるんだと思うとウケちゃいます。もし本気であのシーン作ってんならそれはそれでウケますけど。

 

 

ワンピース …長いよね。もう漫画が長いししょうがないんだけどさ。なんか紙芝居やってるだけっていうか、まとめサイトとかゆっくり実況みたいなアニメだなーって思います

 

 

ドラゴンボール超 …とにかく展開の全てがダサい。もうこういう設定で行きますので立ち合い強く当たって後は流れでお願いします、みたいな感じなんだよね……なんもドラマないし、マジで設定をちょっとずつ開示してるだけっていう感じでしたよね。悟空ベジータキャラクターの芯ていうか何考えてそれやってるのか?っていうのがもう何にも無くなってるんですよね。完全にキャラクターが殺されてたと思います最終話最後悟空ベジータが戦うのはカッコいいし熱いと思いました。まあ過去遺産しかないですが……

 

転スラ …いやもうこの辺りはそもそも原作が嫌いなんだったわ。ペラペラ喋ってんなよって感じです。


いや、ここまで書いて思ったんですけど、単に俺は気に入らなかったアニメについて誰かに怒りたかっただけだわ。増田でちょうど良かったね。

なんかおすすめあったら見てみるから教えてくれえ

 

 

 

 

ここから追記

ブコメ、新しいトランスフォーマー見てるよ!G1リスペクトパートとかあってすごい楽しかった!1話もいきなりワスピーターが喋り出してめちゃウケた!!!

あと他のブコメで、オサレ好みって何!?ブリーチとか読むたびにイラついているんだが!?

上の好きなやつリストオサレなの、映像研ぐらいしかなくない??なんで実存を疑われなきゃいけないんだ!!

あとサマータイムレンダ、最近まで知らなかったんだけど、あれ瞳のカトブレパス先生が描いてたんだって‥‥?俺は嬉しい、俺は嬉しいよ……瞳のカトブレパス読み切りの時に、めっちゃジョジョっぽい言い回しするなこの作家と思って気に入ってたからさ……鍵人もあんま上手く行かなかって、その後どうしたんかと思っていたけど、最強ジャンプとかで頑張っていたんだね……アニメ化だなんて……本当によかった……サマータイムレンダ見るね……あと漫画も読む……

天国大魔境はアフタヌーンで連載読んでいるけど、本当にいいよね〜かわいいのに真剣でさあ。天国大魔境では、絵になんか大友克洋フォロワーっぽい質感を出してきているよね!?大友克洋本人の絵も好きだけど、大友克洋フォロワーの絵の感じ、好きなんすよねえ……………。いっときエロ漫画家遊人とかも大友克洋っぽい絵を描いてて、なんかやたらに好みだったのを今思い出した。アニメも見てみるね!!

これから見てみるアニメリストめっちゃ集まった。ブクマ増田ありがとう!これを見ていくぞ〜

(全然たことない気がするやつだけ入れてあります)

 

ブレイベストウォリアーズ

ダイナミックコード

グレゴリーホラーショー 

Show By Rock

Show By Rockましゅまいれっしゅ

おねがいマイメロディ

ジュエルペット

美男高校地球防衛部LOVE!

OBSOLETE

SSSS.GRIDMAN

DYNAZENON

アルドノア・ゼロ

忘念のザムド

ニンジャバットマン

プロメア

KING OF PRISM

てーきゅう

オッドタクシー

リヴァイアス

ガンダム00

ビルドファイターズ

ヨルムンガンド

バーディウィング

カウボーイビバップ

灰羽連盟

攻殻

ガンドレス

剣風伝奇ベルセルク

サマータイムレンダ

天国大魔境

RWBY

ダンタリアンの書架

グレンラガン

ストレンヂア 無皇刃譚

レヴュースタァライト

けいおん

トップをねらえ!

フリクリ

蛍日の社

夏目友人長

SPY×FAMILY

アイドルマスターミリオンライブ

鉄コン筋クリート

星方武侠アウトロースター

呪術廻戦

サイバーパンクエッジランナーズ

獣旋バトルモンスーノ

舞HiME1期

今、そこにいる僕

バッドガイズ

長靴をはいたネコと9つの

ヒロアカ

アンデッドガールマーダーファルス

Vガンダム

ケムリクサ

GREAT PRETENDER

巌窟王

ガルパン

サイコパス

メイドインアビス

ソルティーレイ

終末のイゼッタ

スプリガン(1998)

劇場版エスカフローネ

まどか☆マギカ

キディグレイ

宇宙のステルヴィア

パワーバフガール

羅小黒戦記

パトレイバー

BLAME!

TRIGUN STAMPEDE

バズ・ライトイヤー

妹だけど妹じゃない

MIND GAME

フリクリ

ロングウェイ・ノース

BECK

NANA

  

  

  

追記 ブコメに返信

 

 

おすすめどうこう以前に自分はこういうのが好きだこういうのは嫌いだっていう自分の好みくらいわからんの?読んでると面白い面白くないって話じゃなくて単にお前の好みの問題なんじゃないのって気がしてくる。

いや自分の好みは完全にわかっており、それが上に長々と書いてあるんですけど??面白い面白くないって話もあるけど、それ含めて完全に俺の好みの問題ですけど??

その上で、俺は俺の好みに自信を持っており、俺が面白いと思えるものはある程度はみんなにおすすめしたいと思ってる。てかおすすめってそういう行為では??

みんなにもそういうおすすめを聞きたいんだよ。

あと加えていうなら、俺自身あんまりノットフォーミーは言わないようにしてる。いや上でめっちゃ言ってるやんて話なんだけど、好みのやつだけ見てても面白くないからさ。ノットフォーミーであっても、どんなとこがノットフォーミーなのか知りたいんだよ。味見ぐらいはしてみたいわけ。だから鬼滅とかも自分一人で見たわけじゃないからだけどさ、一応最後まで見たよ。チェンソーマン1話しか見れてないけどさあ。

 

RWBY、なんかの略かと思ったらこういうタイトルなのか。上のリストに入れさしてもらいました。

 

ところで、いろいろ書いてるうちに、自主的に見たいと思ってたリストを思い出しましたので、共有いたします。なんかたくさん書くといろんなことを思い出せて楽しいなあ。

 

王立宇宙軍オネアミスの翼 ……見たことないか

エデンズボゥイ ……昔見たかったけど見れなかったか

The Midnight Gospel ……Netflix入ったらみ

トランスフォーマー シージ ……Netflix入ったらみ

ゴジラシンギュラポイント ……Netflix入ったらみ

雲のむこう、約束の場所 ……地上波で夜中にやってたのを見たことある気がしてて、ラストシーンっぽいとこが印象的だったんだけどそれがこれかわからない

南海奇皇ネオランガ ……昔ビデオ屋さんの棚で見てジャケが大層えっちだったので見てみたかった

スパイダーバース  ……コミックちょっと読んだ気がする

 

 

 

再々追記

やっぱはてなーアニメに詳しいな。とりあえずブコメに上がってるやつも含めて全部メモしたよ。

舞HiMEとか巌窟王とかVガンダムとかステルヴィアとか、微妙に見たことあるんだけど何にも覚えてないやつはリストに追加したよ。

Vガンダムステルヴィアは、OPの歌は覚えてるな……あとVガンダムの強化形態名前は覚えてる。V2アサルトバスター光の翼

巌窟王アニメはすごい綺麗な感じだったような……原作最初の方だけ読んだ覚えあり。お話はなんか児童書版みたいなやつとか洋画とかで見て知ってるな。

あとserial experiments lainrainじゃなくてlainね……すみません恥ずかしい。ほら、lainって終わった後にウェザーブレイクやってたから……レインもよくカッパきてたし…

ありがとうございます

2022-12-21

むかしはビデオ屋から映画レンタルしてきてダビングするのが一般的と言ってもいいレベルで浸透してたの急に思い出した。

著作権に関するリテラシーは上がったんじゃあないだろうか。

2022-07-21

エロ漫画犯罪助長しない

と思う。

ポケモンアニメルージュラを観て、同級生にチューしにいくフリをしていた。

コロコロコミックに載ってた漫画M字開脚というギャグがあった。インリンオブジョイトイかっ!と登場人物がツッコんで、どっ!と湧く描写があった。

よくわからないけどコマネチアイーンのようなギャグだろうと思って、公園披露したら、同級生男子に真顔でやめた方がいい…と言われてやめた。

ポケモンシゲルの真似をしてる男子が居た。

アイシールドヒルマを真似て悪魔手帳を作ってる男子も居た。

走る時は大抵みんな忍者走りだった。

少年ジャンプに載ってたある漫画が好きといったら、あのえっちなやつ?!と従兄弟に言われてビックリした。途中から読み始めたからかそういう認識がなかった。でもパンチラ多かった気がする。

同級生男子たちは、女の子の前で性的な話を一切しなかったと思うし、性的悪戯も無かったと思う。もしかしたら男子だけの場ではそういう話をしてたのかもしれないけど、私は聞いたことがなかった。

ムジュラの仮面のオドルワの台詞が、エロパイパイに聞こえるよね?って話ぐらい。

ある日帰り道変質者に出くわして、外に出るのが怖くなってしまった。

変質者は春になると毎年出るものという認識で(妖怪かなんかだと思ってた)、丸裸で自転車に乗った男に追いかけられたと言ってた男子も居た。そういう冗談だったかもしれないけど。

不審者情報が出るとしばらく集団下校になるんだった。

エロ漫画は草むらを歩いてるとたまに落ちてるもので、大抵ページが雨でぐっしょりしてるか、カペカペになって張り付いてるもの…の認識だった。

コンビニブックオフエロ本コーナーは目の前通る時気まずかったのでビデオ屋本屋みたいにカーテンの奥にするか、奥まった場所に設置してくれ〜〜と思ってた。

創作物に影響されて行動することは確かにあるけど結局教育問題なんだろなと思う。嫌がることを人にしないとか。良いことと悪いことの分別とか。

あと変質者は逮捕してくれーー。

再犯する人は治療とか出来ないのかな。

2021-12-26

最低賃金が1000円を超えた事を知ってた?

今日は買い物でショッピングモールをふらふら歩いていてマクドナルドを通り過ぎた

店には行列があり、そういえばポテトのMとLが販売停止ってニュースがあったなぁと思いだした

へぇナゲットが安売りしてるんだなぁとか歩きながらポスターを見ていたんだがそこに求人広告もあった

高校生の時給が1040円と書いてあった

1040円!?

マクドナルドはずいぶんと奮発するなぁカサノバ経営がうまくいっているだけのことはあるなぁ

そう思っていたが、家に帰ってから調べてみたら1040円は県の最低賃金だった

ええっ、そんなにも!?

というのが私の感想

俺が高校生の頃のバイトの時給は時給600円くらいだったのに

卒業後、自分転職で様々な仕事転々として、月給が20万円を超えればまずまずだなと思ってたのに

15年くらい前は民主党が最低でも時給1000円に上げるとマニフェストにしていて、そんなの無理だと思っていたのに

当方は今は正社員で月給20万円を超えているが、先月分給与明細で月給を労働時間で割って時給を調べてみたら1100~1150円程度と、最低賃金を少し超えるくらいだった

年収600万円だの8000万円だのといった人は一部の上流階級だけで、俺は自分のことを中流階級くらいだとずっと思っていたが、実は私は最低賃金に近い貧困層だったなんて全然知らんかった

といっても、わしは別に今の稼ぎに不満は無い

なぜなら最低賃金が上昇し、貧困層底上げされた結果だから

そもそも今日時給を計算するまで、自分最低賃金近くで生活していることも知らなかったからだ

民主党が大声を掲げていただけの最低賃金1000円のマニフェストを実現できず、自民党不言実行最低賃金を千円以上にしちゃったんだんから選挙自民党が勝ち続けるのもとうぜんのことだろう

それにしても、バブルの時は日経平均株価が4万円近くもあり、近年は株価上昇したといってもまだ3蔓延にも達していないのんに、時給はずっと右肩上がりなのはすごいなぁ

わいが若いころはゲームをするのもアニメを見るのもパソコンインターネットをするのもメチャクチャ金のかかる娯楽だったからなぁ

ゲームソフトは1本1万円を超えるのはざらだし、アニメ全話分をビデオテープで購入すれば十万円を超えてとてもじゃないが変えないかビデオ屋に陳列されているのを眺めるだけだったし(今思うと、ビデオテープブラウン管の画質はすげー悪い)、インターネットをするにもパソコン20万絵んくらいするしインターネットテレホたいむじゃなければ接続中は電話料棋院が常に加算されたからなぁ

今はスマホさえあれば、ゲームアニメインターネットもタダ同然だからいい時代になったもんだよ

そんな現在に、貧困だと叫んでいる人や、政権批判をしている人は、いったい何が不満なんだ?

バブルの時の、ノーパンしゃぶしゃぶみたいなバカげた浪費やら、土地ころがしみたいなゴルフ券売買やらを未だに夢見てるんか?

2021-11-12

本や音楽映像作品を止める事って現代ではどれだけ大変なんだろう

ジョーカー地上波で放映できないとか噂が立っているけど、単に社会的な影響を考慮して自粛する動きってどれだけ効力あるんだろうね。

音楽家出版側の都合で作品市場に出回らなくなるケースは多々ある。例えば覚醒剤で捕まったアーティスト作品が回収されるとかはあるだろうし、出版差し止めで回収される本もいっぱいある。けれどこういう「犯罪を想起する可能性」なんて曖昧なことでどれだけ差し止めが出来るのか、どこまで誰がその権利を持っているのかは難しいし実際やるとすれば大変だろうな。

昔ならテレビビデオ屋だけに絞られていたけど、配信環境は無数にあるわけだしその全てに通達をして了承を得ることも大変だろうな。

2021-10-05

シン・26歳(95年生まれオタク日記人生

https://anond.hatelabo.jp/20211004080408

注意。自分語りです。

上の26歳の増田が、俺と同じ年齢なのに価値観が違い過ぎて悲しくなったから、引用・対比しながら俺のオタク人生と、思ったことを書く。

結論から言っちゃうと、上の26歳増田オタクではないと感じている。

俺と元増田、どちらが正しい人間なのかというと、元増田なのだが。

当時つけていた日記なんかも参照しながら、書く。

小学校の時に電車男が大流行して、オタクという概念への認知が生まれ

小学校の時、親が「こういうサイトは見ちゃいかんよ」とか言いながら『2ちゃんねる』を見せてくるという、

子供性格を歪めたいとしか思えない所業により、無事2ちゃんねらーデビューを果たす。俺の記憶が正しければ9歳か10歳の時である

小学生自分爆笑コピペ関係、あとは確かジョジョスレエロ関係スレを食い入るように見ていた。

確か11歳か12歳のころ、ジャンプサンデーマガジンを購読するようになる。

2ちゃん価値観を刷り込まれた俺は「ドラマバラエティは下らない」という結論に至り、

高校生くらいまでSMAPメンバーを1人も言うことができないという暗黒の時代を過ごすことになった。

ちなみに26歳の今でも、「ガキの使いやあらへんで」を1度も見た事がないし、ジャニーズの曲を1曲もフルで聞いたことがない。

映画になるまでフレディってクロマティ高校キャラという認識しかなかった。

ちなみに当時好きだった漫画日記によると「いちご100%」と「魔法先生ネギま。」。

だが、オカズドラゴンボールブルマが乳を晒すシーンと地獄先生ぬ~べ~こち亀エロシーンであったことが記録されている。死にたい

本屋立ち読み、謎のゲーム雑誌で当時読んでいた「タカヤ」のエロ同人誌クリムゾン先生存在を知り、自分性癖ソフト陵辱であることに気がつく。

だが当時はまだエロ同人を無料で見る手段がなかった。もしくは自分にサーチ能力がなかったため、「中学生になったら18歳と同じだしクリムゾンを買える」(原文ママ)という思い込みが発生。

早く中学生になりたいと悶々としていた日々を過ごしていたようだ。

また、おそらく「痛いニュース」やテキストサイトにどっぷりとハマり、

同時期にハヤテのごとく!SSにハマって投稿していた形跡がある。「スパイラル推理の絆」丸パクリの展開を書いて、コメントボコボコにされたらしい。

今となっては恥ずかしいが、アニメほとんど違法視聴して、動画サイトにないものは近所のビデオ屋TSUTAYAではなかったと思う)に借りに行っていた。

日記落書きを見る限り、機動戦艦ナデシコ劇場版のアキトの笑い方と、アウトロースター武器にやたら憧れていたらしい。

とにかくそなのだったので、2ちゃんの「俺はバラエティを見ているような奴らとは違う」という価値観を持つ小学生だった。

情報の授業の時間FLASHを見て喜んでいる層に「やれやれもっと面白いものがあるのにな…」という優越感を感じつつ、自分FLASHにハマっていた。

オタクはなんとなくすごい人達だと思っていたし、今にして思うと、先日話題になった「オタクになりたいオタク」そのものだったと思う。

そしてドラマ舞台であった秋葉原では路上ハルヒダンスを展開するオタクニュースにもなった

秋葉原オタク秋葉系みたいな概念世間に浸透していった時期だと思う

しかし、中学に上がる前にその秋葉原秋葉原通り魔事件が起きた

宮崎努ほどではないと思うけど、この時にメディアでは「犯人加藤オタクだった」といった報道が展開され、世間でもオタク危険人物みたいな風潮が強まった

でも、それは大人にとっての世間の話であり当時の小学生達にとってはあまり影響はなかったと思う

しろ、当時の小学生の間ではおもしろフラッシュ倉庫を起点にフラッシュ動画流行っていたのでオタク文化イメージはこれらフラッシュ動画の方に強く影響を受けていたと思う

ハルヒは確かにドはまりして、やはりSS掲示板長門×キョンSSを漁りまくっていた。(同時にエヴァナデシコGS美神SS経由でハマった)

だが、多分アフィサイトの「マスゴミが流すニュースは全て嘘」という価値観に基づき、ニュースはほぼ見ていなかったので通り魔事件もあまり記憶にない。

中学に上がる少し前は、上で書いたようにゴミのようなSS乱造して、

パクりもよくしていたのでぶっ叩かれて、当時幼かった俺は「下らないことで人を叩くとか、オタクってクソだな」といったようなことを逆恨みで感じていたらしい。

ガキの分際で、いっちょ前にオタクに対して同族嫌悪を感じている自分に酔っていたわけだ。

あと『スクールランブル』の八雲播磨、『Dグレマン』のリナリーアレンがくっつくことに異様な熱意を燃やしていた。旗派だったかおにぎり派だったか記憶が定かでなくなってしまったが。

というか、日記を見るにリア友情報がほぼない。友達は確か、いたと思うのだが。今から思うとこんな人間はいじめられていたとしか考えられない。

そして中学では満を持してニコニコ動画流行った

その影響でボーカロイド流行ったし、ひぐらし流行った

当時ひぐらしは既に出題編と解答編のテレビアニメは終了していたのだが、ニコ動MAD動画経由で再びブームに火がついた

そして物語シリーズけいおん!、あとやっぱりハルヒ流行った

影の薄い生徒(当時は陰キャは使われてなかった)のみならずクラスの人気者でもこれらのサブカルチャーに親しむ人が増えてきた時期だった

この頃のお昼の放送

AKB系列ジャニーズ系列ボーカロイドアニソン(主にけいおん!ハルヒ)、いきものがかりその他JPOP……みたいなカオスな曲目だった

けいおん!オリコン1位をとってMステで紹介されたのもこの頃だった記憶

俺の中でニコニコ微妙位置づけに入る。

ニコ厨」と呼ばれ嫌われていて、自分も「ニコ厨死ね」とほざいていたが、確かコメントつきのAIRなどを楽しく見ていた記憶がある。

大体この世代ネタもわかるし、中学のころの自分は何かしら理屈をつけて、両方の立場からニコニコを嫌いつつ楽しんでいた。

物語はこの世代だったか?もう少し後だった記憶があるのだが。

AKBジャニーズはとにかく理由もなく嫌いだったし(なお、1人も名前すら知らなかった)、JPOPは「押忍!たたか応援団」以外で聞いたことがないという有様だった。

ボカロは何か合わなかった。

同時に、エロゲと古いアニメ文化にハマる。古いアニメ文化にハマったのは人とは違う自分演出たかたからで、エロゲはシコるためである

帽子を深く被り、自分の中で精一杯オッサン的な格好をした自分は「とらのあな」に乗り込み、確かセフィリア乱菊同人誌レジまで持って行ったのだが、

「年齢を証明できるものはありますか?」の一言の前に粉砕され、すごすごと帰宅したのはハッキリと覚えている。

だが、その後、代引きAmazonを使えばエロゲを人知れず買えることに気がつく。一番初めに購入したのは「真・恋姫無双」だったと記憶している。

俺が人生で初めてセックスというもの理解したのはロリ張飛の濡れ場だった。懐かしい記憶だ。(クリムゾンエロだと、本番シーンが簡易すぎてセックス理解していなかったのだなあ)

そこから2ちゃんエロゲー作品別板で、住人達と殴り合ったり、真剣恋のスレ毎日参加したり、青山ゆかりを讃えたりして時間を過ごしていた。

名作のエロゲと言われるものは大体全部やったと思う。というかエロスケで85点以上のものはおそらく全部やった…ような。多分。おそらく。

また、やる夫系のサイトにドはまりした記憶と形跡があるのだが、日記に「気に入らない作者を潰してやった藁」とか書いてあったのであまり深く触れないでおく。

古典アニメについては「周りとは違う」という思い込みを補強するためのもので、「攻殻機動隊」や「あしたのジョー」を漫画アニメ劇場版シリーズ無駄に見るなどして、「俺はわかっている人間だ」という考えを補強していた。

やれやれ、浅いやつらは出崎統の偉大さもわからないのか」と、のたまうタイプゴミであった。今すぐ過去に戻って当時の俺を殺したい。

また、無駄ガンダムSEEDを叩き、無印ガンダムを持ち上げる文書(種は見たことがない)、

ひぐらしスクイズあたりのグロシーンを「浅い」と長文で書き連ねた文書日記に残されており、今、ダメージを受けている。

小~中の時代にこじらせすぎて、Mステ人生で1度も見たことがないくらいだから、やっちまった感が強い。

ちなみに、この頃に書いたというか、赤っ恥を晒したのがコピペ化され、今でもたまにネットで浮上してドキリとすることがある。本当にやめてほしいような、懐かしいような。やっぱりやめてくれ。

一言で言うと、中二病だったのだろう。(今も、多分根底はそのままなのだが)

高校でも相変わらずアニメは盛況でこの時期はマドまぎやSAOを筆頭に後の世まで語られる有名アニメが沢山排出された

たこの頃はスマートフォンが本格的にガラケーから世代交代を開始した時期とも重なり、俺が高2の頃は既にクラス過半数スマートフォンになっていた

そして何より重要なのがソーシャルゲーム流行だと思う

当時はソシャゲ黎明期パズドラ寡占市場だった

みんな暇があったらパズドラやってた

そしてこうしたソシャゲアニメを見ない人達アニメキャラへの耐性をつける役割を買ったと思われる

ソシャゲキャラクターにはいわゆる萌え系のデザインキャラが少なくなく、アニメを見ない人達もそうしたデザイン自然と親しむ様になった

これはパチンコ好きのヤンキーエヴァアクエリオン抵抗なくなる現象に近いと思う

それを未成年世界にも引き起こしたのがソーシャルゲームで、現代アニオタを語る上ではこのソーシャルゲームの影響は無視できないと思ってる

ソシャゲは確かに流行していたが、パズドラはやらなかった。というかその後もやったことがない。

パズドラをやらなかった理由は「みんながやっていたから」である。といいつつ、モバマスはやっていた。身勝手ものである

デレマス呼称されるようになったのはアニメ以後なので、あえてモバマスと書く)

200位圏内に何度か滑りこんだが、あの頃はソシャゲ全体で、今より課金しなくて済んだような気がする。気のせいだろうか?

まどマギSAOに関しては、高校生の分際で、「ああ、みんなようやく虚淵さんや川原さんのよさに気づいたんだ、ところで鬼哭街はやったのかね?」と高説を垂れていた。

だが、高校にもなってくると廃スぺオタクが発生するもので、しかもそこそこ偏差値のいい高校だったものから

「ああ、やったけど?ところでお前Phantomは当然やったんだよな?」と、スポーツ万能のイケメン風の男に言われ、

やってなかったので地団駄を踏んだのをよく覚えている。

(ちなみにそいつとは、高校を通して仲良くやっていた)

そしてこの辺りから自分には文章の才能があると思い込むようになり、(ここまで読んでもらえればわかると思うが、ない)ついにはラノベを書いて新人賞投稿した。

文学作品がロボになって戦う』という、中学時代にハマっていたFateパクリ会心ネタを応募するも見事に一次選考にすら残らずに撃沈。

「応募作には必ず講評をお送りします」とのことだったのだが、来なかった。データは残ってないが、どう考えても面白くなかったしひどい文章だったので、むしろ良かったのだと思う。

この頃には、同世代でそれこそボカロ成功したり、ラノベ作家デビューしたやつも出てきたので、「人とは違う」と思いたかった俺も、イケてるクリエイターになりたかったのだろう。

その後、なんだかんだあって、大学卒業し、今はアニメ業界にいる。

有名な監督や、アニメ業界に関わらず、ゲーム出版関係人達とも多く出会った。師匠と心から呼べる人間にも出会った。自分の小ささに気づいた。演出というものの奥深さも知った。

ネット上の文字列雑誌写真インクの塊、動画の上で画面越しに見るしかなかったクリエイター達も、多くが人間であり、深い知性と情動の元で仕事をしている、生物なのだと知った。

仕事も覚えてきて、ようやく金になるようなことが出来てきた。簡単に述べると、「仕事が少しわかってきた」。この業界ではまだまだな年齢だが、なんとか食らいついている。

周りでも海外への配信権を売るビジネス好調で、何やら巨大な金も動かせそうな時代である。昔より技術も高くなり、表現の幅も増えた。業界としての未来は、なんだかんだで明るそうだ。

以上が、大体の俺の人生であるオタク人生であると言っていいんじゃないだろうか。

引用した増田とは同じ時代を生きてきたが、かなり感じたものは違うと思っている。

君は、多分オタクサイドの人間じゃないよ。俺は、半可通だが、オタクサイドの人間だと思う。

そして、結論を書こう。

26歳の今、俺がリアルに感じていることを書いてしまうと。

この国のオタク達が積み上げてきたものは、その全てが間違いだった。

アニメは間違いだった。

漫画も間違いだった。

ゲームは間違いだった。

ラノベは間違いだった。

インターネット文化は間違いだった。

この国のクリエイターが作り上げてきたもので、善かったものは一つとしてない。

今後、善いものが生まれることも、おそらくない。

オタクはクソだ。ただのゴミだ。彼らが話す言葉、彼らが創るもの、彼らの文化。その全ては、消え去った方がいい。

俺は、あらゆる表現規制に賛成する。

オタクは全員いなくなった方が、この世のためだよ。

2021-09-08

anond:20210908114857

年の離れた後輩が、

免許の更新忘れて、免許使えなくなった❗️」って、

騒いでたから何の免許❓って聞いたら、

原付」って言われて大笑いした。

そしたらすんげー怒られて、

ビデオ屋とか、証明書として使えるんですよ❗️俺にはあれしかないんですっ💢」って、切れられた思いで。

あんなもん直ぐに取れるだろー❓

それにしても、うっかり失効、もう少し長くしてやればいーのになあ。

2021-02-02

[] #91-10「13人の客」

≪ 前

「私は関係者であるがゆえに、その言葉には意味を持ち、人々は耳を傾ける。その言葉主観的であろうと客観的であろうと、個人的であろうと公的であろうと」

込み上げてくる違和感の正体を突き止めるのは早かった。

いや、むしろ遅かったのかもしれない。

コンビニ業務について語れば私はコンビニ関係者だ。ブラック企業について愚痴を吐けば立派な会社員といえよう。踊れなくてもいいのならダンス関係者だってなれる。直接的に関係がなくても、少なくとも、その場において私は関係者なのだよ」

こいつが挙げている例はテキトーじゃない。

実際に、俺の身に起きた出来事だ。

まさか……あの変な客たちも、あんたの息がかかっていたのか!?

「息がかかっているというのは正確ではない。あれもまた関係者。私であり私でない存在

体中の産毛が逆立つのを感じた。

全く共通点のないバラバラピースが無理やり繋がったようだった。

たが繋がったというだけで、完成した絵が何なのかは未だ見当がつかず、それは意図的に怖く描かれた絵画よりも遥かに不気味に見えた。

「やっぱりそうか、最初から変だとは思っていたんだ」

「“最初から変だとは思っていた”か……くっくっく」

そいつは俺に背中を向けると、肩を上下に震わせた。

かに漏れ出てくる吐息から、明らかに笑っているのが窺える。

「つまり君は“半信半疑”で、“話半分”で今まで聞いてきたのだな」

「そうだ、それの何がおかしい」

自分には関係のない話を“半分も信じて”おいて、“半分も聞いて”おいて、それで何人も対応してきておいて、この期に及んで“最初から変だとは思っていた”と言い出したのだ。自分は冷静に振舞えていて、客観的情報を精査できているという驕りがなければ、絶対に出てこない言葉だ。これが笑わずにいられるものか」

こちらを見透かしてくるような嘲笑だった。

実際、俺は今まで珍客たちの素性を疑ってはいもの所詮“疑っているだけ”に過ぎなかった。

その疑いは、俺に何の影響も及ぼさない。

信じていようが疑っていようが、話をどれくらいの割合で聞いていようが、同様の接し方をしてきた。

だけど、それも含めて奴らの思う壺だったわけだ。

「一体、何の目的でこんなことを……」

「聞いてどうするのだ。そんなの君にとって、どうでもいいことだろう。それが真意であるかどうかすら君には分かりようがないし、分かることが可能だとしても、君はそのために労力を割きたくはないだろう」

そう吐き捨てるように去っていくと、“13人の客”は二度とこのビデオ屋に来ることはなかった。

結局、奴らは何がしたかったんだ。

俺が気づいていないだけで、何か重大な秘密が隠されているのだろうか。

いや、そうだったとしても、この出来事は俺にとって“盛大な冷やかし”でしかない。

たぶん奴等は、今もどこかで手を替え品を替えて、俺みたいに耳を傾ける人を冷やかし続けているのだろう。

(#91-おわり)

2021-02-01

[] #91-9「13人の客」

≪ 前

13人の客、その13人目は関係者だ。

「私は関係者

関係者……とは、このビデオ屋関係者ってことでしょうか?」

「そうともいえる」

「ああ、そうだったんですか。ご用件は何なんでしょうか」

「全体的に」

“全体的に”って何だ?

まり漠然としすぎている返答。

俺は不審に思った。

関係者って、一体どういう……」

「何らかに関係している者のこと」

「“何らか”というのは?」

「私の関わるもの全て」

ただひたすらに自身関係者であると言うばかりだ。

そのくせ何に関係している人なのかが全く分からないし、何の目的でここに来たのかも不明だ。

「全て?」

「ありとあらゆる事柄に対し、時代場所を問わず、その全てにおいて関係者であるということ」

幾度か尋ねてみたが、抽象的な回答ばかりしてくる。

“全てにおいて関係者”って、一体どういうことだ。

このままじゃ埒が明かないので、不躾だが証明書提示を願い出た。

身分証明できるものはお持ちでしょうか? マイナンバーや、車の免許など……」

「そんなものはない。より正確に言えば必要がない。なぜなら私は関係者からだ。関係者とは証明のものであり、その者が発する言葉担保のものである

いや、必要がないってことはないだろう。

俺はあんたが何の関係者で、実際にそうなのかも分かってないんだから証明にも担保にもなってない。

関係者”という肩書きに対する、その絶対的な自信はどこからくるんだ。

どうやら、この客が言っている“関係者”っていう概念は、俺が知っているものと違うらしい。

「あの、もう少し噛み砕いて説明してくれませんか。せめて具体例を挙げるなどしていただかないと」

「ふむ……例えばだが、私が教職に就く身であり、学校について何らかの言及をするとしよう。この場合重要なのは私が教職に就いているかどうかではない」

「え?」

重要なのは学校について言及した、その内容なのだ。その内容に耳を傾けても大した支障がないのであれば、それは実質的に私が関係者であることを認めているのと同義ではないか

何を言ってるんだ、こいつは。

「そんなことしても、専門的だったり現場の話とかでボロが出るでしょう」

「分からなければネットで調べたり、様々な新書を読めば取り繕える。多少のことは個人の感想なんだから誤差の範疇だ」

それってつまり“実際は大して関係ない立場で、事態を把握しているわけでもないのに首を突っ込んで、ただそれっぽいことを言っているだけの人”ってことなのでは?

それを関係者と言ってしまっていいのなら、この世の人間ほとんど関係者だぞ。

そう思い至ったところで、俺の中で何か“違和感”が込み上がってくるのを感じた。

次 ≫

2021-01-28

[] #91-5「13人の客」

≪ 前

13人の客、その7人目もスーツ姿だった。

ただ6人目の時とは趣が全く異なっている。

スーツは全体的にラメ加工が施されており、ビジネスシーンは全く想定されていないデザインだ。

まりの煌びやかさに、思わず目を瞬かずにはいられなかった。

「三大・エグい特殊造形の映画、『魅了のひじき』、『半生からの合体SEX』、あと一つは?」

「と、とくしゅぞうけい?」

その客は作品を尋ねてきたが、問いかけ方が独特だった。

まるでクイズを出しているようだ。

ひょっとして、クイズ番組の司会者なのだろうか。

そう考えると、確かに往年のクイズ司会者を髣髴とさせる格好だ。

「あと一つは!」

聞き方は妙ちきりんだが、要は嗜好に合った作品を探しているってことなのだろう。

特殊造型という言葉には聞きなじみがないが、この客が挙げた作品から推測はできる。

たことはなくてもタイトルは知られてるくらい、往年の名作ホラーからな。

そして“エグい”って言ってるくらいだからグロテスク要素のあるものと思われる。

その上で、近い時期の作品といえば……

「……『営利やん』、とかどうでしょうか」

俺はそう答えたが、その客は何も言わなかった。

不正解、ということなのだろうか。

その後も、司会者は似たような質問を繰り返し、俺は律儀に作品名を答えていった。

しかし、俺が何と答えようと、司会者の反応はいつも同じだ。

そうして何度か同じ応酬を繰り返した後、司会者は何も買わずに帰ってしまった。

期待は応えらず、俺は落胆する。

だが落ち着いて考えてみればなんてことはなく、その答えは簡単だった。

これは単なる冷やかしである

====

今になって考えてみれば、他の客がやってたこともほとんど冷やかしだ。

半分くらいは映画関係のない話ばかりしてきて、そのくせビデオは買わない。

下手したらレンタルすらしないこともあった。

接客仕事の内だと割り切ってやってきたものの、こうも立て続けに冷やかされるとウンザリしてくる。

雇われの身だが、対費用効果のない仕事労働力を奪われたくない。

まら店長に苦言を呈したが、返ってきたのは謎の精神論だった。

「マスダ、何で皆がウチの店にくるか分かるか?」

ビデオを買ったり、借りたいからでしょ。家で映画を見るために」

「違う。楽しい気持ちになりたいからだ」

店長営利事業にあるまじき哲学的なことを語り出した。

「ここに来る人たちは何らかの問題を抱えている。何が問題自分でも分かっていない人だっている。理由は様々だが、つまり順風満帆ではない、思い通りにいかない人生を送っている」

「それが俺のやってる接客サービスと、どう繋がるんです?」

「そんな人たちでも、場末ビデオ屋で働くバイトと話している間は順風満帆なんだよ。そんな人たちを助けるのがマスダたちの仕事だ。目に見える利益だけ追求するんじゃない」

なんだか諭されているようだが大した理屈じゃない。

とどのつまり店長は「つべこべ言わずに働け」と言ってるだけである

次 ≫

2021-01-25

[] #91-2「13人の客」

≪ 前

13人の客、その1人目は教職員自称する者だった。

なぜ「教職員だった」ではなく、「教職員自称する者」と表現たかって?

俺はこの客を教職員だと思っていないかである

「『エースコックがいた教室』を観たんだ」

「へー」

「まあ子供にモノを教える立場としては観ておいて損はないだろうと思って」

その客は最近観た作品や、それに対する感想を話し始めた。

食育の中でも、命を食べることに焦点を当てた作品でね。子供自分考える力を与えている」

「はあ」

その過程で紡がれる言葉、振る舞い、価値観、どれをとっても教職員のそれだ。

しかし、俺はなんだか違和感を覚えた。

上手く言えないんだが、俺が知っている教職員という人種は、もっと人間くさい生き物なんだ。

身なりは整えても高潔さとは無縁で、地に足が着いているか靴底は泥まみれ。

教職員といっても色々あるだろうけれど、現場で生きる人間は大なり小なりそういうもんだろう。

だが、その客は違った。

自分教職員だと言って、教職員っぽいことを喋っている人間

酷く不気味に思えたが、それでも俺は水飲み鳥に徹し続けた。

この客が実際のところ何者であれ自分には関係のないことだし、やることだって変わらない。

実際に教職員をやっている人間も、自分のことを教職員だと言っているだけの人間も、赤の他人である俺にとっては同じなんだから

====

13人の客、その2人目は酒造りに関係した仕事をしているらしい。

この客もまた、本当に酒造りに携わっているかは怪しい人物だった。

MAIN監督の『WEDNESDAY』って観たことある?」

「うーん観たことあるような、ないような……あらすじを言ってくれたら思い出すかもしれません」

「酔っ払ったサラリーマンが、特殊部隊とかヤクザ相手に大暴れする邦画なんだけど」

「すいません、その説明で思い出せないなら俺の記憶にはないです」

客は映画に出てくる酒が、いつも扱いが悪いことに腹を立てていた。

映画業界の奴らは、酒を酔っ払って物語を動かすだけのツールだと思っている。酒には職人達の涙と汗が文字通り入っているのに」

客はそう愚痴りながら、酒の色んな種類や製造方法をくどくど説明し始めた。

「こう、素手でわさわさ~ってやるわけよ。衛生面とか気になるかもしれないけど、菌を増やすためにあえてやって「るの」

「はあ……」

「麹の近くには仮眠室があってね。具合を確かめるため、すぐ近くの部屋で寝泊りしているんだよ」

酒が飲めない俺は水飲み鳥になるしかない。

ティーンエイジャーが酒について言える事は限られている。

仮に飲める歳だったとして、この客はビデオ屋バイトに何を期待しているんだ。

ひょっとして、現在進行形で飲んでいるんじゃないのか。

そう思って鼻をすすってはみたが、その客からアルコール香りは漂ってこなかった。

この客はシラフで絡み上戸なのか。

しろ酒を飲んでいてくれた方が納得はできた。

酒税法も細かく設定されてる割には、みなし制度があったりガバガバすぎる。そのせいでストロング系とかの安い悪酒が出まくって、それを持て囃すアル中蔓延って一般人を困らせるんだ」

こっちも今まさに困っている状態なんだが、この客には分からないようだった。

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2021-01-24

[] #91-1「13人の客」

アナログビデオ屋未来はない。

風の便りによると、他国では既に絶滅したという。

これは“純経済”を“超自然”と言い替えるなら摂理の内といえる。

経営ナマモノというけれど、保全しなくてもいい生物レッドリストに入れたりはしないからだ。

人間社会感傷的に動くことも多いが、そこらへんは割とドライだったりする。

そして、こういった事業栄枯盛衰、その理由普遍的かつ単純だ。

需要供給バランスが崩れた、これに尽きる。

それ以上の真理はない。

なのに“それ以上”を求める人は後を絶たない。

色んな場所で、色んな肩書きの人たちが、色んな横文字で語ってやろうと躍起になっている。

丁半博打に、何面のサイコロを何個使うか思考を巡らせているんだ。

だが、そんなことにも一定需要存在する。

有形無形によらず、需要があるところにリソースを割いて供給する。

その点において彼らのやっていることは生産的だし、立派にビジネスとして成立しているといえよう。

から場末ビデオ屋が未だに残り続けて、そこで俺がバイトをしているのなら、何らかの生存戦略が功を奏しているってことだ。

もちろん「少なくとも」、「今のところは」という但し書きはつくが。


じゃあ、具体的に何をしているかというと、やるべきことは大きく分けて二つだ。

ひとつは大型チェーン店VOD対応しきれない作品を、臨機応変に取り扱うこと。

店長、『クリスマスストーリー』ってあります?」

「どのクリスマスストーリーだ? モノによっては取り寄せないと」

「……えー、全部らしいです」

「分かった」

「分かったんですか」

もうひとつ地域密着型の、ニッチで気安い接客サービスだ。

このビデオ屋で働く従業員映画通が多く、まるで友達のように作品について語り合うことができる。

ラスト独楽が回り続けているどうかで議論している奴がいるが、何にも分かっちゃいないよな」

「その通り。どちらにしろ主人公あの世界を選んだってことが重要なのに」

「まー、クリストファー・ノーヒットの作風は、それだけ考えを巡らせる甲斐があるのも確か」

そんな中、俺は映画に詳しくもなければ熱心でもないバイトだった。

首を上下に振るだけの水飲み鳥になりがちで、たまに喋ってもオウム返しをするだけ。

「この監督が、うんたらかんたら」

「へえ」

「あーだこーだ」

「なるほど」

なんやかんや」

なんやかんや?」

我ながら真摯接客態度とはいえないが、意外と贔屓にしてくれる客は多い。

店長曰く、「喋りたがりの人間にとって、余計なことを言わない相手の方が都合がいいから」なんだとか。

まあ、それで金が稼げるんだから俺としては文句ない。

強いて気がかりな点を挙げるなら、“妙な客”と対面しやすいってことくらいか

トラブルを招くほどではないし、迷惑行為ってほどの言動でもない。

ただ自分の中にある危険信号が、常に黄色を照らし続けている、そんな存在

今回は、その中でも俺が印象的だった“13人の客”について話そう。

ただし俺は“彼ら”の言っていることを話半分にしか聞いていないため、かなり要約していることは踏まえてほしい。

こんな注釈をわざわざする意味を、めいめい咀嚼しつつ聞いてくれ。

次 ≫

2020-12-23

[] #90-12「惚れ腫れひれほろ」

≪ 前

「要は君らの気にしていたことはマクガフィンに過ぎないってことだ。そこが重要だと考えるのは作り手と一部の狂信的ファンだけ。ヒッチコップの教えを忘れちゃいけない」

いきなり話に割り込んできたのは、兄貴バイト仲間だった。

俺たちの会話をいつから聞いていたのだろうか。

そんな疑問を挟む余地すら与えず、その人は捲くし立てるように語りだした。

大衆的なデートムービーや、アーティストが主演の映画とかあるが、ウットリ観ている彼女ウンザリしている彼氏という被害は後を絶たない。その状況を穏当に拒否できる言葉彼氏は持っていないからだ。大人が良かれと思って見せた作品を、子供が黙って見るしかないのと同じ状態だね」

どうやら映画の話に絡めて何か言いたいようだが、俺たちにはピンとこなかった。

兄貴の話も分かりにくかったけど、この人の話は輪をかけて分かりにくい。

あいつは隙あらば語りたいだけだから無視していいぞ。発作みたいなもんだ」

兄貴はこの状況に馴れているようで、喋り続けるバイト仲間に一瞥もくれない。

素っ気ないように思えるけれど、あっちはあっちでお構いなしにマシンガントークを止めない。

「ああい純愛映画とかラブコメにありがちだが、上映中にイチャイチャするシーンはいい加減やめるべきだ。使い古されたシチュエーションだし、ちゃん映画を観賞しろ貴様らとつくづく思う」

「さて、あいつが休憩所に来たってことは、そろそろ俺は交代で出なきゃいけないな」

なんというか会話のドッジボール、いやドッジボールとすら言えない状況だ。

それでも良好に成り立っているんだから、人と人の関係って思っていた以上に奥深い。

たぶん俺たち仲間の関係だって、同じくらい大らかなはずなんだ。

「お前らも、そろそろ出て行け。本当なら部外者立ち入り禁止なんだからな」

兄貴は近くにあった手ボウキを持つと、それで俺たちを追い立ててくる。

「立ち去れ、早う去ね」

さっきまで繊細な話をしていたとは思えないほど、ぞんざいな態度で接してきた。

穂先のチクチク感と、こびり付いた埃が襲いかかる。

俺たちはたまらず、その場を後にした。

…………

さて、後はドッペルをどうにか探して、こうにか仲直りするだけだ。

会ったら何を話すべきかは、まだ決めていない。

ただ、話すための心構えはできたような気がしていた。

「あ……」

そうはいっても、この出会いはグッドタイミングすぎる。

なんとビデオ屋から出た途端、ドッペルと鉢合わせしてしまったんだ。

たぶんドッペルも色々と考えを巡らせて、兄貴に協力を求めにきたのだろう。

「い……」

「う……」

互いに気まずい空気流れる

先にその空気に耐え切れなくなったのはドッペルのほうだった。

「え!?

ドッペルは踵をかえすと、全速力で俺たちから離れていく。

「お、追いかけよう!」

次 ≫

2020-12-18

[] #90-7「惚れ腫れひれほろ」

≪ 前

こうして俺たちは、兄貴バイトであるレンタルビデオ店へとやってきた。

「冷やかしなら帰れ」

兄貴は開口一番これだ。

職場に身内が進入してきたわけだから、あっちからすれば邪魔なのは分かるけれど。

「どうしても冷やかしたいなら、そうだな……さすがに俺も“消え失せろ”とまでは言わん。ただ、無口な透明人間でいてくれればいい」

「客に対して随分な態度じゃん。今の俺たちは一応お客様なんだぜ」

「客ってのは金を払う人間のことを言うんだよ」

俺たちがビデオを借りに来たわけじゃないことはお見通しらしい。

そして、その時点で俺たちへの扱いは確定しているってわけだ。

「ここはサービスってことでさ、ちょっと話そうよ」

外国チップ文化があるのはな、サービス別売りからなんだよ。場末ビデオ店で働く時給980円の店員に、基本無料サービスなんて期待するな」

取り付く島もない。

しかし、ここでビデオ屋の店長が助け舟を出してくれた。

「そう邪険にしてやるな。ちょっと早いけど休憩時間やるよ」

そう言って、颯爽と立ち去る店長

その後ろ姿を、兄貴は恨めしそうに見つめていた。

「休憩時間が増えてよかったね」

休み時間が増えても、学校にいる時間は減ってないのと同じだ」

…………

俺たちは休憩所にて、これまでの経緯を簡単に伝えた。

「……それ、俺がどうこうすべきことなのか? お前達の仲が修復されるかどうかは、そっちの問題だぞ」

兄貴の指摘は至極当然だろう。

とはいえ、こっちとしても色々と考えた結果なんだ。

仲介とかして欲しいわけじゃないよ。ただ俺たちの知らないドッペルについて、知ってることがあるなら聞きたいんだ」

「ドッペルについて俺が知っていて、お前らが知らないことねえ……」

兄貴は眉間のしわを伸ばしながら、十数秒ほど考える素振りをしている。

それは記憶を漁っているというよりは、言葉選びに迷っているようだった。

「お前らは、俺の口から聞きたいのか?」

そうして選ばれた言葉は、とても含みのあるものだった。

心なしか、さっき門前払いしようとしてきた時より棘があるように感じる。

「え、そんなにヤバい話なの?」

「いや、それほどでもないが。あくまで俺の見解からな。ドッペルがどう思うか……」

兄貴が言うべきかどうか迷っている理由が分かった。

まり俺たちが現状知らないことがあるならば、それはドッペルが知らなくていい(または知って欲しくない)と判断しているからじゃないか

それを第三者が話すのは、かえって問題をややこしくするのではと危惧しているんだろう。

いま兄貴は、俺たちに話す価値があるか値踏みしているんだ。

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2019-05-27

お店のBGMにまつわる色々

喫茶店バイトしてた時は店内の音楽は誰が変えても良かったんで好きな洋楽よく流してた。ただ朝昼夜あまりにも時間帯に合わない(朝からポーティスヘッドとか)のをかけていると店長が「これ増田君がかけてる?俺は好きだけどぉ、ちょっと変えた方がいいかもなぁ?」と優しくたしなめられたりはした。(そんな店長が好きだった)

ビデオ屋バイトしてた時はもっと緩くて自分で持ってきたCDをかけまくっていた。店側も好きなのかけていいよと言ってくれてたのでやっぱレンタルビデオ屋は独立店に限るなと思った。アダルトコーナーに流れるblurは合ってるような合ってないような、なかなかシュール日常の一コマだったと思う。

ラブホに始めて行った時に有線というもの実態を知った。何故か当時のラブホには有線チャンネルが大量に入っており、こんなにたくさんのジャンルがあるのかと驚いて、チャンネル聞くのに夢中になってセックスするのを忘れるほどだった

いまひとつ嘘をついたけどとにかくそれ以来色んな店のBGMを聞くのが楽しみになった。

個人経営の店ならそれこそ店主の好みが反映されたりしてて趣はあるんだけど、意外性は薄くてまあこの店構えならこういうのだよね、みたいなのも多い。それよりチェーン系列の店で流れるBGMのほうが興味深かったりする。

最近だとプロントの某店で流してる洋楽センスがやたらよくて、知らない曲など流れると気になって調べる事が時々あるので気に入ってる。

ちなみになんの曲が探してくれる系アプリあるけど、店内音量ってさほど大きくないので意外と使えなかったりする

コンビニで言うとファミマは最悪だ。専用放送が流れててその喋りがとにかくうるさい。喋りが入るからボリュームもやたらデカいし。ラーメン屋ならラジオのお喋りがやけに心地よいのに、店によってこんなにも印象は違うのかと驚く。

マクドナルドはたしかセンス良さを感じる。でもあんまり聞こえなくない?マクドナルドゆっくりしたこといからよくわからないけど。

びっくりドンキーみたいにビートルズチャンネル固定とかそういう店の色を出してくるやり方もとても好きだ。たぶん社長が好きとかなんだろうな、あん関係ないもんねハンバーグビートルズ

皆さんはどこのBGMが好きですか?この店のBGMは一度ライブ体感するべきみたいなのありますか?

2019-04-15

anond:20190112221400

https://president.jp/articles/-/28381

例え、映画ドラマといった一般的DVDAVを挟み、“サンドイッチ”にしてレジまで持っていったとしても、警察にはすべてお見通しだったのだ。さらに、捜査当局防犯カメラ画像も入手できたということなので、そんな恥ずかしい行動も全部見られてしまっていた可能性もある。

この記事を見てこち亀を思い出した。

両津ビデオ屋バイトを始めて、色々な客を見るんだけど、“サンドイッチ”にして借りる人がいるんだよね。

2019-01-22

anond:20190121224428

各年の邦画ランキングから条件に該当するものを探す。

https://nendai-ryuukou.com/2018/movie1.html

条件

1. 内気なアニメオタククラスイケメン美少女に恋をする

2. 中学生高校生同士が殺し合う

2018年

該当作なし。

2017年

君の膵臓をたべたい」が1にギリギリ該当するかどうか。

2016年

該当作なし。

暗殺教室」とか2に該当すると思ってそう。

2015年

いちおう「バクマン。」が1に該当か。

内気ってわけでもないが。

2014年

神さまの言うとおり」が2に該当。

これも厳密には殺し合いではないが。

2013年

該当作なし。

2012年

該当作なし。

悪の教典」とか2に該当すると思ってそう。

2011年

該当作なし。

GANTZ」とか2に該当すると思ってそう。

2010年

インシテミル」は殺し合いのデスゲームだが中学高校生同士ではない。

ランキングに載ってない作品も含めた公開リストざっと眺めても、

デスゲーム系はそもそも多くないし(刑事ものクライムサスペンスのほうが圧倒的に多い)、

漫画原作恋愛映画は多いけど、その主人公が「内気なアニメオタクであることはほとんどない。

ここから考えられる可能性は二つ。

元増田漫画原作恋愛映画主人公が誰でも「内気なアニメオタク」に見える呪いがかかっているか

元増田サスペンス映画なら何でも「高校生同士の殺し合い」に見える呪いがかかっているかだ。

追記

ミスミソウだの3D彼女だの言ってるブクマカは「ランキングから」という文字すら見えないのか。

(つかミスミソウバトロワ系譜という意味での殺し合いじゃないだろ)

というと今度は「ランキング以外も見ないとおかしい」と言い出しそうだが、

売れ筋映画の予告を流さないで、

ミスミソウ3D彼女の予告ばっかり流してるビデオ屋があるんだったら、

映画業界ではなくてそのビデオ屋おかしいだけだよ。

2018-11-09

未だに特撮ものの偉大さがよくわからない

子供の頃、ウルトラマンシリーズビデオ屋でよく親が借りてくれたし

夏休みとかのTVとかで観てた楽しんでた憶えもある

けどそれはあくま子供子供向けの作品を楽しんだってだけで

大人になって振り返って特別優れていると思ったことはない

 

ゴジラシリーズ怪獣おもちゃ買って買ってってねだる頃をすぎてから

たから全部見た割に面白いと思った作品なんてほとんどない

どころかちょっと観るにいたたまれない出来のもチラホラ

 

なのに未だに特撮は凄かった

ゴジラは凄かったウルトラマンは凄かったとヨイショを矯正してくる

奴らはなんなんだろうね、あいつら本当に観て語ってんのかね

あくま子供向けよ

何回も大人になったらより面白さが凄さがわかると言われ見返して

毎回同じ感想にたどり着く、真顔で観るには辛すぎるよ

 

グリッドマンとかまさに世代だったし観てたけど

わざわざアニメで復活するほどの人気があったか

シャンゼリオンの方が友達との会話に出てた気がする

追記

シャンゼリオングリッドマンってそんな世代違うかな?

シャンゼリゼオンの時、小3,4かな

このくらいだとアニメとか観てるの気恥ずかしくて隠してたけど

シャンゼリオンは語れたな

特撮でふざけてるのが逆に大人向けかと思えたのかな

 

追記

意見をありがたく頂いて考えてみたけど

ヨイショがウザいてのが被害妄想だとして

個人的作品には入り込んだほうがいい

舞台裏を気にしたりするのはなんか違うとか思ってるから

良さとか楽しめないのかなもしかしたらと思いついた

追記

もうなんなのよヨイショしている奴は私が生み出した幻かと思ったら

実在してるんじゃない?何様なのお前らって感じのが

一つ弁護しておくけど昭和ウルトラマンライダー

映画ゴジラガメラ、円谷の特撮映画見た上での私なりの結論から

何回も大人でも良さがわかると語ってる奴に釣られて見返した上での私なりの結論から

大人になって見返すと台無しってのは

あの日見たエッチDVDを俺は一生忘れない。

とても寒くて晴れた元旦だった。ぼくは正月ということもあり、叔母の家に遊びにきていた。

叔母がぼくに言った。

「僕くんおいで!今年もお年玉あげるね」

ぼくは中学生になって「敬語」なるものを教わったので大人ぶってこう言った。

ありがとうございます!大切に使わせていただきますね」

叔母はにっこりと微笑んだ。

一方、僕の心の中では、しめしめ今年も遊戯王カードゲームを買いまくってやろうと思っていたが。

すると、後ろで談笑していたウチの母が、

「いいのに!もう!こんなガキンチョにお金なんてあげなくて〜。どうせロクなもんな使わないんだから。」

社交辞令を返す。

毎年正月になるとやり取りをするのだ。この会話を見るたびに正月という感じがして、僕は好きだ。

このやり取りを繰り返して、祖父叔父、叔母からお年玉を回収していくのが毎年の流れになっていた。

(あとから知ったのだが、母親はしっかりこのお年玉の分のお返しをしていたらしい。)

ところで、この叔父叔母には、3人の娘息子がいて、1番年上の長女、2番目の長男末っ子次男という感じで構成されている。

僕とは3人とも、とても年が離れていて僕が中学生だった当時、末っ子次男氏は大学生だった。

とはいえ僕は1番年が近かった末っ子次男氏とよく一緒にゲームしてもらったり、野球キャッチボールなんかをしてもらっていた。

彼も弟のような存在か欲しかったのだろう。

その大学生真っ盛りであった次男氏が、僕に言った。

「僕、今年もパチンコ行くべ!」

そう、僕の親戚一家には変な風習があった。それは、毎年正月になると祖父叔父、僕の父親含む男連中全員で運試しといって、パチンコに行くのだ。

もちろん僕は、中学生だったのでパチンコを打てるわけなく外から眺めてるだけだった。

大抵の場合、全員が大負けして帰ってくるのだが、その年だけは違った。

僕と仲の良かった次男氏がなんと、大勝ちを決めたのだ。

次男氏はこう言った。

「僕!今年は良い年になりそうだから、僕にお年玉やるよ!」

僕は素直に嬉しかった。また、ゲームを買えると思ったからだ。

しかし、その期待は良い意味裏切られる

また、次男氏は言った。

次男氏「僕、ちょっとお金下ろしに行くから付き合って。」

僕「あ、いいっすよ。」

そうして、彼に着いていくこと、15分が過ぎた頃。ワクワクも過ぎ去り、正直寒くて早く帰りたくなっていた。

次男氏が口を開いた。

「着いた!」

最初僕はそれがなにか、よく認識できなかった。僕たちが来た場所は、銀行でもATMでもなく、アダルトショップだったのだ。

お年玉AVな!」

ニンマリとした笑顔次男氏が言った。

僕は、急にドキドキし始めて心臓が痛かった。

のれんをくぐり、中に入るととてもあったかくて、つけていたメガネが曇ってしまった。

しかもあの、ビデオ屋特有まったりしたような甘い匂いが鼻について離れない。

しかし、そんなことはどうでも良かった。

目の前には女性の裸の写真が大量に並べてあるのである新世界だった。ホールニューワールドである

僕の愚息はすでにパンパンだった。

〜続く〜

2018-11-01

anond:20181031081503

ごめん、非対称云々書いたのにそのあと反応見てなかったわ。

反論ありがとう

いや現実の男の性欲の発散全部を文句言ってんじゃないよ。

ゾーニングしろ

しんざき氏もそうだけど、なんで男側はいっつもいっつもゾーニングの声無視してんの?

すぐ「全てのエロ禁止しろってことか!」とか言い出すの?

ちょっとうっかりこちらの言い方悪かったかなと反省したけど、わざとだよね!?

公共の場で「性差」を強調したり性欲を刺激する様な物の表示を、わざわざするなと

そう言う欲望の解消の時以外は控えろと、そー言いたい。

昔のビデオ屋18禁暖簾があったりしたでしょあれをしろと。

二次元からって調子乗って過激なの表示するなと、そー言いたい。

そうするならAVしろエロ漫画にしろコンテンツの女消費にしろ好きにしろよ、と少なくとも私は思う。

なんでゾーニングの話し合いができないのかほんとわからん

もう今更君もこの言及に気づかないと思うけど一応返信するね

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