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2020-08-15

anond:20200815130246

基礎中の基礎でよければ、ゲーム買わんでもネットで少しは学べるよ。

https://www.cosumi.net/learn.html

もっと詳しく知りたいならスマホアプリ石倉九段囲碁入門講座がある。有料だけどそんなに高くない。

2020-07-24

anond:20200723141854

おもしろそ〜と思って始めたら、なんともヲタクっぽい演出があって「う〜ん」となったものの、あの鍵盤叩く感触がクセになって片手九段になるまでハマった

2020-07-22

anond:20200719012111

レジェンド順位戦S級

S級1組

永世三冠以上

S級2組

永世かつタイトル20期以上

S級3組

永世称号保持者

S級4組

タイトル5期以上

カッコが付いている人は稼働していた時代が違いすぎて単純に比較できない人

S級奨励会

あと何期かでS級4組に昇格する現役棋士

タイトル戦3期で竜王戦のみ現役となっている桐山清澄九段事実上不可能なのでここに入れない。年齢や近年の実績から豊島と天彦以外は4組昇格厳しい。

藤井聡太は挑戦中の王位本戦トーナメントに残っている竜王ダッシュ三冠になれば今年中にS級奨励会に入会、更に来年これらを防衛するか王将叡王王座のいずれかを奪取でタイトル2年目でS級4組に昇格。羽生善治ですらS級4組は4年かかっているのに(それでも充分化物)!

これから将棋を観る人へ

藤井棋聖フィーバーを受けて、将棋を観始める人に、ここが将棋を観る上でのの魅力、ポイントというのを言いたくなったので書いてみる

それはずばり、最終盤から投了までの棋士の佇まい、投了後の第一声だと思う

それまでの序盤、中盤は、最後の瞬間に感情移入して見られる程度に追っていればよい

盤面はわからなくてよい

解説を聞いてなんとなく情勢がわかる程度でよい

どうしてこの瞬間か

それは棋士感情が溢れる瞬間だから

将棋は負けると滅茶苦茶に悔しいゲーム

運の要素のない完全情報ゲームから自分の負けは即ち自分一人の責任になる

読みが甘かったから、気を抜いたから、能力が不足していたから、負ける

ウォーズ2級程度の腕の私すら、頭が火照るほど悔しい時がある

多くのプロ棋士は、小学生の頃からその地域大人はまず敵わない

そんな天才が全国からまり奨励会に入り、プロになるのは年数人の天才の中の天才

ちなみにプロ棋士の中でタイトル獲得まで至るのは一握りだし、タイトル保持を続けて覇権を握るのは羽生九段など、さらに限られた存在となる

そんな天才たちが何時間もの対局時間をかけて、生活の多くの時間を対局に備えて、人生将棋に賭けてきた棋士が負けた時の悔しさは業火に焼かれるような感じだろうか

想像も出来ない

もちろん、ずっと勝負世界に身を置いてきた棋士達が取り乱すわけではない

それでも、溢れるものがあるように思う

投了のずっと前には敗勢を認めて、

棋士によって潔く首を差し出したり、泥臭くあがいたり、幾重にも罠をはったり

そうした中で逆転もある

将棋は逆転の多いゲームで、終盤ほど一手の重みは大きくなる

勝っている方は一手のミスでこれまでの時間台無しになってしまプレッシャーの中、極限の緊張と興奮の中で読み抜けている筋はないか探し続ける

そんな時間には、身体を揺らしたり、頭を掻きむしったり、ぼやいたり、はたまた微動だにせず盤面を見続けたりと、棋士それぞれの色が出る

それでも、局面が進むに従って盤上にあった可能性は一方の勝ち、一方の負けという形に収束する

勝ち負けがはっきりするに従い、棋士も落ち着き始める

負けを認めるまでに、選ばなかった選択肢を思ったりするのだろう

そして、戦い自分を負かせた相手に敬意を表して、着衣、姿勢を整え投了する

暫しの間を置いて、一局の中で生じた別の展開の可能性について話し始める

この過程将棋を見ていてどうしようもなく美しい、これが魅力だと、個人的には感じている

もちろん、好きに観て楽しめば良いのだけど、ただ藤井棋聖一人に注目するよりも対局者二人の物語を感じた方が将棋面白いんじゃないかと思って

また、ここからの数年、藤井棋聖覇権を握っていくのだろうけれど、

個人的には藤井棋聖が悔しがらせる姿が見られるよう、他の棋士活躍を期待したい

2020-07-19

圧倒的な天才棋士誕生私たちは歓迎する。しかしその裏ではタイトル挑戦にまでたどり着いたのに天才たちに弾き飛ばされて結局沈んでいった棋士たちがいる。そこにも興味深いドラマはある。

俺がちょっとだけ知ってるのは森下卓九段渡辺二冠に関する増田谷川から羽生の間に空白があると言われていたけれど、まさにその位置にいた強豪棋士森下だったという。タイトルに挑戦するもことごとく羽生世代に阻まれた悲運の棋士

一般棋戦の優勝は7回を数える。タイトル戦には6回も出場している、しかし、タイトルにはついに――まだ引退したわけではないが――手が届かなかった。無冠で6回出場は歴代単独最多。誉められたものではないが、とてつもないことでもある。

これから藤井時代にもきっと森下のような無冠の帝王が現れてしまうのだろう。そんなあと一歩の棋士にも注目がいってほしい。

anond:20200718001048

ナンバーツーの系譜に名を連ねる渡辺明が、次代のナンバーワンの台頭によって久々に注目されている。

長年の将棋ファン的には、歴史必然というか、ついに渡辺明にもこのときが来たな、という感想を持つ。

将棋界というのは不思議なところで、いつの次代も絶対的ナンバーワンが存在する。

圧倒的な棋力で他の棋士を寄せ付けず、2、30年君臨し、次代のナンバーワンに禅譲する。

次代のナンバーワンはデビュー時点で文字通りのトップレベルの棋力を備え(*1)、また2、30年棋界に君臨する。

"常勝将軍"木村義雄(*2)、"巨星"大山康晴(*3)、"棋界の太陽"中原誠(*4)、"永世七冠"羽生善治、そしておそらくは藤井聡太だ。

ナンバーワンがいるならナンバーツーもいる。

中には全盛期にナンバーワンに勝てなかっただけみたいな棋士もいる。

ナンバーツーに誰を入れるかは2ch将棋板でも議論になるところだが、升田幸三(*5)、米長邦雄(*6)、谷川浩司(*7)、渡辺明は間違いない。

これに加藤一二三(*8)、佐藤康光(*9)、森内俊之(*10)あたりを入れるか、あるいはもっと色々な棋士が含まれるか、そもそもナンバーツーと言えるほど絶対的棋士谷川だけ、2番手集団で十分、以下略

絶対的ナンバーワンには必然的に記録がついてくる。

印象的なエピソードが数多あっても、決して色褪せない圧倒的な数字には及ばない。

逆に言うと、ナンバーツーも記憶には残る。

しろ万年2位の悲喜こもごもにこそ、心動かされるのが人の性ではなかろうか。

俺はそういうエピソードが好きだ。

木村義雄名人に糞と言い放った升田幸三。そのくせ陣屋事件引き起こし升田幸三。(*11)

大山いじめられ続け(と中原にまで言われる)、大山が衰えてやっと短い全盛期を迎え、中原と互角にやりあい名人も奪った加藤一二三。(*12)

二十歳そこそこの森下卓に頭を下げてまで自らの将棋を鍛え直し、49歳にして中原を下し名人位についた米長(*13)。

7番勝負最中阪神大震災被災し、関西将棋ファンの期待を一身に背負った王将戦羽生六冠王の挑戦を退けた谷川(*14)。

羽生と初代永世竜王をかけて戦い、棋界初の三連敗四連勝で竜王を守りきった渡辺明(*15)。

そして藤井聡太の初戴冠において、カメラを背負う側となった渡辺明

渡辺明は常々、記憶より記録に残る棋士になりたいと語る。

何より重要なのはタイトル獲得数、と語る。

一方で、羽生さんは本当にすごい、と語る。

自身ナンバーワンに連なる存在でないことを自覚し、自分羽生藤井聡太の間の棋士だ、と、悟ったようなことを語る。

そして、あまり語ってはいないが、名人に対するこだわりは絶対にあると思う。

渡辺明棋士の割にまともっぽい人だ。

三浦冤罪事件を起こしたクソ野郎だ。

ただまあ棋士なんて常識が無い人間ばかりなので、それはそれでいいんじゃないですかね。

渡辺明が悲願の名人を獲り、そして藤井聡太の挑戦を受けたりしたら、クッソ盛り上がるだろうな。

脚注

1. デビュー時点でトップレベル

谷川渡辺明プロ入直後の成績は中原羽生藤井聡太と比べると劣る。当時のトップレベルから少し(渡辺明大分?)落ちるようだ。

2. 木村義雄

名人8期(現役晩年まで名人しかタイトルが無かった)、十四世名人

十三名人関根金次郎の弟子。十二世名人小野五平や坂田(阪田)三吉から指導を受けたらしい。

3. 大山康晴

タイトル通算80期、十五世名人、他に永世称号4つ。

木見金治郎九段門下。

本文では中原デビュー後すぐにトップ棋士の座を譲った風に書いているが、中原誠に勝てなかっただけで他の棋士には変わらず勝ちまくっていた。

中原デビュー後の10年間は大山中原時代と言っていいだろう。

4. 中原誠

タイトル通算64期、十六世名人、他に永世称号4つ。

高柳敏夫名誉九段門下。

5. 升田幸三

タイトル通算7期、実力制第四代名人

木見金治郎九段門下、大山兄弟子。

6. 米長邦雄

タイトル通算19期、永世棋聖、。

佐瀬勇次名誉九段門下。膝に扇子を突き立て肘を乗せるスタイル木村王位ら一部の佐瀬門下に受け継がれている。

7. 谷川浩司

タイトル通算27期、十七世名人資格保持者。

8. 加藤一二三

タイトル通算8期。

永世称号が無いのに、何故か実力制第六代名人とは呼ばれない。

9. 佐藤康光

タイトル通算13期、永世棋聖資格保持者。現将棋連盟会長

10. 森内俊之

タイトル通算12期、十八世名人資格保持者、永世名人(名人通算5期)を羽生より先にとった。

11. 陣屋事件

第1期王将戦(木村義雄名人対升田)は升田の4勝1敗で王将獲得となったが、第6局が木村名人の香落ちで行われることになっていた。

当時の王将戦はそういう難しい規則だった。

升田は対局場である陣屋旅館まで来るも結局対局を拒否し、大騒動に発展する。

真相不明。升田は自身の子供のころからの夢「名人香車を引いて勝つ」と名人侮辱するかのような香落ち対局の間で葛藤し、このような行為に至ったのではないかとか言われている。

棋士総会より一任された木村義雄裁定により、升田の処分はお咎め無しとなった。

ちなみに大山王将(名人)との第5期王将戦では升田は香落ち上手も指して勝った(http://www.ne.jp/asahi/yaston/shogi/osyo/osyosen/05/osyo05.htm)。

12. 加藤一二三名人

翌年21歳の谷川に奪取された(史上最年少名人)。谷川によると、「加藤先生には申し訳ないが、名人中原先生であって欲しかった」。

13. 米長名人

名人就位式で「来年あいつ(羽生)が獲りに来る」と予言し、翌年本当に羽生に奪取された。

14. 谷川王将

翌年羽生は六冠を保持したまま再び挑戦者に名乗りを上げ、さすがの谷川もついに土俵を割る。寝癖の七冠王誕生時にカメラを背負った。

15. 第21期竜王戦七番勝負

当時渡辺明竜王連続4期、羽生通算6期であった。羽生が卓越した大局観を見せつけた第1局、渡辺明が激戦を制した第4局、第7局が名高い。

でも渡辺明は他タイトルは挑戦もろくにできないまま永世竜王になったため、当時の将棋ファン評価微妙な感じだったように思う。

その他

ナンバーワンの系譜なんてホントのところは偶然の産物しかないと思うし、当たり前だが将棋神様はいないし選ばれた人間けが名人になれる訳じゃないと思うけど、現実にそういうことが起きると人間はなんか運命的なものを感じて面白がるよね、ってだけの話。

[]2020年7月18日土曜日増田

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2020-07-18

anond:20200718121423

なるほど。それはそうだ。

しかし、三浦九段調査に協力的であり、その手の過失はない。

anond:20200718094511

実際検証してる段階で「不正を行った三浦九段と対局するつもりはない。常務会で判断してほしい。」って決めつけててヤバい

https://mainichi.jp/articles/20161026/k00/00m/040/081000c

anond:20200718035312

国語問題なんだけど、元の増田渡辺氏について「孤独な戦い」と評したのは、私生活に対してではないだろう。

羽生と、藤井という巨壁の間の世代であること。そして、その世代の筆頭として先輩たちとしのぎを削ってきたこと。同世代に同様の棋士がいないこと。

元増田はこうしたところを「孤独な戦い」と評したのであって、枝増田一行目から私生活の充実から批判は、野球で言えばボールである

(もちろん、野球においてもボール球が意味を十分に持つように、議論においてもボール球が役に立つことはある。だが今回はすっぽ抜けのような気がするのだ)

豊島氏の位置付けを世代論的に評してこそ、元増田に対するトラバとしての意義が十全に発揮されるのではないだろうか。


これと同じく、三浦九段将棋ソフト不正使用疑惑騒動からめた言及散見されるが、これも元増田世代論を語る上での趣旨とはやや遊離する。

当然元増田もこれについては書きたいこともあるだろう。ただ、趣旨とは外れる。だから捨象した。

きっと、世代論的な観点に絡めて将棋ソフト不正使用疑惑騒動についてブコメなどで言及できれば、噛み合った議論になるのだろうと思う。

anond:20200718001048

あれだけのことを三浦九段にしておいてなんだかなぁって

天才かもしれんがけじめはしっかりつけないとな

2020-07-17

anond:20200717155709

ええっと、

三浦九段は、今でも何らかの手口でカンニングをしているんだ、と言っている?

2020-07-06

「社内調整おじさん」という非ライン管理職の末路

先日「テレワークで1日30分くらいしか仕事してない」と書いたら多くの人々から袋叩きにあってしまった

まああれはちょっと誇張し過ぎたかなと反省している 実際にあそこまでサボっているのは週2日程度

残りの日は午前中くらいはとりあえず仕事をしているので、週の実労働時間1011時間くらいだろうか

但し私は業務を放り投げたり他人押し付けているわけではない これまでやっていた業務が無くなってしまっただけなのだ

そう、私の正体は日本全国の企業に多数生息している“社内調整おじさん”なのである

あなたたちの会社にも必ず居るはずだ “担当課長”とか“担当部長”という役職で「担当っていうけどお前何にも担当してないじゃん」とツッコミをいれたくなる

仕事もなければ部下も居ない、人望も無ければスキルも無い、ただ肩書けがご自慢の非ライン管理職のおじさんたちが!

私の業務は主に“社内調整”である 主にと書いたがそれ以外の業務特にない 担当業務もなく部下も居ないのでルーティンワークなど存在しない

東で新規プロジェクト検討中だと聞けば「じゃあ〇〇部と▲▲部にはうまく説明いれてフォローしてもらうようお願いしとくわ」と勝手アドバイスし、

西で社内規定見直し中と聞けば「××部から苦情がくるかもしれないね あそこの課長はよく知ってるから根回ししとくわ」と勝手アドバイスする

決裁権限など持ち合わせていないし、自分で起案する能力も無いので、やることといえば社内調整という名の根回しだけである

いや根回しというレベルにすら達していないだろう なにせ話し合っているのは各部に点在する“社内調整おじさん”同士なのだから

仕事もなく決裁権限すら無い調整おじさん同士がやり取りし、その結果を決裁者である部長へ伝える こんなのは調整でもなんでもなく只の雑談である

以前羽生九段が「今の対局は序盤を重要視するのでみんな慎重に指すが、昭和の対局だと序盤は定跡通り指して終盤勝負だったので

大先輩たちは午前中はみんな雑談したり近況報告しながら指してた」と言っていたが、私たちがやっていたのはまさにこの午前中の将棋みたいなもの

そして今回の新型コロナによるテレワークの普及で“社内調整おじさん”の業務は全て奪われてしまった

“社内調整おじさん”など居なくても業務普通に回るということが白日の下に晒されてしまったのである

それどころかスピード重視の経営であれば、社内調整は不要どころか有害ですらあるのかもしれない

かくして社内の決裁者の業務負担は更に増し、決裁業務に追われる毎日

対して通勤から出世から解放された“社内フリクラ宣言おじさん“である私は今日も午後からネット将棋三昧なのであった

2020-07-03

3月のライオン 獅子王戦についてメモ

3巻あたりでやってた獅子王戦、モデル竜王戦ということでそのつもりで考えてみる

桐山は参加2期目?で6組初優勝から挑決トーナメント4連勝でベスト4

いくらなんでも1組5位4位に連勝はまぐれが過ぎるのでは

対する島田九段は1組優勝

圧倒的実力差じゃん…どうやったら舐めプできるの…

あと雑魚キャラっぽい横溝が1組3位、スミスは2組優勝で来期は1組

2人とも実は若手強豪じゃん…

特にスミスは26歳らしいが相当出世早いぞ

10代でプロ入りしてないとまず無理なペース

20代竜王戦1組って最近だと佐藤天・糸谷・稲葉阿部健・豊島・永瀬・斎藤慎・佐々木勇(来期)・澤田(来期)と納得のメンツ

から思ってたけど、設定詰める気あんまないよね…

2020-06-29

みんなぶっ叩いては忘れていく

藤井くんフィーバー将棋がバズってるついでに

かつてスマホカンニングが疑われた三浦弘行九段について

騒動自体は、結局何の証拠もない言いがかりであることが明らかになり、きっかけを作った当事者はごめんなさいしてるわけだけど

納得しない連中が

「このあと成績が維持できるか見ないとわからねーだろ」

などと言っていた

あの時外野で騒いだ連中の多くは、どうせその後の成績など見ていないだろう

あれから三浦九段順位戦A級名人への挑戦権を争う10人のトップランカー)を維持し続けているよ

2020-06-20

藤井聡太七段と少年漫画展開と過密日程

17歳の俊英・藤井聡太七段が将棋8大タイトルの1つ「棋聖」への挑戦権を史上最年少で獲得し、更にその第1局を熱戦の末に制したことで史上最年少タイトル獲得への期待がにわかに高まっています

COVID-19の影響で藤井七段も他の棋士たち同様かなりの過密日程を強いられていますが、その直近対局予定がかなりアツいことになっているのでご紹介するべく筆を執りました。

棋士レーティングについて

2018年3月にレートトップ10入りを果たし、その後もトップ10を維持してきた藤井七段ですが、実は今年4月自身初の1位に浮上しています。今期は彼にとってレート1位で迎える初めてのシーズンとなります

将棋棋士ELOレーティング トップ102020/6/19)
順位棋士段位レート今年度増減前年同月比
1藤井聡太七段19622167
2渡辺明三冠棋王王将棋聖1941-6-35
3永瀬拓矢二冠(叡王王座1940866
4豊島将之竜王名人1935 77
5羽生善治九段186018-20
6千田翔太七段1848623
7斎藤慎太郎八段1822635
8菅井竜也八段1821-2910
9佐々木大地五段18091925
10木村一基王位1802107

レート1900台が4人もいるのはかなり珍しい気がします。

実際今の将棋界はこの上位4人を中心に回っていると言っても過言ではありません。

第91期棋聖

本戦トーナメント
2020/2/29 〇 vs 斎藤慎太郎七段(現A級八段)
2020/3/31 〇 vs 菅井竜也七段(現A級八段)
2020/6/2 〇 vs 佐藤天彦九段A級・前名人

一次予選・二次予選を勝ち上がった藤井七段は16人から成る決勝トーナメント進出斎藤七段・菅井七段を連破します。この2人はこの年の順位戦で全棋士上位10しか所属できない「A級」への昇級を果たした若手のトップ棋士たちです。

藤井七段は続く準決勝佐藤九段撃破。彼もA級棋士の1人であり、前「名人」保持者です。

本戦トーナメント決勝(挑戦者決定戦)
2020/6/4 〇 vs 永瀬拓矢二冠(B級1組・レート3位)

迎えた挑戦者決定戦では永瀬二冠と対決。

永瀬二冠はそのストイック研究姿勢から軍曹」の愛称で親しまれていましたが、最近複数タイトルを獲得したことで「中尉」に昇進したそうです。(二冠で中尉なのか…)

永瀬二冠はかつてabemaTV非公式戦「炎の七番勝負」で藤井四段(当時)に唯一の黒星をつけた強敵ですが、公式戦では初手合い。相掛かりから形勢不明の終盤戦を藤井七段が制し、初タイトル挑戦・タイトル挑戦最年少記録を更新しました。

番勝負タイトルマッチ
vs渡辺明三冠A級・レート2位)
2020/6/8 〇 第1局
2020/6/28 第2局

そして迎えた初のタイトルマッチ将棋タイトル戦は和服で対局に臨む慣習がありますが、挑戦決定から開幕まで4日しかなかった藤井七段はスーツ姿で対局。今期日程の過密ぶりを象徴しています

第1局は相矢倉(初タイトル戦の開幕局で相矢倉純文学!)。

混戦模様のまま突入した終盤戦で見事な読み切りを見せた藤井七段が先勝。初めてとは思えない落ち着きぶりです。きみほんとに17歳か…?

棋聖戦は五番勝負なので3先です。第2局は藤井七段の和服が間に合うそうで、加えて先手番の渡辺棋聖がどのような作戦を用意してくるのか楽しみです。

33竜王

ランキング戦3組 決勝
2020/6/20 対局中! vs 杉本昌隆八段(師匠

藤井七段の過密日程は続きます本日6月20日も対局中です。相手師匠杉本八段!

竜王戦は参加棋士が上位から1組~6組に分けられ、それぞれの上位棋士決勝トーナメント進出する仕組み。杉本vs藤井師弟対決は2018年3月以来2度目。勝った方が決勝トーナメント進出というビッグマッチです。

杉本八段も通算8期にわたって1組で戦った経験のある実力者とはいえ行方九段菅井八段ら強敵を破っての決勝進出は素晴らしい快挙です。

第61期王位

白組リーグ
2020/2/18 〇 vs 羽生善治九段
2020/3/20 〇 vs 上村亘五段
2020/3/24 〇 vs 菅井竜也八段
2020/4/10 〇 vs 稲葉陽八段
2020/6/13 〇 vs 阿部健治郎七段
5勝0敗 1位

王位戦は少し特殊な棋戦です。

予選を勝ち抜いた棋士たち(+シード棋士)は「紅組」「白組」の2組に分かれて総当たり戦を行い、各組の1位同士が挑戦権を懸けて戦います

予選を勝ち抜き白組リーグに参加した藤井七段は5戦全勝で1位。

一方、紅組リーグにも全勝で1位となった棋士がいました。それは…。

挑戦者決定戦
2020/6/23 vs 永瀬拓矢二冠(5勝0敗・紅組リーグ1位)

つい先日棋聖戦の挑戦権を争ったばかりの永瀬二冠です。

藤井七段は20日に上記竜王戦3組決勝、永瀬二冠は21日に叡王防衛戦第1局(vs 豊島竜王名人)を21日に戦った直後となります

双方過密日程の中、藤井七段の連続挑戦なるか、永瀬二冠がリターンマッチを制すか、期待がかかります

第79期順位

B級2組 1回戦
2020/6/25 vs 佐々木勇気七段(連勝記録ストッパー

更にその2日後、藤井七段は順位B級2組の1回戦に登場します。過密すぎる。

将棋最高峰タイトル名人」を目指す上で避けては通れない重要な戦い。相手佐々木勇気七段。ところでこの名前に見覚えありませんか?

記憶力の良い方ならピンと来たはずですが、佐々木七段(当時五段)はかつて藤井七段(当時四段)の連勝記録を29でストップした男です。そうです、あの眼力の強い男です。

お互い段位が七段となり、2度目の対局。藤井七段にとってはリターンマッチです。

そしてこの戦い、もう一つ見どころがあって…

第78期順位戦(前回)

C級1組(上位2名がB級2組へ昇級)
1位 10勝0敗 藤井聡太七段
2位 9勝1敗 佐々木勇気七段

前回の順位戦、藤井七段は10戦全勝でC級1組からB級2組へと昇級を果たしました。

C級1組からは上位2名が昇級できますが、その時に2位だったのが佐々木七段です。

こういう背景を踏まえると、藤井七段だけでなく、佐々木七段にとっても、ついでに将棋ファンにとってもアツい展開が期待できるのではないでしょうか。

竜王戦3組決勝、abemaTVで中継中!

サッカー将棋も突然過密日程で再開するから両方のファンとしてはめちゃくちゃ忙しい…。

ファンも忙しいですが最も負担がかかるのは当然競技者なので、競技者の皆さんが適切なケアを受けられるよう祈るばかりです。

杉本八段 vs 藤井七段の師弟対決が行われている竜王戦3組決勝の中継はこちら!師匠気合和服です!

なお、解説の1人に最年少タイトル挑戦記録を藤井七段に更新されたばかりの屋敷伸之九段がいらっしゃいます

https://abema.tv/now-on-air/shogi

Twitter

https://twitter.com/Shogi_ABEMA

以上、ご確認のほどよろしくお願いいたします。

2020-06-19

しかブクマ付けてないけど大好きなページを挙げる (3)その他編

前:anond:20200619120030

将棋麻雀

雪解け | 将棋ペンクラブログ

昭和関西棋界の二大巨頭、有吉道夫九段内藤國雄九段の話。峻烈なライバル関係と、歳を重ねてから友情

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高校生時代ライバル全国大会に都代表で出ることを新聞で知った話。昔同じ立場だった人に置いていかれる話、好きなんだよな。咲-Saki-でいえば穏乃が和の全国優勝でめちゃくちゃ動揺してるとこ。

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…赤ドラと、ギャンブルとして発展した麻雀歴史の話。まあ、麻雀競技にしたい人は少なくとも一発裏ドラ赤ドラくらいは不採用でやってほしいよね。

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吉野家晩酌をする団鬼六エッセイ。出入りする人々との一期一会、死んだ男への追想

そういや増田いね

増田で書いて増田がないのもあれだから、好きな2usersの増田最後に置いて終わりにするね。

綾波レイvsコロ助、ギリギリでコロ助のキャラが勝つ説

2020-06-08

チー牛と先崎九段

第66期順位戦 2008年3月3日に行われたA級最終局の一斉対局、所謂将棋界の一番長い日」での出来事

佐藤康光二冠が「勝てばA級残留」という一局でなんとか木村一基八段を下しA級残留を決めたわけだが、

終局直後に解説の先崎九段が対局場に乱入してきてTV中継されてるにもかかわらず

早口で「歩が足りるんだよ 歩が足りるんだよ」とまったく空気を読まないまま自分の読み筋を披露

「こいつ何やってだ」という目で先崎を見つめる佐藤康光、「B2風情がA級同士の対局に意見すんなよ」という視聴者からの声

(補足すると一応先崎九段の指摘は正しくて、木村八段の勝ち筋は確かにあった)

「チー牛」という単語を見るたび、早口自分の読み筋を必死披露する先崎九段を思い浮かべてしま

2020-06-07

谷川九段がっかり

昨日の将棋AbemaTVトーナメント面白かったですね。しか谷川九段が控え室で発した「木村さんは行方さんを選んだことを後悔しているかもしれませんねw」にはホントがっかりした。失望

氏の発言第一戦、森内-行方戦で森内九段が二連勝し、行方九段所属する木村チームの予選突破が難しくなったことを受け、その後の第二戦の控え室での発言。控え室の様子が放送されるとは思っていなかったのかもしれないけれど、そうだとするとより「本音」感があって辛い。

別に元々人格者だとは思っていないけど(氏が前会長だった頃の裁判とか見てるし)、本当に悲しくなったよね。相手棋士個人、チームへのリスペクトを持っている人に決勝に出て欲しかった。

しかもその後の第三戦で連敗してるし・・・なんなんだよ・・・

2020-04-30

anond:20200419201827

ブックマークコメントを眺めてみて、一応補足が必要なのかな、ということで記述

「3回AbemaTVトーナメント」。確かに、多くの将棋ファンに注目されていると思います

なんならわたし自身放送を視聴しつつTwitterに大量のコメントを投げたりしていますし。

ただ、ここまで注目を集めたのは、本来この時期に予定されていた放送がほぼ全て吹っ飛んでしまたから、という部分が大きいと思います

本来であれば、この時期は名人戦決勝七番勝負叡王戦決勝七番勝負が行われる予定であり、全局が解説付きで生放送されるはずだったのです。

だったのですが、コロナ禍で緊急事態宣言が出されるような状況下、タイトルホルダーと挑戦者が全国各地を転戦するタイトル戦決勝を実施できるはずもなく、放送予定は全て未定に。

ですので、トーナメント放送が開始された時点で、「ほかに見るものがなかった」のです。

もちろん、ここまで盛り上がっているのは内容の素晴らしさがあるからで、それは元田がが存分に語ってくれていますので以下略

ブックマークコメントではドワンゴについての言及もありましたが、現在も頑張っていますよ。

金額的なことで言えば、序列3位(=契約金額3位)のタイトルである叡王戦主催というのは、非常に重いです。

ただ、今のトップコストカッターなのは不安材料ですね。

放送を見ていて、スタッフ大丈夫かな? ブラックなことになってないよな? とか、思ってしまますしね。

あ、最後に。

三浦九段が興奮すると早口になるって、それいものことじゃないですかー!

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