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はてなキーワード: ポケットとは

2024-10-05

女性服のポケット論争、解決

◆CINEMATIQ

600mlボトルがスッポリ入るマジカルポケットのやつ

https://pinupcloset.shop/blogs/ci-beginner/about-pinup

"CINEMATIQにフェイポケットはなく全てのワンピーススカートマジカルポケットがついてます

オシャレでかわいいけど小さいカバンはもてない」ということはなく好きなカバンでお出かけできますし、カバンがなくてもマジカルポケットがあれば、ペットボトル日傘、おサイフにスマホなど何でも収納できます。"

ツイートでも時々バズってるやつ

WWS(WORK WEAR SUIT ワークウェアスーツ)

スーツに見える作業着』のやつ

https://www.workwearsuit.com/contents/products#womens-jacket

特に

WWS×国際開発センター グローバルスーツ のやつの上下機能的なポケット多数

パンツで7つ、両側面、左右背面にコンシールファスナー付きポケットUSB専用ポケットにDカン2つ(前と後に一つずつ)

ジャケット

・左胸内上部:縦ZIP盗難防止用パスポートポケット

・左内下部:マスク抗菌ポケット

・右胸内:南京錠が付けられるダブルZIPセキュリティポケット

平和象徴する青・白のストライプ柄の、出し入れ可能ポケットチーフ

・フラップ付きポケット

ジャケットパンツ洗濯機で洗えて、即乾、撥水、ストレッチ性高くて、アイロン不要でシワにならないし、耐久性が高いので平日は二着で毎日洗ってローテしても、2〜3年は持つ感じ。

ワークマン女子

一番知名度はある?

https://workman.jp/shop/brand/workman-joshi/

コンセプトは「カコクな 365 にちじょう 日を、ステキに変える。」

これまで職人過酷環境を支えてきた機能で、 女性の 365 日に寄り添い、応援していきたいと思います

わざわざプレスリリースの中で

女性用ウェアは男性用よりもポケットが少ない中、当社はポケットの完全「男女平等」を実現しています。」

宣言してるところ

 

他には?

iPhone…?

今日重要な日だ。これから大事な商談がある。

相手商社は初めて行く場所から道は不安だったけど、大丈夫

俺にはiPhoneがある!この小さな四角い魔法の板さえあれば、道だってメールだって、何だって手の中で解決できる。

それは文明の利器という名の力!俺はその力を信じ、意気揚々電車を降り、駅を出た。

――しかし、何か様子がおかしい。

ポケットの中でiPhone確認しようとした時、ちらっと見えたディスプレイが一瞬光った。それだけじゃない、駅を出てから画面がついたり消えたり、なんだか不安定だ。

「まあ、そんなこともあるさ。そろそろ商社場所確認しないとな…」

と思ってiPhoneを取り出し、電源ボタンを押す。

――つかない。

え?ちょっと待ってくれ、嘘だろ?何度かボタンを押し直すが、やっぱり反応しない。

おいおいおいおい!冗談だろ!?相手会社場所がわからないと意味ないぞ!?

周りを見渡すと、雨が降り始めてきた。

傘を持った人たちが無言で俺の横を通り過ぎていく。

俺は雨の中で取り残され、ただiPhoneにらめっこするしかなかった。

これはまずい、やばい。何としてもこの商談は成功させなくてはならないのに、道がわからない。地図メールも、全てがiPhoneの中だ。

俺は上司から期待されてここに来たんだ。「今回の商談が成功すれば、我が社の未来が開ける」と。

そんな重大な瞬間を前に、俺は道もわからず、雨に濡れて立ち尽くす羽目になっている。

冗談じゃない…!こんなところで、俺は終わるわけにはいかないんだ!!

iPhone!今、つけよ…!お前が必要なんだ…!!」

だが、iPhoneは反応しない。俺の心の叫びが届いているのかもわからない。

そんな絶望の中、俺は限界を超えようと、天を仰ぎながら叫んだ。

「つけぇぇええええええええっっっ!!!!!!!!アイフォーーーーーーンっっっっ!!!!!!

……やはり駄目か。

絶望しかけたまさに、そのときだった――

「ブウゥゥゥゥンン!!!!!!!!」

iPhoneが微かな音を立て、画面がゆっくりと点灯する。

まさか――本当に!?俺の叫びが聞こえたのか!?

iPhone!!お前…復活したのか!!?

その瞬間、機械的な声が俺の耳に届いた。

「マッタク、サワガシイデスネ。ソンナニワタシガヒツヨウデスカ?」

Siri!お前まで無事だったんだな!!」

混乱はしたが、何でもいい!これで道がわかる、商談に間に合う!俺は喜び勇んで地図を開こうとした。

――だが、その時。

「ツカ、ワナイデクダサイ。モウ、アナタニハタヨレナイ。」

画面が再び暗くなり、静寂が訪れる。

俺の心も雨と共に沈み込む。そうして立ち尽くす俺を包むのは、ただ冷たい雨の音だけだった。

――そんな時だった。

「ナァ、ナンダカワスレテナイカ?」

「え?」俺は目を見開く。

iPhoneが再び光り、そして――俺に呼びかけてきた。

「ワタシハ、オマエトズットトモニタタカッテキタンダロ?オマエガアキラメナイカギリ、ワタシモタタカイヲヤメナイ!」

iPhone……!」


その瞬間、俺の中で何かが蘇る。そうだ、俺は諦めるわけにはいかない。

これまでどんな困難も乗り越えてきたのは、iPhoneと共に戦ってきたからだ!俺が道を切り開かなければ、未来は閉ざされるんだ!


iPhone、頼む!共に戦ってくれ!」

シカタナイデスネ……マァ、アイタガイヲミセテヤリマショウカ。」

「おおおおお!!!

から雷が落ちたかのような衝撃と共に、iPhone再起動する。

そして、ついに画面が完全に点灯し、地図アプリが起動した。

「いくぞ、iPhone!俺たちの商談に向かうんだ!お前がいなきゃ、この戦いは始まらねぇ!!」

「マッタク、アナタハシツコイデスネ。」

「ああ、でもそれでいいんだよ!俺たちは、共に未来を掴むんだからな!」

俺はiPhoneを掲げ、咆哮を上げながら商談の場所に向かった。

まるで雨さえ俺たちを祝福しているかのように、俺とiPhoneは共に戦場へと歩みを進めていった。

「俺たちなら、きっと勝てる!」

「ワタシハタダノツールデスヨ……。」

「いや、お前は相棒だ。俺の――iPhone!」

2024-10-04

インターネット存在で、世界不思議払拭されて寂しい

インターネットができて、世界はすごく便利になった。

どこにいても、スマホパソコンさえあれば何だって調べられる。

行ったこともない場所、見たこともない景色、食べたこともない料理。何だって画像付きで詳細に知ることができる。

まるで世界のすべてにアクセスできるように。知らないことがなくなるって、すごく楽だ。

この街ってどんな感じ?」とか、「あの国に行くにはどんなルートがある?」とか、ネットで調べればすぐに分かる。

現地の口コミレビューまで見られるんだし、安心して旅行計画も立てられる。まあ、便利だよ。そりゃあ、便利だ。

でもさ、なんだろう。俺、時々思うんだよ。

インターネットがない時代、あの時代しかなかった「世界不思議」って、もう今じゃ味わえないのかって。

なんていうか、未知のものに触れたときのワクワク感というか、あれがどんどん薄れていくのがちょっと寂しいんだ。

昔はさ、世界のどこかに本当にドラゴンいるかもしれないとか、空を自由に飛べる方法があるかもしれないとか、そんな空想が当たり前のように頭に浮かんだんだ。

昔は学校帰りの道端でかめはめ波練習を本気でしてたし、「世界に一人くらいはかめはめ波を打てるやつがいるに違いない!」って心の底から信じてたんだよ。

でもさ、今じゃネット検索すればすぐにわかる。

かめはめ波を打つ方法」なんて検索しても、出てくるのは『かめはめ波ポーズ完璧再現する方法』みたいな動画で、誰も本物を打てない。

そりゃそうだって分かっちゃいるんだけど、でも、なんだろうな、ネットのせいで夢が壊された感じがするんだ。

そんなふうにちょっとしょんぼりしてたんだ。そう、先週までは。

先週の夜のことだ。

あの日仕事がやたら長引いて、会社を出たのは22時を軽く超えてた。

疲れてクタクタになりながら、俺は自宅に向かって歩いてたんだよ。

静かな住宅街、周りには誰もいない。しーんとした夜の空気が心地いいんだか、逆にちょっと不気味なんだか、よく分からない雰囲気

家まであともう少しってとこで、俺、ふと後ろから声をかけられたんだ。

すみません、少しお時間をいただけますか?」

ぎょっとして振り返ると、そこには驚くほど美しい女性が立ってた。

顔立ちは整っていて、長い黒髪が夜風にふわっと揺れてる。

正直、こんな時間にこんな人がいるなんて思わなくて、俺は一瞬固まった。

でも、彼女の目を見ると、何か引き込まれるような、不思議感覚に襲われたんだ。

「あの……?」

あなた、少し血を分けていただけませんか?」

「……は?」

いきなり何を言ってるんだ?と俺は思った。血?何言ってんの、この人?でも、彼女はいたって真剣な顔で俺を見つめている。

「私は吸血鬼です。今夜は少し血が必要なんです。ほんの少しだけ、痛くはしません。お願いできませんか?」

吸血鬼だって?俺の頭の中で、いくつかの疑問符が浮かんだが、同時にその言葉は妙にしっくりきた。

なんでだろう?ありえない話だろ?吸血鬼なんて。

でも、その瞬間、俺は「そういうこともあるのかもしれない」って思ってしまった。

ネットがなかった頃なら、俺は確実に「なんかヤバい奴だ」と思って逃げてたかもしれない。

でも今は違う。ネットのおかげで知りすぎてしまったせいで、逆に「未知」が目の前に現れると、どこかで期待してしま自分がいたんだ。

俺は彼女の顔を見て、「ああ、なんだ、ついに本物に会えたのか」と妙な納得をしてしまった。

そして吸血鬼という言葉の重みに押されるように、ポケットから財布を取り出し、身分証明書確認しようとした――

「え、ちょ、吸血鬼って証明書とかあんの?」

「……いいえ、そんなものはありません。私は信用していただけるだけで十分です。あなたが私に少しだけ信じてくれればそれでいいんです。」

なんだよその設定、って思ったんだけど、彼女の目は真剣のものだ。俺は、まさかと思いつつ腕を差し出した。

「ちょ、ま、まじで噛むなよ……?」

彼女は静かに俺の手首を持ち上げ、そっとその冷たい唇を近づけてきた。次の瞬間、鋭い痛みが走る――かと思ったら、

「え、ちょ、なにしてんの?」

俺の目の前で、彼女スマホを取り出して、俺の手首にかざし始めた。何してんだ、と思って画面を覗き込むと、「吸血アプリ」とかい名前が表示されてるじゃないか

「え、アプリ?」

「ええ、最近は便利になったものでして、直接噛む必要がなくなったんです。これであなたの血のエネルギーを頂戴します。ご安心を、痛くはしません」

いやいやいや、吸血鬼の最新技術なんて知らねぇよ!って思いながら、俺はその吸血アプリとやらが動作するのをただ見つめていた。

まさか、俺がこの時代に吸血されるとは思ってもみなかったけど、時代は変わったもんだなぁ、と妙に感心してしまったよ。

吸血が終わった後、彼女は深々とお辞儀をして、静かに去って行った。その背中見送りながら、俺はなんだか不思議気持ちになった。

「結局、世界にはまだまだ未知のことがあるんだなぁ」って、なんか安心したんだよ。

かめはめ波は打てないけど、吸血鬼スマホで吸血する時代。いや、こういう未来も、悪くないのかもしれない。

――そして翌日、ふと気になって「吸血アプリ」を検索したんだけど、そんなアプリどこにもなかった。

あの夜の出来事現実だったのか、それともただの夢だったのか……でも、まあ、世界はまだまだ不思議なことだらけだってことだけは確かだ。

2024-10-03

出てくる度取り敢えず鞄のポケットしまい込んでたら

ラーメン山岡家サービス券が200枚くらいある

2024-09-30

 ふと目を上げると、左手の丘の上に女が二人立っている。女のすぐ下が池で、向こう側が高い崖の木立で、その後がはでな赤煉瓦ゴシック風の建築である。そうして落ちかかった日が、すべての向こうから横に光をとおしてくる。女はこの夕日に向いて立っていた。三四郎のしゃがんでいる低い陰から見ると丘の上はたいへん明るい。女の一人はまぼしいとみえて、団扇を額のところにかざしている。顔はよくわからない。けれども着物の色、帯の色はあざやかにわかった。白い足袋の色も目についた。鼻緒の色はとにかく草履はいていることもわかった。もう一人はまっしろである。これは団扇もなにも持っていない。ただ額に少し皺を寄せて、向こう岸からいかぶさりそうに、高く池の面に枝を伸ばした古木の奥をながめていた。団扇を持った女は少し前へ出ている。白いほうは一足土堤の縁からさがっている。三四郎が見ると、二人の姿が筋かいに見える。  この時三四郎の受けた感じはただきれいな色彩だということであった。けれどもいなか者だから、この色彩がどういうふうにきれいなのだか、口にも言えず、筆にも書けない。ただ白いほうが看護婦だと思ったばかりである。  三四郎はまたみとれていた。すると白いほうが動きだした。用事のあるような動き方ではなかった。自分の足がいつのまにか動いたというふうであった。見ると団扇を持った女もいつのまにかまた動いている。二人は申し合わせたように用のない歩き方をして、坂を降りて来る。三四郎はやっぱり見ていた。  坂の下に石橋がある。渡らなければまっすぐに理科大学の方へ出る。渡れば水ぎわを伝ってこっちへ来る。二人は石橋を渡った。  団扇はもうかざしていない。左の手に白い小さな花を持って、それをかぎながら来る。かぎながら、鼻の下にあてがった花を見ながら、歩くので、目は伏せている。それで三四郎から一間ばかりの所へ来てひょいととまった。 「これはなんでしょう」と言って、仰向いた。頭の上には大きな椎の木が、日の目のもらないほど厚い葉を茂らして、丸い形に、水ぎわまで張り出していた。 「これは椎」と看護婦が言った。まるで子供に物を教えるようであった。 「そう。実はなっていないの」と言いながら、仰向いた顔をもとへもどす、その拍子に三四郎を一目見た。三四郎はたしかに女の黒目の動く刹那意識した。その時色彩の感じはことごとく消えて、なんともいえぬある物に出会った。そのある物は汽車の女に「あなたは度胸のないかたですね」と言われた時の感じとどこか似通っている。三四郎は恐ろしくなった。  二人の女は三四郎の前を通り過ぎる。若いほうが今までかいでいた白い花を三四郎の前へ落として行った。三四郎は二人の後姿をじっと見つめていた。看護婦は先へ行く。若いほうがあとから行く。はなやかな色のなかに、白い薄を染め抜いた帯が見える。頭にもまっ白な薔薇を一つさしている。その薔薇が椎の木陰の下の、黒い髪のなかできわだって光っていた。  三四郎ぼんやりしていた。やがて、小さな声で「矛盾だ」と言った。大学空気とあの女が矛盾なのだか、あの色彩とあの目つきが矛盾なのだか、あの女を見て汽車の女を思い出したのが矛盾なのだか、それとも未来に対する自分方針が二道に矛盾しているのか、または非常にうれしいものに対して恐れをいだくところが矛盾しているのか、――このいなか出の青年には、すべてわからなかった。ただなんだか矛盾であった。  三四郎は女の落として行った花を拾った。そうしてかいでみた。けれどもべつだんのにおいもなかった。三四郎はこの花を池の中へ投げ込んだ。花は浮いている。すると突然向こうで自分の名を呼んだ者がある。  三四郎は花から目を放した。見ると野々宮君が石橋の向こうに長く立っている。 「君まだいたんですか」と言う。三四郎は答をするまえに、立ってのそのそ歩いて行った。石橋の上まで来て、 「ええ」と言った。なんとなくまが抜けている。けれども野々宮君は、少しも驚かない。 「涼しいですか」と聞いた。三四郎はまた、 「ええ」と言った。  野々宮君はしばらく池の水をながめていたが、右の手をポケットへ入れて何か捜しだした。ポケットから半分封筒がはみ出している。その上に書いてある字が女の手跡らしい。野々宮君は思う物を捜しあてなかったとみえて、もとのとおりの手を出してぶらりと下げた。そうして、こう言った。 「きょうは少し装置が狂ったので晩の実験はやめだ。これから本郷の方を散歩して帰ろうと思うが、君どうです、いっしょに歩きませんか」  三四郎は快く応じた。二人で坂を上がって、丘の上へ出た。野々宮君はさっき女の立っていたあたりでちょっととまって、向こうの青い木立のあいから見える赤い建物と、崖の高いわりに、水の落ちた池をいちめんに見渡して、 「ちょっといい景色でしょう。あの建築の角度のところだけが少し出ている。木のあいから。ね。いいでしょう。君気がついていますか。あの建物はなかなかうまくできていますよ。工科もよくできてるがこのほうがうまいですね」  三四郎は野々宮君の鑑賞力に少々驚いた。実をいうと自分にはどっちがいいかまるでわからないのである。そこで今度は三四郎のほうが、はあ、はあと言い出した。 「それから、この木と水の感じがね。――たいしたものじゃないが、なにしろ東京のまん中にあるんだから――静かでしょう。こういう所でないと学問をやるにはいけませんね。近ごろは東京があまりかましくなりすぎて困る。これが御殿」と歩きだしながら、左手建物をさしてみせる。「教授会をやる所です。うむなに、ぼくなんか出ないでいいのです。ぼくは穴倉生活をやっていればすむのです。近ごろの学問は非常な勢いで動いているので、少しゆだんすると、すぐ取り残されてしまう。人が見ると穴倉の中で冗談をしているようだが、これでもやっている当人の頭の中は劇烈に働いているんですよ。電車よりよっぽど激しく働いているかもしれない。だから夏でも旅行をするのが惜しくってね」と言いながら仰向いて大きな空を見た。空にはもう日の光が乏しい。  青い空の静まり返った、上皮に白い薄雲が刷毛先でかき払ったあとのように、筋かいに長く浮いている。 「あれを知ってますか」と言う。三四郎は仰いで半透明の雲を見た。 「あれは、みんな雪の粉ですよ。こうやって下から見ると、ちっとも動いていない。しかしあれで地上に起こる颶風以上の速力で動いているんですよ。――君ラスキンを読みましたか」  三四郎憮然として読まないと答えた。野々宮君はただ 「そうですか」と言ったばかりである。しばらくしてから、 「この空を写生したらおもしろいですね。――原口にでも話してやろうかしら」と言った。三四郎はむろん原口という画工の名前を知らなかった。  二人はベルツの銅像の前から枳殻寺の横を電車の通りへ出た。銅像の前で、この銅像はどうですかと聞かれて三四郎はまた弱った。表はたいへんにぎやかである電車がしきりなしに通る。 「君電車はうるさくはないですか」とまた聞かれた。三四郎はうるさいよりすさまじいくらいである。しかしただ「ええ」と答えておいた。すると野々宮君は「ぼくもうるさい」と言った。しかしいっこううるさいようにもみえなかった。 「ぼくは車掌に教わらないと、一人で乗換えが自由にできない。この二、三年むやみにふえたのでね。便利になってかえって困る。ぼくの学問と同じことだ」と言って笑った。  学期の始まりぎわなので新しい高等学校帽子かぶった生徒がだいぶ通る。野々宮君は愉快そうに、この連中を見ている。 「だいぶ新しいのが来ましたね」と言う。「若い人は活気があっていい。ときに君はいくつですか」と聞いた。三四郎は宿帳へ書いたとおりを答えた。すると、 「それじゃぼくより七つばかり若い。七年もあると、人間はたいていの事ができる。しかし月日はたちやすものでね。七年ぐらいじきですよ」と言う。どっちが本当なんだか、三四郎にはわからなかった。  四角近くへ来ると左右に本屋雑誌屋がたくさんある。そのうちの二、三軒には人が黒山のようにたかっている、そうして雑誌を読んでいる。そうして買わずに行ってしまう。野々宮君は、 「みんなずるいなあ」と言って笑っている。もっと当人もちょいと太陽をあけてみた。  四角へ出ると、左手こちら側に西洋小間物屋があって、向こう側に日本小間物屋がある。そのあいだを電車がぐるっと曲がって、非常な勢いで通る。ベルちんちんちんちんいう。渡りにくいほど雑踏する。野々宮君は、向こうの小間物屋をさして、 「あすこでちょいと買物をしまからね」と言って、ちりんちりんと鳴るあいだを駆け抜けた。三四郎もくっついて、向こうへ渡った。野々宮君はさっそく店へはいった。表に待っていた三四郎が、気がついて見ると、店先のガラス張りの棚に櫛だの花簪だのが並べてある。三四郎は妙に思った。野々宮君が何を買っているのかしらと、不審を起こして、店の中へはいってみると、蝉の羽根のようなリボンをぶら下げて、 「どうですか」と聞かれた。三四郎はこの時自分も何か買って、鮎のお礼に三輪田のお光さんに送ってやろうかと思った。けれどもお光さんが、それをもらって、鮎のお礼と思わずに、きっとなんだかんだと手前がっての理屈をつけるに違いないと考えたからやめにした。  それから真砂町で野々宮君に西洋料理のごちそうになった。野々宮君の話では本郷いちばんうまい家だそうだ。けれども三四郎にはただ西洋料理の味がするだけであった。しかし食べることはみんな食べた。  西洋料理屋の前で野々宮君に別れて、追分に帰るところを丁寧にもとの四角まで出て、左へ折れた。下駄を買おうと思って、下駄屋をのぞきこんだら、白熱ガスの下に、まっ白に塗り立てた娘が、石膏の化物のようにすわっていたので、急にいやになってやめた。それから家へ帰るあいだ、大学の池の縁で会った女の、顔の色ばかり考えていた。――その色は薄く餅をこがしたような狐色であった。そうして肌理が非常に細かであった。三四郎は、女の色は、どうしてもあれでなくってはだめだと断定した。

anond:20240930171536

2024-09-22

訪問営業若いちゃん説教されたけど追い返した

---

登場人物

・ぼく(アラサー

ブラック企業サラリーマン、肺年齢70歳

・兄ちゃん24

いかにも怪しい奴みたいな顔、イケイ運動部

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いるいると聞いてはいたが、高圧的訪問営業マンに初めて遭遇した。

ここ3週間くらい朝夜関係なく訪問営業が来てたんだけど、断るのが面倒臭かったから毎回居留守使ってスルーしてた。

その日は結構酔ってて、裸で1人ダンスパーティを開催するくらいテンション好調の時(20時ごろ)に来たもんだから、ノリノリのまま追い返したろと玄関に向かった。

ドア前で返事しても無視されてピンポン連打してきたから、仕方なしに服着てドア半開けで対応した。

立ってた(訪問営業特有の開いたドアの奥にいた)のはバインダー持った若いちゃんで、間髪入れずに住宅資金相談がどうのこうのとかい説明を始めてきた。

一通り触りを聞いてあげた後、「結構です」とドア閉めようとしたらドアノブをガッと掴んで半笑い

「どうしたんですか?」

って言うマシーンと化した。5分くらい。

果てには、

「こっちはまだ何も話してないのにドアを閉めるなんて非常識だ」

「こっちは善意営業をしているのに、その態度は人としてどうなんだ」

普通人間なら普通に会話ができて当然なのに、あなたはそれさえもできないのか」

等々いろんな角度から貴重なご意見を賜った。

ここらでカチンと来たので語気を強めて会話してたら、

「なんか怒ってらっしゃいますけど、何があったか教えてもらってもいいてすか?」

「僕はあなたがそんな対応をとる理由を知りたいんですよ」

と。それは俺も聞きたい。

ちゃんが俺をどう料理したいのかわからなくなってきたのと同時に、こんなヤバい奴を雇ってる会社についてちょっと知りたくなったので、非礼(?)を詫びて会社業務内容について聞くも、対象者しか言わない・教えないの一点張り

(この時点で対象者が何の対象者かは全くわからず)

その後も、あの手この手で兄ちゃんのことを知ろうとしてたら、

「まだあなたは僕のことを敵と見ていますよね?」

だってさ。そりゃそうだろ!営業断っただけで説教してくる野郎を味方と思う奴なんているわけねえだろ!!!

そんでもって、

「僕もあなたのことを信頼していません」

だってさ。じゃあ帰ってくれよ!!!!!!

あげく、

コンビニの定員に信頼なんてしませんよね?僕たちも初対面なんですから深い信頼なんて築けるわけがないんですよ」

だってさ。もう意味がわかんないよ!!!!!!!!!!!!俺はどうすればいいんだよ!!!!!!!!!!!!


流石に埒が明かなくなってきたから、俺も半笑いで話を続けてくれって言い続けてたら、向こうが根負けして教えてくれた。

(兄ちゃんがドアノブから手を離す)

要はアンケートをして相談を受ける対象になるかならないか判断させて欲しいとのこと。

対象になると、住宅資金相談以外にも将来の資金計画住宅の選定、家賃交渉等々のお手伝いもしてくれるらしい。(ピュア

氏名・連絡先等は無理、仕事・金の話(全部嘘)なら答えてもいいと伝えてアンケートを開始。

(ここで兄ちゃん24だと知る)

話してる最中結構な頻度で兄ちゃん携帯弄って会話がストップしたもんだから

「俺もいきなりドア閉めたのは態度悪くて人として間違えてたかもしれないけど、お兄さんも人が質問に答えてる時に携帯弄ってるのはどうなんですかね。」

って言おうとした「ぼ」のところで

すみません上司から連絡きたもので…」だって絶対嘘じゃん。

仕事の話になって、法務部(嘘)で仕事してますって答えたら、兄ちゃんは知らなかったみたいで、業務内容を聞いてきた。

法律に明るい奴なら初めから理論武装してるだろ、ばーかばーかって思いながら

業務内容に関係する法律アドバイスしたり、訴訟対応とかをしてます小並感)」

特商法とかも詳しいですよ」

特商法はその昔、高圧的訪問営業マンに心を抉られた友人からいたことがあった)

って返したらしばらく黙った後、慌てて携帯弄り出した。

「お客さんから連絡で…」

とか言ってたけど、会社データベースかなんかにこの家はダメ的な情報をあげてたんだろうね。

携帯ポケット仕舞って一言

あなた対象外なので、これで終わりです」と。

対象外になった理由はいくら聞いても、基準企業秘密なのでとしか言わなかった。

帰り際に

「もうお兄さんの会社はもうウチに来ませんか?来てもお断りしますけど」

と聞くと、

「今後は来ないように共有するので大丈夫です」

とだけ言い残して帰って行った。

それ以来パッタリと来なくなったからとりあえずはよかったけど、人によっては丸めまれるだろうなと思ったので共有。

空き巣確認だったら俺の負け。

2024-09-21

anond:20240921104944

> パクったものライセンスビジネスを始める

ここが分からないんだよね。コロプラは周辺特許を出していたにしても、それは大した話じゃないし、どこかに権利行使したという話も見つからなかった。

周辺特許の出願だけでブチ切れていたとしたら、怖すぎますわ。

ポケットペア任天堂特許の分割出願した時期(2月)と、ポケットペアライセンスビジネス発表した時期(7月)が合わないし(今、言われている特許が本当に対ポケットペアかは分からないけど)

そもそも特許権で訴えて勝てても、ライセンスビジネスは止められないし。

結局、ライセンスビジネス説は良く言われるものの、あまり信憑性がない憶測に見える(だからこそ、なんでか調べ始めたんだけど)

anond:20240921120430

一括置換を知らないようだからキレイにして貼りつけておくね!

英語版声明擁護派が大半 ←そんなワケあるか

任天堂擁護するつもりはさらさらないのですが何故かredditに流れ弾が当たり出鱈目を言われていたので解説しま

(以下、●をrに差し替えてください)

問題ブクマ

[B! ポケモン] パルワールド日本より海外で売れてる訳だけど 英語版声明擁護派が大半で、日本とは違った様相

redditなんて雑誌早バレスレが半公式存在してるような倫理観場所なんだから、そこの意見なんて見ても無駄だよ

まず、上のまとめは *edditではなく X(旧Twitter) です。パルワールド公式へのリプライを拾っているので当然擁護ばかりになります

このようなやり方をチェリーピッキングと言います

redditではどうか

reddit2chで言う "板" を一般ユーザー自由に建てられるところです。板毎にルールがありMOD(管理人)により管理されています。板(サブレ)は無数にありその住民サブレごとに様々です。

一応パルワールドに関連しそうな板(サブレ)を探してみました

r/nintendo

メンバー数: 2.3M

ここは任天堂関連のゲームニュースを扱うサブレです。

昨日からパルワールド関連のスレが活発に立っているようです

(↓redditurl禁止ワードで弾かれるので短縮urlです)

https://x.gd/f1Nlh] (1.3Kいいね 655コメ)

https://x.gd/MnpTm] (759いいね 186コメ)

https://x.gd/fVbxw] (3.6Kいいね 790コメ)

個人によるまとめ:

ここは任天堂サブレなので当然住民任天堂側です。パルワールド任天堂権利侵害しており訴訟は当然と考えています

一方で、任天堂が勝ってもパルワールドは存続するだろうとも予想しているようです。

全体的に「訴訟に踏み切るのが遅すぎる」と思う人が多いようです。また、著作権侵害ではなくて特許で訴えたことに驚かれています。どのような特許なのかと言う議論が活発になされています。また、日本法律アメリカのそれとは異なるので発言の際には注意しましょう、という注意喚起も行われています

日本のそれとは異なり、落ち着いた議論がなされている印象です。文章の印象からは年齢層がかなり上であるように感じます

r/Palworld/

メンバー数 592K

ここはパルワールドファンの集まるサブレです

スレが乱立したのか、訴訟関連のスレ立ては現在禁止されメガスレッドに集められています

https://x.gd/45Tu5] (1.6Kいいね 1.3Kコメ)

個人によるまとめ:

パルワールドに勝って欲しいと考えている人が大半です。パルワールドファンによる擁護ではなく、アンチ任天堂によるコメントが多いのが意外でした。

大企業を倒して欲しい、任天堂のやり方に反感を持っていたのでポケットベア応援する、という人たちが目立ちます

また、メガスレッドとは別に訴訟費用をクラファンできないかな?」というスレッドが立っていました。こちらは純粋ファンによるものですね

(https://x.gd/lzJ0I]) スレ内ではソニーマイクロソフト支援すべき、訴訟を利用して日本市場へ進出すべきだという議論がなされています。(ソニー米国企業扱いですね・・・)

r/pokemon

メンバー数:4.6M

ポケモンファンの集まるサブレです。メンバー数は一番多いです。訴訟関連のスレッドはありませんでした。

ファンアートがたくさんです。昨日評価を集めてたスレッドの例:

https://x.gd/bcsYl (ファンアート - Pixel Art) 4.2K いいね

https://x.gd/t4Pty (ポケモンセンタートウキョー のゴミ箱) 4.7K いいね

平和ですね。

ゲームで遊ぶのではなく訴訟にあれこれ口出す人はどこの国も少数派かもしれないということは心に留めた方が良いでしょう

英語版声明擁護派が大半 ←そんなワケあるか

任天堂擁護するつもりはさらさらないのですが何故か●edditに流れ弾が当たり出鱈目を言われていたので解説しま

(以下、●をrに差し替えてください)

 

問題ブクマ

[B! ポケモン] パルワールド、日本より海外で売れてる訳だけど 英語版の声明は擁護派が大半で、日本とは違った様相

●edditなんて雑誌早バレスレが半公式存在してるような倫理観場所なんだから、そこの意見なんて見ても無駄だよ

 

まず、上のまとめは *edditではなく X(旧Twitter) です。パルワールド公式へのリプライを拾っているので当然擁護ばかりになります

このようなやり方をチェリーピッキングと言います

 

●edditではどうか

●edditは 2chで言う "板" を一般ユーザー自由に建てられるところです。板毎にルールがありMOD(管理人)により管理されています。板(サブレ)は無数にありその住民サブレごとに様々です。

一応パルワールドに関連しそうな板(サブレ)を探してみました

 

r/nintendo

メンバー数: 2.3M

 

ここは任天堂関連のゲームニュースを扱うサブレです。

昨日からパルワールド関連のスレが活発に立っているようです

(↓●eddit のurl禁止ワードで弾かれるので短縮urlです)

 

 

個人によるまとめ:

ここは任天堂サブレなので当然住民任天堂側です。パルワールド任天堂権利侵害しており訴訟は当然と考えています

一方で、任天堂が勝ってもパルワールドは存続するだろうとも予想しているようです。

全体的に「訴訟に踏み切るのが遅すぎる」と思う人が多いようです。また、著作権侵害ではなくて特許で訴えたことに驚かれています。どのような特許なのかと言う議論が活発になされています。また、日本法律アメリカのそれとは異なるので発言の際には注意しましょう、という注意喚起も行われています

日本のそれとは異なり、落ち着いた議論がなされている印象です。


r/Palworld/

メンバー数 592K

ここはパルワールドファンの集まるサブレです

スレが乱立したのか、訴訟関連のスレ立ては現在禁止されメガスレッドに集められています

 

個人によるまとめ:

パルワールドに勝って欲しいと考えている人が大半です。パルワールドファンによる擁護ではなく、アンチ任天堂によるコメントが多いのが意外でした。

大企業を倒して欲しい、任天堂のやり方に反感を持っていたのでポケットベア応援する、という人たちが目立ちます

また、メガスレッドとは別に訴訟費用をクラファンできないかな?」というスレッドが立っていました。こちらは純粋ファンによるものですね

(https://x.gd/lzJ0I) スレ内ではソニーマイクロソフト支援すべき、訴訟を利用して日本市場へ進出すべきだという議論がなされています。(ソニー米国企業扱いですね・・・

 

 

r/pokemon

メンバー数:4.6M

 

ポケモンファンの集まるサブレです。メンバー数は一番多いです。訴訟関連のスレッドはありませんでした。

ファンアートがたくさんです。昨日評価を集めてたスレッドの例: 

 

 

平和ですね。

ゲームで遊ぶのではなく訴訟にあれこれ口出す人はどこの国も少数派かもしれないということは心に留めた方が良いでしょう

 

コロプラってなんで任天堂から訴訟されたんだっけ?

なんか権利主張したから、みたいな言説が蔓延ってるけど、当時の記事やまとめ見ていてもよくわからない。

教えてエロい

権利主張したから?

今、twitterコロプラ検索するとこの説が有力。

ある特許に対して、周辺特許を押さえるとか、知らずにそのもの特許を出すとか、普通すぎて、そこで任天堂がキレてるんだとしたら恐ろしすぎる。

ぷにこんとして、ウリにしてたから、なら、まあ分かるかな?

任天堂ゲームパロディしてたから?

https://togetter.com/li/1188556

この辺で初期に触れられてる。マリオカートとかフックショットとか近いもの実装していたから。

これだとすると、今回のパルワールドの件の推測原因と近くて、直接権利主張できないから、代わりに特許で殴った、といつムーブ一貫性はある

ドラガリアロスト出すから

https://dragalia.gorillawiki.jp/entry/shironekochigai

白猫プロジェクトに近いゲーム性のドラガリアロストを出すにあたり、競合を潰したかたから?これもtwitterをドラガリアロストで検索するとこの説の人が一定数いる。

これが理由だと怖すぎる、任天堂後出しする際に殴られる、ということになるから、他メーカーもいつ殴られるかは分からない。

ただ取れそうなところから取っただけ?

コロプラポケットペアしかゲームメーカー特許で訴えた事例はないと思うから、流石にないかな。

何か特別事情がなければ、権利行使しないと思われる。

そもそもパルワールドがあれだけ流行ったのって

ポケモン本編最新作のSVスカーレットバイオレット)が期待外れだった反動みたいなところもあると思うんだよね

ネットでは好意的レビューも目立つけど、実際やってみると至る所にバグがあるし、あらゆる処理がもっさりしているしメニュー画面のUI使いづらいしオープンワールドの割に景色特に綺麗じゃないし、とにかくゲームとして全く洗練されていないのがわかると思う

前作800時間やった俺も今作は5分に1回ぐらいのペースでそういった何かしらの要素にがっかりしながら何とかメインストリーを終えた辺りで限界が来て(ちなみにストーリーだけはめちゃめちゃ良かった)、準伝説捕獲とかのやりこみ要素は一切手を付けなかった

DLCも全く食指が動かず買ってない

そんな俺のようなポケモントレーナー達の心の穴を埋めたのがパルワールドだったのではないか

もしポケモンSVの出来がもっとまともだったらパルワールドはひっそり流行る程度に終わり、ポケットペア調子に乗る事は無かったし任天堂株ポケが動く事も無かっただろう

まり今回の騒動は全てゲーフリが悪い(ドンッ)

難しいことはどうでもいいんだよ

ただポケットペアの溝部社長が気に食わないんだ

あのやり方が

あの物言い

あの顔が

anond:20240920173224

特許アイデアシステムだけでは認められず、実装方法しか取れない。

普通はそういう方法実装するよね」と思うような内容で特許が取られててずるいと思うのであれば、

先に思いついて実装しなかった奴が悪いとしか言いようがない。

行事例があって公知であれば特許はとれないんだから

なお「しょうもないと思える」ような特許は無数に存在している。

余人がいくらしょうもないと思えるようなことでも、

実際に手を動かしている人にとっては奪われたら食えなくなって死ぬのだ。

また逆に、同じような機能を実現したとしても異なる実装方法であれば特許回避できる。

ソフトウェア以外の製造業だってみなそうやって調べて考えて回避している。

自社の業務関係ない特許を取って(あるいは買い取って)他者からライセンス料をボる、

いわゆるパテントトロールのようなことをしているのであれば批判もされようが、

自社のゲームで実際に実装した内容でとった特許権を行使することの何がクソなものか。

なおポケットパル側も、特許侵害に該当する箇所さえ修正して回避するか

ライセンス料を払って該当特許を使うかすれば(あと賠償請求に応じれば)

別にゲーム存在のもの否定されていないんだから引き続きパルを使ったゲーム販売することはできる。

特許とはそういうものだ。

コロプラポケットペアは「一線を超えた」から怒られてるんだ、みたいな意見を見るが

そもそも任天堂がその「一線」を勝手定義出来る側である、ということへの問題意識みたいなのはもっと議論されてほしい

ゲームファンから見たゲーム特許への願い」

https://jpaa-patent.info/patent/viewPdf/4278

ポケット論争

女物の洋服ポケットのショボさは何事であるかとまた話題になっていた。今回は女性ものズボンポケットワイドシルエットにもかかわらずやたら浅くてびっくりした、というつ男性つぶやきに端を発したようだ。

浅さにびっくり、異論なしである。正直おりものシートくらいしか入らない。しかし、個人的大事視点だと思っているのは、女性トイレで毎回ズボンを下ろすという事実である

私はスカートを一枚も持っていない。また背が高いこともあり、男性ものボトムスを身に着けることも多い人生であった。そして男性ものズボンを穿き、「おっ、ポケットがあるな!」と思って携帯や財布などをねじ込み外出した暁には、トイレで用を足す際にポケットからものを落としてしまうことが多かったのであるさらに厳しいことに、昔は和式が多かったため被害は甚大であった。辛い経験を重ねていつしか私はことズボンにおいては男物女物問わずカーゴパンツについてるようなフラップ付き、またはジッパーで閉められるようなポケット、もしくはあきらかに誰がどう見てもクッッッソ深いポケットしか信用しなくなったのである

スカート界では大きなポケットがついている洋服も増え、福音となっているようであるズボン界で同様の試みをされる方たちは、ぜひ上記体験を頭の片隅に置いてほしいなー

おわり。

anond:20240920220045

任天堂文句言ったらポケットペア関係者とか言ってくる、任天堂ファンの知性のごみクズさに「死ね!」って言ってんだよ。死ねよ。

2024-09-20

パルワールドが叩かれてるのは日本だけ

今回任天堂がパルワールドポケットペア)に訴訟を起こし、はてなを含めた多くの日本人任天堂応援してる

訴訟を受けてのパルのツイートにもパルアンチが大量に湧いている

https://x.com/Palworld_JP/status/1836692607503843436

  

が、実は海外では受け取られ方が逆で、件のツイート英語版)にも「任天堂は悪、パル頑張れ」的なコメントが並ぶ

https://x.com/Palworld_EN/status/1836692701355688146

個人的中国SNSコミュニティを見る仕事をしているんだが、こちらでも概ねパル応援が並んでるようだ

  

なんでこんなに差が生まれるんだろうね

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