職場の近くに、毎日ネトウヨのおじさん達がビラをまいている場所がある。この数年で突然現れた彼らは毎日毎日電波なビラを配っている。
平日日中に電波なビラを配ってるだけあってか、どいつもこいつも風采が上がらない。若いのでも50代半ば、60代ぐらいが中心か。
どのオッサンもグレー~茶色の冴えない色のどこで売ってんのかって服を着ている。女性は見かけたことがない。いるのかもしれないが。
彼らはちっとも楽しそうではない。仲間と集まって主義主張を人に知らしめたいのなら、ゴミを撒く代わりにせめて少しぐらいは楽しそうに、もしくは意義ありげな顔つきでもできそうなもんだが
金貰ってキャバクラのチラシ撒いてるオッサンの方がまだ有意義そうな顔をしている。まぁ金を貰えるから当たり前か。
無言でチラシをぐいっと押し付けてくるが、そのしぐさは不審者そのもの。いつまでたっても上達しない。したがってチラシを受け取る人も見かけない。
出勤すると、彼らネトウヨおじさんたちと同世代の上司がいる。ちょっとウザいところはあるが、たまに旨い飯を食わせてくれたりする割と良い上司だ。
部下への配慮もそれなりにスマートなので、女子社員にもウケがいい。さっきも、ウザいダジャレを発しては女子社員に笑われ和気あいあいとしていた。まぁマスコットみたいなもん。
もう60過ぎたのだが会社要望で定年延長している。あと2年で完全にアガリなので、自分が持ってる人脈をどんどん下に引き継いでる最中。
俺の鬼瓦みたいな顔でも役に立つならなーと言いながら部下たちを引き回している。上司の人柄なのかかなり良いルートを紹介してもらえてありがたい。
彼らとうちの上司はどこで道を違えたのだろう。
という作文を平日昼間に投下する 冴えない仕事してて時間だけは無駄に融通の利く サヨクのおっさん