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2013-08-05

出生率解釈について。あるいは少子化対策雑考。

例の「いうほど国は何もしてないのか?〜エイベックス松浦氏ポエムに寄せて〜 」のエントリhttp://anond.hatelabo.jp/20130804050326 )の元増田です。

あれの「出生率2005年の1.26から2011年の1.41まで上昇してきた」にたいしてのブコメid:sea_side氏よりこんなブクマがつけられてたのだが・・・

「まだ不十分ながら少子化対策が形になって現れてきたとも考えられる。」これは違う。若い時に産まなかった人の一部が今産んでるだけで、若い人が産まない状況は変わってないのでこのままなら回復は早晩止まる。





これは俺の書き方も悪かったんだけどいわゆる「出生率」の話じゃないかな。俺の書いたのは「合計特殊出生率」の話だ。

1.26や1.41という数字も出していたし、日本では一般に出生率合計特殊出生率として語られることも多いので、誤解を与えた(かもしれない)表記については勘弁して欲しい。


ちなみにブコメが言いたいのは、人口の分厚いアラフォー団塊ジュニア女性が駆け込み出産してるから出生率が上昇しただけ、彼女らはじきに産まなく/産めなくなるし、その後の世代は人数減ってくので、出生率上がってるのも今のうちだけだよということだよね。出生率だとその通りの解釈でいいのだが、合計特殊出生率場合は、「各年齢の平均出産数」を足し算するので、人口構成の偏りの影響をうけない。


アラフォー世代がいっぱい産んだからすごく数値が上がりましたとか、逆に20代前半女子がいっぱい産んだんだけど人数少ないから大して数値上がりませんでしたー・・・みたいな話にはならないということな。もしブコメの指摘のとおり今後伸びがとまったとしても、人口構成が理由ではなく、別の理由ということになる。


ブコメに対するフォローとしては以上です。以下はすべて余談。コンビニ店長じゃないがすげー長くなったのでよろしく。


上に書いた「合計特殊出生率の増減は人口構成が理由ではなく別の理由による」・・・これは裏を返せば、合計特殊出生率2005年から2011年まで0.15上昇しました、というのも十分に数字どおりの意味があるということだ。

もちろん俺もこれが政治行政のおかげだ!すごい!と短絡するつもりはなくて、他の影響、たとえば出産関連の商品・サービス提供している企業マーケティングの一環として、団塊ジュニア世代に向けてメッセージ(まあ広告のことだ)をたくさん発して、商品・サービスのものも力を入れて開発しましたとか、金利の低い経済状況も手伝ってこの世代向けに手頃で子育てやすそうなマンションが大量供給されたとか、広義での「人口構成の偏りの影響」はあると考えている。

彼らにしてみれば団塊ジュニア出産育児需要を、彼らが出産適齢期を迎える15年ほど前から今か今かと楽しみに期待していたのがいっこうに産んでくれなくてアテが外れてしまい「もうここ5,6年が最後の勝負やで!頼むでもう!」とばかりに必死にやっただろうからね。

第2次ベビーブームときだって合計特殊出生率理屈で言えば上昇しないはずなのに、実際には一時2を割ったこともあった合計特殊出生率が(ひのえうまじゃないよ)、2.15近辺で数年間推移したことがあった。

企業マーケティング以外でも、たとえば、お隣さんもお向いさんも赤ちゃん産まれるのを間近で接して「じゃあうちもそろそろ」なんてベビーブーマー以外の世代までその気になっちゃうなんてのは十分考えられることだ。子ども産むか産まないかっていうのは、政策だけでなくこのような「社会雰囲気」の影響も強く受けるんじゃないかと思う。


社会ふいんき()の次は金の話だ。もう書いてる内容がめちゃくちゃだな。


正直俺も楽観視できないとは思う。なぜなら若者仕事がなく結婚できない出産できないからだ。

要するに金の問題だ(ほかにも人生価値観多様化ということももちろんあるが、そういうのはもう仕方ないのでここでは置く)。


金がないことに対するひとつの解としては、最近話題のベーシックインカムだ。ただこれには数十年単位での時間がかかる。

俺がその手前の段階で期待してるのは、仕事の細分化によるワークシェアだ。

いまひとりの人間に500万払ってやらせてる仕事を300万ずつ2人にやらせる。

雇用規制を緩めるのとセットだが、暇な時はひとり解雇できるようにすれば企業にもメリットがある。

400万の仕事を250万ずつ2人にやらせる。300万なら180万ずつ2人にやらせる。あるいは500万の仕事を200万ずつ3人でもいいし、150万ずつ4人でもいい。

これを社会全体でできるようにすれば、解雇されたやつも他の企業にすぐ移れる。

解雇普通になれば、世間体も問題ない。

企業はムダの少ないフレキシブルな人員計画が可能になる。

いわゆる雇用の流動化というやつだ。

アルバイトとは異なり、年金健康保険などは従来どおり加入させる。もちろん年収が少なければ年金の支払いも少なく老後もらえる額も減る。

からどのみちこれだけではダメだ。ダメだが今できる少しでもプラスになる雇用対策、少子化対策としてのワークシェアだ。

そうやって年収200万の若者結婚し(あるいは同棲事実婚で)400万の世帯収入を無理なく見込める環境をつくってやる。200万の収入は心もとないが、世帯収入400万ならなんとかなる。

そうやって将来不安雇用不安出産不安を少しでも軽減してやる。


余談に余談を重ねるが、俺は主にネット進化IT化によって、基本的には仕事の総量は減っていくと思っている。

海外に流れてくのもあるだろうし、それがなくても今まで10の人手が必要だった仕事が5とか3とかゼロでできるようになってきている。

ゼロサムではなくマイナスサムだ。それをなんとかゼロサムキープするために「細かく切って皆で分ける」というワークシェア必要だと思っている。

それでもおそらくは数十年単位での一時しのぎだ。

それで時間稼ぎしておいて、ベーシックインカムなどより抜本的な対策を考える。そういう話だ。



次は金の話とも密接な関連のある出産育児支援の話。


出産子育て支援もっと大事だ。

今、大卒まで全部義務教育でも子どもひとり800万と言われてる。塾とか習い事込みの金額だ。

これを大卒までの22年でわると年間36万になって1ヵ月3万だ。民主党が月2.6万だっけ?子ども手当やりますって言ってたけど、かなりいい線いってると個人的には思ってた。ま、民主党はそれ以外の問題がありすぎたんだけどね。

ともあれ2.6万は結局半額1.3万になって、いまでは月5千円?元に戻っちゃった。乳児で1万だっけ?

あの2.6万をパチンコに使わず必要ないとき(公立の小中学校なら月2.6万もいらん)はちゃんと貯蓄するようにしておけば、そして22歳まで支給すれば、子育て不安は相当なレベルで軽減される。


パチンコ不安なら2.6万支給じゃなくて高校大学も学費をどーんと下げる。高校授業料無償化になったけど、ケチケチせず修学旅行無償でいいじゃないかと思う。

元増田国会予算の話でいうなら此度の高校授業料無償化で、一般会計から4000億円支出されたんだそうだ。文教科学振興費5.3兆円のうち、0.4兆円な。


もっと大事なのは保育園幼稚園でここは非常に金がかかる上に、親も若年で経済力がない。ここも無償化だ。

このサイトhttp://educationalcost.com/list.php)によると公立保育園で120万。1歳から6歳まで年間24万。対象が500万人(乳幼児1世代100万人の計算)として約1.2兆円。

文教科学振興費がプラス1.2兆円は相当な負担だが、幼保一元化などサービス効率化によりなんとか捻出する。

そして待機児童ゼロに。駅近、駅中にも設置。ここはさらお金時間かかるだろうけどね。

さらには出産から義務教育終了までの医療費無料化。これは一部自治体で近いレベルまで実現されているが拡大する。

乳幼児期の出産子育て支援については、もうこれをやらずに他に何をやるのかというくらい大切な、少子化対策の1丁目1番地だ。

育児手帳出産手帳だっけ?話題になってた。あれやめてこっちをやって欲しいくらいだ。


とにかく大事なことは、出産育児なんとかなりますよ。というメッセージとそれを裏付ける具体的支援だ。

乳幼児期の費用医療費さえなんとかなれば、もう公立義務教育終了まではなんとかなる。

高校授業料無償化されている。

そして公立大学の学費も上のサイトによると、215万だが同じく2万円補助してみると4年間で96万円。ほぼ半分の負担になる。

(国の負担は50万人×4学年=200万人×24万=年0.48兆円の支出となる)


こんなもろもろで就学前120万、大学100万、それから上の800万には高校無償化の影響が入ってないようなので高校3年間で50万減として、合計270万親の負担が減るなら合計530万。年間24万の月2万となって33%減。とくに就学前負担が減ることによる心理的効果は大きいのではないかと思う。800万には塾や習い事も入ってるので「必要不可欠」な金額としてはもっと減る。


国庫負担はここに数字あげただけでも2兆円を超える。試算してない待機児童ゼロを目指すための保育園認定こども園)の充実と医療費をあわせるとさらに増える(このへんは別途どこかで試算が出てるだろう)。

自分国家予算とにらめっこしてモノゴト発言しましょうねと言っときながらなんだが、厳しい数字なのは間違いない。

ただ、それでも年金問題ヤベーよという話に比べると、はるかに見通しが立てやすいし、金額的にも現実味のあるレベルではないか

なにやり少子化改善することは将来の日本経済のためだ。


急激な少子化日本経済破壊する。合計特殊出生率1.2なんて論外だ。この資料(http://www.ipss.go.jp/syoushika/tohkei/newest04/point.pdf)によると、合計特殊出生率1.35で37年後の2060年、日本人口は8600万人になるらしい。33%減だ。

同じ8000万でも若者老年バランスがとれてる8000万なら問題ない。でも合計特殊出生率が1.35ということは頭でっかち人口ピラミッドでの8000万だ。じきに将来5000万を割るとわかっている中での8000万だ。その社会はどんな社会だろうか?そんな市場世界グローバルカンパニービジネスしたいと思ってくれるだろうか?

荒廃しきったマンション団地住宅地商店街オフィス街だらけの国に、世界中から観光に、留学に来たいと思えるだろうか?

全国津々浦々「リアルデトロイト」みたいな国だよ、37年後の日本は。あれデトロイトリアルか。

あいいやとにかく「日本全国総デトロイト化計画」待ったなしだよ。

デトロイトは全盛期185万人の人口が今半分以下の70万だって日本人口6000万でデトロイトになれる!そうなりたいのかという話。


今ならまだ間に合う。合計特殊出生率1.41を1.5にすればメディアちょっと騒いで社会に前向きな雰囲気生まれる。日本いけるやん!」という気分になれば経済にも好影響が間違いなく出てくる。

そうして1.8まで回復すれば、ひとまず「急激で破壊的な」人口減は防ぐことができ、ひといきつける。あるいは人口1.2億から減るとしたって、緩やかに9000万くらいまで減少したとしても、もろもろ破綻しない仕組み、構造に変えていく時間を稼げる。人口9000万への軟着陸というイメージだ(9000万は適当数字だよ)。

そこからまた腰をすえて「2」を目指し、また抜本的な社会保障制度の構築を目指して、国民みんなが前向きに考える。

そんな社会になればいいなと思ってます

最後におまけでウィキペディアの出生数と合計特殊出生率の推移グラフを載せときます

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/7/77/日本_出生数と合計特殊出生率の推移.jpg

2013-06-15

http://anond.hatelabo.jp/20130614231123

http://anond.hatelabo.jp/20130614231123

 前頭側頭葉変性症ではないでしょうか。

 早急に認知症専門医受診すべきです。

前頭側頭葉変性症を疑う理由

(1)発症年齢が若い 一般的にアルツハイマー認知症は65歳以上で発症することが多いのに58歳で発症というのは稀。しか前頭側頭葉変性症ならば65歳未満発症でも稀ではない。

(2)「脱抑制」という前頭葉障害に起因する症状の記載がみられる。”突然怒り出すようになった” ”暇さえあれば悪口を言うようになった” ”病院でも少し待たされただけで受付のお姉さんに怒鳴りつけたりする” ”食事も自分の分が食べ終わると、他の人の皿に箸を突っ込むようになった”

(3)「被影響性の亢進」というこれまた前頭葉障害に起因する症状の記載がみられる。”大きな声で遮るようにテレビと会話をはじめる”

(4)家族からみて明らかな性格変化がみられており、発達障害の可能性は皆無。幼馴染の医者メモを見ただけで本人を診察もせずに好き勝手なことを言っているので、信用できない。

 脳ドック大脳動脈の狭窄や動脈瘤の有無を中心に診ていると思われるので、たぶん前頭側頭葉変性症では異常は出ないです。

 前頭側頭葉変性症は治療方法がない進行性の病気ですが、それでも病気と分かっていれば周囲の対応の仕方もわかってくるので、早期診断の必要性は大です。

 したがって認知症専門医受診しましょう。

 専門医日本認知症学会 http://dementia.umin.jp/g1.html または日本老年精神医学会 http://184.73.219.23/rounen/a_sennmonni/r-A.htm で探しましょう。

老年人格障害では?

老年期障害

http://www.kaigo110.co.jp/word/%E8%80%81%E5%B9%B4%E6%9C%9F%E4%BA%BA%E6%A0%BC%E9%9A%9C%E5%AE%B3

それにしても、その医者の言い様はひどい。

実際の雰囲気や口調は知らないけど、もっと他に言い方があるはず。

お父さんと本当は仲が悪かったか、一方的に妬んだり嫌ったりしてたか

あるいは悪気なく人を不快にさせるのがその医者の「本質」なのかもしれない。

話してみてイヤな感じの医者には行かないほうがいいよ、内科外科精神科を問わず

トラバでもすでに出てるけど、認知症でよくあるケースです。

慰めになるかわかんないけど、あなたのお父さんは病気だよ。

先生のところでも、

「それまで穏やかな人だったのに『私の金を盗んだのはお前だろう』

『誰かが覗いている』と言い出して暴れ回り、家族みんな悲しみつつも困惑しています

というケースを何件か見た。

病気とわかっていても辛いと思うけど、あまり気を落としすぎないように……

http://anond.hatelabo.jp/20130614231123

2013-06-13

http://anond.hatelabo.jp/20130613202850

日本の福祉が少しずつ良くなっているなんて嘘つくなよ。

もしそうなら左翼がこんなに日本社会辛辣に批判したりしない。

上田人権大使のお粗末な発言や、橋下石原のような国家主義者の台頭、自民以外の政党の退潮、

ワタミのような悪徳経営者の参入、そして増え続ける老年人口とそれを支える世代の減少を見るに、

日本の福祉は確実に悪化し続けている。

2013-05-11

http://anond.hatelabo.jp/20130511102840

批判するのが責任を取ることだというのなら「批判しなければならない」のかもしれないけど、俺には単なる責任逃れにしか見えないなあ

老年世代資産を遺さない責任を取るというなら、福祉を放棄して下の世代から搾取を止めて黙って死ね、ってことでしょ

世代全体で責任を取る」ってそういうことじゃないの

原発再稼働と世代間格差

2013年5月。いまだに日本国内の原発が動く気配はない。

核の力を利用した大規模発電所として作られた建造物は、

今のところ核のゴミ付きの巨大な建造物に成り下がっている。


世代へツケを押しつけないため、原発の再稼働には反対する、という人達がいる。

ちょっと前に坂本龍一が再稼働に反対してたのが報道されていた。

今も日本のどこかで、同じような活動は続いているはずだ。

まぁ気持ちは分からないでもない。あれだけの事故があったんだから


だがちょっと待てと。

世代にツケを押しつけないため、というお題目の下で、

原発を作り続けた老年世代は、若年層に色々なものを押しつけようとしている。

それが当然のごとくスルーされてるのが、ちょっとおかしいんじゃないかと思ったりしている。


老年世代は『次世代のため』という題目の下、税金原子力発電所という資産を作り続けた。

税金資産に変えること自体は悪いことではない。

だが、発電所というものは発電して初めて資産になるのであって、

発電できない発電所などというものは、ただのゴミ施設にすぎない。

発電できないようになった原因は何かと探ると、やはり老年世代の手抜きだった。

彼らが税金を使って作り、手を抜いて事故を起こした挙句、多大な資産をぶち壊した。

壊した資産というのは、原発本体に限ったことではなく

福島県を中心とした広範囲の様々なものだ。


若年層は発電所という資産と核のゴミとをセットで引き受ける、はずだったが

その資産老年世代が壊してしまった。

資産を回復させる、つまり発電所としての機能を回復させようにも、

やはり老年世代がそれを阻止している。


老年世代は核のゴミ施設を税金で作り、

ゴミ借金をまとめて若年層に丸投げしようとしている。


老年世代には次世代にツケを押しつけてはいけない、などという台詞を吐く資格はない。

世代にツケを押しつけるな、というのであれば

ゴミなり借金なりを処分してから死んでもらいたい。


東電社長なり保安院の偉い人なりの特定個人を責めるのも結構だけど、

そういうシステムを作ってきたんだろう。

そういう政治家を何十年も選び続けた責任くらい、世代全体で取ってくれと。


老年世代原発政策が間違っていたのなら、老年世代責任を取れと。

老年世代原発政策が合っていたのなら、老年世代は壊した資産を元に戻せと。


老年世代が次世代にツケを押しつけない、ということを考えると

その辺を実行してもらう必要があるわけだけども、

多分どちらも実行されないまま彼らは死んでいくんだろう。


若年層は、理不尽負担を押しつけられようとしていることに気付いてもらいたいなぁと思う。

自分自身最近考え始めたことなので

まり他人に言えた義理じゃないんだけども。


けれども多分、これからスルーされ続けるのだろう。

それが老年世代の力であり、特権なんだろうなぁと思うといたたまれない。

2013-04-17

若い世代ダメだという風潮

最近若い者は忍耐力が無い」

強ち間違いではない部分もあるのだろうけれど、この言葉って単に上の世代が下の世代を抑え付けるためだけに使われてる部分もあるんじゃないか、と、思い始めるようになった。

少なくとも、自分から理不尽をふっかけてくるような人間が使うべき言葉ではないと思う。

人によるのだろうけど、ただ、自分経験上、若い世代理不尽なことを言ってくるようなタイプ人間はあまり居ない。

それは多分、キチンと物事を筋道立てて考えられるような環境があったからだと思う。

最低でもそれぞれ合理的に生きてるとは思うし、非効率的なやり方の過渡期はもう過ぎ去ってると考えればそれは凄く良い傾向ではあると思う。

世の中がそういう方向に向かっている、なのに未だに自分年代の「私達は耐えたよ」なんて価値観押し付けてこようとするならば、それはもう時代遅れであり自分勝手ではなかろうか。

もしそうじゃないとしても、規制やら開発やらで「綺麗なものしか見せられてこなかった世代にとって「汚いもの」のダメージは上の世代の何倍にもなるわけで、

そういうことを一切度外視してそんな今の世の中を作ってきた世代若い世代に対して根性が無い、なんていうのはあまり無責任だろう。

もちろん若年層は若年層でダメなところもいっぱいあるとは思う。

一週間も経たないうちに辞めるなんて話もよく聞くけど、そういうのは明らかに環境以前の問題だし。

ただ、彼らは自分達が強くないから人にも強要はしない、という姿勢が強く見て取れて、それはある意味優しいとも言えるのだろうし、

そういう層をぶっきらぼうなやり方で批難するのは単にその芽を摘んでるだけのような気がしてならない。

「そんなの世の中を生きる上で甘い考え方だ」と言われればそれも自分でそうだと思う。そこは重々承知。

ただ、時代にそぐわない考え方をさも正義のように演出して押し付けることはもうそろそろ止めませんか。

そうすればもっと働ける人、悩まなくていい人、死ななくて済む人は増えるはずだし、そうなればみんなが得をするはずなのだから

どうせあと1020年もすれば働けなくなるんだから、世の中のために、未来のためにちょっとぐらい我慢して、若い世代に世の中を譲る体制にシフトして行きませんか。

「忍耐力が無い」なんて突っぱねて"その世代と向き合うだけの忍耐力"が無いのは実は案外上の世代だったりするのかもしれない。

どうも、今の状態だとむしろ「世の中は俺等が作ってきたんだ!」とふんぞり返るばかりで若い世代に道を作ろうという気概は見えないし、

今の老年層が去った後の世の中は幾分マシになってるような気がしてならない。

そして、多分、そうして軋轢を抱えたまま終わるのはお互いの世代にとって良くないと思う。

こう書くと老年層が完全に譲歩しろ、って言っているように見えるかもしれないけれど、

そもそも、先に書いた通り、今の世の中を作ったのも、若い世代を育てたのも、立場を使って厳しく言ってくるのも全てはその世代という事実考慮されるべきで、

それによって阻害されている部分があるなら下の年代には現状ではあまりどうこう出来ない問題だろうと思うので、

まずは上の世代がそこをちゃんと取っ払って、その上で若い人間が抱える問題と向き合っていくべきではなかろうか。

多分、今はまだその段階には無い。

2013-03-28

おじさん・おばさんという呼称

中年壮年期の方へのおじさん(おじちゃん)とかおばさん(おばちゃん)という呼称が好きではない。おそらく、自分が十代の頃、小学生におじさん呼ばわりされたあたりからだと思う。

世間一般的におばちゃんと呼ばれる方を差すときもお姉さんとしている。ビルテナントで共有スペースの清掃に来ている方も「掃除のお姉さん」と呼称している。佐川ヤマトの配達集荷に来る方もよほどお年を召した方でない限り、佐川のお兄さん、ヤマトの兄さんである(西濃運輸の人はお兄さんと呼べる自信がない)。直接呼ぶ必要がないので当人には伝わっていない。妙齢女性場合は、「銀行のお姉さん」「お弁当屋のお姉さん」「保険屋のお姉ちゃん」くらいか40歳代以上の男性の方にはお兄さんと呼称することはほとんどないが、肉体労働系の方にはお兄さんとしているかもしれない。これは職業差別だろうか。

理由は何だろう。そういえば母も地域を訪ねる系のテレビ番組老年の方を「おじいちゃん」「おばあちゃん」という呼称が気持ち悪いと言っていた。相通ずるものがあるかもしれない。ただ、母の場合は孫ではない人が呼称するのが嫌みたいだ。

自分場合はおそらく自分自身そう呼ばれたくないからというのもある。もう一つ、相手の年齢を考慮するのをめんどくさがっていること。自分が年を重ねるに連れて、相手の年齢認識現実齟齬が生じるのを恐れてちょっと嬉しい(?)方向に統一しているのかもしれない。

おそらく甥や姪からおじさんと呼ばれるのは抵抗ないと思うし、いとこの子からおじさんと呼ばれたときも(正確にはちがうが)違和感はなかった。その後おば(子供からみて祖母)からお兄さんでしょというフォローが入ったのは逆に気恥ずかしかった。

おそらくどこかで語り尽くされているだろうことだと思うが、自分の印象をまとめた。

2012-12-02

逆立ちしたシンプリズム終焉

行きすぎたシンプル礼賛は人類をいとも簡単に破滅に導く。いわゆる逆立ちした新プリズムである。正しいシンプル志向をここにお教えしんぜよう。

正しいシンプル志向とは無駄がないことである逆立ちしたシンプル志向とは矮小化である。例をあげようか?腹痛がする。治したい。

原因は何だろう?働きすぎか?じゃあ休もう。治った。なんだ過労か。これである。過労はあくまで引き金。本態は内臓の異常なのである

逆立ちしたシンプリズムに浸かりきった老年世代ありがちな推論錯誤であーる。まり表面しか見てない。しかも一部。実に狭視野、実に矮小

そして面白いことに、逆立ちしたシンプリズム矮小性は、正しいシンプリズムから見れば「無駄」なのである。畢竟するに両者は相容れない。

そこに早く気づくべきなのだ。間違った簡潔さを狂ったように行使し続けた結果が現代社会であり、あなた方の心のありようなのだ

それは正しい簡潔さから見れば、複雑怪奇なシロモノであって。簡潔にして簡潔ならず。似て非なるものなのだ。いったい誰がシンプルは善なんて

言ったんだ!善にして善ならず。それはもう今や取り返しのつかない事態なのである。繰り返す。正しいシンプリズム無駄がないことであり、

究極的にはそれはありのまま認識することなのだであるからして、ある種の現実平面からの逃げの一手段として矮小化した認識

「わざわざ」生み出すことは、表向きは有意義に見えたとしても究極レベルではそれは「無駄」なのである。早い話が、正しいシンプリズム

からすればそれはおためごかしに過ぎぬ。

2012-04-22

人間はまるごとでひとつ個体なんだから

http://anond.hatelabo.jp/20120422004414

むしろ、医療の区分けが細かすぎる。「小児科」「青少年科」「成人科」「中年科」「老年科」にしちゃどうだ。

2012-03-21

http://anond.hatelabo.jp/20120321022923

5歳から17歳までが少年

18歳から35歳までが青年

36歳から59歳までが中年

60歳以降は老年

問題 君の脳年齢と肉体年齢を上↑から選べ

ただし実年齢は考慮しなくてよいwwwwwwwww

2012-02-16

http://anond.hatelabo.jp/20120215143559

子供も作らず、将来は人の作った子供の納めた税で世話してもらおうと思っているような寄生虫から、働ける間にガンガン取るべき。

それで、あなたは「今」誰が納めた税で世話されてるのかご存知?

「子持ちの親と子ども」は「子なし」の納めた税も使ってるよね。わかってる?

子ども」が将来「子なし」を納税を通して世話するかどうかはまだ確定してないけど

海外転出したり、ニートになったり、障害年金生活保護受けたり、最悪亡くなる可能性もあるし)

「子なし」の納めた税を「子持ちの親と子ども」が使っているのは、現在進行形事実

そのへんの認識はいかがなものなのでしょうかね。

…なんていうことを言い出すと、「うちには老人がいないのに老年向け補助に税金なんて」だの

子どもいないのに乳幼児医療費免除なんて」だの「私は○○には行けないのに税金使うのはやめろ」だの、

きりがないんだよね。自分が思ったとおりだけになんて税金つかわれないっちゅーの。

義務教育でそういう勉強はしないんだっけ?

それを言うなら税金より年金でしょ。

ツリーのすぐ上の人は「うちの子が払った掛け金が子なしの年金に!」とか言うだろうけど、

第3号被保険制度なんて「第2号被保険者を配偶者にもつ無職あるいは年収が低い人」だけで、掛け金払わずまるもうけ。

こっちのほうが「人の払った掛け金で世話してもらおうと思っているような寄生虫」ですよねー。

将来の受給時の原資は子どもかもしれないけど、その権利の根拠は第1号第2号で払った期間という仕組み。

ま、もちろん上のを書いた人は当然第3号じゃないと思うけどさ♪

2011-12-19

http://anond.hatelabo.jp/20111219141427

というよりもさ。

そういう必要性を感じた人ってのは、基本人恋しくなってるんだから結婚も前向きなんじゃね?

もちろん、相手は限定されるし、選べる立場じゃないけどさ。老年結婚したりカップルになったりって例もあるんだぜ。

んで、年齢的に子供作るの厳しいなら、養子検討すりゃいいじゃん。


ちなみに、子供欲しいって子供作るのも、子供欲しいって養子検討するのも一緒だよ。

子供犬猫じゃない、実子だから許されるってもんでもなかろ。

気持ちが軽い物だと言うのを前提条件にするなら、結婚した男女だろうがなんだろうが、子供なんか考えるなでFAだ。

その条件(ペット感覚の子供)なら、誰であろうが子供が可哀相なのは当然。

子供が可哀相になる条件の大人を提示して、子供が可哀相だっていうマッチポンプなんだからさ。

2011-11-28

http://anond.hatelabo.jp/20111127235955

あと、貨幣価値減耗のためにインフレ起こすと

社会福祉強化!とか 叫ばれて 税金が上がって 老年層の福祉ばかり強化されて

いわゆる中間搾取層による中抜きも厳しくなって、したに回ってくる額は

インフレなのに手取りが減って・・・

実質 生活が苦しくなるのは 弱者層な気がする。

2011-09-26

人生を、若年・中年老年に分けると、中年になったと実感する37歳。

興味が持てないものが増えてきた。

嵐・AKBK-POPはねるのトびらピカルの定理恋愛ドラマ

3D映画mixiFacebookモバゲーグリースマートフォンタブレット3DSやPSVitaやWiiU、などなど・・・

世の中のトレンドから外れてきたと実感する。

2011-01-27

インターネット中毒度を幼年期〜老年期で書いてみた(2011年1月)

それぞれ「これはもっと早い・遅い時期じゃないの?」という指摘はあると思うけど、今回は個人的な主観で振り分けた。はてブSNS で見かけるあの人や、身近なあの人がどの辺りに属するだろうと考えながら読むと面白いかも。

2011年時点の今書くとこんな感じだけど、それぞれの時期にどのインターネット上のサービスを使っているかというのは着目点ではないと思う。昔は SNSRSS も、さらに検索なんて無かった時代でも、それが別のものに置き換わるだけで「知識を蓄え段々と発信者になっていく」という流れは大筋でずっと変わっていないのではないかと。逆に言えば、それぞれのフェーズに適したサービスがうまくこのインターネットの流れに溶け込めているんじゃないかと。

幼年期

インターネットに初めて触れる。


少年


青年


中年


高年期


老年

2010-10-21

むぅ

パニック的な不安の発作に襲われやすい人は、砂糖の摂取がひどくなりやすい人です。また、大部分の人は、カフェインを摂取しても不安抑うつ的な気持ちが起きることはないですが、発作的に不安に襲われる人では、カフェインはとればとるほど不安抑うつ的な気持ちが強まる可能性が高いのです。

ビタミンB1・・・、不安神経症ビタミンB1の少しの不足でも起きます。B1は老年者ではしばしば血中レベルの低下が見られるビタミンであり、B1が不足すると乳酸乳酸塩が増えますが、これは人によっては不安神経症的な状態を強める可能性があります。

ビタミンB3・・・攻撃的な性質を抑えたり、筋肉リラックスさせたり、催眠効果があったりすることがわかっています。 

ビタミンB6・・・食事でとるアミノ酸トリプトファン)を体内で神経刺激の伝達物質セロトニン)に変えるために必要で、不安を抑えるのに関連がある。

カルシウム・・・・カルシウムは、神経の働きをよくして、興奮を抑える作用があります。不足すると脳の活動が低下し、イライラしたり、憂うつになったり、思考力が落ちるなどの原因になります。ストレスの多い現代社会では、かかせない栄養素といえるでしょう。

マグネシウム・・・西洋的な食事では慢性的マグネシウムは不足気味で、これが筋肉の緊張やイライラを伴う不安神経症と関連しています。また、不安症のパニック的な発作を経験している患者の約半数は心臓トラブルも同時に起こしていて、これらは食事中のマグネシウムの不足で起こり得るものであります。

2010-07-30

甲斐無い若者たちへ

まあアレだよ

若者は頑張らなきゃいけないのよ

老人を頑張らせるわけにはいかないでしょ

それを自覚しなきゃ


もはや老齢に近いおっさんだって、ひいこら言いながら毎日働いてるんだぜ?

もう若くないんだぜ? お前らみたいに夜通しでネットしたりする元気も余裕も、失われつつあるんだぜ?

それなのに毎日ひいこら言いながら働いてるんだぜ?


若者は頑張らなきゃあかんのよ

老人を頑張らせるわけにはいけないからさ

でも実際、もはや老年間近のオッサンがひいこら働いてるのが現状なのよ

それを自覚しなきゃ


そして、それを自覚できたなら、もっと頑張れるよ

「老人を働かせるわけにゃいかんよ」ってさ

「おっさんは休んでろ、働くのはそもそも若者の本分よ」ってさ


その筈なんだがねえ

2010-07-16

http://anond.hatelabo.jp/20100716021855

だから、絶望していないで皆が人権を大事にするように啓蒙活動していくべき。しないと何も変わらない。

言ってることはそのとおりだと思うよ。でもってこれまでの話だったら、そういう啓蒙から何かが生まれたかもしれない。

ただこれからの話となると元増田の悲観や20100716020031の人の諦念の方が正確な認識だと思うよ。

高齢者率は23%くらいだけど、元増田年金受給する頃の2045年だと38%くらい。実際に問題になる「生産年齢人口100人で老年人口何人を支えるか」ってやつを見る老年人口指数だと今36人くらいなのが2045年には72人くらい。今でも高齢化財政とかきつくなってきてるのにその2倍とか、啓蒙活動で意識を高めたところでどうにかなる話じゃないと思うよ。もう物理的にリソースが全然足りない。今の赤ん坊とかになっちゃうと更に凄まじくて、老年人口指数85とかの時代に老人やってくことになる。下手すると20歳から60歳まで全部束にしても65歳以上の老人より人口少ないとか、それってどんな社会だよ、まともな高齢者福祉が成り立つわけねーだろ、って話さね。

別にその責任は特定の誰かにあるわけじゃなくて、もちろん元増田なんかには何の責任もないんだけど、どうしようもないものはどうしようもない、ってことで。

(あえて責任を言えば20年以上も前に無茶苦茶高齢化社会が来るという予測が固まって学者なんかはさんざん警告してたのに、それに耳をふさいで年金賦課方式なんかを続けてきた過去20年の政治家/マスコミ/有権者が悪いんだが、賦課方式やめて現在の老人にちゃんと相応の損をさせていたところで、いずれ超高齢化社会が来るのは変わらないわけで、破綻がちょっと先延ばしできるだけの焼け石に水・・・)

2010-04-30

http://anond.hatelabo.jp/20100430141331

若年層と老年層の格差が同じと捉えるだけで人間として余裕がない?

2010-01-31

高齢者から所得税が取れない(から消費税上げるべき)という勘違い

http://d.hatena.ne.jp/nyanko-wonderful/20100130/p1

所得税を引き上げると勤労世帯からのみ徴収することになるので、これからの高齢化社会を考えると好ましくありません。というわけで増税するならば年金生活者からも徴収できる消費税を引き上げるべしという議論になるわけです。

この人は年金からも所得税が取られてること知らないんだろうか。

老人からもっと所得税を取りたいなら、公的年金等控除・老年者控除・利子所得のマル優・70歳以上の扶養控除配偶者控除の加算の廃止縮小をやればいいのに。

それに年金物価スライドの基準である消費者物価には消費税も含まれてるので、消費税が増えた分年金も増える仕組みになってる。だから消費税増税したほうが老人から取りやすいとはいえない。

2009-11-26

http://anond.hatelabo.jp/20091124223559

私は、不登校はしませんでしたが、中学高校生だった1977年から1983年にかけてなかなか友人関係がもてずに、ひとりでもんもんと悩んでいました。

 大学生になり、成人した1985年にある精神科医の方の著書にめぐりあいました。現在語られるひきこもりに近い状態のひとたちについてとりあげられているのですが、18歳未満のひとたちばかりとりあげられているようでした。私と似たような状態が書かれているようでしたが、20歳以上のことについてあまりふれられていなくて、やはりちがうのかなあと悩んでしまいました。

 1992年以降、「ひきこもり」とネーミングされた著書にめぐりあいました。私は、30歳近くになったのですが、10代や20代前半のひとたちについてはとりあげているようですが、30歳近いひとや30歳以上については、あまりふれられておらず、ここでも、私ははじかれているかんじがしました。

 2000年をむかえ、「ひきこもり」という言葉もひろく社会に浸透してきました。1970年代にうまれたひとたちが、続々と20代から30代へと移行しています。専門家も「30代は珍しくない」とおっしゃっていますが、40歳近く、あるいは40歳以上のひとたちについては、あまり深く言及しておられず、またしても私ははじかれている気になってしまいます。

 ひきこもりの支援策はいろいろと検討されているようですが、私という実態が、支援策からいつの時代にあってもはみだしているというか、はじかれているという気がするのです。私が現在の年齢のときに、現在の年齢に見合った施策がまとまっておらず、何年かしてやっとまとまるのですが、そのときは、わたしは、ひとつ上の世代に移行しているわけで、こんどは、もうひとつ上の施策ができておらず、またしても年齢的に突き飛ばされたようなかんじになてしまうのです。

 これでは、私くらいの年齢のひとたちやそれ以上の年代のひとたちは、いつも玉突き現象をくらってしまって、支援が実態に追いつかない状態を繰り返しているような気がするのです。過去現在に着目して、サポート案を練るだけでなく、数年後や十年後、あるいは数十年後の未来予測しながら、ひきこもりサポートがされなくてはならないのではないかと思うのです。

 これからの、中年期、中高年期、そして老年期の精神保健やその周辺の問題は、社会的ひきこもりの存在の認識抜きにしては、解決策が本物にならない事態にまでなっているのではないかと思うのです。

 年齢に関係なく、現代は誰もが生きにくい社会になっています。社会的ひきこもり当事者たちにも、そうでないひとたちにも、みんながくらしやすい社会がつくられるのがのぞまれるのではないかと思います。

2009-11-18

http://anond.hatelabo.jp/20091118195735

つまり必要なのは

老年期に自分の死に際を見極めて自決する覚悟と自覚

だな

2009-11-10

http://anond.hatelabo.jp/20091110212527

これは、ライフサイクル仮説というので説明されることが多い。

 一般的に、老後の貯蓄率<若者の貯蓄率で、老人が増えて若者が減れば、国全体の貯蓄率が減る。2000年以前は、日本に当てはまらない仮説だと言われていたのだけど、ここ数年で貯蓄率が減少してきた。

高齢化の進行に伴って家計部門の貯蓄率が低下するメカニズムは、ミクロベースライフ・サイクル仮説によって裏打ちされるものであり

http://www.mof.go.jp/jouhou/kokkin/tyousa/1708dankai_12.pdf

日本家計貯蓄率の高さは、老後生活のために貯蓄に励んでいる現役世代の割合が高かったという人口構造に由来するところが大きかった。高齢化が進んだことによって65歳以上人口の割合が22.1%に上昇し、老年人口割合が最も高い国のひとつとなったことで、日本家計貯蓄率は大きく低下している。

http://www.nli-research.co.jp/report/econo_eye/2009/nn090708.html

もちろん、ライフサイクル仮説だけじゃ説明できないこともある。ただし、日本の貯蓄率が急速に減少しているのは事実です。

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