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はてなキーワード: エッセイとは

2020-06-23

anond:20200623225351

エッセイ漫画でよく見るよね

それでADHD男が自分には真似できないって嘆いてるのも見かける

2020-06-21

[] 肉トロ

スライスチーズを筒状に丸め、それを薄切りの牛肉で巻いて焼いたもの

発祥小説家山田風太郎とされており、彼のエッセイにはこれをよく食べていたことが書かれている。

twitterかにある育児エッセイ漫画

って、いっぱいあるし大ヒットして書籍化したものもあるけど大体書き手である母親が、「フリーランスイラストレーター(兼漫画家)」みたいな人ばっかりなんで、いまいち共感できないことがある。

そういう漫画だったりイラストを描いて公開するという時点で、そういう職業の人が多くなるのは分からないでもないけど、フルタイムでの共働きだったり、バリキャリだったり、専業だったり、母親像や育児問題ももっと多様なはずだから、いろんな人のエピソードを知りたい。

あと、そういうエッセイ漫画ありがちな自分の大変な姿をキャラクター化して悲劇的に描くのかなんか苦手。

2020-06-19

しかブクマ付けてないけど大好きなページを挙げる (3)その他編

前:anond:20200619120030

将棋麻雀

雪解け | 将棋ペンクラブログ

昭和関西棋界の二大巨頭、有吉道夫九段内藤國雄九段の話。峻烈なライバル関係と、歳を重ねてから友情

パレート最適 : 俺がウツボウルフでお前はショーギウルフね

高校生時代ライバル全国大会に都代表で出ることを新聞で知った話。昔同じ立場だった人に置いていかれる話、好きなんだよな。咲-Saki-でいえば穏乃が和の全国優勝でめちゃくちゃ動揺してるとこ。

【麻雀】赤ありと赤なし: 福地誠「現」天鳳名人位blog

…赤ドラと、ギャンブルとして発展した麻雀歴史の話。まあ、麻雀競技にしたい人は少なくとも一発裏ドラ赤ドラくらいは不採用でやってほしいよね。

【麻雀】福地誠presents 坊主マッチ2016 | FRESH LIVE(フレッシュライブ) - ライブ配信サービス

…「負けたら坊主」というルール麻雀をした動画。俺が見たい「他人麻雀」ってのはこういうのなんですよ。

その他

最高裁判所における白熱の議論ーー荒ぶる齋藤悠輔

…多数意見批判する言葉が強すぎて面白い裁判官の話。「齋藤先生と灰皿を投げ合って論争したというのは本当ですか?」「そんなことはしない。六法全書を投げ合ったんだよ

実践するフェミニズム――【悲報】テラケイがラディカルフェミニストとお友だちだった件|兵頭新児|note

牟田和恵をボコボコ批判して、ついでに白饅頭皮肉記事。正直牟田和恵も白饅頭もよく知らないんだけど、フェミニストの主張の構造を解明していく過程がなんか面白い

棋士だけの持つメリーゴーランドの世界 | 将棋ペンクラブログ

吉野家晩酌をする団鬼六エッセイ。出入りする人々との一期一会、死んだ男への追想

そういや増田いね

増田で書いて増田がないのもあれだから、好きな2usersの増田最後に置いて終わりにするね。

綾波レイvsコロ助、ギリギリでコロ助のキャラが勝つ説

2020-06-18

感想原稿用紙何枚書いたとか自慢にすることじゃない

一次創作相手ならまだしも二次創作相手感想でそんな誇らしげに言うんじゃないよ。その感想書く暇で自分なりの二次創作書くなり練るなり原作推しを褒め称える文章書くなりできただろって思ってしまう。

二次創作のものもっと言えば原作推しより自分が好きだからそういうことができるしいいことした!って気分に浸れるんだろうな。ジャンル自分なんだよ。

そんなに自分好きなら二次創作は読み専に徹してエッセイ書いた方がいいぞ。今流行りといえば流行りだから沢山書きためれば本にしてお金ももらえるかもしれないしな。二次創作やその原作がたいして好きじゃないなら二次創作やるより余程有意義だぞ。

馬鹿にしてる訳じゃなく内面でも外面でも自分のこと書くってなかなかできることじゃないから言ってるんだぞ、私なんか自分のやったこと思ったことだいたい忘れるから人生体感時間3年くらいだし今日感想「せっかく冷やしてた資○堂パーラーの冷製スープ昼に食べ忘れてついさっき気づいてショック」しかいからな。

私が原作感想書くのに当てられた時間をさいてこの増田書いた分、自分の方が好きだけどそれに気づいてなくて二次創作してる人たちに早く気づいてほしいんだ。

ちなみにわたしが今こんな「自分語り」してるのは明日発売の雑誌の早バレを踏んでしまって雑誌感想言っちゃダメだけどとにかくなんか言いたくてうずうずしてるからだ。気をそらしてるわけだな。じゃ、日付も変わりそうだし雑誌感想書きためる作業に戻るぞ。

anond:20200618093829

ちょっと本気でしらべればわかることだがADHDには根本対処できる可能性のある薬がいくつか出てる。

ASDに比べると薬が存在するだけマシ。

こういう根性論でどうにかしようって思うやつはそれこそADHDっぽいぞ

ADHDで薬のみながら子育てしている主婦エッセイも実際いくつかでてる(ブログでタダで読めるのもある)。

そうやって「うっかり殺したら刑務所いかなければいけないほど絶滅やすい生き物」を命がけで育ててきた人(おまえの親含めて)に感謝するべきだし

恩返しするためにおまえらもなんとかして必死子育てするべきだとおもう

親がADHDでなくても虐待しようとおもっていなくても

子供出会事故は山ほどあるぞ、

5才児が8階から落ちたり

浴槽どころか洗濯機や洗面器で溺れ死んだり

コンセントフォークつっこみたくなってみたり

知らないおじちゃんについてってみたり

兄弟喧嘩座布団を顔に押し当てられて息ができなくなったり

おまえら全員そういうのから守られて育ってきたんだ

だって神様じゃないのにがんばって守ってきた

大人になったら自分自分を守れ、甘えるな

ADHDくらい自分対処できるようになれ(無理だとおもうくらい酷い症状なら人に手伝ってもらっていいか障害者手帳福祉年金で暮らせ)

その上で弱い他人子供も守れるようになれ

夢の中の父

今朝夢を見た。父が訳のわからない理由でキレているのに私もキレて言い返す夢だった。言い返すとなぜか包丁を取り出して自殺しそうになったので難儀した。(夢だけど)

この間父が出てきた夢でも、父は怒っていて、それに私も強い言葉で言い返していた。こう言う夢を他にも見た気がする。

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子どもの頃の父はよく不機嫌になっていて、暴力とかはなかったが、母に怒鳴っていた時が多かった。(母は母で言い返していたけど)

から父のことは恐れていて、基本的に父の言うことには逆らわなかった。別に父が極端に高圧的であったとは思わないけど、父が家に帰ったらテレビは譲ったし、父がこうして欲しいと言ったことには従った。不機嫌にさせないように振る舞うのが普通だったんだと思う。

大学に入って、上京して一人暮らしを始めた。上京する前に、家族3人で東京引っ越したいと、定年退職した父が言って、引っ越す気のない母と揉めた。私は引っ越してもいいが同じ建物にいても干渉しないで欲しいと言った。1人で暮らす練習からと主張した。そして母にだけ、こんなつまらないことで揉めるなら地元大学に行くと言った。どこから泣いていたかは分からないが、とにかく泣いて訴えた。いつの間にか家族で引っ越す話は消えていた。

一人暮らし仕送りはたくさんもらえて、平穏大学生活を送った。父はたまに東京に来て食事に誘ってきた。断る勇気はないので行った。説教じみたことを言われるたびに反発心が沸き、家に帰っては号泣していた。

私は漠然大学院に行きたかった。文学研究がしたかった。けれども決して真面目な学生ではなかった。

いつ言われたのかは覚えていないが、どうしてもやりたいことでないのなら、特に文系で、大学院に行く意味はないと父に言われた。もしかしたら母に聞いたのかもしれない。前述の通り不真面目な学生だったから、そこで緩やかに反対する父を押し除けてまで大学院に行こうとする気持ちはなくなった。

いつか覚えていないが、夢を見た。父は機嫌が悪く怒鳴っていた。私がここで父が刃物を持ち出したら怖いなと考えると、父は包丁を振り回して私に向かってきた。目が覚めた。別にそう言う人ではないのに、と父に対する申し訳なさが勝った。

大学院に行かない私は適当就活をして、適当就職先を決めた。それはそれで大変だったが、両親とは関係ない。就職先が決まって、少しすっきりした。これでもう父の扶養下で暮らさなくてもいいのだと思った。少しずつ父との関係改善してきた。

なぜその話になったのか覚えていないが、年明けに父と2人でいたら、目的もなくただモラトリアム延長のために大学院に行くのは無駄から労働すべきと言う話になった。不真面目な学生であるところの私の周りには、同じく不真面目な学生が集い、社会に出たくないので、と言って大学院に行く人もいた。私もそうなりたかった。痛いところを突かれたのだと思う。とにかくなんとしてもその考え方を変えさせたくて、何かと言い返したが、多目的トイレトイレ以外で使ってもいいじゃんみたいな論理なので、譲歩はさせても変えることまではいかなかった。

悔しくて泣いていた。なんでもいいから父を怯ませたかった。だから、父が働いていたころよく不機嫌になっていたことと私が傷付いたことを持ち出して、労働は悪だと訴えた。父は私を傷つけていたことを謝罪した。正直自分が何を言ったかまり覚えていないが、こんなめちゃくちゃな状態で人に何かを言うのは、過去の父と同じだと思っていた。家に帰ってLINE謝罪した。

過去の不満をぶちまけてしまたことを後悔した。父は私のことを大事にしていたから、何も言わないという不信を見せることの方が、怒りをぶつけることよりずっと大事だと思っていた。それに一度言ってしまえば、同じことで何度も責め立てることはできない。だからこの話は切り札だった。一時の感情切り札を切ってしまたことを後悔した。

そのあと、このコロナ騒ぎで父も含め誰とも会わなくなった。4月から社会人となったが、リモートワークが続いて、けれども給与はもらえている。家賃も食費も全て自分が働いて得たお金になった。

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毒親のもとに生まれ男性がそれなりの年になって、久々に老いた親を見たらその小ささに驚き、もう親を力でねじ伏せることができることに気づいた、というエッセイか何かを読んだことがある。

それと同じで、私が夢で言い返すのも、父親など恐るるに足らずと思えるようになったということなのだろうと思う。そうであるならあの日不満をぶつけたのは悪くない選択だったのかもしれない。怒りで言い返す関係は真っ当ではないかもしれないが、怯えて刺されるよりはずいぶん良くなったと、思っている。

日本マスメディア別に報道役割果たしていかそもそも要らない説

メディア役割権力監視と疑問の提示絶対必要ではあるけど、日本メディア感想文と感情丸出しのエッセイしかニュースでやらないのでそもそも消えてもいいし、

はてな匿名ダイアリーとかヤフコメ民と同じくらいの内容なので、そこにかじりついてる終わり人間でもできる仕事しかしてない。

ごっこ遊びお金もらえるなら俺もやろうかな…

2020-06-16

向田邦子エッセイ

特別悲しいエピソードがあるわけではないのに、なぜか泣けてくる

女学校の頃、仙台に父が赴任していた頃、どぶろくでしたたか酔った客が敷居に吐いた吐瀉物が凍ってこびりついているのを母親が凍てつく玄関で始末しているのを見かねて「あたしがするから」と敷居の細かいところに詰まったものを爪楊枝で掘り出し始めた。そこに通りすがった父は感謝言葉もなく無言で行きすぎた。仙台から東京に帰る時も「じゃあ」と格別のことばもなく別れた。

 ところが東京に帰ると、父から手紙があって、終わりのほうに「此の度は格別の御働き」という一行がありそこだけ朱筆で傍線がひかれてあった。

 

 それが父の詫び状であった。

 

なんでだろうな

2020-06-12

anond:20200612132725

うさぎさん、より

うさちゃん、かなぁ。

いぬちゃん、ていう、Macエッセイ書いてる人いたなぁ。

やっぱりワンちゃん

馬は おうまさん(なぜか「お」がつく)

サルも おさるさん(なぜか「お」がつく)

2020-06-06

作者が自殺未遂した漫画

オタシェア!というエッセイ漫画が好きだった

四巻で完結したときは寂しくてもっと続いてほしいと思った

オタク女性二人の同居生活の楽しさに私はわくわくした気持ちになって、オタク感覚共感して、もっと二人の生活の続きを見たいと思った

ただの読者なのにタキさんとさよりさんの関係性が心地よいと思った

私は夫と同居しているのだがやはり同性同士の心のつながりの感覚とは違うので、オタシェア!の女性同士の同居生活はやっぱりいいなぁ同性同士気があって……とちょっと憧れていた

タキさんとさよりさんはTwitterをしているので二人のツイートが読める

久しぶりに見てみたらタキさんのアカウントがなくてさよりさんのアカウントだけはあった

さよりさんのツイートを読むと同居生活を解消したことさよりさんが性的被害あい、心を病んでしまたこと、さよりさんもタキさんも自殺未遂したこと、タキさんがさよりさんが「助けて」と求めたとき無視したこと、タキさんがさよりさんの悪口を言いまくっていること等々とても酷い内容のことが呟かれていた

二人の幸せな同居生活漫画を読んでいたから、この結末には衝撃を受けまくった

さよりさんのツイート読むまでは二人は同居していて、今も二人で趣味を楽しんでいる生活をしているんだと思っていたか

ほのぼの、わくわくした世界から、血にまみれた泥々した嫉妬心や汚いお金の話や劣等感や……一気に闇の世界に落とされてしまった気持ちになった

いろいろと知ってからオタシェア!を読んでみたら

こうなると最初に読んでいたときと印象がぜんぜん違って色んな場面が結末に対する伏線に見えてしまった

タキさんが自分ネガティブキャンペーンをするシーン→自殺願望の表れ

さよりさんがタキさんがピンチときにすぐにお金の立て替えをしようと提案するシーン→タキさんがさよりさんに甘えて家賃を滞納する伏線

さよりさんの細やかな優しさが裏目に出てしまっているような悲しい気持ちになる。

それでも、さよりさんが同居生活人生で一番幸せときだったと言っている事実私たち読者にとっては救いだし、今読んでみても漫画の内容自体面白い。前とは印象が違うけど

しかし、さよりさんが今はタキさんのことが嫌いになってしまたことが悲しいし

タキさんがさよりさんと同居する前から嫌いだったと(嘘だと思うけど)言っていることやさよりさんの悪口を言いまくっていることは悲しい

さよりさんは元気になってまた穏やかな生活に戻れることを祈っている

人生理不尽ものすごくつらいことはどうしても起こるし、誰でもみんなつらいことを免れることはできないのかなと思う

このコロナみたいに、理不尽に不幸が襲いかかることは誰にだってあるんだと思う

私のような一般人人生大衆に注目されることはないけれど、タキさんやさよりさんは漫画Twitterを通して二人の人生楽しいところも死にたいほど苦しいことも私達に見せて教えてくれた

コロナの影響をもろに受ける東京に住んでいることもあり、何気ない日常がどれほど尊いのか、普通生活がどれほど幸せなのか考えてしまう。

切ないことばっかりだ

2020-06-05

anond:20200604210045

エッセイ漫画というなら

旦那さんはアスペルガー 奥さんカサンドラシリーズみたいな男女逆の作品ちゃんとあるので、おさえておいて欲しいね

今は一緒に住んでないらしいけど、人気シリーズなので続いてる。

2020-06-04

anond:20200604152659

発達障害女性結婚して夫に養ってもらうケースが多い」と感じるのはなぜか(予想)


生存バイアス エッセイ漫画等でわざわざ自分の発達人生を発信しているのは「結婚できて幸せです」というオチのある人だけ

発達障害喪女を見かけても「発達障害喪女だなんてそんな悲惨存在がこの世にいるわけがない、嘘松!」「発達障害喪女なんてそれはもう“女”じゃなくない?」といないことにされているか

・強い女性に取り入って養われるテクニックを持つ甘え上手なコミュヒモ男性キモヲタと生息地域が異なるのでツイッターはてな実体験を語る人が少ないか

・頭が悪く気の弱い女は支配やすいので加害欲を見たしたい男性需要があるから

2020-05-27

anond:20200527042640

まじでこれ。

小説家になりたい人は多いのだから既存の賞に応募するだけではなく

どうやって自分作品を目立たせて手に取ってもらえるかが一番大事だと思う。

マーケティング広告デザインコピーライティングの本を読んで自分作品認知を上げる手段をとるべき。

映画トレーラーのような動画を作ってYouTubeツイッターに流したり

短いコピーとあらすじ、冒頭の一節なんかをツイートしたり

100日後に死ぬワニみたいに毎日少しずつ読める小説ツイートしたり

(これ自体は別の小説顧客誘引するための小説なので、

自分の本当に書きたい内容よりも読みやすさ優先がいい)

他にもツイッターは日々感じたことを散漫につぶやいたり

友達となにげない会話をするのではなく、

140文字エッセイ風に日々の情景を切り取ったり

小説とは全然関係ない面白いツイートファンを増やしたりするのも有効

そこでセンスを見せつけたら長い小説にも興味をもってもらえるはず。

もうやってるのかもしれないけど。

というか、いまこの匿名日記エントリーに注目が集まっているので、大チャンスと思ってほしい。

ここに何を追記して、どこのURL誘引するか、まさに今あなた文章の力量が試されている。

2020-05-26

なぜ博士号をとったか大学教員になったのか

すまん。書き出しで結論を言うと、自分でもよくわからん

アカデミックあきらめた博士号保持者の記事が目に留まったので、運よく大学に残れた側のエッセイを書く。小さなころから科学者になりたかったんです、なんていう大学教員を見ると、眩しくてクラクラちゃうんだ。すまんな、憧れもなく大学教員になってしまって。

僕は少年時代に、科学者に対する憧れというものほとんどなかった。ニュートンとかガウスとかアインシュタインなんかの伝記を読み漁ったりして、心惹かれるものがあった。だけど、それは自分科学者になりたいという憧れとは少し違って、科学者仮面ライダーウルトラマンのように現実と断絶した世界にいるヒーローのようだった。

大学に入ると、教員たち講義を受けて、ずいぶん大学先生は楽しそうだと思った。あとでわかるが、それは誤解だった。ただ一人、すごく楽しそうに熱く語る先生がいた。専門を簡単説明する。それでいて奥が深い講義だった。僕はその講義に夢中になったが、周りの学生からは評判が良くないのが不思議だった。こういう先生なら、なってみたいかもしれない、とぼんやりと思った。

僕は研究者というよりは科学ファンだった。自ら新しい科学を切り開くということに、それほど魅力を感じなかった。それなのに、大学院へ進んだのは「もっといろいろなことが知りたい」という一言に尽きる。このセリフは厄介で、一見すると科学者適性がありそうだが、実際は逆だ。「ただ自分の興味が向くことを、気の赴くままに知りたい」という僕のような人は研究者に向かない。いったい僕は何になればよかったのだろう。大学院生としての一番の幸福は、図書館の薄暗い書庫顔パスで入り、紙が焼けているのにピンピンしていて、全く手を付けられていないような文献を読むことだった。だから論文が書けず苦労した。今もしている。研究者世界は手を動かす、アウトプットをするのが貴ばれる。研究世界に飛び込むことは少し違和感を覚えたが、もっと良い場所もなかったので居続けた。卒業したいので、しかたなく研究した。

学会で一流の知性に出会うのは、本当に楽しいことだ。僕にとってはスターライブであり、学会の懇親会で大物に研究の着想を聴いてみることほど楽しいことはない。

大学から学位記と一緒に追い出されるように飛び出し、一つ目の職場就職した。就職が上手く決まらなかったので、ダメなら別の業界に行こうと思っていた。だけれど何とか職場が見つかった。そこへ行った理由は、この業界にいれば、また暗い図書館での心躍る体験が、いつかできるかもしれないと、不純な希望を持ったからだ。着任した先では、学力が酷かったけれど、教員博士号持ちの熱血教師ぞろいだった。教員たちの教育に対する熱いパッションを聞かされて、なぜだかすっかり気持ちが冷めてしまって、他に居場所を探した。転職するためには、論文必要だったので必死研究した。欲しがりません勝つまでは、を地で行くスタイルで無理をした。体調を崩して大病してしまった。

なんとか次の職場を見つけ、落ち着いている。学生時代の環境を思えば、ここの学生世界が狭くかわいそうだと感じることもあるが、一つ目の職場と比べればだいぶましだ。すべては相対的だ。転職して、自分時間が増えたのでぼちぼち研究している。いつか解明したいテーマも懐にしまっている。いつか、は来ないので少しずつチャレンジしている。だけれども、ほとんどの研究時間は一日も早く給料を上げたい、そう思って不純だと思いながら心の血を流しながら論文を書いている。僕は興味が散発的なんだ、だから論文がこれほど憎たらしく感じられるんだと思い続けている。

博士号取ったのに大学教員にならなかった氏が言うように、大学が残念な場所であるとは認める。成績不良の学生面接したときは、部屋に一人残って泣いてしまうこともある、僕が。これから教員仕事うなっちゃうんだろうかって悩みつづける。実にこの業界ジリ貧だ。だけれど、大学教員以外に僕のふわっとした欲求を満たせる場所を知らない。雑用を投げてくるスーパースプレッター同僚もいるが、傷付きやすい僕を大学以上に放っておいてくれる職場を知らない。

文科省大学経営陣も学生も同僚もみんなクソだ。クソだけれど、僕はそんな奴らの戯言を骨抜きにしながら、今の場所に居座ってみようと思う。僕の興味と幸運の続く限り。

研究者にもなれない、だが学生を思いやる教育者にもなれなかった。一人でいたいから、学内政治家もっとごめんだ。いったい僕は何になればよかったのだろう。

2020-05-25

anond:20200521152746

ツイフェミってったってツイッター内で完結、もしくはインスタとかにコミックエッセイの形とかでアウトプットするだけで別に社会学論文引用するでもなければ、デモに参加するでもなしに。運動というよりか、芸能人不倫報道を叩いて炎上させてることとの違いがわからない気がしていた。

あとセクシャルハラスメントフェミニズムが混在していることも学生の頃から疑問だった。

2020-05-16

anond:20200516165816

森○嗣という理系小説家日記エッセイの中でいっていたのだが

作品感想てのは誤字・誤植の指摘以外はほぼほぼ思ったとおりのところに玉がかえってくるようになった。

それであまり欲しくなくなったと。

読者とのキャッチボールというより、ピッチャーフライで打ち取ろうとおもってなげたらちゃんピッチャーフライが帰ってくる、

三遊間に打たせようとおもったら三遊間にいく、というようなコントロール含めてプロ仕事をしているのだ、という印象を受けた。

 

自分場合はそこまでプロではないが、たいてい最後まで飽きずに読まれただけ、文字通り本当によんでもらえただけで満足ではある。

また、それ以上の感想はやはりコントローラブルすぎて蛇足になる気配は少しある。

盛り上げたシーンで盛り上がりましたねっていう感想がくる。

ごくあたりまえの感想いただき好意がありがたいと思うだけなのだ

だって監督オレ、演出オレ、音楽オレで小道具大道具オレ、背景協力オレ、レシピ指導方言指導もオレ、の映画みたいなもんだし。

自分ネコフェチなのでネコいじめられているようにみえて困りました」みたいな予想外のはあまりこない(そういう目的外にまで届くほどは売れてないだけでもある)

ただ、たまに自分守備でない一枚イラストでのいいシーン再現とか

肉声(いいセリフとして朗読されたり)とかあると、うわっそうか!すげーな!越えられた!ってなる。

たぶん描画エンジンがなく描写エンジンしか搭載してないタイプ人間なんだろう。

で、結末が見える前から表紙描きさんを指定しておねがいして相応のお時間と謝礼をなげつけておくと

たいてい自分で作るより300倍くらいいいのがかえってきて、

そこで表紙つき、または挿絵つきの本が出せたし出店できた時点で

すべてのファンレターよりも報われてしまう部分がある。

でもたまに絵もなにもないネット書き捨て文章にむかってすっごく把握しきった絵を投げてくれる人がいて

その人と次の本を出す。

そんな感じ。

 

紙やがつぶれたからどうなるのかわからないけど続くといいな。

2020-05-10

anond:20200509200743

東村アキコ自伝エッセイ漫画に書いてあることを鵜呑みにしてしまいました。実技ですね。。実技で評価されるのですね。

2020-05-09

実録ウェブ漫画を描いている旦那離婚した

一年上前に「旦那が実録ウェブ漫画を描いている 」を書いた者です。

https://anond.hatelabo.jp/20181214131654

かなり前の日記ですが、そこには

旦那が実録漫画を書いていて私も登場しているが脚色されすぎている」

ということを書きました。


以前の日記を書いたあとも何度も訴えたけど、

結局旦那は変わらず離婚となりました。

またぼやきたくなったのでダラダラ書きます


離婚の主な原因は

ウェブ漫画の脚色、捏造が続いていること

子どもが欲しいけど生まれたら漫画に描くと宣言されたこ

あーもうこれ将来もずっと変わらないんだな、

全部ネタにされるし漫画自分が1番かわいいんだろうなと思ったら

別れる決意ができた。


しか旦那がとんでもないことを言い出した。

「別れても漫画の中で妻(私)は登場し続けるから

とのこと。箇条書きにすると

・別れたことを報告するのは世間体が悪いので現状維持をしたい

・だから漫画の中では結婚したままで妻をそのまま出したい

・今までも妻のキャラは脚色していたので描く分には問題ない

・いきなりクレヨンしんちゃんにみさえが出なくなったらおかしいでしょ?だからそれと同じで妻も出続ける

だそうだ。

いやそういうことじゃないだろうと説得しても聞く耳持たず。

怒りとか悲しみとか唖然かいろんな感情があったけど、

もう別れよう、ここから離れようという覚悟ができた。


というわけで旦那漫画は続いている。

からしたら恐怖だ。漫画の中の妻がいなくても平気っていうのは

どういう感情なんだろう。まあ自分が1番好きってことだろう。

しかしこれからYouTubeもやっていきたいとか

それこそ育児エッセイも描きたいとか言ってたけど

どうすんだろ。別の女ができたらそれを妻として描くのかな。

どうでもいいけど。


他のウェブ漫画がどうかはしらないけど、

漫画安易に信じない方がいいよ。

これ嘘じゃない?と思う感性大事にしてほしいというか。

でも他人の家庭なんか関係いかネットに発表されたことが全てだ。

でもでも私は真実大事にしたい。

捏造は不幸を生むと思うし、嘘の報いがあってほしい。

anond:20200509162243

久々に密林の随筆エッセイランキングみてたら夏生さんあった。

ランキングになってるのじゃなかったけど「詩集 すみわたる夜空のような」の試し読みで最後の詩がかなりぐっときしまった。

やっぱりいいなぁ。

ずーっと買ってたわ。この人の詩集

2020-05-04

anond:20200503175417

エッセイもいいけど漫画などを用いて政治主張をもっとして欲しいかな…

本来作家とはそれが使命であるはず

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