はてなキーワード: ケダモノとは
一頭のシマウマに
集団で、
しかも不意打ちで、
襲いかかっているのだ!
奴らは、一対一の正々堂々の勝負では絶対に勝てないことを最初からわかっているのだ!
顔中血にまみれた奴らの目の色を見たか?
これこそがまさにケダモノの目だ!
オスライオンに至っては最初から何もしていないのに獲物を横取り。
こんな奴らが王を名乗る資格など一体どこにあるというのだ!
こんな卑怯な連中を「百獣の王」などと最初の最初に持ち上げた頭のイカれた人間が有史以来、地球の何処かに確実に存在した、という歴史的事実こそが、いかに人間が愚かであるかということを如実に物語っているではないか!
ライオンが百獣の王などと持ち上げられる時代は一体いつまで続くのだろうか?
もしかしたら、それよりも、地球から核兵器が廃絶される時代のほうがずっと早く訪れるのではないだろうか?
(追記)
勝ちさえすれば何をやってもいいのか?
手段は何でもいいというのか?
人のフリしたケダモノが化けの皮を剥がす瞬間みたいで怖い
そういう風に犯罪者を悪魔化するのは良くないと思うけど、普段から性犯罪者をケダモノ扱いしてる連中がその辺りどう理屈をつけてるのか気になる。
・「声を出せない」というより、「周りに気づかれたくない」という人が、
・壁際などで体勢を安定させ、はっきりと犯人を特定し、誤認や手元の狂いで余計な被害を出さない状況で、
なら有効だと思う。実際の痴漢の多くは今にも気づかれるかも?と内心でビクビクしながらことに及んでるでしょ。そういう場合はもう二度と狙われないと思う。
ここ最近で「安全ピンは有効!」と騒いでる層は「こいつら放っとくと取り返しのつかない傷害事件起こしそう」としか思えないから苦言を呈されるわけだけど。
あと、「その場はそれで済んでも、後をつけられたらどうするの?」という意見を見てちょっと怖いなとは思った。9割方は痴漢といっても"まとも"な痴漢だとは思うけど、ガチの異常者だった場合のことを考えるとどっちにしろ推奨はできない。
自分は島村卯月、藤本里奈、長富蓮実、黒埼ちとせが特に好きな一介のユーザー。デレステ2年目から始めたので正直にわかであるが、藤本里奈がピックアップされた時は感謝の意を込めて課金した。
「はすみん好きなのにちとせ嬢が実装されるときに抵抗なかったの?」と聞かれると、正直な話あった。にわかでもゴリゴリにあった。
デレステには声がなくても見るからに人気なキャラが結構いる。浅利七海、遊佐こずえ、的場梨沙あたり顕著な気がする。いや自分がロリコンなわけではなくたまたま今挙げたのが全員ロリだっただけです。クールでは篠原礼さんと美波が一番好きです。
そんな中でちとせと白雪千夜の実装は衝撃的で困惑をしたし、上記三人とか見るからに人気だから先に付けてやってくれやって思った。
それでも自分はちとせの死生観や精神力の高さや見た目や見た目に反した無邪気な声質に惹かれ、SSRの母性溢れたイラストに惚れてしまった。今や自分の中でちとせは「最期を看取りたいアイドルNo.1」である。モデル修正されたしSSR可愛いぞ。気になる奴はスカチケでとっとけハム太郎。
けれど同時に、「この子は総選挙で上位に入ることはないんだろうな」というある種の虚しさも感じた。
最初から声が付いてSSRが早く実装されたからアンチが更に増えたせい、とかではない。アンチがどれだけ荒れようがマイナス票などが存在しない限りファンが増え続ければ問題ない。
ちとせには声がもう実装されている。既に実装されていることで、「この子にはもう投票しなくてもいいか」と思われる欠点ができてしまう。声未実装アイドルに票を入れて総選挙を楽しむ層の票はもう全滅してしまったと言っても過言ではない。実際自分もはすみんに多く入れてる。はすみん可愛いからみんな投票してくれ。
声が付いた途端上位から消えるアイドルは珍しくない。総選挙は「上位に入ればアイドルに声が実装される」という、金が尽きない限りある種ゴールのあるイベントだ。
もちろん落ちたからといって人気がなくなったわけではない。声がつくことによって一区切りついただけで、みんな変わらずそのアイドルが好きなのだ。
今回の総選挙は例年にない大波乱である。夢見りあむの三位がそれだ。最初は苦手だったがどんどん好きになった点で、自分にとってはちとせと同じスルメアイドルである。応援したい。
そこで荒れるのが従来からいるアイドルを推したい人達。こんなの間違ってる。前々からいるアイドルを応援するべきだと声を上げる。
実に老人らしい考えだと思う。
「こちらの方が先に生まれたので考えを譲るべきだ」「こちらの方が下積みをしっかりしたので報われるべきだ」
職場でよく聞く「若い者はもっと苦労するべきだ」理論にかなり似ている。
しなくてもいい苦労は、しなくてもいいのだ。
「先人がクーラーをつけずに生活してたから」だとか、「自分も上司の飲み会に散々付き合わされたのだから」だとか、今はもうしなくてもいい苦労なのだ。常識や環境や技術は目まぐるしく変わっていくのだから囚われる必要はないのだ。
正直、今となっては最初に抱いていた「最初から声が実装されているなんておかしい」という固定概念自体がそもそもおかしいかったと思う。
むしろこっちを通常化するべきなのだ。過去実装されたアイドルも未来実装されるアイドルも全員声を与えるべきなのだ。
総選挙全部を批判をしようとは思わない。(歌出るし。)こういう金と数に物を言わせるある種のお祭りは話題にもなるし運営がやめたくなったらやめればいいと思う。そこに自分の好きなアイドルがあんまり入らないのは前述通り残念ではあるが。卯月がまだ居続けてくれるの嬉しい。
ただ、総選挙に関わらず将来的に声は全員実装して欲しい。190人超もいるので難しいことだとはわかっているが、もしかしたら声が付くことでその子は本当に1億のドル箱になるかもしれないのだし。
あとふじりなのソロとフェス限ください。はすみんもSSRください。はすみんの声はちょっと大人っぽい中に隠しきれない年相応の可憐さがある感じがいいです。卯月のフェス限と期間限定が来る運もください。あと美穂引きました有難う響子ちゃんのSSRも引きます。
追記:個人の日記に対してこんなに反応していただけると思ってませんでした。そうだよねーって頷く根本的な問題への言及だとかも見れて助かります。増田ってとしあきみたいなものですかね。今ここふたばみたいになってるのかな。
WWGはデレマスの絵が漫画の中に上手く落とし込まれてる感じがしていいですよねー。掲載がチャンピオン系列だけあって漫画家の絵が上手くて読みやすい。
メジャー界隈は自分の意見通らないと人の話聞かないでキレるケダモノが多いね…って思ってたけど、現時点だと目立つだけで数自体はそんなにいないっぽくて安心しました
アイマスのイラストレーターは女の人が多いので50%くらいはちゃんと女の子から構成されているのですが、構成といえば今流行りのVtuberは声と外見の構成100%おっさんがいるしおっさんがおっさんに恋をするのも不思議ではない時代になってるし、考えるとやはりめまぐるしいですね。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/59443
まず、この文章論点がとっちらかっていて何が言いたいのかわかりにくい。
「大柄」は、そこに恐怖を感じたという表現が後に出てくるからわかるとして、「40前後」「金髪」という形容は必要か。
こうした特定の要素を持ち出すことにより、「40前後」「金髪」というクラスタを攻撃する意図を感じてしまう。
このように書くと、「40前後」「金髪」が問題であるかのような印象を受けてしまう。ITジャーナリストの金髪豚野郎を思い浮かべてしまい、頭から離れなくなってしまった。
ハイネケンを飲むような金髪豚野郎は許せない。筆者のそんな強い思いがビンビンに伝わってきた瓶ビールだけに。
ハイネケンを飲むようやつは最低である。男は黙ってバドワイザー? よほどハイネケンに恨みがあるらしい。
無駄にクラスタを特定して恨みを飛ばすので、本編に入る前にうんざりしてしまった。もう「ハイネケンを飲んでる金髪豚野郎は最低だな」で終わらせても良いかと思ったくらいだ。
まあ、めげずに読みましたよ。しかし、終始主観的な感情しか語っておらず、筆者自身もおっしゃる通り「それが何か?」としか思えなかった。
私ですらそう思ったのだから、この方が怒りをぶつけたい「女性をモノ扱いする男性」たちからすれば、「女に生まれたことを自己嫌悪しているのかな?お気の毒さま」くらいにしか思わんのではなかろうか。
少なくとも、何を怒っているのかわからないはずだ。そのくらい常識で考えろ? 空気を読んで察しろ? 無理でしょう。それができるくらいなら、彼らは最初から女性に無礼などはたらかない。
もし、私が筆者の立場だとしたら、酔っぱらいに中指で差されて「3番」と言われたら、「酔っぱらいウゼえ」と顔をしかめて終わりである。
こんなに何日も何日も恨みがましく思い続けて、あまつさえ文章に起こしてハイネケンの名誉を傷つけてまで記事にしたりはしない。
私が男だからわからない? 他人だから? そりゃそうだ。他人が何を感じたかなんてわかりゃしない。男だ女だというのは大して関係ない。他人の気持ちはわからない。
もちろん金髪ハイネケン豚野郎にもわかるはずがない。ましてや、そいつは酔っ払いだ。自分自身の言動さえも制御できていない。もしかしたら記憶にすら残っていないだろう。
これは、ハラスメントにも通じる。ハラスメントの加害者は、その多くが自分の行為がハラスメントだと理解していない。自然に生活する中で、ハラスメントがにじみ出るのだ。
なぜなら、何をもってハラスメントなのかは、時代によっても違うし、環境によっても違う。それを受け取る人によっても違ってきてしまう。
例えば、私が生まれるずっと前の通勤電車は、女性が一人で乗ることはほとんどなく、もし乗車したなら100%痴漢に遭うことを覚悟しなくてはならなかったそうだ。
電車に乗った時点で周りの男がほとんど全て痴漢をしてきたらしい。それは、悪いことだと考えられておらず、一人で乗ってきた女性が悪いという感覚だったらしい。
私が若いころでも、未婚の女性に対して「行き遅れ」みたいなことが会話の中で普通に出て来たりしていた。女性の前で卑猥なことを言ったりね。
今だと「女子力がある」みたいな言い回しが普通に使われているが、これもセクハラ発言と言われるようになってきている。(LGBT的にも問題がある。)
何が言いたいかというと、ハラスメントは、被害者が「嫌だ」と意思表示をしないと改善していかないのである。
「察しろ」とか「空気嫁」とか「こんなに呪っているのに」とか、そんなものは通用しない。
怖くても気まずくても、泣き寝入りせずに意思表示していかなくてはならない。
もっとも、ハイネケン豚野郎は酔っていたようなので、言っても無駄だったかもしれないが。
そういう意味では泣き寝入りしたくなかったからこのエッセイを書いたのかもしれないが、こうやって感情的になって呪詛を吐き出すような文章は、読み手が素直に受け入れ難い。
ましてや、増田などではなく歴としたゲンダイの記事である。しっかりと要点を整理して、他人にも何が問題かわかるように論じるべきではなかろうか。
ぶっちゃけて言ってしまうと、「やはりフェミニストはヒステリックで話しても無駄」と感じてしまった人もいるのではないかと心配している。
私たちはエスパーではないから、他人の心の中は容易に理解できない。
ちなみに、私の元カノはMっ気があったので、「もっと乱暴にしてほしい」とか「縛ってほしい」とか「なじってほしい」とか、よくリクエストされていた。
そういう女性がいるのも確かで、そういう女性とばかり交際している男性がいたら、そりゃ女性に対する敬意が失われていくのも無理はない。
平成期末の12月、さりとてただの西暦2018年末も暮れゆき。Evernoteを整理(という名目の現実逃避)していたら、去年の末に増田に投下しようとして書き上がらないまま放置されていた漫画レビューが転がっていたので、供養として投下してみようと思う。細かい表現ばかりが気になり頭をひねっていたら知恵熱を上げてしまって、結果として放り投げてしまったのだった。けど1年寝かすと、ほんとうどうでもよくなるもんだ。今年こそ、ちゃんと書こう。
以下、そのままコピペ。
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年の瀬ということで、あっちらこっちらで総括的なものが始められている模様。そういうところにブコメをして推しを布教していくのもいいが何せ100文字で多くを語ることができない、ので徒然に増田に投下してみるわ。あー、明後日の納会行きたくねー(社内ぼっちなので)
お題は表題の通り。コミックスとして発刊されてるものが対象。発表時期は昨年以前のものでも、今年私が買ったものなら対象(流行に疎いものでね)というどこまでもジャイアニズム全開のまとめだ。誰かのこころに刺さるものであれば幸い。
【1席】
https://www.amazon.co.jp/dp/B077GQL19W/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1
ヤマシタトモコはモノローグのうまさが前からそれなりに好きではあったのだけど、話や画づらがガチャガチャしていてあまりハマり切れてなかったところがあって(「BUTTER!!!」とかね)。
だが今作は主人公(の片割れ)が小説家ということもあって純粋に持ち味である「語り」が活きてきたな、という感じ。(ベタなフィーヤン的おセンチメンタリズム…ではあるのだが)
気が付いたらハマっていて、「2巻ないの?」となった。
両親を亡くした思春期の子を叔母(母の妹)が引き取る…なんて話だったら往々にして、「世の中を斜に見ているひねくれもの」という設定が「思春期の子」役にあてがわれることが多いんだけど、本作の「田汲朝」ちゃんはとても素直な性格なうえ、人見知りしない(齢34を超えて未だに他人とまともに話が出来ないおばさんにちょっとコミュ力分けてくれよ)。この人物造詣がなにより良かった。
それと、読まないと絶対わからないような細かいポイントで恐縮だが、「乾いた寿司は殺す」。この一言でもう、やられてしまった。
【2席】
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B071J6PGN6/ref=series_rw_dp_sw
4月ごろに部屋探しをしていたので、結構感情移入しながら読んでた。
(割と長いシリーズなので、ご存知の人も多いだろう。ということで概要ははしょりまーす)
主人公・沼ちゃんはようやく「ここだ」という部屋に出会い、マンションの売買契約を結びました…ここまでが3巻のあらすじ。
で、それを受けた4巻だけど、平常運転です。相変わらず、沼ちゃんと周辺の人々のパートと、市井の人とその人の暮らす部屋にまつわるお話のパートとを行き来しながらお話は続いていきます。
いつもどおり続くけど。
例えば、娘に命かけたものは何か、と問われた母親が「出産」と答えるエピソード、それを受けた娘は「じゃあ、私、一生懸命生きなきゃだね」と応える。
「いつもどおり」は日々のなか暗渠のようにずっと流れ続けていて、ある時まれにそれが顔をだす。その輝きのなんと素晴らしいことか。
8年暮らした部屋を出る沼ちゃんのエピソードに、5月、10年暮らした部屋と街を出た自分自身を重ねて、少し泣いてしまった。
【3席】
https://www.amazon.co.jp/dp/B0721MBYT7/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1
ようやく「森・青木」以外の物語を書いてくれる気になったか…というところで、デビュー作「水と銀」以来ファン歴18年の私としては感無量です。
お話としては、相変わらずぶっ飛んでて良かった(吉田先生的には平常運転)。
ヘタレむっつりストーカー気質おじさん×ツンデレ狐目女子、萌え(何やら言語中枢がやられてしまってるようだ)
「淫らな青ちゃんは勉強ができない」①・②・③・④・⑤ カワハラ恋/講談社
「男はケダモノ」という世界観で生きている女子高生が、ピュアな男子高生に好きになられて…。
一人妄想を膨らまして、勝手に怒ってみたり悶えてみたり童貞にマウンティングしたりする主人公・青ちゃんを「一番ケダモノなのはお前やないかーい」と愛でるのが本作の趣旨です。
とはいえタイトルでわかる通り、「出オチ」系のマンガなので、そろそろマンネリがきつい。最新刊では青ちゃんに想いを寄せる女子高生も現れ、百合展開もあり…次の一手に期待。
「お前はまだグンマを知らない」①・②・③・④・⑤・⑥・⑦・⑧ 井田ヒロト/新潮社
これも出オチ系。マンネリが気になるかな。でも、グンマのこと、好きになれたよ。
ラブ焼きまんじゅう。
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(追記)
「違国日記」は3巻まで出たね。いいボルテージを維持しているので、引き続き期待しているけど、ヤマシタ先生の描こうとしているものの全容を想像するに、きちんと終わるまで何年かかるだろう、と思う。
巻末の「○○のそれぞれ」で脱線してる暇はないっすよ。
対照的に「官能先生」は2巻でもう物語の核心に触れつつある。次巻、起承転結の“転”となるエピソードがくるかな。「恋風」も「夏の前日」も5巻だしな、物語を転がすのが本当にうまいって思う。
ビジネス的にはどうなのかと思うが、「作品の質が全て」という信条なのでそれは無視。
(「おまグン」はWeb版くらげバンチで読んでるけど、単行本を買うには至らない)
日々は、進んでないようで、過ぎていく。たまに過去の自分が書き散らかしたものに出くわすたびにその少なくない変化を驚かされるばかりだ。
結局これは容姿の悪いキモいオタク(40-50代の素人童貞独身おっさん)がオナニーしてるようで気持ちが悪いということなのだろう。
容姿の悪いキモいオタクの性欲がラノベのポルノ表紙に凝縮して表れている。
はっきり言って、ラノベのポルノ表紙を見たとき、自分が汚いおっさんにレイプされたような気持ちになった。
ラノベの表紙にはオタクの性欲が詰まっているというか溢れ出している。ラノベからは精液のにおいがする。それがキモいんだと思う。
たとえば雑誌でエロい写真が表紙になっているとか言うけど、ああいうのがそこまで気持ち悪いと思わないのは、想定される読者層がそこまでキモくないからだと思う。そのエロい画像なり写真で容姿の悪い人たちがオナニーしているという連想が働きにくい。
普通の雑誌はそれぞれ読者層に偏りはあるのだろうけど、それでも平々凡々の普通の人たちが読者層なんだろうなというニュートラルな印象を受ける。つまり普通の雑誌の読者層は顔面(容姿)偏差値にして45-60程度の人だとなんとなく思っている。
一方ラノベの場合は、表紙を見た瞬間にキモいおっさんがオナニーしてるという想像が働いてしまう。ラノベの読者層はスクールカーストで底辺にいたような人たちしかいないと想像してしまう。顔面(容姿)偏差値にして45未満。
結局自分の中ではこういう差があると思った。ラノベは表紙自体もキモいけど、事実がどうかは別として、それを手に取る人間は顔面(容姿)偏差値にして45未満の人間であり、40-50代で独身で素人童貞という連想が自動的に働いてしまう。そして性的なアピールの激しい絵柄はそのキモい人たちの性欲が濃密に凝縮されているように見えてしまう。
キモい人のむき出しの性欲、つまり女性に対する征服欲みたいなものがそこに表れている。これがキモいというか、グロテスクというか、おぞましいというか、恐怖すら感じる。自分がケダモノにレイプされたような気持ちになる。
しかしこれはすべて感情の問題でもあって、キモい人に対する差別心が生んだものでもあると思った。イケメンにも性欲はあるだろうけど、イケメンの性欲はそこまでキモくない。一方、グロメンの性欲は、キモいどころか恐怖である。これはやはり容姿差別なんだろう。
ラノベのポルノ表紙がいいものだとは思わないが、そのポルノでキモいおっさんたちが救われているというのも事実としてある。そして同時にその表現によって傷つく女性たちもいる。これもまた事実だ。
自分はどちらかが死ねばいいとは思わない。お互い共存することが大事だ。そうなると、やはりゾーニングだとか売り方の問題になってくるわけだけど、それを言うと、表現規制だといってラノベオタクは発狂してしまう。どうしたものか。「嫌なら見るな」のごとく「売り場に近づくな」論も出てきた。でもそれは大型店舗でもない限り無理というものだろう。ちょっと漫画コーナー付近を歩いていていつの間にかラノベコーナーに入り込んでいたなんてことはよくある。女性や子供に漫画コーナー付近をうろつくなと? それもまた不当な排除だろう。
ラノベのポルノ表紙がなくなるとキモいおっさんの性欲のはけ口が減ってしまうので、それも避けたい。しかし、ポルノ絵で傷つく女性たちが出ないようにもしたい。お互い歩み寄りが必要で、女性側はラノベを規制しろと軽々しく言ってはいけないし、ラノベオタク側はポルノ絵を受け入れろと傲慢に言い放つべきではないと思う。
ラノベオタクは自分たちこそ真の弱者だと思っている。自分たちはこんなにも差別され迫害されているのに、誰からも弱者扱いされない真の弱者だと。
一般的に世界では白人・男性・健常者が強者で、弱者といえば非白人の弱い女性たちということになっている。日本男性も海外に出れば弱者側に回ることもあるかもしれない。が、一般的に言って、日本において日本人・男性・健常者はやはり強者だ。キモいラノベオタクが「俺らは弱者だ」と言ったところで、世間は受け入れないだろう。日本はいまだに男性中心の社会だし、女性差別は過去にもあったし、現在も存在する。ネットではラノベオタクが大勢力になってしまったため感覚が麻痺しているかもしれないが、男性というあるだけで君らは強者である、まずはそれを理解するべきだ。君たちは差別され迫害されているのではなく、暴力を振るい、他者を抑圧する側の人間であるということ。女性たちが声を上げるのはそういった大前提がある。
そういう認識に立った上で、君らは自分たちを真の弱者と定義するのではなく、男性社会で敗れた「強者の中の敗者」であるという理解をするべきだ。そして世間は「強者の中の敗者」つまりキモいラノベオタクを受け入れなければならない。飼い殺しにしなければならない。それがラノベのポルノ表紙の役割なのかもしれない。たしかにその表現は暴力的で、女性差別的だ。しかし、男性優位社会において、男性として敗れた人間の居場所も作っておいてやらなければならない。それは競争社会において重要なことだろう。人間の尊厳の最後の生命線。
やはり売り方の問題になってくるのだろうか。しかしやはり「表現規制だー」の大炎上が待っている。ポルノ表現を維持したまま売り場を少し変えても彼らにとっては表現規制なのだろう。なぜ不当に隅へ追いやられなければならないのかと感じるのだろう。
おおっぴらにポルノ表現を、つまり彼らの煮えたぎった精液を社会にぶちまけて、社会から批判が返ってきたら彼らにとってはそれが差別なのだ。彼らの被害者意識はとてつもなく強いため、現状のままで問題が解決へ向かうのは難しいと思う。
現時点でできる精一杯のことは、ラノベのポルノ表現を見たとき、鳥の糞がかかってしまったとでもいうように、残念に思いながらも諦めるしかないのだろうか。しかしこれでは傷つく女性たちが救われないのだが……。