はてなキーワード: ベッドタウンとは
散歩が好きだ。
平日は仕事を終えて帰宅してから1時間、休日は2時間くらい歩く。
ルートは大体決まっている。
違う場所を巡るというよりは、毎日同じ道を何度も何度も歩いている。
この時期は暑いけども、夕方の5時半を回る頃にはもう涼しくなっている。風が気持ちいい。
一歩一歩、足の具合を確かめながら歩く。
膝の調子は?足首はどうか。指の関節は?そう考えているうちに、足が今の最適な歩き方を導き出す。
歩いていると時間が早く進む。片道30分なんてあっという間だ。
もっと長く歩きたいと思う。俺は足を壊しやすい人間なのでこれ以上は自重してるけども。
俺の住む場所は郊外のベッドタウンなので、みんな移動は車に頼っている。街を歩いている人はほとんどいない。自転車もまばらだ。
何故みんな歩かないのだろう?と不思議に思いながら歩く。
もちろん俺も車は乗るが、車だけに頼る生活は嫌だ。
せいぜい10km程度の移動であんな重いものをガソリンに頼って動かすなんて罪深い行為だと思う。人体はもっとエコだ。
会社までの通勤も少し楽しい。普段の散歩ほどではないけども、足と会話しながら会社に向かっている。
歩けるということは幸せなことだ。歩くために生きていると言っても過言ではない。
でもなんかというか、この感覚を共有できる人がいない。
以前人に話した時は「徘徊?」とか言われた。少し傷ついた。
リモートワークの時代に陽もあたらない、家庭菜園もできない、太陽光発電もできない、エントランスからエレベータ待ちで家に入るまでさらに5分
リモートワークの時代って言うけど、フルリモートかそれに近い仕事ってつまんない仕事ばっかりじゃん。プログラマーの一部では面白いのもあるかもしれないけど、プログラマーには興味ないから俺はやれない。
仕事に面白さを求めるかどうかは価値観の問題だけど、俺は求めるので生活を優先してつまらない仕事を選ぶ気にはなれない。
あとは生まれ育ちがベッドタウンで、全員都市部に通う前提で寝る場所を置くためだけの土地が子供の頃から嫌でたまらなかったトラウマがあるのでベッドタウンにも住めない。
東京都民のワイから見ても、千葉神奈川は海という大きな観光資源があるし山梨も個性があるけど、埼玉に遊びに行ったり景色を見に行ったり買い物しに行ったりする場所はほぼないと思う
ワイ新潟民、東京は言わずもがな、神奈川もみなとみらいや鎌倉などオシャレな街と言うイメージがあるし、千葉もディズニーとか房総のあたりとかにリゾートっぽいイメージを持ってる
大宮もそこそこ都会ではあるけど、そこまで発達してる感じはしないし、神戸や名古屋の方が都会な感じがする
ダサくはないけど憧れの都会ではない
「いや、地方にもちゃんと文化はある。君の言ってるのはエンタメ的文化だ」
みたいなこと言ってるやついるけど
次にほしいのはアイデンティティね
せめてほしいのが遊び
これも幾つかに分かれると思う
・芸能
・娯楽施設
・観光資源
100万人とか人口が居てようやく成り立つ代物ってのはあるんだ
これはあったらいいなと思うけど、無い物ねだりが過ぎる
遊ぶところがない、昔はそこそこあったという現実がある
レジャーの減少や、娯楽のデジタル化・インドア化、不景気、少子化などによって
あったとしても、自分とは繋がっていない
せめて素敵な観光資源があれば誇れるんだろうけど、多くのベッドタウンにはそんなもんない
これらも、地元では繋がっていたとか、昔は名産があったとか、地域の色があったとかあっただろうけど
遊びがないんだ、生きるのに必ずしも必要じゃない何かがない
東京のいいところは、個々人は薄いんだけど、人数が多いから変なやつ・変な店・変な施設がたくさんあるところだよね
あと町ごとに結構色があるのもいい
かくいう増田の家も街の端っこにある
家の裏は性悪な地主おじさんが雑に管理してる、木も生えてる竹藪なんだか竹も生えてる雑木林なんだか分からん敷地がある
近所の池のそばを通るとウシガエルが鳴いてる(子供の時は苦手だった)
季節によって麦畑とか綺麗な緑の田んぼとか黄金色の田んぼとかみかん畑とかが見える
雨の後は遠くの山の稜線が綺麗に見える
車で10分圏内ならスーパー6つ、ドラスト5つ、スタバが1つある
病院はよくある○○科なら大体ある
デカいレース?とかやる競馬場はある(そういう日は道がクソ混むのが嫌だけど街の道路整備とかに補助金みたいなの出してくれてるっぽいからあんまり文句言えない)
ファストフードとか丼もののお店とかファミレスとか、そういうよくあるチェーン店は割とある
個人経営の珈琲が美味しい喫茶店とか石窯のあるカフェとかインドカレーや中華以外の外国料理のお店もある(都心の飲食店ガチャで場所代マシマシみたいな値段と味のとこを引くよりは満足できる)
本屋はTSUTAYA系のやつができて他の店は駆逐された(他の店は品揃え悪かったから別にいいやって感じ)
いちおう跡地とか城趾はあるけど敷地?があるだけなのであまりランドマーク感はない
あと変な名前だと思ってた地名は江戸時代初期からあったものだったりする
同じ時期から残ってる市内の別の地名のついた神社にはちょっと危ない伝統神事みたいなのがある(住んでる場所から離れてるから増田は直接関わりを持ってないけど、その出身の人には神事経験者もいる。危ないのによくやるな〜すごいな〜って思ってる)
他にも○○街道で昔は宿場だったのかな?って感じの地名とかある
理由は考えればわかるんだけどね(周りが新しくなっただけパターン)、違和感は拭えない
そして空き地がゼロ、無駄スペースがない、全部がちっちゃくてコンパクト
建物が縦に長い
東京来る1個前は札幌だったんだけど、そっちはそっちで家と家の間に謎の空間があって面白かった
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人口密度高いから、ああいう小規模店舗とか、マニアックなニッチジャンルの店舗が生き残る
地方に居た時はショッピングモールが都会的であって、その延長線上に東京があると思ってたが
実際はそんなことはなく、都心に行くほど店舗は小さくなる、品揃えも当然悪くなるが客は大量にいる
これは奇妙な体験だった
自分の想像していた大都会はちょっと中心から離れた場所やベッドタウンに存在してる感じ、千葉とか船橋とか大宮とか立川とか武蔵小杉とかベイエリアとか
しゃーない
帰宅ラッシュ時間帯なのに、なぜかちょうど自分の帰宅時間帯付近に間隔が開く
JRさんなんとかしてほしいと思いつつ吊り革につかまる
あれ何駅だったかな
都心寄りで外国人だったから、出張で来てる海外のハイソサエティはこの辺に住むんだろうかとぼんやり思ったのだった
次で座れないかな、、ああホームに大勢並んでる、むしろこの駅は乗り込んでくる駅なのか、などと通過する駅ごとに学習する
座席に席を立ちそうな人がいないかも都度見るけど、みんなうつむいてスマホやらタブレットやら寝てるやらで、中断しそうな気配もないな
と、ふと、目の前のサラリーマン2人
一人はタブレットを片付け、もう一人は抱えたカバンを持ち直した
駅に着いて二人とも立ち上がり降りていく
あーたしかにこの駅の前でっかいマンションいくつもあったわ、大きなスーパーもあって
けど家賃とかお高そう…ええとこ住んではりますなあ羨ましいわあ、と何故か脳内で京都弁に
そんなことより座れたぜラッキー
住んでいたのは都市近郊のベッドタウンで、地下鉄と路線バスを利用して生活していた。ジャームッシュの映画『パターソン』はアメリカの路線バスの運転手が主人公だが、そんなバスの話。
地下鉄駅までのバスは1時間に2本しかない。家周辺は治安が良いエリア(つまり金持ちが多い)であるためバス利用者は少なく、乗客はほぼ貧しい人たちだ。お金持ちの家に通うお手伝いさん、店舗の従業員、そんな感じ。白人はほとんどいない。
そんなバスにかける予算は少ないのだろう、運転は荒く、遅延どころか早発もよくあること。『パターソン』のような牧歌的な雰囲気は全くなく、非常に匂う客がいたり、車内は常に小便臭い。
駅周辺は、治安が良いといわれるエリアでも例外で、スリやスマホ強盗がいる。バスターミナルに綺麗な身なりの人はおらず、くすんだ色あいの薄暗いロータリーは、電灯も少なく所どころ天井板が垂れ下がっている。
ある日ターミナルで、通りがかる人ごとに「ティッシュをくれ」と頼んでいる男性がいた。身なりは貧しい。私も一旦通り過ぎたが、彼が「どいつもこいつも冷たい奴らだ」と悪態をつくのが耳に入った。
トイレに困っているのだろうか?駅にトイレはなく(乗客には使わせない)、公衆トイレもないので私も苦労することがある。ふとカバンに日本のポケットティッシュがあるのを思い出し(日本ほどポケットティッシュは身近なものではない)彼に渡した。
間近で見ると、汚れた帽子からはみ出したちぢれ毛は白髪が混じり、黒い肌に刻まれた皺は深い。彼は私の手を取って感謝し、左手に指輪がないのを見て「結婚してないなら付き合ってくれ」と手の甲にキスした。意外なほどに唇の感触は柔らかかった。
適当にかわして立ち去ろうとすると、ナントカという名前でYouTubeをやっているから見てくれという。来たバスに乗り込み、彼が追いかけて来ないのを確認してホッとした。
既に書いたが流動性高いのである。生活費が安く済むし行政サービスも平均以上で悪くないので住み続けるのもできるが、住んでて死ぬまで川崎に閉じこもるのかと言われたら、普通に市外に就職もするし遊びに行く。免許取っちゃえばお台場に30分、ディズニーランドに1時間弱、丹沢にバーベキューに行って川に流されたっていい。川崎は基本的に企業城下町として発展してきた町でありその意味で地方都市的な性格が大きいが、一方で電車に飛び乗れば20分で銀座に着くお手軽ベッドタウンでもある。「流される」ことは多々あるだろうが「腐る」ことはない。
川崎ヤバイネタの定番はJFE、かつての日本鋼管だった。日本鋼管に勤めてる人は給料が良かったので川崎に一戸建てを建てる人も多かったが、その家の当主は家を建ててすぐ死んでしまうというので「命と金の交換会社」と呼ばれていた。鉄粉や石炭粉塵舞う口上をマスクもせず働いてたそうなので。そんなJFEの製鉄も終了である。ヤバいネタはどんどん消えていく。
中学時代といえば、地下街アゼリア新星堂で「八神くんの家庭の事情」のイメージアルバムを購入して店を出たところでスーツ姿の中年のオッサンに声をかけられ、お茶に誘われた。声かけて即座に太ももを撫でてきて、ちんこまでちょいちょい触れてきたので当然のごとく誘いを断ったが、当時はあれが性的意味だとちゃんと理解してなかったのでちょっとヤバかった。
上記の痴漢は平均的サラリーマン姿のおじさんであり、そういう人のがヤバいのだろう。一方で川崎駅前をトンチキな格好の人が歩いてることがあるが、基本、歩いてるだけである。
アゼリア地下街のど真ん中で痴漢というと凄く治安が悪いと思われるかもしれないが、当時、駅前のゲーセンで遊び倒していてトラブルに巻き込まれたことは皆無である。ゲーセンでヤバそうに見えるのは川崎駅から離れた産業道路近くのラウンドワンとかベネクス、あるいは今はとっくに潰れてる町内の小さいゲーセンとかは雰囲気がヤバげではあったが、三国志大戦や艦これアーケードであっちこっち入り浸ってた頃も特にトラブルはなかった。三国志大戦で言うなら高津あたりのがよほど(略
川崎駅前で有名どころといえばタケちゃんマンの歌で有名な堀之内(風俗街)だが、再開発でマンション建てまくって往年の面影はない。飲み屋街の仲見世通りも客引きが多いが善光寺の門前で一定の秩序が保たれてる(店は選ぶ必要がある)。堀之内よりガラが悪く素人は行くなで有名な南町も風俗店はだいぶ減って客引きもいなくなり、普通に歩ける。というか川崎区民の通勤通学路であり、XX組の黒塗りの車がやたら停めてる前を女子高生やサラリーマンが徒歩や自転車で大勢通り抜けている。一方、昔の闇市だった平和通りや砂子通、銀柳街が昔の一般商店が消えて風俗や夜の店ばかりになり、こちらは静かになって逆にガラが悪くなったなーと思ったりする。
ガルクラでお出しされる川崎市の風景だがセレクトに引っ掛かりを感じることはちょくちょくある。川崎駅前の路上ライブの場所が浮浪者を追い出して作られた話は先日書いたが、昔の駅前はそこらじゅうに浮浪者が寝ていた。駐輪場入口など特に排水溝に小便をするのでめっちゃ臭かった。一方で浮浪者はそこにいるだけなので特に害があるわけでもなく、治安悪化に直接影響するでもなく、直接接触するわけもないので汚いとも思っていなかった。どちらかといえば浮浪者にちょっかいを出すクソガキのほうが危険で、段ボールハウスに放火してボヤ騒ぎになった一部始終を見てたこともある。
自分が駅前で遊び飲み食いしても犯罪に巻き込まれることは(痴漢以外は)皆無だが、弟は駅前の路上で寝てたら財布を盗まれたそうである。寝るな、としか言えないが、浮浪者の目があった頃のほうが路上で寝てても安全だったかもしれないと思う。
仁菜ちゃんが練習してる多摩川河川敷の公園だがすぐ目の前にマンションがある。あの公園やマンションは多摩川の堤防の河川側に家を建てて住んでた人たちに立ち退いてもらうために整備された場所。多摩川が増水するたび被害が出て危険なので補助金を出して立ち退いてもらったという場所なので、行政の努力の場でもある。
あの多摩川の公園の向かい側にあるのはリクルート事件の発端となった開発エリア。どうせならソリッドスクエアの1階の噴水をバックに汚い大人たちを思いっきり蔑む歌詞をシャウトしてくれても楽しい。
智ちゃんとルパちゃんの住んでる河原町団地は有名だが、そこからもう少し先に行くと川崎競馬の小向厩舎がある。早朝5時前に行くと小向厩舎から多摩川河川敷の練習場へと競走馬が公道を横断してるので、馬を眺めながらのシーンがあっても可愛い感じで良いのでは。そこからウマ娘とコラボをぜひに
沖縄県の離島の道路上でフラフラ迷子になっている子猫時代に保護されてなぜか関西圏のベッドタウンの下流家庭で軟禁(タマ抜いて家屋から外へは出さず手厚い保護と愛玩)されて四年目の世間知らずにそんな医学的素養と甲斐性があるものかよ😒
神奈川の川崎区〜幸区あたりが主な舞台ということで、オープニングの以下の歌詞が注目されている。
腐敗した街の泥水が冷たい
嘘みたいな馬鹿みたいなどうしようもない僕らの街
どうせ終わってる街だって諦めたって変わんないぜ
川崎区民として思わず笑ってしまったが、実際のところ川崎は非常に住みやすいところである。
大体川崎でなんでも揃うし完結するのに、横浜にも東京にも出やすい。
「腐敗した街」「嘘みたいな馬鹿みたいなどうしようもない僕らの街」らへんはまあ、そうかもしれない笑。
だが全く終わってはいないし、このレベルで終わってる扱いしたら他の街に失礼だと思う。
西口にはラゾーナ(商業施設)、ミューザ(音楽ホール)などが立ち並ぶし、
東口には銀柳街や仲見世通り(飲み屋街)、チネチッタ(シネコン)、南町やら堀之内(夜のお店)で賑わっている。
少し足を伸ばせば競輪場(リニューアル中)や競馬場もあり、娯楽には事欠かない。
また優れた性能のゴミ焼却場があり、横浜より断然ゴミ出しは楽だ。
川崎市の人口は右肩上がりで、全国の市町村で6位につけている。
市税収入は3,812億で、これは全国4位だ。
確かに産業道路やら池上町あたりの川崎南部地域は、京浜工業地帯全盛の時代に比べれば衰退してる。
かつて焼肉屋がズラリとならんだセメント通りも、西の屋、東天閣、あとは数えるほどの焼肉屋しかない。
扇島からJFEが撤退(高炉休止)するのは大きな痛手だが、うまく空き地を利用できればまた盛り返せるだろう。
件のガールズバンドクライも6/29の川崎100周年フェスに出場するらしい。
市政を寿ぐイベントで例の歌詞を歌ったらメチャクチャロックで面白そうだ。
他にも色々なイベントがあるので、皆さん是非きてみてほしい。