はてなキーワード: 坂道とは
子供は順当に酷い酷い風邪になり大変だった。熱は43℃近くまで上がることもあり解熱剤を飲んでも40℃半ばからなかなか下がらずに本当に本当に大変だった。
後にまた素っ頓狂な行動を私が咎めたら逆ギレした夫にこの件を持ち出すと、どうして欲しかったのかと言われた。
見つからないなら体が小さくて冷えやすい子供に一時的に夫のコートなり着せてやってほしかったというと、満面の笑顔でそういってくれれば良かったのに、言い方が悪いよと。お前がちゃんと言わないから怒ったんだよと。
もう、何を言ったらいいのかわからなかった。
暖房が聞いた部屋のドアを度々開け放して出ていく成人男性に、「開けっぱなし、ドア閉めてない閉めて」と怒った場合、怒らずに「暖気が逃げるからドアを閉めてね。ドアノブをつかんで回し、開口部分を覆える方向に押して動かし、カチャリといったらちゃんと閉まるからお願いね」とか言うのが正解でそう言わないのが悪いとかいうことになると思うんだけど、
馬鹿だろ。
馬鹿に違いないだろ。
でもある程度本気っぽいのが怖い。
子供と夫二人だけで自転車で出掛けると(今までで10回に満たないなか4回)かなりの確率で子供は転んで軽い怪我、または事故に遭いかけた。
子供の運と運動神経が良かったから大事故に至らなかっただけなんだ…
よく私とかなり遠くまで自転車をこいで出掛けるが、補助輪がとれ自転車で並走し始めてからの百回はあったそのなかで、結構初期と、坂道の先が砂利道と、後ろを振り帰りバランスを崩した等数回だった。転び方が上手くて血が出たこともズボンを破ったこともない。
あるいは、思い出せないからこそ印象に残っているのか。
そういうものが二つある。
小1〜小3まで、俺は剣道を習っていた。もう20年以上も前のことになるか。
毎週水曜と土曜の夕方から小学生達が集まって稽古をするんだけど、
終わるのが19時過ぎとかなので、どこの子も親が迎えに来てくれた。
だからお母さん達がお迎えがてら子どもたちにジュースを買ってきてくれる。
それもわざわざクーラーボックスに氷を詰めてそこに入れて持ってきてくれるもんだから、それはそれは美味かった。
果汁とかが入っているタイプではなかったように思う。
サイダー系か、あるいはカルピスソーダのようなホワイト系か、そのどっちかだと思う。
350ml缶で、青とか白とか爽やかな色合いがベースの、水玉模様のパッケージだったことは覚えている。
ただただ、疲れた体に流し込むのがめちゃくちゃ美味かったということを覚えている。
初日は全体行動で、清水寺とかの王道なルートだったと記憶している。
で、翌日、班行動の日に行ったお好み焼きの店が、美味かった。
いや、食べ比べとかをしたわけではないので、平均と比べて美味いか不味いかの判断はできないんだけど、
そのとき初めて食べた関西のお好み焼きだったから、うまいな〜っつって食べたんだよ。
ただ、それがどこのなんて店か覚えてない。
その日行ったスポットとしては八坂神社や三年坂とかそのへんだから、
グーグルマップで近隣のお店を探してみたんだけど、あんまりピンと来ない。
お店の近くか真ん前は坂道になってたような、お店の前の道はそれなりに広いけど人通りも車通りも少なかったような、
なんとな〜く、ぼんやりとだけど記憶に残っているけど、曖昧な記憶なんて当てにならない。
店内はこじんまりしてて、座敷とカウンターとテーブル席があった‥‥ような気がする。たぶん。細かくは覚えてない。
おばちゃんが会計とかしてくれたのは覚えてる。気のいいおばちゃんだった。
「美味しかったです、また来ます」なんて言っておいて、15年も行っていないわけだから、ずっと引っかかっている。
もう何年も、十何年も頭の片隅にいて、時々思い出して調べたりしては、見つからずに諦める。
前者はもう廃盤商品かもしれないし、後者はもう店を閉めてしまったかもしれない。
魔王を倒した後で、転生前の記憶がよみがえったのだろう。まあ、どうでもいい。俺の記憶では前の人生があって、そして気がついたらちやほやされてハーレム付きの勇者だったということだ。死んだ理由もよく分からない。ピストバイクで坂道を下っていたところまでは覚えているが、なんで死んだのか想像もつかない。事故のときは、事故の前に時間がさかのぼって記憶が消えるという現象らしい。短期記憶はセーブされていないからとかなんとか。
ともかく、いいことだ。勇者のいいとこ取り。ご都合主義転生はこうでなくちゃ。楽してちやほやされてハーレムでもてもてで衣食住全部極上のもの。何も不満はない。
そんなわけで楽しくやっていたら、元勇者パーティの賢者とかいうやつがやってきて
「こいつは偽物だ」
なんていいやがる。まったく、困ったものだ。偽物だと言うならDNA鑑定でもしてみろっての。
「魂が勇者と違う」
結論は簡単だが実際は賢者が長々と説明した。そうなんだ。じゃあ、魔王を倒した後で前世の記憶がよみがえったのではなくて、本当に魔王を倒した後の勇者の体に魂が入り込んだらしい。
「あいつは退屈していた。願いの石で魂の転生をしたのかも知れない」
苦労して魔王を倒した後で、お楽しみも放っておいて転生するとか気が知れない。まあ、賢者は勝手に納得して帰ったので、俺はお楽しみ生活を続ける。
TB1eは、ブリジストンから販売されている電動クロスバイク。
クロスバイクというは、ロードレーサーとママチャリの間にある、カジュアルにスポーティーな自転車のこと。
通勤通学などに推奨されている。
ここがいいよ!TB1e!
1.価格が安い
それなのにこのTB1eは最安値で14万円を切る。電動ママチャリと対して変わらない金額で買える。
2.ほどよくスポーティー
ここは賛否分かれるところだけど、まずタイヤがママチャリと同じで少し太い。
タイヤが太いということは最高速度が低下するデメリットがあるが、タイヤ自体が衝撃に強くなるので段差などで最徐行する必要がなくなる。
街中はむしろ車道歩道の行き来にストレスがないのでメリットのほうが大きいことに気づいた。
今まで乗っていたクロスバイクと比べると巡航速度は3km/hくらい落ちたけど、40kmの街中テスト走行では坂道と段差での減速が減った分トータル時間はほとんど差がなかった。
(距離や速度はサイクルコンピューターを別途取り付けて計測。)
ペダルを止めて惰性走行しているときとか、下り坂のときに充電してくれることによって、電池が長持ちするという仕組み。
ただ、よほどの長距離でなければ今の所そんなに必要とは思えない感じ。
バッテリー保護のために残量90%以下からしか機能しないのだけど、40km走っても85%残っていた。
まずハンドルの高さが3段階変えられる。高いほど姿勢が楽で、低いほど空気抵抗が減って最高速度が高くなる。一番低くしたところ、巡航速度で1km/h早くなった。
ハンドルグリップもデフォルトの筒状のものより、クッションのついた断面が卵型みたいなグリップに変えたほうが長時間乗るなら手のひらの負担が減って楽になる。
サドルも割とクッション強めのものが載ってるけど、amazonで2,000円くらいのに変えただけで全然変わる。先端が細いと漕ぐときの抵抗が減るので単純に速度維持が楽になる。
その結果、平地巡航速度は28km/hまで出せるようになった。
こうなるともともと載ってたクロスバイクと1~2km/hしか差がない。
なんでもOKは嘘。でも、原付免許で走れるキックボードとかに比べたら走れる場所の自由度はめちゃくちゃ高い。
もちろん法令遵守の上での話。
電動キックボードなのにナンバーつけないで違法走行してるの多すぎるし、違法モペットも本当に滅んでほしい。
前輪はパッドブレーキなので交換すると改善されるかも知れないけど、基本的には急ブレーキを必要としない運転を心がければそれほど問題はない。
歩道や見通しの悪いところではいたずらに加速しない。坂道も途中途中で減速するようにする。
電動アシストの良いところは再加速にストレスがないこと。それはつまりいつでも躊躇なく減速できるということで、結果的に運転が安全になるということがわかった。
もちろんその人に安全に運転する意識がないと歩道を暴走するような危険運転を生んでしまうものでもあるので、全てがそうというわけではない。
自転車好きだけど、年齢や体調的なもので半引退状態な人はまーじーでおすすめ。
概ね同意だけど、自分は増田が書いてる内容をもって「テレビが作った人気」だと思ってる。きちんとファンがついたのは彼女たちやNizi Projectの魅力あってこそだが、人気に火がついたのは日テレの本気があったからこそだろう。オーディション番組に関してはhuluで配信しているが、彼女たちの人気が増せば増すほど番組の価値もあがる。huluと深い関係にある日テレは朝の情報番組のみならず音楽特番でも彼女たちを大きく特集していた。当時、いや10分も特集する!?と思ったのを覚えている(そう思っただけで誇張してたらごめん)。Mステやら他の局での出演はあとからのはず。もちろん昔ほどテレビというメディアに体力はないが、大衆にコンテンツを広げたかったらまだテレビの力が必要なんだなと感じさせられた。
それはそうと、NiziUは「JYPが作り出した韓国アイドルのフォーマット」を「ソニーミュージックが日本でプロモーション」するコンテンツだと思っている。NiziUは歌も踊りも楽曲も最先端でK-POPナイズなアイドルとして売り出されており、同じソニーの坂道グループとは競合しないが今後の人気の方向性によってはどこかが取り潰しになる可能性もあるな、と思っている。まあきっとどこかがうまくいったら世界に売り出したいんだろうな(Nizi Projectの謳い文句は「日本から世界へ」)
紅白に出場し、縄跳びダンスで世と間を賑わせ話題になったNiziU。全員が日本人のグループだ。
「メディアのゴリ押し」「TV作られた人気」「金積んだ」といろいろ言われてるが、
そこには流行の発信地と朝のテレビの特性など、いろんなものが重なって断絶が起こっている。
2020年の1月にオーディション番組「Nizi Project」は、朝の番組スッキリ内でHuluコンテンツのダイジェストとして始まった。使い回しの映像だ。
9時台というのは、ワイドショー番組の主要なニュースの解説が終わり、収納術だの料理の裏技だの無味無臭なコーナーが流れるか、小さな特集や密着取材が流れるような時間だ。
この時間にTVをつけてる主婦層は、基本的に朝のチャンネルは固定している。
多少興味のないコーナーがあっても、ゴールデンタイムとちがってわざわざザッピングすることもない。
50代以上はNHKか羽鳥ショーに合わせてる人が多いが、30代40代の比較的若い層はスッキリ率が高い。(視聴者年齢層調査で確かスッキリが一番若かったはず)
ここで、毎週なんとなく流れるオーディション番組をながら見していた主婦層が、少しづつ興味を持ち始めた。
選考基準が歌やダンスの能力を高く求められるところも、ながら見のなかでもわかりやすかった要素だ。
歌もダンスもラップも明らかに近年の日本のアイドルとは格段にレベルの違うような子がたくさん出ていたのだが、
この主婦世代だと、SPEEDのようなダンスや歌唱力を思い出して懐かしんでたりするのだろうか。響かせる高音とダンスに憧れた少女たちの世代だ。
この「Nizi Project」は、最終韓国審査で「プロと同じメイク、衣装、ステージで審査を行う」という仕組みがあった。
画面の見栄えのインパクトはもちろん、参加者の高いパフォーマンスも相まって
J.Y.Parkの肯定感あふれる審査コメントはあるが、出来栄えによってランキングが発表されるシビアさのバランスもなかなか考えられていた。
次の子はどんなコメントをもらうのか?何位になる?キューブはもらえるのか?どんどん気になっていく。
ここで一気に「スッキリを見ていた主婦層の子供」を取り込みつつ、SNSを中心として話題を作っていく。
デビューメンバー発表のときは、トレンドが虹プロのメンバー名で埋まった。朝10時から昼の時間だから、そりゃ見てない人は見てない時間だ。
自宅時間を過ごすティーンを中心とした若い世代にも火が付き、オーディションがYouTubeで無料配信されていることも効果を発揮して
プレデビュー曲「make you happy」から、10代の若い人やインスタ、Tik Tokでダンスを真似する流行が起きる。
虹プロの版権を持つ日テレはこの機会を逃すまいとバンバンNiziUの特集をしはじめる。しばらくはTV出演が日テレ独占状態だったからだ。
ここでスッキリから追ってる主婦層や、SNSで広がりを感じている若い層はなんとなく流行を受け入れるが、
日頃そんなものを見てない人々からは「突然やたらとTVで出てくる知らんアイドル、人気絶頂って言うけど初めて聞いたぞ」と言い出す。
もうTVや事務所がわざわざなんの実績もない新人に巨額の投資と機会提供をしてムーブメントを作る時代は終わった。
そこまでの影響力は既存メディアに残ってないし、リターンも少ない。
少しでもYou Tubeやインスタで起こった他所のムーブメントを引っ張り上げることがメインになっている。
芸能人がこぞって虹プロファンを名乗ったのは、あの時期TVはリモート出演ばかりで仕事が少なく単純に時間があって視聴した人と、
あのムーブメントに乗っかって少しでも話題になるために必死だったという側面もある。サッシーはそのへんうまく仕事にしてた。
JYPも当初はここまで日本で人気になるとは思ってなかったというコメントをしていた。いろいろ偶然が重なって起こったのだ。
「デビュー前に紅白が決まった」といって触れ込んでいたが、あの触れ込みはより断絶を深くさせていった。
プレデビュー曲は本来デビュー曲になる計算だったと思うのだが、おそらくコロナで簡単に帰国できずおもうように日本で活動ができなかったか、
もしくは、あまりにも最終審査が視聴されすぎて曲に新鮮味がなくなってしまったがために、急遽デビュー時期を変更したようにも思える。
ミイヒの激ヤセ問題+休養から明ける期待も含めて、遅くした結果かもしれない。
インディーズバンドが人気曲出して売れたようなものだ。youtuberが武道館埋めるような時代だ、デビューがいつだろうとなんだろうと関係ないとも思える。
それなのに「デビュー前に紅白!」とやってしまったせいで「デビューしてないのに決まってたなんておかしい!」と憤慨する人が続出した。
今、TVがリーチしにくい若い層に強い影響力を持ち、その親世代からも好感を持たれるNiziUは企業にとって貴重な存在だ。
109も化粧品メーカーもコカコーラも全部の曲にCMタイアップがついていく状態だ。
ここで現在まで日本で最大の人気を誇っていた坂道はたいへんだというネット記事が出ているが、秋元グループは実は競合ではない。
坂道系のコアファン層が30~50代男性だが、NiziUは男性のファン層を強く持っていない。
NiziUファン層は10~20代女性で、女性アイドル好きな女性、よりファッションやSNSなど流行に興味のあるOLや学生である。
実は、ここと競合するのが現在のモー娘。だ。パフォーマンス重視に舵を切り、女性専用のライブ席を設け、着実に女性ファン層を増やしていた。
モー娘。は今後苦戦を強いられていく可能性がある。虹プロはASAYANみたいなものだったから、余計に悔しいだろう。
NiziUはここから男性コアファン層を持たずに、どうやって今後も人気を維持できるかが正念場だ。
日本のアイドルは、80年代から今現在に至るまで、男性コアファン層+ライトファン層+あこがれ女性層+世間で構成され、
男性コアファン層が出資する金額や熱量はそのアイドル達をお茶の間に押し上げてきた。
その層なしにして、今後もNiziUがヒットを継続していけるか、今後に注目したい。
踊れなくても口パクでも運が良ければ大人数のグループの中でヒラヒラアイドルになれる時代から、
一定水準のクオリティを求められるグループが増えていけばもっと音楽番組を楽しめるなと思いながら、眺めている。
ここまで書いたが、実は、私はNiziUのファンではなく、自分の推しがNiziUファンというだけである。NHKで語ってる姿がかわいかった。
俺の家は、坂道の下にある。
坂道といっても、そこまで急勾配なわけでもなく、かと言ってつまらないほど平坦なわけでもない。
自転車ですいすい、仕事帰りに風の暖かさを感じながら下るのがとても楽しい。思わず目をつむりたくなるけど、それは我慢する。
そういうちょうどいい坂道がある。
そんなある日。
いつものように仕事帰り、自転車で坂道を下っていると、ちょうど坂道の歩道のほうで女性がうずくまっていた。
いろいろあるご時世だし、声をかけるのは少し躊躇したけど、まあ俺が恥をかくだけだしいいかと近づいた。
女性はうーうーと苦しそうに唸っていて、しまいには嘔吐してしまった。
吐いたものは妙に白くて、まるで染料のようで、少し甘い香りがした。
べつに、医学の知識があるわけじゃない。おれも昔、同じ薬を使って同じ嘔吐をしたことがあるから、すぐにわかった。
その薬を吐くとこう、妙に白いものが地面にこべりつくのだ。
俺は女性に「◯◯のオーバードーズですか?」と聞いた。女性は少し驚いたが、こくりと頷いた。
それならば、と俺は近くのコンビニででかい天然水を買ってきてガブガブ飲ませた。救急車とか、警察とかいう話は出してはいけない。俺が一番嫌だったことなのだから。
迷子になってた。道路は舗装されてるけど畑と家が交互にあるような半住宅街で。電車も通っていてほとんどが坂道だった。
俺は何故か信号待ちしてるチャリにのった兄ちゃんに「すみません、港ってどっちですか」と話しかけていた。どうやら港に向かわなければならないらしかった。「うーん、あっちだね」と兄ちゃんは坂の上の踏切の先、白く霞んだ山を指した。お礼を言おうとしたら「ちょっと待って一応調べるから」と兄ちゃんはスマホとにらめっこしだした。なぜか俺は焦りだして「いえ!ありがとうございました」と信号を渡ってまた歩きだした。
そしたらその道の先に見た事ある人がいて、俺の名前を呼びながら駆け寄ってきた。「あぁー!無事!?大丈夫!?怪我はない!?」と矢継ぎ早に大声で心配された。俺はひょうひょうとした態度で「大丈夫です。他に迷子っています?」となぞの質問をしてた。
起きてから思い出したんだが、その人は中学生のときの担任だった。なんで今になって思い出したんだろう。未だに年賀状送ってくれるような優しい人なんだ。そうか、年賀状で久々に写真みたからかな。今朝は妙に懐かしい気持ちだった。
クロスバイクというのはママチャリより走るけど、ロードバイクほど高くない自転車のこと。
もともとGiantのEscape R3というクロスバイクを乗ってた。
コスパ最高なクロスバイクの一つで、通勤チャリに最適っていう評価に惹かれて購入。
それから10年以上お世話になってきたのだけど、最近歳のせいか膝の負担が大きくなってきてちょっとずつ乗るのが億劫になってきてしまった。
その間に引っ越しもあって、今住んでいるところが周辺どこからも少し高い位置にあるのでどこに出かけるにも帰りの最後に上り坂が待っているというのも大きい。
それでも40を過ぎて年齢的なことを考えると運動は必要で、今後は故障と付き合いながら運動をしなきゃいけないんだななんて考え始めた頃だった。
そんな中コロナが始まって、電車に乗るのもリスクだし、最初にうちは頑張って歩いて出かけてたんだけど、やっぱり距離に限界がある。
それで意を決して自転車で出かけても、クタクタになって次に出かけるときに腰が重い。
原付きも考えたけど、検索すると今は違反の目の敵になってるとか余計な記事ばかり出てくる。
で考えたのが電動自転車。しかもママチャリじゃなくて多少走れそうなやつ。
今まで乗ってたR3は車体が軽くてタイヤが細い。
タイヤが細いとどういう恩恵があるかというと、圧力が高ければ摩擦が少なくて最高速度が出やすくなる。
自分の脚力だと、平地の平らな道なら巡航速度は時速30kmくらいをキープできた。
その分、歩道とか走らなきゃいけないときは慎重に走らなきゃいけないから全然スピードが出なくなる。
そもそも車道を走らなくてはいけないのだけど、明らかに車道が危険だと思えるときにも歩道に乗ることが割とストレスだった。
そんな中、今回選んだのはママチャリと同じタイヤサイズの電動クロスバイクだった。価格を書くと車種が限定されてしまうが大手家電量販店で13万円だ。
予算的にR3と同じタイヤを積んでるような電動自転車には手が届かなかったというのもある。
ところが、乗ってみると結果的に街乗りするならこっちのほうが大正解だということがわかった。
電動自転車はアシストがあるために低速域を負担なく走れるようになるので、止まることにも躊躇がなくなるし、タイヤがママチャリと同じ太さがあるので歩道の段差もまったく気にならない。
もちろん歩道を走るときは歩行者を優先して、人が多いときは最徐行で走る。
それはR3のときも今も変わらないのだけど、電動自転車はそこからの再加速が楽なので、歩道走行に本当にストレスがない。
車道が危険だと思えたら迷わずに歩道に乗り込めるし、乗り込むときも衝撃を気にして止まる寸前まで減速する必要もない。(車道で減速しなくてはならないので割と危険度が高いと常々思っていた)
歩道走行にストレスがないということが、街乗りにとってこんなにストレスがなくなるだなんて思ってもなかった。
電動自転車といえば坂道が楽になるイメージだったけど、これは想定外な恩恵だった。
平地での巡航速度は時速27kmくらいに落ちた。それでも、それを補って余るほど加速の速さと坂道での速度維持がある。
23区内なら十分射程距離だ。コロナで出かけられないストレスの大半がこれで解決した。
給付金の使いみちが決まらないまま年を越しそうだったが本当にいい買い物だった。
今年はこれで色々楽しめそうです。