はてなキーワード: 白馬とは
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■七瀬サイドの人間はなぜ対価システムに至るのか(おけけパワー中島)
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上記の続き(蛇足)的な内容である。まずは、追記第2段まで足を運んでくれたことに感謝する。また今回の内容は、前回以上に漫画に関係ない。申し訳ない。
言い訳がましくなるが、私は心理学のプロではなく、公平性や正確性、サンプリング対象などに偏りがあることは、あらためてご容赦願いたい。
「なぜ対価システムに至るのか」で書いたが、対価システム保持者――陰キャは、基本的に自己肯定感を持たず、自分を卑下しがちである。その価値観を内に秘めているうちは鬱々とするだけだが、いわゆる陽キャとかかわると起こることは、自虐と肯定、価値観の衝突である。
自己肯定感のない女性がDV彼氏ばかり作るという傾向は有名だが、同じように、自分をほめられると反射的に心の防衛反応が作動し、”どうしようもない自分”という解釈を守るため、「自分のことを何もわかっていない」「おべんちゃらもいいところだ」と悪意的にとらえてしまう。
自己肯定感がないなら自分の考えも疑うはずなのだが、なぜかおのれの解釈に固執する、もっと言えば自他の区別がないため、異なる価値観が目の前に現れると、「この人はこう思うんだな」ではなく、自分の持っている価値観が脅かされるような不安にさいなまれ、結果拒絶に至ってしまうのだ。
また、私見なのだが、心の底から自分に価値が無いと思っている人はそう多くない。心の底で白馬の王子様のお迎えを待つ人が、七瀬サイドの大半を占めるだろう(小ばかにしているように聞こえるかもしれないが、生きる希望を持つこと自体はとてもいいことなので、是非とも白馬の王子様概念を大事にしてほしい)。
ではなぜ執拗に自分を卑下するのか。それはやはり、前回書いた「世界公平仮説」にあると思う。
世界公平仮説は一般的に、「これだけやればきっと報われるだろう」「努力は確実にものになる」という前向きな願望をイメージされるが、「ひどい目に合うのは○○だからだ」「○○だから報われないのは当然だ」という捉え方もある。
具体的な理由ではなく、前世の因果などの見当違いなものや、理由の一つではあるがそこまで重要ではない要因を○○に当てはめることを、「負の公平仮説」と本項では呼ばせていただく(セルフ・ハンディキャッピングという概念に近い)。
負の公平仮説の例を上げると、「自分は背が低いからもてないのは当然だ」「流行を知らないからぼっちになるのは必然だ」等々。この2例は、モテや友達作りにまったく関係ないわけではないが、他にもっと深刻な理由があることを見逃してしまっている可能性が高い。
しかし、”本当に深刻な理由”を見つけ出すのは実に苦しい。どこまでも自分という存在を真正面から見つめなおさなければならないし、見つかれば、それがなぜ改善できないのかも考えなければならない。表層的な、わかりやすい欠点を理由に挙げるほうがはるかに簡単だし、深刻なダメージから身を守れる。
そして同時に、負の公平仮説を用いる人は、そのかりそめの欠点を改善する努力に、そこまで意慾的になりにくい。そのかりそめの欠点を改善し、なおも状況が変わらない場合、”本当に深刻な理由”に向き合わねばならなくなるからだ。負の公平仮説は、一種の心のブレーキ機能である。
まず言っておくが、負の公平仮設による逃避を私は否定しない。現実の曲解で自分を守るのは当然のシステムであり、善悪ではなく「そうなってしまう」ものだからだ。
しかし人と関わるうえで負の公平仮設を持ち続け、他者にもその理解を求めるのはかなり負担を押し付けることになってしまうのも事実であり、「周囲と最低限のコミュニケーションは取らねばならない」「周囲の人を困らせたくない」という目標があるならば、自分のネガティブを飼いならさねばならない。必ず改善すると約束するものではないが、参考までに私がとった方法を紹介させていただく。
誉め言葉はできるだけ素直に受け取り、謙遜は多くても1会話に2回までほどにとどめる。謙虚も過ぎれば相手を困惑させるし、検挙のつもりが相手の好意を踏みにじる失礼ムーブになっていることを自覚したほうがよい。また、否定ばかりしていると、否定した本人にネガティブなイメージもついてしまう(今更多少嫌われたってどうってことない、という自嘲はやめよう)。
もちろん私のような濃いアスペ人間は、言葉を額面通りに受け取りすぎて事故ることもあるためある程度の謙虚さは必要なのだが、せめて、誉め言葉を口に出して否定するのはほどほどにしておくのが吉だ。
やはり生兵法は大怪我の基である。本気で悩んでいて、改善したいと思っているなら、こんな素人の放言だけ読んで済ますのではなく、専門機関を頼ったほうがいい。
友人や家族に苦しさを吐き出すのも手ではあるが、(こんなにしてもらっても返せるものがないからしてはだめだ)という対価システムが働いて全く話せないか、逆に負担をかけすぎて共倒れになる可能性が高い。
医師相手にもコミュ障発揮してしまう人は少なくないだろうが、向こうはプロである。(こんなこと言ってお医者さんは困るんじゃ……)と思える程度の人間ならば、もっとすごいのを向こうは普段から相手にしているため、まったく負担にならない。気負わずに吐き出してほしい。
前回、「最後に」を「最"期"に」と誤字していたせいで、何人かに「お前……消えるのか?」と突っ込まれてしまった。推敲不足で申し訳ない。自戒も込めて、あえてそのままにしておくことにする。
また、最初の増田は漫画から起こったムーブメントを主体に書いたので同人女界隈と言っていたが、対価システム事故は古今東西老若男女問わず起こりうるものである。女性差別目的で書いたものではなかったのだが、改めてここに明言させていただく。
おすすめいただいた小説「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ」はさっそくポチらせて頂いた。好みに刺さり、かつ余裕のできたときに書かせていただきたい。
私からはこちらの「謝るクズと赦すバカ」をおすすめさせていただく。https://www.youtube.com/watch?v=1bbjwz3drJw
今回で、経験と推測から書けることはだいたい書ききったと思うので、ひとまず対価システムについて論じるのはひとまずこれで最後とする(感想や悲鳴を見て、またひょっこり書きたくなったらご容赦願いたい)。
悩んでる体が焼ききれそうなほど熱すぎて(摂氏6,000度)
指先は凍傷寸前なほど冷たい
"どうしたはやく言ってしまえ"
あたしもどんどん年老いまくって
そう 今が何よりもメチャクチャとんでもなく大切で
とんでもなく背の高い(全長5,000m)
胸焼けするほど甘い匂いに誘われた
あたしはヘラクレスオオカブトムシ
生涯未来永劫忘れることはないでしょう
生涯未来永劫忘れることはないでしょう
鼻先をくすぐりまくる春
リンと立ちまくっているのは空が異常なほど青すぎる夏
そう 気が付けば真横を通りすぎて一切気づかない冬
鬱になってすぐ飛び降りるほど強い悲しいこと全部
心に800,000年ほど残ってしまうとしたら
そう 幸せに思えるだろう
500億秒間息を止めて見つめる先にはスカイツリーを超える長さのまつげが揺れてまくってる
耳及び全神経を傾け
マントル海溝のごとく深い安らぎ酔いしれるあたしはヘラクレスオオカブトムシ
生涯未来永劫忘れることはないでしょう
生涯未来永劫忘れることはないでしょう
6時メイドが起こしに来るも「パパ〜」等の寝言を吐きながら熟睡。結局6時30分に起床。
授業は至って真面目に受ける。いつも学年1位である。体育は苦手。
お昼、学食で皆と同じメニューなのにエレガントに見えると評判。
午後の授業も真面目に受ける。音楽の授業ではピアノを担当。曰く嗜み。
帰宅途中、友人にマクドナルドに連れて行かれる。人生3度目の「こんなうまいもの初めて食いましたわ!」。マック自体は実際好き。
19時、ディナー。テーブルマナーは完璧だが少し息苦しい。お父様がまだ帰ってきていないのが残念。
すいません。
この度は、一人の婚活動者として、どうしても、どうしても腑に落ちない、気に食わないことがあり、こちらを投稿しました。
以下、脚色ありの引用です。
「恋活アプリを始めてみたけど、なかなかマッチしなかったから、時間の無駄だった~
でも、人の本質を職業で見てる人とは恋愛関係になりたくない笑」
新世紀なって早20年。『マッチングアプリ マッチするには』とグーグル先生よろしくすれば似てるけど、普遍的なアドバイスがある世の中。
こいつの脳みそ、白馬の王子様がくると思ってそのまま腐っちゃった白雪姫じゃん。
私の不満は2つあります。
①社会人としての常識が0に等しい人間が、マッチングアプリを語るんじゃねぇ
①について。
私もマッチングアプリ。ワンナイト系から婚活相手本気なんだからね!系も使いましたし、合コン、街コン、友人の紹介等などあらゆるコンテンツで遊び尽くしました。
でもこの人そんな経験無いんでしょう。
自身のプロフィール内容が他者からどう判断されるか、わからない。でも自分の物差しは正しいと思いこんで、他者に選ばれない自分は悪くない。
逆にしてみれば、今時そ無職です私みたいな女も拾ってくれる男性がいるんですかって、己の心に問いかけてほしい。
②について
当該の男性には、自分の弱さに寄り添ってくれる恋人が欲しいとようです。
でも相手にされず、時間の無駄でしたと割り切ってしまいました。
もっとマーケティング調査して、別の界隈で若い燕ごっこでもすればいいんじゃないかな。
※あれ。そもそも働いたことのない人が定額制アプリを利用するにあたり、お金はどこから・・・。貯金であってほしいと願うばかりです。
オフ会でも最近カップルできるらしいですね。ネット弁慶の自分には遠い世界の話のようです。
「は た ら け」
と声を大にして伝えたいです。
おわり
すいません。
この度は、一人の婚活動者として、どうしても、どうしても腑に落ちない、気に食わないことがあり、こちらを投稿しました。
以下、脚色ありの引用です。
「恋活アプリを始めてみたけど、なかなかマッチしなかったから、時間の無駄だった~
でも、人の本質を職業で見てる人とは恋愛関係になりたくない笑」
新世紀なって早20年。『マッチングアプリ マッチするには』とグーグル先生よろしくすれば似てるけど、普遍的なアドバイスがある世の中。
こいつの脳みそ、白馬の王子様がくると思ってそのまま腐っちゃった白雪姫じゃん。
私の不満は2つあります。
①社会人としての常識が0に等しい人間が、マッチングアプリを語るんじゃねぇ
①について。
私もマッチングアプリ。ワンナイト系から婚活相手本気なんだからね!系も使いましたし、合コン、街コン、友人の紹介等などあらゆるコンテンツで遊び尽くしました。
でもこの人そんな経験無いんでしょう。
自身のプロフィール内容が他者からどう判断されるか、わからない。でも自分の物差しは正しいと思いこんで、他者に選ばれない自分は悪くない。
逆にしてみれば、今時そ無職です私みたいな女も拾ってくれる男性がいるんですかって、己の心に問いかけてほしい。
②について
当該の男性には、自分の弱さに寄り添ってくれる恋人が欲しいとようです。
でも相手にされず、時間の無駄でしたと割り切ってしまいました。
もっとマーケティング調査して、別の界隈で若い燕ごっこでもすればいいんじゃないかな。
※あれ。そもそも働いたことのない人が定額制アプリを利用するにあたり、お金はどこから・・・。貯金であってほしいと願うばかりです。
オフ会でも最近カップルできるらしいですね。ネット弁慶の自分には遠い世界の話のようです。
「は た ら け」
と声を大にして伝えたいです。
おわり
職場……それは賃金と引き換えに魂を削り売り渡す場所……飲み会……それは金も出ねぇのに酒の入ったおっさんたちのパワハラに耐え、吐くまで飲まされ、それでいて翌日礼まで言わねばならない苦行……。
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そうやって嘆いていたアタシを救ってくれた白馬の王子さま、ていうかホワイト企業!他人の悪口を聞かなくていいし、同調しなくていい飲み会、たのちぃ……。そもそも(本当の意味での)自由参加だし……。
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土日に同僚と遊ぶとか、それなんて罰ゲーム?と思っていたわたくしですが、今は仲のいい同僚と休日にキャンプやバーベキューをする関係に。これまでの人生で理由なく陽キャを避けていたけど、別にいい人たちなんですね??
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よく遊ぶグループのひとり、Aさんはコミュ力の高い女性。聞き上手で相手の話を聞き出して盛り上げるのが上手い。ちょっと面倒な相手の厄介な発言に対しても、雰囲気を悪くするすることなく指摘ができる。当然、社の老若男女、とくにおっさんからは信頼されている。
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そんなAさんがナンパされているところを見た。
詳細は省くが、職場のメンバーで休日待ち合わせをしていた。自分が待ち合わせ場所についた時、Aさんがひとりでソファに座ってスマホをいじっていた。他の人が来るまでのほんの数分間とはいえ、女子とふたりきりで会話など拙者にはできぬ……けどそっちが気づいて話しかけてくるならやぶさかでもありませんぞwww?という非モテの呼吸・壱の型 “近くにいるけど知らんぷり”を繰り出して彼女の死角に腰かけた。スマホを見るふりをして、彼女の様子を伺うキモオタ仕草。すると彼女のとなりにひとりの男が座った。自然すぎて会社の人かと思った。
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男は「お姉さん、待ち合わせですか〜」みたいなことを言っていたと思う。Aさんは愛想の良いタイプだから、困りながらも応対するだろう。え、俺が割り込むべき?相手の男がタイプだったら、俺こそ邪魔者?と非モテの呼吸・弐の型 “傍観”を使ってアワアワ様子を見ていたが、Aさんはスマホから顔を上げなかった。聴こえてないのか?と思ったが、イヤホンをしている様子もなかった。
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男が何を言ってもガン無視だった。焦れた男がスマホの画面を手で遮った時、やっとAさんが口を開いた。「は?何ですか?」冷たくて低い声だった。
.
男は「聴こえてんじゃねーか」とかモゴモゴ言って去っていったが、俺は妙な動悸が止まらなかった。ナンパは迷惑かもしれないが、Aさんがそういった態度をとるのは意外だったし、男が逆上する可能性だってある。怖くなかったのだろうか(俺は怖かった)
.
その後、駅で迷ってる同僚を迎えに行って、自然にAさんと合流した。いつも通りの朗らかな彼女だった。でもなぜかナンパを黙って見ていたことを知られているような気がした。Aさんは何も言わないし、そんなそぶりも見せないのだが。
.
いつもニコニコして、愛想が良くて、優しい彼女が迷惑な他人にはあんなに冷淡な態度をとる。そのことがすごく強烈だった。自分に親切にしてくれるのも、当たり前だが同僚だからなのだろう。それに気づいて以来、彼女を見るとドキドキしてしまう。これがほんのりとした恐怖なのか、憧れなのか、恋愛なのかはまだわからない。
と言ってももう午前中をとっくの昔に過ぎてしまったもうこんな時間いかがお過ごしかしら?って言いたいんだけど、
なんだか今日は寒くてお昼もランチに出たくないけど出なければならない用事もあるし
というか
もう12月も半ば過ぎてるじゃないと言うことに意外と今気付いて実感してるところなんだけど、
毎年送りたいと思ってる年賀状は今年中にやって片付けてしまいたいってことも、
毎回毎年書いてるわけで、
時間に追われてる感じも増して思うのよね。
余裕が欲しい午前中なんだけど、
いい加減私は郵便局に行ってきちゃいなよユーって自分自身に言いたいところ。
新しい新年を迎える迎春みたいな。
そんなこと聞いたことないけど、
きっと多分、
ってこれまた可及的にできるだけ早くって言うのは二重表現なのかしら?って思っちゃうけど、
1人はみんなのためにみんなは一人のために!って
それは三銃士!
一向にそう言ったコミックはなくって
私それ何処で見たのかしら?って思っちゃいたいほどラーメンが食べたいけど、
ってこれまたソルティーと塩分量って二重表現の応酬でお見舞いしてやるわ!って思いたいところ。
何でも良いので、
毛布にくるまれた状態で「だ、誰か温かいものをこの肩に!」って
温まるわよね。
自動販売機で売ってる「おしるこ」か「コーンポタージュ」かどっちにドリンコってダイドーが言ってたんだけど、
とりあえず飲まなくても
手に持って暖を取りたい感じでもあるわね。
この暖かさが百数十円で得られると言うことは、
温かい缶も寿命があるようにいつか冷たくなってしまうってことを
教えてくれたのはあなたでしたって
私歌苦手なんだけど。
まあそんなわけで、どんなわけだよ!って
慌ただしい午前中を終えて
迎える午後に備えて、
私は美味しいランチにでありつきたいと思ってる矢先よ。
うふふ。
厚みがあって美味しかったわ。
これまたリピ案件濃厚よね。
時間がなくても白湯ぐらいはさりげなくって白湯だけにって言いたいわ。
温めの白湯でもいいのよ。
私はそこでほんの少し出来合いのレモン果汁とハチミツをそっと付け加えるわ。
手紙ってなんだよ!って言わないでね。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
一見まともに生きてる。大学も出てるし、仕事もそれなりにこなして人並の稼ぎもある、結婚だってしてる。見た目だって別に悪かない。
でもそんな世間的な評価とは別に、俺はまともじゃない。大体女性関係だ。寝た女性とはキレイに終わった試しがない。
その人の全部を欲するか、あるいは何も要らないかの二択しかないからだ。全部が欲しくなれば手段を選ばず感情さえ自分のものにしたいし、何も要らないならセックスすら気まぐれになるからセフレさえ続けられない。ついでに女性と仲良くなると寝ちゃうから女友達すら持てない。
一度だけそんな俺の女版みたいな女性と関係を持ったこともある。強すぎる感情を抱かず、ただお互いのことが結構好きで、それ以上のことを求め合わない。そんな関係だったがそれもダメだった。精神的な共感が先にあったせいかちょっとした嘘が許せなかった。
人間誰しも欠けている部分はあると思うから、自分が特殊だとは思わない。でも俺は未だに自分に欠けているものが何かわからない。それがただ辛い。
もしかしたらこの欠けた部分を埋め合える人のことを運命の人と呼ぶのかもしれない。でも俺はもう歳を取りすぎていて、そんな夢を見られるのはアルコールの酩酊の中を漂っている間だけだ。白馬の王子様はバーの片隅に座っていないし、眠り姫は夜の街には居ない。
俺はここにいる。でもどこにも行けない。