はてなキーワード: 省エネとは
人間は隣の芝が青く見える生き物 人間は省エネをする生き物、金を与え続ければ怠惰になる 人間は慣性の生き物、毎日外に出た人がある日外に出るなと言われるとストレスがたまる
効率や鼓舞はくそくらえ 道草を楽しめ大いにな 道中を楽しめ 大いにな 才能げーだろ くそげーだわ つまんねー 種族値の殴り合いじゃん コラッタじゃ勝てねーよ つまんねーなー
カードコマンダーだったら雑魚でも低コストだから使い道あるけど ポケモンってほんとよくできてないくそげーだな あ り た ま つ く ぼ ま え だ さ か い
風吹いてたんだよなあ あたしい風吹かねえかな 風吹いてたんだけどものにできなかった めぐり合わせだから 新しい風のめぐりあわせ
なんで嫌な気持ちになるんだろう
そこから紐解いていきましょう
何で生きてるんだっけ
36、男性。
選挙権を得たばかりの20代前半はとくに考えずに知名度などで投票してきました。
今思えば愚かです。
2010年頃に民主政権になったときがあるけど、何かを変えてくれるかもしれない!と思い俺も民主に入れました。
これも考えなし。数年後、後悔しました。
それからはマニフェストや思想を多少なりとも調べるようになりました。
色々思うところはあると思うので、よければ他の人の考え・反論も聞いてみたい。
賛成。
基本的に先のない高齢者よりも若者に予算を割くべきであり、そうしないと日本に先はないという考えです。
無回答。
改正によって他国の支援がやりやすくなると思うけど、軍事行動と取られて敵を作ってしまうならば、もはや"自衛隊"ではないと思うし判断が難しいと思っています。
反対。
他国で失敗しているし、経済への損失を考えるとやるべきではないと思います。
反対。
これを必要とする人は世の中のごく一部だろうし、法改正のためのコストもばかにならないし、やらない方がトータルで見て社会的には得だという考えです。
賛成。
間違いなく経済が活発になるのでやるべき。家・車などの巨額の出費を生みやすいので経済的には回りやすいのではと考えています。
賛成。
東日本大震災での失敗は貴重な財産であり、これを生かしつつ再稼働して、経済に貢献すべき。包丁で指切ったからもう使わないと言っているのと同じレベルだと思う。
原発なし・省エネ、再エネでカーボンニュートラル!は民間企業やエンドユーザーである我々に負担を強いているだけで辛いという考えです。
上記が全て自民に合致しているわけではないけど、自民が一番近いのでやむを得ず自民を選んでいる状態です。
なかなか自分の思想と高い率で合致した政党・自選挙区内の政治家はいないですね。
カップボードからレンジを無くせたのはいいが、費用対効果は多分悪い。
小さい子供が手を出すだけで手を洗えたり、水を飲めるので入れてよかった。
ほとんど不満は無いが、水流の調整レバーが短くて多少力がいる。
夜ドアを開けるだけで点く。消し忘れを気にしなくていい。
省エネ寄りになり過ぎてるのか、すぐに消える。動くと点く。
多少薄暗いくらいだと点かない。
正直微妙。
将来区切れる13畳。今はベッド三つで妻と子供の寝室。
リビングのスイッチ一つでお湯が張れるが、水栓は自動で閉めてはくれない。
冬は換気扇も止めたいが、換気扇は風呂までいかないと止められない。
カウンターいらない
風呂のふたいらない
鏡も多分いらない
窓もいらない
LIXILだけど、浴槽の水栓を開けたまま上から踏むと壊れて修理代2万円らしい。何とかして欲しい
車と同じような奴。
親指で開けれて便利。
携帯もカードキー代わりに出来るって書いてあったけど、俺のPixelは登録できなかった。
やっぱり目線が気になって、引き渡し後に普通のカーテンに交換(6万)。
基本引き戸。開け閉め楽。開けっ放しでも邪魔にならない。ゆっくり閉まるから閉まる音が静か。
でも引き戸にしてよかった。
縦長3畳で両壁に収納をつけてもらった。
最初の提案にあって見栄えが良かったからそのままにしたけど、段ボールやらゴミを置いてすぐに通れなくなる。
男二人女二人だと多分いらない。
照明は標準仕様のすべて同じメーカーのシーリングライト。リモコン操作でLDK、子供部屋の四つのライトが全て反応する。
別々のメーカーにすればよかった。
品目 | 価格 | 説明 |
---|---|---|
登記費用 | 33万 | 銀行指定の司法書士 |
火災保険 | 5万 | 地震保険無し、耐火住宅 保険金額2000万 35年で火事になる確率は0.5% 99.5%は捨てる金 |
ローン諸費用 | 86万 | 一番安い変動金利。金利0.2%上乗せなら20万ぐらいまで下がる。繰越返済しない人用。 |
引っ越し代 | 16万 | 荷造り込み。至近距離の引っ越しなので安くしてもらった。 |
エアコン | 40万 | 14畳用、8畳用、6畳用二つ。14畳用のみ省エネだけど高いやつ。 |
駐車場(カーポート) | 140万 | 土間コン3台分カーポート50Cm積雪対応2台分。ホームセンターならもっと安くなるけど引き渡し後から見積もり、施工なので引っ越しが2か月くらい遅れる。 |
ポスト | 20万 | 機能性門柱、ポスト、インターホン、表札つき |
宅配ボックス | 10万 | でかいの |
防草シート砂利敷 | 10万 | 草取りはしない |
テレビ台 | 5万 | グリーン住宅ポイントで交換 |
ダイニングセット | 15万 | グリーン住宅ポイントで交換 |
テレビアンテナ | 5万 | CATVはSTBが嫌いなので引かない。 |
物置 | 20万 | ホームセンターでこれから頼む予定 |
テレビ | 10万 | ハイセンス65U7F |
ベッド | 12万(3万×4) | 無印 脚つきマットレス |
ソファ | 10万 | 妻が買う予定。まだ買ってない |
カーテン1式 | 25万 | 不動産屋のパック。種類は少ないがカーテンレール、取り付け費込みでは破格。 |
PC | 25万 | i7-11700 3070 |
34インチウルトラワイドモニター | 7.4万 | グリーン住宅ポイントで交換 |
リクライニングチェア | 25万 | エコーネスの展示品 |
昇降式パソコンデスク | 1.7万 | バウヒュッテ |
チェアマット | 0.8万 | バウヒュッテ |
モニターアーム | 1.3万 | サンワサプライ |
自分のとこだけ応答しておくけど。
rag_en “まずは電力需要の緩やかな削減を目指すべきでしょう”…いきなりトンデモでわろ。まぁ、根っこの部分に『「資本主義的な消費社会」の否定』でもあるんですかね。
まず、『「資本主義的な消費社会」の否定』でもあるん?の部分を真っ先に否定せずそのコメントを返してきた時点で、つまりfellfieldさんにとっての“1割削減”とはそういう志向によるものだという事ですよね。
次に、それは“火力発電を中心に削減”であって、原発はこれまでの計画の水準を据え置き(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210721/k10013151741000.html)なので、“原発を推進してきた経産省が、ですよ。”とか意味不明ですね。
また、今回の話に関連ありそうな、https://www.enecho.meti.go.jp/committee/council/basic_policy_subcommittee/opinion/data/01.pdfの 5-(3)-① をざっと読む限り、及び 5-(13) の
電力の需給構造については、経済成長や電化率の向上等による電力需要の増加要因が予想されるが、徹底した省エネルギー(節電)の推進により、2030年度の電力需要は8,640億kWh程度、総発電電力量は9,340億kWh程度を見込む。
あたりを読む限りでは、“総発電量の1割削減を目指す”とはつまり、むしろ電力に対する需要は増えると予想したうえで、「各産業、がんばって省エネ技術を向上させてくれれば減るやろ!」くらいのノリであって、『「資本主義的な消費社会」の否定』みたいなトンデモ話ではないですし、もちろんリニアモーターカーをやめろだとか、そんな話でもないですね。
ちなみに“「各産業、がんばって省エネ技術を向上させれば減るやろ」くらいのノリ”に関しては、「実現可能性あやしくね?」https://www.dir.co.jp/report/research/economics/japan/20210802_022440.htmlとツッコミも入ってたもよう。
LDK18畳、子供部屋14畳、俺の部屋と妻の部屋6畳の4台分。
今の畳数基準は、50年前の断熱性ゼロの物件をもとにしてるらしい。
見積条件は14畳用、8畳用、6畳用二つでなるべく安いやつ。
・〇ジマ
俺の条件は聞かず、LDK18畳を伝えると14畳は売れないと言われる。
見積もりは合計50万弱。人気のダイキンで60万とか言われる。
ポイントはつかないとのこと。
見積もりは一切内訳も出せないし、紙でも出せないらしい。
・〇ジマ
18畳の部屋に14畳を売ると怒られると言いながら、条件通りの見積もりは出してくれて40万ぐらいであとは社員と相談とのこと。当然機種は日立。
店員の感じは良かったがとりあえず保留。
・ヨドバシ
俺の条件はすんなり聞いてくれて、出てきたのは34万と43万の2パターン。
43万の方は省エネタイプだから電気代が年2万安くなるとのこと。
俺はこういう提案に弱い。
迷った末に43万のセット。
やっぱりヨドバシは上手い。
ワイ:論破について回答が無いが?
▼増田の機能
↓
いつもの:常駐増田戦士と同じように、以前の日記をトラバにつけたんだから文字リンクの一覧で見ても探せるわけ無いよ
anond:20210814042924 anond:20210814043957 anond:20210814044208 anond:20210814044641 anond:20210814045006 anond:20210814045146
anond:20210814045400 anond:20210814045609 anond:20210814050039 anond:20210814045721 anond:20210814044111 anond:20210814043623
どうしようもない嘘や思いつきで無限ループするだけだから『省エネ トラバ』やっぱり正解だろ?
そして"論破"を"負け"に言い換えていてちょっとだけクスリとした
あと、圧縮してて草 → anond:20210814045400
けど何度も同じこと投稿するよりはその方がいいぞ
私が、結婚をするにあたって実家の一戸建てから、木造アパート1階に引っ越した時の話です。
一戸建ての時のガスの使用料金は、1カ月あたり都市ガスで、9000円程でした。
当時、ガスファンヒーターを使っていた事と、両親が高齢で寒がりだったため、3月~4月になっても、ガンガン暖房を使っていました。
そのため、3人で使うガスの料金は高い方だけれど仕方ないな、と思っていました。
しかし、木造アパートに引っ越し、夫と2人でプロパンガスを使用した所、お風呂を沸かす&料理をするだけの使用で毎月5500円もしました。
そのアパートには追い炊きの機能がありませんでしたので、お風呂を沸かす5分~10分の間と、料理をする時だけの使用なので、とても高いなと思いました。
そのうち、一戸建てを購入し、都市ガス対応の最新式のガス給湯器や、ガス機器で一カ月間、アパートと同じ過ごし方をしました。
アパートにいた時と同じ季節で、追い炊きもどんどん使ったにもかかわらず、合計3000円で済みました。
プロパンの使用料金が高いということと、最新の機器は省エネになっているのだな、と感動しました。
皆さんも引っ越しなどを考えている方は、都市ガスが通っている地域に住まわれたほうがいいですよ(田舎ではまだまだプロパンの地域が多い為)。
ツール・ド・フランスに関する増田を書いたところ興味を示された方が少しおられましたので、私が考えるツール・ド・フランスの楽しさを少しずつご紹介できればと思います。うまく伝わるとよいのですが。
なお、私なんかの雑な解説よりもはるかにキチンと書かれた解説文献がネット上にはごろごろあります。内容が少し古いのですが JSPORTS の「ツール・ド・フランスを知るための100の入り口:Vive le Tour!」などがオススメです。
https://www.jsports.co.jp/cycle/tour/tour_100/
100年以上の歴史を持つ、世界最大の自転車ロードレースです。町から町、村から村へと移動しながら3週間かけてフランスを一周するというコンセプトの催しです。tour は英語のツアーではなくフランス語の「一周」。定冠詞をつけて le Tour と言えばフランスではツール・ド・フランスを指します。たぶん。
「だんじり祭りのようなもの」という対比が腑に落ちると支持を集めていましたが、さりとて完全に形式的な行事というわけでもなく、UCI(国際自転車競技連合)では最上位の格式を与えられたれっきとした国際競技です。勝者には多くのポイントが与えられ、テニスやスキーのようにランキングされます。
お祭りムードなのはツールの規模や歴史がそうさせているのであって、観客にとってはお祭りだけれど選手たちにとっては重要な(そして最も栄誉のある)国際試合です。
全世界に配信されるツールの中継は観光立国フランスの観光案内の側面も持ちます。
選手たちの熱戦のあいまあいまに風光明媚なフランス国土の景観、雄大なアルプスやピレネーの大自然、中世のたたずまいをそのまま残す町並み、古い城塞や寺院等の生映像がこれでもかと挿入されます。レースの流れはいまいちわからないという人でも、数機の空撮ヘリを駆使して送られてくるそうした風景を眺めているだけでもまったく飽きさせることがありません。
自転車ロードレースには、一日で終了する単発の「ワンデーレース」と、数日かけて開催される「ステージレース」があります。
ツール・ド・フランスに代表されるステージレースは一日一日のレースが独立したひとつのレースで、その都度優勝者がひとりいます(これをステージ優勝といいます)。が、それとは別に、すべてのステージを通して通算ゴールタイムが最も短かった人が総合優勝となり、基本的にはこの総合優勝がそのレースでもっとも名誉のある成績となります。
ツール・ド・フランスはステージレースの中でも最長のもので、途中で2度の休養日を挟みつつ全21ステージを戦います。
勘のいい方なら、ステージ優勝と総合優勝はそれぞれ個別に狙うことができることにお気づきでしょう。
その通り、総合優勝を狙うほどの実力がない選手でもステージ優勝は狙えるし、逆に、大会の最後まで通算トップタイムを維持できれば、必ずしもステージ優勝を獲らなくても総合優勝することができます。
このように、同じひとつのレースを走っているように見えても「ステージ優勝したい選手」と「総合優勝したい選手」とが入り混じって走っていて、それぞれの思惑、それぞれの戦略、それぞれに警戒すべき競争相手がいるという重層構造がステージレースにはあるのです。
総合優勝、ステージ優勝のほかに、ツール・ド・フランスには「ポイント賞」や「山岳賞」といった名誉も同時進行します。
毎日のコースにはそれぞれチェックポイントが設定されていて、そこを上位で通過すると通過順に応じた点数が与えられます。
ポイント賞はスプリンター(短距離を全力疾走する力にすぐれた人)のための賞で、ステージ中間の平地や、平坦なステージのゴール地点に点数が設定されています。
山岳賞はその名の通りクライマー(山登りが得意な人)向けの賞で、上り坂のしんどさに応じて点数が設定されています。
これらの各賞争いのゆくえもレースの進行に奥行きを与える要素となっています。
ツール・ド・フランスには総勢184名の選手がエントリーしていますが、マラソンなどのように「個人参加が184名」ではなく、「8名チームが23組」です。
23のチームは
「ウチはめっちゃ強い選手がひとりおるけん、こいつを総合優勝させたるんや」
「ウチは総合優勝を狙えるような選手はおらんけど、ステージ優勝をいくつかカッさらうつもりやで」
といったように、それぞれに異なる思惑を持って大会に参加しています。こうした目的意識の違いから、あるステージでは空気のようにおとなしくしていたチームが別のステージでは突然はりきりだす、といったことがあります。
このように、どのチームも「ある選手を勝たせる」ことを目標としてチームを作り、作戦を練っています。8人で参加していても、ステージ優勝も総合優勝もワクはどっちみち1人なので、たった1つのそのワクをチーム員8人に互いに競争させて争わせるよりも、かつぐ1人を決めて残りの7人でその選手をバックアップしたほうが勝率は上がりますよね。
かつぐ選手をエースといい、バックアップする選手たちをアシストと言います。
エース格の選手はふだんはアシストたちから様々なサポートを受けながら自分のポジションを守り、ここぞと言う時にその実力でライバルと勝負をします。
アシスト格の選手は自分の体力やタイムと引き換えに(いわば捨て駒として)エースをサポートしつつ、出番がなければ体力を温存したり、エースの出番がないステージならステージ優勝を狙って名前を売ったり、というスタンスでレースに参加しています。
マラソンなどと違い、自転車ロードレースは集団走行をします。これは空気抵抗と大きな関係があります。
前面投影面積の自乗に比例とかそういう難しい話は省略しますが、とにかく平均時速40km/h以上という自転車のレーシングスピードにおいて、もっとも大きな走行抵抗は「空気抵抗」です。
そしてこの空気抵抗は誰かの真後ろを走ることで劇的に軽減することができます。これをスリップストリームとかドラフティングといいます。
長時間長距離となる自転車ロードレースでは、誰かが風よけとなって先頭を走り、みんなでその後ろをついていく省エネ走行をします。たまに風よけ役となる選手を交代しながら、身を寄せ合うようにして走ります。
集団の人数が多ければ多いほど、すなわち風よけ役となる交代要員の数が多ければ多いほど集団走行のメリットは大きくなるので、敵対関係にあるチーム同士でも「今は一緒に走ってたほうがトクだよね」と利害が一致することになり、敵同士なのでまるで味方同士のように全員で仲良く集団走行をすることになります。
レースの中でもっとも大きな集団をメイン集団とかプロトンと呼びます。
(7/6:今日読み返して間違いに気づきましたが「前面投影面積の自乗に比例」ではなく空気抵抗は「速度の自乗に比例」です)
平坦基調のコースでは、多くの場合「ゴールスプリント」がステージ優勝を決めることになります。瞬発力と最高速度に優れたスプリンターたちがゴール前の数百メートルをお互いに肩をぶつけながら猛ダッシュして着順を争う、とてもエキサイティングな勝負の場面です。
なので、有力なスプリンターを擁するチームの目標は「我がチームのスプリンターをゴール前まで無事に・いい位置で連れて行くこと」になります。
しかしゴールラインは200km先です。スプリンターをゴール前まで無事に連れて行くことが目標のチームばかりだと、レースは終盤近くまで非常にのんびりと穏やかな集団走行になってしまいます。
そこで、抜け駆けを狙う選手が出てきます。長距離を比較的ハイペースで走ることに秀でた選手たちがステージ優勝を狙って一発「逃げ」を打つのです。
たいていの場合逃げ集団は数名から20名ほどの小集団で、「逃げたい」という思惑の一致した色んなチームの選手から構成されます。敵対関係にあるはずの選手同士ですが、「メイン集団から逃げる」という利害関係が一致している間はお互いに協力し合って、メイン集団を突き放そうとします。
一方、メイン集団はスプリンターを勝たせたい人たちの集まりですから、彼らをまんまと逃げおおせさせるわけにはいきません。ただ、上でも書いたとおり集団は大きければ大きいほど有利です。なので、逃げ集団をいつでも捕まえられる位置に泳がせておいてほどよく追いかける、という展開になります。
なぜ逃げを許さずに早々に捕まえてしまわないかと言うと、捕まえてしまって集団がひとつにまとまってしまうと、またそこから逃げを打とうとする選手が出てきて、そのたびに追いかけたりなんだりの悶着があってペースが乱高下し、大事なスプリンターを消耗させてしまうからです。
逃げ集団は多くの場合ゴール寸前でメイン集団にとっ捕まってしまいます。これはレースの力学上しかたのないことなのですが、それでもなお逃げ屋が逃げを打つのはなぜかというと、「絶対にとっ捕まるとは限らないから」です。風向きの変化など様々な要因によってメイン集団が思うように逃げ集団との差を詰められないことがたまにあり、「確率は低いものの狙ってみる価値はある」くらいの勝機があるのです。
今日の放送時間が迫ってしまいました。とりあえずここまでで一旦投稿します。後ほど続きを書き足していきます。
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山岳ステージは峠道の上り坂をコースのメインに組み込んだステージです。1つのステージでの標高差(垂直方向への移動)が2000mから3000m以上にもなります。ツール・ド・フランスではアルプスとピレネーのふたつの山岳地帯が必ず日程に組み込まれていて、大会のハイライトとなります。
当然ながら山岳賞争いが展開しますが、同時に総合優勝候補同士のぶつかり合いになるのが山岳ステージの見どころです。
まず山岳賞を狙うクライマーたちが集団を抜け出してヒルクライム競争をします。一方、メイン集団では総合優勝を狙う選手同士がガチンコの直接対決をし始めます。先頭と後方でふたつの戦いが同時進行するような感じです。
ヒルクライムは走行速度が低くて空気抵抗があまり問題とならないため、アシストを動員した集団走行のメリットが少なく、チーム力よりも個人の登攀力が勝負の鍵になります。山登りの得意な、あるいは調子のいい総合優勝候補にとって、そうでないライバルをふるい落とすチャンスなのです。
大集団の中で体力を温存する(ある意味サボる)ことができない山岳ステージでは選手ひとりひとりのコンディションの良し悪しが表面化するというのもひとつの見どころかと思います。
書いたのはおとといなんだけど今ごろになってブクマがつき始めたぞ?
しばらくブクマもトラバもまったくなかったので投げ出しちゃったんですよね。寄せられたコメントを見る限り、現時点でも読んでくださっているのはすでにサイクルロードレースをよくご覧になっている方々ばかりのようなので、紹介記事という体裁ではありますがのんびりと書き足していきます。
しくみの項で述べたとおり、ステージレースの最終目標は総合優勝です。各ステージのゴールタイムの合計がいちばん短かった人。
総合タイムは毎ステージ加算されていきますので、第1ステージから先は常に「今のところ持ちタイムがいちばん短い暫定首位」が一人いて、この選手は真っ黄色のジャージを着て走ることになっています。いつでもどこでも、あの選手が暫定トップなのね、ということが一目瞭然です。この黄色いジャージをマイヨ・ジョーヌといい、ツール・ド・フランスはこの黄色いジャージの争奪戦と解釈することもできますね。
緒戦第1ステージをいいタイムでステージ優勝すればまずはリーダージャージを着られるので、序盤のうちは総合優勝など全然狙っていない選手が着用するなどリーダージャージのゆくえは流動的です。
ですが、レースも中盤に差しかかってくると各チームの本命選手たちが総合タイムの上位を占めるようになり、ジャージ争奪戦の様相が濃くなっていきます。
2位以下の選手はトップ選手から突き放されないように、トップの選手はライバルに出し抜かれないように、互いが互いをマークしながらレースを進めることになります。
リーダージャージを着てしまえば、あとはずっと2位の選手にぴったりくっついて走ることできればタイム差は縮まらないのでそのまま総合優勝できてしまいそうな気がしますが、これは半分正しくて半分正しくありません。
リーダージャージ防衛の基本戦略はたしかにそれなのですが、必ずしもそう簡単に事は運びません。アシストに守られながら集団のままゴールできるステージばかりではありません。大会中1~2回設定されるタイムトライアルのステージは一人ずつ走るので駆け引きの余地がありませんし、山岳ステージではアシストを使い果たした本命同士の一騎打ちや複数チームが包囲網を敷いてリーダーに波状攻撃をかけたりと、リーダージャージを奪い取るチャンスは時おり訪れます。
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中継が始まったので今日はここまで