はてなキーワード: 民間人とは
田村議員が国会で官僚をやり込めている動画も見ました。田村議員の言っていることはすべて正しいのだろうけど、私はどちらかというと与党への共感を覚えました。田村議員には惻隠の情がないように思う。もちろん、官僚の影に隠れている安倍首相が一番悪いやつってことは頭ではわかってるよ。でも、どうやっても勝ち目のない戦いに無理やり送り出された下っ端をカメラの前でサンドバッグにするのを見るのは、たとえ下っ端が悪の組織に所属していたとしても、印象は悪い。検察官ならよい資質なんだろうけど、国の舵取りを任せるためにどちらに投票したいか、って考えると、やっぱり、あの動画は支持者拡大にはつながらないんじゃないか。
結局、国主催のパーティーに大口献金者招いたら、あまりよくない人でした。必死で覆い隠しています。っていう話でしょう?首相をやめるべきか、っていうと、いや別にそこまで・・・って思う。ウチワよりよっぽど公職選挙法違反だから、安倍おろしが起きてもおかしくないし、野党が興奮するのもわかるけど、どちらかというと政局の話で、正義の話ではないと思う。公文書がどうたら、っていうけど、情報公開を政府に義務付けたのは2001年だよ?それ以前は黒塗りの書類を公開する義務すらないんだよ?その程度の話だ。検察が首相を逮捕するような話とは思えない。ただの民間人が数億円をお友達に融通した森友とか、政策を歪めて本来作られるべき獣医学部とその研究成果を失わせた加計学園問題とは違う。
ちなみに、私は、安倍首相を支持することは、今までも、これからも、ない。安倍首相がやった内閣法制局長官の挿げ替えは、法の支配を破壊したと思う。米国に言われて断りきれなかったのかなと想像していたけど、ここ数年の行動を見ていると、ただ単に法の支配の価値をわかっていないバカで、米国に強く言われてついやっちゃった、くらいのノリじゃないか。今後の日本に長く影を落とすだろうと思う。
本人は、世論を読みながら権力をふるい首相をやり続けるスキルだけ高い人なんだろうと思う。本人にとって一番大事な政策は憲法改正だけど、7年経ってもできる様子がない。世論読みスキルの結果と自分の希望する政策がぶつかったとき、常に世論読みスキルが勝つのが安倍首相なんだろうな。
一昔前にミリタリー界隈を沸かせたゲートくんについて誰も当時まとめていなかった様なので
ここに記すのは、閲覧している皆がスマホやパソコンで調べたら出てくる
いわゆる開示されている情報にのみ絞っている。後々魚拓をまとめた物も作ろうと思う。
https://anond.hatelabo.jp/20191123001121
▪️発端と概要(2015-16ごろ)
元々は海上自衛隊のイベントに陸自装備で遊びに行く、いわゆる痛いミリオタだった様だ。
自衛官に憧れる若い少年だったが、自己顕示欲か自身を元自衛官と名乗る様になり
と書かれた自作名刺をコスプレ、サバゲーイベントで配り出したのだ。
これはイベントでの本人の言動、そして「一任期を満了し除隊したので一士」など詰めの甘い設定を突かれた末に否定されている。
そして一部で話題になったが、元自衛官を名乗る民間人自体はゲートくん以降も絶えてない。
そもそも詐称した事だけが問題ではなかったし、詐称した事について裁けるのは防衛省などの関係機関だ。
そこについて責めても全く意味はない。
一番大きかった事は借りた物を壊した、返ってこない、金銭トラブルなど
結局多数の問題を抱えたまま、Twitterアカウントを消去して「ゲートくん」は一度ミリタリー 界隈から消える事となった。
続
https://anond.hatelabo.jp/20191119191508
続々
新記事書きました:貯金が底をついた。誰か助けてください
UberEatsで1ヶ月働いてみて、自転車で50回配達完了したので感想を書いてみます。
https://twitter.com/kouzin987456/status/1180892327809695745
Uberからの給料だけでも時給1000円を超えるので、まぁバイト代わりとして使うにはいいんじゃないかと思う。東京なら時給2000円になったりもするらしい。
自分はポイントサイト経由で登録して、かつ紹介者IDを使ったのでポイントサイトから1.7万、紹介者からのキックバックで2.7万、Uberからの給料で3.2万の合計7.6万ほど稼いだ。50回配達で30時間くらいかかるので時給換算2500円くらい。
普通の仕事ならクソ客がいても真摯な対応をしなくてはならないが、UberEatsなら「Uberに言ってください」「配達員にはなんの権限もないです」といってその場から逃げればいいだけなのでクソ客対応に苦労することはない。
仮に受け取り拒否や支払い拒否をされてもUberからもらえる報酬に変化はないので特に困ることはない。むしろ受け取り拒否してくれたらタダ飯が食えるので嬉しい。
ただ、店や客に遅いと怒られたりすることはよくあるので怒られるのが嫌いな人には向かない仕事だと思う。
そういえばUberEatsに登録した時、当時はあの事件の前だったのに「受け取り拒否された食品をその辺に捨てたりしないでくださいね」と強調されたので、おそらくその辺に捨てる配達員がたくさんいるんだろう。
09時-24時の間なら自由なタイミングで働くことができる。普通の仕事なら仕事時間とは別に通勤時間も発生するが、UberEatsの場合は自宅で仕事開始ボタンを押して、注文が入ったら家を出て店に向かえばいい。食べ物を扱う仕事だが特に清潔な服装にしなければならないというルールはないので見た目に気を使う必要もない。
自分は客からの低評価率が21%なのだが、噂によると30%を超えるとアカウント一時停止されるらしい。副業ならいいが本業にしている人はいつ収入源を失うかわからないので不安でしょうね。
自分はアカウント停止されても困らないからクソ客にはまともな対応をしないが、本業にしている人ならBAD評価されないようにする為にペコペコ謝らないといけないだろうからUberEatsのメリットが享受できない。
ちなみに21%低評価の大半が配達遅れが原因。自転車でゆっくり安全運転をして、信号を守っているとUber側が客に提示する「○分に着きます」という表示通りには着かない。あれはバイク配達か、危険運転・信号無視を想定している時間だと思う。
アメリカの一部の州では配達員を従業員として扱わなければならないという判決がでていると以前聞いたことがあるが、日本では相変わらず単なる個人事業主として扱われているので、仮にケガをしてもたいした補償はない。
実際には「大衆食堂うばばば」みたいな名前で店舗経営しているのにUberEatsには「本格タピオカ専門店」「本場名古屋仕込みの台湾ラーメン専門店」「ふわとろオムレツ一筋20年」みたいな名前でメニューごとに店名変えて大量出店している店があって、賢いなぁと思った。
UberEatsは出店手数料無料で、注文ごとに何割かUberに取られる形だからできる手法だろう。
店側は仮にUber絡みで問題が起きても店舗の評判には影響ないし、客からしても専門店の方が味が良さそうだと感じるだろうから注文も多そう。
UberEatsで質の悪い配達員がいるのは50回配達完了時点で退職するつもりの人が多いからではないかと思う。
UberEatsは紹介した配達員が50回配達すると名古屋なら3万。東京なら時期によって違うが3~8万ほど紹介報酬が発生する。
50回配達して紹介者からキックバック9割もらって辞めれば名古屋なら時給2500円。東京なら時給3000~5000円くらいになる。そりゃあみんなUberEatsで働くよね。
Twitterを見ていると数百人紹介して数千万円ほど売り上げている人もいた。自分もそれで稼ごうと思ってTwitterで「キックバックするからDMくれ」と固定ツイートに書いたけど誰一人DMくれない。まぁ「UberEats 紹介」みたいなワードで上位表示されるようなアフィサイトを持ってないとできない稼ぎ方なんだろう。
https://togetter.com/li/1413386
この件でUber側を責めている人が多いけど、共有部分にゴミを捨てるのは犯罪だし、犯罪行為を取り締まるのは警察の仕事なんだからそちらに言ってくれというのは普通の対応。
学校でのいじめ事件とかもそうだけど、わざわざ税金を納めているのに警察の仕事を民間人にやらせようという発想がそもそもおかしい。
Uber側からしたら客が共有部分に捨ててからその写真を撮って嘘の報告している可能性もあるし、誰が嘘をついているのかは判断できない。判断できない以上、とりあえず客には全額返金して、配達員はBAD評価率30%を超えたらアカウント停止という対応をすればそれで十分。
AmazonやAliexpress、iherbも商品に問題があった時は返金するだけで販売者をいきなり処分することはないし、これが普通なのでは。
確実に商品を届けてほしいなら日本のサービスを使うべき。問題が起きないようにする事にコストを払わず、代わりに安い料金でサービスを提供する。そして問題があったら返金すればOKというのがグローバルスタンダード。
・・・と思っていたけど、よく考えると書いててやっぱりおかしい気がしてきた。
Uberは明らかに配達員が犯罪を起こしやすい仕組みを意図的に作っていて、その問題を放置することで大金を稼いでいる。
自分は50回配達するのに30時間かかったが、Twitterを見ると1時間に2~3件程配達するという人がたくさんいて、実際街で見かける配達員はみんな猛スピードで走っていて、信号無視もよくしている。既存の出前店のような固定給料制ではなく成果報酬型の雇い方をしてしまっているせいで、交通違反をすることにインセンティブを与えてしまっている。
○時間以内に15回配達すると追加報酬3500円みたいなボーナスもよくやるので、残り1時間で3回配達すると追加ボーナスがもらえるという状況なら多少リスクあっても危険運転をして配達しようという発想になってしまうのだろう。事故にあった際の補償もないのに。
店側にUberがよく説明していないせいで普通の速度で店に向かっているのに遅いと怒られ、店の梱包やUberの仕組みに問題があるのに客には遅い、配達の質が悪いと怒られる。それが繰り返されることで配達員のストレスが溜まり、共用部にゴミを捨てるという犯罪行為もしてしまう。
もちろん犯罪行為をした配達員もよくないが、こういった問題が定期的に起こることがわかっていて、対策をしないのはやはり問題があるのではないか。Amazonは商品に問題があっても配達員に抗議はされないがUberEatsの場合は現場の配達員が何度も怒られることになる。自分に非がないのに怒られるということを何度も経験すると、何度も理不尽な目にあわされたのだから自分も理不尽なことをしてもいいという発想になってしまう弱い人も出てくる。
配達遅れや食べ物がこぼれるのはそれで人が死ぬわけではないし、犯罪でもないので嫌なら注文しなければいいだけだが危険運転が多い問題や受け取り拒否された商品が不法投棄される問題はしっかり対処するべきだろう。
しかしまぁ、犯罪が発生しやすい場を意図的に作り、その場にいる人から場所代を取り、責任追及されても自分は場を用意しているだけだからといって逃げるビジネスはApple(権利侵害アプリ放置)、Google(迷惑YouTuber、権利侵害動画)、Twitter(名誉毀損、権利侵害)などが長年やってきて、許されてきている。
UberはこれまでWeb企業がWeb上でやってきた事を現実世界で行っているだけなので、これまで多くのWeb企業が許されてきたようにUberも許されてしまうのだろう。
自転車で配達しているという情報を書き忘れていたので本文を一部修正しました。
jp817 低評価21%とか高過ぎて草。100回くらい配送したけど4%しかマイナスつかなかったし、そこまで待たせる事ってそうそう無いから仕事のやり方間違えてそう
50回配達に30時間かかったと書きましたが、この内5~10時間はコンビニで漫画を立ち読みしたりファミレスでご飯を食べたり自宅でパジャマを着て寝ながら漫画を読みつつ注文が来るのを待っている時間で、注文が来てから店に向かうまで10分くらい準備時間がかかる場合もあるので、それが原因で低評価率が人より高いというのはありますね。
Uberに登録する際、「注文を受ける時に”店まで○分”という表示があるがこれは目安でしかないので気にせずゆっくり安全運転で向かってください」と強く念押しされているので、この仕事のやり方に問題はないかなと思ってます。
あとは、Uberから渡される配達バッグとは別にクッションも配達員側で用意しないと食べ物がこぼれる可能性があるのですが、自分はそれを知らなかったので最初の1件目の配達で寿司が少し崩れてしまってBAD評価をもらった件と、Uberアプリに表示されるマップピンの場所と実際に届ける場所に違いがある場合があるというバグの存在を知らず、配達に時間がかかってBAD評価をもらった件もあるので、もし今後も働き続ければ高評価率85~90%くらいにはなると思います。
日本では左派と言えば平和を望み、多様性を訴え、自由の獲得へ邁進する政治的主張を持っている人々というのが共通認識だ。
これらの人々は多くの場合、日本国憲法9条の堅持を中心とした反戦主義とほぼ同義となっており、軍拡政策へ対して異を唱えることが右派と比較すると圧倒的大多数だと言える。
しかしながら日本の主流左派とほぼ同じ主張を持ちながらも「だからこそ軍拡が必要だ」と訴えている人々が居る。
左派であれ右派であれ「そんな連中見たことがない」「もしかして暴力革命主義者のことか?」のどちらかの印象を持つ人が大半だろう。
しかしそうではない。左派軍拡主義者たちからすると暴力革命などもってのほかで、彼らは日本が戦争へ至らないために軍拡が必要だと主張しているのだ。
左派軍拡主義者たちの主張の中で他主義者たちが興味を示しそうな顕著な主張は「憲法改悪の反対」だろう。
彼らは旧民主党系、共産党系、社会党系などのいわゆる野党連合と同調しつつも「憲法改正の反対」ではなく「憲法改悪の反対」を主張しているのだ。
そうつまり「左派軍拡主義者は憲法改正に反対していない」という主流左派たちからすると驚愕するかも知れない主張を胸に秘めているのだ。
そんな連中は何処にいるのか?と疑問に思うだろうから答えよう。
運輸業界と聞いて「運輸業界の人々が左派軍拡主義を訴えるのは仕方ない」というリアクションを直ぐさま取った人は平均値よりも日本の歴史へ詳しいと言えるだろう。
惜しくも察することが出来なかった人々へ端的に説明するのであれば「日本は戦国時代から第二次世界大戦までにかけて、発生させた戦乱はほぼすべて『物資不足への危惧』を理由に起きている」のだ。
戦国時代は恒常的な飢饉により食糧を中心とした物資の奪い合いが発端。
明治維新・日露戦争・第一次世界大戦参戦はロシアの南下政策が発端(ロシア側も不凍港など運輸を理由に戦乱を起こしている)。
大東亜戦争・太平洋戦争も物資輸送網の確保が戦乱を起こした理由である。
物資の運輸を司る運輸業界がこういった点へ敏感に反応するのは無理もない。
特に海運業界は第二次世界大戦中の海上輸送網の戦略的対応および、その戦後処理に対して日本政府のやり方へ対して不信感を募らせた。
その記憶は現在でも継承されており「海上輸送網の軽視は日本という島国の立地条件から考えて間違いなく国難に繋がる」と信じて止まない。
それらはソマリア沖での海賊対策やホルムズ海峡での多国連携護衛作戦、有事の際には日本沿岸で就航している民間フェリーが自衛官を輸送する協定を政府と結ぶなどから、海運業界は海上輸送網を防衛するための軍拡を許容している。
逆を言えば他国を侵略するための軍拡は許容しないことが「憲法改悪の反対」という主張へ繋がっているのだ。
さて、これを知った主流左派の人々はどう思うのだろうか。
中には絶対的な非暴力主義とも思える主張をする人も居る。要は「軍拡こそが戦争へ繋がり、もし日本が戦乱へ巻き込まれれば降伏すると良い」という類の主張だ。
これは尊敬に値する素晴らしい考え方であり、国際法が尊ばれる現代国際社会では降伏した者へ更なる追撃を加えようものならば間違いなく戦争犯罪という判定になる。非常に納得行く理論だ。
しかし「日本の運輸業界が問題視しているのは降伏する以前の部分」であることに絶対的な非暴力主義者の多くは気付いていない傾向にある。
何故ならば日本は島国であり弱点は輸送網にあるからだ。それは歴史が証明しており、日本が戦乱に巻き込まれることは輸送網に攻撃を受けるということに他ならないのだ。最小限の攻撃で大打撃を与えられるなら指揮官はそれを選択するだろう。
つまり、輸送網への攻撃ということは即ち船舶や航空機が攻撃に晒されるということであり、非暴力主義者たちは沈みゆく船舶や航空機を見てから降伏すると言うのだろうか?
平和のために死んでいく船乗りやパイロットはそれはもう英雄扱いだろう。私達に降伏するという選択肢を取らせてくれた船乗りやパイロットには最大限の敬意を払わなければならず、永久にその勇姿を語り継がねばなるまい。
そう、戦争は悪であることを現代に伝えてくれている神風特別攻撃隊のように扱わなければならない。
……船乗りやパイロット当人からすると何とも馬鹿馬鹿しい主張だ。他人の平和のため、非暴力主義の正しさのために犠牲になれと言うわけだ。
船乗りやパイロットは死にたくはない。しかしながら日本が戦乱に巻き込まれるということは間違いなく攻撃目標は船乗りやパイロットである自分たちである。
船乗りやパイロットは日本で最も戦乱に近い民間人であり、ならばどういう結論に至るのか?と言えば輸送網を守るための軍拡なのだ。
一種の藁人形論法とも言える極端な例の絶対的な非暴力主義者をたとえに出したが、左派主流派の平和主張には運輸業界に属する船乗りやパイロットが犠牲となってしまう平和主義になりがちだということへ冷静に考えると気付くことがある。
左派軍拡主義が日本という立地条件において絶対的に正しいのかはわからない。あらゆる主義主張は正しい面と間違っている面、それら両面が同時に存在してしまうのは常にあることであり絶対的に正しいとは言えないだろう。
このエントリは左派軍拡主義という日本へ居ないことになっている主義主張へ目を向けてもらい、あなた達の主義主張へ役立てて頂くために公開した。
日本人が朝鮮半島からの引き上げのときに残し来た資産について、韓国資本の日本法人に請求を行ったらどうなるのかな。該当する法人ないだろうけど。日本の裁判所は判断に困るかな。
原爆裁判であったけど、日本人がアメリカに対して請求を行う分には日本国としては構わないから連邦裁判所でもどこへでも行って勝手にやってくれっていうことだったな。サンフランシスコ講和条約によって外交保護権はないけど。
原爆裁判ってひどい話だと思う。原爆で死んだ人はほとんど民間人で、それで請求したけりゃアメリカ行って勝手にどうぞって話だもんな。
国内問題として、何勝手に外交保護権を放棄して、私達の請求をやりにくくしてるんだよって問題でもあるはず。そういう立場での話ってあんまり日本では聞かないな。多分韓国ではそういう立場で行動している人が多いじゃないかなと思う。
日本だと完全に即、「相互に請求権はお互い無いから」っていう論調になるけど、請求権が無いってことは政府にとってはいいかもしれないけれど、民間には請求する気まんまんの人もいたのはないのと思う。
戦争なあ。
80年代前半、小学生だった私は昔の日本の指導者が悪いことをして周りの国に軍隊を送ってひどいことをして、庶民は巻き込まれてひどい目にあって、清く正しく未来を担当する国であるところのアメリカが全部解決してくれました式の日本史教育を受けていた。
悪の国であるソビエトと戦う正義の国、世界の警察である何もかも進んでいるアメリカ。清廉潔白なアメリカ。叱られている日本。アジア各国にごめんなさいしなくちゃいけない日本。
でも、大正生まれの祖母の言うこととはだいぶ違うなあと思っていた。
祖母の戦争は、神奈川県内の農作業中にアメリカの戦闘機の機銃掃射から逃げ回る話、防空壕の話、当たらない高射砲と高射砲の弾の破片で知り合いが死んだ話、弾に当たったゼロ戦が丹沢山の方へ墜落していった話、横浜の空襲の話、戦争直後の朝鮮部落とのもめごとの話を概ねループする。南方に行った親戚の話や知り合いの特攻隊の話は言いづらいらしく父母はともかく私にはほぼしなかった。
まあ、アメリカがそんな正々堂々清廉潔白なら、根こそぎ空襲とかしないし、まあ空襲するにしたって爆撃でどばっと効率的にやるならまだしも、わざわざ戦闘機で低空に降りてきて民間人一人一人を追い回して機銃で殺すなんて何か小学校の先生が言うのと祖母から聞くのではだいぶ違うと感じていた。
韓国や中国にごめんなさいしなさい式の教育も、祖母の言うカンボの奴らが戦争負けたとたんに横暴になって家畜を盗んでいって警察を呼んでも警察に立ち入りさせなくて、どうやら盗んでいった家畜を全部食っちまったらしいってなって、なるほど警察は来ないんだなってことになってその後ひどいことになった、というのを聞いてるとなんか違うって思ってた。
テレビで韓国のことが出るたびに祖母は信用しちゃいけないよって何度も何度も繰り返した。