はてなキーワード: 感染症とは
新型コロナウイルスの影響によりあらゆる興行が中止となっている中、舞台業界に希望を与えるためのクラウドファンディングが5月1日より開始される。
■舞台専門プラットフォーム「シアターコンプレックス」プロジェクト
https://fanbeats.jp/collaboration/theater-complex
「舞台を救え」をキーワードに、舞台作品専門の映像配信プラットフォームを架空の劇場と位置づけ、リアルな劇場での上演ができない状況でも舞台を楽しめるものにすることが本プロジェクトの主軸らしい。
・公演のライブ配信
これらのコンテンツを通じてお客さんへの新たな楽しみの提供、制作側(出演者/クリエイター/スタッフなど)に対する新たな仕事の提供を目指すとのこと。
業界全体が落ち込んでる時にこうやって手を挙げプロジェクトを発足するのは立派だと思う。
立派だと思う反面、ただの新しい商売コンテンツじゃんとも思った。
というのも協賛企業に偏りがある。眺めてると2.5次元舞台の匂いがプンプンする。
舞台業界の希望というより2.5次元舞台業界の希望なんじゃない。
2.5次元舞台が嫌いなわけじゃないけど業界全体のことを考えるとなんかモヤモヤする。
そんなこともあって支援するならこっちかなと思ってる。
(ネルケのほうは多分放っておいてもSUCCESSする)
■新型コロナウイルス感染症被害対策:舞台芸術を未来に繋ぐ基金=Mirai Performing Arts Fund
https://motion-gallery.net/projects/butainomirai
名前が長い。
こっちは基金なので普通のクラウドファンディングとは違い集めた資金は寄付金になる模様。
受給側の申請要件は諸々あるようだが制作側へダイレクトに金が流れる仕組みっぽい。
今日から支援受付開始してるみたいだけど、HPの内容が把握しにくいから支援者向けと受給者向けにカテゴライズしてほしい。
詳細は出ていないが前者は支援に対するリターンがある。おそらく作品視聴権とかその辺り。
「ようわからんから治療のしようもないし安静にして免疫で治せ」ってのが風邪だぞ
帰省で田舎の老人に都会からコロナ持ち込んでガンガン殺せとかガイジやな
軽症=無症状というのが流布して自分は大丈夫って遊ぶ人がまだたくさんいます。だからその認識を周囲のためにも自分自身のために改める必要があると思います。
逆
「コロナ≒重いインフルエンザ、味覚症状etcだから何も症状がない自分たちは感染者じゃないし集近閉してオッケー」との誤認を促進している。
自分が無症状・軽い風邪程度の症状でも他人に重篤な症状を引き起こしうるから自粛が必要なのであり、自分が発症したときに辛くなるから自粛すべきなのではない
正直自分は今貧困層そのものだ(家庭事情と身体的事情が相まった結果だがそれは別にいい)が、困ってる人がいたらこんな時勢じゃなければ声をかけるし、スーパーの駐輪場でばあさんが自転車を倒したりすれば帰りかけてても手伝ってやるし、泣いてる子供がいれば助けたり、落し物は届ける。言ってしまえば「模範的市民」ってやつにある程度近いと思う。
そして何故それが足枷か?
例えば今回のコロナ禍において、マスク不足やアルコール不足、電池の払底なんかは比較的早期に予想できてて、転売に手を出していればそれなりに利益が出たし、なんならキャッシングやショッピング枠で現金を作って原油のWTIベアファンドでも資産を偽り購入することだってできたが、そういった特需に対して飛びつくことは「人として流石に…」とか思ってやらなかった。
だが今後の不景気や身体面の不安から考えると、そのような小金を稼ぐ行為をせずただひたすら従順に社会的接触を絞り、感染症に対する対策に従っているだけで無為に過ごしている状況はあまり上手い手ではない事もわかってるし、生活に対する努力をしていないという事にもなる。
このままいけば社会的扶助に頼る人間が増える事になるだろうが、そうする前に「人として…」と考え実行しなかった事をやっていた方が自分の為にも良かっただろう。
他人に親切とかそういうお為ごかしを身につける前に、「まず自分が幸せで安定を手に入れる。その後はそれから」と思って行動する意思を持っていた方がはるかに良かっただろう。
そう思いながらもきっとおそらく近所で障害者のための買い出し補助とかいう話が回ってきたら多分応募するのだろうな…その時間で何かバイトでもなんでもやった方がいいというのに。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5ea51431c5b6805f9ece4f6d
岡村隆史さん、生活苦の「可愛い子が性風俗に」ラジオでの発言に批判殺到
お笑い芸人の岡村隆史さんが4月23日放送の『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』内で、経済や雇用の状況が悪化した結果、性風俗店で働かざるを得なくなる女性が出ると予想、「コロナが収束したら絶対おもしろいことある」と発言した。
新型コロナウイルス感染症の流行により貧困に苦しみ、選択の余地がない中でセックスワーカーとして働くという状況を歓迎するような発言に、「岡村さん流の問題提起だ」という意見もあるものの「女性の貧困問題を軽視している」など批判の声が大きくなっている。
一方でラジオの書き起こし。
http://blog.livedoor.jp/ninji/archives/54559252.html
ほんで、だから、今面白くなかったとしても、コロナが収束したら絶対面白いことあるんですよ。なかなかね、苦しい状態がずっと続きますから、コロナ明けたら、なかなかの可愛い人が、短期間ですけれども、美人さんが、お嬢をやります。
これはなんでかって言うたら、短時間でお金をやっぱり稼がないと苦しいですから、そうなったときに今までのお仕事よりかは、ちょっと、これ僕3ヶ月やと思ってます。苦しいの3ヶ月やと、3ヶ月の間集中的に、可愛い子がそういうところでパッと働きます。で、パッとやめます。あの、それなりの生活に戻ったら。
三ヶ月後には「それなりの生活に戻る」。
どうも「職を追われて風俗に身を落とすしかない女性」のニュアンスではない。
「一時的に収入が下がるので、短期間で稼げる仕事として風俗を選ぶ女性」であろう。
岡村は「働かざるをえない」「選択の余地がない」とは言っていない。
新型コロナウイルス軽症者がホテル入所できるようになったけど、今ひとつ利用が進んでないらしい。
TVで実際に泊まった人のインタビューを見たら、病院でホテルを勧められて一時帰宅もできずに入所、差し入れや出前もできず、洗濯は自分で…といった感じだった。
それ見て、いろいろ疑問点が浮かんだので書いておく。
まず思ったのが、病院で言われて、その場で決断するのは難しいよねぇってこと。
スマホの充電器くらい取りに帰らないと…、それに一旦断ったら、もう自宅にいるしかないのか?(でも他の報道では、在宅感染者に入所を勧めた、とか言うのも見た)
洗濯も、熱があっても自分でやらなきゃいけないらしい。使い捨ての検査着みたいなの、日数分くれないのかな?どうせ部屋から出ないんだからペラペラでもいいよね、熱があるのに洗濯したり、洗濯できなくて不潔になるより。
部屋にWi-Fiがあれば、そしてスマホとかSwitch持ち込みOKならヒマは潰せるだろうけど、持ち込みOKなのかよくわからない。
幼児がいる親は一緒に入所できるのか?家族で陽性だったら同室はだめなの?
例えば親が陽性で子が陰性だったら、親だけ入所なのかな、だから幼児がいる親は在宅を選ぶのかなと想像するけど、だったら子供も一緒に入所すればいいような気もする。だって在宅でも入所でも、親子が濃厚接触するのは変わりないんだから。感染しやすさは同じなら、入所してた方が感染した時に管理しやすそうに思う。部屋に閉じ込められる幼児はかわいそうだけど…。
ホテルまではどうやって移動するのかな?検査するから公共交通機関使わないで病院に来いって言われて、ものすごくしんどい中、歩きや自転車で移動した人の記事も読んだけど、入所時もやっぱり公共交通機関はだめ?
あ〜、なんだかぜんぜんわからない! それで、
厚生労働省の「新型コロナウイルス感染症の軽症者等の宿泊療養マニュアル」のPDFを読んでみた。
患者が何ができて何ができないか、ってマニュアルじゃなくて、受け入れ側の考え方や用意や諸注意って文書。
その中には、「公共交通機関を使わないよう移動手段を用意した方がいい」とか「Wi-Fiあるのが望ましい」とか「入居者同士の接触はできるだけ避ける」とかは書いてあったけど、実際の運用について気になる事はほとんど書いてなかった。
上で書いた、私が気になる部分は明確には決まってないのか、決まってるけどこの文書じゃないとこに書いてあるのか、自治体ごとに違うのか、宿泊施設ごとに違うのか……
私も新米ながらバンカーの端くれなのでおっしゃってることはわからなくもないのですが、医療関係者はもとより、いまも営業を続けているコンビニの店員やタクシー運転手の方々と比べてもまだ感染リスクは低いほうではないでしょうか。
他行の事情はわかりませんが私のところでは出勤者も窓口の数も営業時間も減らして原則的に重要度緊急度の高い業務に絞って営業するということでお客様にご理解をいただいております。
行員全員にマスク、窓を開けて換気をよくする、アクリル板やビニールシートを設置する、1時間ごとにATMや机などを消毒する、など営業店内でも可能な限りの対策を取っております。
マスクもつけずに咳き込まれるお客様や私どもの感染対策について「客をバイキン扱いするのか」とつばを飛ばしてお怒りになるお客様もいらっしゃるので、びくびくしながら営業しているのもまた事実ではありますが、
金融機関が社会インフラの一部である以上、私たちがお客様を選ぶことはできないのです。
5月1日から実質無利子無保証の新型コロナウイルス感染症特別貸付の受付が始まる関係で私も大型連休のうちの2日間休日出勤することになりました。
大幅な売上減や休業を強いられているお取引先様のご不安は私ども銀行の比ではないはずです。
私は一社でも多くの企業様に、一人でも多くのお客様に、このコロナ禍を乗り越えていただきたく、そのお手伝いができたらと思っております。
先輩バンカーに対して失礼かもしれませんが、ともに励みましょう。
「全国民のセルフPCR検査(無料)」を推奨する楽天は、非常時へのソリューションをまとめたパッケージをもって国に営業をかけてきた。
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/dai77/siryou5.pdf
検査キットを1万円とした場合、全部で5,000億円ほどの費用がかかるという。
検査キットは国民には「無料」だが、楽天は無利益で検査キットを提供するとはいっていない。そして国が検査キットを買い上げる原資は国民の税金だ。
さらに楽天は「楽天トラベルによる軽症者・無症状者受入施設対応のご支援」を提示している。
「行政・自治体ご担当者様向けの問合せページを楽天トラベルにてご用意」し、「受入可能施設検索ページも提供」するそうだ。
この危機にさいして、楽天は「全国民のPCR検査体制を実現する、オンライン診療とホテル・青空診療を活用した非対面中心のコロナ感染症治療フロー(案)」というポンチ絵をソリューションとして国に提供しようとしているが、これを採用すると、いつのまにか楽天に多額のもうけが出るようになっているように見える。
このようなやり方は「ソリューション主義」とよばれ、結局のところ解決にはならないとして欧米の言論空間で批判されつつあるのだが、日本では思想的な立場からこれを批判する動きがみられない。
■石正麗(Shi Zhengli) 55歳女性 武漢ウイルス研究所 研究主任
彼女は2015年のNature Medicine誌において、「SARSコロナウイルスバックボーンと中国キクガシラコウモリの遺伝子操作により
人間のACE2受容体と結合できるハイブリッドコロナウイルスを設計した」と発表。
コロナウイルスには王冠のような突起があり、その突起が人間と結合すれば感染する仕組みだが、コウモリの中にいた元のコロナウイルスは人間とは結合できない種類。
しかし石正麗はそのコロナウイルスを改造し、人間への感染を可能にした新型コロナウイルスを開発。
その上で更に研究を進め、ヒトが新型コロナに対して免疫を持ちにくくするため、HIVウイルスとの遺伝子合成する研究も行っていた。
https://www.nature.com/articles/nm.3985
上海の復旦大学ル・ル氏とニューヨーク血液センターのチャン・シボ氏の研究者チームによって、新型コロナウイルスが人の免疫細胞を殺すことを発見したのです。
この免疫破壊作用は、コロナウイルスの感染症である重症急性呼吸器症候群(SARS)にはなく、新型コロナウイルス特有のものであるとのこと。
はてなー、平和ボケすぎる、、、人や社会が生きるか死ぬかという瀬戸際なのに
- estragon 全体主義に対して劇場を閉鎖させてはならぬというのはよくわかる話。感染症は政治的ではないが、それを取り巻く昨今の環境は非常に政治的だし。「万全」の対策をして開催すれば良い。劇場は小屋のことではないし
- kabutch 日頃から反権力を訴えているのだから、要請くらい撥ね付けてもいい。ただ、その権力を支えるのは一般市民
- wuzuki 野田秀樹作品はあまり好みではないけど、この意見には同意。もともと小劇場は反体制の文化があるものだし。/ 路上演劇を試みている団体はたくさんあるけど、いわゆる舞台でのお芝居とはまた別物という印象。 演劇芸術衛生文化アート
- shoot_c_na そこまでの気骨ならばやればいいじゃん。でもいまやると不謹慎厨の餌食だよ。あれは政治的になに言おうが絶対納得しない奴らが母集団だ 医療社会
- virgospica コレは「芸術vs政治」の話であって、金の問題ではない。政府が要請したら従うことに慣れちゃダメ
- kukky 開催すればいいし、それでも観に行きたい客は行けばいいし、心配なら行かなければいい。
- mobile_neko あくまで自粛要請なんだし公演は普通にやればいいと思うぞ。換気しにくい構造が多そうだし途中でうがい休憩をとったり入場時の除菌とか、座席の調整とかはしたほうが良いだろうけど。
[B! COVID-19] 野田秀樹さん「公演の継続望む」 感染防止で閉鎖は「演劇の死」 | 共同通信 https://b.hatena.ne.jp/entry/s/this.kiji.is/606824784180167777
頑張っているのは今も救急を受け入れている私立病院、大学病院で働いている勤務医と看護師、事務の皆さん、
残り7割の医者は何の役にも立っていない
科によっては客が来なくて暇をしていたりそもそも閉じている医院もあるが、
庶民と違って蓄えもあるし手厚い補助もある
こんな戦争状態でも出勤している、正義感の強い医師や看護師にすべての皺寄せがいっている
真面目な人だけがひどい目に合う、
本来なら国が呼び掛けて感染症対策の前線に出ている人への手当を出し、
「暇してるお医者さまの皆さん」も感染症対策に駆り出すべきなのだが、
~終わり~
東京などの新型コロナの感染が拡大している地域から来た人に2週間待機を要請するのは他の地方でもやってるのに、何故か岩手だけ叩かれる。
特に証拠も無いのに、東京から移住してきた高齢者を焼き殺したと言われている。
里帰り出産の妊婦がたらい回しにされたという話も、見出しの付け方がおかしい。
まず本来は居住地である千葉で出産予定だったという時点で里帰り出産ではない。
感染症対策が不十分であった事は落ち度といえるが、かといってそれが整っていない状況で受け入れるべきではない。
医療関係者への感染ももちろんだが、逆に医療関係者から妊婦や新生児への感染のリスクもあるはずだ。
ことさらおかしな対応を岩手の行政や医療機関、住民が取っているとは思えない。
酷いケースでは秋田県上小阿仁村の医者いじめの話を根拠に、岩手を叩いている人まで見かけた。
いくらなんでも雑過ぎる。
もちろん岩手の行政や医療機関に問題のある対応は見受けられるが、岩手だけがことさら酷い対応をしているというほどではないはずだ。
多かれ少なかれ他の地方でも、首都圏など感染が拡大している地域から来た人はまず感染を疑う体制を取っている。
クラスター感染や院内感染が同時多発的に起きれば、地方の医療体制では対応できなくなるのは自明だからだ。
その危機感が行き過ぎて、行政や医療機関で対応に問題があったという指摘は他の地方でも出ている。
にもかかわらず岩手だけことさら閉鎖的、差別的な対応を取っていると叩かれている。
問題点は改善されるべきだが、問題がある事を根拠に特定の地域に対する差別的な言動が許される訳ではないはずだ。
岩手の話題については報道される量もここ数日で急に増えてきている。
岩手バッシングの流れがネットだけでなくマスコミにも生まれつつある。
今後岩手叩きの風潮が加速して、岩手で院内感染や大規模なクラスター感染が発生した際に支援をするなというような声が出てこない事を祈る。
https://anond.hatelabo.jp/20200420020821
https://anond.hatelabo.jp/20200411160920
https://anond.hatelabo.jp/20200408144232
https://anond.hatelabo.jp/20200409142029
https://anond.hatelabo.jp/20200417210511
https://anond.hatelabo.jp/20200418070515
https://anond.hatelabo.jp/20200417215817
https://anond.hatelabo.jp/20200422014249
ご時世の自粛。
「足並み揃わないなら無意味だ」と考えるのは間違いだという話。
レジや電車などで直接的にも、手すりや便所を介して間接的にもです。
直接/間接はあまり関係なく、また接触の濃厚なものは大きくカウントし、薄い接触を小さくカウントした上で、それらの総計を「人と人との接触機会の全体の量」としましょう。
接触機会量とでも呼びましょうか。
政府が8割減らしてくださーい!と言っているのはこの「接触機会量」です。
だからまあ「満員電車に乗らなくする」とかはとても効果高いですし、
「自動販売機で買った缶ジュースの外側を毎回完全消毒する」とかは効果の量としては低いです(無意味ではない)。
そしてなぜ8割?かというと、単純に計算上、8割減らすと総患者数が減少に転じるからです。
いまは1日でx倍という増え方をするわけですが、このxが1以下になり1日で0.9倍・・・とかになるということです。(※厳密には指数関数的減少ではないですが)
長い時間では0人になるでしょう。
「足並み揃わないなら無意味だ」と考える人はここまでは理解していて、「8割を達成=患者数が減る=患者がいなくなって終わる」とならないと「無意味だ」と思っているんだと思います。
まず、このコロナウィルス流行で皆が困っているわけですが、その「解決」とはなんでしょうか?を考えねばなりません。
国内の自粛が完全に行き届いて、8割どころか10割を達成し(国民全員が誰とも会わない生活をする)、患者数が減ってゼロになっても実はまったく「解決」ではありません。
海外ではまだ流行るでしょうし、暗数といって数字に出ていない感染者はいます(それも、最近の南カリフォルニア大学の調査によるとかなり)。
永遠に鎖国し、永遠に自粛すれば感染者ゼロの社会を生きることができますが、それは「解決」ではありません。
(単に我々が困っている状況が伸びるだけです)
チャチャッと自粛して沈静化して自粛解除してコロナのない暮らししようやー!って思うのは間違いで、それは全員が協力しても達成できません。
(ワクチンができれば別ですが、それは年内レベルの話ではなさそうなので置いておきます)
「8割」で患者数の減少、あるいは現状維持を目指すというのは、このためです。
人類はいままで科学と医学でいくつもの感染症を克服してきたでしょうか?
いいえ、違います。
人類が克服(根絶)したのは200年以上前にジェンナーが人類初のワクチンを開発した「天然痘」だけです。
「新型コロナウィルスのない世界」はおそらくほぼ確実にきません。
強力なワクチンができて全世界に接種したとしても、恐らく根絶までは数十年かかります。
コロナウィルスは根絶できない。ならば我々は何を目指しているのか?
「コロナウィルスが”普通の病気”になること」を我々は目指しています。
かかったら死ぬ人はいるけれども、治療薬があり、病院で手当をすることができる病気になることです。
現在のところ端的に言えば、病床と人工呼吸器の数が増えるか、重症化を一定割合で抑える薬(恐らく有望なのが最低2つあります)ができることです。
一般的な風邪(いくつかの旧来コロナウィルスを含む、感染症)は日本だけで年間のべ2億人ぐらいが罹患します。
症状がわかり、医者が鑑別でき、薬を処方でき、インフルエンザに至ってはワクチンまであります。
この状態であれば、風邪やインフルエンザやノロウィルスがそうでないように、コロナウィルスは我々の社会を止めるものではなくなります。
ここまで話して本題に入ります。
自粛が目指すものはウィルス根絶ではなく増加の遅延です。(減れば、なお良いですが)
治療薬や医療体制が整えば、我々にかかる制約は解除となり、これがゴールです。
つまり、「足並みが揃わなければウィルス根絶ができなくて意味がない」という考えは、ゴールそのものの設定が間違っています。
目的は遅延なのですから、最初に言った「接触機会量」を減らせば減らしただけ意味があります。
また自粛してないで江ノ島でウェーイしている人は、通常通りの行動をしているだけなので、自粛している人の効果を打ち消しているわけではないです。
「足を引っ張っている(接触機会量を増やしている)」というよりは「協力してない(接触機会量を減らしていない)」が言い方としては正しいですかね。
もちろん協力しろよ馬鹿野郎、なんでワイだけが自粛してんねん、という怒りはあっていいんですが、
アレを見て腐る必要はぜんっぜんないです。
最悪なのは、江ノ島ウェーイを見て自粛をしている人たちが自粛をやめてしまうことです。
繰り言になりますが、
なんでこんなことをつらつらとかいているかと言うと、江ノ島ウェーイを見て「ワイの自粛意味ないわーもう自粛しないわー」というマインドの人が増えたら、
それこそ良くないからです。