核の力を利用した大規模発電所として作られた建造物は、
今のところ核のゴミ付きの巨大な建造物に成り下がっている。
次世代へツケを押しつけないため、原発の再稼働には反対する、という人達がいる。
ちょっと前に坂本龍一が再稼働に反対してたのが報道されていた。
今も日本のどこかで、同じような活動は続いているはずだ。
まぁ気持ちは分からないでもない。あれだけの事故があったんだから。
だがちょっと待てと。
原発を作り続けた老年世代は、若年層に色々なものを押しつけようとしている。
それが当然のごとくスルーされてるのが、ちょっとおかしいんじゃないかと思ったりしている。
老年世代は『次世代のため』という題目の下、税金で原子力発電所という資産を作り続けた。
だが、発電所というものは発電して初めて資産になるのであって、
発電できない発電所などというものは、ただのゴミ施設にすぎない。
発電できないようになった原因は何かと探ると、やはり老年世代の手抜きだった。
彼らが税金を使って作り、手を抜いて事故を起こした挙句、多大な資産をぶち壊した。
若年層は発電所という資産と核のゴミとをセットで引き受ける、はずだったが
資産を回復させる、つまり発電所としての機能を回復させようにも、
老年世代には次世代にツケを押しつけてはいけない、などという台詞を吐く資格はない。
次世代にツケを押しつけるな、というのであれば
東電社長なり保安院の偉い人なりの特定個人を責めるのも結構だけど、
そういうシステムを作ってきたんだろう。
そういう政治家を何十年も選び続けた責任くらい、世代全体で取ってくれと。
老年世代の原発政策が間違っていたのなら、老年世代が責任を取れと。
老年世代の原発政策が合っていたのなら、老年世代は壊した資産を元に戻せと。
その辺を実行してもらう必要があるわけだけども、
多分どちらも実行されないまま彼らは死んでいくんだろう。
若年層は、理不尽な負担を押しつけられようとしていることに気付いてもらいたいなぁと思う。
年寄りには何にもできないから空威張りしてるだけ。 あの世に放射能廃棄物や汚染持っていく事もできまい。 あなたは結局年寄りに何がして欲しいのかさっぱりわからない。 搾取し...